JP3051516U - 糸切り具 - Google Patents

糸切り具

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JP3051516U
JP3051516U JP1998000625U JP62598U JP3051516U JP 3051516 U JP3051516 U JP 3051516U JP 1998000625 U JP1998000625 U JP 1998000625U JP 62598 U JP62598 U JP 62598U JP 3051516 U JP3051516 U JP 3051516U
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順一 桑原
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クロバー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作および取り扱いが容易で、しかも使い勝
手の良い糸切り具を提供する。 【解決手段】 全体として円盤状とされ、その周縁部に
半径方向外方側に開放する第1切欠部が周方向に並ぶよ
うにして複数個形成された第1円盤状部材と、この第1
円盤状部材の各第1切欠部に対応して複数の第2切欠部
が形成された第2円盤状部材と、上記第1円盤状部材お
よび上記第2円盤状部材よりも小径の円形状とされ、そ
の周縁部に刃部が形成されているとともに、上記第1円
盤状部材と上記第2円盤状部材との間に挟持される刃体
と、を備え、かつ、上記各円盤状部材によって上記刃体
が挟持された状態で、上記各第1切欠部と、これに対応
する上記各第2切欠部とによって厚み方向に貫通する複
数のガイド溝が周方向に並ぶようにして形成するととも
に、このガイド溝から上記刃部を臨ませた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、縫製時などに使用する糸を切断するための糸切り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、布地などを縫製する際に使用される縫い糸などを切断する場合 には、糸きりはさみ、カッター、あるいはカミソリなどの糸切り具が一般的に使 用されている。これらの例示した糸きり具は、使い勝手を考慮してコンパクトな サイズに形成されているのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記糸切り具においては、その刃体と縫い糸とを一定の位置関 係にしなければ縫い糸を切断することが困難な場合がある。このような場合には 、上記糸切り具あるいは縫い糸を操作し、これらが所定の位置関係となるように 位置決めしなればならず、必ずしも使い勝手のよいものではなかった。とくに、 パッチワークでは、様々な色彩の比較的多種類の縫い糸が使用されるため、縫い 糸を切断する回数が必然的に多くなり、上記した使い勝手の悪さが顕著に表れる 。
【0004】 また、上記糸切り具を使用する際には、刃体が剥き出しにされるため、糸を切 断するに当たって、その取り扱いに相当の注意を払わなければならなず、また糸 切り具を使用しない場合においても、刃体が剥き出しにされないように所定のホ ルダに収容するなどの工夫をする必要があり不便である。
【0005】 さらに、たとえばパッチワークなどにおいては、多数の布地を使用することか ら、不用意に上記糸切り具を放置すれば、これらの布地の下に上記糸切り具が隠 されてしまうこともあり、このような場合には上記糸切り具を一々探さなければ ならず、不便である。
【0006】 本願考案は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、操作および取 り扱いが容易で、しかも使い勝手の良い糸切り具を提供することをその課題とす る。
【0007】
【考案の開示】
上記の課題を解決するため、本願考案では、次の技術的手段を講じている。
【0008】 すなわち、本願考案の第1の側面により提供される糸切り具は、全体として円 盤状とされ、その周縁部に半径方向外方側に開放する第1切欠部が周方向に並ぶ ようにして複数個形成された第1円盤状部材と、この第1円盤状部材の各第1切 欠部に対応して複数の第2切欠部が形成された第2円盤状部材と、上記第1円盤 状部材および上記第2円盤状部材よりも小径の円形状とされ、その周縁部に刃部 が形成されているとともに、上記第1円盤状部材と上記第2円盤状部材との間に 挟持される刃体と、を備え、かつ、上記各円盤状部材によって上記刃体が挟持さ れた状態では、上記各第1切欠部と、これに対応する上記各第2切欠部とによっ て厚み方向に貫通する複数のガイド溝が周方向に並ぶようにして形成されている とともに、このガイド溝から上記刃部が臨んでいることを特徴としている。
【0009】 上記糸切り具においては、切断すべき糸を上記ガイド溝に導き、上記ガイド溝 から臨む上記刃体の刃部に交差させるような恰好で、刃先に糸を押しつけること によって糸が切断される。ところで、上記糸切り具では、上記各円盤状部材が円 盤状とされおり、その周縁部に周方向に並ぶようにして複数個のガイド溝が形成 されている。このため、隣り合うガイド溝の間は円弧状となっており、直接的に 糸が上記ガイド溝に導かれなかったとしても、円弧状とされた部分に当接された 糸は容易に上記ガイド溝内に導かれるようになされている。したがって、上記糸 切り具では、使用者が意図的に上記ガイド溝内に糸を導くまでもなく、適当に上 記糸切り具に糸を当接した場合であっても糸が上記ガイド溝内に導かれて糸の切 断を行うことができ、また一旦ガイド溝に導かれた糸は、ガイド溝の側壁に阻ま れて容易には上記ガイド溝から脱出してしまうことがないため確実に糸を切断す ることができ、使い勝手がよい。
【0010】 また、上記刃体が上記各円盤状部材よりも小径とされているため、上記刃体が 上記各円盤状部材によって挟持された状態では、上記刃体が上記各円盤状部材の 周縁端から半径方向外方側にはみ出しているようなことない。このため、上記糸 切り具を使用する際に上記刃体が使用者の手に直接触れるようなことはない。し たがって、使用時に刃体を意識して取り扱う必要はなく、また非使用状態におい て上記糸切り具を所定のホルダーに収容する必要がなくなり、使い勝手がよく、 取り扱いが便利である。加えて、上記糸切り具では、刃体が半径方向内方側に退 避していて刃部がはみ出していないために、布地から延びる糸を切断する際に、 刃部が布地に接触して布地を傷めてしまうこともない。
【0011】 好ましい実施の形態においては、上記第1円盤状部材および/または上記第2 円盤状部材には、半径方向外方側に延出するようにして摘まみ部が形成されてい る。
【0012】 上記構成では、使用時においては上記摘まみ部によって上記糸切り具を操作す ることができ使い勝手がよい。すなわち、簡易な操作によって上記糸切り具と切 断すべき糸とを所望の位置関係とすることができ、容易かつ確実に糸を切断する ことができる。
【0013】 また、非使用状態においては、たとえば糸が巻回保持された糸巻きなどに形成 された貫通孔内に、上記摘まみ部を嵌め込んで立てておくことで上記糸切り具を 待機させておくことができる。すなわち、縫製において使用される糸巻を利用し て上記糸切り具を待機させておくことができる。このため、上記糸切り具が上記 糸巻に対して起立した状態で待機しているので、上記糸切り具がパッチワークに 使用される布によって覆い隠されにくくなり、起立して目立った状態で上記糸切 り具を待機させておくことができるため、糸切り具をどこに置いたかを忘れてし まうことなく、上記糸切り具を使用する際に上記糸切り具を一々探す必要がなく 便利である。
【0014】 好ましい実施の形態においてはさらに、上記摘まみ部の先端部には、透孔が形 成されている。
【0015】 上記構成では、上記透孔を利用して可撓性を有する線材、たとえばひもなどを 連結してループを形成すれば、上記糸切り具をペンダントのように首にぶら下げ て使用することができる。すなわち、糸を切断する場合には、首から垂れ下がっ た糸切り具を使用すればよいため、上記糸切り具をどこに置いたのかを忘れてし まうことなく、また上記糸切り具を使用する際に一々探す必要がなくなり、便利 である。
【0016】 好ましい実施の形態においては、上記ガイド溝は、半径方向外方側に向かうほ ど拡開している。
【0017】 上記構成では、上記ガイド溝が半径方向の外方側のほうが幅広とされているの で、糸を上記ガイド溝内に導くための受け口が大きく確保されている。このため 、上記各隣り合う上記ガイド溝の間が円弧状とされていることと相まって、上記 ガイド溝内に糸を導くのがさらに容易となり、糸を切断する作業がさらに容易と なる。
【0018】 本願考案の第2の側面により提供される糸切り具は、全体として円盤状とされ 、その周縁部に半径方向外方側に開放する第1切欠部が周方向に並ぶようにして 複数個形成された第1円盤状部材と、この第1円盤状部材の各第1切欠部に対応 して複数の第2切欠部が形成された第2円盤状部材と、上記第1円盤状部材およ び上記第2円盤状部材よりも小径の円形状とされ、その周縁部に刃部が形成され ているとともに、上記第1円盤状部材と上記第2円盤状部材との間に挟持される 刃体と、を備え、上記各円盤状部材によって上記刃体が挟持された状態では、上 記各第1切欠部と、これに対応する上記各第2切欠部とによって厚み方向に貫通 する複数のガイド溝が周方向に並ぶようにして形成されているとともに、このガ イド溝から上記刃部が臨んでおり、かつ、上記第1円盤状部材および/または上 記第2円盤状部材には、半径方向外方側に延出するようにして摘まみ部が形成さ れているとともに、この摘まみ部の先端部に透孔が形成されていることを特徴と している。
【0019】 本側面に係る糸切り具は、上述した第1の側面に記載された糸切り具と同様に 、周方向に並ぶようにして複数のガイド溝が形成され、このガイド溝から上記刃 体の刃部が臨んでいるので、糸を切断する操作が極めて容易であり、また糸切り 具の扱いが容易であるといった利点を享受することができる。加えて、摘まみ部 が形成されているので、糸切り具自体の操作性が格段に向上している。
【0020】 本願考案のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な 説明によって、より明らかとなろう。
【0021】
【考案の実施の形態】
以下、本願考案の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0022】 図1は、本願考案に係る糸切り具の一例を表す全体斜視図であり、図2は、上 記糸切り具の要部を断面した分解側面図であり、図3は、上記糸切り具の第1円 盤状部材および第2円盤状部材を表す平面図である。
【0023】 図1および図2に示すように、上記糸切り具Xは、全体として円盤状とされた 第1円盤状部材1および第2円盤状部材2と、これらの円盤状部材1,2に挟持 される刃体3と、を備えて大略構成されている。
【0024】 図1ないし図3に良く表れているように、上記第1円盤状部材1は、円盤状と された第1円盤本体部10から延出するようにして第1摘まみ部11が形成され た構成とされている。上記第1円盤本体部10には、その周縁部に半径方向外方 側に開放する複数の第1切欠部12が周方向に並ぶようにして形成されており、 その中央部には、厚み方向に凹入する凹入部13が形成されている。上記第1摘 まみ部11は、その一面が平坦状とされ半径方向外方側に延びるように突出形成 されており、先端部側に厚み方向に貫通する第1透孔11aが形成されていると ともに、基端部側に厚み方向に凹入する凹入孔11bが形成されている。
【0025】 図1ないし図3に良く表れているように、上記第2円盤状部材2は、円盤状と された第2円盤本体部20から延出するようにして第2摘まみ部21が形成され た構成とされている。上記第2円盤本体部20には、その周縁部に半径方向外方 側に開放する複数の第2切欠部22が周方向に並ぶようにして形成されており、 その中央部には、上記凹入部13に対応して厚み方向に突出する突起23が形成 されている。上記各第2切欠22は、上記各第1切欠部12に対応した部位に形 成されているとともに先端側に向かうほど拡開しており、隣り合う第2切欠部2 2の間の円弧状の部分の端縁は、厚み方向に突出する起立部22aとされている 。そして、これらの起立部22aによって囲まれる領域は、その直径が上記第1 円盤本体部10の直径と対応しており、この領域に上記第1円盤本体部10が嵌 め込まれるような恰好とされる。上記第2摘まみ部21は、その上面が平坦状と され半径方向外方側に延びるように突出形成されており、先端部側には上記第1 透孔11aに対応して厚み方向に貫通する第2透孔21aが形成されているとと もに、基端部側には凹入孔11bに対応する部位に厚み方向に突出する突起21 bが形成されている。
【0026】 図2に良く表れているように、上記刃体3は、上記各円盤状部材1,2よりも 小径の円形状とされており、中央部に貫通孔31が形成されているとともに、周 縁部が刃部30とされている。
【0027】 上記糸切り具Xでは、上記第1円盤状部材1の第1円盤本体部10と上記第2 円盤状部材2の第2円盤本体部20との間に上記刃体3を挟持するようにして、 かつ上記第1円盤本体部10が上記第2円盤本体部20の起立部22aによって 形成される領域に嵌め込まれるような恰好で各部材1,2,3が一体化されてい る。
【0028】 上記第1円盤本体部10および上記刃体3には、その中央部に凹入部13およ び貫通孔31がそれぞれ形成されている一方、上記第2円盤本体部20の中央部 には、突起23が形成されているので、上記各部材1,2,3が一体化された状 態では、上記突起23が上記貫通孔31を貫通した状態で、上記凹入部13に嵌 合されている。また、上記第1摘まみ部11および上記第2摘まみ部21の基端 部側には、それぞれ凹入孔11bおよび突起21bが形成されているので、この 突起21bが上記凹入孔11bに嵌合されて上記各摘まみ部11,21が接合さ れ、摘まみ部4とされている。
【0029】 また、各部材1,2,3が一体化された状態では、これらに形成された第1透 孔11aおよび第2透孔21aが連通して透孔40とされており、上記各第1切 欠部12および上記各第2切欠部22が連通してガイド溝5とされている。この ガイド溝5は、上記第2切欠部22が半径方向外方側に拡開しているために、半 径方向外方側に拡開しており、このガイド溝5からは上記刃体3の刃部32が臨 んでいる。
【0030】 このように構成された糸切り具Xでは、図4に良く表れているように、切断す べき糸Iを上記ガイド溝5に導き、上記ガイド溝5から臨む上記刃体3の刃部3 0に交差させるような恰好で刃先に糸Iを押しつけることによって糸Iが切断さ れる。上記糸切り具でXは、上記各円盤本体部10,20が円盤状とされおり、 その周縁部に周方向に並ぶようにして複数個のガイド溝5が形成されている。こ のため、隣り合うガイド溝5の間は円弧状となっており、直接的に糸Iが上記ガ イド溝5に導かれなかったとしても、円弧状とされた部分に当接された糸Iは容 易に上記ガイド溝5内に導かれるようになされている。したがって、上記糸切り 具Xでは、使用者が意図的に上記ガイド溝5内に糸Iを導くまでもなく、適当に 上記糸切り具Xに糸Iを当接した場合であっても糸Iが上記ガイド溝5内に導か れて糸Iの切断を容易に行うことができ、また一旦ガイド溝5に導かれた糸Iは 、上記ガイド溝5の側壁に阻まれて容易には脱出できないために確実に糸Iを切 断することができ、使い勝手がよい。
【0031】 とくに、本実施形態では、上記ガイド溝5が半径方向の外方側のほうが幅広と されているので、糸Iを上記ガイド溝5内に導くための受け口が大きく確保され ている。このため、上記各隣り合う上記ガイド溝5の間が円弧状とされているこ とと相まって、上記ガイド溝5内に糸Iを導くのがさらに容易となり、操作性が 向上する。
【0032】 また、上記刃体3が上記各円盤本体部よりも小径とされているため、上記刃体 3が上記各円盤本体部1,2によって挟持された状態では、上記刃体3が上記各 円盤本体部1,2の周縁端から半径方向外方側にはみ出しているようなことない 。このため、上記糸切り具Xを使用する際に上記刃体3が使用者の手に直接触れ るようなことはない。したがって、使用時に刃体3を意識して取り扱う必要はな く、また非使用状態において上記糸切り具Xを所定のホルダーに収容する必要が なくなり、使い勝手がよく、取り扱いが便利である。加えて、上記糸切り具Xで は、刃部30が半径方向内方側に退避していて刃先がはみ出していないために、 布地から延びる糸を切断する際に、刃部30が布地に接触して布地を傷めてしま うこともない。
【0033】 さらに、上記構成では、使用時においては上記摘まみ部4によって上記糸切り 具Xを操作することができ使い勝手がよい。すなわち、簡易な操作によって上記 糸切り具Xと切断すべき糸Iとを所望の位置関係とすることができ、容易かつ確 実に糸を切断することができる。また、非使用状態においては、図5に良く表れ ているように、たとえば糸が巻回保持された糸巻き6などに形成された貫通孔6 0内に、上記摘まみ部4を嵌め込んで立てておくことで上記糸切り具Xを待機さ せておくことができる。すなわち、縫製において使用される糸巻き6を利用して 上記糸切り具Xを待機させておくことができる。このため、上記糸切り具Xが上 記糸巻き6に対して起立した状態で待機しているので、上記糸切り具Xがパッチ ワークに使用される布によって覆い隠されにくくなり、起立して目立った状態で 上記糸切り具Xを待機させておくことができるため、上記糸切り具Xをどこに置 いたのかを忘れてしまうことなくなり、上記糸切り具Xを一々探す必要がなくな り、便利である。
【0034】 また、図6に良く表れているように、上記構成では、上記透孔40を利用して 可撓性を有する線材7、たとえばひもなどを連結してループを形成すれば、上記 糸切り具Xをペンダントのように首にぶら下げて使用することができる。すなわ ち、糸Iを切断する場合には、首から垂れ下がった糸切り具Xを使用すればよい ため、上記糸切り具Xをどこに置いたのかを忘れてしまうことなく、また上記糸 切り具Xを一々探す必要がなくなり、便利である。
【0035】 なお、上記摘まみ部Aおよびこの摘まみ部Aに形成された上記透孔40は、選 択的事項であり、周縁部に複数のガイド溝5が形成され、このガイド溝5から刃 体3の刃部30が臨んでいるようなものは本願考案の適用範囲である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案に係る糸切り具の一例を表す全体斜視
図である。
【図2】上記糸切り具の要部を断面した分解側面図であ
る。
【図3】(a)は、上記糸切り具の第1円盤状部材、
(b)は、第2円盤状部材を表す平面図である。
【図4】上記糸切り具を用いた糸切り作業を説明するた
めの図である。
【図5】上記糸切り具を糸巻の貫通孔に保持させた状態
を表す図である。
【図6】上記糸切り具に可撓性を有する線材を連結した
状態を表す図である。
【符号の説明】
X 糸切り具 1 第1円盤状部材 2 第2円盤状部材 3 刃体 4 摘まみ部 5 ガイド溝 10 第1切欠部 20 第2切欠部 30 刃部(刃体の) 40 透孔(摘まみ部の)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体として円盤状とされ、その周縁部に
    半径方向外方側に開放する第1切欠部が周方向に並ぶよ
    うにして複数個形成された第1円盤状部材と、 この第1円盤状部材の各第1切欠部に対応して複数の第
    2切欠部が形成された第2円盤状部材と、 上記第1円盤状部材および上記第2円盤状部材よりも小
    径の円形状とされ、その周縁部に刃部が形成されている
    とともに、上記第1円盤状部材と上記第2円盤状部材と
    の間に挟持される刃体と、を備え、かつ、 上記各円盤状部材によって上記刃体が挟持された状態で
    は、上記各第1切欠部と、これに対応する上記各第2切
    欠部とによって厚み方向に貫通する複数のガイド溝が周
    方向に並ぶようにして形成されているとともに、このガ
    イド溝から上記刃部が臨んでいることを特徴とする、糸
    切り具。
  2. 【請求項2】 上記第1円盤状部材および/または上記
    第2円盤状部材には、半径方向外方側に延出するように
    して摘まみ部が形成されている、請求項1に記載の糸切
    り具。
  3. 【請求項3】 上記摘まみ部の先端部には、透孔が形成
    されている、請求項2に記載の糸切り具。
  4. 【請求項4】 上記ガイド溝は、半径方向外方側に向か
    うほど拡開している、請求項1ないし3のいずれかに記
    載の糸切り具。
  5. 【請求項5】 全体として円盤状とされ、その周縁部に
    半径方向外方側に開放する第1切欠部が周方向に並ぶよ
    うにして複数個形成された第1円盤状部材と、 この第1円盤状部材の各第1切欠部に対応して複数の第
    2切欠部が形成された第2円盤状部材と、 上記第1円盤状部材および上記第2円盤状部材よりも小
    径の円形状とされ、その周縁部に刃部が形成されている
    とともに、上記第1円盤状部材と上記第2円盤状部材と
    の間に挟持される刃体と、を備え、 上記各円盤状部材によって上記刃体が挟持された状態で
    は、上記各第1切欠部と、これに対応する上記各第2切
    欠部とによって厚み方向に貫通する複数のガイド溝が周
    方向に並ぶようにして形成されているとともに、このガ
    イド溝から上記刃部が臨んでおり、かつ、 上記第1円盤状部材および/または上記第2円盤状部材
    には、半径方向外方側に延出するようにして摘まみ部が
    形成されているとともに、この摘まみ部の先端部に透孔
    が形成されていることを特徴とする、糸切り具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296401A (ja) * 2004-04-13 2005-10-27 Tomoku Co Ltd カッター
JP2015080723A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 切断工具及び切断方法

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