JP3055861U - 鏡餅型包装容器 - Google Patents

鏡餅型包装容器

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Publication number
JP3055861U
JP3055861U JP1998005262U JP526298U JP3055861U JP 3055861 U JP3055861 U JP 3055861U JP 1998005262 U JP1998005262 U JP 1998005262U JP 526298 U JP526298 U JP 526298U JP 3055861 U JP3055861 U JP 3055861U
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JP
Japan
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mirror
type packaging
packaging container
container
rice cake
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1998005262U
Other languages
English (en)
Inventor
元剛 樋口
慶三 三五
Original Assignee
たいまつ食品株式会社
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Publication date
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境にやさしく、かつ低コストで製造可能な
鏡餅型包装容器を提供すること。 【解決手段】 鏡餅型包装容器が、鏡餅の外形をなした
パルプ製の容器部から成ることによって解決される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、1個又は複数個単位で包装された餅片を梱包して販売するための鏡 餅型包装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
1個の鏡餅をこれと同じ外形の合成樹脂製から成る容器で密閉梱包して販売す ることは既に知られている(特開平1−275028)。 しかし、この場合には、容器が合成樹脂から製造されているために、この容器 をゴミ焼却場で焼却処分する時に有毒物質、例えば、ダイオキシン等を発生する 虞れがある。また、そのまま埋立て地に廃棄しても永久に分解しないといった問 題がある。さらに、合成樹脂製であるために、製造コストがかかり今日の価格破 壊に対して採算割れが生じてしまうという欠点もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、環境にやさしく、かつ低コストで製造可能な鏡餅型包装容器 を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題は、鏡餅型包装容器が、鏡餅の外形をなしたパルプ製の容器部から成 ることによって解決される。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。 図1は、本考案の鏡餅型包装容器の外観を示す。この鏡餅型包装容器は、鏡餅 の外形をなしたパルプ製の容器部1から形成され、容器部1の開口部4を閉じる ための正方形の蓋部2をこの容器部1の台座として有する。この容器1内に1個 又は複数個単位で包装された餅片3、例えば、切餅や丸餅を、それぞれ図3に示 したように詰めてこの容器部1の開口部4を正方形の蓋部2で閉じれば、図1の ような鏡餅型包装容器になる。この蓋部2は、例えば、ボール紙で製作され得る 。
【0006】 図2は、この蓋部2を展開した図面である。つまり、切抜部6のみを容器部1 の上からその容器部1方向に向けてはめ込み、底部7でその容器部1の開口部4 を閉じた後に各のりしろ5を互いに糊付けすると、餅片の梱包が完了する。 また、カビ等から容器部1を保護するために、この容器部1の製造時にその容 器部1を形成するパルプ材中に防腐剤を混入したり、又は容器部1の成形後にそ の表面をコーティング加工することも可能である。
【0007】 次に、図4〜図8に基づいて本考案の鏡餅型包装容器の容器部1を製造する方 法の一例を概念的に説明する。 先ず、図4に示したように、網10を施した雌型9内へ水で溶解した所定量の パルプ材溶液8を注入する。次に、押圧用雄型13を雌型9方向へ押込みながら 網10を通して水抜き孔12からパルプ材溶液8中の水分14だけを濾過して排 出する(図5)。こうしてパルプ材溶液8の水分を除去してパルプ材を容器部1 の形状に成形した後、押圧用雄型13を雌型9から取外す(図6)。次に、内部 に加熱手段を有する加熱用雄型15をこの成形された容器部1内に押当てて、こ の容器部1を加熱乾燥する(図7)。容器部1が乾燥した後、エアー用通気孔1 1からこの容器部1方向へ向けて空気16を吹付け、その圧力でその容器部1を 雌型9から取外す(図8)。 これによって、本考案の鏡餅型包装容器の容器部1が容易に成形できる。
【0008】
【考案の効果】
以上の方法により製造された本考案の鏡餅型包装容器は、これがパルプ製であ るために以下のような有利な効果を奏する。 ・廃棄すれば容易に分解されて無害の土に還る。 ・合成樹脂製のものとは違って、焼却処分しても有害物質が発生しない。 ・合成樹脂製のものより製造コストが低減できる。 ・容器部がパルプ製にもかかわらずコーティング等により簡単に耐カビ処理等が 施せる。 ・鏡餅型包装容器の購入者が使用する必要がなくなってもそれを飾りとして使用 できる。 ・使用する意志がないときは、容器部を返却することによりそれを再利用、すな わち、リサイクルできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の鏡餅型包装容器の外観を示す。
【図2】 本考案の蓋部を展開した状態で示す。
【図3】 包装された餅片が梱包されているときの本考
案の鏡餅型包装容器の容器部の断面を示す。
【図4】 本考案の鏡餅型包装容器の容器部を製造する
方法の一例で使用する雌型の概略断面図である。
【図5】 図4の雌型に押圧用雄型を押付けて容器部を
成形している状態を示す概略断面図である。
【図6】 図5の押圧用雄型で容器部を成形した直後の
状態を示す概略断面図である。
【図7】 図6で成形された容器部を加熱用雄型で加熱
乾燥している状態を示す概略断面図である。
【図8】 図7で乾燥した容器部をエアー用通気孔から
の空気圧で雌型から取外した直後の状態を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1 容器部 2 蓋部 3 餅片 4 開口部 5 のりしろ 6 切抜部 7 底部 8 パルプ材溶液 9 雌型 10 網 11 エアー用通気孔 12 水抜き孔 13 押圧用雄型 14 水分 15 加熱用雄型 16 空気

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個又は複数個単位で包装された餅片を
    梱包して販売するための鏡餅型包装容器において、 上記鏡餅型包装容器は、鏡餅の外形をなしたパルプ製の
    容器部(1)から成ることを特徴とする鏡餅型包装容
    器。
  2. 【請求項2】 鏡餅型包装容器は、容器部(1)の開口
    部(4)を閉じるための正方形の蓋部(2)を上記容器
    部(1)の台座として有することを特徴とする請求項1
    に記載の鏡餅型包装容器。
  3. 【請求項3】 鏡餅型包装容器は、防腐剤を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の鏡餅型包装容
    器。
  4. 【請求項4】 容器部(1)の表面は、コーティングが
    施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    鏡餅型包装容器。
  5. 【請求項5】 鏡餅型包装容器内に梱包する餅片(3)
    は、切餅又は丸餅であることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載の鏡餅型包装容器。
JP1998005262U 1998-07-15 1998-07-15 鏡餅型包装容器 Expired - Lifetime JP3055861U (ja)

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