JP3055349U - ホッパーカバーの開閉装置 - Google Patents

ホッパーカバーの開閉装置

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JP3055349U
JP3055349U JP1998004645U JP464598U JP3055349U JP 3055349 U JP3055349 U JP 3055349U JP 1998004645 U JP1998004645 U JP 1998004645U JP 464598 U JP464598 U JP 464598U JP 3055349 U JP3055349 U JP 3055349U
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JP
Japan
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hopper
opening
cover
hopper cover
string
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JP1998004645U
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English (en)
Inventor
直行 伊與田
五十二 飯島
Original Assignee
アサノコンクリート株式会社
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートミキサ車のホッパーカバーをシ
ンプルで安価とし、開閉時にタラップに登ることなく、
手動で行えるようにすること。 【解決手段】 コンクリートミキサ車1の後部には、ホ
ッパー3が装着され、ホッパー3の上部には、ホッパー
カバー5を設けている。ホッパーフレーム6の端部に
は、該ホッパーフレーム6を延長した開閉レバー9を設
けている。開閉レバー9の端部には、ホッパーカバー5
のオープン用の紐14と、クローズ用の紐15を取付け
ている。オープン用の紐14は、軸部8よりも後方側
に、車体側に固定した滑車16を通して配設され、クロ
ーズ用の紐15は軸部8よりも前方側に、車体側に固定
した滑車17を通して配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンクリートミキサー車のホッパー開口に設け、ホッパーカバーの 開閉を容易に行うことができるホッパーカバーの開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリートミキサ車のホッパーカバーは、生コンプラントで混合した生コン クリートをミキサ車で運搬する際に、雨の侵入を防止する役割をする。従来では 、作業者がタラップに登りホッパーカバーを装着するものや、図7に示すように 電動モータ等を使用し、機械式に開閉するものがある。 図に示すように、コンクリートミキサ車の後部には、ドラム31の後部にフレ ッシュコンクリートを充填するためのホッパー32を設けている。ホッパー32 の車体側前部には、回動軸33を軸として開閉するホッパーカバー34を取付け ている。回動軸33には、モータが取付けられ、モータの駆動によりホッパーカ バー34を開閉する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように、作業者がタラップに登り、ホッパーカバーを装着する方法は 軽装で安価であるが、装着時には雨が降っており、高所作業であるため、スリッ プするなどして非常に危険であった。 また、電動モータ等によりホッパーカバーを開閉する方法は、遠隔操作が可能 で安全であるが、装備が複雑で高価となる。 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、シンプルで開閉が簡単、コ ンパクトで安全、かつ安価なホッパーカバーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、コンクリートミキサ車のホッパー開口に、カバーフレームをシー トで覆ったホッパーカバーを取付け、該ホッパーカバーが回動軸を支軸として、 上記開口を開閉するホッパーカバーの開閉装置において、上記ホッパーカバーの カバーフレームに、該カバーフレームの先端とは反対側に突出させた開閉レバー を設け、該開閉レバーにホッパーカバーを閉状態から開状態にする紐と、開状態 から閉状態にする紐を取付け、これらの2本の紐を地上側に下ろすことによって 達成される。 また上記目的は、コンクリートミキサ車のホッパー開口に、カバーフレームを シートで覆ったホッパーカバーを取付け、該ホッパーカバーが回動軸を支軸とし て、上記開口を開閉するホッパーカバーの開閉装置において、上記ホッパーカバ ーのカバーフレームに、該カバーフレームの先端とは反対側に突出させた開閉レ バーを設け、該開閉レバーにホッパーカバーを閉状態から開状態にする紐と、開 状態から閉状態にする紐を取付けるとともに、これらの各々の紐に車体側に固定 した滑車を通して地上側に下ろし、かつ上記回動軸の軸線を、上記開口に重なる ように配置することによって達成される。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態によるホッパーカバーの開閉装置について、図面を 参照しながら説明する。 図1は、本考案に係るコンクリートミキサ車1を示す。コンクリートミキサ車 1の後部(なお、本明細書では車体の前方を前とする)には、ドラム2にフレッ シュコンクリートを投入するための略円錐状のホッパー3を装着している。図2 又は図3に示すように、ホッパー3の上部には、該ホッパー3の開口4を閉塞す るホッパーカバー5を設けている。
【0006】 ホッパーカバー5は、ホッパーフレーム6とカバーシート7とでなり、ホッパ ーフレーム6は図4〜6に示すようにU字形状であり、ホッパー3の側部に設け た軸部8に、両端部が回動自在に取付けている。ホッパーフレーム6の一端側に は、ホッパーフレーム6の先端部とは反対側に、該ホッパーフレーム6を延長し た開閉レバー9を設けている。ホッパーフレーム6の大きさは、ホッパー開口4 の全体をカバーシート7で覆えるように、それよりも大きくする。 ホッパーフレーム6が軸支される軸部8の配置箇所は、一対の軸部8で結んだ 軸線Xが、本実施の形態では開口4の前端部から1/3程度、後方に配置してい る。
【0007】 ホッパーカバー5のカバーシート7は、材質が樹脂、ゴム又は防水布製等であ り、ホッパーフレーム6には紐で装着され、該ホッパーフレーム6には、図3に 示すように車体の横方向に2本のシート張補強板10を設けている。図2に示す ように、ホッパー開口4の前部には、飛散防止ゴム11が、該開口4よりも高く 立設され、ホッパーカバー5の前部は、飛散防止ゴム11を覆うことができるよ うに、大きさに余裕を持たしている。飛散防止ゴム11の前部には、収納用受板 12が設けられている。
【0008】 図1及び図2に示すように、ホッパーフレーム6に設けた開閉レバー9には、 端部13にホッパーカバー5のオープン用の紐14と、クローズ用の紐15を取 付けている。オープン用の紐14は、軸部8よりも後方側に、車体側に固定した 滑車16を通して配設され、クローズ用の紐15は軸部8よりも前方側に、車体 側に固定した滑車17を通して配設されている。 ホッパーフレーム6には、さらにホッパーカバー5の固定用の紐18が取付け られ、各紐14,15,18は地上の作業者の手が届くような長さにする。
【0009】 次に、本考案の実施の形態によるホッパーカバーの開閉装置の作用について説 明する。 図2に示すように、ホッパーカバー5の閉状態では、該ホッパーカバー5がホ ッパー3の全体を覆っており、降雨時にホッパー3内に雨水が入り込むのを防止 する。この状態からホッパーを開くときは、前側のクローズ用の紐15をフリー の(たらした)状態にし、図4に示すように、後側のオープン用の紐14を下方 に引く。すると開閉レバー9が後方側に引かれ、ホッパーカバー5が軸部8を支 軸として回転する。図5にホッパーカバー5が少し開いた状態を示す。この状態 から紐14をさらに引くと、ホッパーカバー5は垂直状態になり、これを越える と自重により前側に傾動し、図3及び図6に示すようにほぼ水平状態に倒れる。
【0010】 このホッパーカバー5の開状態では、ホッパーカバー5の先端が、ミキサー車 1の前部に突き出さないので、スペースを大きくとらない。ホッパーカバー5を 開けた状態で移動する場合は、固定用の紐18を車体側の係止部に結びつけて、 ホッパーカバー5の揺れや閉じるのを防止する。
【0011】 ホッパーカバー5を開状態から閉状態にするときは、オープン用の紐14をフ リーの状態にし、図6に示すように、クローズ用の紐15を下方に引く。すると 開閉レバー9が前側に引かれ、ホッパーカバー5が軸部8を支軸として回転する 。ホッパーカバー5が垂直状態になり、これを越えると自重により後側に傾動し 、図2及び図4に示すように水平に倒れ、開口4の全体を閉塞する。ミキサー車 1を上述のように、移動する際はホッパーカバー5の閉状態を維持するため、固 定用の紐18を車体側のいずれかの係止部に結びつけて、ホッパーカバー5の開 きを防止する。
【0012】 以上説明したように、本実施の形態では、コンクリートミキサー車1のホッパ ー開口4を、降雨時などにホッパーカバー5で覆うことができる。この際、作業 者は車体側のタラップに登ることなく、地上から手動で操作できる。ホッパーカ バー5が軽装で取付も簡単、安価である利点がある。 ホッパーカバーの開時にもドラム2側の張り出しが小さいので、走行時の空気 抵抗が小さく、ホッパーカバー5自体についても耐久性が向上すると考えられる 。さらに、上部への張出しも小さくなり、ミキサー車1のプラントホッパーの出 入り時に、その架台に接触することもない。
【0013】 以上、本考案の実施の形態について説明したが、勿論、本考案はこれに限定さ れることなく本考案の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。 開閉レバー9については、車体の左右どちら側に取付けてもよい。また、紐1 4,15,18については布、ゴム、樹脂などのいずれも使用でき、固定用の紐 18は、作業性からホッパーカバー5の開閉レバー9側に設けたが、ホッパーフ レーム6の先端部など、ホッパーカバー5が固定できる箇所であれば、いずれで あってもよい。
【0014】
【考案の効果】
本考案のホッパーカバーの開閉装置によれば、開閉レバーから2本の紐を地上 側に下ろしたので、コンクリートミキサー車のホッパー開口を、降雨時などにホ ッパーカバーを覆うことができる。この際、作業者はタラップに登ることなく、 地上から手動で操作できる。ホッパーカバーが軽装で開閉操作が簡単、安価であ る利点がある。 ホッパーカバーの回動軸の軸線をホッパーカバーの開口上に設けたので、ホッ パーカバーの開時にドラム側への張り出しが小さくなる。そのため、走行時の空 気抵抗が小さく、ホッパーカバー自体についても耐久性が向上する。さらに、上 部への張出しが小さくなり、ミキサー車のプラントホッパーの出入り時に、架台 に接触することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態におけるホッパーカバーの
開閉装置を装着しているコンクリートミキサーの側面図
である。
【図2】図1のコンクリートミキサのホッパーカバーが
ホッパ開口を閉鎖している状態の斜視図である。
【図3】図1のコンクリートミキサのホッパーカバーが
開いている状態の斜視図である。
【図4】図1のコンクリートミキサのホッパーカバーの
フレームが閉状態にあるときの斜視図である。
【図5】図1のコンクリートミキサのホッパーカバーの
フレームが少し開いた状態にあるときの斜視図である。
【図6】図1のコンクリートミキサのホッパーカバーの
フレームが開状態にあるときの斜視図である。
【図7】従来のコンクリートミキサの電動式のホッパー
カバーを取付けている状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 コンクリートミキサー車 2 ドラム 3 ホッパー 4 開口 5 ホッパーカバー 6 ホッパーフレーム 7 カバーシート 8 軸部 9 開閉レバー 10 補強板 11 飛散防止ゴム 12 収納用受板 13 紐取付リング 14,15,18 紐 16,17 滑車

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートミキサ車のホッパー開口
    に、カバーフレームをシートで覆ったホッパーカバーを
    取付け、該ホッパーカバーが回動軸を支軸として、上記
    開口を開閉するホッパーカバーの開閉装置において、上
    記ホッパーカバーのカバーフレームに、該カバーフレー
    ムの先端とは反対側に突出させた開閉レバーを設け、該
    開閉レバーにホッパーカバーを閉状態から開状態にする
    紐と、開状態から閉状態にする紐を取付け、これらの2
    本の紐を地上側に下ろしたことを特徴とするホッパーカ
    バーの開閉装置。
  2. 【請求項2】 コンクリートミキサ車のホッパー開口
    に、カバーフレームをシートで覆ったホッパーカバーを
    取付け、該ホッパーカバーが回動軸を支軸として、上記
    開口を開閉するホッパーカバーの開閉装置において、上
    記ホッパーカバーのカバーフレームに、該カバーフレー
    ムの先端とは反対側に突出させた開閉レバーを設け、該
    開閉レバーにホッパーカバーを閉状態から開状態にする
    紐と、開状態から閉状態にする紐を取付けるとともに、
    これらの各々の紐に車体側に固定した滑車を通して地上
    側に下ろし、かつ上記回動軸の軸線を、上記開口に重な
    るように配置したことを特徴とするホッパーカバーの開
    閉装置。
JP1998004645U 1998-06-26 1998-06-26 ホッパーカバーの開閉装置 Expired - Lifetime JP3055349U (ja)

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