JP3052110B2 - 製品の形状不良検出方法 - Google Patents
製品の形状不良検出方法Info
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- JP3052110B2 JP3052110B2 JP5327820A JP32782093A JP3052110B2 JP 3052110 B2 JP3052110 B2 JP 3052110B2 JP 5327820 A JP5327820 A JP 5327820A JP 32782093 A JP32782093 A JP 32782093A JP 3052110 B2 JP3052110 B2 JP 3052110B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス成形品、機械加
工品等の製品の輪郭形状の不良を検出する方法に関す
る。
工品等の製品の輪郭形状の不良を検出する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】プレス成形品、機械加工品等の製品の輪
郭部には割れ、欠け、バリ等の部分的な形状不良が発生
することがあり、この製品の輪郭形状の不良を検出する
方法としては、製品をITVで撮影し、その画像信号を
映像処理して製品輪郭形状パターンとし、この製品輪郭
形状パターンと形状不良のない正しい製品に対応した基
本パターンと一致させて両パターンの一致度を評価する
ことで製品輪郭形状の不良を検出するパターンマッチン
グ法と呼ばれるものが知られている。
郭部には割れ、欠け、バリ等の部分的な形状不良が発生
することがあり、この製品の輪郭形状の不良を検出する
方法としては、製品をITVで撮影し、その画像信号を
映像処理して製品輪郭形状パターンとし、この製品輪郭
形状パターンと形状不良のない正しい製品に対応した基
本パターンと一致させて両パターンの一致度を評価する
ことで製品輪郭形状の不良を検出するパターンマッチン
グ法と呼ばれるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる不良検出方法で
あれば、異なる製品毎の基本パターンを準備することに
よって検査する製品の全体形状を認識できるし、その検
査する製品の輪郭形状に不良があるかを認識できる。
あれば、異なる製品毎の基本パターンを準備することに
よって検査する製品の全体形状を認識できるし、その検
査する製品の輪郭形状に不良があるかを認識できる。
【0004】しかしながら、前述の不良検出方法は全体
形状の一致度によって輪郭形状の不良を認識する方法で
あるから、その形状不良の内容、つまり割れ、欠け、バ
リ等の部分形状の違いは、ごくわずかであるから、その
わずかな違いを認識することは大変困難である。
形状の一致度によって輪郭形状の不良を認識する方法で
あるから、その形状不良の内容、つまり割れ、欠け、バ
リ等の部分形状の違いは、ごくわずかであるから、その
わずかな違いを認識することは大変困難である。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした製品の形状不良検出方法を提供することを目
的とする。
ようにした製品の形状不良検出方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】正しい輪郭形状の複数の
製品を撮影し、その画像信号を映像処理して複数の正し
い製品の輪郭形状に対応した複数の全体形状パターン2
とし、実際の不良形状の画像信号を映像処理して種々の
形状不良と対応した複数の形状不良パターン3とし、前
記複数の全体形状パターン2、複数の形状不良パターン
3をあらかじめ記憶し、検査する製品を撮影し、その画
像信号を映像処理して検査する製品の輪郭形状に対応し
た製品輪郭形状パターン4とし、この製品輪郭形状パタ
ーン4と前記あらかじめ記憶された複数の全体形状パタ
ーン2を対比して最も合う全体形状パターン2をまず抽
出して製品の全体形状を認識し、この認識した全体形状
パターン2と前記製品輪郭形状パターン4を対比して前
記最も合った全体形状パターン2と製品輪郭形状パター
ン4との不一致部分のパターンを抽出し、この抽出した
部分パターンと前記あらかじめ記憶した複数の形状不良
パターン3を対比し、最も合う形状不良パターン3を抽
出して形状不良の内容を認識することを特徴とするする
製品の形状不良検出方法。
製品を撮影し、その画像信号を映像処理して複数の正し
い製品の輪郭形状に対応した複数の全体形状パターン2
とし、実際の不良形状の画像信号を映像処理して種々の
形状不良と対応した複数の形状不良パターン3とし、前
記複数の全体形状パターン2、複数の形状不良パターン
3をあらかじめ記憶し、検査する製品を撮影し、その画
像信号を映像処理して検査する製品の輪郭形状に対応し
た製品輪郭形状パターン4とし、この製品輪郭形状パタ
ーン4と前記あらかじめ記憶された複数の全体形状パタ
ーン2を対比して最も合う全体形状パターン2をまず抽
出して製品の全体形状を認識し、この認識した全体形状
パターン2と前記製品輪郭形状パターン4を対比して前
記最も合った全体形状パターン2と製品輪郭形状パター
ン4との不一致部分のパターンを抽出し、この抽出した
部分パターンと前記あらかじめ記憶した複数の形状不良
パターン3を対比し、最も合う形状不良パターン3を抽
出して形状不良の内容を認識することを特徴とするする
製品の形状不良検出方法。
【0007】
【作 用】全体形状パターン相互の対比によって検査
する製品の全体形状を認識できるし、部分形状パターン
相互の対比で形状不良の内容を認識できるから、全体形
状と形状不良の内容の認識を簡単にできるとともに形状
記憶のための記憶容量を削減できる。
する製品の全体形状を認識できるし、部分形状パターン
相互の対比で形状不良の内容を認識できるから、全体形
状と形状不良の内容の認識を簡単にできるとともに形状
記憶のための記憶容量を削減できる。
【0008】
【実 施 例】図1に示すように、形状不良判断部1に
は種々の製品形状に対応した複数の全体形状パターン2
と、種々の形状不良に応じた複数の形状不良パターン3
があらかじめ入力され、映像処理した製品輪郭形状パタ
ーン4が形状不良判断部1に入力される。
は種々の製品形状に対応した複数の全体形状パターン2
と、種々の形状不良に応じた複数の形状不良パターン3
があらかじめ入力され、映像処理した製品輪郭形状パタ
ーン4が形状不良判断部1に入力される。
【0009】前記全体形状パターン2は正しい輪郭形状
の製品を撮影した画像信号を2値化して図2(a)に示
すように輪郭画像10とし、この輪郭画像10の特定の
点から輪郭線上を時計回りに曲率を計算することによっ
て図2(a)に示す波形パターン11として入力してあ
り、波形パターン11の横方向長さLは輪郭画像10の
直線部分10aの長さに比例し、上下方向長さHは輪郭
画像10の角部10bの角度の大きさに比例する。
の製品を撮影した画像信号を2値化して図2(a)に示
すように輪郭画像10とし、この輪郭画像10の特定の
点から輪郭線上を時計回りに曲率を計算することによっ
て図2(a)に示す波形パターン11として入力してあ
り、波形パターン11の横方向長さLは輪郭画像10の
直線部分10aの長さに比例し、上下方向長さHは輪郭
画像10の角部10bの角度の大きさに比例する。
【0010】前記製品輪郭形状パターン4も同様に図2
(b)の輪郭画像12によって波形パターン13とな
り、この場合には欠け15があって形状不良となり、そ
の波形パターン13に部分形状不良パターン16が現わ
れる。
(b)の輪郭画像12によって波形パターン13とな
り、この場合には欠け15があって形状不良となり、そ
の波形パターン13に部分形状不良パターン16が現わ
れる。
【0011】前記形状不良パターン3も同様に図2
(c),(d),(e)の実際の不良形状の輪郭画像1
7,18,19によって波形パターン20,21,22
となっている。
(c),(d),(e)の実際の不良形状の輪郭画像1
7,18,19によって波形パターン20,21,22
となっている。
【0012】次に形状不良の検出動作を説明する。形状
不良判断部1は入力された製品輪郭形状パターン4、例
えば図2(b)の波形パターン13と全体形状パターン
2を対比して一致した全体形状パターン2、例えば図2
(a)の波形パターン11を見い出して製品の全体形状
を認識して出力し、次いでその製品輪郭形状パターン4
における全体形状パターン2との不一致の部分のパター
ン、例えば図2(b)の部分16の形状パターンを取り
出し、その不一致部分のパターンを形状不良部分パター
ンとし形状不良パターン3、例えば図2(c),
(d),(e)の波形パターン20,21,22を対比
して一致した形状不良パターン3、例えば図2(c)の
波形パターン20を見い出して形状不良の内容を認識し
て出力する。この場合には欠けとして出力する。
不良判断部1は入力された製品輪郭形状パターン4、例
えば図2(b)の波形パターン13と全体形状パターン
2を対比して一致した全体形状パターン2、例えば図2
(a)の波形パターン11を見い出して製品の全体形状
を認識して出力し、次いでその製品輪郭形状パターン4
における全体形状パターン2との不一致の部分のパター
ン、例えば図2(b)の部分16の形状パターンを取り
出し、その不一致部分のパターンを形状不良部分パター
ンとし形状不良パターン3、例えば図2(c),
(d),(e)の波形パターン20,21,22を対比
して一致した形状不良パターン3、例えば図2(c)の
波形パターン20を見い出して形状不良の内容を認識し
て出力する。この場合には欠けとして出力する。
【0013】このようにすることで、検査する製品の全
体形状と、その製品の形状不良の内容を認識することが
できるし、全体形状パターン相互の対比と、部分形状パ
ターン相互の対比であるからその認識が簡単にできる
し、形状記憶のための記憶容量を削減できる。
体形状と、その製品の形状不良の内容を認識することが
できるし、全体形状パターン相互の対比と、部分形状パ
ターン相互の対比であるからその認識が簡単にできる
し、形状記憶のための記憶容量を削減できる。
【0014】前記部分形状パターン3と全体形状パター
ン2は、あらかじめ基準パターンとして用意されていて
も良いし、入力された形状の平均値として学習させるこ
ともできる。
ン2は、あらかじめ基準パターンとして用意されていて
も良いし、入力された形状の平均値として学習させるこ
ともできる。
【0015】
【発明の効果】検査する製品の全体形状と、その製品の
形状不良の内容を認識することができるし、全体形状パ
ターン相互の対比と、部分形状パターン相互の対比であ
るからその認識が簡単にできるし、形状記憶のための記
憶容量を削減できる。
形状不良の内容を認識することができるし、全体形状パ
ターン相互の対比と、部分形状パターン相互の対比であ
るからその認識が簡単にできるし、形状記憶のための記
憶容量を削減できる。
【図1】本発明方法を実施する装置の概略説明図であ
る。
る。
【図2】各形状パターンの説明図である。
【符号の説明】 2…全体形状パターン、3…形状不良パターン、4…製
品輪郭形状パターン。
品輪郭形状パターン。
Claims (1)
- 【請求項1】 正しい輪郭形状の複数の製品を撮影し、
その画像信号を映像処理して複数の正しい製品の輪郭形
状に対応した複数の全体形状パターン2とし、 実際の不良形状の画像信号を映像処理して種々の形状不
良と対応した複数の形状不良パターン3とし、 前記複数の全体形状パターン2、複数の形状不良パター
ン3をあらかじめ記憶し、 検査する製品を撮影し、その画像信号を映像処理して検
査する製品の輪郭形状に対応した製品輪郭形状パターン
4とし、この製品輪郭形状パターン4と前記あらかじめ
記憶された複数の全体形状パターン2を対比して最も合
う全体形状パターン2をまず抽出して製品の全体形状を
認識し、この認識した全体形状パターン2と前記製品輪
郭形状パターン4を対比して前記最も合った全体形状パ
ターン2と製品輪郭形状パターン4との不一致部分のパ
ターンを抽出し、この抽出した部分パターンと前記あら
かじめ記憶した複数の形状不良パターン3を対比し、最
も合う形状不良パターン3を抽出して形状不良の内容を
認識することを特徴とするする製品の形状不良検出方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327820A JP3052110B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 製品の形状不良検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5327820A JP3052110B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 製品の形状不良検出方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07181025A JPH07181025A (ja) | 1995-07-18 |
JP3052110B2 true JP3052110B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=18203347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5327820A Expired - Fee Related JP3052110B2 (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | 製品の形状不良検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052110B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3982646B2 (ja) * | 1997-04-28 | 2007-09-26 | 財団法人くまもとテクノ産業財団 | 画像識別装置および方法および画像識別装置を備えた画像検出識別装置ならびに画像識別用プログラムを記録した媒体 |
JP6078312B2 (ja) * | 2012-12-05 | 2017-02-08 | 株式会社キーレックス | プレス部品用検査装置 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP5327820A patent/JP3052110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07181025A (ja) | 1995-07-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |