JP3050229B1 - 紙製コンパクトディスク収容ケ―ス - Google Patents
紙製コンパクトディスク収容ケ―スInfo
- Publication number
- JP3050229B1 JP3050229B1 JP11089544A JP8954499A JP3050229B1 JP 3050229 B1 JP3050229 B1 JP 3050229B1 JP 11089544 A JP11089544 A JP 11089544A JP 8954499 A JP8954499 A JP 8954499A JP 3050229 B1 JP3050229 B1 JP 3050229B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compact disc
- storage case
- compact disk
- adhesive sheet
- compact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
【要約】
【目的】紙製コンパクトディスク収容ケースにおいて、
収容面に描出された図柄等の視認性に支障が全くなく、
コンパクトディスクの全面を収容部に直接接触させるこ
となく安定収容することができる環境保護にも適するコ
ンパクトディスク収容ケースを提供する。 【構成】コンパクトディスク収容ケースにおいて、本体
である台紙１の略全面にコンパクトディスクＣが収容さ
れる略円形凹状収容部が形成され、該円形凹状収容部２
の中央にコンパクトディスクＣ安定用の透明粘着シート
３が貼着されることを特徴とする。
収容面に描出された図柄等の視認性に支障が全くなく、
コンパクトディスクの全面を収容部に直接接触させるこ
となく安定収容することができる環境保護にも適するコ
ンパクトディスク収容ケースを提供する。 【構成】コンパクトディスク収容ケースにおいて、本体
である台紙１の略全面にコンパクトディスクＣが収容さ
れる略円形凹状収容部が形成され、該円形凹状収容部２
の中央にコンパクトディスクＣ安定用の透明粘着シート
３が貼着されることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙製コンパクトデ
ィスク収容ケースに関するものである。
ィスク収容ケースに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来よりコンパクトディスク収容ケース
として合成樹脂からなるものが汎用されており、かかる
収容ケースの基本的形態は、矩形状本体に円形凹状コン
パクトディスク収容部が形成されると共に該コンパクト
ディスクの固定的収納を図るため収納部中央に突起部材
が本体と一体的に成形されているものである。しかしな
がら、廃棄物処理汚染など今日の環境問題の深刻性に鑑
み、最近では収容ケースの材料として紙を用いることが
見られるようになり、その傾向は益々顕著となってい
る。
として合成樹脂からなるものが汎用されており、かかる
収容ケースの基本的形態は、矩形状本体に円形凹状コン
パクトディスク収容部が形成されると共に該コンパクト
ディスクの固定的収納を図るため収納部中央に突起部材
が本体と一体的に成形されているものである。しかしな
がら、廃棄物処理汚染など今日の環境問題の深刻性に鑑
み、最近では収容ケースの材料として紙を用いることが
見られるようになり、その傾向は益々顕著となってい
る。
【０００３】一方、かかる紙製の収容ケースの従来例に
おいては、コンパクトディスクの固定的収容のための安
定部材としては、合成樹脂製の各種形状の突起部材が用
いられ、その取り付けは、収納部すなわち本体たる台紙
中央に孔を穿設したうえで、該突起部材を嵌合させるこ
とにより行われていた。
おいては、コンパクトディスクの固定的収容のための安
定部材としては、合成樹脂製の各種形状の突起部材が用
いられ、その取り付けは、収納部すなわち本体たる台紙
中央に孔を穿設したうえで、該突起部材を嵌合させるこ
とにより行われていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、収容ケ
ースによっては円形凹状収容部を包含する本体全面（す
なわち収容ケース内部）に、図柄、文字などを描出させ
るニーズがあるが、上記のような従来の収容ケースで
は、穿設された孔の部分において、図柄、文字が欠落す
ることとなる。例えば音楽関連のコンパクトディスクに
おいては収録楽曲のイメージなど、ケース内面といえど
もその装飾性を高め、商品にある付加価値を与えること
は極めて重要な要素であり、看過し得ない問題として認
識される。
ースによっては円形凹状収容部を包含する本体全面（す
なわち収容ケース内部）に、図柄、文字などを描出させ
るニーズがあるが、上記のような従来の収容ケースで
は、穿設された孔の部分において、図柄、文字が欠落す
ることとなる。例えば音楽関連のコンパクトディスクに
おいては収録楽曲のイメージなど、ケース内面といえど
もその装飾性を高め、商品にある付加価値を与えること
は極めて重要な要素であり、看過し得ない問題として認
識される。
【０００５】また、台紙と突起部材の取り付けは、紙と
合成樹脂という異素材間の嵌合であることからも、その
結合の完全性は期し難い。従って、運搬状況、使用頻
度、保管状態、ケースの消耗等の要因により、突起部材
自体が本体たる台紙から脱落するおそれがあり、収容ケ
ースとしての商品の根本的欠陥をも招来させうるもので
ある。
合成樹脂という異素材間の嵌合であることからも、その
結合の完全性は期し難い。従って、運搬状況、使用頻
度、保管状態、ケースの消耗等の要因により、突起部材
自体が本体たる台紙から脱落するおそれがあり、収容ケ
ースとしての商品の根本的欠陥をも招来させうるもので
ある。
【０００６】なお、スポンジなど柔軟な素材からなる円
柱状突起部材を収納部中央に貼着する構成も考え得る
が、その部材の箇所において図柄等が視認できない状況
であることには相違なく、また、かかる突起部材ではコ
ンパクトディスクの孔が完全に嵌合されてしまい、コン
パクトディスクの全面が直接収容部に接触することとな
る。
柱状突起部材を収納部中央に貼着する構成も考え得る
が、その部材の箇所において図柄等が視認できない状況
であることには相違なく、また、かかる突起部材ではコ
ンパクトディスクの孔が完全に嵌合されてしまい、コン
パクトディスクの全面が直接収容部に接触することとな
る。
【０００７】本発明はかかる問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、コンパクトディスク
収容ケースにおいて、収容面に描出された図柄等の視認
性に支障が全くなく、コンパクトディスクの全面を収容
部に直接接触させることなく安定収容することができる
環境保護にも適するコンパクトディスク収容ケースを提
供するものである。
であり、その目的とするところは、コンパクトディスク
収容ケースにおいて、収容面に描出された図柄等の視認
性に支障が全くなく、コンパクトディスクの全面を収容
部に直接接触させることなく安定収容することができる
環境保護にも適するコンパクトディスク収容ケースを提
供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるコンパクトディスク収容ケースは、本
体である台紙１の略全面にコンパクトディスクＣが収容
される略円形凹状収容部２が形成され、該円形凹状収容
部２の中央にコンパクトディスクＣ安定用の透明粘着シ
ート３が貼着されることを特徴とするものである。
に本発明におけるコンパクトディスク収容ケースは、本
体である台紙１の略全面にコンパクトディスクＣが収容
される略円形凹状収容部２が形成され、該円形凹状収容
部２の中央にコンパクトディスクＣ安定用の透明粘着シ
ート３が貼着されることを特徴とするものである。
【０００９】上記のように構成される本発明は、収容部
中央に粘着シートが貼着されるため、台紙に孔を穿設す
る必要がなく、収容部すなわち収容ケース内部に描出さ
れた図柄、文字等を部分的に欠落させることがない。
中央に粘着シートが貼着されるため、台紙に孔を穿設す
る必要がなく、収容部すなわち収容ケース内部に描出さ
れた図柄、文字等を部分的に欠落させることがない。
【００１０】また、貼着された粘着シートが、透明な素
材からなるものであるため、収容部に描出された図柄、
文字などの視認に何らの支障を生じさせることはない。
材からなるものであるため、収容部に描出された図柄、
文字などの視認に何らの支障を生じさせることはない。
【００１１】また、貼着されたシートの表面に粘着性が
あるため、コンパクトディスクが安定的に収容可能であ
ると共に、シートの厚さに対応しコンパクトディスクの
全面が収容部に直接接触することが回避することができ
る。
あるため、コンパクトディスクが安定的に収容可能であ
ると共に、シートの厚さに対応しコンパクトディスクの
全面が収容部に直接接触することが回避することができ
る。
【００１２】なお、請求項２に記載する粘着シートによ
れば、粘着シートの中央部に円形孔が設けられる輪状に
形成されるため、コンパクトディスクの安定的固定並び
に全面の収容部に対する直接的接触の回避を可能とした
うえ、穿設箇所における無用な粘つきを汚れなどの防止
することができる。
れば、粘着シートの中央部に円形孔が設けられる輪状に
形成されるため、コンパクトディスクの安定的固定並び
に全面の収容部に対する直接的接触の回避を可能とした
うえ、穿設箇所における無用な粘つきを汚れなどの防止
することができる。
【００１３】なお、請求項３に記載する粘着シートによ
れば、コンパクトディスクを汚しあるいは損傷させるこ
とがなく、繰り返し長期間使用することが可能となる。
また、粘着シートの厚みは、０．３から１ミリ以内を有
することにより、
れば、コンパクトディスクを汚しあるいは損傷させるこ
とがなく、繰り返し長期間使用することが可能となる。
また、粘着シートの厚みは、０．３から１ミリ以内を有
することにより、
【００１１】に記載するコンパクトディスクの全面の収
容部に直接接触することを回避することが可能となる。
容部に直接接触することを回避することが可能となる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。本体たる台紙１は、収容対象物であ
るコンパクトディスクＣを収容しうる正方形の形状の
他、数枚収容可能な折り畳み式のタイプなど、紙製故、
多様なバリエーションを有するものである。
に基づき説明する。本体たる台紙１は、収容対象物であ
るコンパクトディスクＣを収容しうる正方形の形状の
他、数枚収容可能な折り畳み式のタイプなど、紙製故、
多様なバリエーションを有するものである。
【００１５】台紙１表面部にはコンパクトディスクＣを
収容するための略円形凹状収容部２が形成される。凹状
収容部２は、コンパクトディスクＣに比し、極僅かに大
径を有する略円形状をなす。また、コンパクトディスク
Ｃの取り出しを容易するため、例えば外縁部の適宜箇所
に半円状の切り欠き部２Ａが設けられる。
収容するための略円形凹状収容部２が形成される。凹状
収容部２は、コンパクトディスクＣに比し、極僅かに大
径を有する略円形状をなす。また、コンパクトディスク
Ｃの取り出しを容易するため、例えば外縁部の適宜箇所
に半円状の切り欠き部２Ａが設けられる。
【００１６】凹状収容部の中央には、コンパクトディス
クを安定的に収容するために透明の粘着シートが貼着さ
れる。このように透明で粘着性の有するシートを貼着す
ることにより、以下の効果を生ずるものである。台紙表
面に直接粘着シートが貼着されているので、台紙に孔を
穿設する必要がなく、収容部に描出された図柄、文字な
どがその箇所において欠落することがない。また、透明
な素材からなるため、上記のように収容部に描出された
図柄等の視認性に何ら支障を及ぼすことがない。
クを安定的に収容するために透明の粘着シートが貼着さ
れる。このように透明で粘着性の有するシートを貼着す
ることにより、以下の効果を生ずるものである。台紙表
面に直接粘着シートが貼着されているので、台紙に孔を
穿設する必要がなく、収容部に描出された図柄、文字な
どがその箇所において欠落することがない。また、透明
な素材からなるため、上記のように収容部に描出された
図柄等の視認性に何ら支障を及ぼすことがない。
【００１７】さらに、表面に粘着性を有するので、コン
パクトディスクが安定的に収容されるとと共に、シート
の厚みに対応し、コンパクトディスクの全面が直接収容
部に接触することがない。コンパクトディスクの全面を
直接接触させることは、たとえ表面が滑らかな紙材であ
っても好ましくなく、僅かな損傷によってその品質を著
しく減じせしめうる音楽業界においては特にその要請は
強いものである。
パクトディスクが安定的に収容されるとと共に、シート
の厚みに対応し、コンパクトディスクの全面が直接収容
部に接触することがない。コンパクトディスクの全面を
直接接触させることは、たとえ表面が滑らかな紙材であ
っても好ましくなく、僅かな損傷によってその品質を著
しく減じせしめうる音楽業界においては特にその要請は
強いものである。
【００１８】なお、表面の粘着層は、貼着対象物に対し
粘着物を移行させないものとすることにより、コンパク
トディスクを汚すことや、損傷させることがなく、繰り
返し長期間の粘着性を保持することができる。むろん、
裏面の粘着層すなわち台紙との接着面は、強力な通常の
粘着性を備えるものである。
粘着物を移行させないものとすることにより、コンパク
トディスクを汚すことや、損傷させることがなく、繰り
返し長期間の粘着性を保持することができる。むろん、
裏面の粘着層すなわち台紙との接着面は、強力な通常の
粘着性を備えるものである。
【００１９】なお、図示はしないが、請求項２に記載さ
れるように、粘着シートの形状を輪状に形成することに
より、中央部の穿設箇所において、無用な粘つき、汚れ
を生ずることを回避することができる。
れるように、粘着シートの形状を輪状に形成することに
より、中央部の穿設箇所において、無用な粘つき、汚れ
を生ずることを回避することができる。
【００２０】粘着シートの厚みは、請求項３に記載の通
り、０．３ミリから１ミリ以内の構成をとることによ
り、コンパクトディスクの全面を収容部に直接接触させ
ることを回避することができる。
り、０．３ミリから１ミリ以内の構成をとることによ
り、コンパクトディスクの全面を収容部に直接接触させ
ることを回避することができる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されるの
で、以下に記載する効果を有するものである。コンパク
トディスク収容部中央に透明粘着シートが直接貼着され
るため、収容ケース内部に施された各種図柄、文字など
の視認性を何ら妨げることがなく、またコンパクトディ
スク全面を直接収容部と接触させることなく、コンパク
トディスクを安定的に収容することができるコンパクト
ディスク収容ケースを提供することが可能となる。
で、以下に記載する効果を有するものである。コンパク
トディスク収容部中央に透明粘着シートが直接貼着され
るため、収容ケース内部に施された各種図柄、文字など
の視認性を何ら妨げることがなく、またコンパクトディ
スク全面を直接収容部と接触させることなく、コンパク
トディスクを安定的に収容することができるコンパクト
ディスク収容ケースを提供することが可能となる。
【図１】本発明にかかる紙製コンパクトディスク収容ケ
ースの一実施例を示す平面図。
ースの一実施例を示す平面図。
【図２】本発明にかかる紙製コンパクトディスク収容ケ
ースの一実施例を示す側面図。
ースの一実施例を示す側面図。
【図３】本発明にかかる紙製コンパクトディスク収容ケ
ースの一実施例を示す断面側面図。
ースの一実施例を示す断面側面図。
【図４】本発明にかかる紙製コンパクトディスク収容ケ
ースの一実施例において、コンパクトディスクが収容し
た状態の収容部中心部を示す断面図。
ースの一実施例において、コンパクトディスクが収容し
た状態の収容部中心部を示す断面図。
１ 台紙 ２ 凹状収容部 ３ 透明粘着シート Ｃ コンパクトディスク
Claims (3)
- 【請求項１】紙製コンパクトディスク収容ケースにおい
て、本体の台紙１略全面にコンパクトディスクＣが収容
される略円形凹状収容部２が形成され、該凹状収容部２
中央にコンパクトディスク安定用の透明粘着シート３が
貼着されることを特徴とするコンパクトディスク収容ケ
ース。 - 【請求項２】コンパクトディスク安定用の透明粘着シー
ト３の形状が輪状に形成されることを特徴とする請求項
１に記載されるコンパクトディスク収容ケース。 - 【請求項３】コンパクトディスク安定用の透明粘着シー
ト３の表面の粘着層が、貼着対象物に対し粘着物質が移
行しない性質を有すると共に、該粘着シート３が０．３
ミリ〜１ミリの厚みを有することを特徴とする請求項１
又は請求項２に記載されるコンパクトディスク収容ケー
ス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11089544A JP3050229B1 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 紙製コンパクトディスク収容ケ―ス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11089544A JP3050229B1 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 紙製コンパクトディスク収容ケ―ス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3050229B1 true JP3050229B1 (ja) | 2000-06-12 |
| JP2000238880A JP2000238880A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=13973768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11089544A Expired - Lifetime JP3050229B1 (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 紙製コンパクトディスク収容ケ―ス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3050229B1 (ja) |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP11089544A patent/JP3050229B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000238880A (ja) | 2000-09-05 |
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