JP3055531U - 時計装置における液晶表示装置 - Google Patents

時計装置における液晶表示装置

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JP3055531U
JP3055531U JP1998004047U JP404798U JP3055531U JP 3055531 U JP3055531 U JP 3055531U JP 1998004047 U JP1998004047 U JP 1998004047U JP 404798 U JP404798 U JP 404798U JP 3055531 U JP3055531 U JP 3055531U
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正 早出
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正 早出
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶セルの表示面を金属のような面にする。 【解決手段】 下偏光板2の下部に設置される反射板と
してハーフミラー20を用いることにより、液晶セル3
における駆動電圧が加わっていない部位において、ハー
フミラー20により反射された光が上偏光板1側で金属
のような状態を呈するようになる。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、腕時計,壁掛け時計,置き時計などの時計装置における表示部に適 用される液晶表示部に関するものである。
【従来の技術】
図3は一般的な時計装置における液晶表示装置の構成と動作を説明するための 断面図である。 図3において、上偏光板1と下偏光板2の間に液晶セル3が設けられ、下偏光 板2の下部に、表面に非拡散処理が施された反射板4が設けられている。 前記構成の液晶表示装置において、液晶セル3における駆動電圧が加わってい ない部位(A部)では上偏光板1から入射した光が、液晶セル3と下偏光板2を 通って反射板4によって反射され、再び上偏光板1に達して外部へ出射するよう になり、また、液晶セル3における駆動電圧が加わっている部位(B部)では、 液晶の偏光動作によって上偏光板1から入射した光が、液晶セル3と下偏光板2 と反射板4を通って外部へ出射するようになっている。 そして前記B部では光が通過するため上偏光板1側からは黒く見え、またA部 では光が、表面に非拡散処理が施された反射板4によって反射されて、上偏光板 1側からはグレーに見えるようになる。したがって、液晶セル3に電圧を選択的 に印加して前記A,B部を形成することにより、任意の文字,図形などを表示す ることができる。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の液晶表示装置では、反射板4として表面に非拡散処理が 施されたものを使用しているため、上述したグレーと黒とのコンビネーションの 表示しか行えなかった。さらに、反射板4の表面に非拡散処理が施されているた め、液晶セル4の表示がマット状(ざらざらした感じの状態)に見えるものであ った。このように、液晶表示装置における表示状態は、反射板の表面の状態によ る影響を受ける。 ところで、時計の分野では液晶表示装置を用いるデジタル表示時計は、アナロ グ表示時計に比べて、機能面において優れているが外観的には劣るとされている 。この理由は上述したような液晶セルにおける画一的な表示にあるといえる。 特に最も注意を引く部位である表示面がデジタル表示時計のようにグレーのマ ット状を呈してしまうことは、ファッション・グッズあるいは装飾品のための時 計として、視覚上の各種多様な要求に答えることができない原因であった。 そこで本考案の目的は、液晶セルの表示面を金属のような面にすることができ るようにした時計装置における液晶表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
本考案は、反射板としてハーフミラーを用いることにより、液晶セルにおける 駆動電圧が加わっていない部位において、ハーフミラーにより反射された光が上 偏光板側で金属のような状態を呈する。
【考案の実施の形態】
以下に本考案の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。 図1は本考案の一実施の形態を示すデジタル表示時計の断面図であり、10は ケース本体、11は液晶表示装置、12は液晶を動作させる駆動回路が搭載され た回路基板、13はボタン電池である。 前記液晶表示装置11は上部ケース14によってケース本体10に保持され、 ボタン電池13は回路基板12などと共に下部ケース15によってケース本体1 0に保持されている。また液晶表示装置11と回路基板12はコネクタ16によ って電気的に接続されている。 図2は前記液晶表示装置11の構成と動作を説明するための断面図であり、本 形態例における液晶表示装置11の基本的構成は、図3に示す液晶表示装置と同 様な構成であって、上偏光板1と下偏光板2の間に液晶セル3が設けられたもの であるが、本形態例では下偏光板2の下部に反射板としてハーフミラー20を設 けており、さらにハーフミラー20の下部にバックライト21を設けている。 前記構成の液晶表示装置において、液晶セル3における駆動電圧が加わってい ない部位(A部)では上偏光板1から入射した光が、液晶セル3と下偏光板2を 通ってハーフミラー20により反射され、再び上偏光板1に達して外部へ出射す るようになる。この反射光は、上偏光板1側においてハーフミラー20の作用に よって、従来とは異なる金属色を呈するものとなる。さらに、このときにバック ライト21を点灯していると、この照明光も外部に出射して独特の色を呈するも のになる。 また、液晶セル3における駆動電圧が加わっている部位(B部)では、液晶の 偏光動作によって上偏光板1から入射した光が、液晶セル3と下偏光板2とハー フミラー20を通って外部へ出射するようになって、上偏光板1側からは黒く見 える。 このように前記液晶表示装置11では、反射板としてハーフミラー20を採用 したことにより、表示部において金属色を示す部位が存在し、さらにその部位に おいてミラーのような状態を呈する。したがって、デジタル表示時計の外装とし て金属ケースを使用するとき、あるいはカラーケースを使用するとき(カラーの 表現はカラー偏光板あるいはハーフミラーを着色する)、あるいは貴金属(金, 銀)塗装ケースを使用するとき、あるいはメタリック塗装ケースを使用するとき に、本実施形態のような液晶表示装置11を用いることによって、表示面におけ る表示と外装とが適度に整合して、デジタル表示時計のファッション性および高 級感を高める上で効果がある。
【考案の効果】
以上のように、本考案では、反射板としてハーフミラーを用いることにより、 液晶セルにおける駆動電圧が加わっていない部位において、ハーフミラーにより 反射された光が上偏光板側で金属のような色およびミラー面の状態を呈すること ができ、従来のデジタル表示時計では望むことができない、特異な外観を表現す ることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示すデジタル表示時計
の断面図である。
【図2】図1の液晶表示装置の構成と動作を説明するた
めの断面図である。
【図3】従来の一般的な時計装置における液晶表示装置
の構成と動作を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1 上偏光板 2 下偏光板 3 液晶セル 20 ハーフミラー 21 バックライト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上偏光板と下偏光板との間に液晶セルが
    設けられ、前記下偏光板の下部に反射板が設けられた構
    成の液晶表示装置において、 前記反射板としてハーフミラーを用いたことを特徴とす
    る時計装置における液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ハーフミラーの下部にバックライト
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の時計装置にお
    ける液晶表示装置。
JP1998004047U 1998-05-01 1998-05-01 時計装置における液晶表示装置 Expired - Lifetime JP3055531U (ja)

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