JP3050200U - 履き物の中敷き - Google Patents

履き物の中敷き

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JP3050200U
JP3050200U JP1997011317U JP1131797U JP3050200U JP 3050200 U JP3050200 U JP 3050200U JP 1997011317 U JP1997011317 U JP 1997011317U JP 1131797 U JP1131797 U JP 1131797U JP 3050200 U JP3050200 U JP 3050200U
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footwear
insole
rubber material
foot
plate
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JP1997011317U
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Inventor
守 竹重
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東邦ラス工業株式会社
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁力線による血行促進を図るとともに、様々
な足形の履き物に対応することができる。 【解決手段】 磁性を有するフェライトと軟質の合成樹
脂とを混合して成るラバー材21と、このラバー材21
の表面に接合された金属板22とからなる接合板20
を、履き物Sの幅方向に伸縮可能に網状に形成して成る
履き物の中敷き。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、履き物の中敷き、特に磁力線による血行促進を目的として磁性体 を材料として用いたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の履き物の中敷きとしては、磁性体にゴム類や合成樹脂類などの 可撓性を有する材料を混ぜ合わせて形成した薄板状のものを、様々な形の履き物 の内部に対応できるように、略足形にカットしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の履き物の中敷きでは、様々な履き物の内部に対応でき るように、略足形に形成されていることから、通常の足形に比較して幅が極端に 狭い部分や極端に広い部分を有する履き物に対しては、可撓性を有するというも のの、極端な形の履き物の内部に対応することはできず、中敷きが届かなかった り、余ってしまうこととなり、中敷きを履き物の内部に敷いた状態で履き物を履 くと、履いた者が違和感を覚えるといった問題点があった。
【0004】 また、従来の中敷きでは、単に薄板状に成形されていることから、中敷きを敷 いた状態で履き物を履いて歩行すると、中敷きの表面で、足が履き物の中で滑っ てしまうといった問題点があった。 そこで、請求項1及び2記載の履き物の中敷きは、上記した従来の技術の有す る問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、磁力線による 血行促進を図るとともに、様々な足形の履き物に対応することができる履き物の 中敷きを提供しようとするものである。
【0005】 これに加え、請求項2記載の履き物の中敷きは、足が靴の中の中敷きの表面で 滑らない履き物の中敷きを提供しようとするものである。 さらに、請求項3記載の履き物の中敷きは、防臭効果のある靴の中敷きを提供 しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した目的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面 に示した実施例を用いて説明する。 請求項1記載の履き物の中敷きは、磁性を有するフェライトと軟質の合成樹脂 とを混合して成るラバー材(21)と、このラバー材(21)の表面に接合された金属板 (22)とからなる接合板(20)を、履き物(S)の幅方向に伸縮可能に網状に形成して 成ることを特徴とする。
【0007】 したがって、請求項1記載の履き物の中敷きによれば、ラバー材(21)がフェラ イトと合成樹脂とを混合して形成されていることから、中敷き(10)を敷いた履き 物を履くと、履いた足の血行を促進する。 また、接合板(20)は、幅方向に伸縮可能な網状に形成されているので、履き物 の内部の幅の広い部分は網目(41)を広げることで対応することができ、幅の狭い 部分については、網目(41)を狭めることで対応することができる。
【0008】 さらに、ラバー材(21)の表面には、金属板(22)が接合されているので、この金 属板(22)がラバー材(21)を補強することから、網目(41)を広げてもラバー材(21) が簡単に切れることがない。 加えて、中敷き(10)を敷いて履き物(S)を履いた状態では、網目(41)の内部に は、履き物(S)の内底と足の裏とに挟まれた空気の層ができるので、履き物(S)の 底に伝わった歩行面からの冷たさが、空気の層に阻まれて、足に直接伝わらない ことから、足を暖かく保つことができる。
【0009】 請求項2記載の履き物の中敷きは、上記した請求項1記載の特徴点に加え、金 属板(22)の表面に、植毛(23)を設けていることを特徴とする。 したがって、請求項2記載の履き物の中敷きによれば、金属板(22)の表面に植 毛(23)を設けているので、中敷き(10)の表面で足が滑ったりせず、また、履き物 (S)の内部との関係では、履き物(S)の中敷き(10)が靴の内部でずれたりしない。
【0010】 請求項3記載の履き物の中敷きは、上記した請求項2記載の特徴点に加え、植 毛(23)には抗菌処理を施していることを特徴とする。 したがって、請求項3記載の履き物の中敷きによれば、植毛(23)が抗菌加工を 施されているので、足の臭いやカビが生じるのを防止することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
図1〜3は、本考案の実施の形態の一例を示すものであり、図1は幅の狭い履 き物の中に挿入した中敷きの斜視図、図2は中敷きの断面図、図3は幅の狭い履 き物に挿入した中敷きの斜視図を各々示す。 図1中、10は、履き物の中敷きを示すものであり、この履き物の中敷き10は、 履き物Sの内部に敷かれるものであって、人の足形にカットされた薄板状の接合 板20と、この接合板20の外周縁を覆う縁部材30とを備えている。
【0012】 前記接合板20は、図2に示すように、その中心には、合成ゴムと磁性を有する フェライトとを所定の割合で混合したラバー材21が形成されている。 このため、中敷き10を敷いた履き物Sを履くと、ラバー材21の磁性体が足に作 用して足の血行を向上させることができる。 また、このラバー材21の表裏面には、図2に示すように、前記ラバー材21より も薄い板状の金属板22,22が接合され、前記両金属板22,22の各々表面には、植毛 23が設けられている。
【0013】 このため、履き物の中敷き10と足とが履き物Sの中で滑ってしまったり、履き 物Sの中で履き物の中敷き10がずれてしまうようなことがない。 また、前記接合板20には、図1に示すように、長さ方向に所定の長さだけ延び た複数の切れ目40が形成されている。 そして、前記各切れ目40・・は、図1に示すように、長さ方向に所定の間隔を 介して直線上に配列されるとともに、幅方向にも所定の間隔を介して複数列配列 されている。また、隣り合う列の切れ目40は互いに切れ目の長さの約半分だけ長 さ方向にずれて配列されている。
【0014】 したがって、上記の切れ目が接合板の全面に亘って形成されることで、接合板 が網目41が形成されることとなる。 さらに、この網目41の中には、図1,3に示すように、履き物Sの中底と足との 間に挟まれた空気の層が形成されることから、断熱効果にとみ、地面の冷たさを 直接伝えず、足を暖かく保つことができる。
【0015】 前記ラバー材21は、磁性を有するフェライトと、ゴム、合成ゴム、プラスチッ クなどの合成樹脂とを混合して形成されており、フェライトと合成樹脂との割合 は、例えば1:9となっている。 前記両金属板22,22は、前記ラバー材21の表面又は裏面に、例えば接着剤を介 して接合されている。
【0016】 このため、金属板22,22がラバー材21を補強することができるので、金属板22, 22を接合しない場合に比較して、曲げや延びに強くなっていることから、長期間 使用しても接合板20が切れてしまったり、折れ曲がったままになってしまうこと がない。 前記植毛23は、抗菌性を備えた材料を用いるために、臭いを発生したりカビが 生えたりすることがない。
【0017】 また、この植毛23は、例えば予め接着剤を塗布しておいた金属板の表面に、吹 き付けによって形成されている。 つぎに、上記構成を備えた履き物の中敷きの使用方法について概説する。 中敷きを使用するには、履き物Sの内部に敷けばよく、例えば履き物Sの内部の 幅が、図1に示すように、比較的狭い場合には、各切れ目40・・・はあまり拡開 せずにほとんど網目41・・が見えない状態となる。これに対して、履き物Sの内 部が、図3に示すように、比較的広い場合には、各切れ目・・は、図1に示す状 態よりも拡開して網目41・・が見える状態となる。
【0018】 このように、切れ目40が拡開して網目41の大きさが変化することで、様々なサ イズの履き物Sに対応することができる。 また、切れ目40が拡開するのは幅方向に限られており、長さ方向へは拡開しな いことから、足が履き物Sの中で滑ることもない。 なお、上記の実施の形態の一例では、金属板22,22は、ラバー材21の表裏面に それぞれ接合されていると説明したが、異なる実施の形態の一例では、ラバー材 21の表裏面のいずれか一方の面に接合されているものであってもよい。
【0019】 また、上記の実施の形態の一例では、植毛23は、先に説明した金属板22,22の 表面に設けられていると説明したが、金属板22がラバー材22の表裏面のいずれか 一方にのみ、設けられているときには、いずれか一方に接合された金属板22の表 面に設けてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を 奏する。 請求項1記載の履き物の中敷きによれば、磁力線による血行促進を図るととも に、様々な足形の履き物に対応することができる履き物の中敷きを提供すること ができる。
【0021】 これに加え、請求項2記載の履き物の中敷きによれば、足が靴の中の中敷きの 表面で滑らない履き物の中敷き を提供することができる。 さらに、請求項3記載の履き物の中敷きによれば、防臭効果のある靴の中敷き
【図面の簡単な説明】
【図1】幅の狭い履き物の中に挿入した中敷きの斜視図
である。
【図2】中敷きの断面図である。
【図3】幅の狭い履き物の中に挿入した中敷きの斜視図
である。
【符号の説明】
10 中敷き 20 接合板 21 ラバー材 22 金属板 23 植毛 30 縁部材 40 切れ目 41 網目 S 履き物

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性を有するフェライトと軟質の合成樹
    脂とを混合して成るラバー材と、このラバー材の表面に
    接合された金属板とからなる接合板を、履き物の幅方向
    に伸縮可能に網状に形成して成ることを特徴とする履き
    物の中敷き。
  2. 【請求項2】 金属板の表面に、植毛を設けていること
    を特徴とする請求項1記載の履き物の中敷き。
  3. 【請求項3】 植毛には抗菌処理を施していることを特
    徴とする請求項2記載の履き物の中敷き。
JP1997011317U 1997-12-26 1997-12-26 履き物の中敷き Expired - Lifetime JP3050200U (ja)

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