JP3054818B2 - ミシンのための糸通し装置 - Google Patents

ミシンのための糸通し装置

Info

Publication number
JP3054818B2
JP3054818B2 JP10189316A JP18931698A JP3054818B2 JP 3054818 B2 JP3054818 B2 JP 3054818B2 JP 10189316 A JP10189316 A JP 10189316A JP 18931698 A JP18931698 A JP 18931698A JP 3054818 B2 JP3054818 B2 JP 3054818B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
suction
sewing machine
threading device
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10189316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000014956A (ja
Inventor
春好 上本
Original Assignee
ステップ有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ステップ有限会社 filed Critical ステップ有限会社
Priority to JP10189316A priority Critical patent/JP3054818B2/ja
Priority to US09/343,771 priority patent/US6067920A/en
Publication of JP2000014956A publication Critical patent/JP2000014956A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3054818B2 publication Critical patent/JP3054818B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B87/00Needle- or looper- threading devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2207/00Use of special elements
    • D05D2207/02Pneumatic or hydraulic devices
    • D05D2207/04Suction or blowing devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縫製や刺繍を行うミシ
ンに付設されて、そのミシン針の針穴に糸を自動的に通
すための糸通し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小さなミシン針に、柔軟性のある糸を通
す作業は結構大変で、目の良い若い人でも苦労するもの
である。また、縫製や刺繍が施される布地に対しては照
明がなされているが、針穴に対する照明はなされていな
いのが普通であり、特に、図7に示すようなミシン針を
多数有する刺繍ミシンにあっては、その糸通し作業は相
当時間のかかるものであった。この糸通し作業は、ミシ
ン針の小さな針穴に対して行わなければならないから、
これを手作業で行う場合、視力の衰えた人にとってはキ
ツイ作業となってもいたのである。
【0003】このため、この糸通し作業を何んとか自動
的に行えないものかと、種々検討がなされてきているの
である。例えば、特開平7−88276号公報には、
「ミシンや刺繍機用針に瞬時に糸を通す」ことを目的と
して、「本装置1の本体2に針の挿入孔3と挿入孔3と
交わる吸引孔4を設け、針を挿入孔3に挿入して、吸引
部20から接続管15を介して吸引孔4から空気ととも
に糸を吸引して針に糸を通す」という構成を有した糸通
し装置が提案されている。
【0004】この従来の糸通し装置は、図10にも示し
たように、本体2に形成してある針挿入孔3内に挿入し
た針に対して、吸引孔4から吸引される空気によって糸
を通すようにしたものであり、正しく使用すれば糸通し
作業を瞬時に行えるものと考えられるが、本発明の発明
者の検討によると、次のような改善しなければならない
点が残っている。
【0005】空気を針穴から吸引しようとする場合、
この針穴以外に空気が通る隙間があってはならない。何
故なら、もし隙間があると、空気が針穴内を十分通らな
いことになって、針穴に対する糸通しが確実に行えない
ことになるからである。図10に示した従来の糸通し装
置は、本体2に形成してある針挿入孔3内に針を挿入し
なければならないため、この針挿入孔3自体が不必要な
空気を通す隙間となりこの針挿通孔3の周囲からも空気
が吸引されることになって、吸引孔4から吸引される空
気の力が弱くなると考えられる。
【0006】この針挿通孔3の直径をミシン針のそれ
と同じにすれば、ミシン針を挿通したときの針挿通孔3
内には隙間はできないが、今度は、この針挿通孔3内へ
のミシン針の挿通そのものが、針穴に糸を通すことより
困難になる。つまり、針孔は方向性のあるものであるた
め、ミシン針は針挿入孔3に対して正しい位置・高さで
挿入しなければならない。正しい位置まで挿入しない
と、挿入孔3とミシン針との間に空間ができて、確実な
吸引が行えないからである。図10の従来装置ではその
ための対策が十分なされていないと考えられる。
【0007】針挿入孔3の正しい位置にミシン針を通
そうとすると、ミシン針の先端を針挿入孔3の底内面に
当接させなければならない。その場合のミシン針の降下
を急激に行えば、針先がつぶれてしまう可能性がある。
ミシン針は、ミシン台下まで降下して下糸との絡みを形
成しなければならないものであるため、その下死点は挿
入孔3の底内面よりずっと下方になっているからであ
る。
【0008】糸が通った針は本体2から引き上げなけ
ればならないが、もし、糸のミシン針より手前側の部分
に物が載っていたり、何かに引っ掛っていたりすると、
ミシン針を引き上げると同時に、折角通した糸の先が針
孔からすり抜けてしまうことになる。
【0009】そこで、本発明者は、ミシン針に対する糸
通し作業を、より簡単かつ確実に行えるようにするには
どうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結
果、ミシン針の針穴の上下はミシン針そのものによって
塞がれているため、針穴近傍を両側から包み込むように
すれば、針穴に対する空気の流れを十分制御することが
できることに気づき、本発明を完成したのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この種糸通
し装置における上記実状に鑑みてなされたもので、その
解決しようとする課題は、糸通し作業をより一層確実に
行えるようにすることである。
【0011】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、糸を運ぶ空気の流れ道、つまり空気通
路40を、ミシン針210に対して進退する吸引管1
0、この吸引管10の先端に設けた針挟み板20及び弾
性部材30によって簡単に形成することができ、ミシン
針210の両側を一対の針挟み板20・20によって単
に包み込むようにすることにより、糸60を運ぶ空気流
がミシン針210の針穴211に直接向かうようにする
ことができて、糸通し作業を確実に行うことのできる糸
通し装置100を、簡単な構成によって提供することに
ある。
【0012】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1に係る発明と同様な目的を達成す
ることができる他、ミシン針という細いものを隙間なく
確実に掴むことのできる糸通し装置100を提供するこ
とにある。
【0013】さらに、請求項3に係る発明の目的とする
ところは、上記請求項1または2の発明と同様な目的を
達成できる他、ミシン針210に対する前進時に装置全
体の安全性を高めることのできる糸通し装置100を、
また請求項4に係る発明の目的とするところは、上記請
求項1〜3の発明と同様な目的を達成することができる
他、糸60を運ぶ空気流のミシン針210の針穴211
への進行をより一層確実に行うことのできる糸通し装置
100を提供することである。
【0014】そして、請求項5及び請求項6に係る発明
の目的とするところは、上述した種々な目的を達成する
ことができて、既設のミシンに対して単に付設するのみ
で使用することのでき、しかも全体構成を簡略化するこ
とのできる糸通し装置100を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述す
る実施の形態の説明中において使用する符号を付して説
明すると、「ミシン針210に向けて後方から前進させ
ることにより、このミシン針210の針穴211への吸
引空気流を形成する吸引装置100Aを備えて、当該針
穴211内にその前方に配置された糸60の先端を通す
ようにした糸通し装置100であって、吸引装置100
Aを、負圧空気を形成する空気装置80に接続した吸引
管10と、この吸引管10の前端に取り付けられ、かつ
上下の弾性部材31・32を介して一体化されて、ミシ
ン針210の両側を挟み込んで包むことになる左右一対
の針挟み板20・20と、これらの針挟み板20・20
と両弾性部材31・32によって形成されて、針穴21
1を吸引管10内に連通させる空気通路40とにより構
成するとともに、 一対の針挟み板20・20の一方を他
方より長くして、この長くなった部分を糸案内壁23と
たことを特徴とするミシンのための糸通し装置10
0」である。
【0016】すなわち、この請求項1の糸通し装置10
0は、例えば図8及び図9に示すような支持台71に組
付けられて、図9に示した空気装置80からの負圧を受
ける吸引管10を有しているものであり、図1〜図4に
示すように、この吸引管10の先端部に針挟み板20を
設けたものである。この針挟み板20は、図5にて明瞭
に示したように、左右一対のものであり、これら針挟み
板20を上下の弾性部材30を介して一体化することに
より、図4にも示したように、ミシン針210の針穴2
11への吸引空気流を形成するための空気通路40を形
成するものである。これらの空気通路40、弾性部材3
0、針挟み板20及び吸引管10が当該糸通し装置10
0の吸引装置100Aを構成するものなのである。
【0017】各針挟み板20は、図3及び図5に示すよ
うに、文字通りミシン針210をその間に挟み込むこと
になるものであり、その内側には、図3及び図4に示す
ように、各弾性部材30の外端が露出するようになって
いる。そして、本発明においては、その一対の針挟み板
20について、その一方が他方より長くなるようにした
ものであり、この長くなった部分を糸案内壁23とした
ものである。
【0018】これら各針挟み板20によって、図3及び
図5に示すように、ミシン針210を挟み込めば、ミシ
ン針210の針穴211の上下は、当該ミシン針210
そのものによって塞がれ、またミシン針210の両側
は、各針挟み板20によって挟み込まれて包まれている
から、針穴211の上下左右は空気が流れ込まないよう
になる。そして、ミシン針210の背面側は、後述する
弾性部材30によって塞がれるのである。
【0019】ところで、これら各針挟み板20の先端
は、図5に示すように、少し拡開したものとしてある。
何故なら、吸引装置100A全体が、前述した流体圧シ
リンダ70によって前進されたとき、略上死点にまで上
昇してきているミシン針210の先端を各針挟み板20
が挟持するものであるから、ミシン針210を横から挟
持し易くするために、これら両針挟み板20の先端は拡
開しているのである。そして、これらの針挟み板20内
には、図4に示すように、各弾性部材30の外端が露出
しているため、吸引装置100A全体がミシン針210
に向けて前進してミシン針210に当接したときの衝撃
をこれら各弾性部材30によって吸収することになるだ
けでなく、ミシン針210の背面側の隙間を無くすこと
になるのである。
【0020】ミシン針210が両針挟み板20によって
挟持され、両弾性部材30の外端面に当接すれば、ミシ
ン針210の針穴211は、両弾性部材30及び針挟み
板20によって形成された空気通路40を通して吸引管
10内の負圧を確実に受けるものとなるのである。そこ
で、空気装置80を作動させて空気通路40内を負圧に
すれば、外気はミシン針210の針穴211のみを通っ
て吸引管10内に吸引されることになり、空気通路40
内の空気は図4の図示左方から右方に向けて流れること
になる。
【0021】ここで、糸60の先端を、前述した糸案内
壁23を利用してミシン針210の前方に差し出すと、
糸60は、図4中の実線にて示したように、空気通路4
0及び吸引管10内に外気とともに吸引されることにな
り、糸60はミシン針210の針穴211内に通される
ことになるのである。
【0022】この糸60がミシン針210の針穴211
内に通されるに際して、空気通路40及び吸引管10内
にはその通過に支障となるものが殆んどなく、かつ吸引
管10によって十分な量の空気が吸引されているから、
糸60の先は吸引管10の十分奥まで入り込む。つま
り、糸60を通した後に、ミシン200から当該糸通し
装置100を外すのであるが、その際に、糸60が針穴
211から外れることはないのである。
【0023】従って、この糸通し装置100によれば、
糸60の針穴211への挿通を短時間内に確実に行える
のであり、視力や照明が弱くても、糸60の針穴211
に対する通しを簡単に行うことができるのである。
【0024】また、上記課題を解決するために、請求項
2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に係る糸通
し装置100について、「各針挟み板20を、先端部2
1aが側方に拡開された針挟み弾性板21と、これら各
針挟み弾性板21の外側に、その先端部21aを露出さ
せた状態で一体化されて、吸引管10の先端に気密的に
取り付けられる針位置調整板22・22とによって構成
したこと」である。
【0025】すなわち、この請求項2の糸通し装置10
0では、上記請求項1の構成をそのまま使用するもので
あるが、各針挟み板20について、これを針挟み弾性板
21と針位置調整板22とによって形成するようにした
ものである。このようにしたのは、各針挟み板20につ
いて考察してみると、ミシン針210を狭持する先端部
はある程度の柔軟性を有する必要があるし、この先端部
を吸引管10について支える部分は、逆にある程度の剛
性を有したものとする必要があるからである。
【0026】このため、この請求項2に係る糸通し装置
100を構成している針挟み板20では、図5に示すよ
うに、比較的薄く形成した金属板を針挟み弾性板21と
し、この針挟み弾性板21の外側に、比較的厚く形成し
た金属板である針位置調整板22を一体化したものなの
である。勿論、針挟み弾性板21の先端部21aの柔軟
性を十分発揮させるために、この先端部21aを、針位
置調整板22の先端から突出させて露出するようにして
あることは、言うまでもない。なお、この場合2枚の針
挟み弾性板21の内の一方を長くして、その長くなった
先端部を、糸60を案内するための糸案内壁23として
構成してある。
【0027】従って、この請求項2の糸通し装置100
によれば、各針挟み板20を構成している針挟み弾性板
21の先端によってミシン針210を確実に狭持するこ
とができるだけでなく、これら針挟み弾性板21を軟質
なものとしたことによって、ミシン針210の外形に沿
うものとすることができて、狭持時にミシン針210の
周囲に隙間を発生しにくくしているのである。これによ
り、この糸通し装置100では、各針挟み板20による
ミシン針210の狭持を隙間なく確実に行うことができ
るのである。
【0028】また、上記課題を解決するために、請求項
3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または2に
係る糸通し装置100について、「各針挟み板20を吸
引管10の先端に対して脱抜自在に組み付けるとともに
これら各針挟み板20の吸引管10内となる内端を、当
該吸引管10内に収納したスプリング50によって弾発
的に支持したこと」である。
【0029】すなわち、この請求項3に係る糸通し装置
100では、その吸引装置100Aを構成している針挟
み板20及び弾性部材30を吸引管10に対して、少し
移動可能なものとするとともに、吸引管10内に挿入し
てあるスプリング50によって、当該吸引装置100A
がミシン針210に当接したときの衝激を、各弾性部材
30による吸収に加えてさらに向上させるようにしたも
のである。
【0030】つまり、この糸通し装置100では、図4
に示すように、吸引装置100Aの先端に対して弾性部
材30を介して一体化してある一対の針挟み板20が相
対的に移動し得るようにしてあって、かつスプリング5
0によって図示右側に常に付勢したものとしてある。こ
れにより、ミシン針210に当該糸通し装置100の吸
引装置100Aの先端部が急激に当接したり、あるいは
例えば流体圧シリンダ70のストロークが少し長すぎた
場合等においては、各針挟み板20はミシン針210を
挟んだまま吸引管10内に戻されるのである。
【0031】従って、この請求項3に係る糸通し装置1
00においては、吸引装置100Aの先端のミシン針2
10に対する当接を弾発的に行うことができるのであ
り、これによって、当該吸引装置100Aは勿論、ミシ
ン針210をも保護することができるのである。
【0032】また、上記課題を解決するために、請求項
4に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜3のいず
れかに係る糸通し装置100について、「下方の弾性部
材32の、ミシン針210の先端部に当接する部分に、
当該ミシン針210の先端形状に合わせた傾斜面33を
形成したこと」である。
【0033】すなわち、この請求項4に係る糸通し装置
100では、図4にも示すように、弾性部材30の内の
図示下側になっている下側弾性部材32の、ミシン針2
10の尖った部分に当接する箇所に傾斜面33を形成し
たものである。なお、後述する実施形態に係る糸通し装
置100では、図4にも示すように、各弾性部材30の
空気通路40を形成する面について、空気通路40の先
端側が細く、内端側が太くなるように傾斜させてあり、
これにより、吸引された糸60の先端が当該空気通路4
0内で引っかからないようにしてあるとともに、吸引管
10による外部空気の吸引力を向上させるようにしてい
るのである。
【0034】この傾斜面33によって、ミシン針210
の下端の背面側に、当該傾斜面33を有する下側弾性部
材32が確実に当接することになり、上側弾性部材31
の前端面との共働によって、各弾性部材30はミシン針
210の背面側に気密的に当接することになるのであ
る。
【0035】従って、この請求項4の糸通し装置100
によれば、ミシン針210の狭持をより一層気密的に行
えるのであり、糸60を運ぶ空気流を確実に形成するこ
とができて、糸通しをより一層確実にするのである。
【0036】また、上記課題を解決するために、請求項
5に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜4のいず
れかに係る糸通し装置100について、「吸引管10を
流体圧シリンダ70等によって往復動するようにして、
これらを1つの支持台71に組付けたこと」である。
【0037】すなわち、この請求項5に係る糸通し装置
100では、前述した吸引装置100Aを1つの支持台
71に組み付けたものであり、その全体の操作性を容易
にするとともに、流体圧シリンダ70による吸引装置1
00Aの前進制御を確実に行えるようにしたものであ
る。勿論、この流体圧シリンダ70は、吸引管10を往
復動させるためのものであるから、そのような作用を発
揮できるものであれば、電磁ソレノイドや機械的なスプ
リングを採用して実施してもよいものである。
【0038】従って、この請求項5の糸通し装置100
によれば、既設のミシンに対して単に付設するのみで使
用することのでき、しかも全体構成を簡略化することが
できるのである。
【0039】また、上記課題を解決するために、請求項
6に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜4のいず
れかに係る糸通し装置100について、「吸引管10を
流体圧シリンダ70等により往復動するようにして、こ
の流体圧シリンダ70等を、吸引管10がミシン針21
0に対して進退し得るようにしながら、ミシン200側
に直接取り付けるようにしたこと」である。
【0040】すなわち、この請求項6に係る糸通し装置
100では、前述した吸引装置100Aを構成している
流体圧シリンダ70等の側を、ミシン200側に直接取
り付けたものであり、その全体を、既設のミシン200
に単に取り付けるという操作によって、実効性の高いも
のとしたものである。
【0041】従って、この請求項6の糸通し装置100
によれば、既設のミシンに対して単に付設するのみで使
用することのでき、しかも全体構成を簡略化することが
できるのである。
【0042】
【発明の実施の形態】次に、上記のように構成した各発
明を、図面に示した実施の形態である糸通し装置100
について説明するが、この糸通し装置100は、上記各
請求項に係る発明を実質的に全て含むものであるため、
以下では、この実施形態の糸通し装置100を中心に説
明することとする。
【0043】図1及び図2には、本発明に係る糸通し装
置100を構成している吸引装置100Aを、一般的な
ミシン200に取り付けられるミシン針210の背面側
に、後方から前進させてきた状態が示してあり、この吸
引装置100Aを構成している吸引管10に対しては、
機外に設置した空気装置80によって、負圧が付与され
るようになっている。また、この糸通し装置100の吸
引装置100Aは、例えば図8及び図9に示したよう
に、吸引管10を流体圧シリンダ70によって進退自在
にするとともに、これらの吸引管10や流体圧シリンダ
70を支持台71に一体的に組付けるようにして、吸引
管10の先端がミシン200のミシン針210に対して
進退するようにしてある。
【0044】吸引装置100Aは、図3〜図5に示した
ように、空気装置80に接続される吸引管10と、この
吸引管10の細く絞り込んだ先端に取付られる左右一対
の針挟み板20と、これらの針挟み板20間に吸引空気
を通す空気通路40を形成するための上下一対の弾性部
材30とを備えているものである。これにより、この吸
引装置100Aは、各針挟み板20の先端側にある空気
を空気通路40から吸い込んで吸引管10内に送るよう
にしたものである。
【0045】各針挟み板20は、特に図5に詳記したよ
うに、比較的薄くて弾力性を有した金属製の針挟み弾性
板21と、この針挟み弾性板21の外側に一体化されて
比較的厚く形成した金属製の針位置調整板22とによっ
て形成して、針挟み弾性板21の先端部21aが針位置
調整板22の先端部から露出するようにしたものであ
る。このようにしたのは、針挟み弾性板21によってミ
シン針210の下端を直接挟むものであるが、その時の
操作を弾力的に行わなければならないから、特に各針挟
み弾性板21の先端部を弾力性を有したものとするため
である。一方、各針挟み弾性板21は、吸引管10に対
してしっかりと支持させなければならないから、その剛
性を確保するために、針位置調整板22を針挟み弾性板
21の外側に一体化したものである。
【0046】勿論、各針挟み板20について、先端部が
弾力性を有し、中間部以降が所定の剛性を有するように
できれば、この針挟み板20を一つの材料によって一体
的なものとして形成するように実施してもよいことは言
うまでもない。
【0047】また、以上のように構成した各針挟み板2
0は、図5に示したように、その先端部、つまり各針挟
み弾性板21の先端部21aが互いに外方へ拡開するよ
うにしてある。このようにしたのは、当該吸引装置10
0Aの先端部をミシン200のミシン針210に向けて
前進させたときに、ミシン針210の挟み込みを確実に
行えるとともに、空気をミシン針210の針穴211に
確実に案内するようにするためである。また、各針挟み
板20については、一方が他方に対して長くなるように
してあり、この長くなった部分、本実施形態では針挟み
弾性板21の先端を糸案内壁23としてある。このよう
に糸案内壁23を形成したのは、ミシン針210の針穴
211に通すべき糸60の先端をどの部分にもっていけ
ばよいかを明確にするためであり、この糸案内壁23に
よって空気と糸60とが案内されることにより、これら
の空気と糸60とのミシン針210の針穴211への
入及び挿通を容易にするためである。
【0048】これらの針挟み板20の間には、図4及び
図5に示したように、上下一対の弾性部材30が一体的
に挟み込んであり、これらの弾性部材30と、前述した
針挟み板20(本実施形態では針挟み弾性板21の内面
側となる)とによって、図4に示したように、吸引され
た空気が流れることになる空気通路40が形成してあ
る。
【0049】これら各弾性部材30の外端面(図4では
図示左端面)には、ミシン針210が直接的に当接する
ことになるものであり、これら各弾性部材30は、ミシ
ン針210を弾発的かつ気密的に当接することになるの
である。従って、各弾性部材30の厚さは、図5に示し
たように、ミシン針210の太さと略同じ程度のものと
してある。
【0050】また、本実施形態における各弾性部材30
の下側弾性部材32については、図4に示したように、
ミシン針210側端面に傾斜面33を形成したものとし
てある。この傾斜面33は、順に細くなるミシン針21
0の先端部の外面形状に合わせた形状のものであり、こ
の傾斜面33によって当該下側弾性部材32がミシン針
210の先に密着するようにしたものである。なお、本
実施形態における糸通し装置100では、図4にも示し
たように、これを構成している各弾性部材30の空気通
路40を形成する面について、空気通路40の先端側が
細く、内端側が太くなるように傾斜させてあり、これに
より、吸引された糸60の先端が当該空気通路40内で
引っかからないようにしてあるとともに、吸引管10に
よる外部空気の吸引力を向上させるようにしているので
ある。
【0051】さて、吸引装置100Aを構成している各
針挟み板20は、これを吸引管10の先端に対して固定
的に取り付けるようにしてもよいが、この針挟み板20
の先端のミシン針210に対する当接をより弾力的に行
うために、本実施形態では次のようにしてある。まず、
各針挟み板20を構成している針位置調整板22の吸引
管10内部分に、図4及び図5に示したように、吸引管
10の軸方向に長い長穴25を形成しておいて、この長
穴25内に通した支持ピン12が吸引管10側に取付け
てある。
【0052】また、各針位置調整板22の内端部は吸引
管10の大径部内に収納してあり、この内端部側に、図
4に示したように、スプリング掛け24が形成してあ
る。このスプリング掛け24に対しては、吸引管10内
に収納してあるスプリング50の一端が掛装してあり、
このスプリング50の他端は、吸引管10に固定したス
プリング受11に係止させてある。
【0053】従って、上下一対の弾性部材30を内部に
挟み込んで一体化した両針挟み板20は、吸引管10の
先端に対して、各長穴25の長さ分だけ出入自在となっ
ており、常にはスプリング50の付勢力によって吸引管
10の先端から突出した状態にある。このため、これら
の針挟み板20の先端部がミシン針210に当接すると
き、各弾性部材30による弾性力とともに、スプリング
50による付勢力によっても弾力的に当接することにな
る。
【0054】なお、各針挟み板20を吸引管10の先端
に対して出入可能に取り付けるようにした場合には、そ
のようにしたことによって、各針挟み板20と吸引管1
0との間に隙間が生ずるが、この隙間を覆うために、各
針挟み板20の内端部と、これを支持している吸引管1
0の先端に対して、空気漏れを防止するためのカバーを
施したり、コーキングを施したりするとよい。
【0055】図7には、多数のミシン針210を有した
刺しゅうをするためのミシン200が示してあり、この
ミシン200のミシン針210に対して、本発明に係る
糸通し装置100を構成している吸引装置100Aが前
後動し得るようにしてある。このミシン200の多数の
ミシン針210は、その内の刺しゅうを行うものについ
てだけ、ミシン200の正面、つまり吸引装置100A
の直前に位置するように、例えば回転等の手段によって
配置されるものであり、つまり、ミシン針210が多数
あっても糸通し装置100は1つで済むものである。
【0056】以上の糸通し装置100は、その吸引装置
100Aを、図8及び図9に示したように、1つの支持
台71に前後動可能に支持しておいて、この吸引装置1
00Aの内の例えば吸引管10を、支持台71上の流体
圧シリンダ70によって前後動させるように実施すると
よい。この場合、流体圧シリンダ70を作動させる空気
(通常は正圧である)を、吸引管10内の空気を吸引す
るための前述した空気装置80によって供給するように
してある。これにより、空気装置80を使用することに
よって、正圧空気を、吸引装置100Aによる吸引と、
流体圧シリンダ70の作動とに使用することができて有
利となる。
【0057】また、この流体圧シリンダ70等は、これ
を、ミシン200側に直接取り付けるように実施しても
よいものである。このようにすれば、吸引装置100A
そのものを小さいものとして、これを有効に利用するこ
とができることになるのである。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したとおり、まず、請求項1に
係る発明においては、上記の実施形態にて例示した如
く、「ミシン針210に向けて後方から前進させること
により、このミシン針210の針穴211への吸引空気
流を形成する吸引装置100Aを備えて、当該針穴21
1内にその前方に配置された糸60の先端を通すように
した糸通し装置100であって、吸引装置100Aを、
負圧空気を形成する空気装置80に接続した吸引管10
と、この吸引管10の前端に取り付けられ、かつ上下の
弾性部材31・32を介して一体化されて、ミシン針2
10の両側を挟み込んで包むことになる左右一対の針挟
み板20・20と、これらの針挟み板20・20と両弾
性部材31・32によって形成されて、針穴211を吸
引管10内に連通させる空気通路40とにより構成する
とともに、 一対の針挟み板20・20の一方を他方より
長くして、この長くなった部分を糸案内壁23としたし
たこと」にその構成上の特徴があり、これにより、糸を
運ぶ空気の流れ道、つまり空気通路40を、ミシン針2
10に対して進退する吸引管10、この吸引管10の先
端に設けた針挟み板20及び弾性部材30によって簡単
に形成することができ、ミシン針210の両側を一対の
針挟み板20・20によって単に包み込むことにより、
糸60を運ぶ空気流がミシン針210の針穴211に直
接向かうようにすることができて、糸通し作業を確実に
行うことのできる糸通し装置100を、簡単な構成によ
って提供することができるのである。そして、当該糸通
し装置100は、その針挟み弾性板21の先端を糸案内
壁23としてあるから、この糸案内壁23によって空気
と糸60とが案内されることになり、この糸案内壁23
に向けてミシン針210の針穴211に通すべき糸60
の先端をもっていけば、糸60の針穴211に対する挿
通を簡単に行うことができるのである。
【0059】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1に記載の糸通し装置100について、「各針挟み板
20を、先端部21aが側方に拡開された針挟み弾性板
21と、これら各針挟み弾性板21の外側に、その先端
部21aを露出させた状態で一体化されて、吸引管10
の先端に気密的に取り付けられる針位置調整板22・2
2とによって構成したこと」にその構成上の特徴があ
り、これにより、上記請求項1に係る発明と同様な目的
を達成することができる他、ミシン針という細いものを
隙間なく確実に掴むことのできる糸通し装置100を提
供することができるのである。
【0060】請求項3に係る発明によれば、上記請求項
1または請求項2のいずれかに記載の糸通し装置100
について、「各針挟み板20を吸引管10の先端に対し
て脱抜自在に組み付けるとともにこれら各針挟み板20
の吸引管10内となる内端を、当該吸引管10内に収納
したスプリング50によって弾発的に支持したこと」に
その特徴があり、これにより、上記請求項1または2の
発明と同様な目的を達成できる他、ミシン針210に対
する前進時に装置全体の安全性を高めることのできる糸
通し装置100をていきょうすることができるのであ
る。
【0061】さらに、請求項4に係る発明によれば、上
記請求項1〜請求項3のいずれかに記載の糸通し装置1
00について、「下方の弾性部材32の、ミシン針21
0の先端部に当接する部分に、当該ミシン針210の先
端形状に合わせた傾斜面33を形成したこと」にその構
成上の特徴があり、これにより、上記請求項1〜3の発
明と同様な目的を達成することができる他、糸60を運
ぶ空気流のミシン針210の針穴211への進行をより
一層確実に行うことのできる糸通し装置100を提供す
ることができるのである。
【0062】そして、請求項5及び請求項6に係る発明
によれば、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の糸通
し装置100について、それぞれ、「吸引管10を流体
圧シリンダ70によって往復動するようにして、これら
を1つの支持台71に組付けたこと」及び、「吸引管1
0を流体圧シリンダ70等により往復動するようにし
て、この流体圧シリンダ70等を、吸引管10がミシン
針210に対して進退し得るようにしながら、ミシン2
00側に直接取り付けるようにしたこと」に特徴があ
り、これにより、上述した種々な目的を達成することが
できて、既設のミシンに対して単に付設するのみで使用
することのでき、しかも全体構成を簡略化することので
きる糸通し装置100を提供することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る糸通し装置を適用したミシンの
部分正面図である。
【図2】 同ミシンの左側面図である。
【図3】 本発明に係る糸通し装置を構成している吸引
装置とミシン針との関係を示す拡大正面図である。
【図4】 図3の1−1線に沿ってみた吸引装置の断面
図である。
【図5】 図3の2−2線に沿ってみた吸引装置の部分
横断面図である。
【図6】 同吸引装置の先端部を示す拡大正面図であ
る。
【図7】 本発明に係る糸通し装置を刺しゅうミシンに
適用した例を示す斜視図である。
【図8】 同糸通し装置を構成してあいる吸引装置を支
持台に組付けた状態を示す平面図である。
【図9】 図8に示した吸引装置と支持台との縦断面図
である。
【図10】 従来の技術を示す断面図である。
【符号の説明】
100 糸通し装置 100A 吸引装置 10 吸引管 11 スプリング受 12 支持ピン 20 針挟み板 21 針挟み弾性板 21a 先端部 22 針位置調整板 23 糸案内壁 24 スプリング掛け 25 長穴 30 弾性部材 31 上側弾性部材 32 下側弾性部材 33 傾斜面 40 空気通路 50 スプリング 60 糸 70 流体圧シリンダ 71 支持台 80 空気装置 200 ミシン 210 ミシン針 211 針穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D05B 87/00 - 87/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシン針に向けて後方から前進させるこ
    とにより、このミシン針の針穴への吸引空気流を形成す
    る吸引装置を備えて、当該針穴内にその前方に配置され
    た糸の先端を通すようにした糸通し装置であって、 前記吸引装置を、負圧空気を形成する空気装置に接続し
    た吸引管と、この吸引管の前端に取り付けられ、かつ上
    下の弾性部材を介して一体化されて、前記ミシン針の両
    側を挟み込んで包むことになる左右一対の針挟み板と、
    これらの針挟み板と前記両弾性部材によって形成され
    て、前記針穴を前記吸引管内に連通させる空気通路とに
    より構成するとともに、 前記一対の針挟み板の一方を他方より長くして、この長
    くなった部分を糸案内壁とし たことを特徴とするミシン
    のための糸通し装置。
  2. 【請求項2】 前記各針挟み板を、先端部が側方に拡開
    された針挟み弾性板とこれら各針挟み弾性板の外側に、
    その前記先端部を露出させた状態で一体化されて、前記
    吸引管の先端に気密的に取り付けられる針位置調整板と
    によって構成したことを特徴とする請求項1に記載の糸
    通し装置。
  3. 【請求項3】 前記各針挟み板を前記吸引管の先端に対
    して脱抜自在に組み付けるとともに、これら各針挟み板
    の前記吸引管内となる内端を、当該吸引管内に収納した
    スプリングによって弾発的に支持したことを特徴とする
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の糸通し装
    置。
  4. 【請求項4】 前記下方の弾性部材の、前記ミシン針の
    先端部に当接する部分に、当該ミシン針の先端形状に合
    わせた傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1〜請
    求項3のいずれかに記載の糸通し装置。
  5. 【請求項5】 前記吸引管を流体圧シリンダ等により往
    復動するようにして、これらを1つの支持台に組付けた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載
    の糸通し装置。
  6. 【請求項6】 前記吸引管を流体圧シリンダ等により往
    復動するようにして、この流体圧シリンダ等を、前記吸
    引管が前記ミシン針に対して進退し得るようにしなが
    ら、前記ミシン側に直接取り付けるようにしたことを特
    徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の糸通し
    装置。
JP10189316A 1998-07-03 1998-07-03 ミシンのための糸通し装置 Expired - Fee Related JP3054818B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189316A JP3054818B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 ミシンのための糸通し装置
US09/343,771 US6067920A (en) 1998-07-03 1999-06-30 Threading apparatus for sewing machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189316A JP3054818B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 ミシンのための糸通し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000014956A JP2000014956A (ja) 2000-01-18
JP3054818B2 true JP3054818B2 (ja) 2000-06-19

Family

ID=16239330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10189316A Expired - Fee Related JP3054818B2 (ja) 1998-07-03 1998-07-03 ミシンのための糸通し装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6067920A (ja)
JP (1) JP3054818B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020018801A (ko) * 2000-09-04 2002-03-09 정미숙 실꿰기장치
JP4457109B2 (ja) 2004-03-24 2010-04-28 富士通株式会社 表示ユニット、導光板及び情報機器
US7598839B1 (en) * 2004-08-12 2009-10-06 Pulse Engineering, Inc. Stacked inductive device and methods of manufacturing
JP5265134B2 (ja) * 2007-05-15 2013-08-14 Juki株式会社 ミシンの糸通し装置
CN104073994A (zh) * 2014-07-02 2014-10-01 苏州市叶绣工艺厂 穿针工具
JP6680462B2 (ja) * 2015-03-30 2020-04-15 蛇の目ミシン工業株式会社 ミシンの糸通し装置
CN105113156A (zh) * 2015-09-18 2015-12-02 桑建国 一种穿针器
JP6866968B2 (ja) * 2016-02-10 2021-04-28 株式会社鈴木製作所 ミシンの糸通し装置
CN106515049A (zh) * 2016-12-29 2017-03-22 江苏恒神股份有限公司 复合材料液体导入的注胶管路夹持装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1360400A (en) * 1919-08-20 1920-11-30 Willis C Hill Needle-threader
US2413014A (en) * 1944-08-19 1946-12-24 Man Sew Corp Means for threading needles
US3540392A (en) * 1969-04-01 1970-11-17 Singer Co Vacuum needle threader and thread wiper mechanism
US3599587A (en) * 1969-11-18 1971-08-17 Singer Co Sewing machine pneumatic needle threader
JPH0788276A (ja) * 1992-03-31 1995-04-04 Oskar Kiko Kk ミシンまたは刺繍機用針の糸通し装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6067920A (en) 2000-05-30
JP2000014956A (ja) 2000-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3054818B2 (ja) ミシンのための糸通し装置
JP3898190B2 (ja) 縫合装置
JP2865470B2 (ja) ミシンの糸通し装置
KR100997008B1 (ko) 재봉틀의 윗실고정장치
US5301622A (en) Looper for sewing machine
US5143005A (en) Contrivance for passing a grasping device for a thread into the eye of a sewing needle, and application of this contrivance
CN105902286B (zh) 一种订书机式内镜缝合器
US20200308746A1 (en) Sewing or Looping Device for Closing a Tubular Knitted Article
JP2000185189A (ja) 糸通し器
JP4140018B2 (ja) ミシンのための糸通し装置
US3517631A (en) Needle threader
JPH0875Y2 (ja) ミシンの糸切断装置
CA2363122A1 (en) Sewing machine with a thread withdrawing device
JP2002113271A (ja) 糸体連結ビーズ物の縫付け用ガイド装置
KR200386173Y1 (ko) 의료용 트로카 절곡기
JPH0674Y2 (ja) ミシンの下糸クランプ装置
JP3211291U (ja) 糸通し
KR200229658Y1 (ko) 바늘귀의 변에 통로를 낸 바느질용 바늘
JPH0788276A (ja) ミシンまたは刺繍機用針の糸通し装置
JPS5948117B2 (ja) 畳用r針の案内装置
JPS6022936Y2 (ja) ロツクミシン用糸通し器
KR790001057B1 (ko) 주사침의 침기(針基)에 필터를 형성하는 장치
JP3084959U (ja) ボビンクリップ
JPH10118377A (ja) オーバーロックミシンにおける空環縫込み装置
JPH053197Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080414

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees