JP3055303B2 - 燃料制御装置 - Google Patents

燃料制御装置

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JP3055303B2
JP3055303B2 JP4113246A JP11324692A JP3055303B2 JP 3055303 B2 JP3055303 B2 JP 3055303B2 JP 4113246 A JP4113246 A JP 4113246A JP 11324692 A JP11324692 A JP 11324692A JP 3055303 B2 JP3055303 B2 JP 3055303B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空調機等の灯油燃焼バ
ーナの燃料供給量を制御する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特公平2−8215号公報
に示された従来の燃料制御装置を示す燃料ポンプ駆動回
路図である。図において、(1)は交流電源、(2)は整流回
路、(3)は整流回路(2)の直流側に接続された抵抗、(4)
はコンデンサ、(5)は空調機の灯油燃焼バーナ(図示し
ない)に燃料を供給する燃料ポンプ、(6)は燃料ポンプ
(5)に接続されたサージ吸収用のダイオード、(7)はコレ
クタが燃料ポンプ(5)に接続されたポンプ駆動用トラン
ジスタ、(8)はトランジスタ(7)のベース・エミッタ間に
接続された抵抗、(9)はトランジスタ(7)のベースに接続
されたダイオードである。
【0003】(10)(10)は発信回路(図示しない)に接続
され、ポンプ駆動周波数に対応するパルス信号を入力さ
れる端子、(11)はノイズ吸収用のコンデンサ、(12)(13)
は抵抗、(14)はベース・エミッタ間に抵抗(13)の電位差
が印加されるトランジスタ、(15)(16)はトランジスタ(1
4)のコレクタ・エミッタ間に接続された抵抗及びコンデ
ンサ、(17)は通電時間幅調整用半固定抵抗、(18)は抵
抗、(19)は抵抗(15)とコンデンサ(16)の直流回路に並列
に接続されプログラマブル・ユニジャンクション・トラ
ンジスタ(以下PUTという)、(20)はPUT(19)のゲ
ート・カソード間に接続されたコンデンサである。
【0004】(21)は定電圧ダイオード、(22)(23)は定電
圧ダイオード(21)に直列接続されたダイオード、(24)〜
(26)は分圧用抵抗で、抵抗(25)(26)は定電圧ダイオード
(21)とダイオード(22)(23)の直列回路に並列接続される
とともに、抵抗(26)はPUT(19)のゲートに接続されて
いる。(27)はカソードがPUT(19)のゲートに接続され
たダイオード、(28)は抵抗、(29)はコンデンサ、(30)は
コンデンサ(29)に並列に接続された抵抗、(31)は抵抗(2
8)と抵抗(30)の間に接続されたダイオードで、そのアノ
ードはダイオード(27)のアノードに接続されている。(3
2)は抵抗(28)(30)とダイオード(31)の直列回路の並列に
接続されたコンデンサ、(33)は抵抗である。
【0005】従来の燃料制御装置は上記のように構成さ
れ、端子(10)(10)に発信回路から燃料ポンプ(5)を駆動
する周波数に対応するパルスからなる正トリガ信号が入
力されると、トランジスタ(14)はこの周波数でオン・オ
フ動作を繰り返す。トランジスタ(14)がオン状態のとき
には、PUT(19)は短絡されるので、PUT(19)はオフ
となり、PUT(19)のゲートに流れていた電流がダイオ
ード(9)を介してトランジスタ(7)のベースに流入するの
で、トランジスタ(7)はオンとなり、燃料ポンプ(5)に通
電され、燃料が燃焼部へ供給され始める。
【0006】そして、PUT(19)がターンオフとなって
後、再び半固定抵抗(17)及び抵抗(18)(15)を介してコン
デンサ(16)が充電され始め、一定時間後にPUT(19)が
オンとなり、トランジスタ(7)がオフとなって燃料ポン
プ(5)への通電が遮断される。この状態で再び端子(10)
(10)に正トリガ信号が入力されると、トランジスタ(14)
はオンとなり、PUT(19)はオフとなるので、トランジ
スタ(7)がオンとなり、再び燃料ポンプ(5)に通電され
る。この燃料ポンプ(5)のオン時間、すなわちポンプ駆
動パルス幅は、(17)−(18)−(15)−(16)で構成される時
定数系で決定され、コンデンサ(16)に所定のトリガ電圧
が充電された時点で、PUT(19)がオンし、トランジス
タ(7)がオフすることで定まる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の燃
料制御装置では、ポンプ駆動周波数及びポンプ駆動パル
ス幅は、回路部品のばらつきを吸収するため、また油量
を調整可能とするため、半固定抵抗(17)で調整するよう
にしているため、自動調整化に費用がかさみ、また、最
終使用者でのサービス時点において、油量調整に際し、
カウンタ等によるパルス幅の測定器が必要になるという
問題点がある。
【0008】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、半固定抵抗を用いることなく、また測定
器がなくても容易に油量調整ができるようにした燃料制
御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る燃料制御
装置は、燃料ポンプをオン・オフ運転し、かつポンプ駆
動電圧が変化するとこれを補正して運転するポンプ駆動
パルス幅及びポンプ駆動周波数の内少なくともポンプ駆
動パルス幅の目標値に対する補正値を記憶し、この補正
値によりポンプ駆動周波数を演算手段により演算するよ
うにしたものである。
【0010】
【作用】この発明においては、ポンプ駆動パルス幅及び
ポンプ駆動周波数の内少なくともポンプ駆動パルス幅の
目標値に対する補正値を記憶して、この補正値によりポ
ンプ駆動周波数を演算するようにしたため、ポンプ駆動
パルス幅の人為的調整は不要となる。
【0011】
【実施例】
実施例1.図1〜図3はこの発明の一実施例を示す図
で、図1は燃料ポンプの駆動回路図、図2は全体ブロッ
ク線図、図3はブロワモータの回転速度とポンプ周波数
の関係を示す図であり、従来装置と同様の部分は同一符
号で示す。
【0012】図1において、(41)はマイクロコンピュー
タ(以下マイコンという)、(42)はマイコン(41)に接続
された表示・操作パネル、(43)は同じくEEPROM、
(44)は同じくマイコン(41)の動作モードを通常モードと
検査/調整モードとに切り換えるモード切換スイッチ、
(45)は同じくドライバ、(46)はポンプ駆動周波数に対応
するトリガ信号を伝達するホトカプラ、(47)は既述の図
4に相当するポンプ駆動回路、(48)は目標とするポンプ
駆動パルス幅を得るための固定抵抗である。
【0013】図2において、(51)は室温センサ、(52)は
室温を設定する温度設定器、(53)は燃焼空気を送風する
ブロワモータ(54)を制御するモータ制御回路、(55)はブ
ロワモータ(54)の回転速度を検出し、これを電気信号に
変換してマイコン(41)へ帰還する回転検知器である。
【0014】次に、この実施例の動作を説明する。ま
ず、全体の動作の概要を図3を参照して説明する。マイ
コン(41)は室温センサ(51)が検知した室温と、温度設定
器(52)で設定された設定温度を入力し、その偏差に応じ
てブロワモータ(54)の回転速度を指令する。一方、ブロ
ワモータ(54)の回転速度は回転検知器(55)により検知さ
れ、これに対応するパルスをマイコン(41)へ入力する。
モータ制御回路(53)はマイコン(41)から入力される回転
速度指令と現在の回転速度により、ブロワモータ(54)の
回転速度を、指令された回転速度に近づけるように、ブ
ロワモータ(54)への供給電力を制御する。
【0015】図3はマイコン(41)が制御する空燃比テー
ブルを図表化したものであり、横軸は燃焼用空気量すな
わちブロワモータ(54)の回転速度、縦軸は燃料量すなわ
ち燃料ポンプ(5)の駆動周波数である。図中Aはポンプ
駆動パルス幅及びポンプ駆動周波数が無補正で、目標公
差内にある場合の空燃比ライン、Bはポンプ駆動パルス
幅が目標値よりも10%小さいときに使用される空燃比
ライン、Cはポンプ駆動パルス幅が目標値よりも10%
大きいときに使用される空燃比ラインである。
【0016】次にポンプ駆動回路(47)の動作について説
明する。この実施例では、図1に示すようにポンプ駆動
パルス幅設定のため、固定抵抗(48)が用いられている。
したがって、部品のばらつきにより、ポンプ駆動パルス
幅も変動してしまうことになる。ここで、モード切換ス
イッチ(44)を検査/調整モードに切り換えると、EEP
ROM(43)への書き込みが可能となる。これで無補正時
のポンプ駆動パルス幅を測定し、目標値パルス幅からの
偏差を演算して、補正値をEEPROM(43)に書き込
む。また、マイコン(41)のクロック精度の誤差で生じる
ポンプ駆動周波数の誤差も同様に測定して、補正値をE
EPROM(43)に書き込む。
【0017】モード切換スイッチ(44)を通常モードに切
り換えると、マイコン(41)はEEPROM(43)から上記
補正値を読み取り、この補正値からポンプ駆動周波数の
出力を決定する。そしてドライバ(45)及びホトカプラ(4
6)を介してポンプ駆動回路(47)へ送出し、既述のように
燃料ポンプ(5)を制御する。
【0018】このポンプ駆動周波数の決定は、演算又は
データテーブルの選択によって行なわれ、あらかじめマ
イコン(41)に演算式、データテーブル等がROM化して
格納されている。例えば、データテーブル方式ではバー
ナの要求する燃料精度に従い、分解能を決定し、あらか
じめデータテーブルを分解能単位でマイコン(41)内のR
OMに数ライン用意する。検査/調整モードにおいて
は、無補正でのポンプ駆動周波数/ポンプ駆動パルス幅
の測定結果から、使用すべきデータテーブルを決定し、
EEPROM(43)の選択情報を記憶させる。
【0019】通常モードにおいては、マイコン(41)のE
EPROM(43)から補正値を読み取り、使用すべきデー
タテーブルのアドレス情報を、マイコン(41)内部のRA
Mに格納し、ポンプ駆動周波数演算に、このアドレス情
報から決定されるデータテーブルを参照することによ
り、所定の燃料精度を確保することが可能となる。
【0020】また、上記は検査/調整モードにおける精
度確保について示したが、応用例として、市場における
油量補正等に使用可能となる。すなわち、出荷時に設定
された補正値に、更に補正を加えることが可能なように
すれば、市場においても、データテーブルの分解能に応
じた燃料の段階的な微調整が可能となり、サービスモー
ド設定において、製品の表示・操作パネル(42)からEE
PROM(43)に再補正値を書き込むことにより、容易に
空燃比を補正することが可能となり、燃料ポンプ(5)の
ばらつき吸収や給排気工事に伴うバーナ圧損変動に伴う
燃料空気量の変動に対応した油量補正等に使用可能にな
る。
【0021】実施例2.実施例1では、ポンプ駆動パル
ス幅及びポンプ駆動周波数のそれぞれの目標値に対する
補正値によりポンプ駆動周波数を演算するものとした
が、ポンプ駆動パルス幅の目標値に対する補正値により
ポンプ駆動周波数を演算するようにしてもよく、充分有
用なものとなる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明では、ポン
プ駆動パルス幅及びポンプ駆動周波数の内少なくともポ
ンプ駆動パルス幅の目標値に対する補正値を記憶し、こ
の補正値によりポンプ駆動周波数を演算するようにした
ので、半固定抵抗によるポンプ駆動パルス幅の調整は不
要となり、検査/調整装置が安価にでき、市場において
も、測定器がなくても精度くかつ電源電圧変動に影
響されない燃料調整を簡易にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す燃料ポンプ駆動回路
図。
【図2】この発明の一実施例を示す全体ブロック線図。
【図3】この発明の一実施例を示すブロアモータの回転
速度とポンプ周波数の関係を示す図。
【図4】従来の燃料制御装置を示す燃料ポンプ駆動回路
図。
【符号の説明】
5 燃料ポンプ 7 トランジスタ 19 PUT 41 演算手段(マイクロコンピュータ) 43 記憶素子(EEPROM) 44 モード切換スイッチ 47 ポンプ駆動回路 48 固定抵抗

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ駆動周波数及びポンプ駆動パルス
    幅に従って燃料ポンプをオン・オフ運転し、かつポンプ
    駆動電圧が変化するとこれを補正して灯油燃焼バーナへ
    の燃料を制御する装置において、上記ポンプ駆動パルス
    幅及びポンプ駆動周波数の内少なくとも上記ポンプ駆動
    パルス幅の目標値に対する補正値を記憶する記憶素子
    と、上記補正値により上記ポンプ駆動周波数を演算する
    演算手段とを備えたことを特徴とする燃料制御装置。
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