JP3001854U - 植木鉢の仕切トレイ - Google Patents

植木鉢の仕切トレイ

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JP3001854U
JP3001854U JP1994001808U JP180894U JP3001854U JP 3001854 U JP3001854 U JP 3001854U JP 1994001808 U JP1994001808 U JP 1994001808U JP 180894 U JP180894 U JP 180894U JP 3001854 U JP3001854 U JP 3001854U
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flowerpot
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JP1994001808U
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Inventor
荒居克巳
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有限会社アライ・サンズ
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 植木鉢を堅固に保持することができ、且つ耐
久性に優れる植木鉢の仕切トレイを提供する。 【構成】 ポリプロピレンやポリスチレンなどの合成樹
脂を射出成形し、外枠11と内枠12a,12b,・・
・12gとが一体成形された仕切トレイ10を形成す
る。内枠12a〜12hは、外枠11の中にリブ16,
・・・を介して固定され、植木鉢を嵌合可能な開口部1
5a〜15gを形成している。一方、外枠11の対向す
る二辺11a,11bには、フック14,14が突設し
てあり、仕切トレイ10を植木鉢収納容器に嵌合したと
き、そのフック14,14が植木鉢収納容器の縁に係止
されるようになっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、植木鉢を一定間隔で配置したり、或いは植木鉢を運搬時に固定する のに有用な植木鉢の仕切トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、運搬時などに植木鉢を固定する手段として、図10に示すような仕切ト レイが利用されている。
【0003】 この仕切トレイ1は、段ボールなどの厚紙を逆凹字形に折曲して成り、その平 面1aには円形状の開口部2,・・・が複数形成されている。
【0004】 そして、その開口部2,・・・に植木鉢が嵌合・保持され、また仕切トレイ1 自体は植木鉢が配置される植木鉢収納容器Rに嵌合されるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の仕切トレイは、紙製であるので耐久性に劣り、特に 植木鉢に対する潅水などによる劣化が著しいという欠点があった。
【0006】 また、植木鉢収納容器に対しての嵌合力が弱く不安定であり、よって植木鉢を 安定させるための保持力を充分に得られなかった。
【0007】 本考案は、上記事情に鑑みて成されたもので、優れた耐久性を示し、且つ植木 鉢を堅固に保持し得る仕切トレイを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を達成するため、対向する二辺にフックが突設してある外 枠と、この外枠の中にリブを介して固定されるとともに植木鉢を嵌合可能な開口 部を形成する内枠とを一体成形して成る合成樹脂製で、植木鉢収納容器に対して 着脱自在な植木鉢の仕切トレイを提供するものである。
【0009】 また、本考案は、前記外枠の裏面にボスが突設され、且つ外枠の表面に前記ボ スと相対して窪部が形成されている植木鉢の仕切トレイを提供する。
【0010】 また、本考案は、前記内枠の一部が切断されている植木鉢の仕切トレイを提供 する。
【0011】 また、本考案は、前記開口部が略四角形状を呈する植木鉢の仕切トレイを提供 する。
【0012】
【作用】
本考案によれば、本願仕切トレイを植木鉢収納容器に嵌合すると、外枠に突設 したフックが植木鉢収納容器の縁に係止するようになる。
【0013】 従って、植木鉢収納容器に対して本願仕切トレイが堅固に固定され、よってそ の仕切トレイの開口部に嵌合される植木鉢も堅固に固定されるようになり、運搬 時における植木鉢の転倒や揺動が防止される。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の植木鉢の仕切トレイに係わる実施例を説明すれば、図1はその 第1実施例を示す平面図、図2は同実施例の側面図で、図3は図1におけるA− A線断面図、また図4は図1におけるB−B線断面図である。
【0015】 図1において、符号10は第1実施例としての仕切トレイであり、この仕切ト レイ10は、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレン、或いは塩化ビニー ルなどの合成樹脂を射出成形し、外枠11と内枠12a,12b,・・・12g を一体成形して成る。
【0016】 その外枠11は、縦360mm、横490mm、縁幅12mm、肉厚2mm程 度の方形枠で、その周囲には幅2mm、高さ3mm程度の縁部13が形成されて いるとともに、対向する二辺11a,11bにはフック14,14が突設されて いる。
【0017】 一方、内枠12a〜12gは、円形状の開口部15a〜15gを形成する縁幅 5mm、肉厚2mm程度の円形枠であり、特に中央の内枠12c,12d,12 eは一部重合され開口部15c,15d,15eが連通している。
【0018】 なお、これら内枠12a〜12gは複数のリブ16,・・・を介して外枠11 の中に固定され、開口部15a〜15gには合成樹脂性の育苗ポットを含む植木 鉢が嵌合されるようになっている。
【0019】 また、図1,図2で明らかにしているように、外枠11および内枠12c,1 2d,12eの裏面には円柱状のボス18,・・・が突設され、また外枠11の 表面にはボス18,・・・に相対して該ボス18とほぼ同径の円形状の窪部19 ,・・・が形成してある。
【0020】 図3でより明確にしているように、窪部19は外枠11の表面に円状壁19a を突設することにより形成され、そしてここに他の仕切トレイのボスが嵌合され るようにしてある。
【0021】 従って、複数の仕切トレイは安定した状態に積層可能であるので、保管や運搬 が非常に便利である。
【0022】 また、図4で明らかにしているように、フック14はコ字状を呈し、特に先端 には鉤部14aが突設してある。
【0023】 このフック14は、図5に示すように植木鉢収納容器Rの縁rに係止され、斯 くして同植木鉢収納容器Rに嵌合された仕切トレイ10が一定高さのところに固 定されるようになっている。
【0024】 そして、仕切トレイ10は植木鉢収納容器Rに対して着脱自在であり、これを 植木鉢収納容器Rに装着することで植木鉢Pを定位置に配置することができ、且 つ運搬時における植木鉢Pの転倒および揺動を防止することができる。
【0025】 なお、フック14を他の二辺にも設けると一層好ましく、そうすることによっ て、仕切トレイ10を植木鉢収納容器Rに対して一層強固に固定することができ る。
【0026】 また、図6に示す如く、フック14の前後端を45度程度切欠してテーパ部1 4bを形成することが好ましく、そうすることによって、例えば近接して配置さ れた状態の植木鉢収納容器Rの中から任意の一つを引き出す場合、フック14同 士の引っかかりがなくなり、目的とする植木鉢収納容器を容易に引き出すことが できるようになる。
【0027】 ところで、その植木鉢収納容器Rは、複数の植木鉢を配置、且つ持ち運び可能 とした従来から知られている容器であり、例えばそれは合成樹脂から成り、また 底面潅水を行えるようにした構造のものもある。
【0028】 次に、本考案の第2実施例を説明すれば、図7がその第2実施例を示す平面図 で、図中の符号20は第2実施例としての仕切トレイを示す。
【0029】 本実施例の仕切トレイ20は、外枠21の中にリブ26,・・・を介して円形 状の2つの内枠22a,22bが固定してあり、且つその内枠22a,22bの 中に、リブ26′,・・・を介して他の内枠22a′,22b′が固定されてい る。
【0030】 図示する如く、その内枠22a′,22b′は外側の内枠22a,22bに比 較して径の小さい円形状を呈しており、例えば内側の内枠22a′,22b′は 内径154mmとされ、また外側の内枠22a,22bは内径174mmとされ ている。
【0031】 そして、リブ26′,・・・を切断することにより、開口部25a,25bの 径の広げることができるようにしてあり、植木鉢の大きさに応じた使い分けが可 能とされている。
【0032】 なお、図7において、符号23は縁部、24はフック、29は窪部であり、ま た図示しないボスも窪部29に相対して設けられている。
【0033】 次に、本考案の第3実施例を説明すれば、図8がその第3実施例を示す平面図 で、図中の符号30は第3実施例としての仕切トレイを示す。
【0034】 本実施例の仕切トレイ30は、外枠31の中にリブ36,・・・を介して円形 状の複数の内枠35a,35b,・・・35hが固定してあり、且つその内枠3 5a〜35h(35d,35eを除く)の一部が切断され、そこが切込部37と されている。
【0035】 そして、その切込部37を形成することにより開口部35a,35b,・・・ が広げられるようにし、斯くして一定範囲内の大きさの植木鉢であれば、開口部 35a,35b,・・・への嵌合が可能となるようにしてある。
【0036】 ところで、切込部37の位置は接合されるリブ36,・・・から最も離れたと ころが好ましく、そうすることによって内枠35a,35b,・・・の変形が容 易となり、延いては開口部35a,35b,・・・に嵌合し得る植木鉢のサイズ の範囲を拡大することができる。
【0037】 なお、図8において、符号33は縁部、34はフック、39は窪部であり、ま た図示しないボスも窪部39に相対して設けられている。
【0038】 次に、本考案の第4実施例を説明すれば、図9がその第4実施例を示す平面図 で、図中の符号40は第4実施例としての仕切トレイを示す。
【0039】 本実施例の仕切トレイ40は、外枠41の中にリブ46,・・・を介して複数 の内枠42a,42b,・・・42hが固定してあり、特にその内枠42a〜4 2hを略四角形状としてある。
【0040】 この仕切トレイ40は、特に合成樹脂製の植木鉢、即ち変形自在な育苗ポット 用のもので、例えば開口部45a〜45hは、一辺110mm程度の略正方形状 とされていて、ここに一辺の長さtを外径とする植木鉢、及びそれ以上の外径を もつ植木鉢を嵌合可能としている。
【0041】 即ち、一辺の長さtを外径とする植木鉢であれば、一点鎖線(図の中央右側) で示すように内枠42a〜42hで4点を支持されるようになり、それ以上の外 径をもつ植木鉢であれば、二点鎖線(図の中央左側)で示すように、それが変形 して内枠42a〜42hの全体に密着するようになる。
【0042】 勿論、この仕切トレイ40は、植木鉢として一辺の長さtを外径にもつ陶器製 の植木鉢の嵌合も可能である。
【0043】 なお、植木鉢は一般にテーパ状を呈するから、本考案で云う植木鉢の外径とは 支持される箇所における外径を指す。
【0044】
【考案の効果】
本考案の仕切トレイは、上記の如く構成されているため、以下に記すような効 果を奏する。
【0045】 (1)対向する二辺にフックが突設してある外枠と、この外枠の中にリブを介 して固定されるとともに植木鉢を嵌合可能な開口部を形成する内枠とを一体成形 して成る合成樹脂製であり、耐久性が極めて高く、且つ植木鉢収納容器に嵌合さ れた仕切トレイがフックで堅固に固定されるので、開口部に嵌合された植木鉢を 堅固に保持することができるという優れた効果を奏する。
【0046】 (2)また、外枠の裏面にボスが突設され、且つ外枠の表面に前記ボスと相対 して窪部が形成されていることにより、仕切トレイを安定した状態に積み重ねら れるので、その保管や運搬時における利便性が極めて高いという優れた効果を奏 する。
【0047】 (3)また、内枠の一部が切断されていることにより、開口部を広げることが できるので、その開口部で数サイズの植木鉢を保持することができるという優れ た効果を奏する。
【0048】 (4)また、開口部が略四角形状を呈することにより、数サイズの育苗ポット を保持することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる第1実施例の仕切トレイを示す
平面図
【図2】同仕切トレイを示す側面図
【図3】図1におけるA−A線断面図
【図4】図1におけるB−B線断面図
【図5】同仕切トレイの使用状態を示す斜視図
【図6】同仕切トレイにおけるフックを示す拡大図
【図7】本考案に係わる第2実施例の仕切トレイを示す
平面図
【図8】本考案に係わる第3実施例の仕切トレイを示す
平面図
【図9】本考案に係わる第4実施例の仕切トレイを示す
平面図
【図10】従来の仕切トレイの使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
10,20,30,40 仕切トレイ 11,21,31,41 外枠 12a〜12g,22a〜22b,32a〜32h,4
2a〜42h 内枠 14,24,34,44 フック 15a〜15g,25a〜25b,35a〜35h,4
5a〜45h 開口部 16,26,36,46 リブ 18,28,38,48 ボス 19,29,39,49 窪部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する二辺にフックが突設してある外
    枠と、この外枠の中にリブを介して固定されるとともに
    植木鉢を嵌合可能な開口部を形成する内枠とを一体成形
    して成る合成樹脂製で、植木鉢収納容器に対して着脱自
    在な植木鉢の仕切トレイ。
  2. 【請求項2】 外枠の裏面にボスが突設され、且つ外枠
    の表面に前記ボスと相対して窪部が形成されている請求
    項1記載の植木鉢の仕切トレイ。
  3. 【請求項3】 内枠の一部が切断されている請求項1記
    載の植木鉢の仕切トレイ。
  4. 【請求項4】 開口部が略四角形状を呈する請求項1記
    載の植木鉢の仕切トレイ。
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