JP3054251U - 感圧性芳香シートおよびそれを用いたマスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力を加えることによって破裂し、中に充填
されているハーブ油があふれ出て芳香を発するようにし
た感圧性芳香シートおよびそれを用いたマスクを提供す
る。 【解決手段】 通気性シートの表面ないし素材空隙にハ
ーブ油を充填したマイクロカプセルを担持させたことを
特徴とする感圧性芳香シート、および、この感圧性芳香
シートをマスク本体の少なくとも一部に付設または添設
したマスク。このマスクは、口部用マスクおよびアイマ
スクとして用いられる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、感圧性芳香シートおよびそれを用いたマスクに関するものであって 、より詳しくは、ハーブ油を充填したマイクロカプセルを不織布等の多孔性シー トの表面ないし素材の空隙に担持させ、マイクロカプセルの破壊に伴ってハーブ 油が芳香を発するように構成された感圧性芳香シートおよびそれを装着した、口 部用マスクまたはアイマスクに関する。

【０００２】

【従来の技術およびその問題点】

従来から、女性の身だしなみとして、芳香を発する素材をポケットやハンドバ ックに忍ばせることが行われている。 芳香を発する素材としては、シート状あるいは発泡体などに芳香剤を含浸させ たものが一般に用いられている。

【０００３】 また、一方で、植物の生命のエッセンスであるエッセンシャルオイルは、精油 ともいわれ、それから発散される香りは、美容や健康に役立てる自然療法、いわ ゆるアロマセラピーとして、動物、特に人間に対して心身両面にさまざまな働き をすることが解明されてきている。 このエッセンシャルオイルは、一般にはハーブ油として知られている。

【０００４】 その療法としては、香りを鼻から吸収して脳に働きかける芳香浴と、皮膚から 吸収させて血液やリンパ液に送り込むアロママッサージが知られている。 アロママッサージとは、マッサージオイルに微量のエッセンシャルオイルを添 加したものを用いて顔、腹部、脚部などを通常の方法でマッサージするもので、 マッサージの刺激によって、血液、リンパ液の流れが良くなり、体内に溜った老 廃物の排泄が促進されるものである。

【０００５】 また、芳香浴は、バスタブにぬるめのお湯を張り、これにエッセンシャルオイ ルを数滴添加して入浴するもので、皮膚から浸透したエッセンシャルオイルが、 同様に血液、リンパ液の流れによって運ばれ、体内の各器官に働きかけて身体内 面からの浄化作用を促進する。

【０００６】 その際、添加するハーブ油の種類によって、発散される香りが精神面では神経 の緊張を和らげリラックスさせて精神的疲労を和らげたり、集中力を高めて記憶 力を向上させたり、更に、身体の面では、ホルモンのバランスを調整し、または 免疫機能を高めたりなどのさまざまな効能が知られている。

【０００７】 また、近年社会環境が複雑になり、人間はストレスによって心身両面から毒さ れている実情があるが、その解消にもアロマセラピーは極めて有効であり、上記 のマッサージオイル、入浴剤、あるいは香をたいてその香りによって精神状態を 鎮静化させるなどの方法を簡単にできるようにしたものが一般家庭にも入り込ん できている。

【０００８】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、エッセンシャルオイルは、その種類にもよるが、肌に直接触れると 発疹を生じたり、皮膚刺激が強いなどの問題があり、その取扱には細心の注意を 払わなければならないことが多く、必ずしも誰でもが手軽にアロマセラピーを行 えるというものでもない。 また、従来用いられてきた芳香剤は本来揮発性のものであるために、芳香を長 時間にわたって保持するということは、なかなか困難なことである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】

そこで、本考案者らは、長期にわたって芳香を発し得る素材を求め、さらにそ の応用に関して長年にわたって研究を重ねてきたところである。 その結果、ハーブ油をマイクロカプセルに充填したものを不織布や多孔紙など の通気性シートの表面ないし素材空隙に担持させることにより、得られたシート を指でつまんで軽く力をかけることによりマイクロカプセルの一部が破裂して、 内部に封じ込められているハーブ油が芳香を発することを知見した。さらに、芳 香の発散が弱くなった時には、また、同じ作業を繰り返すことにより、未破裂の カプセルが破裂して再び芳香を発散するために、長期にわたってハーブ油の芳香 を楽しむことができることになる。

【００１０】 また、本考案は、この感圧性芳香シートをマスク本体の少なくとも一部に付設 または添設したものを口部あるいは目部にマスクをするだけで、簡単に、しかも 安全に、アロマセラピーを行うことを可能にしたものであり、歩行中あるいは仕 事中にも心身両面での諸々の改善をなし得る点に重要な特徴がある。

【００１１】 すなわち、本考案によれば、通気性シートの表面ないし素材空隙にハーブ油を 充填したマイクロカプセルを担持させたことを特徴とする感圧性芳香シートが提 供される。

【００１２】 また、本考案によれば、マスク本体の少なくとも一部に、上記感圧性芳香シー トを付設または添設したマスクが提供される。

【００１３】 また、本考案によれば、前記マスクが口部用マスクまたはアイマスクである上 記マスクが提供される。

【００１４】 また、本考案によれば、前記ハーブ油が、ラベンダー（Ｌａｖｅｎｄｅｒ）、 ラバンジン（Ｌａｖａｎｄｉｎ）、パイン（Ｐｉｎｅ）、シトロネラ（Ｃｉｔｏ ｒｏｎｅｌｌａ）、クラリセージ（Ｃｌａｒｙ Ｓａｇｅ）からなる群より選ば れたものである心身疲労回復用の上記マスクが提供される。

【００１５】 また、本考案によれば、前記ハーブ油が、フェンネル（Ｆｅｎｎｅｌ）、フラ ンキンセンス（Ｆｒａｎｋｉｎｃｅｎｓｅ）、スターアニス（Ｓｔａｒ Ａｎｉ ｓｅ）、スペアミント（Ｓｐｅａｒｍｉｎｔ）、シナモン（Ｃｉｎｎａｍｏｎ） 、サントキシラム（Ｚａｎｔｏｘｙｌｕｍ）からなる群より選ばれたものである 元気を与える上記マスクが提供される。

【００１６】 また、本考案によれば、前記ハーブ油が、ユーカリ（Ｅｕｃａｌｙｐｔｕｓ） 、ローズマリー（Ｒｏｓｅｍａｒｙ）、レモン（Ｌｅｍｏｎ）、フレンチマリー ゴールド（Ｆｒｅｎｃｈ Ｍａｒ）、パチュリー（Ｐａｔｃｈｏｕｌｉ）、パル マローザ（Ｐａｌｍａｒｏｓａ）、ニアウリ（Ｎｉａｏｕｌｉ）、バジル（Ｂａ ｓｉｌ）、セージ（Ｓａｇｅ）、クローブ（Ｃｌｏｖｅ）からなる群より選ばれ たものである集中力を高めるための上記マスクが提供される。

【００１７】 また、本考案によれば、前記ハーブ油が、ローズウッド（Ｒｏｓｅｗｏｏｄ） 、レモングラス（Ｌｅｍｏｎｇｒａｓｓ）、マンダリン（Ｍａｎｄａｒｉｎ）、 ミルラ（Ｍｙｒｒｈ）、ライム（Ｌｉｍｅ）、リツェア（Ｌｉｔｓｅａ）、ゼラ ニウムローズ（Ｇｅｒａｎｉｕｍ Ｒｏｓｅ）からなる群より選ばれたものであ る精神高揚用の上記マスクが提供される。

【００１８】 また、本考案によれば、前記ハーブ油が、アミリス（Ａｍｙｒｉｂ）、イラン イラン（Ｙｌａｎｇ−Ｙｌａｎｇ）、エレミ（Ｅｌｅｍｉ）、オレンジ（Ｓｗｅ ｅｔ Ｏｒａｎｇｅ）、カモミール（Ｃｈａｍｏｍｉｌｅ）、クラリセージ（Ｃ ｌａｒｙ Ｓａｇｅ）、サイプレス（Ｃｙｐｒｅｓｓ）、サンダルウッド（Ｓａ ｎｄａｌｗｏｏｄ）、シダーウッド（Ｃｅｄｅｒ ｗｏｏｄ）、ジャスミン（Ｊ ａｎｓｍｉｎｅ）、スイパイクラベンダー（Ｓｐｉｋｅ Ｌａｖｅｎｄｅｒ）、 セージ（Ｓａｇｅ）、ベンゾイン（Ｂｅｎｊｏｉｎ）、プチグレン（Ｐｅｔｉｔ ｇｒａｉｎ）、コパイバ（Ｃｏｐａｉｖａ ｂａｌｍ）からなる群より選ばれた ものである鎮静用の上記マスクが提供される。

【００１９】 また、本考案によれば、前記ハーブ油が、カモミール（Ｃｈａｍｏｍｉｌｅ） 、グアヤックウッド（Ｇｕａｉａｃｗｏｏｄ）、ジャスミン（Ｊａｓｍｉｎｅ） 、ベンゾイン（Ｂｅｎｊｏｉｎ）、マージョラム（Ｍａｒｊｏｒａｍ）、ネロリ （Ｎｅｒｏｌｉ）からなる群より選ばれたものである上記マスクが提供される。

【００２０】

【考案の実施の形態】

以下、本考案について、実施例を図面を参照して詳細に説明する。 本考案の感圧性芳香シートは、素材シートとして、織布、不織布あるいは多孔 紙などのようにシートの素材間に空隙を有する通気性シートを用いる。

【００２１】 本考案において重要なことは、上記通気性シートの表面ないし素材空隙にハー ブ油を充填したマイクロカプセルを担持させることにある。 従来の芳香シートは、シート状物にハーブ油などの芳香剤を含浸させただけの ものであるために、芳香剤の成分が揮発してしまえば、それ以上芳香を楽しむこ とはできず、したがって、寿命が短いのが欠点であった。

【００２２】 しかるに、本考案のようにハーブ油をマイクロカプセルに充填したものを通気 性シートの表面ないし素材空隙に担持させたものは、該シートを指でつまんだり 、手のひらに挟んで圧力をかけたり、あるいはテーブルなどの上において上から 軽くたたくなど任意の加圧手段を加えることにより、マイクロカプセルの一部が 破裂して中に充填されているハーブ油があふれ出て通気性シートに含浸され、そ の時点で初めて芳香を発することになる。

【００２３】 また、芳香が経時に伴って弱まったり消失した時は、再び任意の加圧手段を加 えることにより、残りのマイクロカプセルの一部が破裂して芳香を発することに なる。 本考案者らの実験によれば、上記マイクロカプセルを担持させた５ｃｍ×６ｃ ｍの不織布の場合、芳香消失時に加圧手段を加えることにより、驚くべきことに １５日間にわたって芳香を維持することができた。

【００２４】 つまり、本考案の感圧性芳香シートは、芳香の発散開始時期をコントロールで きるだけでなく、芳香消失後もシートを加圧するだけで長期にわたって芳香を維 持することができるという優れた特徴を持つものである。 図１に、不織布にハーブ油を充填したマイクロカプセルを担持させた本考案の 感圧性芳香シートの電子顕微鏡写真を示す。 この図１の写真からも明らかなように、不織布を構成するフィラメントの表面 ないし各フィランメントの間隙に数μのマイクロカプセルが多数担持されている 状態がはっきりと理解される。 通気性シートに対してマイクロカプセルを担持させるには、自体公知の方法に よって容易になし得る。

【００２５】 本考案においては、上記感圧性芳香シートをマスクの少なくとも一部に付設ま たは添設することにより、アロマテラピーの効用を備えた口部用マスクまたはア イマスクが提供される。 図２に、感圧性芳香シートを添接した口部マスクの一態様を示した。

【００２６】 この口部用マスクは、前記折り返し部において、耳掛け用の紐１２が内包され 、マスク本体を構成する表地１４ａと裏地１４ｂ，１４ｃは、１１ａ，１１ｂ部 において縫製されていてもよいが、図３に示すように、折り返し部１３ａ，１３ ｂから折り返して１４ｂ，１４ｃを重ねただけのままでも良い。

【００２７】 いずれにしても、ハーブ油がマイクロカプセルからあふれ出て含浸されたシー ト状物Ａは、皮膚には直接接触しないことが望ましく、本実施例においては１４ ａと１４ｂの間に収納される。この際、シート状物Ａは、単に１４ａと１４ｂの 間にはさまれただけでも良いし、図４に示すように、表地１４ａあるいは裏地１ ４ｂのいずれかにポケット１５を設けてその中に収納してもよい。 また、マスク本体の内側に代えのガーゼなどを当てる場合には、その間にシー ト状物をはさんでもよい。

【００２８】 次に、本考案のマスクをアイマスクとして用いる場合の実施例について説明す る。 図５は、本考案のアイマスク２の一例の斜視図であり、図６は、その上面図で ある。この例においては、表地２１の中央下方に鼻の形に切り欠き部２４が形成 されており、両サイドには紐２３を付設し、その裏側には、ハーブ油を含浸した シート状物Ａを収納するポケット２５が形成されている。本考案のアイマスクに おいても、上記ポケット２５は必ずしも設ける必要はなく、図７に示すように、 表地２１と裏地２２の間に前記感圧性芳香シートをはさんだ状態で収納してもよ い。

【００２９】 本考案における通気性シートは、ハーブ油が含浸されるものであることが望ま しく、不織布が最も好ましく用いられる。また、その大きさは特に限定されるも のではないが、口部用マスクの場合は、シートが一枚であれば３ｃｍないし５ｃ ｍ×４ｃｍないし６ｃｍ程度の大きさで十分であり、これより小さい複数枚のシ ート片を用いてもよい。ハーブ油充填のマイクロカプセルの担持量もとくに制限 されるものではない。

【００３０】 次に、マイクロカプセルに充填されるハーブ油について説明する。 本考案において用いるハーブ油はいずれも市販されているものであり、その中 から目的に応じて、適性のハーブ油を採択して用いるものである。

【００３１】 まず、本考案の口部用マスクを心身疲労回復のために装着しようとする場合は 、ラベンダー（Ｌａｖｅｎｄｅｒ）、ラバンジン（Ｌａｖａｎｄｉｎ）、パイン （Ｐｉｎｅ）、シトロネラ（Ｃｉｔｏｒｏｎｅｌｌａ）、クラリセージ（Ｃｌａ ｒｙ Ｓａｇｅ）からなる群より選ばれたものが好適に用いられる。 これらのハーブ油は、中枢神経系のバランスを正しく調整し、心身にリラック ス感を与えてくれる。 本考案者らの実験によれば、心身疲労時に上記ハーブ油充填の感圧性芳香シー トを破裂させ、これを添接したマスクを１時間装着しただけで、顕著な精神状態 の改善が見られた。

【００３２】 次に、本考案の口部用マスクを心身両面に元気が欲しい時に装着しようとする 場合は、フェンネル（Ｆｅｎｎｅｌ）、フランキンセンス（Ｆｒａｎｋｉｎｃｅ ｎｓｅ）、スターアニス（Ｓｔａｒ Ａｎｉｓｅ）、スペアミント（Ｓｐｅａｒ ｍｉｎｔ）、シナモン（Ｃｉｎｎａｍｏｎ）、サントキシラム（Ｚａｎｔｏｘｙ ｌｕｍ）からなる群より選ばれたハーブ油を含浸したシート状物を用いることが 望ましい。

【００３３】 また、集中力を高め、頭脳を明晰にし、記憶力を向上させたい場合には、ユー カリ（Ｅｕｃａｌｙｐｔｕｓ）、ローズマリー（Ｒｏｓｅｍａｒｙ）、レモン（ Ｌｅｍｏｎ）、フレンチマリーゴールド（Ｆｒｅｎｃｈ Ｍａｒ）、パチュリー （Ｐａｔｃｈｏｕｌｉ）、パルマローザ（Ｐａｌｍａｒｏｓａ）、ニアウリ（Ｎ ｉａｏｕｌｉ）、バジル（Ｂａｓｉｌ）、セージ（Ｓａｇｅ）、クローブ（Ｃｌ ｏｖｅ）からなる群より選ばれたハーブ油を含浸したシート状物を用いることが 望ましい。このタイプは、受験生などにはとくに推奨できるものであり、とくに 本考案者の実験によれば、ニアウリを用いたものの効果が著しい。

【００３４】 また、気分が優れず、精神を高揚したい時には、ローズウッド（Ｒｏｓｅｗｏ ｏｄ）、レモングラス（Ｌｅｍｏｎｇｒａｓｓ）、マンダリン（Ｍａｎｄａｒｉ ｎ）、ミルラ（Ｍｙｒｒｈ）、ライム（Ｌｉｍｅ）、リツェア（Ｌｉｔｓｅａ） 、ゼラニウムローズ（Ｇｅｒａｎｉｕｍ Ｒｏｓｅ）からなる群より選ばれたハ ーブ油を含浸したシート状物が優れた効果を発揮する。

【００３５】 更に、精神状態を鎮静させたい時には、アミリス（Ａｍｙｒｉｂ）、イランイ ラン（Ｙｌａｎｇ−Ｙｌａｎｇ）、エレミ（Ｅｌｅｍｉ）、オレンジ（Ｓｗｅｅ ｔ Ｏｒａｎｇｅ）、カモミール（Ｃｈａｍｏｍｉｌｅ）、クラリセージ（Ｃｌ ａｒｙ Ｓａｇｅ）、サイプレス（Ｃｙｐｒｅｓｓ）、サンダルウッド（Ｓａｎ ｄａｌｗｏｏｄ）、シダーウッド（Ｃｅｄｅｒ ｗｏｏｄ）、ジャスミン（Ｊａ ｎｓｍｉｎｅ）、スイパイクラベンダー（Ｓｐｉｋｅ Ｌａｖｅｎｄｅｒ）、セ ージ（Ｓａｇｅ）、ベンゾイン（Ｂｅｎｊｏｉｎ）、プチグレン（Ｐｅｔｉｔｇ ｒａｉｎ）、コパイバ（Ｃｏｐａｉｖａ ｂａｌｍ）からなる群より選ばれたハ ーブ油を含浸したシート状物が興奮状態の精神を鎮静させてくれる。

【００３６】 また、アイマスクに用いるハーブ油としては、催眠効果の優れたものがよく、 カモミール（Ｃｈａｍｏｍｉｌｅ）、グアヤックウッド（Ｇｕａｉａｃｗｏｏｄ ）、ジャスミン（Ｊａｓｍｉｎｅ）、ベンゾイン（Ｂｅｎｊｏｉｎ）、マージョ ラム（Ｍａｒｊｏｒａｍ）、ネロリ（Ｎｅｒｏｌｉ）からなる群より選ばれたハ ーブ油を用いたシート状物を好適に用いられる。

【００３７】 なお、これ以外にも、それぞれの特性を利用したハーブ油を任意に選択し、シ ート状物に含浸して用いることができる。

【００３８】

【考案の効果】

本考案によれば、従来のアロマセラピーのように、全身をマッサージしたり、 ハーブ油を滴下したバスタブに使うなどの面倒なことがなく、通気性シートの表 面ないし素材間隙に、ハーブ油を充填した感圧性芳香シートを添接した口部用マ スクまたはアイマスクを装着するだけで、ストレスによってバランスを欠いた状 態の精神や、心身の疲労などを有効に改善し、安定な精神状態に改善することが できる。

【提出日】平成１０年５月２６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２７

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２７】 いずれにしても、本考案において用いられる感圧性芳香シートＡにおいて、マ イクロカプセルの破裂によって滲み出したハーブ油は 、皮膚には直接接触しない ことが望ましく、本実施例においては１４ａと１４ｂの間に収納される。この際 、シート状物Ａは、単に１４ａと１４ｂの間にはさまれただけでも良いし、図４ に示すように、表地１４ａあるいは裏地１４ｂのいずれかにポケット１５を設け てその中に収納してもよい。 また、マスク本体の内側に代えのガーゼなどを当てる場合には、その間にシー ト状物をはさんでもよい。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００２８

【補正方法】変更

【補正内容】

【００２８】 次に、本考案のマスクをアイマスクとして用いる場合の実施例について説明す る。 図５は、本考案のアイマスク２の一例の斜視図であり、図６は、その上面図で ある。この例においては、表地２１の中央下方に鼻の形に切り欠き部２４が形成 されており、両サイドには紐２３を付設し、その裏側には、上記感圧性芳香シー ト Ａを収納するポケット２５が形成されている。本考案のアイマスクにおいても 、上記ポケット２５は必ずしも設ける必要はなく、図７に示すように、表地２１ と裏地２２の間に前記感圧性芳香シートをはさんだ状態で収納してもよい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の感圧性芳香シートの一例の電子顕微鏡
写真である。

【図２】本考案の口部用マスクの一例を示す正面図であ
る。

【図３】本考案の口部用マスクの一例を示す上面図であ
る。

【図４】本考案の口部用マスクの解体状態の一例を示す
斜視図である。

【図５】本考案のアイマスクの一例を示す斜視図であ
る。

【図６】図４のアイマスクの上面図である。

【図７】本考案のアイマスクの他の一例を示す上面図で
ある。

【符号の説明】

Ａ ハーブ油含浸シート状物 １ 口部用マスク ２ アイマスク １１ａ，１１ｂ 表裏縫合部 １２ 紐 １３ａ，１３ｂ 折り返し部 １４ａ 口部用マスク表地 １４ｂ，１４ｃ 口部用マスク裏地 １５ ポケット ２１ アイマスク表地 ２２ アイマスク裏地 ２３ 紐 ２４ 鼻部切欠部 ２５ ポケット

【手続補正書】

【提出日】平成１０年５月２６日

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の感圧性芳香シートの一例の電子顕微鏡
写真である。

【図２】本考案の口部用マスクの一例を示す正面図であ
る。

【図３】本考案の口部用マスクの一例を示す上面図であ
る。

【図４】本考案の口部用マスクの解体状態の一例を示す
斜視図である。

【図５】本考案のアイマスクの一例を示す斜視図であ
る。

【図６】図４のアイマスクの上面図である。

【図７】本考案のアイマスクの他の一例を示す上面図で
ある。

【符号の説明】 Ａ 感圧性芳香シート １ 口部用マスク ２ アイマスク １１ａ，１１ｂ 表裏縫合部 １２ 紐 １３ａ，１３ｂ 折り返し部 １４ａ 口部用マスク表地 １４ｂ，１４ｃ 口部用マスク裏地 １５ ポケット ２１ アイマスク表地 ２２ アイマスク裏地 ２３ 紐 ２４ 鼻部切欠部 ２５ ポケット

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図１

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 通気性シートの表面ないし素材空隙に、
   ハーブ油を充填したマイクロカプセルを担持させたこと
   を特徴とする感圧性芳香シート。
2. 【請求項２】 マスク本体の少なくとも一部に、請求項
   １記載の感圧性芳香シートを付設または添設したマス
   ク。
3. 【請求項３】 前記マスクが口部用マスクである請求項
   ２記載のマスク。
4. 【請求項４】 前記マスクがアイマスクである請求項２
   記載のマスク。
5. 【請求項５】 前記ハーブ油が、ラベンダー（Ｌａｖｅ
   ｎｄｅｒ）、ラバンジン（Ｌａｖａｎｄｉｎ）、パイン
   （Ｐｉｎｅ）、シトロネラ（Ｃｉｔｏｒｏｎｅｌｌ
   ａ）、クラリセージ（Ｃｌａｒｙ Ｓａｇｅ）からなる
   群より選ばれたものである心身疲労回復用の請求項２記
   載のマスク。
6. 【請求項６】 前記ハーブ油が、フェンネル（Ｆｅｎｎ
   ｅｌ）、フランキンセンス（Ｆｒａｎｋｉｎｃｅｎｓ
   ｅ）、スターアニス（Ｓｔａｒ Ａｎｉｓｅ）、スペア
   ミント（Ｓｐｅａｒｍｉｎｔ）、シナモン（Ｃｉｎｎａ
   ｍｏｎ）、サントキシラム（Ｚａｎｔｏｘｙｌｕｍ）か
   らなる群より選ばれたものである元気を与える請求項２
   記載のマスク。
7. 【請求項７】 前記ハーブ油が、ユーカリ（Ｅｕｃａｌ
   ｙｐｔｕｓ）、ローズマリー（Ｒｏｓｅｍａｒｙ）、レ
   モン（Ｌｅｍｏｎ）、フレンチマリーゴールド（Ｆｒｅ
   ｎｃｈ Ｍａｒ）、パチュリー（Ｐａｔｃｈｏｕｌ
   ｉ）、パルマローザ（Ｐａｌｍａｒｏｓａ）、ニアウリ
   （Ｎｉａｏｕｌｉ）、バジル（Ｂａｓｉｌ）、セージ
   （Ｓａｇｅ）、クローブ（Ｃｌｏｖｅ）からなる群より
   選ばれたものである集中力を高めるための請求項２記載
   のマスク。
8. 【請求項８】 前記ハーブ油が、ローズウッド（Ｒｏｓ
   ｅｗｏｏｄ）、レモングラス（Ｌｅｍｏｎｇｒａｓ
   ｓ）、マンダリン（Ｍａｎｄａｒｉｎ）、ミルラ（Ｍｙ
   ｒｒｈ）、ライム（Ｌｉｍｅ）、リツェア（Ｌｉｔｓｅ
   ａ）、ゼラニウムローズ（Ｇｅｒａｎｉｕｍ Ｒｏｓ
   ｅ）からなる群より選ばれたものである精神高揚用の請
   求項２記載のマスク。
9. 【請求項９】前記ハーブ油が、アミリス（Ａｍｙｒｉ
   ｂ）、イランイラン（Ｙｌａｎｇ−Ｙｌａｎｇ）、エレ
   ミ（Ｅｌｅｍｉ）、オレンジ（Ｓｗｅｅｔ Ｏｒａｎｇ
   ｅ）、カモミール（Ｃｈａｍｏｍｉｌｅ）、クラリセー
   ジ（ＣｌａｒｙＳａｇｅ）、サイプレス（Ｃｙｐｒｅｓ
   ｓ）、サンダルウッド（Ｓａｎｄａｌｗｏｏｄ）、シダ
   ーウッド（Ｃｅｄｅｒ ｗｏｏｄ）、ジャスミン（Ｊａ
   ｎｓｍｉｎｅ）、スイパイクラベンダー（Ｓｐｉｋｅ
   Ｌａｖｅｎｄｅｒ）、セージ（Ｓａｇｅ）、ベンゾイン
   （Ｂｅｎｊｏｉｎ）、プチグレン（Ｐｅｔｉｔｇｒａｉ
   ｎ）、コパイバ（Ｃｏｐａｉｖａ ｂａｌｍ）からなる
   群より選ばれたものである鎮静用の請求項２記載のマス
   ク。
10. 【請求項10】 前記ハーブ油が、カモミール（Ｃｈａｍ
    ｏｍｉｌｅ）、グアヤックウッド（Ｇｕａｉａｃｗｏｏ
    ｄ）、ジャスミン（Ｊａｓｍｉｎｅ）、ベンゾイン（Ｂ
    ｅｎｊｏｉｎ）、マージョラム（Ｍａｒｊｏｒａｍ）、
    ネロリ（Ｎｅｒｏｌｉ）からなる群より選ばれたもので
    ある請求項３記載のマスク。