JP3053638B2 - 液体充填バルブ装置 - Google Patents
液体充填バルブ装置Info
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- JP3053638B2 JP3053638B2 JP2205074A JP20507490A JP3053638B2 JP 3053638 B2 JP3053638 B2 JP 3053638B2 JP 2205074 A JP2205074 A JP 2205074A JP 20507490 A JP20507490 A JP 20507490A JP 3053638 B2 JP3053638 B2 JP 3053638B2
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- filling valve
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- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
Description
ものである。
ブの駆動部からの充填液の漏れによる汚染を防止するた
めに、充填バルブの駆動部が外部に露出しないように電
磁石を内部に組込んで開閉する電磁制御方式が特開昭47
−22622号公報や実公昭37−5285号公報等に見られるよ
うに知られている。
高温の場合これに電磁石の組込によるコイル自身の温度
上昇が加わりコイルの寿命低下と来す耐久性上の問題点
と、充填バルブの電磁制御は開閉の何れか一方だけで他
方の発条を利用したり、重力を利用したり充填液圧を利
用したりしているために、発条が折損したり、充填バル
ブの作動方向や充填液の流動方向が垂直方向に特定され
たりすると共に充填バルブの開閉度の調節手段も面倒で
ある等の欠陥がある。 本発明はこれらの現状に鑑み、液体充填バルブの電磁
開閉機構を耐久性のある簡易な手段でしかも充填液の流
動方向も特定されることのない電磁制御式液体充填バル
ブを提供することを目的とするものである。
有するテーパー状弁座を一端部に形成したバルブケース
内に前記弁座側に永久磁石を有する充填バルブを開閉で
きるように設け、前記バルブケースの弁座側の外端部に
前記永久磁石と対向するように電流方向を変換できる電
磁石を配置すると共に前記電磁石の非励磁時に前記充填
バルブはその永久磁石の吸着力により弁座を閉鎖するよ
うに形成したことを特徴とするものである。 前記充填バルブ開放動作における電磁石の励磁電圧を
電圧調整器及び励磁タイマーにより段階的に上昇するよ
うに形成すると、充填バルブの開放を段階的に徐々に行
うことができ、充填液の種類例えば発泡性等に対応して
充填することもできる。
バルブの永久磁石の端部の極と異極の磁力を発生させた
状態においては充填バルブを吸引して充填バルブを閉鎖
状態に保持している。 この状態から電磁石の電流方向に逆の方向に変換する
と電磁石は充填バルブの永久磁石の極と同極に励磁され
て充填バルブを反発して開放せしめ充填液の充填が行わ
れ、充填終了後、再び電流が切換られて電磁石が充填バ
ルブの永久磁石の極と異極となることにより充填バルブ
を吸引閉鎖状態に戻すものである。
填液収容タンク1に連結パイプ2で接続しかつ傾斜状に
設置されたバルブケース3の他端部には下側に流通孔4
を有するテーパー状弁座5が形成されると共に前記弁座
5にはバルブケース3の軸方向にNS極を着磁せる永久磁
石6を埋設した充填バルブ7が開閉自在に嵌着されてお
り、更に前記バルブケース3の他端部の外側には電磁石
8が対向設置され、該電磁石8は電源9から電圧調整器
10及びリレー11を介して電流方向を変換自在に励磁でき
るように構成されている。 しかして前記下流孔4の下部は容器台12上の容器13に
充填できる充填ノズル14に連結されており、また容器13
の側部に設置されたセンサー15はタイマー16を介して前
記リレー11を制御するように構成されている。なお図中
17は励磁タイマー、18は充填バルブ7のストッパーであ
る。 本発明実施例は上記のように構成されているから、電
源9から電圧調整器10及びリレー11を介して電磁石8が
励磁してS極の磁力を発生しているときは充填バルブ7
はその永久磁石6のN極が吸引されることにより閉鎖状
態に保持されている。 この状態において容器台12上に容器13が供給される
と、センサー15及びタイマー16を介してリレー11が作動
しその接点を切換て電流方向を逆方向に切換え、電磁石
8をN極に励磁して永久磁石6のN極を反発し充填バル
ブ7を開放して充填液を流通孔4から充填ノズル14に送
出して充填する。次いでタイマー16が再びリレー11を切
換えて電磁石8をS極に励磁することによって充填バル
ブ7を吸引して閉鎖し充填を終了するものである。なお
この場合において充填バルブ7の開放動作における電磁
石8の励磁電圧を電圧調整器10及び励磁タイマー17によ
り経過時間の比例して段階的に上昇させることにより、
充填バルブ7の開放を徐々に行うことができ、例えば充
填液の発泡を防止する充填に適するようにすることがで
きる。 またこの充填途中で何等かの原因で電源が切れたとき
には永久磁石6は電磁石8の鉄心に吸引状態となって充
填バルブ7を閉鎖し充填液の放出を阻止する。
部に形成したバルブケース内における弁座側に永久磁石
を開閉方向に設けると共に前記バルブケースの外側に前
記永久磁石と対向して電流方向を変換できる電磁石を設
置したので、バネや重力を利用しない簡易な手段でしか
も充填液の充填方向に制約されることもなく充填バルブ
の開閉動作を充填バルブの単一の永久磁石とこれに対向
配置せるバルブの電磁石の制御だけで確実にで行うこと
ができると共に充填途中に電源が切れた場合にも充填バ
ルブは閉鎖状態に保持された充填液が放出され放しにな
ることがなく、しかも電磁石はバルブケース外に分離し
て配置されているため、従来のような電磁コイルの上昇
温度による熱影響の問題を生ずることもない。
6…永久磁石、7…充填バルブ、8…電磁石。
Claims (1)
- 【請求項1】側部に流通孔を有するテーパー状弁座を一
端部に形成したバルブケース内に前記弁座側に永久磁石
を有する充填バルブを開閉できるように設け、前記バル
ブケースの弁座側の外端部に前記永久磁石と対向するよ
うに電流方向を変換できる電磁石を配置すると共に前記
電磁石の非励磁時に前記充填バルブはその永久磁石の吸
着力により弁座を閉鎖するように形成したことを特徴と
する液体充填バルブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2205074A JP3053638B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 液体充填バルブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2205074A JP3053638B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 液体充填バルブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102589A JPH04102589A (ja) | 1992-04-03 |
JP3053638B2 true JP3053638B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=16500994
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2205074A Expired - Fee Related JP3053638B2 (ja) | 1990-08-03 | 1990-08-03 | 液体充填バルブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3053638B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-03 JP JP2205074A patent/JP3053638B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04102589A (ja) | 1992-04-03 |
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Legal Events
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