JP3053727B2 - 繊維集合体及びその製造方法 - Google Patents

繊維集合体及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天然繊維及び/又は再
生繊維から成る化粧用パフなどの繊維集合体及びその製
造方法に関するものである。詳しくは該繊維集合体の表
面処理に関するものであり、保形性が高く、かつ、該繊
維集合体からの繊維の飛散を防止した繊維集合体及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】化粧パ
フ、綿棒、綿球などの繊維集合体については、本質的に
繊維固有の捲縮による絡合により保形されているため、
布帛と異なり、繊維の飛散防止が課題となっている。
【0003】この課題に対して従来は、繊維集合体表面
に合成樹脂の溶液を撒布するとか、繊維集合体に熱融着
繊維を混入する等の手段が主体である。しかし、これら
の手段に用いられる材料は微生物によって分解される事
がなく、土壌中に半永久的に残存するものである。又、
燃焼処理の際にも有毒ガスの発生があり、大気汚染につ
ながるという欠点がある。又、例えば化粧用パフを例に
とると体質により石油系合成樹脂溶液による皮膚刺激を
惹起する報告例がある。すなわち、合成樹脂の溶液撒布
や熱融着繊維の混入は皮膚に触れて使用される繊維集合
体においては避けるのが好ましい。
【0004】その為に、無公害な繊維集合体、無害な繊
維集合体が要望されている。更に、医療用脱脂綿など分
野によってはその要請が殊の外厳しい。
【0005】一方、繊維集合体には種々の用途がある
が、化粧パフ、綿棒、綿球などの製品においては型くず
れを起こすと商品価値が下がるといった問題があり、優
れた保形性が要望されている。
【0006】本発明は、土壌中の微生物による分解も容
易で、燃焼しても有毒ガスの発生もなく、皮膚など人体
に影響を与えない、無公害で地球環境にやさしい素材で
あり、かつ、保形性にも優れ、各種用途に適する繊維集
合体及びその製造方法を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述のよう
な問題意識に基づき、分解性素材について鋭意研究を行
った結果、フィブリル化したセルロース繊維を繊維集合
体表面に付着させると繊維集合体の繊維の飛散を抑えら
れ、かつ、保形性も向上できることを発見し、また、適
切な微生物分解性を持っ天然繊維や再生繊維等で構成さ
れる繊維集合体の表面にフィブリル化セルロース分散液
を噴霧する製造方法を見い出し、本発明を完成させるに
至ったものである。
【0008】しかして、本発明の要旨は本願特許請求の
範囲に記載の通りである。
【0009】本願発明において天然繊維としては、綿、
亜麻、黄麻、苧麻などの植物繊維、羊毛、絹などの動物
繊維、が挙げられ、また、再生繊維としては、レーヨ
ン、キュプラなどが挙げられる。本願発明の繊維集合体
本体は、これらの繊維のうち1種のみから成るもの、あ
るいは2種以上が混ぜられて成るものを用いることがで
きる。
【0010】とりわけ、綿又はレーヨンのいずれか単
独、あるいは綿とレーヨンの混綿から成る繊維集合体本
体を用いるときは、高い柔軟性を得られるところから、
例えば綿球、綿棒、化粧パフ、等に適し、衛生材料業界
のニーズに答えた非常に有用な発明である。
【0011】また、本願発明においてフィブリル化セル
ロースとは、パルプや木綿の天然セルロース系繊維をフ
ィブリル化したものである。フィブリル化の方法につい
ては種々の方法があるが、フィブリル化、すなわちセル
ロース繊維が主に繊維軸方向に引き裂かれた状態が得ら
れていれば、いずれも使用できる。勿論、繊維径0.0
1〜0.1ミクロン(μm)、繊維長0.5〜20mm
といった微小フィブリル化セルロースでも良い。フィブ
リル化セルロースについては、特開昭56−10080
1号、特開昭63−196790号、特開平1−249
133号、特開平1−249843号、といった種々の
技術が開発されており、種々の商品が実用化されてい
る。入手は容易である。また、種々の製造方法がある
が、製造も比較的容易である。
【0012】フィブリル化セルロースの種類は特に限定
されるものではなく、いずれも使用できるが、1〜10
mmの繊維長のものがより好ましい。
【0013】このようなフィブリル化セルロースを繊維
集合体本体表面に付着させるには、 水(又は温水)などの液体にフィブリル化セルロース
を攪拌分散させ、このフィブリル化セルロース分散液に
繊維集合体本体を浸漬する方法(浸漬法)、水(又は
温水)などの液体にフィブリル化セルロースを攪拌分散
させ、このフィブリル化セルロース分散液を繊維集合体
本体に吹き付ける(噴霧する)方法(噴霧法)、など種
々の手段がある。
【0014】浸漬法は種々の形状の繊維集合体に対応し
易い反面、溶液が繊維集合体内部まで浸透し易いため、
繊維集合体の形状変化を起こし易い、繊維集合体が
硬化する場合がある、脱水・乾燥に手間がかかる、
比較的大型の設備が必要である、といった欠点を持って
いる。これに対して、噴霧法は繊維集合体表面にのみ適
用することができるため、繊維集合体の形状変化や硬
化を起こす心配が少なく、脱水・乾燥も容易で、比
較的設備も安価ででき、有利である。
【0015】フィブリル化セルロースを攪拌分散する液
体は、通常、水を用いれば良いが、水に代えてキトサン
溶液を使用することもできる。キトサンはキチン質を脱
アセチル化したものを使用する。キトサンには、生体適
合性、抗血液凝固性、免疫強化性、抗菌性などの有用な
効果がある。キトサンは粘性を有し、繊維集合体の強度
向上の効果も得られる。
【0016】又、繊維集合体を加工して敷物等を製造す
る場合にキトサンが有する性質を利用して抗菌、消臭マ
ットにも利用出来る。
【0017】願発明における繊維集合体は具体的に
は、球状、棒状、シート状などの形状とした、綿球、綿
棒、化粧用パフである
【0018】本願発明においては、上述のような繊維集
合体本体表面の一部又は全部に、上述のフィブリル化セ
ルロースを付着したことを特徴とするものである。繊維
集合体本体表面の一部に付着させる場合には、付着させ
ない部分にマスキングなどを施せば良い。
【0019】本発明の主眼はセルロース系繊維をフィブ
リル化し、その溶液を噴霧する事に依って繊維集合体を
被覆する効果に依り、保形性の向上と飛散繊維の防止を
意図するものである。
【0020】噴霧法において具体的には、繊維集合体、
例えば或る目付け(g/m2)を有する梳綿後の綿帯の
表裏にフィブリル化したセルロース溶液を10〜100
%の水分率になる如く噴霧し、乾燥させ、然る後綿帯を
反転させ裏層に表層の如き処法にて噴霧・乾燥し製造す
れば良い。噴霧の方法は種々の手段によって容易であ
る。
【0021】フィブリル化セルロースの繊維集合体に対
する付着量が多いと接着強度は高くなるが、半面硬くゴ
ワゴワした感じを与える傾向がある。しかし、フィブリ
ル化セルロースの付着量は特に限定されるものではな
い。製品の種類に応じて調整すれば良い。
【0022】
【実施例】次に実施例により本願発明の繊維集合体及び
その製造方法を説明するが、本願発明はこれに限定され
るものではない。
【0023】参考例 木綿繊維単独100%、レーヨン繊維(3デニール,繊
維長26.5mm,以下実施例において同じ)単独10
0%、絹繊維単独100%、および、木綿繊維50%と
レーヨン繊維50%を混合した繊維、木綿繊維70%と
絹繊維30%を混合した繊維、木綿繊維30%とレーヨ
ン繊維20%と絹繊維50%を混合した繊維、をそれぞ
れ原料とし、梳綿機15台より梳綿した綿帯を目付12
0g/m2にし、20m/分の速度でコンベアー上に乗
せた。乾燥機の前で、10g/lの濃度にしたフィブリ
ル化セルロースを、綿帯の水分率が30%程度になるよ
うに調整した噴霧量で先ず表層に噴霧した。乾燥後綿帯
を反転させ裏層に表層と同様に噴霧乾燥させた。フィブ
リル化セルロースを付着させていない綿帯を同様に製造
して比較品とし、フィブリル化セルロースを付着させた
ものと、比較品の繊維飛散度並びに保形性を下記の方
法で試験した。その試験結果を表1に示す。
【0024】[繊維の飛散度の試験方法]セロハンテー
プを繊維集合体表面に押し当てて、剥離して、付着した
繊維量を目視により評価した。評価は、繊維付着量少な
い(○)、繊維付着量稍多い(△)、繊維付着量多い
(X)、の3段階とした。
【0025】[保形性の試験方法]蓋付き秤量瓶の中に
試料を入れ、1分間に120回左右往復運動する揺動機
を使用して5分間振動させ、形状変化の度合いを目視に
て評価した。評価は、形状変化量少ない(○)、形状変
化量稍多い(△)、形状変化量多い(X)、の3段階と
した。
【0026】
【表1】
【0027】実施例1 木綿繊維単独100%、レーヨン繊維単独100%、絹
繊維単独100%、および、木綿繊維50%とレーヨン
繊維50%を混合した繊維、木綿繊維70%と絹繊維3
0%を混合した繊維、木綿繊維30%とレーヨン繊維2
0%と絹繊維50%を混合した繊維、をそれぞれ原料と
し、綿棒本体を製造した。次いで、これらの綿棒を、一
方で、5g/lの濃度にしたフィブリル化セルロース分
散液を満たした浸漬槽中でゆっくり回転させながら往復
運動させ(浸漬法)、他方、綿棒を水平に挟持し廻転さ
せながら、綿部分の上方よりフィブリル化セルロース分
散液を噴霧し(噴霧法)、フィブリル化セルロースを綿
棒表面に付着させた。次いで、乾燥し本発明実施品を製
造した。フィブリル化セルロースを付着させていない綿
棒を同様に製造して比較品とし、本発明実施品と比較品
の繊維飛散度並びに保形性を参考例と同様の方法で試験
した。その試験結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】実施例2 木綿繊維単独100%、レーヨン繊維単独100%、絹
繊維単独100%、および、木綿繊維50%とレーヨン
繊維50%を混合した繊維、木綿繊維70%と絹繊維3
0%を混合した繊維、木綿繊維30%とレーヨン繊維2
0%と絹繊維50%を混合した繊維、をそれぞれ原料と
し、綿球を製造した。次いで、これらの綿球を、5g/
lの濃度にしたフィブリル化セルロース分散液を満たし
た浸漬槽中に投入し、ゆっくりかき混ぜて回転させ(浸
漬法)、他方、振動板の上に綿球をのせ廻転させなが
ら、廻転している綿球の上方よりフィブリル化セルロー
ス分散液を噴霧し(噴霧法)、フィブリル化セルロース
を綿球表面に付着させた。次いで、乾燥し本発明実施品
を製造した。フィブリル化セルロースを付着させていな
い綿球を同様に製造して比較品とし、本発明実施品と比
較品の繊維飛散度並びに保形性を参考例と同様の方法で
試験した。その試験結果を表3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】
【発明の効果】本発明の繊維集合体は、一切の石油系樹
脂などの接着剤を含有していないにもかかわらず、飛散
繊維の発生がなく、化粧パフにおいては肌に附着した繊
維を見なかった。また、いずれの本発明繊維集合体も保
形性も優れたものであった。
【0032】更に、本発明はフィブリル化セルロースや
キトサン等の天然多糖類からなる複合素材を提供するも
のであるが、本発明の繊維集合体はいずれも土壌中の微
生物によっても分解可能なものであった。
【0033】以上のように、本発明は、保形性が高く、
かつ、該繊維集合体からの繊維の飛散を防止し、さらに
環境汚染もない、無害な、優れた繊維集合体を提供する
ことに成功したものであり、業界並びに消費者のニーズ
に答えた有用な発明である。
【0034】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D04H 1/00 - 5/08 D06M 15/05 D21H 19/34

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綿繊維、絹繊維及びレーヨン繊維のうち
    1種以上から成る化粧用パフ本体表面の一部又は全部
    に、フィブリル化セルロースを付着したことを特徴とす
    る化粧用パフ
  2. 【請求項2】 綿繊維、絹繊維及びレーヨン繊維のうち
    1種以上から成る綿棒本体表面に、フィブリル化セルロ
    ースを付着したことを特徴とする綿棒
  3. 【請求項3】 綿繊維、絹繊維及びレーヨン繊維のうち
    1種以上から成る綿球本体表面に、フィブリル化セルロ
    ースを付着したことを特徴とする綿球
  4. 【請求項4】 綿繊維、絹繊維及びレーヨン繊維のうち
    1種以上から成るシート状繊維集合体本体表面にフィブ
    リル化セルロース分散液を噴霧し、次いで乾燥し、次い
    で所定の大きさに切断することを特徴とする請求項
    載の化粧用パフの製造方法
  5. 【請求項5】 綿繊維、絹繊維及びレーヨン繊維のうち
    1種以上から成るシート状繊維集合体本体表面に、フィ
    ブリル化セルロースを分散したキトサン溶液を噴霧し、
    次いで乾燥し、次いで所定の大きさに切断することを特
    徴とする請求項記載の化粧用パフの製造方法
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