JP3055408B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP3055408B2 JP3055408B2 JP6278791A JP27879194A JP3055408B2 JP 3055408 B2 JP3055408 B2 JP 3055408B2 JP 6278791 A JP6278791 A JP 6278791A JP 27879194 A JP27879194 A JP 27879194A JP 3055408 B2 JP3055408 B2 JP 3055408B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- indoor
- outdoor
- air conditioner
- heat exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一体式空気調和機に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の室内外一体式空気調和機の通風構
造は、室外側に配設されたモータ支持台に固定されてい
る両軸ファンモータに、室内外其々の送風機が接続され
ており、室外側については、その送風機によって凝縮器
に風を吹付ける吐出形通風であった。又、化粧カバーの
構造は、冷暖気吐出口の下部に電気品収納部を配置する
構造が一般的であり、前述事情により冷暖気吐出口は、
化粧カバーの空気吸込口に近接した左右何れかの上部片
隅に配置せざるを得なかった。尚、この種の装置として
関連するものには、例えば、実開昭６１−１０１３３６
号公報や実開昭６１−１３０８２６号、実開昭６１−１
８１２１９号公報等が挙げられる。
造は、室外側に配設されたモータ支持台に固定されてい
る両軸ファンモータに、室内外其々の送風機が接続され
ており、室外側については、その送風機によって凝縮器
に風を吹付ける吐出形通風であった。又、化粧カバーの
構造は、冷暖気吐出口の下部に電気品収納部を配置する
構造が一般的であり、前述事情により冷暖気吐出口は、
化粧カバーの空気吸込口に近接した左右何れかの上部片
隅に配置せざるを得なかった。尚、この種の装置として
関連するものには、例えば、実開昭６１−１０１３３６
号公報や実開昭６１−１３０８２６号、実開昭６１−１
８１２１９号公報等が挙げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、室外
熱交換器通風時に発生する騒音、及び室外熱交換時の効
率向上の点について考慮がされておらず、時に近年小型
化、高効率の為、略Ｕ字形又は、略Ｌ字形熱交換器を採
用した場合に於いて、通風時に発生する吐出通風特有の
風切り異音と、凝縮器を通過する風速のアンバランスに
より熱交換効率向上に限界があった。又、１個のファン
モータで室内外の熱交換量に適切な風量と騒音の設定が
難しく、バランスの取れた冷凍サイクルの設定は非常に
困難であった。又、ファンモータ１個で室内外の通風負
荷を賄う為に、出力重量共に大きいものとなってしま
い、それを固定する支持台も頑強にする必要がありコス
ト高の要因にもなっていた。更に、室内側の熱交換時の
効率の点についても、考慮がされておらず、一度化粧カ
バーの空気吐出口より送り出される冷暖気を再び吸込口
より吸込んでしまうといったショートサーキット現象の
原因にもなっており、従来の化粧カバー構造では、冷暖
力性能向上には限界があった。又、冷暖気吐出口の下部
に電気品を収納する従来構造では、高湿時の冷房運転時
に冷風吹出部に露がついても、電気品の充電部にその露
が滴下しないような構造にしなければならず、構造が複
雑になりコスト高の要因となっており、好ましい構造で
はなかった。
熱交換器通風時に発生する騒音、及び室外熱交換時の効
率向上の点について考慮がされておらず、時に近年小型
化、高効率の為、略Ｕ字形又は、略Ｌ字形熱交換器を採
用した場合に於いて、通風時に発生する吐出通風特有の
風切り異音と、凝縮器を通過する風速のアンバランスに
より熱交換効率向上に限界があった。又、１個のファン
モータで室内外の熱交換量に適切な風量と騒音の設定が
難しく、バランスの取れた冷凍サイクルの設定は非常に
困難であった。又、ファンモータ１個で室内外の通風負
荷を賄う為に、出力重量共に大きいものとなってしま
い、それを固定する支持台も頑強にする必要がありコス
ト高の要因にもなっていた。更に、室内側の熱交換時の
効率の点についても、考慮がされておらず、一度化粧カ
バーの空気吐出口より送り出される冷暖気を再び吸込口
より吸込んでしまうといったショートサーキット現象の
原因にもなっており、従来の化粧カバー構造では、冷暖
力性能向上には限界があった。又、冷暖気吐出口の下部
に電気品を収納する従来構造では、高湿時の冷房運転時
に冷風吹出部に露がついても、電気品の充電部にその露
が滴下しないような構造にしなければならず、構造が複
雑になりコスト高の要因となっており、好ましい構造で
はなかった。
【０００４】本発明の目的は、高効率を図った空気調和
機を提供することにある。
機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、前面に空気
吹出口と空気吸込口を備えた化粧カバーと、内部に冷凍
サイクルと、室内送風機用ファンモータと、室外送風機
用ファンモータと、これらのファンモータを制御する電
気品を備えた空気調和機において、前記化粧カバーの左
右いずれか一方から縦方向に延びる空気吹出口、電気
品、空気吸込口の順に配列したことにより達成される。
吹出口と空気吸込口を備えた化粧カバーと、内部に冷凍
サイクルと、室内送風機用ファンモータと、室外送風機
用ファンモータと、これらのファンモータを制御する電
気品を備えた空気調和機において、前記化粧カバーの左
右いずれか一方から縦方向に延びる空気吹出口、電気
品、空気吸込口の順に配列したことにより達成される。
【０００６】
【作用】化粧カバーの左右いずれか一方から縦長の空気
吹出口、電気品、空気吸込口の順に配列することによ
り、空気吹出口と空気吸込口との間に空間が形成され、
この空間に電気品を収納することができる。この電気品
は収納できることによって、室内外送風モータを個別に
制御することが可能となり、空気調和機の高効率化を図
ることができる。
吹出口、電気品、空気吸込口の順に配列することによ
り、空気吹出口と空気吸込口との間に空間が形成され、
この空間に電気品を収納することができる。この電気品
は収納できることによって、室内外送風モータを個別に
制御することが可能となり、空気調和機の高効率化を図
ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２、図３
により説明する。
により説明する。
【０００８】ベース ４ 上に圧縮機 １ 、室内側熱交
３ 、室外側熱交 ２ 、仕切板１３、ケーシング １１、
電気品収納箱 １２ が其々搭載されており、圧縮機 １
と室内側熱交 ３、室外側熱交 ２ は配管により接続さ
れており冷凍サイクルを形成している。室内送風ファン
５ 、室外送風ファン ６ は其々駆動モータ ７、８に
連結されており室内外の送風を行なうものである。又、
室内側モータ ７ は仕切板 １３ に固定されている。化
粧カバー １０ は、外箱 ９ に固定されることにより、
空気吸込口 １０ｂ、電気品収納箱 １２ 、冷暖気吐出
口 １０ａを其々分離形成する。前述構造に於いて、冷
暖房運転時の室外側の熱交換は、室外熱交の天地左右略
中心に配置された室外側送風ファンによって発生する空
気の流れから外箱 ９ に設けられた開口部 ９ａ ， ９
ｂ より空気を取り入れ、Ｕ字形状の凝縮器を満遍なく
通過する為、風速分布の均等化が図れ、風速、風の乱れ
が少なく、静音化が図れる。一方室内側の熱交換に於い
ては、仕切板 １３ に固定された駆動モータ ７ によっ
て回転する室内送風ファン ５ により、空気の流れが発
生し、化粧カバーの空気吸込口 １０ｂ から吸込まれた
空気は、室内側熱交 ３を通過の際熱交換された後、室
内送風機 ５ から押出されケーシングの通路を通って化
粧カバーの冷暖気吐出口 １０ａ から吐出される。化粧
カバーの吐出口は、縦横比を大略４：１として縦寸法を
製品の高さとほぼ同一に設定されており、その吐出口よ
り満遍なく冷暖気を送り出し、極めて効率の良い空調が
行なえる。又、冷暖気吐出口 １０ａ と空気吸込口 １
０ｂ 間に電気品収納箱 １２ が配設されているので、
冷暖気吐出口から熱交換された空気を再び吸込んでしま
うショートサーキットを防止することができる。更に、
高湿時の冷房運転の際、もし、吐出口から露が滴下した
としても、電気品収納部の天面を露にさらすこと無く構
造が簡単で、信頼性の高い空気調和機にすることができ
る。
３ 、室外側熱交 ２ 、仕切板１３、ケーシング １１、
電気品収納箱 １２ が其々搭載されており、圧縮機 １
と室内側熱交 ３、室外側熱交 ２ は配管により接続さ
れており冷凍サイクルを形成している。室内送風ファン
５ 、室外送風ファン ６ は其々駆動モータ ７、８に
連結されており室内外の送風を行なうものである。又、
室内側モータ ７ は仕切板 １３ に固定されている。化
粧カバー １０ は、外箱 ９ に固定されることにより、
空気吸込口 １０ｂ、電気品収納箱 １２ 、冷暖気吐出
口 １０ａを其々分離形成する。前述構造に於いて、冷
暖房運転時の室外側の熱交換は、室外熱交の天地左右略
中心に配置された室外側送風ファンによって発生する空
気の流れから外箱 ９ に設けられた開口部 ９ａ ， ９
ｂ より空気を取り入れ、Ｕ字形状の凝縮器を満遍なく
通過する為、風速分布の均等化が図れ、風速、風の乱れ
が少なく、静音化が図れる。一方室内側の熱交換に於い
ては、仕切板 １３ に固定された駆動モータ ７ によっ
て回転する室内送風ファン ５ により、空気の流れが発
生し、化粧カバーの空気吸込口 １０ｂ から吸込まれた
空気は、室内側熱交 ３を通過の際熱交換された後、室
内送風機 ５ から押出されケーシングの通路を通って化
粧カバーの冷暖気吐出口 １０ａ から吐出される。化粧
カバーの吐出口は、縦横比を大略４：１として縦寸法を
製品の高さとほぼ同一に設定されており、その吐出口よ
り満遍なく冷暖気を送り出し、極めて効率の良い空調が
行なえる。又、冷暖気吐出口 １０ａ と空気吸込口 １
０ｂ 間に電気品収納箱 １２ が配設されているので、
冷暖気吐出口から熱交換された空気を再び吸込んでしま
うショートサーキットを防止することができる。更に、
高湿時の冷房運転の際、もし、吐出口から露が滴下した
としても、電気品収納部の天面を露にさらすこと無く構
造が簡単で、信頼性の高い空気調和機にすることができ
る。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、高効率の一体式空気調
和機を提供できる。
和機を提供できる。
【図１】本発明実施例の空気調和機の平面図。
【図２】図１の背面の斜視図。
【図３】図１の平面図。
【図４】図１の正面の斜視図。
【図５】従来の空気調和機の平面図。
【図６】図５の正面の斜視図。
１…圧縮機、 ２…室外熱交、 ３…室内熱交、 ４…ベース、 ５…室内送風ファン、 ６…室外送風ファン、 ７…室内側モータ、 ８…室外側モータ、 ９…外箱、 ９ａ…外箱開口部、 ９ｂ…外箱開口部、 １０…化粧カバー、 １０ａ…冷暖気吐出口、 １０ｂ…空気吸込口、 １１…ケーシング、 １２…電気品収納箱、 １３…仕切板。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 1/02 411 F24F 1/02 306
Claims (1)
- 【請求項１】前面に空気吹出口と空気吸込口を備えた化
粧カバーと、内部に冷凍サイクルと、室内送風機用ファ
ンモータと、室外送風機用ファンモータと、これらのフ
ァンモータを制御する電気品を備えた空気調和機におい
て、前記化粧カバーの左右いずれか一方から縦方向に延
びる空気吹出口、電気品、空気吸込口の順に配列した空
気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278791A JP3055408B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278791A JP3055408B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136000A JPH08136000A (ja) | 1996-05-31 |
| JP3055408B2 true JP3055408B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=17602235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6278791A Expired - Lifetime JP3055408B2 (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3055408B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4045247B2 (ja) * | 2004-02-25 | 2008-02-13 | 日立アプライアンス株式会社 | 一体型空気調和機 |
| JP2013068334A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Fujitsu General Ltd | 一体型空気調和機 |
| CN109882943A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-06-14 | 广东美的制冷设备有限公司 | 整体式空调器 |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP6278791A patent/JP3055408B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08136000A (ja) | 1996-05-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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