JP3055223U - 便器受けマット - Google Patents

便器受けマット

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JP3055223U
JP3055223U JP1998004538U JP453898U JP3055223U JP 3055223 U JP3055223 U JP 3055223U JP 1998004538 U JP1998004538 U JP 1998004538U JP 453898 U JP453898 U JP 453898U JP 3055223 U JP3055223 U JP 3055223U
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mat
toilet bowl
adhesive layer
sensitive adhesive
pressure
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JP1998004538U
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English (en)
Inventor
学 堀田
Original Assignee
堀田敷物株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペット用便器を置くためのマットであって、
床面にピタッと吸着するよう敷くことができ、そのうえ
で敷きズレがなく、防臭性と尿などの拭き取り性に優れ
たものとする。 【解決手段】 マット本体1の裏面に粘着剤層2を塗布
形成する。マット本体1は、撥水加工をした抗菌性ポリ
エステル繊維の不織布からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属するの技術分野】
本考案は、室内の床面に敷いて、その上に犬や猫などの愛玩動物用又は幼児用 などの便器を設置するのに供される便器受けマットに関する。
【0002】
【従来の技術】
室内に敷設されるマットには、それぞれの用途に応じて各種ある。なかには床 面に接着されるタイプもみられる。それらを犬や猫などの愛玩動物用の便器を載 せ置くためのマットに転用することは、可能である。また幼児用の便器も然りで ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、軽便に場所を変えて設置できるようにすると、敷きズレを生じたり、 端がめくれやすくなる。例えば、犬や幼児はマットこれ全体をズリ動かすことが 少なくない。それに、糞尿などがマット上に付着すると、拭き取り難く、かつ雑 菌の繁殖で臭くなる。
【0004】 そこで本考案の目的は、踏んだり引いたりしても、敷ズレを生じることなくピ タッと床面に吸着でき、従って端が容易にめくれることもない愛玩動物用ないし 幼児用の便器受けマットを提供するにある。 本考案の目的は、雑菌の増殖を防止して防臭効果をよく発揮する便器受けマッ トを得るにある。 本考案の目的は、糞尿が滲み込み難く、これらの汚れが拭き取りやすい便器受 けマットを得るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
図1および図2において、本考案に係るマットAは、マット本体1の裏面に、 粘着剤層2が一体に積層形成されており、この粘着剤層2を介して床面に着脱自 在に吸着でき、マット本体1の上面に便器Bが載置されるものである。 そのマット本体1は、抗菌性ポリエステル繊維からなる不織布で形成されてお り、この不織布に撥水加工が施されている。粘着剤層2には、これの両端に至る 平行な凹条溝3が所定間隔置きに多数形成されている。ここでの各凹条溝3は一 直線状に一方の端から他方の端まで下開口状に形成された溝を意味する。その粘 着剤層2の外表面すなわち外側下面には、剥離シート4を剥離自在に接合してあ る。
【0006】
【作用効果】
剥離シート4は、マットAの全体を丸めたり折り畳んだりしたとき、粘着剤層 2がマット本体1に接着状態になったり、粘着剤層2に塵埃が付着するのを防止 する。本案マットAの使用に際しては、剥離シート4を剥がして、裏面の粘着剤 層2を介して床面に、好ましくはフローリングなどの木質系床に敷く。これにて マットAの全体が、粘着剤層2を介して床面にピタッと敷きズレなく接合する。
【0007】 ここでの粘着剤層2は、接着剤層とは異なり、床面から容易に剥ぎ取れ、かつ 床面への粘着接合を繰り返し行えるものであることを意味する。従って、本案マ ットAは場所を変えて簡単に敷き変えることができ、かつ上面を人が足で踏むな どの圧接力を加えても、粘着剤層2が床面側に転移付着しない。更に、粘着剤層 2はマット本体1が汚れたとき洗濯しても繰り返し使用でき、かつ適度の弾性を 持たせて踏み心地を良くするために、粘着剤層2が発泡処理したアクリル樹脂系 の材質で仕上がっている。
【0008】 粘着剤層2に入れた凹条溝3は、マットAの端にまで臨んでおり、敷き変えや 洗濯に際しては、マットAの端縁から該凹条溝3の開口端を利用して床面よりマ ットAをめくって容易に浮き剥がすことができる。なお、前記剥離シート4も凹 条溝3の開口端を利用して容易に剥離できる。
【0009】 更にマットAの製造に際し、マット本体1の原反に粘着剤を連続的に塗布して 粘着剤層2を形成することになるが、その際にマット本体原反上の粘着剤層2に スクレパーで所定間隔置きに凹条溝3を形成し、その後に所定寸法に切断してマ ットAを得ることになる。そうした場合に、凹条溝3は、粘着剤の塗布量を少な くして製造コストの低減化に貢献する。また凹条溝3は、粘着剤層2の粘着力を 調整する役割をも果たす。
【0010】 マット本体1の上面には、図2に示すごとく犬や猫などの愛玩動物用の便器B 、又は幼児用便器Bがそのまま載せ置かれる。その用途上、便器Bからは糞尿が 漏れてマット本体1上に付着しやすい。しかし、マット本体1は、抗菌性ポリエ ステル繊維からなる不織布で形成されているので、図2に示すごとく便器Bから 例えば尿Cが漏れ出ても、繊維上の菌の増殖を抑制し、ひいては防臭効果を持続 的に発揮する。その不織布はポリエステル繊維が100%でもよいが、これに他 の繊維が含まれていてもよい。
【0011】 また、上記の不織布製のマット本体1には、撥水加工をしてあるので、例えば 尿Cなどが滲み込み難く、尿などの汚れを布や雑巾で簡単に拭き取ることができ る。
【0012】
【実施例】
図2は本考案に係るマットAを室内犬用の便器Bの受けマットに供した例を示 しており、本案マットAは、上面側のマット本体1の裏面に粘着剤層2を一体に 積層形成してなり、前後幅が約60cm、左右長さが約80cmの長方形状を呈する ように裁断形成されている。
【0013】 マット本体1は、抗菌性ポリエステル繊維(テイジン社製の商品名ケミタック α)100%からなる不織布で形成されており、その不織布に撥水剤(旭化成社 製の商品名アサヒガード)で撥水加工が施されている。
【0014】 粘着剤層2は発泡処理したアクリル樹脂からなり、再接着性を有する。すなわ ちマットAは粘着剤層2を介して床面にピタッと粘着して接合するが、マットA の全体を粘着剤層2が床面側に転移付着しないように剥離可能であって再び床面 に吸着させることができる。とくに洗濯後も、相当回数までは粘着性を持続する ものとなっている。従って、例えば犬がマットAの端をつかんで引っ張ても、敷 ズレを生じることがない。
【0015】 粘着剤層2は、マット本体1の原反を走行させながら、その一側面に発泡剤入 りのアクリル樹脂製粘着剤を塗布し、加熱乾燥させながら発泡させて、所定厚み に形成したものである。その際に、マット本体1の原反に粘着剤を塗布したのち 、未乾燥下でスクレパーで所定ピッチの溝が入るように粘着剤を掻き取り、製品 化したとき粘着剤層2にはこれの両端に至る平行な凹条溝3が所定間隔置きに多 数形成された断面構造とする。
【0016】 かくして、本案マットAは裏面の粘着剤層2の外表面(外側下面)に透明プラ スチック製の剥離シート(フィルム)4を剥離可能に接合して流通に供する。ユ ーザーは使用時に剥離シート4を剥ぎ取り、粘着剤層2を介して床面にマットA の全体をピタッと吸着させて使用することになる。
【0017】 本案マットAの場所的な敷き変え、又は洗濯に際し、これを床面から剥ぐとき は、マットAの端に臨む凹条溝3の開口端に指先を掛けて、マットAを該当の端 縁部から捲り剥がせばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の拡大断面図である。
【図2】犬用便器の受けマットに使用した例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 マット本体 2 粘着剤層 3 凹条溝 4 剥離シート A マット B 便器

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に便器Bが載置されるマット本体1
    と、マット本体1の裏面に積層形成された粘着剤層2と
    からなり、粘着剤層2を介して床面に着脱自在に吸着で
    きる便器受けマット。
  2. 【請求項2】 マット本体1が、抗菌性ポリエステル繊
    維からなる不織布で形成されており、このマット本体1
    に撥水加工が施されている請求項1記載の便器受けマッ
    ト。
  3. 【請求項3】 粘着剤層2に、これの両端に至る平行な
    凹条溝3が所定間隔置きに多数形成されている請求項2
    記載の便器受けマット。
  4. 【請求項4】 粘着剤層2の外表面に、剥離シート4
    が、剥離自在に接合してある請求項3記載の便器受けマ
    ット。
  5. 【請求項5】 粘着剤層2が、洗濯しても粘着性を保持
    するアクリル系樹脂の粘着剤に発泡剤を加えて発泡処理
    したものである請求項4記載の便器受けマット。
  6. 【請求項6】 便器Bが、犬や猫などの愛玩動物用の便
    器である請求項5記載の便器受けマット。
  7. 【請求項7】 便器Bが、幼児用の便器である請求項5
    記載の便器受けマット。
JP1998004538U 1998-06-23 1998-06-23 便器受けマット Expired - Lifetime JP3055223U (ja)

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