JP3050457B2 - 電子部品搭載装置 - Google Patents

電子部品搭載装置

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JP3050457B2
JP3050457B2 JP4189071A JP18907192A JP3050457B2 JP 3050457 B2 JP3050457 B2 JP 3050457B2 JP 4189071 A JP4189071 A JP 4189071A JP 18907192 A JP18907192 A JP 18907192A JP 3050457 B2 JP3050457 B2 JP 3050457B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、プリント基板の電子部
品搭載位置と、そこに搭載されるべき電子部品とを、同
時に画像認識する電子部品搭載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、図4に示す基板供給
装置、ディスペンサ、部品搭載装置、リフロー炉、基板
収納装置等で構築される基板ユニット製造ラインが知ら
れている。このような基板ユニット製造ラインの中で
も、プリント基板にIC、抵抗、コンデンサなど多数の
チップ状電子部品を搭載する部品搭載装置がよく知られ
ている。
【0003】部品搭載装置は、前段装置のディスペンサ
により接着剤又は半田が塗布されたのち自装置に搬入さ
れて正確に位置決されたプリント基板(以下、単に基板
と言う)上の所定位置に、上下及び平面をたてよこ2次
元にわたって自在に摺動可能な搭載作業ユニットに設け
られた部品吸着ヘッドにより、所定のチップ状電子部品
(以下、単に電子部品と言う)を自動的に搭載する。
【0004】このとき、部品搭載装置は、基板上の電子
部品搭載位置を設計データとして予め記憶しており、そ
の記憶している設計データに基づいて搭載作業ユニット
を基板上の所定位置へ移動させ、部品吸着ヘッドに保持
された電子部品を上記所定位置に搭載する。
【0005】ところで、近年、電子部品の製造技術が向
上し、その電子部品の設計寸法が微細化されてきている
ため、部品サイズの小さいものでは0.5mm×1mm
のものがあり、また、部品サイズが例えば20mm角と
大きな場合でも、その電子部品から出ている多数のリー
ド線相互間の間隔は百ミクロン単位となっていて極めて
狭い。
【0006】このように、電子部品のサイズやリード線
間隔の設計寸法が年々微細化されるに伴って、それらの
電子部品を基板上に搭載する際には、部品吸着ヘッドが
吸着して保持する電子部品の保持位置のみならず、基板
上の搭載位置にも高度な精度が要求される。
【0007】そして、この要求を満たすためには、従
来、図5(a) に示すように部品吸着ヘッド51に電子部
品52が吸着保持された状態(保持位置)を、部品認識
用カメラ53が下から撮像し、その結果同図(b) に示す
ように視野54内に得られる電子部品の画像55の座標
をソフトウエアが演算し、基準値に対する画像55の中
心座標のズレ及び主軸の傾きをそれぞれ算出し、その算
出したズレ及び傾きを基準値に対する偏差値として電子
部品52の保持位置を補正していた。
【0008】さらに、特には図示しないが、基板の搭載
位置に対しても、基板上方に移動する基板認識用カメラ
を設けて、上述の電子部品52の保持位置について行っ
た場合と同様に、基板上の搭載位置を撮像して、その部
位の中心のズレ及び主軸の傾きを算出し、その算出結果
に基づいて上記部品吸着ヘッドに吸着保持されている保
持位置補正済みの電子部品52の保持位置をさらに補正
していた。
【0009】通常、部品認識用カメラ53は基板の搬入
方向と平行する位置に設けられ、搭載作業ユニットが上
記の基板搬入方向と平行する位置まで移動する。そし
て、部品認識用カメラ53が搭載作業ユニットの部品吸
着ヘッド51に吸着保持された電子部品52の保持位置
を撮像するようになっている。
【0010】また、基板の位置認識用カメラも、搭載作
業ユニットに取り付けられており、搭載作業ユニットの
移動に伴って部品吸着ヘッド51と共に一体となって移
動する。そして、上述の部品認識用カメラ53による電
子部品52の保持位置撮像の後、搭載作業ユニットが基
板上の所定位置に移動する。そして、位置認識用カメラ
が基板の搭載位置を撮像するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、一個の電
子部品搭載の都度、その高精度な位置決め(位置補正)
のために、上述した搭載作業ユニットが移動して部品認
識用カメラが電子部品を撮像し、次にまた搭載作業ユニ
ットが移動して位置認識用カメラが基板上の搭載位置を
撮像するという二度に及ぶ搭載作業ユニットの移動と認
識用カメラによる撮像とが行われて、容易には無視でき
ない処理時間が費やされる。
【0012】これに対して、一方では、通常、一枚の基
板に搭載される電子部品は50種類を越えており、した
がって一枚の基板に対してなされる電子部品の搭載作業
は極めて頻繁である。そして、その電子部品一個毎の搭
載作業の都度、上述した位置補正作業が行なわれる。こ
のため、電子部品搭載作業に多大な時間を要し、全体と
して作業の能率が低下するという問題を有していた。
【0013】本発明の課題は、電子部品の保持位置と基
板上の搭載位置を認識する時間を短縮するようにして位
置補正を能率良く迅速に行うことのできる部品搭載装置
を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明は、電
子部品を着脱自在に吸着保持して、搬入されて位置固定
されたプリント基板上の所定位置に上記電子部品を搭載
する部品吸着ノズルと、該部品吸着ノズルにより吸着保
持された上記電子部品の保持状態を画像認識する部品認
識用カメラと、上記プリント基板の上記電子部品が搭載
される所定位置を画像認識する基板認識用カメラとを有
する電子部品搭載装置を前提とする。
【0015】この発明の手段及び作用は次の通りであ
る。基板認識移動手段は、基板認識用カメラを、プリン
ト基板の搬入方向と直角に進退させてプリント基板の電
子部品が搭載される所定位置へ移動させる。
【0016】支持ユニットは、部品吸着ノズルと基板認
識用カメラと基板認識移動手段とを支持して上下及び平
面たてよこ自在に摺動し、基板認識移動手段が基板認識
用カメラをプリント基板の所定位置へ移動させるための
最適位置へ移動する。
【0017】部品認識移動手段は、部品認識用カメラ
を、プリント基板の搬入方向へ平行に進退させて部品吸
着ノズルに吸着保持された電子部品を認識するための最
適位置へ移動させる。上記部品認識移動手段及び基板認
識移動手段は、それぞれ、例えば、駆動用モータ、ボー
ルネジ等からなり、CPU(中央演算処理装置)の制御
のもとに動作する。
【0018】このように、支持ユニットが移動すると共
にその支持ユニットに支持される基板認識用カメラが基
板位置へ移動し、それと共に部品認識用カメラが支持ユ
ニットに支持される部品吸着ノズルの電子部品位置へ移
動して、電子部品の保持位置の認識と基板上の搭載位置
の認識とを同時に行い、これにより位置補正のための認
識時間を短縮する。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は、一実施例に係わる部品搭載装
置10の、上部の安全カバーを外した平面図である。
【0020】同図の部品搭載装置(以下、本体装置と言
う)10は、装置基台11上の図中横方向(以下、X方
向と言う)中央に、プリント基板(以下単に、基板と言
う)12を搬送する2本の平行するベルトコンベア13
a、13a′を備えている。ベルトコンベア13a、1
3a′は、X方向に水平に延在させて設けられた一対の
レール上に搬送ベルトを走行可能に張設して成る。これ
らベルトコンベア13a、13a′は、特には図示しな
い基板搬送モータにより駆動される。
【0021】チップ状電子部品(以下単に、部品と言
う)が搭載される基板12は、両側部をそれぞれベルト
コンベア13a、13a′に支持され、ベルトコンベア
13a、13a′の回転と共に図中右側から左側へと矢
印A方向に搬送されてくる。
【0022】ベルトコンベア13aの外側部に沿って、
位置決めピン14、14′がそれぞれ装置基台11に回
動自在に支持されている。位置決めピン14、14′
は、例えばエアシリンダ等の駆動装置により回動されて
先端部を基板搬送経路中に進出させ、ベルトコンベア1
3a、13a′により搬送されてくる基板12を停止さ
せ、基板12のX方向の位置決めを行う。
【0023】また、装置基台11上には、ベルトコンベ
ア13a、13a′を跨いで、基板搬送方向(X方向)
と直角の方向(以下、Y方向と言う)に平行に延在する
左右一対の固定台15、15′が配設されている。それ
ら固定台15、15′上には、レール16、16′が敷
設されている。
【0024】レール16、16′上には、長尺状の移動
台17が、その長手方向両端にそれぞれ有する不図示の
ボールベアリングによりY方向へ摺動自在に支持されて
おり、その移動台17には、基板12に部品を搭載する
ための移動支持ユニット18が懸架されている。
【0025】また、固定台15′には移動台17をY方
向へ駆動するY軸駆動サーボモータ19が配置され、さ
らに固定台15、15′には、それぞれ移動台17にサ
ーボモータ19の駆動を伝達するY軸駆動ボールネジ2
0及びY軸従動ボールネジ20′が配置されている。
【0026】Y軸駆動ボールネジ20の一端は、サーボ
モータ19の駆動軸とカップリング21を介して連結さ
れ、Y軸駆動ボールネジ20の他端は歯付きプーリ2
2、その歯付きプーリ22に一方のループが巻架される
不図示の歯付きベルト、その歯付きベルトの他方のルー
プが巻架される歯付きプーリ22′を介してY軸従動ボ
ールネジ20′の一端と同期回転可能に連結されてい
る。
【0027】Y軸駆動ボールネジ20及びY軸従動ボー
ルネジ20′は、それぞれのボールネジに螺合させた不
図示のナット部材を介して移動台17の長手方向両端と
それぞれ連結されている。
【0028】したがって、Y軸駆動ボールネジ20に連
結したY軸駆動サーボモータ19を作動させれば、歯付
きプーリ22、22′及び歯付きベルトで連結されたY
軸駆動ボールネジ20とY軸従動ボールネジ22′が同
期回転し、これによって移動台17が、レール16、1
6′に沿ったY方向に移動する。
【0029】上記の移動台17は、その長手方向(X方
向)に、高架レール17′を有しており、その高架レー
ル17′には移動支持ユニット18を摺動自在に懸架す
る。そして、高架レール17′の上部には、移動支持ユ
ニット18を駆動するX軸駆動ボールネジ23及びX軸
駆動サーボモータ24が配設されている。X軸駆動ボー
ルネジ23は、図中左方の一端がカップリング25を介
してX軸駆動サーボモータ24の駆動軸と連結され、他
端が軸受26に支持され、そのボールネジ23に螺合す
る不図示のナット部材を介して移動支持ユニット18と
連結されている。
【0030】したがって、X軸駆動ボールネジ23に連
結したX軸駆動サーボモータ24を作動させれば、X軸
駆動ボールネジ24が回転し、移動支持ユニット18が
X方向に移動する。
【0031】移動支持ユニット18には、基板12に搭
載するチップ状電子部品(以下単に、部品と言う)を吸
着保持する2個の吸着ヘッド35、35が設けられ、さ
らに、駆動ユニット36によりY方向に摺動自在に支持
される基板位置認識用カメラ37が設けられている。
【0032】また、装置基台11上の後方(図中上方)
には、チップ状電子部品(以下単に、部品と言う)を供
給する部品供給ステージ27を備えている。そして、ベ
ルトコンベア13aと部品供給ステージ27の間には、
2台1組となっている部品認識用カメラ28、28及び
吸着ノズル交換器29が、駆動ボールネジ30及びこれ
を駆動するサーボモータ31によりX方向に一体移動可
能に配設されている。駆動ボールネジ30は、図中左方
の一端がカップリング32を介して駆動サーボモータ3
1の駆動軸と連結され、他端が軸受33に支持され、そ
の駆動ボールネジ30に螺合するナット部材34を介し
て吸着ノズル交換器29と連結されている。
【0033】したがって、駆動ボールネジ30に連結し
た駆動サーボモータ31を作動させれば、駆動ボールネ
ジ30が回転し、吸着ノズル交換器29及び部品認識用
カメラ28、28がX方向に移動する。
【0034】2台の部品認識用カメラ28、28は、移
動支持ユニット18の、吸着ヘッド35、35の吸着ノ
ズルがそれぞれ吸着してピックアップした部品を下方か
ら撮像する。その撮像された画像データは特には図示し
ない本体装置10の中央制御部に送られる。中央制御部
では、入力された画像データを演算処理して画像の位置
ズレを検出する。それらの検出データは、基板12に部
品を搭載する際の位置補正に用いられる。
【0035】吸着ノズル交換器29には、多数の収納ピ
ットが形成されており、それら収納ピットには部品を吸
着してピックアップするための多種類の吸着ノズルが挿
脱自在に保持されて交換に備えている。
【0036】次に、図2(a) に、上記の移動支持ユニッ
ト18、2台の部品認識用カメラ28、28(破線で示
す)及び吸着ノズル交換器29、並びに基板12の拡大
図を示し、同図(b) にその側面図を示す。
【0037】同図(a) において、駆動ユニット36は、
不図示の駆動サーボモータ、その駆動サーボモータにこ
れも不図示のカップリングを介して連結される駆動ボー
ルネジ36−1、及び駆動ボールネジ36−1に平行し
てその両側に設けられた2本のレール36−2からな
り、2本のレール36−2は、それぞれ同方向にある一
端には軸承36−3が固定され、他端には他の軸承36
−3′と共に基板位置認識用カメラ37が固定されて、
移動支持ユニット18に摺動自在に支持されている。駆
動ボールネジ36−1は、その両端を軸承36−3及び
36−3′に回転自在に支持され、移動支持ユニット1
8の支持部に固定されたナット部材36−4に螺合す
る。
【0038】したがって、駆動ボールネジ36−1に連
結した駆動サーボモータを正逆両方向に回転させること
により、駆動ボールネジ36−1を駆動すれば、ナット
部材36−4に対して、駆動ボールネジ36−1、2本
のレール36−2及びその2本のレール36−2の端部
に固定された基板位置認識用カメラ37が一体となって
図中の矢印E方向、すなわちY方向へ往復直進移動す
る。
【0039】同図の、他の矢印Bは図1の駆動サーボモ
ータ31を正逆両方向に回転させることにより、2台の
部品認識用カメラ28、28を、吸着ノズル交換器29
と共にX方向に往復直進移動させることができることを
表す。
【0040】また、矢印Cは、図1のY軸駆動サーボモ
ータ19を正逆両方向に回転させることにより、移動台
17の高架レール17′に懸架されている移動支持ユニ
ット18を、Y方向に往復直進移動させることができる
ことを表す。
【0041】また、さらに、矢印Dは、X軸駆動サーボ
モータ24を正逆両方向に回転させることにより、移動
支持ユニット18をX方向に往復直進移動させることが
できることを表す。
【0042】上記のボールネジは、ネジとナット間の摩
擦抵抗が小さく、且つバックラッシュを容易に除去でき
る特性を備えている。したがって、移動支持ユニット1
8、基板位置認識用カメラ37及び2台の部品認識用カ
メラ28、28(と吸着ノズル交換器29)の、高速移
動及び高精度な位置決めが可能である。
【0043】移動支持ユニット18は、不図示の可撓性
コードにより、本体装置10の中央制御部と接続され
る。また移動支持ユニット18は、上記可撓性コードを
介して中央制御部からは電力及び制御信号を供給され、
また中央制御部へは基板12上の部品搭載すべき位置を
示す画像データを送信する。
【0044】2台の部品認識用カメラ28、28と吸着
ノズル交換器29も、同様に不図示の可撓性コードによ
り、本体装置10の中央制御部と接続され、その可撓性
コードを介して、吸着ヘッド35の吸着ノズルに吸着保
持されている部品の画像データを中央制御部に送信す
る。
【0045】続いて、上述した構成の本実施例における
本体装置10の中央制御部により行われる位置補正の処
理動作を、図3に示す動作フローチャートを用いて説明
する。なお、この処理は、中央制御部が不図示のROM
(Read Only Memory)に格納されている部品搭載作業を行
う基板12の種類に対応するプログラムに基づいて、図
1又は図2(a),(b) で説明した4台の駆動サーボモータ
を駆動制御して、2台の部品認識用カメラ28、28
(と吸着ノズル交換器29)、高架レール17′(移動
台17)、移動支持ユニット18、及び基板位置認識用
カメラ37を図2(a) に示す矢印B,C,D,及びE方
向の適性位置へそれぞれ移動させることにより実現され
る。
【0046】図3のフローチャートにおいて、まず、移
動支持ユニット18を部品供給ステージ27へ移動さ
せ、図2(b) に示すように吸着ヘッド35の吸着ノズル
38により、搭載すべき部品39を吸着保持する(ステ
ップS31)。
【0047】続いて、予め記憶されている設計データに
基づいて基板12の部品搭載位置の座標を算出し、その
算出した部品搭載位置座標に基づいて、移動支持ユニッ
ト18の停止位置及び基板認識用カメラ37の矢印E方
向の移動距離を算出し、その算出した移動支持ユニット
18の停止位置に基づいて、移動支持ユニット18の吸
着ヘッド35の吸着ノズル38に吸着保持された部品3
9の撮像位置を算出して、その算出した基板12の側面
の矢印B方向の適性位置に、まず部品認識用カメラ28
を移動させる(ステップS32)。
【0048】これと同時に、移動支持ユニット18を矢
印C及び矢印Dの両方向へ駆動して上記算出されている
移動支持ユニット18の停止位置へ移動させる(ステッ
プS33)。
【0049】また、さらに上記と同時に、上記算出され
ている矢印E方向の移動距離に基づいて、基板認識用カ
メラ37を、基板12の部品39の搭載位置真上に移動
させる(ステップS34)。
【0050】次に、その部品認識用カメラ28及び基板
位置認識用カメラ37により認識された部品39の位置
画像及び基板12の部品搭載位置画像をそれぞれ分析
し、それら画像の基準に対する位置のズレ及び主軸の傾
きを算出する(ステップS35)。
【0051】続いて、上記算出した部品39の位置画像
の基準に対する位置のズレ及び傾きの偏差、並びに基板
12の部品搭載位置画像の基準に対する位置のズレ及び
傾きの偏差をそれぞれ算出し、それら算出した偏差を基
準値に加算することにより基板12の現在搭載位置に対
する部品39の相対的な位置補正を行う(ステップS3
6)。
【0052】そして、上記補正した位置データに基づい
て、移動支持ユニット18を矢印C、D方向に移動さ
せ、移動支持ユニット18の吸着ヘッド35が吸着ノズ
ルにより保持する部品39を、基板12の当該部品搭載
位置に搭載させる(ステップS37)。
【0053】このように、矢印B、C、D及びE方向の
移動が同時に行われて、部品認識用カメラ28による吸
着ノズル38の部品39の認識と、基板位置認識用カメ
ラ37による基板12の部品搭載位置の認識とが同時に
行われ、位置の補正が迅速になされる。
【0054】
【発明の効果】この発明によれば、部品認識用カメラの
移動と基板位置認識用カメラの移動を同時に行って、移
動支持ユニットの一度の移動動作で、部品と基板両方の
位置画像を同時に認識できるようにしたので、部品の保
持位置と基板上の搭載位置を認識するための時間を短縮
することができ、したがって、位置補正を能率良く迅速
に行うことが可能となり、全体として作業の能率を向上
させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる部品搭載装置の平面
図である。
【図2】(a) は図1の一部拡大図、(b) はその側面図で
ある。
【図3】位置補正の処理動作フローチャートである。
【図4】従来の基板ユニット製造ラインの構成を説明す
る図である。
【図5】(a),(b) は画像認識について説明する図であ
る。
【符号の説明】
10 部品搭載装置 11 装置基台 12 基板(プリント基板) 13、13′ ベルトコンベア 14、14′ 位置決めピン 15、15′ 固定台 17 移動台 18 移動ユニット 19、24、31 駆動サーボモータ 21、25、32 カップリング 20、20′、23、30、36−1 ボールネジ 22、22′ 歯付きプーリ 26、33、36−3、36−3′ 軸承 34、36−4 ナット部材 27 部品供給ステージ 28 部品認識用カメラ 29 吸着ノズル交換器 35 吸着ヘッド 36 駆動ユニット 37 基板位置認識用カメラ 38 吸着ノズル 39 部品(チップ状電子部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−104300(JP,A) 特開 平4−107988(JP,A) 特開 昭63−275200(JP,A) 特開 平5−152794(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を着脱自在に吸着保持して、搬
    入されて位置固定されたプリント基板上の所定位置に前
    記電子部品を搭載する部品吸着ノズルと、該部品吸着ノ
    ズルにより吸着保持された前記電子部品の保持状態を画
    像認識する部品認識用カメラと、前記プリント基板の前
    記電子部品が搭載される所定位置を画像認識する基板認
    識用カメラとを有する電子部品搭載装置において、 前記基板認識用カメラを、前記プリント基板の搬入方向
    と直角に進退させて前記プリント基板の前記電子部品が
    搭載される所定位置へ移動させる基板認識移動手段と前
    記部品吸着ノズルと前記基板認識用カメラと前記基板認
    識移動手段とを支持して上下及び平面たてよこ自在に摺
    動し、前記基板認識移動手段が前記基板認識用カメラを
    前記プリント基板の所定位置へ移動させるための最適位
    置へ移動する支持ユニットと、 前記部品認識用カメラを、前記プリント基板の搬入方向
    へ平行に進退させて前記部品吸着ノズルに吸着保持され
    た前記電子部品を認識するための最適位置へ移動させる
    部品認識移動手段と、 を有することを特徴とする電子部品搭載装置。
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