JP3053988B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP3053988B2
JP3053988B2 JP5012747A JP1274793A JP3053988B2 JP 3053988 B2 JP3053988 B2 JP 3053988B2 JP 5012747 A JP5012747 A JP 5012747A JP 1274793 A JP1274793 A JP 1274793A JP 3053988 B2 JP3053988 B2 JP 3053988B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラに使用
される固体撮像装置に関し、素子の駆動と信号読み出し
方を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】電荷結合素子(CCD)を用いた固体撮
像素子が開発されている。この固体撮像素子として、現
在一般的な縦形オーバーフロードレイン構造を有するイ
ンターライン転送形CCD2次元イメージセンサー(以
下ITCCDと言う)を用いた白黒ビデオカメラの構成
を図9に示している。
【0003】図9において、101は被写体であり、こ
の被写体の明暗は図12に示すように上側が黒く、下側
にいくにしたがって白くなる被写体100である。図1
2(a)は、実際は図12(b)に示すように連続して
明暗が変化しているのであるが、図面上実線の線密度を
持って図面の明暗を表すこととする。被写体像は、レン
ズ102、絞り装置103を介して撮像素子104の撮
像面に結像される。撮像素子104で得られた映像信号
は、カメラ信号処理回路105で相関2重サンプリング
(CDS)等の雑音処理、利得設定、ブランキング、ク
ランプ、ガンマ、白/黒クリップ等の処理を受けて、ア
ナログデジタル(A/D)変換器106に入力される。
【0004】A/D変換器106の出力は、フィールド
メモリ107にて1フィールド遅延された後、加算器1
08に入力されて現在のA/D変換出力と加算される。
加算器108の出力は、D/A変換器109でアナログ
信号(映像信号)に変換されて出力端子110に導出さ
れる。
【0005】同期信号発生回路111は、テレビジョン
方式に準拠した同期信号(例えば複合同期信号、垂直帰
線消去パルス)を作成している。作成された垂直帰線パ
ルスは、1/2分周器112により分周(分周出力はF
Iパルスと言われる)されてCCD駆動回路113に入
力されている。CCD駆動回路113は、撮像素子10
4を駆動するための駆動パルスを作成してCCDに与え
ている。
【0006】ここで、上記撮像素子104の各種駆動パ
ルスについて図2を参照して説明しておく。図10
(a)は垂直ブランキングパルスVBLであり、図10
(b)はこれを1/2分周器112で分周したFIパル
スである。図10(c)は掃き出しパルスVESであ
り、撮像素子104のフォトダイオードに蓄積されてい
る電荷を基板に掃き出し、フォトダイオードを一旦空に
するためのパルスである。また図10(d)はフィール
ドシフトパルスであり、撮像素子104のフォトダイオ
ードに蓄積されている電荷を読み出すために、一斉に垂
直レジスタにシフトさせるためのパルスである。上記掃
き出しパルスVESは、垂直ブランキングパルスVBL
の立上がりに近い部分に発生し、フィールドシフトパル
スFSは、垂直ブランキングパルスVBLの立ち下がり
に近い部分に発生するようにCCD駆動回路113にて
設定されている。また掃き出しパルスVESは、フィー
ルドシフトパルスFSにより制御されて1フィールドお
きに発生するように設定されている。
【0007】今、掃き出しパルスVESとフィールドシ
フトパルスFSの間隔を1/1000秒とすると、この
間でパルスFIがハイレベルであるとこの期間が露光時
間(1/1000秒)となる。また、フィールドパルス
FSからFSまでの間の露光時間は、1/60秒とな
る。図10(e)は、1/1000秒の露光時間で得ら
れた信号電荷の蓄積特性VS1と、1/60秒の露光時
間で得られた信号電荷の蓄積特性VS2を示している
(被写体は図12であり光強度は共通)。また図10
(f)は、先の加算器108から得られる合成信号に対
応した合成蓄積特性を示している。
【0008】図9に戻って説明する。絞り制御回路11
4には、カメラ信号処理回路105からの映像信号が入
力されている。絞り制御回路114は、パルスFIによ
り制御されている。絞り制御回路114の制御出力は、
サンプルホールド回路115に入力される。サンプルホ
ールド回路115は、パルスFIがハイレベルのとき導
通状態となり、パルスFIがローレベルのときホールド
状態となる。サンプルホールド回路115の出力は、絞
り駆動回路116に入力されて絞り駆動制御信号とな
る。サンプルホールド回路115が導通状態になってい
る期間(パルスFIがハイレベルの期間)では、信号V
S1が絞り制御回路114に入力されて、信号レベルの
検出により露光状態を判定され、適正な絞り制御が行わ
れる。しかし、サンプルホールド回路115が非導通状
態になっている期間(パルスFIがローレベルの期間)
では、先に制御した絞り状態が維持される。
【0009】ところで、蓄積特性VS1では、1/10
00秒の露光時間で得られた信号、蓄積特性VS2で
は、1/60秒の露光時間で得られた信号が得られる。
このように2度の露光を行うのは、CCD撮像素子のダ
イナミックレンジの不足を補うためである。つまり、短
時間の露光では、輝度の高い部分の良好な撮像を行い、
時間の長い露光では輝度の低い暗い部分の良好な撮像を
行えるように、ダイナミックレンジを拡大するためであ
る。ここで、絞り制御回路114の検出感度を見ると、
蓄積特性VS1で撮像した場合、蓄積特性VS2のとき
に比べて60/1000=約1/17である。逆に、合
成蓄積特性を用いて検出を行うとすると、蓄積特性VS
1のケースの約17倍と言える。次に、フォトダイオー
ド1個に蓄積可能な最大電荷量Qmax と露光時間及び光
強度について考えて見る。今、フォトダイオード1個へ
の単位時間当たりの平均光強度をIとすると、蓄積信号
電荷Qは、蓄積時間tに対して
【0010】
【数1】 ここで平均光強度Iが時間によらず一定とすると、Q=
I・t となる。次にt=1/60秒(通常露光時)の
ときの最大電荷量Qmax をQmax =I0 ×(1/60)
とすると、1/1000秒露光した場合の電荷量Q´
は、Q´=I´×(1/1000)の電荷量となる。こ
こで、最大電荷量に達成する光強度I´が与えられるも
のとすると、I´×(1/1000)=Qmax =I0 ×
(1/60)の関係が成立し、光強度I´は
【0011】I´=約(17×I0 )と表せる。この結
果より、光強度I´は、光強度I0 の約17倍あり、こ
れは光強度I0 の約17倍の光入力まで、線形で応答で
きることである。つまり露光時間が短いと、それだけ大
きな光入力(I0 の倍数)まで素子が線形で応答できる
ことになる。図11は、縦軸に電荷量、横軸に光強度を
示し、1/60秒の露光時間の場合と、1/1000秒
の露光時間の場合と、合成露光の場合を示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のカメラ
装置によると、露光時間として第1の時間1/1000
秒、第2の時間1/60秒があり、この時間により露光
されて得た映像信号を合成しているが、第1、第2の時
間は、露光量のダイナミックレンジを異ならせて、フォ
トダイオードのダイナミックレンジが狭いのを補うため
のものである。
【0013】しかしながら次のような問題がある。つま
り、第1と第2の時間は、時間長が異なり、異なるフィ
ールドに設定されている。この結果、各露光時間により
撮影された映像信号を合成した場合、動く被写体の場合
2重画像となる。しかも、露光時間の配列が1/100
0秒(明るい被写体部分に適切)、1/60(暗い被写
体部分に適切)となっているために、当然明るい部分が
先に撮像され、次に暗い部分が撮像される。このこと
は、両者を合成した結果は、被写体が動く場合には、例
えば被写体の影のみが動くような不自然な画像となって
しまう。
【0014】そこでこの発明は、異なる露光時間で撮像
された映像信号を合成してダイナミックを拡大する撮像
の場合、不自然な2重画像が生じるのを抑えることがで
きる固体撮像装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の露光
時間>第2の露光時間>…>第nの露光時間の関係を持
つ露光時間を設定する露光時間設定手段と、前記露光時
間の配置がが第1・第2・…・第n・第(n−1)・…
・第2・第1の関係になるように上記露光時間設定手段
の露光状態を設定する露光時間状態配置手段と、前記
(2n−1)個の露光状態により露光された映像を合成
して映像を得る手段とを備える。
【0016】
【作用】上記の手段により、短い露光時間が、撮像順番
から言えば時間的な中間位置に配置されるために、動く
ような被写体があった場合、全体露光時間(2n−1)
の中央の時間で最も明るい部分が適切な撮像状態にな
り、暗い部分との位置的なバランスが取れた映像を得る
ことができる。また、被写体が静止している場合の静止
画像では、高分解能で高ダイナミックレンジに明暗を識
別した画像を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0018】図1はこの発明の一実施例である。101
は被写体であり、図12に示すようにこの被写体の明暗
は上側が黒く、下側にいくにしたがって白くなる被写体
100である。図12(a)は、実際は図12(b)に
示すように連続して明暗が変化しているのであるが、図
面上実線の線密度を持って図面の明暗を表すこととす
る。被写体像は、レンズ102、絞り装置103を介し
て撮像素子104の撮像面に結像される。撮像素子10
4で得られた映像信号は、カメラ信号処理回路105で
相関2重サンプリング(CDS)等の雑音処理、利得設
定、ブランキング、クランプ、ガンマ、白/黒クリップ
等の処理を受けて、出力端子201に導出されている。
【0019】同期信号発生器111は、映像信号より同
期信号(例えば垂直帰線消去パルス)を分離してクロッ
クを作成している。作成されたクロックは、CCD駆動
回路113に入力されている。CCD駆動回路113
は、撮像素子104を駆動するための駆動パルスを作成
して与えている。
【0020】絞り制御回路114には、カメラ信号処理
回路105からの映像信号が入力されている。絞り制御
回路114の出力は、絞り駆動回路116に入力されて
絞り駆動制御信号となる。
【0021】図2は撮像素子104の動作原理を説明す
るために示している。撮像面にはフォトダイオード群が
2次元配列されており、フォトダイオード群の縦の列に
沿って垂直転送レジスタ群が設けられている。また各垂
直転送レジスタを延長するように、1フィールド分のバ
ッファレジスタ部が設けられ、このバッファレジスタ部
の先端に水平転送レジスタが設けられている。同図
(a)はフォトダイオード群から垂直転送レジスタ群に
一斉に信号電荷がシフトされた状態であり、このシフト
はフィールドシフトパルスにより実行される。同図
(b)は、垂直転送レジスタ群の信号電荷が、高速でバ
ッファレジスタ部に転送された状態、同図(c)はバッ
ファレジスタ部の信号電荷が水平転送レジスタに1ライ
ン分転送された状態、同図(d)は水平転送レジスタの
信号電荷が読み出された状態を示している。
【0022】図3は、上記した実施例の動作を説明する
ために示したタイミングチャートである。図3(a)は
垂直ブランキングパルスVBLを示している。また図3
(b)は、撮像素子104に与えるフィールドシフトパ
ルスを示している。フィールドシフトパルスは、1フィ
ールド期間にFS1、FS2、FS3の複数が順次用意
されており、FS1〜FS2までの時間がt1、FS2
〜FS3までの時間がt2、FS3〜FS1までの時間
がt1である。そしてt1>t2の関係が設定されてい
る。このフィールドシフトパルスFS1、FS2、FS
3は、CCD駆動回路113により、垂直ブランキング
パルスVBLに同期して作成され、撮像素子104の所
定の端子に供給されている。よって、撮像素子104で
は、時間t1、t2、t1の異なる露光時間があり、1
フィールド期間に3回の露光が行われることになる。
【0023】同図(c)、(d)、(e)は、光強度を
同じ条件にした場合の上記露光時間t1、t2、t1に
よって得られる蓄積特性である。同図(c)の特性は、
露光時間が長いために(つまり絞りが大きく開いている
のと等価)、時間に換算すると早く最大電荷量に達する
(感度が高い)ことを表している。同図(d)の特性
は、露光時間が短いために(つまり絞りが小さく絞られ
ているのと等価)、時間に換算すると長い時間かかって
最大電荷量に達する(感度が低い)ことを表している。
同図(f)は、上記3つの特性の合成特性である。なお
最大電荷量以上の電荷は、撮像素子104において縦型
オーバーフロードレインにより基板に排出される。ここ
で、t2=1/1000秒とすると、t1=0.47/
60秒である。そして、t1における最大電荷量に達成
する光強度It1は、
【0024】It1=(1/0.47)I0 =約2×I0
であり、この光強度以下の被写体部分の映像が再現さ
れ、それ以外の部分は基板に排出される。I0 は、1/
60秒露光時のときの最大電荷量Qmax をQmax =I0
×(1/60)として算出した光強度である。また、t
2における最大電荷量に達成する光強度It1は、It2=
(1/60)×1000×I0 =約17×I0 であり、
この時間では約17×I0 までの光強度を再現する。図
4(a)には、時間t1による露光時の蓄積特性、同図
(b)には時間t2による蓄積特性、同図(c)には合
成特性を拡大して示している。
【0025】上記ような露光特性により撮像された信号
電荷は、バッファレジスタ部(図2参照)で合成されて
出力される。このように撮像された映像信号の場合、被
写体の明るい部分が明瞭になっている画(高ダイナミッ
クレンジ)が画面の中央に位置し、左右に暗い部分が明
瞭になっている画(低ダイナミックレンジ)が画面の左
右に位置するような画像を得ることができる。
【0026】例えば丸い明るい被写体が左から右に移動
するような場合を撮像したとすると、図5の(a1)〜
(d1)に示すような各画像の関係となる。このように
画面の中央で明瞭な被写体を得ることができ、バランス
が良く自然な画像となる。また、上側(黒)から下側
(白)にいくにしたがって明るくなるダイナミックレン
ジの広い静止した被写体を撮像した場合、図5の(a
2)〜(c2)のようにt1の露光画(a2、c2)は
暗い部分が明瞭となり、t2の露光画(b2)は、明る
い部分が明瞭となる。必要以上に蓄積された電荷は、ド
レインを通して排出されている。この結果、合成結果
は、図5(d2)に示すように全体的に明瞭な映像とな
る。
【0027】この発明は上記の実施例に限定されるもの
ではない。先の実施例では、異なる露光時間による信号
電荷をバッファレジスタ部において合成するとした、し
かし、カメラ信号処理回路105の出力映像信号を合成
するようにしても良い。また、露光時間を1フィールド
期間に3個設定したがこれに限るものではなく、さらに
多くても良い。
【0028】図6はその実施例であり、図1と同一部分
には同一符号を付している。この実施例であると、撮像
素子104から読み出された信号は、カメラ信号処理回
路105で処理され、映像信号として複数メモリを有す
る合成回路に導かれる。合成回路は、カメラ信号処理回
路105の出力映像信号をフレームメモリ1〜2n−1
にそれぞれ1フィールド分ずつ振り分けるスイッチ30
1に供給される。この実施例では、露光時間として、第
1の露光時間>第2の露光時間>…>第nの露光時間が
ある。そして、CCD駆動回路113は、撮像素子10
4に対して、露光時間の配置が第1・第2・…・第n・
第(n−1)・…・第2・第1の関係になるように設定
する。そして、メモリ1〜2n−1には、それぞれ露光
時間の第1・第2・…・第n・第(n−1)・…・第2
・第1に対応する映像信号がそれぞれ格納される。
【0029】最後の映像信号の格納が終わると、メモリ
1〜2n−1の信号は、同期して同じクロックにより読
み出され、加算器302で合成される。合成信号は、ス
イッチ303を介してメモリ304に格納される。メモ
リ1〜2n−1及びスイッチ303の制御は、コントロ
ーラ305により実現されている。メモリ304に格納
された信号は、第1の露光時間>第2の露光時間>…>
第nの露光時間の長さの関係を有する露光時間により拡
大されたダイナミックレンジを有する。ここで露光時間
tの関係をti =2・t( i-1)とし、n=4とすると、
ダイナミックレンジの拡大率CD は
【0030】
【数2】 より15倍拡大されたダイナミックレンジとなる。また
この実施例はでは、 ti =2・t(i-1) としたが、ti を所定の関係に選ぶことにより、入出力
特性を任意のものにすることができる。例えば、入力を
x、出力をyとすると y=x2・2 の入出力関係に近くなるようにすることもできる。この
場合はガンマ補正を行わせることに相当する。図7
(A)は入射光強度と露光時間の関係を示し、図7
(B)は、加算蓄積された信号の入出力特性を示してい
る。上記の実施例においても、図1で説明した実施例と
同様な効果を得ることができる。
【0031】図8はさらにまたこの発明の他の実施例で
ある。この実施例では、カメラ信号処理回路105から
出力された映像信号をアナログデジタル(A/D)変換
器401でデジタル化し、加算器402に供給する。加
算器402の出力は、丸め回路403に供給される。丸
め回路403の出力は、メモリ404に格納され、この
メモリ404の出力が先の加算器402に入力されてい
る。加算器402で加算されるのは、先に説明した露光
時間の第1・第2・…・第n・第(n−1)・…・第2
・第1に対応する映像信号が順に加算される。これによ
りメモリ404からは、撮像ダイナミックレンジの拡大
された映像信号が得られる。この実施例においても図1
で説明した効果と同様な効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
異なる露光時間で撮像された映像信号を合成してダイナ
ミックを拡大する撮像の場合、不自然な2重画像が生じ
るのを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】図1の撮像素子の動作原理説明図。
【図3】図1の装置の動作を説明するために示したタイ
ミングチャート。
【図4】同じく図1の装置の動作を説明するために示し
た特性説明図。
【図5】図1の装置の動作を説明するために示した画像
説明図。
【図6】この発明の他の実施例を示すブロック図。
【図7】図6の装置の動作を説明するために示した特性
説明図。
【図8】この発明のさらに他の実施例を示すブロック
図。
【図9】従来の固体撮像装置を示すブロック図。
【図10】図9の固体撮像装置の動作を説明するために
示したタイミングチャート。
【図11】図9の固体撮像装置の信号電荷量の特性を説
明する図。
【図12】この発明の動作を説明するために示した被写
体の例を示す図。
【符号の説明】
100、101…被写体、102…レンズ、103…絞
り装置、104…撮像素子、105…カメラ信号処理回
路、113…CCD駆動回路、114…絞り制御回路、
116…絞り駆動回路、111…同期信号発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/335 H04N 5/232 - 5/235

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の露光時間>第2の露光時間>…>
    第nの露光時間の関係を持つ露光時間を設定する露光時
    間設定手段と、 前記露光時間の配置が第1・第2・…・第n・第(n−
    1)・…・第2・第1の関係になるように上記露光時間
    設定手段の露光状態を設定する露光時間状態配置手段
    と、 前記(2n−1)個の露光状態により露光された映像を
    合成して映像を得る手段とを具備したことを特徴とする
    固体撮像装置。
JP5012747A 1993-01-28 1993-01-28 固体撮像装置 Expired - Lifetime JP3053988B2 (ja)

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