JP3052914B2 - Lsiの入力回路およびデジタル電子装置 - Google Patents
Lsiの入力回路およびデジタル電子装置Info
- Publication number
- JP3052914B2 JP3052914B2 JP9291255A JP29125597A JP3052914B2 JP 3052914 B2 JP3052914 B2 JP 3052914B2 JP 9291255 A JP9291255 A JP 9291255A JP 29125597 A JP29125597 A JP 29125597A JP 3052914 B2 JP3052914 B2 JP 3052914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flip
- flop
- output
- level
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Manipulation Of Pulses (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルLSI
の入力回路に関し、特にノイズの多い環境で誤動作しな
いディジタルLSIの入力回路に関する。
の入力回路に関し、特にノイズの多い環境で誤動作しな
いディジタルLSIの入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロプロセッサやデジタルLSIを
利用したデジタル電子装置において、LSIの入出力回
路の動作周波数が高まるとともに信号の立ち上がり時間
も短縮され、含まれる信号成分が高周波化され、信号配
線を分布定数線路として扱う必要が出てきた。分布定数
線路は、特性インピーダンスで終端しないと、反射によ
りノイズが生じる。ところが、伝送線路上の負荷等によ
り、特性インピーダンスが不均一になるため、反射が起
き、信号にノイズや不要なパルスが生じることが多い。
利用したデジタル電子装置において、LSIの入出力回
路の動作周波数が高まるとともに信号の立ち上がり時間
も短縮され、含まれる信号成分が高周波化され、信号配
線を分布定数線路として扱う必要が出てきた。分布定数
線路は、特性インピーダンスで終端しないと、反射によ
りノイズが生じる。ところが、伝送線路上の負荷等によ
り、特性インピーダンスが不均一になるため、反射が起
き、信号にノイズや不要なパルスが生じることが多い。
【0003】例えば図8に示す入力信号aが、非シュミ
ット特性を持つ入力回路に印加されると、しきい値Vt
hを越え出力は立ち上がるが、その後入力信号はしきい
値を下回り出力信号はたち下がる。その後、再度しきい
値を越えるため出力信号は再度立ち上がる。このため、
図8bに示すように幅の狭いパルス(以後ノイズパルス
と記す)が出力される。LSIの内部回路が、この入力
回路の出力の立ち上がりや立ち下がりで動作する場合、
本来1つのパルスが入力されるべき時に、図8bに示す
ようにノイズパルスを含め2つのパルスが印可されるの
で誤動作する。
ット特性を持つ入力回路に印加されると、しきい値Vt
hを越え出力は立ち上がるが、その後入力信号はしきい
値を下回り出力信号はたち下がる。その後、再度しきい
値を越えるため出力信号は再度立ち上がる。このため、
図8bに示すように幅の狭いパルス(以後ノイズパルス
と記す)が出力される。LSIの内部回路が、この入力
回路の出力の立ち上がりや立ち下がりで動作する場合、
本来1つのパルスが入力されるべき時に、図8bに示す
ようにノイズパルスを含め2つのパルスが印可されるの
で誤動作する。
【0004】また、LSIの内部回路がこの入力信号を
立ち上がりや立ち下がりではなくレベル信号として使っ
ている場合も、例えばこの入力回路の出力がDフリップ
フロップのデータ入力に入る場合を考えると、このノイ
ズパルスによって入力信号の状態確定が遅れるため、フ
リップフロップのセットアップ時間やホールド時間の規
格を満足できなくて誤動作する恐れもある。従って、入
力回路がこのようなノイズパルスを出力しないようにす
る必要がある。
立ち上がりや立ち下がりではなくレベル信号として使っ
ている場合も、例えばこの入力回路の出力がDフリップ
フロップのデータ入力に入る場合を考えると、このノイ
ズパルスによって入力信号の状態確定が遅れるため、フ
リップフロップのセットアップ時間やホールド時間の規
格を満足できなくて誤動作する恐れもある。従って、入
力回路がこのようなノイズパルスを出力しないようにす
る必要がある。
【0005】このようなノイズパルスに対し、シュミッ
ト特性をもつ入力回路は、立ち上がりのしきい値Vth
+と立ち下がりのしきい値Vth−が、Vth+>Vt
h−と異なるため、信号の立ち上がり、立ち下がり時の
変動がVth+とVth−内ならば、ノイズパルスの発
生を防ぐ。しかし図8cのように、Vth+を越えた入
力信号がその後Vth−を下回ると効果はなく、ノイズ
パルスを含んだ信号d出力する。
ト特性をもつ入力回路は、立ち上がりのしきい値Vth
+と立ち下がりのしきい値Vth−が、Vth+>Vt
h−と異なるため、信号の立ち上がり、立ち下がり時の
変動がVth+とVth−内ならば、ノイズパルスの発
生を防ぐ。しかし図8cのように、Vth+を越えた入
力信号がその後Vth−を下回ると効果はなく、ノイズ
パルスを含んだ信号d出力する。
【0006】入力信号の立ち上がり、立ち下がり時に入
力信号のしきい値付近での変動の大きさに関わらず、ノ
イズパルスの発生を防ぐ効果のある従来のLSIの入力
回路としては、特開昭58−43620号公報の「入力
回路」がある。図6に、この従来の入力回路の構成を示
す。図7の入力端子に示す信号が印加されると、その信
号は、遅延回路A,B,C,Dによって遅延され、それ
ぞれの出力は図7のa,b,c,dのようになる。次に
各遅延回路出力はANDゲートG1に印加され、その出
力は図7g1のようになる。又遅延回路A,Bの反転出
力信号がANDゲートG2に印加され、その出力はg2
に示される。次にANDゲートG1,G2の出力はそれ
ぞれフリップフロップFのセット入力S及びリセット入
力Rに印加されることにより、その出力信号は図7OU
Tに示されるように入力信号INの立ち上がり時刻T1
から時間t1後に立ち上がり、入力信号INの立ち下が
り時刻T2から時間t2後に立ち下がり、従って、この
従来の入力回路によって、立ち上がり幅が時間t1に満
たない入力信号のノイズは阻止される。この従来の入力
回路の問題点は、立ち上がりがt1、立ち下がりがt2
遅れることである。この立ち上がり立ち下がりの遅れに
よって、LSIの動作速度が低下することである。従っ
て、LSIの高性能化のためには、信号を遅延させるこ
となく、かつ不要な狭パルスの発生を防止をした入力回
路が必要である。
力信号のしきい値付近での変動の大きさに関わらず、ノ
イズパルスの発生を防ぐ効果のある従来のLSIの入力
回路としては、特開昭58−43620号公報の「入力
回路」がある。図6に、この従来の入力回路の構成を示
す。図7の入力端子に示す信号が印加されると、その信
号は、遅延回路A,B,C,Dによって遅延され、それ
ぞれの出力は図7のa,b,c,dのようになる。次に
各遅延回路出力はANDゲートG1に印加され、その出
力は図7g1のようになる。又遅延回路A,Bの反転出
力信号がANDゲートG2に印加され、その出力はg2
に示される。次にANDゲートG1,G2の出力はそれ
ぞれフリップフロップFのセット入力S及びリセット入
力Rに印加されることにより、その出力信号は図7OU
Tに示されるように入力信号INの立ち上がり時刻T1
から時間t1後に立ち上がり、入力信号INの立ち下が
り時刻T2から時間t2後に立ち下がり、従って、この
従来の入力回路によって、立ち上がり幅が時間t1に満
たない入力信号のノイズは阻止される。この従来の入力
回路の問題点は、立ち上がりがt1、立ち下がりがt2
遅れることである。この立ち上がり立ち下がりの遅れに
よって、LSIの動作速度が低下することである。従っ
て、LSIの高性能化のためには、信号を遅延させるこ
となく、かつ不要な狭パルスの発生を防止をした入力回
路が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、ノイズを含む入
力信号からノイズパルスを出力しない入力回路では、入
力回路の出力となるフリップフロップのセット入力、リ
セット入力として、入力信号を異なった遅延時間だけ遅
延させた信号の論理積を使っているため入力回路の出力
の立ち上がりが遅れ、回路の高速化ができなかった。
力信号からノイズパルスを出力しない入力回路では、入
力回路の出力となるフリップフロップのセット入力、リ
セット入力として、入力信号を異なった遅延時間だけ遅
延させた信号の論理積を使っているため入力回路の出力
の立ち上がりが遅れ、回路の高速化ができなかった。
【0008】本発明の目的は、ノイズを含む入力信号に
対して、内部回路の誤動作の原因となるノイズパルスの
ない信号を出力するLSIの入力回路において、信号の
遅れを生じない入力回路を実現することである。
対して、内部回路の誤動作の原因となるノイズパルスの
ない信号を出力するLSIの入力回路において、信号の
遅れを生じない入力回路を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明第一のLSIの入
力回路は、入力信号端子と、リセット入力信号端子と、
出力信号端子、と第一のフリップフロップと、第二のフ
リップフロップと、第三のフリップフロップと、第一の
パルス発生回路と、第二のパルス発生回路とを備え、前
記第一のフリップフロップは、前記入力端子の入力信号
が第一のレベルの時リセットされ前記リセット信号端子
のリセット信号が第一のレベルの時セットされ、かつ、
前記第二のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前記第
一のフリップフロップの出力が第二のレベルから第一の
レベルに変化し、前記第二のフリップフロップは、前記
入力端子の前記入力信号が第二のレベルあるいは前記リ
セット信号端子の前記リセット信号が第一のレベルの時
リセットされ、かつ、第一のパルス発生回路の出力パル
スの後縁で前記第二のフリップフロップ出力が第二のレ
ベルから第一のレベルに変化し、前記第三のフリップフ
ロップは、前記第一のパルス発生回路のパルスによりセ
ットされ、前記第二のパルス発生回路のパルスまたは前
記リセット信号端子の信号のいずれかによりリセットさ
れ、前記第一のパルス発生回路は、前記第一のフリップ
フロップの出力が第一のレベルから第二のレベルに切り
替わると一定時間幅のパルスを出力し、前記第二のパル
ス発生回路は、前記第二のフリップフロップの出力が第
一のレベルから第二のレベルに切り替わると一定時間幅
のパルスを出力し、前記出力端子が、前記第三のフリッ
プフロップの出力信号を出力する。
力回路は、入力信号端子と、リセット入力信号端子と、
出力信号端子、と第一のフリップフロップと、第二のフ
リップフロップと、第三のフリップフロップと、第一の
パルス発生回路と、第二のパルス発生回路とを備え、前
記第一のフリップフロップは、前記入力端子の入力信号
が第一のレベルの時リセットされ前記リセット信号端子
のリセット信号が第一のレベルの時セットされ、かつ、
前記第二のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前記第
一のフリップフロップの出力が第二のレベルから第一の
レベルに変化し、前記第二のフリップフロップは、前記
入力端子の前記入力信号が第二のレベルあるいは前記リ
セット信号端子の前記リセット信号が第一のレベルの時
リセットされ、かつ、第一のパルス発生回路の出力パル
スの後縁で前記第二のフリップフロップ出力が第二のレ
ベルから第一のレベルに変化し、前記第三のフリップフ
ロップは、前記第一のパルス発生回路のパルスによりセ
ットされ、前記第二のパルス発生回路のパルスまたは前
記リセット信号端子の信号のいずれかによりリセットさ
れ、前記第一のパルス発生回路は、前記第一のフリップ
フロップの出力が第一のレベルから第二のレベルに切り
替わると一定時間幅のパルスを出力し、前記第二のパル
ス発生回路は、前記第二のフリップフロップの出力が第
一のレベルから第二のレベルに切り替わると一定時間幅
のパルスを出力し、前記出力端子が、前記第三のフリッ
プフロップの出力信号を出力する。
【0010】本発明第二のLSIの入力回路は、入力信
号端子と、リセット入力信号端子と、出力信号端子、と
第一のDフリップフロップと、第二のDフリップフロッ
プと、RSフリップフロップと、第一のパルス発生回路
と、第二のパルス発生回路とを備え、前記第一のパルス
発生回路は、第三のDフリップフロップと第一の遅延回
路から構成され、前記第一のDフリップフロップの出力
が第一のレベルから第二のレベルに切り替わると一定時
間幅のパルスを出力し、前記第二のパルス発生回路は、
第四のDフリップフロップと第二の遅延回路から構成さ
れ、前記第二のDフリップフロップの出力が第一のレベ
ルから第二のレベルに切り替わると一定時間幅のパルス
を出力し、前記RSフリップフロップは、ふたつのNA
NDゲートから構成され、前記第一のパルス発生回路の
パルスによりセットされ、前記第二のパルス発生回路の
パルスまたは前記リセット信号端子の信号のいずれかに
よりリセットされ、前記第一のDフリップフロップは、
前記入力端子の入力信号が第一のレベルの時リセットさ
れ前記リセット信号端子のリセット信号が第一のレベル
の時セットされ、かつ、前記第二のパルス発生回路の出
力パルスの後縁で前記第一のDフリップフロップの出力
が第二のレベルから第一のレベルに変化し、前記第二の
Dフリップフロップは、前記入力端子の前記入力信号が
第二のレベルあるいは前記リセット信号端子の前記リセ
ット信号が第一のレベルの時リセットされ、かつ、第一
のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前記第二のDフ
リップフロップ出力が第二のレベルから第一のレベルに
変化し、前記出力信号端子が、前記RSフリップフロッ
プの出力信号を出力する。
号端子と、リセット入力信号端子と、出力信号端子、と
第一のDフリップフロップと、第二のDフリップフロッ
プと、RSフリップフロップと、第一のパルス発生回路
と、第二のパルス発生回路とを備え、前記第一のパルス
発生回路は、第三のDフリップフロップと第一の遅延回
路から構成され、前記第一のDフリップフロップの出力
が第一のレベルから第二のレベルに切り替わると一定時
間幅のパルスを出力し、前記第二のパルス発生回路は、
第四のDフリップフロップと第二の遅延回路から構成さ
れ、前記第二のDフリップフロップの出力が第一のレベ
ルから第二のレベルに切り替わると一定時間幅のパルス
を出力し、前記RSフリップフロップは、ふたつのNA
NDゲートから構成され、前記第一のパルス発生回路の
パルスによりセットされ、前記第二のパルス発生回路の
パルスまたは前記リセット信号端子の信号のいずれかに
よりリセットされ、前記第一のDフリップフロップは、
前記入力端子の入力信号が第一のレベルの時リセットさ
れ前記リセット信号端子のリセット信号が第一のレベル
の時セットされ、かつ、前記第二のパルス発生回路の出
力パルスの後縁で前記第一のDフリップフロップの出力
が第二のレベルから第一のレベルに変化し、前記第二の
Dフリップフロップは、前記入力端子の前記入力信号が
第二のレベルあるいは前記リセット信号端子の前記リセ
ット信号が第一のレベルの時リセットされ、かつ、第一
のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前記第二のDフ
リップフロップ出力が第二のレベルから第一のレベルに
変化し、前記出力信号端子が、前記RSフリップフロッ
プの出力信号を出力する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の構
成を示すブロック図である。図1において、1は第一の
入力信号端子、2は第一のリセット信号端子、3は第一
のフリップフロップ、4は第一のパルス発生回路、5は
第二のフリップフロップ、6はインバータ、7は第一の
ORゲート、8は第二のパルス発生回路、9は第二のO
Rゲート、10は第三のフリップフロップ、11は第一
の出力信号端子である。
成を示すブロック図である。図1において、1は第一の
入力信号端子、2は第一のリセット信号端子、3は第一
のフリップフロップ、4は第一のパルス発生回路、5は
第二のフリップフロップ、6はインバータ、7は第一の
ORゲート、8は第二のパルス発生回路、9は第二のO
Rゲート、10は第三のフリップフロップ、11は第一
の出力信号端子である。
【0012】第一のフリップフロップ3において、リセ
ット入力R1が第一の入力信号端子1に、セット入力S
1が第一のリセット信号端子2に接続されており、第一
の入力信号端子1の入力信号がハイレベルになるとリセ
ットされる。第一のパルス発生回路4において、その入
力IP1が第一のフリップフロップ3の出力Q1に接続
され、第一のフリップフロップ3がリセットされると、
一定時間のパルスを発生し、このパルス幅が、ノイズを
マスクする入力信号の立ち上がりからの時間幅になる。
第三のフリップフロップ10のセット入力S3は、第一
のパルス発生回路4の出力OP1が接続され、第一のパ
ルス発生回路4がパルスを出力するとセットされる。
ット入力R1が第一の入力信号端子1に、セット入力S
1が第一のリセット信号端子2に接続されており、第一
の入力信号端子1の入力信号がハイレベルになるとリセ
ットされる。第一のパルス発生回路4において、その入
力IP1が第一のフリップフロップ3の出力Q1に接続
され、第一のフリップフロップ3がリセットされると、
一定時間のパルスを発生し、このパルス幅が、ノイズを
マスクする入力信号の立ち上がりからの時間幅になる。
第三のフリップフロップ10のセット入力S3は、第一
のパルス発生回路4の出力OP1が接続され、第一のパ
ルス発生回路4がパルスを出力するとセットされる。
【0013】第二のフリップフロップ5は、前記入力信
号をインバータ6で反転した信号と第一のリセット信号
端子2からのリセット信号を第一のORゲート7で論理
和した出力がリセット入力R2に接続され、第一のパル
ス発生回路4の出力OP1がクロック入力C2に接続さ
れ、データ入力D2はハイレベルにクランプされる。第
二のフリップフロップ5の出力Q2は、第一のパルス発
生回路4の出力パルスの後縁で、ハイレベルになる。第
二のパルス発生回路8において、その入力IP2が第二
のフリップフロップ5の出力Q2に接続され、第二のフ
リップフロップ5がリセットされると、一定時間のパル
スを発生し、このパルス幅が、ノイズをマスクする入力
信号の立ち下がりからの時間幅になる。第三のフリップ
フロップ10のリセット入力は、第二のパルス発生回路
8の出力とリセット信号を第二のORゲート9で論理和
した出力が接続され、第二のパルス発生回路8がパルス
を出力するとリセットされる。第一のフリップフロップ
3は、第二のパルス発生回路8の出力OP2がクロック
入力C1に接続され、データ入力D1はハイレベルにク
ランプされる。第一のフリップフロップ3の出力Q1
は、第二のパルス発生回路8の出力パルスの後縁で、ハ
イレベルになる。
号をインバータ6で反転した信号と第一のリセット信号
端子2からのリセット信号を第一のORゲート7で論理
和した出力がリセット入力R2に接続され、第一のパル
ス発生回路4の出力OP1がクロック入力C2に接続さ
れ、データ入力D2はハイレベルにクランプされる。第
二のフリップフロップ5の出力Q2は、第一のパルス発
生回路4の出力パルスの後縁で、ハイレベルになる。第
二のパルス発生回路8において、その入力IP2が第二
のフリップフロップ5の出力Q2に接続され、第二のフ
リップフロップ5がリセットされると、一定時間のパル
スを発生し、このパルス幅が、ノイズをマスクする入力
信号の立ち下がりからの時間幅になる。第三のフリップ
フロップ10のリセット入力は、第二のパルス発生回路
8の出力とリセット信号を第二のORゲート9で論理和
した出力が接続され、第二のパルス発生回路8がパルス
を出力するとリセットされる。第一のフリップフロップ
3は、第二のパルス発生回路8の出力OP2がクロック
入力C1に接続され、データ入力D1はハイレベルにク
ランプされる。第一のフリップフロップ3の出力Q1
は、第二のパルス発生回路8の出力パルスの後縁で、ハ
イレベルになる。
【0014】次に、本発明LSI入力回路の第一の実施
の形態の動作について、図2のタイムチャートを参照し
て説明する。リセット信号により、第一のフリップフロ
ップ3はセットされ、第二のフリップフロップ5、及び
第三のフリップフロップ10はリセットされ、初期状態
となる。この時、本入力回路の出力は第一の出力信号端
子11に接続され、第三のフリップフロップ10の出力
Q3なので、ローレベルである。入力信号がハイレベル
になると、第一のフリップフロップ3がリセットされ、
第一のパルス発生回路4が一定時間幅のパルスを出力す
る。第一のパルス発生回路4のパルスにより、第三のフ
リップフロップ10がセットされるので、本入力回路の
出力はハイレベルになる。入力信号が、ノイズでローレ
ベルになっても、第二のフリップフロップ5はリセット
されたままなので、回路動作に影響はない。一定時間経
過後、第一のパルス発生回路4のパルスの後縁で、第二
のフリップフロップ5がセットされる。
の形態の動作について、図2のタイムチャートを参照し
て説明する。リセット信号により、第一のフリップフロ
ップ3はセットされ、第二のフリップフロップ5、及び
第三のフリップフロップ10はリセットされ、初期状態
となる。この時、本入力回路の出力は第一の出力信号端
子11に接続され、第三のフリップフロップ10の出力
Q3なので、ローレベルである。入力信号がハイレベル
になると、第一のフリップフロップ3がリセットされ、
第一のパルス発生回路4が一定時間幅のパルスを出力す
る。第一のパルス発生回路4のパルスにより、第三のフ
リップフロップ10がセットされるので、本入力回路の
出力はハイレベルになる。入力信号が、ノイズでローレ
ベルになっても、第二のフリップフロップ5はリセット
されたままなので、回路動作に影響はない。一定時間経
過後、第一のパルス発生回路4のパルスの後縁で、第二
のフリップフロップ5がセットされる。
【0015】このように、第二のフリップフロップ5の
セットを遅らせることにより、入力信号の立ち上がりか
ら一定時間内のノイズによるノイズパルスを出力しない
ようにしている。また本発明のLSIの入力回路の出力
は、ノイズをマスクする一定時間幅のパルスによる遅れ
無しに立ち上がる。
セットを遅らせることにより、入力信号の立ち上がりか
ら一定時間内のノイズによるノイズパルスを出力しない
ようにしている。また本発明のLSIの入力回路の出力
は、ノイズをマスクする一定時間幅のパルスによる遅れ
無しに立ち上がる。
【0016】次に、入力信号がローレベルになると、第
二のフリップフロップ5がリセットされるので、第二の
パルス発生回路8が一定時間幅のパルスを出力する。第
二のパルス発生回路8のパルスにより、第三のフリップ
フロップ10がリセットされるので、本入力回路の出力
は、ローレベルになる。入力信号が、ノイズでハイレベ
ルになっても、第一のフリップフロップ3はリセットさ
れたままなので、回路動作に影響はない。一定時間経過
後、第二のパルス発生回路8のパルスの後縁で、第一の
フリップフロップ3がセットされる。
二のフリップフロップ5がリセットされるので、第二の
パルス発生回路8が一定時間幅のパルスを出力する。第
二のパルス発生回路8のパルスにより、第三のフリップ
フロップ10がリセットされるので、本入力回路の出力
は、ローレベルになる。入力信号が、ノイズでハイレベ
ルになっても、第一のフリップフロップ3はリセットさ
れたままなので、回路動作に影響はない。一定時間経過
後、第二のパルス発生回路8のパルスの後縁で、第一の
フリップフロップ3がセットされる。
【0017】このように、第一のフリップフロップ3の
セットを遅らせることにより、入力信号の立ち上がりか
ら一定時間内のノイズによるノイズパルスを出力しない
ようにしている。本発明のLSIの入力回路の出力は、
ノイズをマスクする一定時間幅のパルスによる遅れ無し
に立ち下がる。
セットを遅らせることにより、入力信号の立ち上がりか
ら一定時間内のノイズによるノイズパルスを出力しない
ようにしている。本発明のLSIの入力回路の出力は、
ノイズをマスクする一定時間幅のパルスによる遅れ無し
に立ち下がる。
【0018】次に、本発明第二の実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の実施例
の構成を示す回路図である。図3において、31は第二
のリセット信号端子、32は第二の入力信号端子、33
は第二の出力信号端子、34は第一のインバータ、35
は第二のインバータ、36は第一のDフリップフロッ
プ、37は第一のNORゲート、38は第三のDフリッ
プフロップ、39は第一の遅延回路、40は第三のイン
バータ、41はANDゲート、42は第二のDフリップ
フロップ、43は第二のNORゲート、44は第四のD
フリップフロップ45は第二の遅延回路、46はRSフ
リップフロップ、51はインバータゲート回路である。
面を参照して詳細に説明する。図3は、本発明の実施例
の構成を示す回路図である。図3において、31は第二
のリセット信号端子、32は第二の入力信号端子、33
は第二の出力信号端子、34は第一のインバータ、35
は第二のインバータ、36は第一のDフリップフロッ
プ、37は第一のNORゲート、38は第三のDフリッ
プフロップ、39は第一の遅延回路、40は第三のイン
バータ、41はANDゲート、42は第二のDフリップ
フロップ、43は第二のNORゲート、44は第四のD
フリップフロップ45は第二の遅延回路、46はRSフ
リップフロップ、51はインバータゲート回路である。
【0019】第一のDフリップフロップ36は、データ
入力D1がハイレベルにクランプされ、第二のリセット
信号端子31からのリセット信号が第一のインバータ3
4で反転されセット入力S1に印加され、第二の入力信
号端子32からの入力信号が第二のインバータ35で反
転されリセット入力R1に印加される。第三のDフリッ
プフロップ38は、データ入力D2がハイレベルにクラ
ンプされ、クロック入力C2が第一のDフリップフロッ
プ36の反転出力NQ1に接続され、出力Q2が第一の
遅延回路39の入力に接続され、第一の遅延回路39の
出力OD1は、前記リセット信号と第一のNORゲート
37に入力され、第一のNORゲート37の出力は、第
三のDフリップフロップ38のリセット入力R2に接続
される。第三のDフリップフロップ38は、第一のDフ
リップフロップ36の反転出力NQ1の立ち上がり時
に、第一の遅延回路39の遅延時間で決まる幅のパルス
を出力し、入力信号の立ち上がり時のノイズをマスクす
る。第三のDフリップフロップ38の反転出力NQ2
は、RSフリップフロップ46のセット入力に接続され
る。第三のDフリップフロップ38の反転出力NQ2は
一定時間幅のロウレベルパルスを出力するので、RSフ
リップフロップ46は、ロウレベルパルスの前縁でセッ
トされる。
入力D1がハイレベルにクランプされ、第二のリセット
信号端子31からのリセット信号が第一のインバータ3
4で反転されセット入力S1に印加され、第二の入力信
号端子32からの入力信号が第二のインバータ35で反
転されリセット入力R1に印加される。第三のDフリッ
プフロップ38は、データ入力D2がハイレベルにクラ
ンプされ、クロック入力C2が第一のDフリップフロッ
プ36の反転出力NQ1に接続され、出力Q2が第一の
遅延回路39の入力に接続され、第一の遅延回路39の
出力OD1は、前記リセット信号と第一のNORゲート
37に入力され、第一のNORゲート37の出力は、第
三のDフリップフロップ38のリセット入力R2に接続
される。第三のDフリップフロップ38は、第一のDフ
リップフロップ36の反転出力NQ1の立ち上がり時
に、第一の遅延回路39の遅延時間で決まる幅のパルス
を出力し、入力信号の立ち上がり時のノイズをマスクす
る。第三のDフリップフロップ38の反転出力NQ2
は、RSフリップフロップ46のセット入力に接続され
る。第三のDフリップフロップ38の反転出力NQ2は
一定時間幅のロウレベルパルスを出力するので、RSフ
リップフロップ46は、ロウレベルパルスの前縁でセッ
トされる。
【0020】第二のDフリップフロップ42は、データ
入力D3がハイレベルにクランプされ、クロック入力C
3が第三のDフリップフロップ38の反転出力NQ2に
接続され、リセット信号R3が第三のインバータ40で
反転された信号と入力信号とのANDゲート41による
論理積がリセット入力に印加される。第四のDフリップ
フロップ44は、データ入力D4がハイレベルにクラン
プされ、クロック入力C4が第二のDフリップフロップ
42の反転出力NQ3に接続され、出力Q4が第二の遅
延回路45の入力ID2に接続され、第二の遅延回路4
5の出力OD2は、前記リセット信号と第二のNORゲ
ート43に入力され、第二のNORゲート43の出力
は、第四のDフリップフロップ44のリセット入力R4
に接続される。第四のDフリップフロップ44は、第二
のDフリップフロップ42の反転出力の立ち上がり時
に、第二の遅延回路45の遅延時間で決まる幅のパルス
を出力し、入力信号の立ち下がり時のノイズをマスクす
る。第四のDフリップフロップ44の反転出力NQ4
は、RSフリップフロップ46のリセット入力に接続さ
れる。第四のDフリップフロップ44の反転出力NQ4
は一定時間幅の負パルスを出力するので、RSフリップ
フロップ46は、負パルスの前縁でリセットされる。
入力D3がハイレベルにクランプされ、クロック入力C
3が第三のDフリップフロップ38の反転出力NQ2に
接続され、リセット信号R3が第三のインバータ40で
反転された信号と入力信号とのANDゲート41による
論理積がリセット入力に印加される。第四のDフリップ
フロップ44は、データ入力D4がハイレベルにクラン
プされ、クロック入力C4が第二のDフリップフロップ
42の反転出力NQ3に接続され、出力Q4が第二の遅
延回路45の入力ID2に接続され、第二の遅延回路4
5の出力OD2は、前記リセット信号と第二のNORゲ
ート43に入力され、第二のNORゲート43の出力
は、第四のDフリップフロップ44のリセット入力R4
に接続される。第四のDフリップフロップ44は、第二
のDフリップフロップ42の反転出力の立ち上がり時
に、第二の遅延回路45の遅延時間で決まる幅のパルス
を出力し、入力信号の立ち下がり時のノイズをマスクす
る。第四のDフリップフロップ44の反転出力NQ4
は、RSフリップフロップ46のリセット入力に接続さ
れる。第四のDフリップフロップ44の反転出力NQ4
は一定時間幅の負パルスを出力するので、RSフリップ
フロップ46は、負パルスの前縁でリセットされる。
【0021】第一の遅延回路39及び第二の遅延回路4
5の構成の一例を、図4に示す。図4を参照すると、遅
延回路は、インバータゲート回路51を偶数個縦続接続
しているが、配線遅延で実現してもよいし、高精度が必
要な場合は、カウンタでクロックをカウントしたタイマ
で実現しても良い。また、立ち上がりと立ち下がりそれ
ぞれのノイズのマスク時間に合わせるために、第一の遅
延回路39と第二の遅延回路45のインバータゲート回
路51の縦続接続数を異なった値にしても良い。
5の構成の一例を、図4に示す。図4を参照すると、遅
延回路は、インバータゲート回路51を偶数個縦続接続
しているが、配線遅延で実現してもよいし、高精度が必
要な場合は、カウンタでクロックをカウントしたタイマ
で実現しても良い。また、立ち上がりと立ち下がりそれ
ぞれのノイズのマスク時間に合わせるために、第一の遅
延回路39と第二の遅延回路45のインバータゲート回
路51の縦続接続数を異なった値にしても良い。
【0022】次に本発明のLSI入力回路の第二の実施
の形態の動作について、図5を参照して詳細に説明す
る。図5において、第二の入力信号端子32に印加され
る入力信号は、立ち上がりと立ち下がりにノイズがあ
る。まず、リセット信号が印加されると、第一のDフリ
ップフロップ36はセットされ、第三のDフリップフロ
ップ38と第二のDフリップフロップ42と第四のDフ
リップフロップ44とRSフリップフロップ46はリセ
ットされ、初期状態となる。この時、出力信号は、ロー
レベルである。次に入力信号がハイレベルになると、第
一のDフリップフロップ36はリセットされ、反転出力
QN1が立ち上がる。反転出力QN1の立ち上がりで第
三のDフリップフロップ38の出力はハイレベルにな
る。同時に第三のDフリップフロップ38の反転出力Q
N2がローレベルになるので、RSフリップフロップ4
6はセットされるので、出力信号はハイレベルになる。
この時、入力信号がノイズでローレベルに戻っても、第
二のDフリップフロップ42の反転出QN3はハイレベ
ルのまま変化しない。従って、出力信号は立ち上がり時
のノイズの影響を受けない。第一の遅延回路39の遅延
時間後、第一のNORゲート37の出力がローレベルに
なるので、第三のDフリップフロップ38はリセットさ
れる。第三のDフリップフロップ38の反転出力QN2
の立ち上がり時に、第二のDフリップフロップ42の反
転出力QN3がローレベルになる。
の形態の動作について、図5を参照して詳細に説明す
る。図5において、第二の入力信号端子32に印加され
る入力信号は、立ち上がりと立ち下がりにノイズがあ
る。まず、リセット信号が印加されると、第一のDフリ
ップフロップ36はセットされ、第三のDフリップフロ
ップ38と第二のDフリップフロップ42と第四のDフ
リップフロップ44とRSフリップフロップ46はリセ
ットされ、初期状態となる。この時、出力信号は、ロー
レベルである。次に入力信号がハイレベルになると、第
一のDフリップフロップ36はリセットされ、反転出力
QN1が立ち上がる。反転出力QN1の立ち上がりで第
三のDフリップフロップ38の出力はハイレベルにな
る。同時に第三のDフリップフロップ38の反転出力Q
N2がローレベルになるので、RSフリップフロップ4
6はセットされるので、出力信号はハイレベルになる。
この時、入力信号がノイズでローレベルに戻っても、第
二のDフリップフロップ42の反転出QN3はハイレベ
ルのまま変化しない。従って、出力信号は立ち上がり時
のノイズの影響を受けない。第一の遅延回路39の遅延
時間後、第一のNORゲート37の出力がローレベルに
なるので、第三のDフリップフロップ38はリセットさ
れる。第三のDフリップフロップ38の反転出力QN2
の立ち上がり時に、第二のDフリップフロップ42の反
転出力QN3がローレベルになる。
【0023】次に入力信号がローレベルになると、第二
のDフリップフロップ42はリセットされ、QN3が立
ち上がる。反転出力QN3の立ち上がりで第二のDフリ
ップフロップ42の出力Q4はハイレベルになる。同時
に第四のDフリップフロップ44の反転出力QN4がロ
ーレベルになるので、RSフリップフロップ46はリセ
ットされるので、第二の出力信号端子33出力信号はロ
ーレベルになる。この時、入力信号がノイズでハイレベ
ルに戻っても、第一のDフリップフロップ36の反転出
力QN1はハイレベルのまま変化しない。従って、前記
出力信号は立ち下がり時のノイズの影響を受けない。第
二の遅延回路45の遅延時間後、第二のNORゲート4
3の出力がローレベルになるので、第四のDフリップフ
ロップ44はリセットされる。第四のDフリップフロッ
プ44の反転出力QN4の立ち上がり時に、第一のDフ
リップフロップ36の反転出力QN1がローレベルにな
り、初期状態に戻る。
のDフリップフロップ42はリセットされ、QN3が立
ち上がる。反転出力QN3の立ち上がりで第二のDフリ
ップフロップ42の出力Q4はハイレベルになる。同時
に第四のDフリップフロップ44の反転出力QN4がロ
ーレベルになるので、RSフリップフロップ46はリセ
ットされるので、第二の出力信号端子33出力信号はロ
ーレベルになる。この時、入力信号がノイズでハイレベ
ルに戻っても、第一のDフリップフロップ36の反転出
力QN1はハイレベルのまま変化しない。従って、前記
出力信号は立ち下がり時のノイズの影響を受けない。第
二の遅延回路45の遅延時間後、第二のNORゲート4
3の出力がローレベルになるので、第四のDフリップフ
ロップ44はリセットされる。第四のDフリップフロッ
プ44の反転出力QN4の立ち上がり時に、第一のDフ
リップフロップ36の反転出力QN1がローレベルにな
り、初期状態に戻る。
【0024】
【発明の効果】このように、本発明の第一の効果は、一
定時間のパルスを発生するパルス発生回路を用い入力信
号の変化点から一定時間入力信号をマスクすることによ
り、ノイズのある入力信号に対して、遅延することなく
ノイズのない信号を出力することができる。
定時間のパルスを発生するパルス発生回路を用い入力信
号の変化点から一定時間入力信号をマスクすることによ
り、ノイズのある入力信号に対して、遅延することなく
ノイズのない信号を出力することができる。
【0025】第2の効果は、入力信号のノイズをマスク
するパルス発生回路の出力の前縁で、出力信号を切り替
えるようにして、従来例のようなマスク終了後に出力信
号が切り替わることのよる遅れを無くし、LSIの高速
化が可能になる。
するパルス発生回路の出力の前縁で、出力信号を切り替
えるようにして、従来例のようなマスク終了後に出力信
号が切り替わることのよる遅れを無くし、LSIの高速
化が可能になる。
【図1】本発明の実施の形態の構成を示す回路図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施の形態の動作を示すタイムチャー
トである。
トである。
【図3】本発明の実施例の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施例の遅延回路の構成を示す回路図
である。
である。
【図5】本発明の実施例の動作を示すタイムチャートで
ある。
ある。
【図6】従来の入力回路の構成を示す回路図である。
【図7】従来の入力回路の動作を示すタイムチャートで
ある。
ある。
【図8】従来の入力回路の動作を示すタイムチャートで
ある。
ある。
1 第一の入力信号端子 2 第一のリセット信号端子 3 第一のフリップフロップ 4 第一のパルス発生回路 5 第二のフリップフロップ 6 インバータ 7 第一のORゲート 8 第二のパルス発生回路 9 第二のORゲート 10 第三のフリップフロップ 11 第一の出力信号端子 31 第二のリセット信号端子 32 第二の入力信号端子 33 第二の出力信号端子 34 第一のインバータ 35 第二のインバータ 36 第一のDフリップフロップ 37 第一のNORゲート 38 第三のDフリップフロップ 39 第一の遅延回路 40 第三のインバータ 41 ANDゲート 42 第二のDフリップフロップ 43 第二のNORゲート 44 第四のDフリップフロップ 45 第二の遅延回路 46 RSフリップフロップ 51 インバータゲート回路
Claims (5)
- 【請求項1】 LSIの入力回路において、入力信号端
子と、リセット入力信号端子と、出力信号端子、と第一
のフリップフロップと、第二のフリップフロップと、第
三のフリップフロップと、第一のパルス発生回路と、第
二のパルス発生回路とを備え、 前記第一のフリップフロップは、前記入力端子の入力信
号が第一のレベルの時リセットされ前記リセット信号端
子のリセット信号が第一のレベルの時セットされ、か
つ、前記第二のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前
記第一のフリップフロップの出力が第二のレベルから第
一のレベルに変化し、 前記第二のフリップフロップは、前記入力端子の前記入
力信号が第二のレベルあるいは前記リセット信号端子の
前記リセット信号が第一のレベルの時リセットされ、か
つ、第一のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前記第
二のフリップフロップ出力が第二のレベルから第一のレ
ベルに変化し、 前記第三のフリップフロップは、前記第一のパルス発生
回路のパルスによりセットされ、前記第二のパルス発生
回路のパルスまたは前記リセット信号端子の信号のいず
れかによりリセットされ、 前記第一のパルス発生回路は、前記第一のフリップフロ
ップの出力が第一のレベルから第二のレベルに切り替わ
ると一定時間幅のパルスを出力し、 前記第二のパルス発生回路は、前記第二のフリップフロ
ップの出力が第一のレベルから第二のレベルに切り替わ
ると一定時間幅のパルスを出力し、 前記出力端子が、前記第三のフリップフロップの出力信
号を出力する、ことを特徴とするLSIの入力回路。 - 【請求項2】 前記第一のフリップフロップおよび前記
第二のフリップフロップがDフリップフロップであり、
前記第三のフリップフロップがRSフリップフロップで
ある請求項1記載のLSIの入力回路。 - 【請求項3】 LSIの入力回路において、入力信号端
子と、リセット入力信号端子と、出力信号端子、と第一
のDフリップフロップと、第二のDフリップフロップ
と、RSフリップフロップと、第一のパルス発生回路
と、第二のパルス発生回路とを備え、 前記第一のパルス発生回路は、第三のDフリップフロッ
プと第一の遅延回路から構成され、前記第一のDフリッ
プフロップの出力が第一のレベルから第二のレベルに切
り替わると一定時間幅のパルスを出力し、 前記第二のパルス発生回路は、第四のDフリップフロッ
プと第二の遅延回路から構成され、前記第二のDフリッ
プフロップの出力が第一のレベルから第二のレベルに切
り替わると一定時間幅のパルスを出力し、 前記RSフリップフロップは、前記第一のパルス発生回
路のパルスによりセットされ、前記第二のパルス発生回
路のパルスまたは前記リセット信号端子の信号のいずれ
かによりリセットされ、 前記第一のDフリップフロップは、前記入力端子の入力
信号が第一のレベルの時リセットされ前記リセット信号
端子のリセット信号が第一のレベルの時セットされ、か
つ、前記第二のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前
記第一のDフリップフロップの出力が第二のレベルから
第一のレベルに変化し、 前記第二のDフリップフロップは、前記入力端子の前記
入力信号が第二のレベルあるいは前記リセット信号端子
の前記リセット信号が第一のレベルの時リセットされ、
かつ、第一のパルス発生回路の出力パルスの後縁で前記
第二のDフリップフロップ出力が第二のレベルから第一
のレベルに変化し、 前記出力端子が、前記RSフリップフロップの出力信号
を出力する、ことを特徴とするLSIの入力回路。 - 【請求項4】 前記遅延素子が偶数個のインバータゲー
トから構成されていることを特徴とする請求項2記載の
LSI入力回路。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載のLSI
の入力回路を有するデジタル電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9291255A JP3052914B2 (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | Lsiの入力回路およびデジタル電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9291255A JP3052914B2 (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | Lsiの入力回路およびデジタル電子装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11127071A JPH11127071A (ja) | 1999-05-11 |
JP3052914B2 true JP3052914B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=17766503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9291255A Expired - Fee Related JP3052914B2 (ja) | 1997-10-23 | 1997-10-23 | Lsiの入力回路およびデジタル電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052914B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006245977A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Fuji Xerox Co Ltd | パルス信号再生装置 |
-
1997
- 1997-10-23 JP JP9291255A patent/JP3052914B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11127071A (ja) | 1999-05-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6087847A (en) | Impedance control circuit | |
US5539337A (en) | Clock noise filter for integrated circuits | |
US5808486A (en) | Glitch free clock enable circuit | |
US5289060A (en) | Programmable glitch filter | |
US6311148B1 (en) | Method for determining static flip-flop setup and hold times | |
US5977809A (en) | Programmable non-overlap clock generator | |
JP2861465B2 (ja) | 周波数逓倍回路 | |
JP2001211057A (ja) | データストリームの入力フィルタ段階及び、データストリームをフィルタする方法 | |
JPH038037B2 (ja) | ||
US5107523A (en) | Processor clock governor | |
JP3052914B2 (ja) | Lsiの入力回路およびデジタル電子装置 | |
US5933032A (en) | Apparatus and method for generating a pulse signal | |
JP3717606B2 (ja) | 制御可能な入力バッファ、それを含む集積回路、および論理装置のセットアップおよびホールド時間を調整するための方法 | |
JPH06188698A (ja) | 遅延回路およびこの遅延回路を用いた波形整形回路 | |
JPS62176320A (ja) | 半導体集積回路用入力回路 | |
US6222393B1 (en) | Apparatus and method for generating a pulse signal | |
US6958679B1 (en) | Binary hysteresis equal comparator circuits and methods | |
JP2666429B2 (ja) | 微分回路 | |
KR0170508B1 (ko) | 잡음 펄스 필터링 회로 | |
JPH05100763A (ja) | クロツク制御回路 | |
KR100400775B1 (ko) | 노이즈 제거폭 가변회로 | |
JPH03228424A (ja) | ノイズ除去回路 | |
JP2917711B2 (ja) | 出力バッファ回路 | |
JPH02196528A (ja) | 終端回路 | |
US6407612B1 (en) | Method and system for suppressing input signal irregularities |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000307 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |