JP3052019U - 健康促進用の下駄 - Google Patents

健康促進用の下駄

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JP3052019U
JP3052019U JP1998001138U JP113898U JP3052019U JP 3052019 U JP3052019 U JP 3052019U JP 1998001138 U JP1998001138 U JP 1998001138U JP 113898 U JP113898 U JP 113898U JP 3052019 U JP3052019 U JP 3052019U
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JP
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teeth
central portion
thong
front teeth
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JP1998001138U
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English (en)
Inventor
宏一 清水
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宏一 清水
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 台板の形状により、外反母趾の矯正と、足裏
への刺激で健康を促進し、鼻緒の形状により、足にフィ
ットし、体裁の良い下駄を提供する。 【解決手段】 台板(10)の上面(1)は、平坦な中
央部(2)に続く周辺に向かって低くなる曲面部(3)
で形成し、下面(11)の前歯(13)の中心から台板
の先端(10a)までの距離は、前歯と後歯(14)の
それぞれ中心相互間の距離より長くする。台板の上面に
取り付けられる鼻緒(20)の横緒(22)は、前緒
(21)との結合部近くに皺(26a、26b)を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、下駄の形状に関し、特に、履くことによって、外反母趾の矯正や足 裏の壺刺激などによる良好な健康効果のある健康促進用の下駄に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、履く健康用具には、踵の無いスリッパなどがあった。 また、鼻緒の柄、色彩などに工夫を凝らしたり、飾り物や鈴などを取りつけた 下駄があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
最近、足に合わない靴の着用などに起因する外反母趾に悩んでいる人が多い。 。また、鼻緒の横緒の形を工夫も、単に、外観だけのものが多かった。 本考案は、上記の従来の履物に関する製品の現状に鑑み、外反母趾の矯正と、 足の裏に適当な刺激を与えて健康促進に貢献し、また、足の甲への当たりを良く して、快適な履き心地が得られると同時に、体裁良く履いたとき喜びが感じられ るような形状の健康促進用の下駄を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の考案は、平坦な中央部(2)とその中 央部(2)に続く周辺外方に向かって低くなる曲面部(3)で形成した上面(1 )、及び、短手方向に平行して下方に突出する前歯(13)及び後歯(14)を 備えて形成した下面(11)を有する台板(10)と、前記台板(10)の上面 (1)に取り付けた鼻緒(20)と、を含む健康促進用の下駄である。
【0005】 請求項2の考案は、平坦な中央部(2)とその中央部(2)に続く周辺外方に 向かって低くなる曲面部(3)で形成された上面(1)、及び、短手方向に平行 して下方に突出する前歯(13)及び後歯(14)を備え、前記前歯(13)の 中心から前記台板(10)の前先端(10a)までの距離(La)が、前記前歯 (13)と前記後歯(14)のそれぞれの中心相互間の距離(Lb)よりも長く なるようにした下面(11)を有する台板(10)と、前記台板(10)の上面 (1)に取り付けた鼻緒(20)と、を含む健康促進用の下駄である。
【0006】 請求項3の考案は、平坦な中央部(2)とその中央部(2)に続く周辺外方に 向かって低くなる曲面部(3)で形成した上面(1)、及び、短手方向に平行し て下方に突出する前歯(13)及び後歯(14)を備えて形成した下面(11) を有する台板(10)と、前記台板(10)の上面(1)に取り付けられ、前緒 (21)と中央部を左右両端部より太くした横緒(22)とからなり、前記横緒 (22)の前記前緒(21)との結合部近くの上部に皺(26a、26b)が形 成されている鼻緒(20)と、を含む健康促進用の下駄である。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本考案の実施の形態について、さらに詳しく説明す る。 図1は、本考案による健康促進用の下駄の実施形態(一対の中の片方)を示す 斜視図である。 図2は、図1の実施形態の台板の平面図である。 図3は、図2の実施形態のA−A、B−B、C−Cにおける断面図であって、 aはA−Aにおける断面、bはB−Bにおける断面、cはC−Cにおける断面を それぞれ示している。 図4は、図1の実施形態の鼻緒のみを示した平面図である。
【0008】 図1に示すように、本考案の実施形態は、台板10と鼻緒20とからなり、台 板10の上面1は、平坦な中央部2とそれに続く曲面部3で形成されている。曲 面部3は、周辺に向かって低くなっている。 台板10の下面11は、上面1の中央部2に略平行な平面12に、台板10の 短手方向に平行な2本の歯(前歯13と後歯14)が、下方に突出するように設 けられている。 鼻緒20は、前緒21と横緒22とからなり、横緒22の中央部23に前緒2 1が結合されている。
【0009】 図3において、15は、鼻緒20の前緒21の先端部を台板10の上面1から 下面11へ貫通させ、平面12の下側に瘤を作って、横緒22の中央部23が上 に引き抜かれないよう止めるための穴(前壺)である。 16と17は、横緒22の左右の端部24、25の心紐を貫通させ、平面12 の下側で互いに結合して、横緒22の左右の端部が上に引き抜かれないよう止め るための両横の穴(横穴)である。
【0010】 台板10の上面1の中央部2は、この下駄を履く人の図示しない足裏の中央部 に触れる場所である。曲面部3は、その一部(中央部に近い部分)が前記足裏の 周辺部に触れる。 曲面部3は、台板10の周辺部に向かって低くなっているので、台板10の縦 方向の断面も、横方向の断面も、上面は、前後左右に大きなカーブを描く。 台板前方のカーブは、人が下駄を履いたときに、足の親指を外方に向かせる力 を生じる。そこで、外反母趾の矯正効果が生まれる。 また、台板後方のカーブは、歩行運動に伴って踵付近の壺を刺激する。
【0011】 台板10に設けられた前歯13と後歯14は、前歯13の中心より台板10の 前先端10aまでの距離Laが、前歯13と後歯14のそれぞれの中心相互間の 距離Lbより長くなるように形成されている。 この構造は、履いた人が歩行運動のときに、前先端10aの前歯13を支点と する回転が、従来の下駄に比べて遙に容易になるので、前先端10aの地表面に 着く動作を容易にする。
【0012】 鼻緒20は、布又はそれに類する素材を丸めて袋縫いしたもので、図4に示す ように、横緒22の中央部23が太く、左右の両端部24、25は、中央部23 より細く作られている。太い中央部23の下面は、履く人の足に優しくフィット し、しかも、足と下駄の保持状態を安定にする。 横緒22の中央部23は、袋縫いで真っ直ぐな状態から前緒21で絞られると き、中央部23の左右に皺26a、26bが形成される。 皺26a、26bは、横緒の上面に作られ、前緒21を挟んで左右に羽根を広 げた蝶又はかもめの形に似ているので、横緒中央部の広い部分にアクセントをつ ける。
【0013】 (変形形態) 以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であっ て、それらも本考案の均等の範囲内である。 例えば、台板の下面の形が前後に大きな丸みをもった長方形でなく、図示のも のよりもっと角張っていてもよいし、逆に、丸みをきつくしたり、細長い楕円に 近いものであってもよい。 また、鼻緒も中央部の皺の形、大きさ、位置なども図に示したものと異なって いてもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の考案によれば、台板は、平坦な中央部 と、それに続く周辺外方に向かって低くなる曲面部で上面を形成し、前記上面の 中央部に平行な平面に下方に突出した前歯及び後歯を備えて形成した下面を有し ているので、台板上面の前方曲面は、履いた人の重力が掛かることによって、前 緒取付け部を挟んで、足の親指と人指し指が開く方向に力を与える。特に、履い た人が歩くたびに、強くこの影響を受け、外反母趾を矯正するのに役立つという 効果がある。 また、台板の曲面部は、土踏まずに刺激を与え、偏平足の矯正に役立つ。 さらに、上面後方の曲面は、歩行運動に伴って踵付近の壺を刺激する効果があ る。
【0015】 請求項2の考案によれば、上記に加えて、台板は、前歯の中心から台板の前先 端までの距離が、前歯と後歯のそれぞれの中心相互間の距離よりも長くなるよう にしてあるので、履いた人の歩行運動の際の前歯を支点とする台板先端の回転が 、従来の下駄に比べて容易になり、前歯と後歯で地表面に接する姿勢から、前歯 と台板先端で地表面に接する姿勢への転換が軽く行われるという効果がある。 この効果は、下駄の動きを、履き心地よく作られた靴の動きに近づけるのに役 立つ。
【0016】 請求項3の考案によれば、鼻緒は、横緒の中央部を左右両端部より太くし、前 緒取付け部分の近くの上部に皺を形成してあるので、横緒の太い中央部は、履く 人の足に優しくフィットし、歩行中に脱げ難く、下駄着用時の安定感を増す。 また、横緒の上面の左右の皺は、前緒を挟んで左右に羽根を広げた蝶又はかも めの形に似ており、横緒中央部の広い部分にアクセントを付けるという効果があ る。従って、着用者に楽しみを与え、良い心理効果を与える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施形態の下駄の片方を示す斜視
図である。
【図2】図1の実施形態の台板の平面図である。
【図3】図2の台板の各部における断面図である。
【図4】図1の実施形態の鼻緒を示した平面図である。
【符号の説明】
1 台板の上面 2 上面の中央部 3 上面の曲面部 10 台板 11 台板の下面 13 前歯 14 後歯 20 鼻緒 21 前緒 22 横緒 23 横緒の中央部 24、25 横緒の端部 26a、26b 皺

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な中央部とその中央部に続く周辺外
    方に向かって低くなる曲面部で形成した上面、及び、短
    手方向に平行して下方に突出する前歯及び後歯を備えて
    形成した下面を有する台板と、 前記台板の上面に取り付けた鼻緒と、 を含む健康促進用の下駄。
  2. 【請求項2】 平坦な中央部とその中央部に続く周辺外
    方に向かって低くなる曲面部で形成した上面、及び、短
    手方向に平行して下方に突出する前歯及び後歯を備え、
    前記前歯の中心から前記台板の前先端までの距離が、前
    記前歯と前記後歯のそれぞれの中心相互間の距離よりも
    長くなるようにした下面を有する台板と、 前記台板の上面に取り付けた鼻緒と、 を含む健康促進用の下駄。
  3. 【請求項3】 平坦な中央部とその中央部に続く周辺外
    方に向かって低くなる曲面部で形成した上面、及び、短
    手方向に平行して下方に突出する前歯及び後歯を備えて
    形成した下面を有する台板と、 前記台板の上面に取り付けられ、前緒と中央部を左右両
    端部より太くした横緒とからなり、前記横緒の前記前緒
    との結合部近くの上部に皺が形成されている鼻緒と、 を含む健康促進用の下駄。
JP1998001138U 1998-03-04 1998-03-04 健康促進用の下駄 Expired - Lifetime JP3052019U (ja)

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