JP3050725B2 - 電磁波シールド材 - Google Patents

電磁波シールド材

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JP3050725B2 JP5155367A JP15536793A JP3050725B2 JP 3050725 B2 JP3050725 B2 JP 3050725B2 JP 5155367 A JP5155367 A JP 5155367A JP 15536793 A JP15536793 A JP 15536793A JP 3050725 B2 JP3050725 B2 JP 3050725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電線や信号線などの被
シールド材を被覆することにより、外部からの電磁波か
ら被シールド材を保護し、あるいは被シールド材から発
生する電磁波が外部に漏洩することを防止する電磁波シ
ールド材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外部からの電磁波から信号線
を保護したり、信号線から発生する電磁波が外部に漏洩
することを防止する電磁波シールド材として、例えば実
開平4−43821公報に開示されているような、金属
線で編んだ編物やアルミ箔等の金属箔からなるシールド
材と合成樹脂等からなる絶縁材とを張り合わせてなる導
電性シートや、特開平2−67796公報に開示されて
いるような、シールド材が埋め込まれたプラスチックの
テープを螺旋状に成形し、この螺旋状のテープの内側に
信号線を収納するスパイラルチューブ等が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このうちシールド材と
絶縁材とを積層することにより形成される導電性シート
は、被シールド材を被覆する際に、被シールド材に巻き
付けるので、導電性シートを構成するシールド材および
絶縁材は曲げられ変形する。特に、リボンケーブル等の
偏平な信号線を被覆する際には、変形の割合も大きい。
そして、このように大きく変形させられた状態で長期間
使用されたり、繰り返し使用された場合、シールド材お
よび絶縁材は疲労し、その結果、シールド材が切断され
たり、絶縁材が剥がれたりすることがあった。そして、
シールド材が切断されることにより、シールド効果が低
下したり、また、絶縁材が剥がれることにより、シール
ド材は直接外部にさらされるので、絶縁不良になった
り、シールド材が腐蝕しやすくなるというような問題が
あった。
【0004】一方、スパイラルチューブは、シールド材
が埋め込まれた平坦なプラスチックテープを後から熱加
工等により変形することにより螺旋状に成形されている
ので、チューブの外側に相当する部分のプラスチックは
大きく引き延ばされることになり、この部分の強度が弱
いという問題があった。また、スパイラルチューブは、
電線を被覆する際に、電線に巻き付けるようにしてその
内部に収納していくため、長い区間を被覆するにはかな
りの手間を要し、作業性が悪いという問題があった。さ
らに、スパイラルチューブは、電線に巻き付けられてい
るだけなので、使用する際に隙間ができてしまうことが
あり、この隙間から電磁波が侵入したり漏洩したりする
ことにより、シールド効果を損なってしまうという問題
があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するために、
電線等へ取り付ける際の作業性がよく、繰り返し使用し
た場合にも劣化しにくい電磁波シールド材を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、電磁波を反射または
吸収する材料からなり、予め被シールド材を被覆可能な
形状に形成されたシールド部材を備え、該シールド部材
をディップ成形することにより、該シールド部材の表面
に絶縁層を形成すると共に、前記シールド部材を円筒状
に閉じて固定するため該シールド部材が重ね合わされる
該シールド部材の両端部、且つ前記絶縁層が取り除かれ
該シールド部材が露出した部分に、導電性の素材からな
る面ファスナを取り付けてなることを特徴とする電磁波
シールド材を要旨とする。また、請求項2記載の発明
は、電磁波を反射または吸収する材料からなり、予め被
シールド材を被覆可能な形状に形成された本体、及び本
体の開口部分を延長して平坦に形成された開口端部を有
する形状に形成されたシールド部材を備え、該シールド
部材をディップ成形することにより、該シールド部材の
表面に絶縁層を形成すると共に、前記シールド部材の開
口端部に、前記絶縁層が取り除かれシールド部材が露出
した溝を形成し、断面コの字状に形成された棒状の部材
からなり、背面部の両端に設けられた一対の腕部の先端
部に、前記溝に嵌合して該溝の底部に露出したシールド
部材と接触する突条が先端部にて互いに向き合うよう設
けられたクリップにより、前記シールド部材の開口部が
閉じられ、且つ前記シールド部材の両端部における電気
的な連続性が確保されていることを特徴とする電磁波シ
ールド部材を要旨とする。
【0007】
【作用および発明の効果】このように構成された本発明
の電磁波シールド材においては、シールド部材が、電磁
シールド部材の内部に収容された被シールド部材を電磁
的に遮蔽し保護する。また、シールド部材の表面に形成
された絶縁層が、シールド部材を水や油等から保護し、
シールド部材の腐食等を防止する。
【0008】そして、シールド部材が、予め被シールド
材を被覆可能な形状、すなわち、実際に被シールド材を
被覆している状態に近い形状に形成されていることによ
り、被シールド材を被覆した状態と被覆していない状態
とにおいてシールド部材の形状はほとんど同じであるた
め、電磁波シールド材を被シールド材に着脱する際また
は着脱した際に、シールド部材が必要以上に変形させら
れることがない。
【0009】このため、電磁波シールド材を被シールド
材に装着した際に、シールド材の長手方向に均一な電磁
波シールド効果を得ことができる。また、絶縁層も、シ
ールド部材が被シールド材を被覆可能な形状に形成され
た後に、その表面に形成されるので、シールド部材と同
様に必要以上に変形させられることがない。
【0010】従って、本発明の電磁波シールド材は、従
来のシールド材と比較してシールド材の長手方向に均一
な電磁波シールド効果を得ることができるだけでなく、
長期間または繰り返し使用された場合でも、劣化するこ
となく、良好なシールド効果や絶縁性を保持することが
できる。
【0011】また、本発明の電磁波シールド材において
は、電磁波シールド材が、被シールド材を被覆可能な形
状を保持しているので、被シールド材を被覆する際に
は、電磁波シールド材の型に被シールド材をはめ込むよ
うにすればよく、また、複数の電線を束ねて被覆する際
にも、電磁波シールド材は形成された形状を保持するの
で、作業中に電線がばらけてしまうことがなく、被覆作
業の作業性がよい。
【0012】また更に、本発明の電磁波シールド材は、
被シールド材と接するシールド部材の内側面にもディッ
プ成形により絶縁層が形成されるているので、裸線や、
一部被覆が剥がれているような被シールド材に対しても
問題なく使用することができる。特に、請求項1記載の
電磁波シールド材では面ファスナにより、また請求項2
記載の電磁波シールド材ではクリップが取り付けられる
ことにより、当該電磁波シールド材の両端部における電
気的な連続性が確保され、被シールド材は電気的に隙間
なく被覆されるので、面ファスナやクリップが取り付け
られている隙間からの電磁波の侵入及び漏洩を確実に防
止することができる。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、本発明の第1実施例の電磁波シールド材2
の全体の構成を表す説明図であり、図1(a)は未使用
状態における斜視図、同じく(b)は複数の電線を収容
した使用状態における断面図である。
【0014】本実施例の電磁波シールド材2は、図1
(a),(b)に示すように、円筒を軸方向に切り開い
た形状に形成された導電材4と、その導電材4の表面を
被覆する絶縁層6とからなる。そして、電磁波シールド
材2が重ね合わされる電磁波シールド材2の両端部に
は、電磁波シールド材2を円筒状に閉じて固定するため
の面ファスナ8a,8bが取り付けられている。
【0015】ここで導電材4は、アルミニウム,銅等か
らなる金属板、あるいは同様の素材からなる金属線をメ
ッシュ状に編んで構成された導電性編織物からなり、こ
れら金属板や導電性編織物を円筒状に形成することによ
り構成されている。一方、絶縁層6は、導電材4をその
形状を保持した状態でディップ成形、すなわちラテック
スまたはPVCペーストに浸漬して引き上げることによ
り、導電材4の表面に形成される。なお、コーティング
を必要としない部分には、予めマスキングを施して、絶
縁層6が形成されないようにしておく。また、必要な場
合には、このようにコーティングされた導電材4を、更
に、例えば型にはめるなどして所定の形状にセットしこ
れを加熱するいわゆるヒートセットにより整形してもよ
い。このように、予め要求された形状に保持した状態で
コーティングするため、従来のシールド材と比較して著
しく被シールド材への適応性がよい。
【0016】また、面ファスナ8a,8bは、導電性の
素材からなり、絶縁層6が取り除かれ、導電材4が露出
させられた部分に直接取り付けられている。従って、面
ファスナ8a,8bによって電磁波シールド材2を円筒
状に固定した際には、電磁波シールド材2の両端は面フ
ァスナ8a,8bを介して電気的な連続性を確保した状
態で接続される。
【0017】このように構成された電磁波シールド材2
においては、まず、面ファスナ8a,8bが取り付けら
れている電磁波シールド材2の端部を押し開き、その押
し開かれた隙間から被シールド材である電線10を挿入
し、電磁波シールド材2の内側に収容する。そして、面
ファスナ8a,8bにより電磁波シールド材2の端部の
隙間を閉塞し固定することで電線10を被覆する。
【0018】以上説明したように、本実施例の電磁波シ
ールド材2においては、電磁波シールド材2に、電線1
0を収容可能なように円筒状の型が予めつけられている
ので、電線10に着脱する際に、必要以上に変形させら
れることがなく、従って、電磁波シールド材2を構成す
る導電材4および絶縁層6の劣化を防止することができ
る。また、電磁波シールド材2に予め型がつけられてい
ることにより、複数の電線10を収納する際にも、その
作業中に電線10がばらけてしまうことがないので、作
業性がよい。
【0019】また、電磁波シールド材2の両端は面ファ
スナ8a,8bにより電気的な連続性が確保された状態
で接続され、被シールド材は電気的に隙間なく被覆され
るので、面ファスナ8a,8bが取り付けられている隙
間からの電磁波の侵入および漏洩を確実に防止すること
ができる。
【0020】さらに、絶縁層6が、被シールド材と接す
る電磁波シールド材2の内側面にも形成されているの
で、裸線や、一部被覆が剥がれているような電線に対し
ても使用することができる。ここで本実施例の電磁波シ
ールド材、および従来の電磁波シールド材のシールド効
果を比較するため、2メートルのケーブルを被覆した各
電磁波シールド材の長手方向各部におけるシールド効果
を、吸収クランプ法により、各周波数(100MHz,
300MHz,500MHz)毎に夫々測定した結果を
示す。
【0021】なお、本実施例の電磁波シールド材として
は、アラミド繊維に銀メッキを施した導電布を塩化ビニ
ールでコーティングしたものを使用し、また、従来の電
磁波シールド材としては、アラミド繊維に銀メッキを施
した導電布と塩化ビニールシートとを張り合わせて構成
したものを使用した。
【0022】
【表1】
【0023】[表1]は、電磁波シールド材の長手方向
におけるシールド効果のばらつきの度合を示すものであ
り、ここで示される値V(%)は、この測定で得られた
測定値に基づき、次式[数1]を用いて算出される。
【0024】
【数1】
【0025】Smax は測定値における最大値(dB)で
あり、Smin は同じく測定値における最小値(dB)で
あり、また、Save は測定値の平均値(dB)である。
この結果、表1に示すように、本実施例の電磁波シール
ド材は、各周波数において、従来のシールド材よりもシ
ールド効果のばらつきが小さく、ケーブルの長手方向に
渡って比較的均一なシールド効果が得られることがわか
る。
【0026】次に、図2は、本発明の第2実施例である
電磁波シールド材20の全体の構成を表す説明図であ
り、図2(a)は未使用状態における斜視図、同じく
(b)はリボンケーブルを収容した使用状態における断
面図である。本実施例の電磁波シールド材20は、図2
(a)に示すように、リボンケーブル等、偏平なケーブ
ルを収容可能な形状に形成された本体20aと、本体2
0aの開口している部分を延長して平坦に形成された開
口端部20bとからなり、開口端部20bには、開口部
を閉じるクリップ26を取り付けるための溝20cが形
成されている。
【0027】そして、電磁波シールド材20は、図2
(b)に示すように、上記のような形状に形成された導
電材22と、その導電材22の表面を被覆するように形
成された絶縁層24とで構成され、このうち導電材22
は、第1実施例と同様の材料で構成されており、また、
絶縁層24も、第1実施例と同様に上記の導電材22を
ディップ成形することにより形成されている。また、溝
20cの部分は、絶縁層24は取り除かれ、導電材22
が露出している。
【0028】一方、開口端部20bに取り付けられ、電
磁波シールド材20の開口部を閉塞するクリップ26
は、断面がコの字型をした棒状の部材であり、導電材2
2と同様の材料からなる金属板を圧縮成形することによ
り作製される。また、導電材22の外側表面には絶縁性
の塗料が塗布されている。そして、クリップ26の一対
の腕部26aの間隔は、その先端に行くほど狭くなって
おり、また、各腕部26aの先端部には、互いに向かい
合うように突条26cが夫々設けられている。
【0029】このように構成されたクリップ26は、そ
の腕部26aに形成された突条26cが電磁波シールド
材20の開口端部20bに形成された溝20cに嵌合す
るようにして、開口端部20bに取り付けられる。従っ
て、クリップ26は、電磁波シールド材20の開口端部
20bに取り付けられる際に、腕部26aが押し広げら
れ背面部26bが反り返るため、元の形状に戻ろうとす
る弾性力が働き、開口端部20bを強力に挟持する。ま
た、クリップ26の突条26cは、電磁波シールド材2
0の溝20cと係合することにより、クリップ26が電
磁波シールド材20から脱落することを防止する。さら
に、クリップ26が開口端部に取り付けられた際には、
背面部26bが、電磁波シールド材20の開口部を塞
ぎ、突条26cが、溝20cの底部に露出している導電
材22と接触して電磁波シールド材20の両端部におけ
る電気的な連続性を確保する。
【0030】上記のように構成された電磁波シールド材
20においては、被シールド材であるリボンケーブル2
8を開口端部20bにおける開口部から挿入し、本体2
0aの部分に収容する。その後、リボンケーブル28を
挿入した開口部を、クリップ26によって閉じることに
より、リボンケーブル28を被覆する。
【0031】このように本実施例の電磁波シールド材2
0においては、本体20aが、リボンケーブル28等を
収容可能な形状に予め形成されているので、第1実施例
と同様、リボンケーブル28等に着脱する際に、電磁波
シールド材20を構成する導電材22および絶縁層24
が必要以上に変形させられることがなく、導電材22お
よび絶縁層24が疲労し劣化することが防止される。
【0032】また、電磁波シールド材20は、本体20
aが、偏平な形状に形成されているので、複数本の電線
を、重ならないように平坦な状態で無理なく収容するこ
とができ、幅の狭い隙間などに配設される複数の電線を
被覆する場合などにも有効である。
【0033】さらに、電磁波シールド材20において
は、クリップ26が取り付けられることにより、電磁波
シールド材20の両端部における電気的な連続性が確保
され、被シールド材を電気的に隙間なく被覆するので、
電磁波の侵入および漏洩を確実に防止することができ
る。
【0034】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の態様を
とることができる。例えば、絶縁層には、フェライト,
コバルト,鉄,ニッケル合金等からなる磁性体粉末を混
入してもよく、この場合、磁性材料が電磁波を吸収する
ため、より確実に電磁波を遮断することができる。ま
た、磁性材料を導電材の代わりに使用して電磁波シール
ド材を構成してもよい。
【0035】また、電磁波シールド材の電線を収容する
部分の形状は、電線の形状や設置箇所に応じて、どの様
な形状に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の電磁波シールド材の全体構成を
表す説明図である。
【図2】 第2実施例の電磁波シールド材の全体構成を
表す説明図である。
【符号の説明】
2…第1実施例の電磁波シールド材 4…導電材
6…絶縁層 8a,8b…面ファスナ 10…電線 20…第2実施例の電磁波シールド材 22…導電材
24…絶縁層 26…クリップ 28…リボンケーブル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−7899(JP,A) 特開 平2−67796(JP,A) 特開 昭59−3999(JP,A) 特開 平3−234094(JP,A) 特開 平4−62717(JP,A) 実開 昭58−85395(JP,U) 実開 平2−31197(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 9/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を反射または吸収する材料からな
    り、予め被シールド材を被覆可能な形状に形成されたシ
    ールド部材を備え、 該シールド部材をディップ成形することにより、該シー
    ルド部材の表面に絶縁層を形成すると共に、 前記シールド部材を円筒状に閉じて固定するため該シー
    ルド部材が重ね合わされる該シールド部材の両端部、且
    つ前記絶縁層が取り除かれ該シールド部材が露出した部
    分に、導電性の素材からなる面ファスナを取り付けてな
    ことを特徴とする電磁波シールド材。
  2. 【請求項2】 電磁波を反射または吸収する材料からな
    り、予め被シールド材を被覆可能な形状に形成された本
    体、及び本体の開口部分を延長して平坦に形成された開
    口端部を有する形状に形成されたシールド部材を備え、 該シールド部材をディップ成形することにより、該シー
    ルド部材の表面に絶縁層を形成すると共に、 前記シールド部材の開口端部に、前記絶縁層が取り除か
    れシールド部材が露出した溝を形成し、 断面コの字状に形成された棒状の部材からなり、背面部
    の両端に設けられた一対の腕部の先端部に、前記溝に嵌
    合して該溝の底部に露出したシールド部材と接触する突
    条が先端部にて互いに向き合うよう設けられたクリップ
    により、前記シールド部材の開口部が閉じられ、且つ前
    記シールド部材の両端部における電気的な連続性が確保
    されていることを特徴とする電磁波シールド部材。
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JP5942703B2 (ja) 2012-01-23 2016-06-29 株式会社オートネットワーク技術研究所 電磁シールド具及びワイヤハーネス
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