JP3052838B2 - 磁気センス式マウス装置 - Google Patents

磁気センス式マウス装置

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JP3052838B2 JP8110487A JP11048796A JP3052838B2 JP 3052838 B2 JP3052838 B2 JP 3052838B2 JP 8110487 A JP8110487 A JP 8110487A JP 11048796 A JP11048796 A JP 11048796A JP 3052838 B2 JP3052838 B2 JP 3052838B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の情報処理装置の表示装置における表示画面上
のカーソルの移動を制御するマウス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマウス装置は、マウス装
置内部に具備された、ボールと、このボールに連動した
エンコーダと、エンコーダの回転を検知するX軸センサ
と、Y軸センサと、から構成されている。
【0003】表示画面上のカーソルを所望の方向に移動
する場合、マウス装置を手動により所望の方向に移動す
ると、マウス装置内に具備されたボールが回転し、ボー
ルに連動したエンコーダが回転し、X軸センサとY軸セ
ンサから回転データが出力され、マウス装置からマウス
の移動方向と移動量のデータを表示装置に出力し、表示
画面上のカーソルが移動して表示される。この種の従来
のマウス装置としては、例えば特開昭63−29362
4号公報が参照される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の従来のマウス
装置においては、表示画面上のカーソルを画面上の任意
の場所に移動させるためには、操作者は表示画面上のカ
ーソルを見ながら、マウス装置を表示画面上のカーソル
の移動方向と同方向に移動させることが必要とされる。
このため、マウス装置の移動操作の為のスペースを必要
としていた。
【0005】これは、従来のマウス装置では、表示画面
上のカーソルを所望の場所に移動する場合、カーソルの
移動方向と移動量に適ったスペースが必要とされること
による。
【0006】従って、本発明は、上記事情に鑑みて為さ
れたものであって、その目的は、カーソス移動の際に、
マウス装置を移動することなく、表示画面上のカーソル
を任意の場所に移動可能とした、マウス装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、表示画面上のカーソルを移動させるため
の装置であって、ボタンの押下に応じて方位磁石と方位
磁気センサとが互いに接近し、前記方位磁気センサの出
力から方位を検知し、上位装置にカーソルの移動方向及
び移動量のデータを出力するマウス装置において、パル
ス生成回路、及び方位回路を有し、前記方位磁石と前記
方位磁気センサの作用による、前記方位磁気センサにお
ける磁気検知時間の時間差により、移動方向と移動量を
認識する、ことを特徴とする。
【0008】本発明においては、表示画面上のカーソル
を移動させるための装置であって、原点位置を検出し、
原点信号を出力する原点検出手段と、方位磁石と方位磁
気センサとからなる一対の磁気検出手段と、を備え、前
記磁気検出手段が初期状態において互いに所定距離離間
して電動機により相対的に所定周期で回転し、ボタンの
押下に連動して前記磁気検出手段の一方が前記押下の方
位に対応する位置に移動し、前記一対の磁気検出手段が
磁気を感知する程に接近することにより、前記方位磁気
センサがカーソル移動方位を検知して方位信号を出力
し、前記原点信号及び方位信号からカーソルの移動方向
及び移動量のデータを出力することを特徴とするマウス
装置を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。
【0010】まず、本発明の原理を以下に説明する。表
示画面上のカーソルを所望の方向に移動する場合、マウ
ス装置に具備したボタンを所望の移動方向に押下する
と、ボタン下部に取り付けられたセンサアームが、ボタ
ン押下方向と反方向に振れ、センサアームの先端に取り
付けた磁気センサが、磁石板上に取り付けられた磁石と
接近する。この磁気センサが磁気を感知し、ボタンの押
下方向の信号を出力する。
【0011】上記した原理のもと、本発明の実施の形態
においては、図1に示すように、ケーシング12の上端
面開口部に、弾性部材2を介して、ローラ3等により任
意の方位に押下自在に支持され、下部側が略半球形状の
ボール1を備え、ボール1の下端部にはセンサアーム4
を介して、カーソルの移動方位を磁気的に検出するため
の方位検出用磁気センサ5を取り付け、カーソルの移動
の方位検出のための磁束発生手段7と、原点位置を検出
するための磁束発生手段8及び原点位置検出用磁気セン
サ9と、を備え、磁束発生手段7及び磁束発生手段8を
支持する部材6を電動機10により所定の周期で回転さ
せ、原点位置検出用磁気センサ9からは周期的に磁束発
生手段8からの磁束を検出し原点信号として出力する。
そして、ボール1の押下に応じて方位検出用の方位検出
用磁気センサ5は、ボールの押下の方向と反対方向に振
れ、磁束発生手段7と、回転する方位検出用磁気センサ
5と、の位置が接近し、磁束発生手段7からの磁束を方
位検出用磁気センサ5が検知して方位信号として出力
し、原点信号と方位信号とからカーソル移動方向のXデ
ータとYデータとを生成するものである。
【0012】本発明の実施の形態において、方位回路
は、原点信号と方位信号とパルス生成回路で生成したパ
ルスの入力により、原点信号と方位信号の時間差を計算
し、上位装置にX方向、Y方向の移動方向、移動量のデ
ータを出力する。
【0013】表示画面のカーソルは、マウスから出力さ
れた移動方向、移動量のデータに従い表示される。
【0014】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の実施例に係るマウス装置
の分解側面図を示す。また、図2は本発明の実施例に係
るマウス装置のブロック回路図を示す。
【0016】図1において、1はボタン、2はスプリン
グ等の弾性部材、3はローラ、4はセンサアーム、5は
方位センサ、6は磁石板、7は方位磁石、8は原点磁
石、9は原点磁気センサ、10はモータ、11は電子回
路基板、12はスイッチを示している。
【0017】モータ10は、モータ駆動回路15(図2
参照)の制御のもと、回転する。モータ10が回転する
と、モータ10の回転シャフトに固定された磁石板6に
具備された原点磁石8と方位磁石7とが回転シャフトを
中心に回転する。この磁石板6の回転により、該磁石板
6に固定された原点磁石8は、出力信号が電子回路基板
11に接続され、電子回路基板11の上方に、原点磁石
8の外周端面と対向する位置に架設支持された原点磁気
センサ9に対して、回転周期毎に接近し、このため、回
転周期的に原点磁気センサ9から原点信号が出力され
る。原点磁気センサ9からの原点信号は電子回路板11
に入力される。
【0018】表示画面上のカーソルを所望する場所に移
動する場合、表示画面上の所望の方向と同じ方向にボタ
ン1を押下する。
【0019】ボタン1を押下すると、ボタン1の下部に
具備されたセンサアーム4が、ボタン1の押下方向と反
対方向に傾き(すなわち図1において、例えばボタン1
の左縁部を押下するとセンサアーム4は磁石板6に対し
て直角に位置する位置から右上方向に振れる)、磁石板
6に具備された方位磁石7と、センサアーム4先端の方
位センサ5とが接近し、方位信号が出力される。方位信
号は、電子回路板11に入力される。
【0020】図2を参照して、電子回路板11に入力さ
れた、原点磁気センサ9からの原点信号と、方位センサ
5からの方位信号とは、方位回路13に入力される。方
位回路13は、入力された原点信号と方位信号と、パル
ス生成回路12で生成したパルスにより、原点信号と、
方位信号と、の時間差を計算し、移動方向のXデータと
Yデータ(2次元平面上の横及び縦座標データ)を生成
する。
【0021】Xデータ及びYデータは、方位回路13か
らコントローラ14に入力される。コントローラ14
は、上位装置へ出力するためのデータ生成と上位装置と
のデータ授受をコントロールする。
【0022】表示画面上でカーソルが目的の所望の場所
に移動したら、ボタン1の押下を止めると、スプリング
2の付勢力による復帰作用により、ボタン1は初期状態
に戻る。
【0023】そして、スイッチ12が押下されてスイッ
チ信号がコントローラ14に入力され、コントローラ1
4は上位装置に表示画面のカーソルの移動位置が確定し
たことを知らせる。
【0024】なお、上記実施例では、原点信号を生成す
る手段として原点磁石と原点磁気センサを用いたが、モ
ータの回転に応じて原点信号を出力するものであれば、
例えば原点磁気センサをフォトインタラプタで構成し、
原点磁石を光遮断部材とし、光遮断部材の通過を検出
し、これを原点信号として出力するような光センス方式
の構成としてもよい。また、配線の都合上好適とされる
よう、原点磁石を回転系に配置し、原点磁気センサを電
子回路基板上に設けたが、磁石と磁気センサの配置は、
相互に交換して設けてもよいことは勿論である。さらに
ボタンの下側の形状は半球状の形状に限定されるもので
はないことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マウス装置内に具備した、磁石、磁気センサ、モータに
より、ボタンの押下方向を認識できるように構成したこ
とにより、表示画面のカーソルを任意の方向に移動させ
るためにマウス装置を移動させる操作を不要とするとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る磁気センス方式マウ
スの分解側面図を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における電子回路のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ボタン 2 スプリング 3 ローラ 4 センサアーム 5 方位センサ 6 磁石板 7 方位磁石 8 原点磁石 9 原点センサ 10 モータ 11 電子回路基板 12 スイッチ 13 方位回路 14 コントローラ 15 モータ駆動回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上のカーソルを移動させるための
    装置であって、ボタンの押下に応じて方位磁石と方位磁
    気センサとが互いに接近し、前記方位磁気センサの出力
    から方位を検知し、上位装置にカーソルの移動方向及び
    移動量のデータを出力するマウス装置においてパルス生成回路、及び方位回路を有し、前記方位磁石と
    前記方位磁気センサの作用による、前記方位磁気センサ
    における磁気検知時間の時間差により、移動方向と移動
    量を認識する、 ことを特徴とするマウス装置。
  2. 【請求項2】表示画面上のカーソルを移動させるための
    装置であって、 原点位置を検出し、原点信号を出力する原点検出手段
    と、 方位磁石と方位磁気センサとからなる一対の磁気検出手
    段と、 を備え、 前記磁気検出手段が初期状態において互いに所定距離離
    間して電動機により相対的に所定周期で回転し、 ボタンの押下に連動して前記磁気検出手段の一方が前記
    押下の方位に対応する位置に移動し、前記一対の磁気検
    出手段が磁気を感知する程に接近することにより、前記
    方位磁気センサがカーソル移動方位を検知して方位信号
    を出力し、 前記原点信号及び方位信号からカーソルの移動方向及び
    移動量のデータを出力することを特徴とするマウス装
    置。
  3. 【請求項3】前記原点検出手段を構成する信号発生手段
    と信号検出手段の一方が前記電動機により相対的に回転
    することを特徴とする請求項記載のマウス装置。
  4. 【請求項4】表示画面上のカーソルを移動させるための
    装置であって、 ケーシング上端面開口部に、弾性部材を介して、主表面
    が任意の方位に押下自在に支持され、且つカーソル移動
    方位の磁気的検出手段を構成する方位磁石と方位検出用
    磁気センサのうちの一方を下端部に設けたボタンを備
    え、 前記カーソル移動方位の磁気的検出手段を構成する方位
    磁石と方位検出用磁気センサのうちの他方は前記ボタン
    に設けられた前記一方と初期状態において互いに離間し
    て配置され、さらに、 原点位置を検出するための信号発生手段及び原点位置信
    号検出手段、を備え、 前記カーソル移動方位の磁気的検出手段を構成する方位
    磁石と方位検出用磁気センサのうちの他方は電動機によ
    り前記ボタンに設けられた前記一方に対して回転し、 前記原点位置検出用検出手段からは前記電動機の回転周
    期に対応した原点信号が出力され、 前記ボールの押下に応じて前記カーソル移動方位の磁気
    的検出手段からカーソス移動方位に対応した方位信号を
    出力し、 前記原点信号と前記方位信号とから、移動方向のXデー
    タとYデータとを生成することを特徴とするマウス装
    置。
  5. 【請求項5】前記ボタンの主表面の押下を停止した際に
    前記弾性部材の付勢力により前記方位検出用磁気センサ
    が押下前の初期状態の位置に復帰することを特徴とする
    請求項記載のマウス装置。
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