JP3039667U - 履物に取り付けて足のウラの指圧と、マッサージ をする部品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】健康維持と改善を目的に、人体の活性化と機能
の老化予防を補助する。 【構成】足のウラ全体又は土踏まず、指の付け根、踵を
布、合成皮革、皮革等で袋状部分を付けた履物の底敷を
造り、内部にガラス玉を封入、靴類、スリッパ、サンダ
ル等の底敷きとして内底部に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

【０００１】 本考案は、健康維持と改善を目的に、人体の活性化と機能の老化予防を補助する ことにある。 足のウラの指圧やマッサージの事を医学界では、反射療法と言い健康構成上不可 欠の要素があるとされ、足、腰の疲れの排除、軽減、改善を容易にし鍛練も併行 出来ると聞く。 特に、老化予防、痴呆症予防、等に役立つと言われ、人為上その利益を享受する 事の意義は大きい。

【従来の技術】

【０００２】 従来からの、イボイボ・マットや、踏み青竹、商品名・健康サンダルなどは、化 成成形品、固形品等の画一的なものであり、効用についても多少疑問が有ると言 われている。 併せて、これを利用するための態勢や特定の時間、場所が必要で、そのため精神 的にも面倒になる最大の原因である。

【考案が解決しようとする課題】

【０００３】 従来の技術の項で述べた化成品、固形品の欠点及び使用時の簡易性を充足、産業 上の利用分野の項を完全に実行する事にある。

【課題を解決するための手段】

【０００４】 請求項にある条件を、皮革、合成皮革、布等を足ウラの形に合わせて断裁、図 １ 平面図に見られる形に断裁した素材を袋状に縫い合わせ、中にガラス玉を封 入している。 但し、このガラス玉は硬質の特殊ガラスで製造され、欠け、割れが皆無のため安 全性向を重視して採用した。 これを、請求項１の使用状態にして、効果を発生させる。

【作用】

【０００５】 この考案の基本的な趣旨は、人間の日常の健康と老後の健康を如何に維持するか を提起、老化の予防を兼ねた足と腰の鍛練、足腰の疲労からくる腰痛の解消、疲 労排除、軽減、足のウラに集まる身体の各機能神経の鈍化、疲弊を解除して活性 化することにある。 足のウラ、俗称ツボ、を押すため日常使用する履物に装着して従来の、イボイボ ・マット、イボイボ・サンダル等の効果を遥かに凌駕するように、形態を自在の 可変対応型にして使用は、通勤、通学、仕事、室内外を問わず、どんな状況や場 所でも可能で足の動きに即応して形成され、多数のガラス玉が玉砂利を裸足で踏 むのと同じ効果を発生、その刺激が神経の喚起を促す。 即ち、足の動きが動力源となり玉の自在性を１００％活用、玉に動態が生じると 揉む機能が発生する。 その上、全体重で加圧するので、指圧効果が併せて生じ、歩いたり立ったりする だけで、行動や準備は必要としない。 産業上の利用分野で述べたように、健康改善に大きく寄与することは医学的にも 多く立証されているが、法律の制約が有るため詳しい説明は割愛する。

【実施例】

【０００６】 実用新案登録請求の範囲、請求項１に有る通り、皮革靴、ゴム長靴、運動靴、サ ンダル、軍靴、安全ぐつ、スリッパなど下駄、草履を除くあらゆる履物に装着し て、通常の使用方法で効果を享受出来る。 取り付けには、接着剤又は、マジック・テープで固定すればよい。

【考案の効果】

【０００７】 この考案は、これまで説明した通り足のウラの指圧と、揉む作用を活用して健康 上の障害を軽減又は、排除することが可能であるが、病気の治療は出来ない。 但し、現存する器具や用具に比べ常用出来ることと、その効果は比較にならない 程大きい。 その最大の要因は、柔軟な自在性が一人一人の足の形の違いと日々、時々の状態 に即応して自動的に形作り、人工的な調整が不要であり、自然の摂理をそのまま 活用している。 こうした一連の作用を履物に装着する方法を取り入れ、必要悪と言われる靴の弊 害を少しでも和らげ、一方で健康上の相乗効果を得られるならば、その利益は計 り知れない。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 平面図 図面はいずれも左右対称とす
る。

【図 ２】 立面図

【図 ３】 断面図

【図 ４】 使用状態解説略図

【手続補正書】

【提出日】平成７年１１月１日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項１

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】平面図 男女の靴により多少形が異なるが、基
本的には縫い込み部分の位置は大きく変動することはな
い。

【図２】立面図 全体に立体感がないために製図が難し
い。物体の性格上厚みが付けられないためである。

【図３】断面図 立面図同様、量感がないためと考案品
のサイズが流動的であるため、基本的な図面で玉の封入
状況を表している。従って封入する玉の量も一定ではな
いが、基準として、成人女性の足の標準サイズを２３ｃ
ｍと策定、玉の基準量を８３ｇ男性の場合は、２５，５
ｃｍ、玉の量は１０７ｇとしている。大きさの設定は靴
のサイズの５ｍｍ単位を基準にして、玉の量を女性４
ｇ、男性５ｇの増減で調整している。

【図４】使用状態解説略図

【符号の説明】 １ 全体図 ２ 土踏まずガラス玉充填部 ３ 前踵ガラス玉充填部 ４ 後踵ガラス玉充填部 ５ ミシンに依る縫い付け部 ６ 緩衝用スポンジ ７ 上部外装生地 ８ 下部外装生地 ９ 前踵ガラス玉充填部 １０ 後踵ガラス玉充填部 １１ 土踏まずガラス玉充填部 １２ 緩衝スポンジ １３ ガラス玉充填状況 １４ 靴に部品を装着した状態 １５ 靴底部 １６ 緩衝スポンジ １７ 後踵部 １８ 下部外装生地 １９ 上部外装生地 ２０ 土踏まず部 ２１ ガラス玉を充填して使用した状態 ２２ 指付け根部分

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図３】

【図１】

【図２】

【図４】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】足のウラ全体又は土踏まず、指の付け根、
   踵を布、合成皮革、皮革等で袋状部分を付けた履物の底
   敷を造り、内部にガラス玉を封入、靴類、スリッパ、サ
   ンダル等の底敷きとして内底部に取付けてなる。