JP3052909B2 - 光学式センサ - Google Patents

光学式センサ

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JP3052909B2
JP3052909B2 JP9249928A JP24992897A JP3052909B2 JP 3052909 B2 JP3052909 B2 JP 3052909B2 JP 9249928 A JP9249928 A JP 9249928A JP 24992897 A JP24992897 A JP 24992897A JP 3052909 B2 JP3052909 B2 JP 3052909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、検出対象物を検
出する光学式センサに関し、特に、液面レベル計やフロ
ート形面積流量計などの透明体内を移動する検出対象物
によって物理量を計測するために用いられる光学式セン
サに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の光学式センサとし
て、液面レベル計やフロート形面積流量計が知られてい
る。液面レベル計は、図11のようなもので、不透明金
属タンク40の中にどれだけの液体が入っているかの測
定は次のように行なっていた。それは、金属タンク40
内とつながる透明測定管41の液面に浮子(フロート)
31を浮かべ、液面の移動に伴って浮子31の位置が変
化するようにして、その浮子31の位置を人間が目視す
ることにより、または透明測定管41に取り付けた反射
形光学式センサ50により、浮子31の位置を検出する
ことにより、液面レベルを測定していた。
【0003】いっぽう、フロート形面積流量計は、実開
平3−33324号公報に記載されたものが既に知られ
ている。そのフロート形面積流量計の斜視図を図12
に、断面図を図13にそれぞれ示す。そしてこの流量計
の原理を2つの図を参照しながら以下に簡単に説明す
る。流体を透明な測定管30に配管継手32、33で導
き、その流体を測定管30の下端から上端に向けて流
す。測定管30内にあるフロート31は、流体の流れの
勢いに押されて、上へ押し上げられる。フロート31
は、流体で押し上げられる力と重力とがつりあった位置
(測定管30内のある高さ)で、安定してほぼ動かなく
なる。そして、流量の大きさによって、フロート31が
安定する位置が上下するために、測定管30の内径にテ
ーパをつけ、下端から上端へいくほど内径をだんだんと
大きくしている。これは、流体によるフロート31を押
し上げる力は、測定管30の断面積の大きさと流体の流
量とに関係していることを利用している。つまり、同じ
力を生じさせるには、断面積が小さくなれば流量は少し
で良いし、断面積が大きければ流量は多く必要となる。
これにより、フロート31が断面積の小さい測定管30
の下端付近で安定して動かなくなっているときは、流体
の流量は少なく、フロート31が断面積が大きくなる測
定管30の上端へ近づくほど、流体の流量が多いという
ことがわかる。そして、予め測定管30に目盛りをつけ
ておき、人間がフロート31の位置を目視して、測定管
30に付けられた目盛りを読むことで流体の流量を測定
できるようしている。また、フロート31の位置を検出
するための光学式センサ50が筐体35に内蔵されてい
る。ここでの光学式センサ50は、フロート31の移動
方向に並べられた複数個の発光素子1と測定管30の上
端に配置された受光素子2を備えている。そして、フロ
ート31の外側面の上部をテーパ面とし、その部分にミ
ラー31aを取り付け、ミラー31aは相対するところ
にある発光素子1からの照射光を反射して受光素子2に
入射させるしくみとしている。フロート31の位置検出
の方法は、複数個の発光素子1を上端から下端に向かっ
て順次発光させる。そしてフロート31の前にある発光
素子1からの照射光のみが受光素子2に入射することに
なるから、受光素子2が受光した光が何番目の発光素子
1からの照射光なのかが分かればフロート31の位置
(高さ)が分かる、というものである。他の検出方法の
例として、発光素子1を測定管30上端に配置し、測定
管30に平行に受光素子2を列状に並べて、どの位置の
受光素子2が発光素子1の照射光を受光したかによる検
出でもよい。このようにフロート31の位置を検出する
ことで、流量の測定結果を光学式センサ50からの電気
信号として得られるので、遠隔して流量制御をすること
が可能になる。
【0004】ところで、上述の液面レベル計や流量計な
どの物理量計測に用いられる光学式センサ50において
は、外乱光や外来光の影響を受けてしまうと、検出対象
物であるフロート31の正確な検出ができなくなる。そ
の理由は、フロート31が透明な測定管30の中に存在
するので、外乱光が透明体内に進入してしまうと、受光
素子では発光素子からの照射光なのか外乱光なのか区別
できなくなるからである。このような背景から、光学式
センサ50においては外乱光対策をする必要があった。
対策のひとつとして、例えば前述の流量計のように、測
定管30を目隠しするために遮光カバー36を取り付け
ていた。この遮光カバー36は着脱自在となっていて、
測定管30を人間が目視するときには遮光カバー36を
取り外し、光学式センサ50からの電気信号を得るだけ
で目視しない時には遮光カバー36を取り付けるように
されていた。また、他の外乱光対策として、受光素子2
の周りに遮光フード37を設けたり、センサ処理回路5
1により、商用周波数から離れた周波数の変調光を発光
素子1から発光させたり、受光素子2の受光信号からバ
ンドパスフィルタを介して発光素子1の発光周波数に相
当する受光信号のみを抽出するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の液面レベル計ま
たは流量計に用いられる光学式センサ50には、外乱光
対策のための遮光カバー36が取り付けられていたが、
この遮光カバー36が目隠しとなって、人間が測定管3
0を目視することができなくなる不都合があった。遮光
カバー36は着脱自在であったが、目視するためには遮
光カバー36をいちいち取り外す手間が面倒であった
り、さらに、とっさに目視したいときや測定管30から
離れた場所に人間がいるときには、遮光カバー36を取
り外すことができない場合があるなどの不都合があっ
た。また、他の外乱光対策として、センサ処理回路51
で、発光をパルス変調発光としたり、受光信号をバンド
パスフィルタ回路を介して抽出するようにして商用周波
数の蛍光灯などの外乱光に対して対処していた。しか
し、隣接して同種のセンサ(図示せず)が設けられてい
る場合などにおこる、他センサからの光の干渉や、迷光
に対しては充分な対処ができていなかった。
【0006】そこで、この発明は、上記事情に着目して
なされたものであり、その目的は、検出対象物を人間が
常に目視できるという利便性をもったまま、簡単な構成
により、確実な外乱光対策を実現した光学式センサを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、箱体内に発光部と受光部が備わって、箱体内の検出
対象物を検出する光学式センサにおいて、発光部の光は
透過しなくて、可視波長の一部の波長の光は透過する第
1のフィルタを介して、箱体の外から箱体内の検出対象
物が見えるようにしている。これにより、検出対象物を
見るための光は、第のフィルタを透過するので人間の目
で第1のフィルタの向こうにある検出対象物を常に目視
し得る。また、箱体の外から来る発光部の光と同じ波長
の光は、第1のフィルタ4で完全に遮光され、箱体の中
に入り込むことがなく、受光部に到達することもないの
で、発光部の光と同じ波長の外乱光が受光部に影響を及
ぼすことがなくなる。さらに、受光部の前面に設けた第
2のフィルタに、発光部の光の一部は透過し、第1のフ
ィルタを透過する光のうち受光部で受光感度を有する光
は透過しないような機能を持たせることで、第1のフィ
ルタを透過した光は、第2のフィルタで遮光されるので
受光部へは到達しなくなり、第1のフィルタを透過した
光が受光部に影響を及ぼすことがなくなる。
【0008】請求項2にかかる発明は、窓を持つ箱体内
に発光部と受光部と透明な測定管とが備わって、箱体内
の測定管の中のフロートなどの検出対象物の位置を検出
する光学式センサにおいて、発光部の光は透過しなく
て、可視波長の一部の波長の光は透過する第1のフィル
タを介して、箱体の窓から測定管内の検出対象物の位置
が見えるようにしている。これにより、検出対象物を見
るための光は、第1のフィルタを透過するので人間の目
で第1のフィルタの向こうにある測定管の検出対象物の
位置を常に目視し得る。また、箱体の外から来る発光部
の光と同じ波長の光は、第1のフィルタ4で完全に遮光
され、箱体の窓から入り込むことがなく、受光部に到達
することもないので、発光部の光と同じ波長の外乱光が
受光部に影響を及ぼすことがなくなる。さらに、受光部
の前面に設けた第2のフィルタに、発光部の光の一部は
透過し、第1のフィルタを透過する光のうち受光部で受
光感度を有する光は透過しないような機能を持たせるこ
とで、第1のフィルタを透過した光は、第2のフィルタ
で遮光されるので受光部へは到達しなくなり、第1のフ
ィルタを透過した光が受光部に影響を及ぼすことがなく
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を具
体例に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、この発明にかかる光学式セ
ンサの要部を展開したときの図である。まず、全体的な
説明をすると、50は光学式センサであり、発光部とし
ての発光素子1と受光部としての受光素子2とフィルタ
3とがケース10に収まって構成され、筐体35に取り
付けられている。筐体35には測定管窓38を介して見
えている測定管30があり、その測定管30のなかには
検出対象物であるフロート31が存在している。なお、
フィルタ4は、筐体35の測定管窓38に着脱自在に取
り付けられ、光学式センサ50の構成要素のひとつとな
っている。
【0010】次に、各構成要素について説明する。発光
素子1は、所定帯域の光を発するもので、例えば赤色L
EDや赤外光LEDなどある程度狭い波長帯域の光を発
する発光素子である。
【0011】そして図1のように、透明体である測定管
30の全体をほぼ均一に照射するように、測定管30に
向かってアレイ状に複数個(図では6個)並べられてい
る。この発光素子1の並び方向は測定管30とほぼ平行
した方向である。
【0012】受光素子2としては、1次元イメージセン
サや受光素子アレイや位置検出素子など、受光位置を検
出できるものを用いる。ここでの説明は、例としてCC
Dイメージセンサ(以下,CCDという)を用いたとす
る。CCD2上には細長いCCD受光チップ2aが形成
され、測定管30とほぼ平行になるように配置されてい
る。そして、発光素子1から出射された光のうち、フロ
ート31で反射した光を受光し、フロート31の位置に
よってCCD2の受光分布が変化する。これは、フロー
ト31が存在しない相対位置のCCD2には、発光素子
1からの光の反射光がほとんど帰らないので受光量が少
なく、逆にフロート31が存在する相対位置のCCD2
にはたくさん光が帰ってくることで、CCD2上に受光
分布が形成される。よって、CCD2の受光分布からフ
ロート31の位置がわかることで、流体の流量や液面レ
ベルなどの物理量を検出することができる。なお、CC
Dは一般に可視光から赤外光にわたって受光感度特性を
もっており、可視光でも赤外光でも受光信号が得られ
る。ここでのCCD2も同様の受光感度特性を持ってい
る。
【0013】フィルタ3は、受光部であるCCD2の前
面に配置されている。このフィルタ3は、発光素子1が
発する光を透過し、それ以外の波長の光は透過しない機
能(正確には、発光素子1の光の一部は透過し、後述す
るフィルタ4を透過する光のうち受光素子であるCCD
2の受光感度を有する光は透過しない機能)を持ってい
る。このフィルタ3により、CCD2は発光素子1が照
射した照射光のみを受光し、発光素子1が出射する光以
外のノイズ光は受光しないようにしている。つまり、C
CD2へ到達する光は、発光素子1から出射されてフロ
ート31で反射した反射光のみということになる。
【0014】ケース10は、光学式センサ50のケース
であり、上述の発光素子1、CCD2およびフィルタ3
を収納している。また、ケース10には、センサ処理回
路(図1では図示せず)が収納されている。このセンサ
処理回路で、CCD2からの受光信号を処理してフロー
ト31の位置を検出する。検出されたフロート31の位
置信号に基づいた検出信号は、アナログ出力信号として
ケーブル10aを介して外部に出力される。
【0015】筐体35は、不透明な遮光材料からできた
ものであり、測定管30が収納されるとともに光学式セ
ンサ50が取り付けられている。筐体35は、検出対象
物が外から見えるような構造になっている。この例で
は、測定管31の全体が見えるように測定管窓38を設
けている。測定管30は透明なので、なかに存在するフ
ロート31も測定管窓38から見えている。
【0016】フィルタ4は、透明体内の検出対象物(測
定管30内のフロート31)の前面に配置されるもの
で、図示のように、筐体35の測定管窓38に着脱可能
に取り付けられる。このフィルタ4は、発光素子1が出
射した光は透過しなくて、可視波長の一部の波長の光は
透過する機能を持つ。このフィルタ4は可視光を透過す
るので、測定管窓38に取り付けられた該フィルタ4を
介して筐体35の外部から測定管30やフロート31を
人間が目視することができる。なお、外乱光に含まれた
発光素子1と同じ波長の光は、フィルタ4で遮断される
ので光学式センサ50内には進入しない。また、このフ
ィルタ4により、発光素子1から照射した照射光が、光
学式センサ50(筐体35)から外へ出て行くことはな
い。
【0017】図2は、この発明の原理を説明するもので
ある。この図2では、図1で説明した構成と同一の構成
には同一の符号を付しているが、各構成をさらに概念的
に書いてある。以下、この図2を用いて、前述の2枚の
フィルタ3、4によって、発光部からの照射光や外乱光
がどうなるかを説明する。なお、検出対象物を光学式セ
ンサ50で検出するのにかかわる部分を「測定系60」
として、内外部を区別する(この測定系60の内側が、
請求項の「箱体内」に相当する)。
【0018】図2中の光線アは、発光素子1から出射さ
れた照射光のうち、検出対象物であるフロート31で反
射した光である。フィルタ3は、発光素子1が出射した
光の波長を透過するので、照射光のうちフロート31で
の反射光はCCD2へ到達する。
【0019】光線イは、発光素子1から出射された照射
光のうち、フロート31に当たらなかった光である。こ
の光は透明である測定管30を透過するが、フィルタ4
は透過しないので、光学式センサ50を含む測定系60
から出ることはない。よって、当該センサの発光素子1
の出射した光が、当該センサと隣接して設けられた同種
のセンサのCCD(図示せず)へ到達してしまうという
悪影響を防止できる。
【0020】光線ウは、測定管30のフロート31を目
視するのに必要な可視光(ただし発光素子1の光の波長
以外の光)である。ここでの可視光は、太陽光や蛍光灯
の光などいわゆる自然光に含まれた可視光と考えてよ
い。この可視光線ウは、測定系60の外部からフィルタ
4を透過して測定系60に入り込み、測定管30やフロ
ート31を照らす。フィルタ4は可視光を透過するの
で、当然ながら人間の目でフィルタ4の向こうにある測
定管30のどの位置にフロート31があるかを目視でき
る。
【0021】光線エは、光線ウと同じ外来からの可視光
(ただし発光素子1の光の波長以外の光)である。前述
のように可視光線エは、フィルタ4を透過するが、フィ
ルタ3で遮光されるのでCCD2へは到達しない。CC
D2は可視光にも受光特性をもっているが、フィルタ4
により可視光による悪影響を防止できる。
【0022】光線オは、測定系60の外からやってくる
発光素子1の光と同じ波長の光である。この光線オは、
自然光に含まれた発光素子1の光と同じ波長の光や、隣
接した同種のセンサの発光素子から出射された光であ
る。この光線オは、フィルタ4で完全に遮光されるの
で、測定系60の中に入り込むことがなく、CCD2に
到達することもない。よって、外来の発光素子1の光と
同じ波長の光がCCD2に影響を及ぼすことはない。
【0023】以上説明したように、第1の実施形態で
は、フィルタ3をCCD2の前面に配置するとともに、
フィルタ4を測定管窓38に設けることにより、CCD
2に到達する光が、発光素子1から出射されてフロート
31で反射した光のみとなるので、外乱光や外来光など
の影響を受けることがなく、検出対象物であるフロート
31を安定して検出できるという効果が得られる。ま
た、測定管30とフロート31とは,フィルタ4を介し
て目視できるので、人間の目視によって物理用を測定す
ることができるという効果が得られる。さらに、フィル
タ4によって、発光素子1から出射する光が光学式セン
サから外部に出て行かないので、隣接する他のセンサに
影響を及ぼすことがないという効果が得られる。
【0024】なお、この第1の実施形態を液面レベル計
に適用する場合は、図11の透明測定管41を図1測定
管30とすればよいし、流量計に適用する場合は図12
の測定管30を図1の測定管30とすればよい。また、
測定系60と説明した部分をひとつの箱体60として構
成してもよい。 (第2の実施形態)次に、第1の実施形態の図1の構成
はそのまま同じで、発光素子1として赤外光を発する素
子を用いた実施形態を説明する。
【0025】図3は、第2の実施形態で用いられている
発光素子1の波長−光強度特性(実線)と、フィルタ3
の波長−透過率特性(破線)、およびフィルタ4の波長
−透過率特性(2点破線)を示す図である。図示のよう
に、発光素子1は約850nm付近をピークとする波長
帯域の赤外光を出射する特性を持っている。
【0026】フィルタ3は、赤外光フィルタ(IRフィ
ルタという)であって、800nm以上の波長の透過率
はほぼ100%で、650nm以下の波長の透過率はほ
ぼ0%という特性をもつ。つまり、IRフィルタ3は、
発光素子1が発する赤外光の波長帯域の光は透過し、そ
れ以外の波長帯域の可視光(正確には,IRカットフィ
ルタ4を透過する光のうちCCD2で受光感度を有する
光)は遮断する。このIRフィルタ3によって、CCD
2自体は可視光に対して受光感度を有しているが、フロ
ート31を検出するときの可視光によるCCD2への悪
影響をなくすことができる。なお、IRフィルタ3は、
人間の目には不透明であって、若干に赤味を帯びてほと
んど黒に近い色に見える。
【0027】フィルタ4は、赤外光カットフィルタ(I
Rカットフィルタ)、別の言い方をすれば可視光フィル
タであって、400nm〜800nmの波長の光を透過
し、800nm以上の波長の光は透過率ほぼ0%という
特性を持つ。つまり、このIRカットフィルタ4は、発
光素子1が発する赤外光の波長帯域の光は遮断し、可視
光波長帯域は透過する機能を持っている。なお、IRカ
ットフィルタ4は、可視光波長が透過するので人間の目
にはほぼ透明にみえる。
【0028】よって、図2で説明した原理と同じ原理が
実現でき、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0029】なお、700nm付近の光のうち、少しは
フィルタ4を透過するのでCCD2に届くが、その光は
フィルタ3での減衰されるので、発光素子1の照射光の
フロート31での反射光に比べて弱く、検出には問題な
い。
【0030】(第3の実施形態)この第3の実施形態
は、第2の実施形態における発光素子1、IRフィルタ
3、IRカットフィルタ4をそれぞれ変更したものであ
る(その他の構成は第1の実施形態の図1と同じである
ので、重複説明は省略する)。変更部分は、第1に発光
素子を可視光源(赤色LED)としたこと、第2に2枚
のフィルタ3、4の波長特性を発光素子の波長帯域に合
わしたことである。
【0031】図4の実線は、発光素子1の出射光波長帯
域であり、約670nm当たりにピークを持っている。
人間の目には赤色にみえる可視光源である。フィルタ4
を取り外すことで、発光素子1の光を可視光とすること
で、複数個並べられた発光素子1が全部正常に投光して
いるかを人間が目視で確認することができるし、また、
測定管30に光が当たっているかも人間が目視で確認で
きる。
【0032】図4の点線は、CCD2の前面に配置され
るフィルタ3の特性である。図示のように発光素子1の
光の波長帯域は透過し、それ以外の波長帯域の光(正確
には、フィルタ4を透過してくる光のうちCCD2が受
光感度を有する光)は透過しないを遮断する機能を持っ
ている。具体的には赤色フィルタである。
【0033】図4の2点鎖線は、筐体35の測定管窓3
8に取り付けられるフィルタ4の特性である。図示のよ
うに発光素子1が出射する光は遮断し、発光素子の光の
波長以外の可視光波長のほとんどは透過する特性を持っ
ている。具体的には赤色カットフィルタである。
【0034】このように、発光素子1、フィルタ3、フ
ィルタ4の特性を図4のようにすることでも、図2で説
明した原理を実現できる。よって、第1、第2の実施形
態と同じ効果が得られるうえ、発光素子1の光が可視光
なので、発光状態の確認が人間の目でできる効果も得ら
れる。
【0035】なお、この第3の実施形態の場合、フロー
ト31や測定管の目盛りの色は、フィルタ4を通してみ
える色を選択する必要がある。つまり、赤色にするとみ
えないので、赤以外の色にすべきである。 (第4の実施形態)次に、図5から図7を用いて、この
発明の光学式センサを、流量計に適用した実施形態につ
いて説明する。なお、第1の実施形態と同じ機能を持つ
構成には同じ符号が付けてある。なお、この第4の実施
形態の発光素子1と2つのフィルタ3、4としては、図
3、図4のどちらの特性でもよいが、ここでは図3のよ
うな特性を持たせてある。
【0036】図5は、全体の外観側面図である。筐体3
5には、光学式センサ50とフィルタ4とが取り付けら
れているとともに、配管継手32、33が固定され、さ
らに、筐体35の内部にフロート31が内在する測定管
30が固定されている(図では一部断面を示しているの
で測定管30がみえている)。フロート31は、耐薬品
材料で形成されている。これは流体が強酸性、強アルカ
リ性であっても腐食されないようにするためである。ま
た、光学式センサが反射形検出タイプなら光が拡散反射
しやすい材料を選ぶのが良い。例えばフッ素樹脂ででき
たフロート31を用いれば、表面は白色で光沢性を持つ
ことになり、光が拡散反射するので好都合である。34
は流量調整バルブであり、人間がフロート31の位置を
見ながらコック34aを回して、配管継手33と測定管
30との間の流体通路口を開け閉めし、流量を調整でき
るようになっている。なお、この第4の実施形態での図
2の測定系60に相当する範囲は、筐体35とケース1
0とフィルタ4で囲まれた範囲である。
【0037】図6は、斜視展開図である。光学式センサ
50のカバー11は、ねじ24によって筐体35に取り
付けられ、ケース10は、嵌合穴10aをカバー11の
突起11aに嵌め込むことにより取り付けられる。IR
フィルタ3とロッドレンズアレイ5とは、光学ホルダ1
5と光学ホルダ蓋16とで挟まれて保持される。光学ホ
ルダ15には3枚の基板12〜14が取り付けられる。
CCD2が実装された基板12は、ねじ20により光学
ホルダ15に取り付けられ、発光素子1を保持した素子
ホルダ6および出力用コネクタ22が実装された基板1
3は、ねじ18によって光学ホルダ15に取り付けられ
る。センサ処理回路であるCPU52と調整信号用コネ
クタと動作表示灯23とが実装された基板14は、ねじ
19により光学ホルダ15に取り付けられる。なお、動
作表示灯23は、光学式センサ50に電源が投入されて
いる旨を表示する表示灯であって、出射する光は緑色の
波長である。この緑色の光は、発光素子1の照射光とは
違う波長の光であり、IRフィルタにより遮断されるの
でCCD2に達することはなく、フロート31検出にと
って影響を及ぼさない。また、表示灯23からの緑色の
光は、IRカットフィルタを透過するので筐体35の外
から目視できる。17は透明フィルムであって、カバー
11の窓11bに取り付けられる。これは光学式センサ
50内部に埃やゴミなどが入らないようにするためのも
のである。
【0038】なお、この透明フィルム17には波長フィ
ルタ特性の機能は持たせていない。25はシールドフィ
ルムであり、CCD2を含む3枚の基板上の電子回路部
分をシールドするために設けられている。
【0039】図7に図5のA−A断面を示した。ここで
図6と同一の構成には同一符号を付けて、重複した説明
は省略する。図7に示されたように、発光素子1の光軸
は、測定管30内のフロートに向けられており、発光素
子1の出射広がり角により測定管30全体に赤外光が照
らされるようになっている。ロッドレンズアレイ5の倍
率は1倍であり、測定管30のフロート面位置30aと
CCDの受光チップ面2aとの両方に焦点が合うように
配置されている。つまり測定管30のフロート面位置3
0aの像がロッドレンズアレイ5によりCCD2の受光
チップ2aに結像される。
【0040】図8は、図7のB−B断面である。図示の
ように発光素子6が並べられているとともに、ロッドレ
ンズアレイ5が臨んでいる。ロッドレンズアレイ5の奥
にはIRフィルタ3を介してCCD2の受光チップ2a
が存在する。
【0041】次に、実際の流量測定について説明する。
図9は、フロート31の位置とCCD2の受光分布との
関係を示したものである。フロート31は流体によって
重力に逆らって押し上げれている。発光素子1から出射
された赤外光がフロート31の表面で反射し、その反射
光がCCDで受光される。図9のグラフの縦軸は、CC
D2のビット番地である。ここでは、CCD2の下端の
受光ビットを1番地とし、上端の受光ビットを1024
番地とする。横軸は受光量であり、左から右に行くほど
受光量が強いことを表わす。グラフ中の実線で表すよう
な受光分布曲線がCCD2より得られたとすると、この
受光分布は電気信号としてセンサ処理回路52に与えら
れ、センサ処理回路52内にて所定のしきい値により2
値化され、フロート31からの反射光が当たっているC
CD2のビット番地の最大値(CCDの最上位置)を求
める。この例ではCCDの720ビット番地が最大値だ
ということになる。センサ処理回路52では、CCDの
ビット位置と流量との関係テーブルが予め記憶されてい
て、そのテーブルを用いて720ビット番地のときの流
量を求める。求められた流量は出力用コネクタからアナ
ログ信号として出力される。なお、CCDのビット位置
と流量との関係テーブルは、調整信号コネクタ21から
コンソール(図示せず)などを用いて、予めセンサ処理
回路のRAMに記憶させる。
【0042】なお、IRフィルタ3をロッドレンズアレ
イ5とCCD2との間に配置したが、ロッドレンズアレ
イ5の前面に配置してもよい。また、IRフィルタ3を
無くし、替わりに透明フィルム17にIRフィルタ機能
を持たせてもよい。要するに、検出対象物(フロート3
1)と受光部(CCD2)との間に、発光部(発光素子
1)の光の一部は透過し、フィルタ4を透過する光のう
ち受光部(CCD2)で受光感度を有する光は透過しな
い機能を持ったフィルタを配置すればよい。
【0043】また、第1の実施形態と同様に、この第4
の実施形態の測定管30を、図11の透明測定管41に
相当するようにすることで液面レベル計への適用が可能
である。
【0044】この第4の実施形態も、図2で説明した原
理をもつので、第1の実施形態で述べた効果と同様の効
果を得ることができる。 (第5の実施形態)図10は、この発明をフロート形面
積流量計に適用した別の実施形態を説明した図である。
筐体35には、光学式センサを構成する発光素子1と受
光素子2が設けられるとともに、測定管30と配管継手
32、33が取り付けられている。そして筐体35の前
面には、筐体カバー7が取り付けられる。筐体カバー7
自体は透明である(フィルタ機能を持たない)が、フィ
ルタ4が貼られている。フィルタ4は、発光素子1の光
は透過しなくて、可視波長の一部の波長の光は透過する
機能を持っていて、筐体35の外から測定管30とフロ
ート31が目視できるようにしているとともに、発光素
子1の波長の光が外部から筐体35内に進入しないよう
にしている。受光素子2の前面にはフィルタ3が設けら
れている。このフィルタ3は、発光素子の光の一部は透
過し、第1のフィルタを透過する光のうち受光素子で受
光感度を有する光は透過しない機能を持っている。
【0045】実際の流量は、次のように検出される。配
管継手32から透明な測定管30を通って配管継手33
に流体が流れており、測定管30内のフロート31が流
体に押されて重力に逆らって移動する。そして、アレイ
状に並べられた発光素子1を順次発光してゆき、受光素
子2がフロート31の上面テーパに設けられたミラー3
1aで反射した光を受光するようにし、受光素子2が受
光したときにどの発光素子が発光していたかを知ること
で、フロート31の位置を検出する。なお、発光素子1
と受光素子2とを入れ替えてもよい。このときは、発光
素子1を測定管30上端に配置し、測定管30に平行に
受光素子2を列状に並べて、どの位置の受光素子2が発
光素子1の照射光を受光したかによってフロート31の
位置を知ることとなる。
【0046】この第5の実施形態も、図2で説明した原
理をもつので、第1の実施形態で述べた効果と同様の効
果を得ることができる。
【0047】なお、この第5の実施形態における測定系
に相当するのは、筐体35とフィルタ4で囲まれた範囲
である。こう言えるのは、検出対象物(測定管30のフ
ロート31)は筐体35と筐体カバー36のフィルタ4
とで取り囲まれていて、筐体35自体が光学式センサの
発光部、受光部などを収納しているからである。
【0048】また、第1〜第5の実施形態で、「受光部
(受光素子2またはCCD2)で受光感度を有する光」
と表現した光の波長帯域は、受光部からの受光信号が後
段の受光回路で回路フィルタによりカットできる波長帯
域の光は含まなくてもよい。例えば、受光部の受光感度
が、400nm〜900nmであった場合、後段の回路
フィルタで650nmから900nmの光による受光信
号がカットできるなら、受光部前面のフィルタが650
nmから900nmの光を透過する特性を持っていても
よい。
【0049】
【発明の効果】請求項1にかかる発明によれば、箱体内
の検出対象物を検出する光学式センサに、発光部の光は
透過しなくて、可視波長の一部の波長の光は透過する第
1のフィルタを介して、箱体の外から箱体内の検出対象
物が見えるようにしたので、検出対象物を人間が常に目
視できるという利便性が得られる。また、発光部の光の
一部は透過し、第1のフィルタを透過する光のうち受光
部で受光感度を有する光は透過しない第2のフィルタを
受光部の前面に設けたので、簡単な構成により、確実な
外乱光対策を実現できる。
【0050】また、請求項2にかかる発明によれば、上
述と同様の効果が得られるうえ、透明な測定管の中にフ
ロートなどの検出対象物が移動するのが目視できるの
で、測定管を見ることでも測定結果を知ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる光学式センサの要部の展開図
【図2】この発明の原理を説明する図
【図3】第2の実施形態の発光素子、フィルタの波長特
性図
【図4】第3の実施形態の発光素子、フィルタの波長特
性図
【図5】第4の実施形態における光学式センサの側面図
【図6】第4の実施形態における光学式センサの展開詳
細図
【図7】図4のA−A断面図
【図8】図6のB−B断面図
【図9】フロート位置とCCD受光分布の関係図
【図10】第5の実施形態を説明する図
【図11】液面レベル計の説明図
【図12】従来のフロート形面積流量計の斜視図
【図13】図11のC−C断面図
【符号の説明】
1 発光部(発光素子) 2 受光部(受光素子) 3 フィルタ(IRフィルタ) 4 フィルタ(IRカットフィルタ) 5 ロッドレンズアレイ 6 素子ホルダ 10 ケース 11 カバー 12〜14 基板 15 光学ホルダ 16 光学ホルダふた 17 透明フィルム 18、19、20、24 ねじ 21 調整信号コネクタ 22 出力用コネクタ 23 表示灯 25 シールドフィルム 30 測定管 31 フロート 31a ミラー 32、33 配管継手 34 流量調整バルブ 35 筐体 36 遮光カバー 37 遮光フード 38 測定管窓 40 金属タンク 41 透明測定管 50 光学式センサ 51 センサ処理回路 52 センサ処理回路(CPU) 60 測定系(箱体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平3−55067(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 23/56 G01F 1/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を発する発光部と、この発光部の光を
    受光する受光部とが箱体内に備えられ、受光部の受光信
    号に基づいて箱体内の検出対象物を検出する光学式セン
    サであって、発光部の光は透過しなくて、可視波長の一
    部の波長の光は透過する第1のフィルタを介して、箱体
    の外から箱体内の検出対象物が見えるようにし、 発光部の光の一部は透過し、第1のフィルタを透過する
    光のうち受光部で受光感度を有する光は透過しない第2
    のフィルタを、受光部の前面に設けたことを特徴とする
    光学式センサ。
  2. 【請求項2】光を発する発光部と、この発光部の光を受
    光する受光部と、透明な測定管と、その測定管内を移動
    するフロートなどの検出対象物と、が箱体内に備えら
    れ、 箱体の外から測定管と測定管内の検出対象物の位置とが
    見えるように箱体に窓を設けるとともに、受光部の受光
    信号に基づいて測定管内の検出対象物の位置を検出する
    光学式センサであって、 箱体の窓に、発光部の光は透過しなくて可視波長の一部
    の波長の光は透過する第1のフィルタを取付けて、該第1
    のフィルタを介して箱体の外から測定管内の検出対象物
    の位置が見えるようにするとともに、 受光部の前面に、発光部の光の一部は透過し、第1のフ
    ィルタを透過する光のうち受光部で受光感度を有する光
    は透過しない第2のフィルタを設けた、 ことを特徴とする光学式センサ。
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