JP3052449U - 水 引 - Google Patents

水 引

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JP3052449U
JP3052449U JP1998002134U JP213498U JP3052449U JP 3052449 U JP3052449 U JP 3052449U JP 1998002134 U JP1998002134 U JP 1998002134U JP 213498 U JP213498 U JP 213498U JP 3052449 U JP3052449 U JP 3052449U
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JP
Japan
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wire
mizuhiki
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water
shape
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JP1998002134U
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Inventor
喜美子 尾池
Original Assignee
株式会社さん・おいけ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】細いこよりからなる水引を、例えばビニタイの
様に袋の口を閉じるなど、包装資材としても使用できる
ようにするとともに、水引特有の美しさや荘厳さを様々
な場面で得られるようにすること。 【解決手段】細いこより2,3を複数本引き揃えて構成
した水引1であって、上記こより2,3の少なくとも一
本のこより2に、折曲および形態安定可能な針金用の線
状体4を芯材として装填するとともに、各こより2,3
の外周面には装飾用に適宜着色した被覆材5,6を被覆
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば包装資材として使えるような水引に関する。
【0002】
【従来の技術】
水引は細いこよりからなり、進物に掛け渡して使用されるものである。結び方 や色使いなどにより美しさや荘厳さ等を得ることの出来るものである。
【0003】 しかし上述のように掛け渡して使用されるのみで、包装資材として使われるも のではなかった。包装資材として使われるものには、例えば図6に示したような いわゆるビニタイ101がある。このビニタイ101は例えば金色一色に着色さ れた合成樹脂フィルム102で平紐状に形成されるとともに、その幅方向の中間 位置に長さ方向に沿って一本の針金103を入れて構成されている。物品104 を収納した袋105の口を束ねるのである。しかしこのビニタイ101は単色で あり、もはや見た目を引く作用はない。ただ袋の口を閉じたりするだけである。
【0004】 また、ビニタイは単色であるため、例えばパンなどに様に外見は同じだが中身 が違い値段が異なる物品を販売するような時に、陳列位置を異ならせたり別に表 示を施したりする必要があったが、紛らわしく不便な場合が多々あった。
【0005】
【解決すべき課題及びそのための手段】
そこでこの考案は、これまでのビニタイにとって代わることができるとともに 、美しさ等を発揮でき、さらには使用に際して便益が得られるような水引の提供 を課題とする。
【0006】 そのための手段は、細いこよりからなる水引であって、上記こよりに芯材とし て、折曲および形態安定可能な針金様の線状体を装填した水引であることを特徴 とする。
【0007】 また、細いこよりを複数本引き揃えて構成した水引であって、上記こよりの少 なくとも一本に、折曲および形態安定可能な針金様の線状体を芯材として装填し た水引であることを特徴とする。
【0008】 なお、前記こよりの引き揃えは、接着剤による接着や合成樹脂のコーティング で行なうとよい。 また前記こよりに、装飾用に着色した被覆材を被覆するもよい。 なお上記こよりとは、紙や合成繊維等の適宜の材料をひねって紐状にしたもの である。
【0009】
【作用及び効果】
すなわち、上述の構成によれば、こよりには針金の様な線状体を装填している ので、自由に形を変えることができるとともにその形態を保持することが可能で ある。つまり、これまでは使えなかった包装資材として、例えば袋の口を閉じる というような使い方ができる。また、例えば袋の口を閉じた水引の端を線画を描 くように適宜の形に形成することもできる。さらに、水引の色等で区別して使用 すると、値段の異なる商品の区別なども容易になる。この他にも、包装に関係の ない例えば造花などのような装飾技術に用いることも可能で、さらに用途が広が る。
【0010】 また、線状体はよこりに装填しているので、言い換えれば線状体は紙等の材料 に包まれているので、当りが柔らかく、ビニタイのような刺々しさがない。この ため、袋の口を閉じるような使用をしても、見た目にいい印象を与えることがで きる。
【0011】 さらに、こよりを複数本引き揃えて構成すると、普通の結わえる紐では得られ ない新規な外観を得ることもできる。
【0012】 上述のような様々な効果を達成できるので、工夫次第で包装や装飾の上で大き な成果を得ることができる。
【0013】 請求項3のようにこよりに装飾用の着色をした被覆材を被覆すると、形態から の他にも、様々な色彩により美しさを表現することもできるとともに、体裁の良 好化やさらなる購買意欲の向上などの効果も得られる。
【0014】
【考案の実施の形態】
この考案の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1は水引1の構造を示す斜視図であり、この水引1は図2に示したような紙 からなる2本のこより2,3を引き揃えて構成している。そのうちの一方のこよ り2は、折曲および形態安定可能な針金4を芯材として装填し、例えばポリエス テル等からなる装飾用に着色した合成樹脂フィルムを被覆材5として被覆してい る。 他方のこより3は、芯材を装填することなく、装飾用に着色した繊維状の被覆 材6を被覆している。
【0015】 そしてこれら2本のこより2,3を引き揃えるわけであるが、この時、接着剤 (図示せず)には曲げても割れない柔軟な性状のものを使用する。
【0016】 また、各よこり2,3の合成樹脂フィルム5,6は、それぞれ異なる色に設定 するとよい。例えば黄緑色と金色、赤色と金色を螺旋状に配色したものと金色な ど、目的や好みによって適宜設定する。なお金色着色の場合には、アルミ蒸着し た合成樹脂フィルムを用いるとよい。
【0017】 図3は他の例の水引1の構造を示している。すなわちこの水引は3本のこより 7,8,9で構成し、両側2本のこより7,9に針金4を装填している。また全 てのこより7,8,9には装飾用に着色した被覆材10,11,12を被覆して いる。この他、1本や5本など、何本のこよりで構成するもよく、また針金4を 装填するこよりも特定されない。
【0018】 また前記引き揃えることについていえば、例えば複数本のこよりに対して透明 で柔軟な合成樹脂をコーティングして行なうもよく、さらに図4に示したように こより2,3間に適宜幅の間隔をおいて引き揃えるもよい。図中1aが透明の合 成樹脂である。
【0019】 このように構成した水引1では、あらかじめ所定の長さに設定しておいたり、 適宜切断しながら使用したりする。少なくとも一本のこより2,7,9には針金 4を装填しているので、自由に形を変えることができるとともにその形態を保持 することが可能である。つまり、これまでは使えなかった包装資材としても使用 できる。例えば、従来のビニタイと同様に袋の口を閉じたり、複数本の物品を束 ねたりできるほか、閉じたり束ねたりした端をあませて、その部分で線画や文字 を描くように適宜の装飾部を形成することもできる。もちろん従来の水引の様に 進物に掛け渡し結び目を作るもよい。
【0020】 図5は、ワインやシャンペン等のビン13を包装紙(袋)14に包んだ後、そ の上端部に水引1を巻き付けて閉じるとともに、両端側を余らせて、送り主と受 け手、恋人同士等の名前(装飾部15,16)を形成した一例を示す斜視図であ る。なお、装飾部は名前のほかに、例えばクリスマスの贈物であればサンタクロ ースやクリスマスツリー、星、トナカイの絵など、適宜設定すればよい。また、 上述のような装飾部になる装飾部材を水引1を用いてあらかじめ別に形成してお き、包装に用いた水引や包装紙、包装袋等に取付けて使用するもよい。
【0021】 また、商品の販売においては店側で、商品の区別が即座に付くように利用する こともできる。この他にも、包装に関係のない例えば造花などのような装飾技術 に用いることも可能で、さらに用途が広がる。
【0022】 また針金4は、紙製のこよこり2,7,9に装填しているので、言い換えれば 針金4は紙に包まれているので、当りが柔らかく、ビニタイのような刺々しさが ない。このため、袋の口を閉じるような使用をしても、見た目にいい印象を与え ることができる。
【0023】 さらに、こよりを複数本引き揃えて構成すると、普通の結わえる紐では得られ ない新規な外観を得ることもできる。また文字や絵を形成する場合には、立体感 を得ることもできる。
【0024】 上述のような様々な効果を達成できるので、工夫次第で包装や装飾の上で大き な成果を得ることが可能である。
【0025】 なお、こより2,3,7,8,9には被覆材5,6,10,11,12を被覆 しているので耐久性がよい。また、被覆材ム5,6,10,11,12を色の付 いたもので構成したので、形態からの他にも、様々な色彩により美しさを表現す ることもできるとともに、体裁の良好化やさらなる購買意欲の向上などの効果も 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水引の構造を示す斜視図。
【図2】水引の分解斜視図。
【図3】水引の構造を示す斜視図。
【図4】水引の構造を示す断面図。
【図5】使用状態の一例を示す斜視図。
【図6】従来技術の斜視図。
【符号の説明】
1…水引 2,3,7,8,9…こより 5,6,10,11,12…被覆材 4…針金

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】細いこよりからなる水引であって、上記こ
    よりに芯材として、折曲および形態安定可能な針金様の
    線状体を装填した水引。
  2. 【請求項2】細いこよりを複数本引き揃えて構成した水
    引であって、上記こよりの少なくとも一本に、折曲およ
    び形態安定可能な針金様の線状体を芯材として装填した
    水引。
  3. 【請求項3】前記各こよりを、接着剤による接着で、ま
    たは合成樹脂のコーティングで引き揃えた請求項2記載
    の水引。
  4. 【請求項4】前記こよりに、装飾用に着色した被覆材を
    被覆した請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に
    記載の水引。
JP1998002134U 1998-03-19 1998-03-19 水 引 Expired - Fee Related JP3052449U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013085764A (ja) * 2011-10-19 2013-05-13 Shinsaku Watanabe しめ縄

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