JP3050263B2 - ビスカテコール類の製造法 - Google Patents

ビスカテコール類の製造法

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポジ型フォトレジス
ト、特に感光剤用バラスト剤として有用なビスカテコー
を4−置換カテコール類とアルデヒド類との反応に
よって製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の形成手段として知られ
るポジ型フォトレジストは、m,p−クレゾールノボラ
ック樹脂とナフトキノンジアジド化合物(感光剤)とを
組み合せて使用されるものであるが、近年の急速な半導
体の高集積化に伴って、かかるフォトレジストにも更な
る性能の改善、例えば樹脂のアルカリ溶解性の改善ある
いは感光剤のバラスト剤(エステル化調節剤)による改
質などが強く稀求されている。かかる要請に応じて最近
では、1分子中に多数のフェノール性水酸基を有するポ
リフェノールが広く利用され始めたが、中でも多価フェ
ノール類のビスフェノールは性能的に優れていることか
ら特に注目されている。
【0003】通常、この種のビスフェノールは、多価フ
ェノール類とアルデヒド類との縮合反応により製造され
るが、一般に多価フェノール類は、極めて高い反応性を
有し、高次縮合物の生成を伴って樹脂化し易いため、ビ
スフェノールを高収量で単離し又は高純度で得ることは
困難であった。また、得られる樹脂状生成物は、種々の
分子量を有する混合物で、しかも構造的にも不明確であ
るため、これをバラスト剤として用いた場合には、高度
の性能改善を目指した分子設計要求を満たすことができ
ず、しかもエステル化率の調整は、統計的判断に基づい
てなされるため、バラツキが非常に大きいという問題が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポジ
型フォトレジスト用改質剤として有用なビスカテコール
を、高次縮合物の生成を抑制して2核体の生成率(以
下「選択率」という)を高め、かつ構造異性体を殆ど含
まず高純度で製造する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を達成すべく鋭意研究した結果、特定のカテコール類
は、アルデヒド類との反応において樹脂化を伴わず、し
かも高選択率かつ高純度でビスカテコールを生成し
得、また得られたビスカテコールは、明確な構造を有
し、ポジ型フォトレジスト用改質剤として有用であるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、次に詳述するよう
な、4−置換カテコール類とアルデヒド類とを酸触媒の
存在下に反応させることを特徴とするビスカテコール
の製造法である。
【0007】本発明において用いられる4−置換カテコ
ール類は、ベンゼン環の4位に、例えばアルキル基、シ
クロアルキル基、アルケニル基、シクロアルケニル基、
アリール基、アラルキル基、アルコキシル基、アシル
基、ハロゲン基又はシリル基等に代表される置換基を有
するカテコール類であり、このような4−置換カテコー
ル類の好ましい例としては、例えば4−メチルカテコー
ル、4−エチルカテコール、4−フェニルカテコール、
4−ベンジルカテコール、4−クロルカテコール、4−
ノルマルプロピルカテコール、4−イソプロピルカテコ
ール、4−ターシャリブチルカテコール、4−シクロヘ
キシルカテコール、4−フロロカテコール、4−アセチ
ルカテコール、4−メトキシカテコール、4−エトキシ
カテコール、4−ナフチルカテコール、4−アリルカテ
コール等が挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。また、アルデヒド類としては、例えばアセトアル
デヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、フ
ルフラール、ベンズアルデヒド、エチルベンズアルデヒ
ド、クミルアルデヒド、ブチルベンズアルデヒド、ヒド
ロキシベンズアルデヒド、ナフチルアルデヒド等の嵩高
いアルデヒドが好適に用いられるが、特に芳香族アルデ
ヒドが好ましい。他の有用な例としては、ホルムアルデ
ヒドが挙げられるが収量面で前者より劣る傾向がある。
かかる4−置換カテコール類及びアルデヒド類は、それ
ぞれ単独で用いてもよいし、2種以上の混合物として用
いてもよい。また、4−置換カテコール類Aとアルデヒ
ド類Bとの配合モル比(A/B)は、樹脂化の抑制の点
から、通常は2〜10とされるが、4−置換カテコール
類に対するアルデヒド類の反応が極めて選択的かつ定量
的に生起するという特異性を示すことや高価な反応物で
あることから、好ましくは2〜5であり、また4−置換
カテコールの回収操作の煩雑さを考慮すると、より好
ましくは2である。
【0008】前記酸触媒としては、例えば、塩酸、硫酸
等の無機酸;リンタングステン酸、リンモリブテン酸、
リンモリブドタングステン酸等のヘテロポリ酸;塩化亜
鉛、塩化アルミニウム等のハロゲン化金属塩;トリクロ
ル酢酸、ジクロル酢酸等の酸ハロゲン化物;蓚酸;スル
ホン酸型イオン交換樹脂;メタンスルホン酸、エタンス
ルホン酸、ブタンスルホン酸等のアルカンスルホン酸;
パラトルエンスルホン酸、フェノールスルホン酸、キシ
レンスルホン酸等の芳香族スルホン酸等の単独又は混合
物が用いられるが、これらに限定されるものではない。
中でも、分離除去し易いヘテロポリ酸やスルホン酸型イ
オン交換樹脂等の非溶解性固体酸が好ましい。酸触媒の
使用量は、特に限定されないが、一般的には4−置換カ
テコール類に対して純分で0.01〜50重量%の範囲
から選ばれる。
【0009】また、4−置換カテコール類とアルデヒド
類との反応に際しては、反応途中での反応生成物の析出
による反応系の固化を回避するため、あるいは固体状反
応物を用いた場合の反応を円滑に行なうため、反応媒質
として、例えば水もしくはテトラヒドロフラン、ベンゼ
ン、トルエン等の不活性有機溶剤を単独で又は混合物と
して用いることができる。かかる反応媒質の使用量は、
特に限定されないが、一般的には4−置換カテコール類
に対して10〜500重量%の範囲から選ばれる。
【0010】本発明では、先ず、4−置換カテコール
類、アルデヒド類及び必要に応じて反応媒質を反応容器
に仕込み、撹き混ぜ混合しながら必要に応じて加熱を施
して均一系とした後冷却する。次いで、酸触媒を添加
し、撹き混ぜ混合を行いながら所定温度まで昇温して反
応を行なった後、系内に抽出溶剤を加えて反応生成物を
溶解し、酸触媒の濾過分離又は中和を施し、常圧下又は
減圧下に濃縮し、必要に応じて精製処理(再結晶、濾
過)し、乾燥してビスカテコールを得る。なお、反応
の際に適用される温度及び時間については、使用する主
原料の種類や配合比、酸触媒の種類や量その他の反応条
件等を考慮して適宜選択すればよいが、一般的には30
〜120℃及び1〜100時間の範囲から選ばれる。
【0011】
【作用】本発明において、ビスカテコールが極めて選
択的かつ定量的に生成する理由については定かではない
が、次のように推察される。すなわち、カテコールは、
ベンゼン環の1位と2位に位置する2個の水酸基によっ
て3位、4位、5位及び6位がアルデヒド類に対する反
応性を有する。そのため、種々の結合様式を有するビス
カテコール(構造異性体)の生成及び高次縮合物の生
成(樹脂状反応生成物)を伴い易く、高選択率でしかも
高純度のビスカテコールを収量よく得ることは極めて
困難となる。これに対し、4−置換カテコール類では、
4位に位置する置換基と2位に位置する水酸基による立
体障害効果により3位に対するアルデヒド類の反応が困
難となる。また、酸触媒反応であるため、他の反応位置
(5位及び6位)に対するアルデヒド類の反応は、水酸
基に対してオルソ位(6位)よりパラ位(5位)で優先
的に生起する。かかる二つの相乗作用によって、4−置
換カテコール類では、5位に対するアルデヒド類の反応
が支配的となると共に、残された6位は、1位に位置す
る水酸基と5位のアルデヒド残基とで挟まれてブロック
されるため、その立体障害効果によりアルデヒド類との
反応は困難となる。従って、得られる反応生成物は、極
めて選択的に5位で結合されたビスカテコールによっ
て主に構成されるものと推察される。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって制限され
るものではない。なお、得られた反応生成物中のビスカ
テコールの選択率及び精製ビスカテコールの純度
は、東ソー(株)製HLC8020UR型ゲルロ過クロ
マトグラフィー(カラムはGXL1000+2000、
キャリアはテトラヒドロフラン1cc/min 、検出器は屈
折率計)による面積百分率法で測定した。また、得られ
た精製ビスカテコールについては、日本電子(株)製
核磁気共鳴分析装置(重アセトン溶媒)により構造確認
を行なった。
【0013】(実施例1) 還流コンデンサー、温度計及び撹拌機を備えた反応容器
に、4−置換カテコール類Aとして4−メチルカテコー
ル100g、アルデヒド類Bとしてベンズアルデヒド4
2.7g(配合モル比A/B=2)、反応媒質としてト
ルエン40gを仕込み掻き混ぜ混合して均一系とした。
次いで、酸触媒として乾燥処理した強酸性イオン交換樹
脂(三井東圧ファイン(株)製レバチット(商標)K2
661)25gを投入後、約30分かけて50℃まで昇
温し同温度で24時間反応させたところ、反応容器内は
結晶の析出を伴ってスラリー化した。得られた結晶性反
応生成物中のビスカテコールの選択率は98.9%であ
った。次いで、抽出溶剤としてメタノール300gを加
えて結晶を完全に溶解した後、イオン交換樹脂を濾別し
て濾液を得た。この濾液を減圧濃縮しトルエンを加えて
冷却下に放置し、析出した結晶を濾取し、これを減圧乾
燥して結晶体108gを得た。得られた結晶体は、純度
が99.2%のビス(2−メチル−4,5−ジヒドロキ
シフェニル)フェニルメタン(2,2′−ジメチル−
4,4′,5,5′−テトラヒドロキシトリフェニルメ
タン)であった。
【0014】(実施例2) 実施例1において、ベンズアルデヒドに代えてトリルア
ルデヒド48.4g(配合モル比A/B=2)を用いる
以外は実施例1と同様にして結晶体79.6gを得た。
得られた結晶体は、純度が96.0%のビス(2−メチ
ル−4,5−ジヒドロキシフェニル)−4−メチルフェ
ニルメタン(2,2′,4″−トリメチル−4,4′,
5,5′−テトラヒドロキシトリフェニルメタン)であ
った。なお、再結晶する前の結晶性反応生成物中の上記
ビスカテコールの選択率は99.1%であった。
【0015】(実施例3) 実施例1において、ベンズアルデヒドに代えてクミルア
ルデヒド59.7g(配合モル比A/B=2)を用いる
以外は実施例1と同様にして結晶体93.5gを得た。
得られた結晶体は、純度が100%のビス(2−メチル
−4,5−ジヒドロキシフェニル)−4−イソプロピル
フェニルメタン(2,2′−ジメチル−4″−イソプロ
ピル−4,4′,5,5′−テトラヒドロキシトリフェ
ニルメタン)であった。なお、再結晶する前の結晶性反
応生成物中の上記ビスカテコールの選択率は98.8%
であった。
【0016】(実施例4) 実施例1において、ベンズアルデヒドに代えてパラター
シャリーブチルベンズアルデヒド65.3g(配合モル
比A/B=2)を用いる以外は実施例1と同様にして結
晶体75.5gを得た。得られた結晶体は、純度が9
7.0%のビス(2−メチル−4,5−ジヒドロキシフ
ェニル)−4−ターシャリーブチルフェニルメタン
(2,2′−ジメチル−4″−ターシャリブチル−4,
4′,5,5′−テトラヒドロキシトリフェニルメタ
ン)であった。なお、再結晶する前の結晶性反応生成物
中の上記ビスカテコールの選択率は99.2%であっ
た。
【0017】(実施例5) 実施例1において、ベンズアルデヒドに代えてパラヒド
ロキシベンズアルデヒド49.2g(配合モル比A/B
=2)を用いた以外は実施例1と同様にして結晶体7
7.0gを得た。得られた結晶体は、純度が97.0%
のビス(2−メチル−4,5−ジヒドロキシフェニル)
−4−ヒドロキシフェニルメタン(2,2′−ジメチル
−4,4′,4″,5,5′−ペンタヒドロキシトリフ
ェニルメタン)であった。なお、再結晶する前の結晶性
反応生成物中の上記ビスカテコールの選択率は98.9
%であった。
【0018】(実施例6) 還流コンデンサー、温度計及び撹拌機を備えた反応容器
に、4−置換カテコール類Aとして4−メチルカテコー
ル100g、アルデヒド類Bとして47重量%ホルマリ
ン25.7g(配合モル比A/B=2)、反応媒質とし
て蒸留水50gを仕込み掻き混ぜ混合して均一系とし
た。次いで、酸触媒として含水率50%の強酸性イオン
交換樹脂(三井東圧ファイン(株)製レバチットK26
61)50gを投入後、約30分かけて40℃まで昇温
し同温度で24時間反応させたところ、反応容器内は結
晶の析出を伴ってスラリー化した。得られた結晶性反応
生成物中のビスカテコールの選択率は75.9%であっ
た。次いで、抽出溶剤としてメタノール200gを加え
て結晶を完全に溶解した後、イオン交換樹脂を濾別して
濾液を得た。この濾液を減圧濃縮し蒸留水を加えて冷却
下に放置後、析出した結晶を濾取し、これを減圧乾燥し
て結晶体53gを得た。得られた結晶体は、純度が9
2.3%のビス(2−メチル−4,5−ジヒドロキシフ
ェニル)メタン(2,2′−ジメチル−4,4′,5,
5′−テトラヒドロキシジフェニルメタン)であった。
【0019】(実施例7) 実施例1において、4−メチルカテコール100gに代
えて4−ターシャリブチルカテコール100gを、また
ベンズアルデヒド31.9g(配合モル比A/B=2)
を用いる以外は実施例1と同様にして結晶体74.5g
を得た。得られた結晶体は、純度が99.9%のビス
(2−ターシャリブチル−4,5−ジヒドロキシフェニ
ル)フェニルメタン(2,2′−ジターシャリブチル−
4,4′,5,5′−テトラヒドロキシトリフェニルメ
タン)であった。なお、再結晶する前の結晶性反応生成
物中の上記ビスカテコールの選択率は99.9%であっ
た。
【0020】(実施例8) 実施例1において、4−メチルカテコール100gに代
えて4−クロロカテコール100gを、またベンズアル
デヒドを36.7g(配合モル比A/B=2)を用いる
以外は実施例1と同様にして結晶体65.2gを得た。
得られた結晶体は、純度が97.1%のビス(2−クロ
ロ−4,5−ジヒドロキシフェニル)フェニルメタン
(2,2′−ジクロロ−4,4′,5,5′−テトラヒ
ドロキシトリフェニルメタン)であった。なお、再結晶
する前の結晶性反応生成物中の上記ビスカテコールの選
択率は95.6%であった。
【0021】(比較例1〜6) 実施例1〜6において、4−メチルカテコールに代えて
カテコールを用いて同様に反応を行なったが、いずれの
場合も樹脂状の反応生成物を生成し、ビスカテコールを
単離することはできなかった。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
4−置換カテコール類を用いるためにアルデヒド類によ
る樹脂化が効果的に抑制される。その結果、高い選択率
(高収量)でしかも高純度で構造の明確なビスカテコー
を得ることができる。得られたビスカテコール
は、半導体の高集積化に対応できるポジ型フォトレジス
ト、特に感光剤用バラスト剤として極めて有用である
が、そのほかエポキシ樹脂用原料、エポキシ樹脂用硬化
剤、フェノール樹脂改質剤等として幅広く利用すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野原 敏勝 愛知県丹羽郡扶桑町大字南山名字新津26 番地の4 旭有機材工業株式会社 愛知 工場内 (56)参考文献 特開 昭63−68534(JP,A) 特開 昭53−15349(JP,A) 特開 平2−172936(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 37/20 C07C 39/15 C07C 37/16 C07C 39/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベンゼン環の4位にアルキル基、シクロ
    アルキル基、アルケニル基、シクロアルケニル基、アリ
    ール基、アラルキル基、アルコキシ基、アシル基、ハロ
    ゲン基又はシリル基を有する4−置換カテコール類とア
    ルデヒド類とを酸触媒の存在下に反応させることを特徴
    とするビスカテコールの製造法。
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US20210230355A1 (en) * 2018-03-27 2021-07-29 Sekisui Chemical Co., Ltd. Bis-propylcatechol, method for producing bis-propylcatechol, resin composition and cured resin product containing bis-propylcatechol, epoxidized bis-propylcatechol, method for producing epoxidized bis-propylcatechol, and curable resin composition and cured resin product containing epoxidized bis-propylcatechol

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