JP3053762U - 食 器 - Google Patents

食 器

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JP3053762U
JP3053762U JP1997009384U JP938497U JP3053762U JP 3053762 U JP3053762 U JP 3053762U JP 1997009384 U JP1997009384 U JP 1997009384U JP 938497 U JP938497 U JP 938497U JP 3053762 U JP3053762 U JP 3053762U
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JP
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tableware
grip
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foot
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JP1997009384U
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Inventor
秀康 山村
Original Assignee
秀康 山村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幼児、身障者特に手に障害のある人、軽度又
は重度障害のある人には、手で持ち上げて使う器等は重
くて滑りやすい、掴む所がない、倒れて中身をこぼす等
食事は一人でできずに付き添いを必要としている。手の
握力が衰えた人も持ちやすく、卓上に置いたとき転がら
ない食器を考案する。 【解決手段】 食する用具の手で持ち上げて使用する食
器に指の入る大きめの握り手を3個又は4個以上周辺外
側に設けたことで持ちやすくなり、熱い器も持てる。握
り手の下部を伸ばして卓上に置く受足とし、従来の狭い
高台に比較して卓上に置いたとき安定した食器類にな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は障害者等の食器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の陶器磁器製の食器は重く、樹脂製の食器も含めて全体が滑らかな曲面で 構成され滑りやすい。洋式食器に握り手のあるコーヒーカップ、スープ皿などは ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
滑りやすい食器は手に障害を持つ人、又は老人等はしばしば食事中に食器を落 としたり、軽度又は重度の障害者は手が目的の器に行かず大きく手を振りながら 握り手に触れる。また器の底面を支える高台は本体に比較して狭く、器に手が当 たると簡単に倒れる。安全性から器を割れない材質とすることも考慮する。本考 案が解決しようとする課題は障害者にも持ちやすく倒れにくい食器を提供する点 にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る食器類は、前記の課題を解決したものである。碗類や深い皿類の 3カ所以上に握り手1を設け、握り手1の指の当たる内側に指に添った形状のく ぼみ2を付ける。握り手1の下方は下に延長し卓面に接する受足3を一体に形成 した食器である。握り手1は食器の外側周辺に等間隔に設けられ、卓上に置いた 時の安定感、手に持った時の保持しやすさから3個以上を設ける事が望ましい。 握り手のつかむ部分は垂直に立ち上がり、器を水平に保つ。卓上に食器4を置い た時、1個又は2個の握り手付きは使用者のほうに向くよう置き方を考慮するが 3方向以上に握り手1を配置すると置き方に特別の配慮をする必要が無い。 材 質は陶器磁器類、セラミック、超セラミック、樹脂を使用して製作する。
【0005】
【考案の実施の形態】
食器4の周辺外側に付ける握り手1は直線を基本にするが、垂直部分に掌に添 う曲線をもたせ、指が握りの内に当たる箇所にくぼみ2を付ける。
【0006】 図1で握り手を3方向に取り付けた実施例を説明する。本体となる食器4は3 00C入りのものから800CC入るうどんどんぶりまであり、いずれも手で持 ち上げる使い方が基本になり、握り手1は食器4の縁回りのやや下から突き出る ように設けられる。
【0007】 指当たりのくぼみ2は4個以上を設け、握力の少ない身障者の指の掛かりとす る。手指の大小もあり位置は平均的な手に合わせれば良い。
【0008】 握り手1の断面ははぼ長円状の柱状であるが、他に角柱状も手の指の掛りやす さからある。
【0009】 図2で握り手1を食器4の4方に設けた実施例を示す。軽度又は重度身障者に は握り手1に手を触れるまでが第1の関門で、握り手1は多いほうが手を触れや すい。握り手1の構造は図1にて説明したものと同一である。
【0010】 図2の4本握り手は受足3は4カ所に付き、3カ所の食器よりさらに安定が良 くなる。
【0011】 図3で円筒状をした食器4に握り手1を5方向に放射状に設けた実施例を示す 。5個の握り手1は使用者の手に握り手1が当たることが多くにぎりやすく、受 足3が器をより広く支える。
【0012】 図4で下膨らみの食器4に握り手1を設けた実施例を示す。握り手の上辺は長 く、下辺は短くなるが、握り手1の基本的な機能については図1、図2に示すも のと同一である。
【0013】 図5で受足3を握り手1の垂直線より外に広く張りだした実施例を示す。各受 足3を結ぶ線の面積が広くなり、器の安定が増し倒れる危険が減る。
【0014】 図6で図5の受足3の先端と握り手1の縦線が直線状でつながれた実施例を示 す。単純な構成で握り手1の強度が増す。
【0015】 図7aで各受足3を直線の多角形棒で連結した実施例を示す。独立した握り手 1より、連結した握り手はより安定性と握り手1の強度を増す。bに多角形棒の A−A断面図を示す。
【0016】 図8aで各受足3を円状の半円棒Bで連結した実施例を示す。独立した握り手 の受足3より安定性はさらに増し、握り手1の強度も増す。bに連結した円状の A−A断面図を示す。
【0017】 図9に各受足3を円状の半円棒で連結した実施例を示す。握り手1の下部より 張りだした受足3の先端を円状の半円棒で連結したもので、円状の径は食器4の 径より大で、握り手の垂直下部に付けた円状より安定性はさらに増し握り手1の 強度も増す。
【0018】 図10に示す握り手1の右側面図で指当たりくぼみ2と受足3の形状を示す。
【0019】 図11aに示す握り手1の右側面図で受足3の実施例を示す。図11bのA− A断面図に示すごとく多角形で構成された曲面に、平らな底面を付けた球形状を した図11bの受足3の例である。
【0020】
【考案の効果】
身障者に介添えなしで自身の手で食事をさせることは、自信をもたせ治癒効果 を高めることが報告されている。本考案の福祉器を軽度又は重度障害者に使用し た例で介護なしで食事をとり、自立性の確立に役立ち、周囲の家族にも大きなゆ とりを生み出している。倒れにくい器は内容物をこぼす失敗も減るので使用者も 安心感を抱き積極的に手を使う意欲が湧いてくる。よって本考案の福祉器を使用 することで障害者と家族の双方に利益をもたらす。
【図面の簡単な説明】
【図1】握り手付き食器の斜視図である。
【図2】握り手4本付きの食器の斜視図である。
【図3】握り手5本付き筒型食器の斜視図である。
【図4】握り手付き下膨らみ食器の斜視図である。
【図5】張りだし受足付き食器の斜視図である。
【図6】下張りだし握り手付きの食器の斜視図である。
【図7】直線連結受足付き食器の斜視図とA−A断面図
である。
【図8】円状連結受足付き食器の斜視図とA−A断面図
である。
【図9】張りだし円状連結受足付き食器の斜視図であ
る。
【図10】握り手と半球状受足の右側面図である。
【図11】握り手と角球状受足の右側面図と受足のA−
A断面図である。
【符号の説明】
1 握り手 2 指当たりくぼみ 3 受足 4 食器
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 食器
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に受足(3)を付けた握り手(1)
    を3個以上付けたことを特徴とする福祉器。
JP1997009384U 1997-10-06 1997-10-06 食 器 Expired - Lifetime JP3053762U (ja)

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ID=43187831

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