JP3055252B2 - Tabデバイスのリードの計測方法 - Google Patents

Tabデバイスのリードの計測方法

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JP3055252B2
JP3055252B2 JP3269237A JP26923791A JP3055252B2 JP 3055252 B2 JP3055252 B2 JP 3055252B2 JP 3269237 A JP3269237 A JP 3269237A JP 26923791 A JP26923791 A JP 26923791A JP 3055252 B2 JP3055252 B2 JP 3055252B2
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隆 安元
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTABデバイスのリード
の計測方法に係り、詳しくはリードの下面にレーザ光の
最細部を当て、リードの計測を精密に行うための手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】基板の高密度高集積化を図るための電子
部品として、フィルムキャリアにて形成されるTABデ
バイスが知られている。このTABデバイスは、チップ
から外方へきわめて多数本のリードが延出しており、リ
ードはきわめて狭ピッチである。そのため、これを基板
に実装する際には、リードの高さや位置を正確に計測し
ておかないと、リードを基板の電極にマッチングさせる
ことはできず、ボンディング不良が生じる。このような
問題点は、QFPなどの狭ピッチリードを有する電子部
品の場合も同様である。このため、狭ピッチリードの計
測手段として、精密な計測ができるレーザ手段が使用さ
れている。
【0003】図1はTABデバイスのリードを計測中の
側面図である。1はノズル2が装着された移載ヘッド、
Pはこのノズル2に吸着されたTABデバイスであり、
その本体となるチップCの下面から、多数本のリードL
が外方へ水平に延出している。3はレーザ装置であり、
レーザ光4の発光部5と、このレーザ光4の反射光を受
光する受光部6を有している。移載ヘッド1をXY方向
に移動させて、移載ヘッド1をレーザ装置3の上方に位
置させ、移載ヘッド1のノズル2に吸着されたTABデ
バイスPのリードLの下面に、発光部5からレーザ光4
を照射し、その反射光を受光部6に受光することで、リ
ードLの浮きや位置の計測を行う。この場合、リードL
を精密に計測するためには、レーザ光4の光束の最細部
4aを、計測対象物であるリードLの下面に照射せねば
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このリード
Lの下面への最細部4aの照射位置の設定は、ノズル2
に吸着されるチップCの厚さdやリードLの厚さmか
ら、予めこのリードLの下面の高さHLOを算出し、そ
の高さHLOに合わせてデバイスPの高さ調整を行うこ
とでなされている。しかしながら、ノズル2の成形組付
誤差やチップCの厚さ誤差や変形等のために、図1部分
拡大図に示すように、チップCに厚さ誤差Δdがあった
場合などには、実際のリードLの下面の高さHLが、予
め算出された高さHLOからずれてしまい、このため焦
点ぼけが生じて最細部4aより大径の部分4bがリード
Lの下面に当たり、精密なリードLの計測ができない問
題があった(図2も参照)。
【0005】そこで本発明は、チップの厚さ誤差等によ
りリードの下面の高さがばらついていても、個々のリー
ドの下面にレーザ光の最細部を当てて、リードの計測を
精密に行うことができるTABデバイスのリードの計測
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、移載ヘッドの
ノズルに吸着されたTABデバイスのチップの下面にレ
ーザ装置から発光されたレーザ光を照射して、その反射
光を受光することにより、チップの下面の高さを計測
し、次いでこの計測されたチップの下面の高さからリー
ドの厚さを差し引くことによりリードの下面の高さを求
め、次いでリードの下面が上記レーザ光の最細部に位置
すべく上記リードとレーザ装置の距離を調整し、次いで
このリードにレーザ光を照射して、このリードの位置を
計測するものである。
【0007】
【作用】上記構成において、まず移載ヘッドのノズルに
吸着されたTABデバイスのチップの下面にレーザ装置
から発光されたレーザ光を照射して、その反射光を受光
することでチップの下面の高さを計測する。次いで、こ
の計測されたチップの下面の高さからリードの厚さを差
し引くことによりチップの下面から外方へ水平に延出す
るリードの下面の高さを求め、次いでリードの下面が上
記レーザ光の最細部に位置するようにリードとレーザ装
置の距離を調節する。次いで、このリードにレーザ光を
照射して、このリードの位置を計測する。このように、
リードの高さ調節を行って、その下面にレーザ光の最細
部を当てることにより、チップの厚さ誤差等によりリー
ドの下面の高さがばらついても、リードの計測を精密に
行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。なお、本発明に使用される装置の構成は図1
に示す従来装置と同一である。
【0009】TABデバイスのような狭ピッチリードを
有する電子部品のリードの計測を行うにあたっては、図
1に示すように、移載ヘッド1をXY方向に移動させ
て、移載ヘッド1をレーザ装置3の上方に位置させる。
次いで、図3(a)に示すように、チップCのノズル2
に吸着されたTABデバイスPの下面に発光部5からレ
ーザ光4を照射して、その反射光を受光部6により受光
することでチップCの下面の高さHを計測する。このよ
うにして、チップCの下面の高さHを予め計測すれば、
リードLの厚さmは既知であるので、チップとの下面の
高さHからリードLの厚さmを差し引くことによりリー
ドLの下面の高さHLも判明し、この高さHLのレーザ
光4の最細部4aの高さHLOからの位置ずれ△dも判
明する。
【0010】そこで、この計測結果に基づいてこのリー
ドLの下面がレーザ光4の最細部4aの高さHLOに位
置するように、ノズル2を昇降させるなどしてTABデ
バイスPをわずかに上昇させるとともに、移載ヘッド1
をわずかにXY方向に移動させてレーザ光4の照射位置
にリードLを位置させ(図3(b)参照)、このリード
Lにレーザ光4を照射する。するとレーザ光4の最細部
4aがリードLの下面に照射され、その反射光を受光部
6に受光することにより、このリードLの位置や浮きを
計測する。このように、リードLとレーザ装置3の距離
を調整して、リードLの下面にレーザ光4の最細部4a
を当てることにより、リードLの計測を精密に行うこと
ができる。
【0011】本発明は上記実施例に限定されないのであ
って、例えばリードLとレーザ装置3の距離の調整は、
レーザ装置3を昇降することで行ってもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、移載ヘッ
ドのノズルに吸着されたTABデバイスのチップの下面
にレーザ装置から発光されたレーザ光を照射して、その
反射光を受光することにより、チップの下面の高さを計
測し、次いでこの計測されたチップの下面の高さからリ
ードの厚さを差し引くことにより、リードの下面の高さ
を求め、次いでリードの下面が上記レーザ光の最細部に
位置すべく上記リードとレーザ装置の距離を調整し、次
いでこのリードにレーザ光を照射して、このリードの位
置を計測するようにしているので、チップの厚さ誤差等
のためにリードの下面の高さがばらついていても、レー
ザ光の最細部をリードの下面に照射して、リードの計測
を精密に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るTABデバイスのリードの計測中
の側面図
【図2】同リードの計測図
【図3】同リードの計測中の要部側面図
【符号の説明】
1 移載ヘッド 2 ノズル 4 レーザ光 C チップ L リード P TABデバイス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 G01N 21/84 - 21/91 H04N 21/64 - 21/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チップの下面からリードが外方へ水平に延
    出するTABデバイスのリードの計測方法であって、
    載ヘッドのノズルに吸着されたTABデバイスのチップ
    の下面にレーザ装置から発光されたレーザ光を照射し
    て、その反射光を受光することにより、チップの下面の
    高さを計測し、次いでこの計測されたチップの下面の高
    さからリードの厚さを差し引くことによりリードの下面
    の高さを求め、次いでリードの下面が上記レーザ光の最
    細部に位置すべく上記リードとレーザ装置の距離を調整
    し、次いでこのリードにレーザ光を照射して、このリー
    ドの位置を計測することを特徴とするTABデバイスの
    リードの計測方法。
JP3269237A 1991-10-17 1991-10-17 Tabデバイスのリードの計測方法 Expired - Fee Related JP3055252B2 (ja)

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