JP3050700U - 書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ - Google Patents

書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ

Info

Publication number
JP3050700U
JP3050700U JP1997011114U JP1111497U JP3050700U JP 3050700 U JP3050700 U JP 3050700U JP 1997011114 U JP1997011114 U JP 1997011114U JP 1111497 U JP1111497 U JP 1111497U JP 3050700 U JP3050700 U JP 3050700U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folder
reading
binding
computer
attachment portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997011114U
Other languages
English (en)
Inventor
弘勝 大澤
和雄 鈴木
Original Assignee
弘勝 大澤
和雄 鈴木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 弘勝 大澤, 和雄 鈴木 filed Critical 弘勝 大澤
Priority to JP1997011114U priority Critical patent/JP3050700U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3050700U publication Critical patent/JP3050700U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ使用時に見ようとする書類を、
キーボードやコンピュータの脇に置いて見ると、視線の
移動角度が大きくなり、目が疲れ易くなると共に、見誤
り易くなる。コンピュータ作業専用の書見器具がある
が、これはコストが高い上、設置するために相当大きな
空間を必要とし、事務所を狭くしていた。 【解決手段】 中に書類を挟み入れることが出来、しか
も外からその書類を透視出来るようにされたフォルダー
本体10の背部に、ディスプレイ本体1のケース等に対
して着脱自在な付着部11を設けて、書見用フォルダー
9を構成する。このような書見用フォルダー9の付着部
11を、ディスプレイ画面2の脇に付着させれば、書類
をディスプレイ画面の近くであって略同じ平面に位置せ
しめることが出来る。すると、視線の移動角度が少なく
なり、目が疲れ難くなると共に、見誤りが少なくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンピュータを使用して作業する時に見る書類を透視可能に収容し 、コンピュータディスプレイの近くに位置せしめ得るようにした書見用フォルダ ー、およびそれを使用するのに便利なコンピュータディスプレイに関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを使用して作業をしている時には、コンピュータに打ち込む原稿 とか、あるいは参考資料とかといった書類を、しばしば参照する。そのような書 類は、通常、キーボードやコンピュータの脇に置いたり、あるいは専用の書見器 具に置いたりして見ている。
【0003】 図8は、従来の書見器具の1例を示す図である。ここでは、パソコン使用時を 例にとっている。図8において、1はディスプレイ本体、2はディスプレイ画面 、3はパソコン本体、3−1はFDドライバ装置(FD=フロッピィディスク) 、3−2は電源スイッチ、3−3はCD−ROMドライバ装置(CD=コンパク トディスク、ROM=リードオンリメモリ)、4はキーボード、5はパソコン台 、6は書見器具、6−1は書類載置部、6−2は腕部、6−3は取付部である。
【0004】 書見器具6は、その取付部6−3によりパソコンの近くのしっかりした台、例 えばパソコン台5に取り付けられる。そして、屈曲自在な腕部6−2を適宜屈曲 させ、書類載置部6−1をディスプレイ本体1の近くの見やすい位置に位置させ る。見ようとする書類は、書類載置部6−1に載置される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、コンピュータ使用時に見ようとする書類を、キーボードやコン ピュータの脇に置いて見ると、ディスプレイ画面と書類とが相当離れていると共 に、書類が置かれている平面とディスプレイ画面との角度が大きく異なる。その ため、視線の移動角度が大きくなり、目が疲れ易くなると共に、見誤り易くなる という問題点があった。 また、コンピュータ作業専用の書見器具は、その位置を適宜調節してディスプ レイ画面の近くに位置せしめることが出来るが、コストが高いという問題点の他 、設置するために相当大きな空間を必要とし、ただでさえ狭い事務所の空間を、 いよいよ狭くしてしまうという問題点があった。 本考案は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案では、薄い長方形の板材で出来た略同じサイ ズのフォルダー前部およびフォルダー後部と、該フォルダー前部およびフォルダ ー後部の対応する長手方向の辺をとじた第1とじ部と、該第1とじ部に隣接する 一方の辺をとじた第2とじ部とを有し、少なくとも前記フォルダー前部が透視可 能なものとされているフォルダー本体と、該フォルダー本体の背部の位置であっ て、前記第2とじ部以外の辺の1つまたは複数の辺に沿った位置に帯状的に設け られた付着部とを具えたことを特徴とする書見用フォルダーを提供する。
【0007】 前記の第1とじ部または第2とじ部は、薄い長方形の板材を折り返すことによ って形成してもよい。前記付着部は、フォルダー本体の背部に接着された両面接 着材と、該両面接着材を覆うよう最初の使用時まで貼られるろう紙とにより構成 してもよいし、マグネットシートを接着することにより構成してもよい。また、 フォルダー前部の第1とじ部と第2とじ部以外の辺の一部に、指先が入る程度の 大きさの切欠部を設けることも出来る。
【0008】 更に、マグネットシートの付着部を有する書見用フォルダーに対応させ、ディ スプレイ画面の右脇または左脇に、マグネットシートの付着部を吸着させ得るサ イズのマグネット被吸着体を、帯状的に設けたことを特徴とするコンピュータデ ィスプレイを提供する。
【0009】 (解決する動作の概要) 書見用フォルダーの付着部を、ディスプレイ画面の近くにある他のコンピュー タ装置のケースや、コンピュータ装置を載置しているラック等に付着させ、書見 用フォルダーを支持することが出来るので、書見用フォルダーをディスプレイ画 面の近くであって略同じ平面に位置せしめることが可能となる。 そのため、書見用フォルダーに入れた書類を見てコンピュータ作業をする場合 、視線の移動角度が少なくなり、目が疲れ難くなると共に、見誤りが少なくなる 。 また、コンピュータのディスプレイ画面の脇にマグネット被吸着体を帯状的に 設ければ、付着部にマグネットシートを用いた書見用フォルダーを該マグネット 被吸着体に付着させ、ディスプレイ画面の直ぐ脇に位置せしめることが可能とな る。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 (第1の実施形態) 図1は、本考案に係わる書見用フォルダーの第1の実施形態を示す図であり、 図2はその書見用フォルダーで書類を挟むときの状況を説明する図である。これ らの図において、9は書見用フォルダー、10はフォルダー本体、10Fはフォ ルダー前部、10Rはフォルダー後部、10−1は折返し部、10−2は底部と じ部、11は付着部、11−1は両面接着材部、11−2はろう紙、12は書類 である。
【0011】 書見用フォルダー9は、フォルダー本体10と、その背部に設けられた付着部 11とから成っている。図1(イ)は書見用フォルダー9の正面図、図1(ロ) は折返し部10−1側から見た書見用フォルダー9の拡大した一部側面図、図1 (ハ)は書見用フォルダー9の背面図である。
【0012】 フォルダー本体10は、薄い長方形の板材を折返し部10−1で折り返して形 成したフォルダー前部10Fとフォルダー後部10Rとを有している。この薄い 板材としては、ある程度の剛性を有しつつも柔軟性を有する板材(例えば、合成 樹脂の板材)を使用することができる。そして、少なくとも、フォルダー前部1 0Fの部分は、透視可能なものとする。 折り返された時に折返し部10−1に隣接する一方の辺は、互いに固着され、 底部とじ部10−2とされる。固着する方法としては、例えば、加熱圧着とか接 着剤による方法を使用することが出来る。
【0013】 フォルダー本体10のフォルダー後部10Rの背部には、折返し部10−1に 沿って帯状的に付着部11を設ける。なお、ここに「帯状的に設ける」という意 味は、連続して帯のように設ける場合と、ところどころで途切れながらも全 体として見れば帯状となるように設ける場合との両方を意味するものとする。 図1(イ)で付着部11を点線で表しているのは、フォルダー本体10の向こ うに背後に付着部11が存在していることを示し、図1(ハ)で付着部11を実 線で表しているのは、フォルダー本体10の手前に付着部11が見えていること を示している。
【0014】 付着部11は、図1(ロ)に示すように、両面接着材部11−1とろう紙11 −2とで形成される。両面接着材部11−1は、接着剤が両面に塗布されている 両面接着材であってもよいし、接着剤のみであってもよい。但し、両面接着材部 11−1のろう紙11−2の側の面は、ろう紙11−2を剥がした場合、繰り返 し着脱自在な接着力を有するものとしておく。 なお、ろう紙11−2は、書見用フォルダー9を最初に使用するまで、両面接 着材部11−1を覆っておくためのものである。従って、貼っておくのは最初に 使用する時までであり、一度剥がしたら廃棄する。
【0015】 前記の例では、書見用フォルダー9の4方の辺のうち、開放されていない辺は 、折返し部10−1と底部とじ部10−2とであるが、これらを「とじ部」と言 い、長手方向のとじ部を「第1とじ部」、短手方向のとじ部を「第2とじ部」と 言うことにする。従って、図1の場合の第1とじ部は折返し部10−1であり、 第2とじ部は底部とじ部10−2である。
【0016】 図1の実施形態では、第1とじ部は板材の折り返しによって形成されているが 、底部とじ部10−2のように固着により形成することも出来る。即ち、フォル ダー本体10は、フォルダー前部10F用の板材とフォルダー後部10R用の板 材を用いて構成することも出来るが、その場合は、それら2枚の板材を重ね、対 応する長手方向の一方の辺を、加熱圧着とか接着剤により固着する(第1とじ部 形成)と共に、その辺に隣接する一方の辺も加熱圧着とか接着剤により固着する (第2とじ部形成)。以下の実施形態においても同様である。
【0017】 以上のように構成された書見用フォルダー9に書類を挟む場合は、図2に示す ように、フォルダー前部10Fを手前にめくってフォルダー後部10Rとの間に 隙間を開け、その隙間に書類12を挟み込む。そして、コンピュータ作業時には 、図9に示すようにして使用する。 図9は、第1の実施形態の書見用フォルダーの使用状況を示す図である。この 場合は、コンピュータとしてパソコンを例にとっており、符号は図8,図1のも のに対応している。ろう紙11−2を剥がした付着部11を、ディスプレイ画面 2の左脇の部分に接着して、書見用フォルダー9を固定する。 このようにすれば、書見用フォルダー9に挟んだ書類は、ディスプレイ画面2 の直ぐ左脇の略同じ平面に位置せしめられることになるから、視線の移動角度は 小さくなり、目が疲れ難くなると共に、見誤りが少なくなる。
【0018】 (第2の実施形態) 図3は、本考案に係わる書見用フォルダーの第2の実施形態を示す図である。 符号は図1のものに対応し、11Aは付着部である。 構成上、図1の第1の実施形態と相違する点は、付着部をフォルダー後部10 Rの背部の折返し部10−1に沿ったところに設ける代わりに、フォルダー後部 10Rの背部の底部とじ部10−2とは対向する辺に沿ったところに帯状的に設 けた点である。その付着部が、付着部11Aである。付着部11A自体の構成は 、付着部11と同様であり、図1(ロ)に示すようなものである。
【0019】 図11は、第2の実施形態の書見用フォルダーの使用状況を示す図である。符 号は図9,図3のものに対応し、13は棚板である。パソコン等のコンピュータ は、専用のラック等に設置されることが多いが、そのラックには、しばしば水平 に仕切る棚が設けられており、コンピュータのディスプレイの上にその棚板が位 置することがある。
【0020】 図11の棚板13は、そのような棚板であるが、これに書見用フォルダー9の 付着部11Aのろう紙を剥がし、そこを棚板13に押しつけて接着する。このよ うにすると、書見用フォルダー9の背部の上部が棚板13に固定され、書見用フ ォルダー9全体がぶら下げられた状態となる。書見用フォルダー9を接着する棚 板13の位置は、当然、ディスプレイ画面2に近い位置に選定する。
【0021】 コンピュータ作業中に、このような書見用フォルダー9に入れられた書類を見 る場合、書類はディスプレイ画面2と近くて略同平面となるから、視線の移動角 度は小さくて済み、目の疲れや見誤りが少なくなる。 なお、図11では、書見用フォルダー9を棚板13に固定する例を示したが、 コンピュータによっては、ディスプレイの脇に背の高いコンピュータ装置(例、 サーバ)を置くことがあるが、そのような場合には、該コンピュータ装置の適宜 な位置に、付着部11Aを接着して固定することも可能である。
【0022】 (第3の実施形態) 図4は、本考案に係わる書見用フォルダーの第3の実施形態を示す図である。 符号は図1のものに対応し、11Bは付着部である。 構成上、図1の第1の実施形態と相違する点は、付着部をフォルダー後部10 Rの背部に折返し部10−1に沿って設ける代わりに、フォルダー後部10Rの 背部の折返し部10−1とは対向する辺に沿ったところに帯状的に設けた点であ る。その付着部が、付着部11Bである。付着部11B自体の構成は、付着部1 1と同様であり、図1(ロ)に示すようなものである。
【0023】 図10は、第3の実施形態の書見用フォルダーの使用状況を示す図である。符 号は図9,図4のものに対応している。付着部11Bの表面のろう紙を剥がし、 ディスプレイ画面2の右脇の部分に接着して、書見用フォルダー9を固定する。 このようにすれば、書見用フォルダー9に挟んだ書類は、ディスプレイ画面2 の直ぐ右脇の略同じ平面に位置せしめられることになるから、視線の移動角度は 小さくなり、目が疲れ難くなると共に、見誤りが少なくなる。
【0024】 (第4の実施形態) 図5は、本考案に係わる書見用フォルダーの第4の実施形態を示す図である。 符号は、図1,図3のものに対応している。この第4の実施形態の書見用フォル ダー9は、第1の実施形態の付着部11と、第2の実施形態の付着部11Aとを フォルダー本体10の背部に設けたものである。そうすると、1つの書見用フォ ルダー9で、図9のような使用の仕方もできるし、図11のような使用の仕方も 出来る。
【0025】 また、第4の実施形態の変形として、第2の実施形態の付着部11Aと、第3 の実施形態の付着部11Bとをフォルダー本体10の背部に設けたものも考えら れる。そのような書見用フォルダー9は、図10のような使用の仕方も出来るし 、図11のような使用の仕方も出来る。
【0026】 (第5の実施形態) 図6は、本考案に係わる書見用フォルダーの第5の実施形態を示す図である。 符号は、図1,図3,図4のものに対応している。第5の実施形態の書見用フォ ルダー9は、第1の実施形態の付着部11と、第2の実施形態の付着部11Aと 、第3の実施形態の付着部11Bとを、フォルダー本体10の背部に設けたもの である。そうすると、1つの書見用フォルダー9で、図9〜図11のような使用 の仕方をすることが可能となる。
【0027】 (第6の実施形態) 図7は、本考案に係わる書見用フォルダーの第6の実施形態を示す図である。 符号は図1のものに対応し、14は付着部、14−1は両面接着剤、14−2は マグネットシートである。 書見用フォルダー9は、フォルダー本体10と、その背部に設けられた付着部 14とから成っている。図7(イ)は書見用フォルダー9の正面図、図7(ロ) は折返し部10−1側から見た書見用フォルダー9の拡大した一部側面図、図7 (ハ)は書見用フォルダー9の背面図である。
【0028】 付着部14は、第1の実施形態と同様、フォルダー本体10のフォルダー後部 10Rの背部の折返し部10−1に沿ったところに帯状的に設けられる。第1の 実施形態の書見用フォルダー9と相違する点は、付着部の構成である。第6の実 施形態の付着部14は、図7(ロ)に示すように、マグネットシート14−2を 両面接着剤14−1によりフォルダー本体10の背部に貼りつけることにより構 成される。
【0029】 第6の実施形態の書見用フォルダー9は、コンピュータのディスプレイの近く に存在するマグネット被吸着体(例えば、磁性金属,マグネットなど)に、付着 部14の部分を付着させて使用する。コンピュータ装置のケースが磁性金属で出 来ていれば、該ケースの任意の位置に付着部14を付着させることが出来るが、 ケースがマグネットには吸着されないプラスチック等で出来ているコンピュータ 装置(例、ディスプレイ本体)も少なくない。そのようなケースにも付着部14 を付着し得るようにするためには、付着し得る部分を予め設けておいてやる必要 がある。
【0030】 図13は、コンピュータのディスプレイに付着部14を付着し得るように工夫 した例であり、本考案に係わるコンピュータディスプレイの実施形態を示す図で ある。図13において、符号は図8のものに対応し、17はマグネット被吸着体 である。 マグネット被吸着体17の具体的材料としては、鉄,スチール等の磁性金属、 あるいはマグネットシートを用いることが出来る。これらを、ディスプレイ本体 1のケースのうち、ディスプレイ画面2の左脇の部分に帯状に設ける。マグネッ ト被吸着体17は、プラスチックのケースの上に張り付けてもよいし、そのケー ス部分を初めから磁性金属等で作っておいてもよい。
【0031】 図14は、第6の実施形態の書見用フォルダーの使用状況を示す図である。書 見用フォルダー9の付着部14を、ディスプレイ画面2左脇のマグネット被吸着 体17に付着させれば、書見用フォルダー9は、ディスプレイ画面2の直ぐ近く であって、ディスプレイ画面2と略同じ平面に位置せしめられる。そのため、コ ンピュータでの作業を行う時、視線の移動角度は小さくなり、目が疲れ難くなる と共に、見誤りが少なくなる。
【0032】 なお、マグネットの付着部14は、両面接着剤の図3〜図6に示す付着部11 と同様、底部とじ部10−2と対向する辺に沿って,あるいは折返し部10−1 と対向する辺に沿って、あるいはそれらの辺の幾つかに沿って、フォルダー本体 10の背部に帯状的に設けることも出来る。 図13の点線で描いたマグネット被吸着体17は、付着部14が折返し部10 −1と対向する辺に沿ってフォルダー本体10の背部に帯状的に設けられた書見 用フォルダー9を、付着できるようにするために設けられたマグネット被吸着体 である。この場合のマグネット被吸着体17は、ディスプレイ本体1のディスプ レイ画面2の右脇に設けられる。
【0033】 図12は、本考案に係わる書見用フォルダーの第7の実施形態を示す図である 。符号は図1のものに対応し、15,16は切欠部である。切欠部15,16は 、書類を挟み込む際に、そこに指先を入れ、フォルダー前部10Fとフォルダー 後部10Rとの間に隙間を開けやすくするためのものである。 従って、切欠部15,16のサイズは、指先が入る程度のサイズとし、それら を設ける位置は、書見用フォルダー9を開き得る辺(即ち、第1とじ部(折返し 部10−1),第2とじ部(底部とじ部10−2)の辺以外の辺)のいずれかと する。
【0034】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ によれば、次のような効果を奏する。 (請求項1,2の考案の効果) 書見用フォルダーの付着部を、コンピュータのディスプレイ画面の近くにある コンピュータ装置のケースや、コンピュータ装置を載置しているラック等に付着 させることにより、書見用フォルダーをディスプレイ画面の近くの略同じ平面に 位置せしめることが出来る。そのため、書見用フォルダーに挟み入れた書類を見 てコンピュータ作業をする場合、視線の移動角度が少なくなり、目が疲れ難くな ると共に、見誤りが少なくなる。
【0035】 (請求項3の考案の効果) 請求項1,2の考案の効果のほか、次のような効果を奏する。即ち、付着部が 両面接着材で構成されているので、どのような材質で出来たコンピュータケース あるいはラック等に対しても、書見用フォルダーを付着させることが出来る。 (請求項4の考案の効果) 請求項1,2の考案の効果のほか、次のような効果を奏する。即ち、付着部が マグネットシートで構成されているので、コンピュータケースあるいはラック等 の部分であって、磁性金属とかマグネット等のマグネット被吸着体で出来ている 部分に対して、書見用フォルダーを付着させることが出来る。
【0036】 (請求項5の考案の効果) 請求項1または2または3または4の考案の効果のほか、次のような効果を奏 する。即ち、フォルダー前部に指先が入る程度の大きさの切欠部を設けたので、 書見用フォルダーが開き易くなる。 (請求項6の考案の効果) コンピュータディスプレイの画面の右脇または左脇に、マグネット被吸着体を 帯状的に設けたので、付着部をマグネットシートで構成した書見用フォルダーを 、ディスプレイ画面の右脇または左脇に付着せしめることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係わる書見用フォルダーの第1の実
施形態を示す図
【図2】 本考案に係わる書見用フォルダーの第1の実
施形態に書類を挟むときの状況を説明する図
【図3】 本考案に係わる書見用フォルダーの第2の実
施形態を示す図
【図4】 本考案に係わる書見用フォルダーの第3の実
施形態を示す図
【図5】 本考案に係わる書見用フォルダーの第4の実
施形態を示す図
【図6】 本考案に係わる書見用フォルダーの第5の実
施形態を示す図
【図7】 本考案に係わる書見用フォルダーの第6の実
施形態を示す図
【図8】 従来の書見器具の1例を示す図
【図9】 第1の実施形態の書見用フォルダーの使用状
況を示す図
【図10】第3の実施形態の書見用フォルダーの使用状
況を示す図
【図11】第2の実施形態の書見用フォルダーの使用状
況を示す図
【図12】本考案に係わる書見用フォルダーの第7の実
施形態を示す図
【図13】本考案に係わるコンピュータディスプレイの
実施形態を示す図
【図14】第6の実施形態の書見用フォルダーの使用状
況を示す図
【符号の説明】
1…ディスプレイ本体、2…ディスプレイ画面、3…パ
ソコン本体、3−1…FDドライバ装置、3−2…電源
スイッチ、3−3…CD−ROMドライバ装置、4…キ
ーボード、5…パソコン台、6…書見器具、6−1…書
類載置部、6−2…腕部、6−3…取付部、9…書見用
フォルダー、10…フォルダー本体、10F…フォルダ
ー前部、10R…フォルダー後部、10−1…折返し
部、10−2…底部とじ部、11、11A、11B…付
着部、11−1…両面接着材部、11−2…ろう紙、1
2…書類、13…棚板、14…付着部、14−1…両面
接着剤、14−2…マグネットシート、15,16…切
欠部、17…マグネット被吸着体
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月27日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い長方形の板材で出来た略同じサイズ
    のフォルダー前部およびフォルダー後部と、該フォルダ
    ー前部およびフォルダー後部の対応する長手方向の辺を
    とじた第1とじ部と、該第1とじ部に隣接する一方の辺
    をとじた第2とじ部とを有し、少なくとも前記フォルダ
    ー前部が透視可能なものとされているフォルダー本体
    と、該フォルダー本体の背部の位置であって、前記第2
    とじ部以外の辺の1つまたは複数の辺に沿った位置に帯
    状的に設けられた付着部とを具えたことを特徴とする書
    見用フォルダー。
  2. 【請求項2】 第1とじ部または第2とじ部が、薄い長
    方形の板材の折り返しによって形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の書見用フォルダー。
  3. 【請求項3】 付着部が、フォルダー本体の背部に接着
    された両面接着材と、該両面接着材を覆うよう最初の使
    用時まで貼られるろう紙とにより構成されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の書見用フォルダー。
  4. 【請求項4】 付着部が、マグネットシートを接着剤で
    フォルダー本体の背部に接着することにより構成されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の書見用フ
    ォルダー。
  5. 【請求項5】 フォルダー前部の第1とじ部と第2とじ
    部以外の辺の一部に、指先が入る程度の大きさの切欠部
    を設けたことを特徴とする請求項1または2または3ま
    たは4記載の書見用フォルダー。
  6. 【請求項6】 ディスプレイ画面の右脇または左脇に、
    請求項4記載の付着部を吸着させ得るサイズのマグネッ
    ト被吸着体を、帯状的に設けたことを特徴とするコンピ
    ュータディスプレイ。
JP1997011114U 1997-12-03 1997-12-03 書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ Expired - Lifetime JP3050700U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011114U JP3050700U (ja) 1997-12-03 1997-12-03 書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011114U JP3050700U (ja) 1997-12-03 1997-12-03 書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3050700U true JP3050700U (ja) 1998-07-31

Family

ID=43184891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997011114U Expired - Lifetime JP3050700U (ja) 1997-12-03 1997-12-03 書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3050700U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011086714A1 (ja) * 2010-01-15 2011-07-21 有限会社ソング シートファイル具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011086714A1 (ja) * 2010-01-15 2011-07-21 有限会社ソング シートファイル具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06507582A (ja) リングバインダーを支持するための装置
US6244627B1 (en) Folder with overlapping windows
US20030157472A1 (en) Stylus actuated write/erase binders
US6575758B1 (en) Display holder and method for using same
CN216016914U (zh) 物品固定结构
JP3050700U (ja) 書見用フォルダーおよびコンピュータディスプレイ
CN103338941B (zh)
US20030177682A1 (en) Document display and retention device
JP3878659B1 (ja) 自立可能な平板状物の製造方法
JP3160237U (ja) 表示物ホルダ
US20160148519A1 (en) Replaceable paper-based touch booklets
US6082769A (en) Clip for binding cut sheets used with a multi-functional picture book learning system
JP3164745U (ja) 販促用ディスプレー装置
JPH0118057Y2 (ja)
JP2004025827A (ja)
JP3226091U (ja) 冊子
JP3050023U (ja) コンピュータケースおよび書類支持板
KR200217503Y1 (ko) 양면 활용이 가능한 탁상용 광고판
KR101633511B1 (ko) 자석형 자동 서표
KR200212940Y1 (ko) 팬홀더가 구비된 메모지의 자석식 고정장치
JP3050694U (ja) 書類立て具および書類支持板
KR200195931Y1 (ko) 독서대 겸용 다이어리
KR200366699Y1 (ko) 기능성 광고판
KR200195930Y1 (ko) 독서대 겸용 다이어리
WO2019109221A1 (zh) 手写输入装置