JP3051884U - イカ用トレー - Google Patents

イカ用トレー

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JP3051884U
JP3051884U JP1998001492U JP149298U JP3051884U JP 3051884 U JP3051884 U JP 3051884U JP 1998001492 U JP1998001492 U JP 1998001492U JP 149298 U JP149298 U JP 149298U JP 3051884 U JP3051884 U JP 3051884U
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JP
Japan
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squid
tray
cut
tray base
base
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JP1998001492U
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English (en)
Inventor
光範 鈴木
Original Assignee
有限会社鈴八
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切り開いたイカの胴部を、鮮度に関係なく立
体的に、画一的に、安定的に支持でき、体裁良く、美味
しく見せられ、パックした醤油や山葵等の調味料等を体
裁良く載置でき、構成簡素で、量産に適し、低廉で、経
済的なイカ用トレーを提供する。 【解決手段】 切り開いたイカ6の胴部を載置する包装
用の適宜合成樹脂製トレーであって、トレー基体1の底
壁2に、平面略楕円状で且つ縦断面略円弧状を呈する適
数の隆起部4を上方に向って突設し、トレー基体1の周
壁3に、収容棚部5を突設し、隆起部4は、イカ6の胴
部で覆えるよう形成すると共に、イカ6の胴部を略湾曲
状態に支持できるよう形成し、収容棚部5は、調味料7
等が載置できるよう形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、切り開かれたイカ(主に、コウイカ)の胴部を包装できるようにし た適宜合成樹脂製のトレーで、イカの胴部を、体裁良く、安定的に支持でき、し かも、これを食するときに使用するパックされた醤油や山葵等の調味料を体裁良 く載置できるように工夫されたイカ用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の包装用のトレーとしては、種々のものが提供されているが、切 り開かれたイカ(主に、コウイカ)の胴部を包装するときは、主に、底部が平坦 なトレーが利用され、これに、切り開かれたイカの胴部が並べられた状態で適宜 パックされる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、切り開かれたイカ(主に、コウイカ)の胴部は、その鮮度によって 丸くなったり、平たくなったりするため、前述の如き底部が平坦なトレーに並べ たときに、体裁が悪い難点があった(また、夫々が不揃いとなって体裁が悪くな る虞れ等もあった。)。しかも、トレーが斜めになったときにイカの胴部がズレ たりして、体裁が更に悪くなる難点もあった。 また、前述の如きトレー内に、パックされた醤油や山葵等の調味料が収容され ることもあるが、これらは、イカの胴部の下に隠れたりする虞れがあると共に、 トレーの所定位置に収まっておらず、体裁も悪かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、前述の如き難点等を解消し、切り開かれたイカ6の胴部を 、鮮度に関係なく立体的に支持して、体裁良く見せられるようにし、また、安定 的に支持できるようにし、更に、パックされた醤油や山葵等の調味料7等を所定 位置に体裁良く載置できるようにし、しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉 に提供できるようにすべく案出されたもので、請求項1記載のイカ用トレーにあ っては、切り開かれたイカ6の胴部が載置される包装用の適宜合成樹脂製トレー であって、トレー基体1の底壁2に、平面略楕円状で且つ縦断面略円弧状を呈す る適数の隆起部4を上方に向って突設し、トレー基体1の周壁3に、収容棚部5 を突設し、隆起部4は、切り開かれたイカ6の胴部で覆われるよう形成すると共 に、切り開かれたイカ6の胴部を略湾曲状態に支持できるよう形成し、収容棚部 5は、パックされた醤油等の調味料7等が載置できるよう形成する手段を採用し た。
【0005】 また、切り開かれたイカ6の胴部を、能率良く支持できるようにすると共に、 パックされた醤油等の調味料7等も能率良く載置できるようにすべく、請求項2 記載のイカ用トレーにあっては、トレー基体1を全体略細長矩形状に形成し、平 面略楕円状の隆起部4を、その長径方向がトレー基体1の幅方向に沿うように配 し、収容棚部5を、トレー基体1の長手方向にある周壁3に夫々配し、トレー基 体1が長手方向に沿った中心線に対して対称となるように構成する手段を採用し た。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図示例について説明する。 本考案は、切り開かれたイカ6(主に、モンゴイカ)の胴部を包装できるよう にした適宜合成樹脂製のイカ用トレーに係り、このイカ用トレーは、イカ6の胴 部を、体裁良く、安定的に支持でき、しかも、これを食するときに使用するパッ クされた醤油や山葵等の調味料7等を体裁良く載置できるように工夫したもので ある。具体的には、トレー基体1を全体略細長矩形状に形成し、このトレー基体 1の底壁2には、平面略楕円状で且つ縦断面略円弧状を呈する適数(例えば、1 個乃至3個程度)の隆起部4を上方に向って突設し、更に、トレー基体1の周壁 3には、収容棚部5を突設して構成され、隆起部4は、切り開かれたイカ6の胴 部で覆われるよう形成すると共に、切り開かれたイカ6の胴部を略湾曲状態に支 持できるよう形成し、収容棚部5は、パックされた醤油等の調味料7等が載置で きるよう形成したものである。すなわち、隆起部4によって切り開かれたイカ6 の胴部を、鮮度に関係なく立体的に、且つ安定的に支持できて、更に、収容棚部 5によってパックされた醤油や山葵等の調味料7等を所定位置に体裁良く載置で きるように構成されている。
【0007】 加えて、平面略楕円状の隆起部4は、その長径方向がトレー基体1の幅方向に 沿うように配してあり、収容棚部5は、トレー基体1の長手方向にある周壁3に 夫々配してあり、トレー基体1が長手方向に沿った中心線に対して対称となるよ うに構成してある(図1参照)。すなわち、切り開かれたイカ6の胴部や、パッ クされた醤油等の調味料7等を、隆起部4や収容棚部5に能率良く載置できるよ うに構成されている。
【0008】 トレー基体1は、主に、発泡性の適宜合成樹脂材によって一体的に構成され、 略細長矩形状の底壁2と、この底壁2の周縁に連設されると共に、その上端がわ に行くに従って漸次外方に開くように傾斜する周壁3とを有している。
【0009】 隆起部4は、複数設けた場合は、トレー基体1の底壁2に長手方向に沿って適 宜間隔に配され、1個の場合は、底壁2中央に配される。尚、隆起部4の湾曲状 態は、少なくとも、切り開かれたイカ6の胴部の先端がわが密接するように形成 しておき、イカ6の胴部がしっくりと隆起部4を覆えるように形成しておくのが 望ましい。すなゆち、イカ6の胴部の形を一定に揃えられるものが良い。
【0010】 収容棚部5は、周壁3の高さ方向略中央部分に、水平な棚部分を設け、この棚 部分の周縁を若干盛上げて形成されており、調味料7等が簡単に脱落しないよう に配慮されている。尚、トレー基体1の上端開放部分を適宜フイルムで塞いだと きに、このフイルムに調味料7等が接触して、収容棚部5での載置状態をより確 実に維持できるように形成しても良い。ところで、収容棚部5は、トレー基体1 の幅方向にある周壁3に適数配しても良い。
【0011】 調味料7は、例えば、醤油や、山葵や、マヨネーズや、生姜や、その他の調味 料等を適宜パックして構成されており、収容棚部5に安定的に載置できる寸法に 形成される。
【0012】 ところで、トレー基体1の具体的構成、形状、寸法、材質、底壁2の具体的構 成、形状、寸法、周壁3の具体的構成、形状、寸法、傾斜状態、隆起部4の具体 的構成、形状、寸法、配設位置、数、収容棚部5の具体的構成、形状、寸法、配 設位置、数、イカ6の具体的種類、大きさ、調味料7の具体的種類、形状、寸法 、数等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定できるものであ る。
【0013】
【考案の効果】
従って、請求項1記載のイカ用トレーは、切り開かれたイカ6の胴部が載置さ れる包装用の適宜合成樹脂製トレーであって、トレー基体1の底壁2に、平面略 楕円状で且つ縦断面略円弧状を呈する適数の隆起部4を上方に向って突設し、ト レー基体1の周壁3に、収容棚部5を突設し、隆起部4は、切り開かれたイカ6 の胴部で覆われるよう形成すると共に、切り開かれたイカ6の胴部を略湾曲状態 に支持できるよう形成し、収容棚部5は、パックされた醤油等の調味料7等が載 置できるよう形成したので、切り開かれたイカ6の胴部を、隆起部4によって鮮 度に関係なく立体的に支持できるようになると共に、画一的に支持できる(イカ 6の胴部の形を一定に整えて揃えられる)ようになり、イカ6の胴部を体裁良く 見せられるようになり、ひいては、購買者に美味しく見せられるようになる。ま た、切り開かれたイカ6の胴部を、隆起部4によって安定的に支持できるように なり、トレー基体1が傾いても切り開かれたイカ6の胴部が移動するようなこと はない。更に、収容棚部5を設けたので、パックされた醤油や山葵等の調味料7 等を収容棚部5に体裁良く載置できるようになり、しかも、構成が簡素で、量産 に適し、低廉に提供でき、経済的なイカ用トレーとなる。
【0014】 特に、隆起部4は、切り開かれたイカ6の胴部で覆われるよう形成したので、 隆起部4がイカ6の胴部で隠れるようになり、外観上の体裁が一層優れたものと なる。
【0015】 また、請求項2記載のイカ用トレーは、トレー基体1を全体略細長矩形状に形 成し、平面略楕円状の隆起部4を、その長径方向がトレー基体1の幅方向に沿う ように配し、収容棚部5を、トレー基体1の長手方向にある周壁3に夫々配し、 トレー基体1が長手方向に沿った中心線に対して対称となるように構成したので 、作業者が切り開かれたイカ6の胴部をイカ用トレーに載置する際に、イカ用ト レーの向きや、作業者の位置に関係なく隆起部4に切り開かれたイカ6の胴部を 載置できるようになり、能率的な載置作業が行えるようになる。しかも、パック された醤油等の調味料7等も収容棚部5に能率良く載置できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のイカ用トレーを例示する平面図であ
る。
【図2】本考案のイカ用トレーを例示する縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 トレー基体 2 底壁 3 周壁 4 隆起部 5 収容棚部 6 イカ 7 調味料

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切り開かれたイカの胴部が載置される包
    装用の適宜合成樹脂製トレーであって、トレー基体の底
    壁に、平面略楕円状で且つ縦断面略円弧状を呈する適数
    の隆起部を上方に向って突設し、トレー基体の周壁に、
    収容棚部を突設し、隆起部は、切り開かれたイカの胴部
    で覆われるよう形成すると共に、切り開かれたイカの胴
    部を略湾曲状態に支持できるよう形成し、収容棚部は、
    パックされた醤油等の調味料等が載置できるよう形成し
    たことを特徴とするイカ用トレー。
  2. 【請求項2】 トレー基体を全体略細長矩形状に形成
    し、平面略楕円状の隆起部を、その長径方向がトレー基
    体の幅方向に沿うように配し、収容棚部を、トレー基体
    の長手方向にある周壁に夫々配し、トレー基体が長手方
    向に沿った中心線に対して対称となるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のイカ用トレー。
JP1998001492U 1998-02-27 1998-02-27 イカ用トレー Expired - Lifetime JP3051884U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018076083A (ja) * 2016-11-07 2018-05-17 シーピー化成株式会社 包装用容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018076083A (ja) * 2016-11-07 2018-05-17 シーピー化成株式会社 包装用容器

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