JP3051609B2 - 燃料集合体の外観検査装置 - Google Patents
燃料集合体の外観検査装置Info
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- slit light
- fuel assembly
- slit
- fuel
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所における
燃料集合体の外観検査装置に関し、特に燃料集合体の燃
料棒の欠陥検査等に適用し得る外観検査装置に関するも
のである。
燃料集合体の外観検査装置に関し、特に燃料集合体の燃
料棒の欠陥検査等に適用し得る外観検査装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所では、一般に、健全な状態
で発電が行えるように、定期点検毎に各種構造部材の検
査を実施し、その健全性を確保している。原子炉炉心を
構成する燃料集合体も検査の対象であり、その外観検査
は、原子力発電所での健全性確保のために必要不可欠で
ある。
で発電が行えるように、定期点検毎に各種構造部材の検
査を実施し、その健全性を確保している。原子炉炉心を
構成する燃料集合体も検査の対象であり、その外観検査
は、原子力発電所での健全性確保のために必要不可欠で
ある。
【0003】従来の燃料集合体の外観検査装置は、図1
0に示すように、水を張ったプール1に使用済みの燃料
集合体2を設置し、この燃料集合体2を水中テレビカメ
ラ3で撮像する。水中テレビカメラ3の撮像画像は、同
テレビカメラのコントロールユニット11を介してモニ
タテレビ12に表示される。燃料集合体2は回転テーブ
ル7に乗せられているため、これを回転させることによ
り水中テレビカメラ3で燃料集合体2の各面を撮像し、
モニタテレビ12に表示可能である。
0に示すように、水を張ったプール1に使用済みの燃料
集合体2を設置し、この燃料集合体2を水中テレビカメ
ラ3で撮像する。水中テレビカメラ3の撮像画像は、同
テレビカメラのコントロールユニット11を介してモニ
タテレビ12に表示される。燃料集合体2は回転テーブ
ル7に乗せられているため、これを回転させることによ
り水中テレビカメラ3で燃料集合体2の各面を撮像し、
モニタテレビ12に表示可能である。
【0004】更に、水中テレビカメラ3は、防水ケース
4に収納されて、燃料集合体2を照明するための水中照
明装置5と共に、昇降マスト6aに沿って昇降可能な基
台6bに設置されており、昇降装置6により基台6bを
駆動することにより、昇降される。この時、水中テレビ
カメラ3や水中照明装置5のケーブル8はドラム9によ
り繰り出されたり巻き取られたりする。
4に収納されて、燃料集合体2を照明するための水中照
明装置5と共に、昇降マスト6aに沿って昇降可能な基
台6bに設置されており、昇降装置6により基台6bを
駆動することにより、昇降される。この時、水中テレビ
カメラ3や水中照明装置5のケーブル8はドラム9によ
り繰り出されたり巻き取られたりする。
【0005】水中テレビカメラ3の昇降マスト6上での
位置は昇降位置センサ13により検出され、文字発生装
置14によりモニタテレビ12に表示されて、現在、ど
の部分を検査しているかが把握できる。10は電源装置
である。
位置は昇降位置センサ13により検出され、文字発生装
置14によりモニタテレビ12に表示されて、現在、ど
の部分を検査しているかが把握できる。10は電源装置
である。
【0006】以上のような構成において、検査員は、水
中テレビカメラ3を昇降させると共に燃料集合体2を回
転テーブル7で回転させながら、水中テレビカメラ3で
撮像された画像をモニタテレビ12で目視検査する。こ
の場合、モニタテレビ12上には、1段目の燃料棒30
の陰に2段目の燃料棒が完全に隠れていると、図11に
拡大して示すように、1段目の燃料棒30が白く描かれ
ているように表示され、1段目の燃料棒間の隙間は便宜
的にハッチングして示すように暗い部分となって表れ
る。
中テレビカメラ3を昇降させると共に燃料集合体2を回
転テーブル7で回転させながら、水中テレビカメラ3で
撮像された画像をモニタテレビ12で目視検査する。こ
の場合、モニタテレビ12上には、1段目の燃料棒30
の陰に2段目の燃料棒が完全に隠れていると、図11に
拡大して示すように、1段目の燃料棒30が白く描かれ
ているように表示され、1段目の燃料棒間の隙間は便宜
的にハッチングして示すように暗い部分となって表れ
る。
【0007】また、2段目の燃料棒31が1段目の燃料
棒間に見えていると、図12に示すような画像がモニタ
テレビ12の画面に表れる。図12から分かるように、
2段目の燃料棒31が1段目の燃料棒30間から見えて
いる場合、画像を注意深く見ていないと、1段目の燃料
棒30と2段目の燃料棒31の境界が明瞭に観察でき
ず、1段目の燃料棒30の間隔を正確に測定できないた
め、欠陥部を屡々見落とすことがあった。
棒間に見えていると、図12に示すような画像がモニタ
テレビ12の画面に表れる。図12から分かるように、
2段目の燃料棒31が1段目の燃料棒30間から見えて
いる場合、画像を注意深く見ていないと、1段目の燃料
棒30と2段目の燃料棒31の境界が明瞭に観察でき
ず、1段目の燃料棒30の間隔を正確に測定できないた
め、欠陥部を屡々見落とすことがあった。
【0008】そのため、検査用の画像を見易くして検査
を確実且つ容易に行い得るように、実公平3−4640
0号公報には、図10に示した水中照明装置5に加え
て、図13に示すように、検査領域に対し照射角θで、
幅Wの帯状平行光束(スリット光)の照明を出す光源1
13を搭載した核燃料集合体の外観検査装置が開示され
ている。この従来例では、W/sinθ<P(Pは燃料棒の
ピッチ)の関係を満たすように設置すれば、スリット光
の照射されている部分の燃料棒30の奥行き方向の距離
差により、撮像される画像のスリット光の位置が変化
し、図14に示すように、立体感のある画像が得られ
る。尚、図13において、114は集束レンズ、115
は線状ランプ、116はスリットである。
を確実且つ容易に行い得るように、実公平3−4640
0号公報には、図10に示した水中照明装置5に加え
て、図13に示すように、検査領域に対し照射角θで、
幅Wの帯状平行光束(スリット光)の照明を出す光源1
13を搭載した核燃料集合体の外観検査装置が開示され
ている。この従来例では、W/sinθ<P(Pは燃料棒の
ピッチ)の関係を満たすように設置すれば、スリット光
の照射されている部分の燃料棒30の奥行き方向の距離
差により、撮像される画像のスリット光の位置が変化
し、図14に示すように、立体感のある画像が得られ
る。尚、図13において、114は集束レンズ、115
は線状ランプ、116はスリットである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た実公平3−46400号公報記載の技術では、立体感
が得られるため、1段目の燃料棒30と2段目の燃料棒
31の境界が明瞭に判別でき、燃料棒の間隔は正確に検
査できるものの、1本のスリット光による立体感である
ため、視野内全域の立体感を得るためにはスリット光源
113を上下に移動させる必要があり、また、燃料集合
体の倒れや、反りは判断できない。
た実公平3−46400号公報記載の技術では、立体感
が得られるため、1段目の燃料棒30と2段目の燃料棒
31の境界が明瞭に判別でき、燃料棒の間隔は正確に検
査できるものの、1本のスリット光による立体感である
ため、視野内全域の立体感を得るためにはスリット光源
113を上下に移動させる必要があり、また、燃料集合
体の倒れや、反りは判断できない。
【0010】従って、本発明の目的は、カラーテレビカ
メラの視野内全域で立体感のある画像を表示可能であ
り、しかも燃料集合体の倒れや、反りも判断できる燃料
集合体の外観検査装置を提供することである。
メラの視野内全域で立体感のある画像を表示可能であ
り、しかも燃料集合体の倒れや、反りも判断できる燃料
集合体の外観検査装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明による燃料集合体の外観検査装置は、単一波
長の光を出す単一波長源と、該単一波長源から出射され
る前記単一波長の光をスリット光に変換するための円柱
レンズと、広がりを持つスリット光を平行スリット光に
変換するための凹面鏡と、該平行スリット光を複数本の
スリット光に変換するための回折格子と、該複数のスリ
ット光が燃料集合体に当たって反射してくる反射光を撮
像するための水中テレビカメラと、該水中テレビカメラ
の出力画像を表示するモニタテレビとを備えている。
め、本発明による燃料集合体の外観検査装置は、単一波
長の光を出す単一波長源と、該単一波長源から出射され
る前記単一波長の光をスリット光に変換するための円柱
レンズと、広がりを持つスリット光を平行スリット光に
変換するための凹面鏡と、該平行スリット光を複数本の
スリット光に変換するための回折格子と、該複数のスリ
ット光が燃料集合体に当たって反射してくる反射光を撮
像するための水中テレビカメラと、該水中テレビカメラ
の出力画像を表示するモニタテレビとを備えている。
【0012】
【作用】単一波長源から出射された単一波長の光は円柱
レンズによりスリット光に変換される。円柱レンズから
出射されるスリット光は扇状に広がりを持つため、これ
を、凹面鏡により、検査対象である燃料集合体の幅以上
の幅を持つ平行スリット光に変換する。凹面鏡から出力
される平行スリット光は回折格子により干渉されて、そ
の回折縞として複数のスリット光が得られる。このとき
の回折縞の出射角度θiは回折格子に対してスリット光
を垂直に入射した場合、次式で与えられる。
レンズによりスリット光に変換される。円柱レンズから
出射されるスリット光は扇状に広がりを持つため、これ
を、凹面鏡により、検査対象である燃料集合体の幅以上
の幅を持つ平行スリット光に変換する。凹面鏡から出力
される平行スリット光は回折格子により干渉されて、そ
の回折縞として複数のスリット光が得られる。このとき
の回折縞の出射角度θiは回折格子に対してスリット光
を垂直に入射した場合、次式で与えられる。
【数1】θi=sin-1(Nλ/d) ここで、Nは回折次数、λは単一波長光の波長、dは回
折格子のピッチである。
折格子のピッチである。
【0013】このようにして出射された複数スリット光
は、平行光であるため少ない死角で燃料集合体に照射さ
れ、燃料集合体に当たって反射してくる反射光を水中テ
レビカメラにて撮像し、モニタテレビに表示する。この
結果、水中テレビカメラの視野内には、複数のスリット
光が撮像され、各スリット光により視野内全域の燃料集
合体の立体感が得られると共に、スリット光の間隔から
燃料集合体の倒れや、反りも判断できるようになる。
は、平行光であるため少ない死角で燃料集合体に照射さ
れ、燃料集合体に当たって反射してくる反射光を水中テ
レビカメラにて撮像し、モニタテレビに表示する。この
結果、水中テレビカメラの視野内には、複数のスリット
光が撮像され、各スリット光により視野内全域の燃料集
合体の立体感が得られると共に、スリット光の間隔から
燃料集合体の倒れや、反りも判断できるようになる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。
【0015】図1は、本発明の一実施例としての燃料集
合体の外観検査装置の構成を示している。図10の従来
例と同様に、水を張ったプール1に使用済みの燃料集合
体2を設置し、この燃料集合体2を本発明によれば複数
スリット光投影装置20により照明しつつ水中テレビカ
メラ3で撮像する。水中テレビカメラ3の撮像画像は、
同テレビカメラのコントロールユニット11を介してモ
ニタテレビ12に表示される。燃料集合体2は回転テー
ブル7に乗せられているため、これを回転させることに
より水中テレビカメラ3で燃料集合体2の各面を撮像
し、モニタテレビ12に表示可能である。
合体の外観検査装置の構成を示している。図10の従来
例と同様に、水を張ったプール1に使用済みの燃料集合
体2を設置し、この燃料集合体2を本発明によれば複数
スリット光投影装置20により照明しつつ水中テレビカ
メラ3で撮像する。水中テレビカメラ3の撮像画像は、
同テレビカメラのコントロールユニット11を介してモ
ニタテレビ12に表示される。燃料集合体2は回転テー
ブル7に乗せられているため、これを回転させることに
より水中テレビカメラ3で燃料集合体2の各面を撮像
し、モニタテレビ12に表示可能である。
【0016】更に、テレビカメラ3は、防水ケース4に
収納されて、上述した複数スリット光投影装置20及び
水中照明装置5と共に、昇降マスト6aに沿って昇降可
能な基台6bに設置されており、昇降装置6により基台
6bを駆動することにより、昇降される。この時、テレ
ビカメラ3や、水中照明装置5及び複数スリット光投影
装置20のケーブル8はドラム9により繰り出されたり
巻き取られたりする。テレビカメラ3等の昇降マスト6
a上での位置は昇降位置センサ13により検出され、文
字発生装置14によりモニタテレビ12に表示されて、
現在、どの部分を検査しているかが把握できる。10は
電源装置である。
収納されて、上述した複数スリット光投影装置20及び
水中照明装置5と共に、昇降マスト6aに沿って昇降可
能な基台6bに設置されており、昇降装置6により基台
6bを駆動することにより、昇降される。この時、テレ
ビカメラ3や、水中照明装置5及び複数スリット光投影
装置20のケーブル8はドラム9により繰り出されたり
巻き取られたりする。テレビカメラ3等の昇降マスト6
a上での位置は昇降位置センサ13により検出され、文
字発生装置14によりモニタテレビ12に表示されて、
現在、どの部分を検査しているかが把握できる。10は
電源装置である。
【0017】本発明により新たに追加された複数スリッ
ト光投影装置20の詳細な構成は図2に概念的に示され
ている。複数スリット光投影装置20は、本実施例で
は、単一波長の光を出射する光源としてのレーザ光源
(単一波長源)21と、コリメータレンズ22と、円柱
レンズ23と、凹面鏡24と、回折格子25とを有し、
これ等は水中ケース32に収納される。
ト光投影装置20の詳細な構成は図2に概念的に示され
ている。複数スリット光投影装置20は、本実施例で
は、単一波長の光を出射する光源としてのレーザ光源
(単一波長源)21と、コリメータレンズ22と、円柱
レンズ23と、凹面鏡24と、回折格子25とを有し、
これ等は水中ケース32に収納される。
【0018】レーザ光源21の出射するレーザ光(単一
波長の光)33はコリメータレンズ22により平行なス
ポット光26に変換される。同平行スポット光26は、
水中テレビカメラ3に対してその軸方向を垂直に設置し
た円柱レンズ23により水中テレビカメラ3の視野に対
して水平な広がりを持つスリット光27に変換される。
この時のスポット光26の径により扇状スリット光27
の幅が決定される。
波長の光)33はコリメータレンズ22により平行なス
ポット光26に変換される。同平行スポット光26は、
水中テレビカメラ3に対してその軸方向を垂直に設置し
た円柱レンズ23により水中テレビカメラ3の視野に対
して水平な広がりを持つスリット光27に変換される。
この時のスポット光26の径により扇状スリット光27
の幅が決定される。
【0019】円柱レンズ23を通過したスリット光27
は、図8に示すように、円柱レンズ23の軸心上に中心
を持つ扇形の形状をしているが、これを、凹面鏡24に
より燃料集合体2の検査対象領域の幅以上の幅を有する
平行なスリット光28に変換する。凹面鏡24は、図9
に示すように、同凹面鏡24で反射した扇状スリット光
27に対して、幅方向には一切変化を与えないが、長手
方向には平行スリット光28とするように、円柱レンズ
23との相対位置関係及び曲率が決定されている。
は、図8に示すように、円柱レンズ23の軸心上に中心
を持つ扇形の形状をしているが、これを、凹面鏡24に
より燃料集合体2の検査対象領域の幅以上の幅を有する
平行なスリット光28に変換する。凹面鏡24は、図9
に示すように、同凹面鏡24で反射した扇状スリット光
27に対して、幅方向には一切変化を与えないが、長手
方向には平行スリット光28とするように、円柱レンズ
23との相対位置関係及び曲率が決定されている。
【0020】その後、平行スリット光28は、同平行ス
リット光の長手方向に平行に格子構造を有する回折格子
25により回折され、複数のスリット光29に変換さ
れ、複数スリット光投影装置20から出射される。
リット光の長手方向に平行に格子構造を有する回折格子
25により回折され、複数のスリット光29に変換さ
れ、複数スリット光投影装置20から出射される。
【0021】この時、出射される複数のスリット光29
の出射角度は次式で表される。
の出射角度は次式で表される。
【数2】 θi=sin-1(Nλ/d) (1) ここで、Nは回折次数、λはレーザ光の波長、dは回折
格子25の格子ピッチである。
格子25の格子ピッチである。
【0022】上述した外観検査装置は、光源として単一
波長の光を用い、その可干渉性、屈折、反射等を利用し
た光学系で構成されているため、光学的な損失が少な
く、エネルギー効率の高い複数スリット光29が出射可
能である。
波長の光を用い、その可干渉性、屈折、反射等を利用し
た光学系で構成されているため、光学的な損失が少な
く、エネルギー効率の高い複数スリット光29が出射可
能である。
【0023】以上のような複数スリット光投影装置20
から出射された複数スリット光29は燃料集合体2に照
射される。この時、図3に示すように複数スリット光投
影装置20が燃料集合体2に対して照射角θで方向付け
られており、且つ燃料棒30の前面までの水平距離がD
であるとすると、各スリット光29が存在する位置は、
上記(1)式に基づいて、次式で表される。
から出射された複数スリット光29は燃料集合体2に照
射される。この時、図3に示すように複数スリット光投
影装置20が燃料集合体2に対して照射角θで方向付け
られており、且つ燃料棒30の前面までの水平距離がD
であるとすると、各スリット光29が存在する位置は、
上記(1)式に基づいて、次式で表される。
【数3】 Zi=D×tan{θ±sin-1(Nλ/d)} (2)
【0024】水中テレビカメラ3が水平に撮像している
と考えると、この位置Ziに比例した位置に、モニタテ
レビ12上でスリット光29が観測される。各スリット
光29の1本1本は、(2)式から明らかなように、照
射角θに照射角θiを加減した角度で照射されており、
また、凹面鏡24により平行スリット光となっているた
め、1段目の燃料棒30の陰になることなく2段目の燃
料棒31にもスリット光29が照射され、燃料集合体2
の奥行き方向の形状によりモニタテレビ12上で観測さ
れる形状が異なり、図4に示すように1段目の燃料棒3
0と2段目の燃料棒31の境界が明瞭に判別でき、燃料
棒30の間隔は正確に検査できる。
と考えると、この位置Ziに比例した位置に、モニタテ
レビ12上でスリット光29が観測される。各スリット
光29の1本1本は、(2)式から明らかなように、照
射角θに照射角θiを加減した角度で照射されており、
また、凹面鏡24により平行スリット光となっているた
め、1段目の燃料棒30の陰になることなく2段目の燃
料棒31にもスリット光29が照射され、燃料集合体2
の奥行き方向の形状によりモニタテレビ12上で観測さ
れる形状が異なり、図4に示すように1段目の燃料棒3
0と2段目の燃料棒31の境界が明瞭に判別でき、燃料
棒30の間隔は正確に検査できる。
【0025】また、燃料集合体2に倒れや反りがない時
は、図5に示すように燃料棒30の前面に照射されてい
る複数スリット光29は、(2)式で計算される位置に
照射されており、それぞれ画像上で一定の位置に観測さ
れる。更に、各スリット光29の間隔も(2)式で計算
される間隔となり、画像上で対応する間隔に観測され
る。
は、図5に示すように燃料棒30の前面に照射されてい
る複数スリット光29は、(2)式で計算される位置に
照射されており、それぞれ画像上で一定の位置に観測さ
れる。更に、各スリット光29の間隔も(2)式で計算
される間隔となり、画像上で対応する間隔に観測され
る。
【0026】しかしながら、燃料棒30が図6に示すよ
うに倒れていると、モニタテレビ12上でのスリット光
29の位置と、スリット光29の間隔とが正常時とは異
なって観測される。また、図7に示すように、燃料棒3
0が反っている場合についても同様に、スリット光29
の撮像位置及び間隔が異なり、容易に目視確認が可能と
なる。
うに倒れていると、モニタテレビ12上でのスリット光
29の位置と、スリット光29の間隔とが正常時とは異
なって観測される。また、図7に示すように、燃料棒3
0が反っている場合についても同様に、スリット光29
の撮像位置及び間隔が異なり、容易に目視確認が可能と
なる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、円柱レ
ンズ、凹面鏡、回析格子等という簡単な光学装置を用い
るのみの構成で、原子力発電所の燃料集合体の外観検査
作業において、燃料棒の欠陥検査を後段の燃料棒により
悪影響を受けることなく実施でき、また、水中テレビカ
メラにより得られる2次元の画像では判断し難い燃料集
合体構成部品の凹みや、捲れ等の立体的な形状検査も容
易に実施可能となり、更に、水中テレビカメラで撮像さ
れている領域の全域において同時に立体感が得られるた
め、燃料集合体の倒れや反りなどの検査も実施できる等
産業上の利用効果は極めて大きい。
ンズ、凹面鏡、回析格子等という簡単な光学装置を用い
るのみの構成で、原子力発電所の燃料集合体の外観検査
作業において、燃料棒の欠陥検査を後段の燃料棒により
悪影響を受けることなく実施でき、また、水中テレビカ
メラにより得られる2次元の画像では判断し難い燃料集
合体構成部品の凹みや、捲れ等の立体的な形状検査も容
易に実施可能となり、更に、水中テレビカメラで撮像さ
れている領域の全域において同時に立体感が得られるた
め、燃料集合体の倒れや反りなどの検査も実施できる等
産業上の利用効果は極めて大きい。
【図1】 本発明の一実施例としての燃料集合体の外観
検査装置の概略構成図。
検査装置の概略構成図。
【図2】 図1の外観検査装置における複数スリット光
投影装置の構成を示す概要図。
投影装置の構成を示す概要図。
【図3】 図2の複数スリット光投影装置のスリット光
照射状況を説明するための図。
照射状況を説明するための図。
【図4】 図1の外観検査装置による燃料棒の隙間計測
状況の説明図。
状況の説明図。
【図5】 図1の外観検査装置による燃料集合体の倒
れ、反りの検査作業の説明図。
れ、反りの検査作業の説明図。
【図6】 図1の外観検査装置において燃料集合体が倒
れているときの状況を説明するための図。
れているときの状況を説明するための図。
【図7】 図1の外観検査装置において燃料集合体が反
っているときの状況を説明するための図。
っているときの状況を説明するための図。
【図8】 図2の複数スリット光投影装置における扇状
スリット光の説明図。
スリット光の説明図。
【図9】 図2の複数スリット光投影装置における凹面
鏡によるスリット光の平行化の説明図。
鏡によるスリット光の平行化の説明図。
【図10】 従来の燃料集合体の外観検査装置の概略構
成図。
成図。
【図11】 図10の外観検査装置により得られる燃料
集合体の撮像状況を説明するための図。
集合体の撮像状況を説明するための図。
【図12】 図10の外観検査装置により得られる燃料
集合体の別の撮像状況を説明するための図。
集合体の別の撮像状況を説明するための図。
【図13】 別の従来の燃料集合体の外観検査装置の構
成を説明するための図。
成を説明するための図。
【図14】 図13の外観検査装置による燃料集合体の
検査状況を説明するための図。
検査状況を説明するための図。
2…燃料集合体、3…水中テレビカメラ、12…モニタ
テレビ、20…複数スリット光投影装置、21…レーザ
光源(単一波長源)、23…円柱レンズ、24…凹面
鏡、25…回折格子、26…スポット光(単一波長の
光)、27…広がりを持つスリット光(扇状スリット
光)、28…平行スリット光、29…複数スリット光、
30…1段目の燃料棒、31…2段目の燃料棒、33…
レーザ光(単一波長の光)。
テレビ、20…複数スリット光投影装置、21…レーザ
光源(単一波長源)、23…円柱レンズ、24…凹面
鏡、25…回折格子、26…スポット光(単一波長の
光)、27…広がりを持つスリット光(扇状スリット
光)、28…平行スリット光、29…複数スリット光、
30…1段目の燃料棒、31…2段目の燃料棒、33…
レーザ光(単一波長の光)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−170705(JP,A) 特開 昭55−60808(JP,A) 特開 昭61−175511(JP,A) 特開 昭58−169103(JP,A) 特開 平5−34490(JP,A) 実開 昭61−134196(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21C 17/06 - 17/08 G01B 11/00 G01N 21/88 JICSTファイル(JOIS)
Claims (1)
- 【請求項1】 単一波長の光を出す単一波長源と、該単
一波長源から出射される前記単一波長の光をスリット光
に変換するための円柱レンズと、広がりを持つスリット
光を平行スリット光に変換するための凹面鏡と、該平行
スリット光を複数本のスリット光に変換するための回折
格子と、該複数のスリット光が燃料集合体に当たって反
射してくる反射光を撮像するための水中テレビカメラ
と、該水中テレビカメラの出力画像を表示するモニタテ
レビとを有する燃料集合体の外観検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5217378A JP3051609B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 燃料集合体の外観検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5217378A JP3051609B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 燃料集合体の外観検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0772285A JPH0772285A (ja) | 1995-03-17 |
| JP3051609B2 true JP3051609B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=16703240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5217378A Expired - Lifetime JP3051609B2 (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 燃料集合体の外観検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3051609B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008108174A1 (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-12 | Hitachi, Ltd. | 照明装置並びにそれを用いた欠陥検査装置及びその方法並びに高さ計測装置及びその方法 |
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| CN106098124B (zh) * | 2016-07-05 | 2017-07-11 | 中国核动力研究设计院 | 一种燃料组件水下高度测量系统及其测量方法 |
| KR102646988B1 (ko) * | 2023-06-30 | 2024-03-14 | 주식회사 스탠더드시험연구소 | 핵연료집합체 수직방향 휨 변형량의 레이저 측정을 위한 모의장치를 이용한 레이저 측정장치의 보정방법 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP5217378A patent/JP3051609B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| WO2008108174A1 (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-12 | Hitachi, Ltd. | 照明装置並びにそれを用いた欠陥検査装置及びその方法並びに高さ計測装置及びその方法 |
| JP2008216219A (ja) * | 2007-03-08 | 2008-09-18 | Hitachi Ltd | 照明装置並びにそれを用いた欠陥検査装置及びその方法並びに高さ計測装置及びその方法 |
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|---|---|
| JPH0772285A (ja) | 1995-03-17 |
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