JP3051376U - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JP3051376U
JP3051376U JP1998000536U JP53698U JP3051376U JP 3051376 U JP3051376 U JP 3051376U JP 1998000536 U JP1998000536 U JP 1998000536U JP 53698 U JP53698 U JP 53698U JP 3051376 U JP3051376 U JP 3051376U
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JP
Japan
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container
lid
hanging portion
hanging
lower container
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JP1998000536U
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安弘 小松
昭治 山廣
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FP Corp
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FP Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂材料にて成形された下容器、中容
器、蓋からなる包装用容器において、汁漏れしにくく、
かつ蓋を外し易い包装用容器を提供すること。 【解決手段】 下容器10の口縁に垂下部分11cを設
け、中容器20の周壁には起立部分21aと、起立部分
21aの外側に垂下部分21cとを形成し、中容器20
の垂下部分21cが上記下容器10の垂下部分11cに
外嵌合する構成としている。蓋30には中容器20の起
立部分21aに密着可能な垂下部分31bを形成し、こ
の垂下部分31bが被蓋状態で中容器20の起立部分2
1aの内側に嵌合する構成としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、合成樹脂材料にて成形された下容器、中容器及び蓋とからなる包 装用容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、合成樹脂材料にて成形された下容器、中容器及び蓋からなる包装用容器 のうち、口縁にてそれぞれが嵌合する構成のものは、図3に示すように、下容器 50と中容器60の口縁において、周壁の起立部分51a,61aと水平部分5 1b,61bと垂下部分51c,61cとからなる略下向きコ字状に曲折された 嵌合部51,61をそれぞれ有するもので、下容器50の嵌合部51に中容器6 0の嵌合部61が外側から嵌合されており、下容器50の端部は外方へやや広が って嵌合度合いを強くした形状のものである。そして、蓋70は、中容器60の 嵌合部61に外嵌する、水平部分71aと垂下部分71bとからなるL字状の嵌 合部71を有する構成である。
【0003】 この包装用容器によれば、下容器50、中容器60、蓋70は、それぞれの嵌 合部51,61,71が同一の場所に形成されているので、両方の嵌合によって 弾性変形が大きくなっており、それぞれの密着度合いが弱く汁漏れし易いという 欠点がある。 また、中容器60と蓋70との嵌合部61,71のうち、一般的に垂下部分6 1c,71bがほぼ同型状に形成されているので、蓋70の垂下部分71bに指 をかけにくい欠点があり、加えて、大きく弾性変形しているため、さらに蓋を外 しにくくなっているという問題点もあった。
【0004】 そこで、この考案は、下容器、中容器、蓋からなる包装用容器において、汁漏 れしにくく、かつ蓋を外し易い包装用容器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の包装用容器は、合成樹脂材料にて成形さ れた下容器、中容器及び蓋からなり、それぞれの口縁が互いに重なり合う包装用 容器において、下容器の口縁に垂下部分を設け、中容器の周壁には起立部分と、 起立部分の外側に垂下部分とを形成し、中容器の垂下部分が上記下容器の垂下部 分に外嵌合する構成とし、蓋には中容器の起立部分に密着可能な垂下部分を形成 し、この垂下部分が被蓋状態で中容器の起立部分の内側に嵌合する構成であるこ とを特徴としている。
【0006】 上記構成の包装用容器によれば、下容器の垂下部分に中容器の垂下部分を外嵌 合させると共に、中容器の起立部分に蓋の垂下部分を内側から嵌合させることが でき、中容器と蓋の嵌合を、下容器と中容器とが嵌合する部分と異なる場所とす ることができる。 また、請求項2記載の包装用容器によれば、蓋の周縁が中容器の垂下部分から 離反しているので、蓋を外すときに蓋の周縁に手をかけやすくなり、簡単に蓋を 外すことができる。
【0007】
【考案の実施の態様】
次いで、この考案の包装用容器の実施の態様を、図面を参照して説明する。 図1は、この考案の実施の態様を示す包装用容器の分解斜視図、図2は要部の 断面図である。 包装用容器1は、全体の外径が円形又は方形、その他の形状で、下容器10、 中容器20、蓋30からなり、下容器10はやや深底に形成し、中容器20は下 容器10の内部に二段重ねとなるよう、ほぼ同型であるが深さをやや浅く形成し たものである。これらの容器10,20は内側が仕切り形状となっていて、収容 物の種類に合わせて形状を適宜決める。下容器10、中容器20は、弾性変形可 能でかつ収容物の保温性を考慮して発泡樹脂材料を成形したものであり、より好 ましくは、電子レンジに直接使用できる素材からなるものが良い。蓋30は、内 容物の確認が容易な素材として、非発砲の透明シート材を成形したものを使用し ている。
【0008】 そして、下容器10は、その口縁部分に嵌合部11を設けている。嵌合部11 は、側壁の起立部分11aと水平部分11bと垂下部分11cとからなる略コ字 状のものであり、垂下部分11cの端部を外方にやや広げた形状としている。な お、起立部分11aは、図面に示すような段差部を有する形状の他、下容器の周 壁をほぼ直線状に立ち上げた形状等、種々の構成を採用することができる。
【0009】 中容器20の嵌合部21は、周壁の上部の起立部分21aと、水平部分21b と垂下部分21cとから略コ字状に形成している。この垂下部分21cが、下容 器10の垂下部分11cの外側に嵌合する。また、起立部分21aには、上記下 容器10と同様に段差部分21dを設けている。 中容器20を下容器10内に装着した状態では、下容器10の水平部分11b に中容器20の水平部分21bが重なり、下容器10の垂下部分11cに中容器 20の垂下部分21cが外嵌している。垂下部分21cは、下容器10の垂下部 分11cの外形よりわずかに小さくなる形状に設けており、中容器20を下容器 10内に装着したときには、双方の垂下部分11c,21cの弾性変形を利用し て嵌合状態を維持している。これにより、双方の水平部分11b,21bと、垂 下部分11b,21cとで下容器10からの汁漏れを確実に防止することができ る。
【0010】 なお、中容器20の垂下部分21cの下端寄りには、下容器10の外れ防止の ための湾曲部21eを設けており、下容器10の垂下部分11cの先端が引っか かるようになっている。 蓋30は、上容器20に被蓋するもので、その周縁に上容器20に対する嵌合 部31を設けている。嵌合部31は、上記上容器20の水平部分21bに重ねる 水平部分31aを周縁寄りに形成し、水平部分31aの内側に下方への垂下部分 31bを有する構成であり、さらに、垂下部分31bの下端を水平方向に曲折し て段差部分31cを形成して嵌合部としている。
【0011】 蓋30を被蓋させると、中容器20の水平部分21bと蓋30の水平部分31 aとが重なると共に、蓋30の垂下部分31bが中容器20の起立部分21aに 内側から押圧状態となって嵌合する。同時に、蓋30の段差部分31cが中容器 20の段差部分21dに重なる状態となって、蓋30が中容器20に対して内側 嵌合状態となる。
【0012】 そして、被蓋状態では、蓋30の垂下部分31bが中容器20の起立部分21 aを押圧するように垂下部分31bの外形公差をややきつく形成しており、被蓋 時に蓋30の弾性変形を利用して装着し、被蓋状態では、蓋30の垂下部分31 bが中容器20の起立部分21aに密着することとなり、中容器20からの汁漏 れを確実に防止することができる。
【0013】 また、中容器20の起立部分21aは、その上端がやや内側に傾斜するよう構 成しており、これに対応させて蓋30の垂下部分31bもやや傾斜させており、 被蓋した蓋30の外れ防止を確実に行うことができる。 さらに、蓋30の周縁31eは、水平部分31aをさらに外方へ延ばした向き に形成しており、中容器20の垂下部分21cから離反する形状としている。こ のため、蓋30を外すときには、この周縁31eに指をかけることができ、蓋を 容易に外すことができる。
【0014】 また、図面に示したように、蓋30及び中容器20の周縁に突起を形成するこ とにより、さらに外しやすくした構成を採用することもできる。 なお、上記実施の態様では、各部の口縁に水平部分11c,21c,31aを 設けた構成であるが、水平部分を省略することができ、嵌合形態を種々選択する ことができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案の包装用容器は、下容器と中容器とを外側嵌合構成と し、中容器と蓋とを内側で嵌合する構成としているので、それぞれの嵌合が確実 になり、汁漏れを効果的に防止することができる。 また、請求項2記載の包装用容器によれば、蓋の周縁が中容器の垂下部分から 離反しているので、蓋を外すときに蓋の周縁に手をかけやすくなり、簡単に蓋を 外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の態様を示す包装用容器の分解
斜視図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】従来例の包装用容器の要部の断面図である。
【符号の説明】
10 下容器 11c 下容器の垂下部分 20 中容器 21a 中容器の起立部分 21c 中容器の垂下部分 30 蓋 31b 蓋の垂下部分

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂材料にて成形された下容器、中容
    器及び蓋からなり、それぞれの口縁が互いに重なり合う
    包装用容器において、下容器の口縁に垂下部分を設け、
    中容器の周壁には起立部分と、起立部分の外側に垂下部
    分とを形成し、中容器の垂下部分が上記下容器の垂下部
    分に外嵌合する構成とし、蓋には中容器の起立部分に密
    着可能な垂下部分を形成し、この垂下部分が被蓋状態で
    中容器の起立部分の内側に嵌合する構成であることを特
    徴とする包装用容器。
  2. 【請求項2】蓋の周縁は、中容器の垂下部分から離反し
    た位置に形成している請求項1記載の包装用容器。
JP1998000536U 1998-02-13 1998-02-13 包装用容器 Expired - Lifetime JP3051376U (ja)

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