JP3053024B2 - 電子内視鏡 - Google Patents

電子内視鏡

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JP3053024B2
JP3053024B2 JP3059997A JP5999791A JP3053024B2 JP 3053024 B2 JP3053024 B2 JP 3053024B2 JP 3059997 A JP3059997 A JP 3059997A JP 5999791 A JP5999791 A JP 5999791A JP 3053024 B2 JP3053024 B2 JP 3053024B2
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征迅 岸
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー治療を行うこと
ができる電子内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子内視鏡のレーザー治療に於い
ては、YAGレーザーが使用されている。しかし、レー
ザー治療中では、YAGレーザー光の特定の波長域成分
が電子内視鏡で得られる画像に悪影響を与えるので、正
常な色調の画像を得ることができないという不具合があ
る。
【0003】そこで、前記YAGレーザー光の特定の波
長域成分を反射させる反射膜を、電子内視鏡の先端硬質
部内に設けられた対物光学系のレンズにコーティングし
て前記不具合を解消している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
はYAGレーザーの他にKTP、アルゴンレーザー等も
使用されてきており、これらのKTP、アルゴンレーザ
ーの各光の波長域はYAGレーザー光の波長域とは異な
る。使用するレーザーに合わせて各レーザー光の特定の
波長域成分を反射する反射膜を対物光学系のレンズにコ
ーティングすることは不可能なので、各レーザーに対応
した専用の電子内視鏡を揃えなければならないという欠
点がある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、1台の電子内視鏡で各種レーザーに対応する
ことができると共に、レーザー治療を行わない場合には
正常な色調の画像を得ることができる電子内視鏡を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、対物光学系と鉗子チャンネルとが先端硬質部
に設けられ、各種レーザー光に対応して特定の波長域成
分を取り除くフイルタ部材を予め複数枚備え、使用する
レーザー光に対応した前記フイルタ部材を選択して取付
ける電子内視鏡であって、該電子内視鏡は、該フイルタ
部材を、該フイルタ部材の外側面が先端硬質部の端面と
略同一面になるように、前記先端硬質部の対物光学系の
前面にのみに着脱自在に取付けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、使用するレーザー光に対応し
たフイルタ部材を選択し、このフイルタ部材を、電子内
視鏡の先端硬質部の対物光学系の前面に取付ける。これ
により、各種レーザーを使用する場合でも、1台の電子
内視鏡で対応することができる。また、前記フイルタ部
材を、電子内視鏡の先端硬質部の端面と略同一面になる
ように取付けたので、電子内視鏡を挿入時の体腔内を傷
つけたり、また、前記フイルタ部材の汚物等の付着が防
止できる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡の
湾曲部構造の好ましい実施例について詳説する。図1は
本発明に係る電子内視鏡10の全体構成が示され、この
電子内視鏡10は手元操作部12に挿入部14が連結さ
れている。この挿入部14は、前記手元操作部12への
連結部から所定の長さ分は硬性パイプ材からなる硬性部
16で、この硬性部16には湾曲部18が連結される。
また、湾曲部18には先端硬質部20が連結される。
【0009】前記先端硬質部20は、図2に示すように
筒状本体22内に対物光学系24、が設けられ、また、
ライトガイド26、及び鉗子チャンネル28が前記手元
操作部12から硬性部16、湾曲部18を介して筒状本
体22内に配設されている。前記対物光学系24は複数
の対物レンズによって構成されると共に鏡胴30によっ
て筒状本体22内に支持される。また、前記対物光学系
24の前面、即ち光の入射方向側にはフイルタ32が所
定の間隔をもって配置されている。
【0010】前記フイルタ32は、カニメ穴33が形成
された筒状のフイルタ枠34に嵌め込まれている。この
フイルタ枠34は、フイルタ32の外側面32aが筒状
本体22の端面22aと同一面上になるように、先端硬
質部20の外側から筒状本体22に着脱自在に螺合され
る。また、Oリング36が対物光学系24とフイルタ3
2との間の空間を気密保持する為に配設されている。
【0011】また、カットフイルタ32は図3に示すよ
うに、KTPレーザー光の波長域成分のうち電子内視鏡
10で得られる画像に悪影響を与える波長域成分、即ち
500mμから565mμまでのグリーン領域の波長域
成分を反射する特性を有している。次に、前記の如く構
成された電子内視鏡の作用について説明する。
【0012】先ず、KTPレーザーを使用してレーザー
治療を行う場合、予めフイルタ32を図2に示した位置
にフイルタ枠34と共に先端硬質部20の外側から対物
光学系24の前面に取付ける。これによって、対物光学
系24には、KTPレーザー光の波長域のうち電子内視
鏡10で得られる画像に悪影響を与える波長域成分が反
射された光が入射する。従って、電子内視鏡10は正常
な色調の画像を得ることができる。
【0013】尚、フイルタ32の取付け方は、前記フイ
ルタ枠34に形成されたカニメ穴33に図示しない治具
を差し込み、そしてこの治具をフイルタ枠34の軸芯を
中心軸として回転させてフイルタ枠34を先端硬質部2
0に螺合させる。これにより、フイルタ32を対物光学
系24の前面に容易に取付けることができる。また、K
TPレーザーではなく他のレーザー、例えばYAG、ア
ルゴンレーザーを使用する場合には、YAG、アルゴン
レーザーに対応したフイルタ、即ちYAG、アルゴンレ
ーザー光の特定の波長域成分のうち電子内視鏡10で得
られる画像に悪影響を与える波長域成分を反射する特性
を有したフイルタを、前記フイルタ32の代わりに対物
光学系24の前面に取付ければ良い。これにより、レー
ザーの種類を変更しても、1台の電子内視鏡で対応する
ことができる。
【0014】レーザーを使用しない場合には、フイルタ
に代えて透明材を取り付けておくこともできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電子
内視鏡の湾曲部構造によれば、各種レーザー光に対応し
て特定の波長域成分を取り除くフイルタ部材を予め複数
枚備え、使用するレーザー光に対応した前記フイルタ部
材を選択して電子内視鏡の先端硬質部の対物光学系の前
面に着脱自在に取付けたので、各種レーザーを使用する
場合でも1台の電子内視鏡で対応することができる。ま
た、前記フイルタ部材を、該フイルタ部材の外側面が先
端硬質部の端面と略同一面になるように取付けられてい
るので、電子内視鏡の先端硬質部の先端面からフイルタ
部材が突出することによる、体腔内に電子内視鏡を挿入
時の体腔内の内壁を傷つけたり、また、逆に先端面より
内側にフイルタ部材があることによる、電子内視鏡の先
端面の洗浄性の悪さ、フイルタ部材の回りに汚物等が付
着し易く、付着した汚物等を取り除くのが難しくなるよ
うなことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の実施例を示す全体図
【図2】本発明に係る電子内視鏡の先端硬質部の実施例
を示す断面図
【図3】KTPレーザーを使用した場合に於けるフイル
タの特性曲線を示す説明図
【符号の説明】
10…電子内視鏡 20…先端硬質部 24…対物光学系 32…フイルタ 34…フイルタ枠 36…Oリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−265934(JP,A) 特開 昭60−95418(JP,A) 特開 平1−135368(JP,A) 実開 昭55−43053(JP,U) 実開 昭59−7422(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物光学系と鉗子チャンネルとが先端硬
    質部に設けられ、各種レーザー光に対応して特定の波長
    域成分を取り除くフイルタ部材を予め複数枚備え、使用
    するレーザー光に対応した前記フイルタ部材を選択して
    取付ける電子内視鏡であって、該電子内視鏡は、該フイ
    ルタ部材を、該フイルタ部材の外側面が先端硬質部の端
    面と略同一面になるように、前記先端硬質部の対物光学
    系の前面にのみに着脱自在に取付けたことを特徴とする
    電子内視鏡。
JP3059997A 1991-03-25 1991-03-25 電子内視鏡 Expired - Lifetime JP3053024B2 (ja)

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