JP3050159B2 - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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JP3050159B2
JP3050159B2 JP9080995A JP8099597A JP3050159B2 JP 3050159 B2 JP3050159 B2 JP 3050159B2 JP 9080995 A JP9080995 A JP 9080995A JP 8099597 A JP8099597 A JP 8099597A JP 3050159 B2 JP3050159 B2 JP 3050159B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異なる色の
材料を使用して印刷を行うプリンタシステムに関し、特
に印刷時の色の最適化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多色印刷を行う際に、光セン
サによって印刷される用紙の色調を取得し、既に色補正
や拡大・縮小などの処理を施したデータに用紙の色調に
応じて色材の配分方法をプリンタ装置内部で修正し、印
刷を行う手法が開示されている(例えば、特開平2−1
351号公報)。
【0003】また、カラー印写装置において、図4に示
すように、被印写体の色を光の反射によって取得し、
R,G,Bの入力信号に補正をかけてY,M,Cに変換
することで用紙の地色が強調されることなく原画の色を
再現する手法が開示されている(例えば、特開昭60−
167571号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
手法では、中間色のきめ細かい部分での色調整ができな
い、という不都合があった。すなわち、インクジェット
方式のプリンタ装置では、熱転写方式などと異なり、1
ドットあたりでの階調表現に制限があり、このた め、少
ない階調で多色を表現するために隣接するドットの階調
を変化させるディザという手法を用いて中間色を表現し
ている。そして、ホストコンピュータから既に送信され
た印刷データはこのディザ処理が行われており、このデ
ィザ処理後のドット単位の色に対して用紙の地色に関す
る処理を行うと、中間色を再現良く印刷することができ
ない、という不都合があった。
【0005】さらに、従来の技術では、色材の配分の修
正計算をプリンタ装置で行っていたため、高速なF/W
及び大容量のメモリが必要となる、という不都合があっ
た。すると、一般的な用紙しか使用しないユーザにとっ
ては必要のないハードウエア資源を一般的にプリンタ装
置に設置しなければならない。
【0006】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、印刷装置のハードウエアによらず、印刷
される用紙の色に応じてより細かい色調整の最適化を実
現することを、その目的とする。また、プリンタ装置に
装備されるCPU・メモリなどの容量削減を行うことで
プリンタ装置のコスト削減をすることをも、その目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、画
像データを作成するアプリケーションと、このアプリケ
ーションから出力された画像データを印刷データに変換
するプリンタドライバとを有する画像作成装置を備える
と共に、この画像作成装置から出力される印刷データを
印刷するプリンタ装置を備えている。しかも、プリンタ
装置が、当該プリンタ装置に装着された記録用紙の色を
検出する記録用紙色検出部と、この記録用紙色検出部に
よって検出された記録用紙の色情報をプリンタドライバ
に送信する色情報送信部とを備えている。さらに、プリ
ンタドライバが、色情報送信部から送信された記録用紙
の色情報に基づいてアプリケーションから出力された画
像データの色調を補正する色調補正部を備えると共に、
当該プリンタドライバは、この色調補正部によって色調
が補正された画像データを印刷データに変換する機 能を
備えた、という構成を採っている。これにより前述した
目的を達成しようとするものである。
【0008】記録用紙色検出部は、プリンタ装置に装着
された記録用紙の表面の色を検出する。すると、色情報
送信部は、この色情報をプリンタドライバに送信する。
プリンタドライバは、この色情報に基づいて、アプリケ
ーションから出力される画像データの色調を補正する。
このため、プリンタ装置の解像度や線数に応じて画像デ
ータを変換する前に、プリンタ装置に装着した記録用紙
の色に応じた色調の変更が行われる。この色調の変更を
行った後にプリンタ装置のハードウエアに応じた変換を
行うことで、従来と比較して中間の階調の表現がより豊
かとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態の構成
について図面を参照して詳細に説明する。図1に示すよ
うに、本実施形態によるプリンタシステムは、画像デー
タを作成するアプリケーションと、このアプリケーショ
ンから出力された画像データを印刷データに変換するプ
リンタドライバ4とを有する画像作成装置(ホストコン
ピュータ)1を備えると共に、このホストコンピュータ
1から出力される印刷データを印刷するプリンタ装置2
を備えている。
【0010】しかも、プリンタ装置2は、当該プリンタ
装置2に装着された記録用紙の色を検出する記録用紙色
検出部(用紙色検出用センサ)10と、この記録用紙色
検出部によって検出された記録用紙の色情報をプリンタ
ドライバ4に送信する色情報送信部とを備えている。こ
の色情報送信部は、双方向対応インタフェース7とCP
U8とにより実現する。
【0011】さらに、プリンタドライバ4が、色情報送
信部から送信された記録用紙の色情報に基づいてアプリ
ケーションから出力された画像データの色調を補正する
色調補正部4aを備えている。
【0012】本実施形態では、色調補正部4aが、画像
データの色調を色情報に基づいて補正し、さらに、プリ
ンタドライバ4が、この色補正後の画像データを印刷デ
ータに変換するため、プリンタ装置2の解像度や線数で
の最良の印刷を行うための変換処理を行う前に記録用紙
の色に基づいた色調の補正を行うことができる。このた
め、プリンタ装置2側で印刷データの色調を補正する場
合と比較して、中間調の表現をより再現性よくおこなう
ことができる。しかも、この色補正をプリンタドライバ
4で行うため、このような色変換に必要な高速な演算装
置や大容量のメモリをプリンタ装置2に設置する必要が
なくなり、画像作成を行うホストコンピュータ1であれ
ば一般に有している高速な演算装置と大容量のメモリと
を利用して色補正を実現することができる。
【0013】また、ある実施形態では、プリンタドライ
バ4が、アプリケーションからカラーの画像データを受
信したときに記録用紙色検出部10を動作させる制御を
する印刷実行時検出機能を備える。これにより、印刷す
る記録用紙の色を印刷しようとするときに確実に知るこ
とができる。
【0014】さらに、他の実施形態では、色調補正部4
aが、色情報送信部から送信された色情報に基づいて通
常の色から当該色情報による色調分を削減する色との対
応表である色変換テーブルを生成する色変換テーブル生
成機能と、この色変換テーブル生成機能によって生成さ
れた色変換テーブルに基づいてアプリケーションから出
力される画像データの色調を補正するテーブル使用変換
機能とを備える。これにより、画像データの色調の変換
を確実に行うことができる。
【0015】この色変換テーブルを用いる例では、プリ
ンタドライバ4が、色調補正部4aによって色変換テー
ブルが生成されたときに当該色変換テーブルと当該色変
換テーブルに対応した色情報とを記憶する色変換テーブ
ル記憶部と、色情報送信部から色情報が送信されたとき
に当該色変換テーブル記憶部から当該色情報を検索する
と共に当該色情報がなかった場合に色変換テーブル生成
機能を動作させ当該色情報があった場合には当該色情報
に対応した色変換テーブルを再利用させる色変換テーブ
ル再利用機能とを備えるとよい。これにより、一旦生成
した色変換テーブルを再利用することができ、すると、
印刷データへの変換処理を高速に行うことができる。
【0016】また、他の実施形態では、プリンタドライ
バ4が、アプリケーションから画像データが出力された
場合に色調補正部にって当該画像データの色調が補正さ
れた後に当該補正後の画像データに対してディザ処理を
行うディザ処理部を備える。ディザ処理を行う前に用紙
の色に応じた色調の補正を行うため、中間色の表現力を
より向上させることができる。
【0017】これを詳細に説明する。
【0018】図1に示すように、本発明の最良の実施形
態は画像作成装置(ホストコンピュータ)1と、このホ
ストコンピュータ1とプリンタケーブル3によって接続
されたプリンタ装置2とを備える。画像作成装置1とプ
リンタ装置2を接続する形態としては、プリンタケーブ
ル3の他にネットワークケーブルやIrDAなどの赤外
線通信による接続があるが、ここではプリンタケーブル
を例に説明する。プリンタ装置2は画像作成装置1と双
方向通信を実現するための双方向対応インタフェース7
と、用紙の色の検出を行うためのセンサ10を備えてい
る。
【0019】一方、画像作成装置1にもプリンタ装置2
と同様の双方向通信を実現するための双方向対応インタ
フェース6を備えている。さらに画像作成装置1には印
刷データの作成を行うためのプリンタドライバ4を備え
ている。このプリンタドライバには印刷時の色の決定を
行う色変換テーブルを含んでいるものとする。
【0020】図1に示す例では、用紙の色の検出をプリ
ンタ装置に装備されている色センサによって行ってい
る。また、双方向通信可能なインタフェースを使用する
ことによって、色情報を画像作成装置に送信することが
できる。これにより、色情報を画像作成装置での印刷デ
ータ作成前に得ることが可能となるため、用紙の色情報
を元にした印刷データの作成が可能となり、最適な色調
整を施した印刷データをプリンタ装置に送信することが
可能となる。
【0021】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図2を参照して説明する。
【0022】画像作成装置1から印刷が実行されたとき
(S11)、プリンタドライバは双方向通信可能なイン
タフェース6,7を通じてプリンタ装置固有のIDを取
得して、現在接続されているプリンタの確認を行う(S
12)。プリンタ装置2が不適合だった場合には、プリ
ンタドライバ4が印刷の中止を促すメッセージを画像作
成装置1のモニタ上に表示する(S13)。接続されて
いるプリンタ装置が適合することが確認された場合に、
プリンタドライバはプリンタ装置に用紙の色を取得する
コマンドを送信する(S14)。
【0023】プリンタ装置はそのコマンドを受けて、用
紙吸入口付近に装備されているセンサを使用して用紙の
色の検出を行う(S15)。プリンタ装置に送信される
コマンドは印刷実行時に送信される各種コマンドとは違
うものとすることで、本コマンドが送信された場合にプ
リンタ装置が誤動作することを防止している。
【0024】次にプリンタ装置から、取得した用紙の色
情報を双方向通信可能なインタフェースを通じて画像作
成装置に送信する(S16)。プリンタドライバは既に
登録されている色情報テーブルの中から今回取得した色
情報と合致するものを検索する(S17)。この色情報
テーブルは、画像データを記録用紙の色情報に応じて変
換るためのテーブルである。
【0025】検索の結果、もし合致するものが無い場合
は新規に色情報テーブルを作成し保存する(S18)。
色情報を保存している理由は、次回に今回と同色の用紙
を使用した場合に計算処理を高速化するためである。よ
って画像作成装置に色情報を保存するだけの十分な空き
容量が無い場合は無理に保存しない。ただしこの場合は
次回に今回と同色の用紙を使用した場合、色情報を保存
した場合に比べ計算処理が遅くなる。
【0026】その後、今回の色情報テーブルを計算に用
いて記録用紙の色に応じた最適な色の補正を行い、この
色補正の後に、画像データを印刷データに変換する(S
19)。次いで、作成した印刷データをプリンタ装置に
送信し(S20)、印刷の実行を行う(S21)。
【0027】上述したように本実施形態によると、印刷
データ作成前に用紙の色情報を使用することができるた
め、印刷データ作成段階で1ドットでは表現しにくい色
も最適化できるため、従来の手法と比較して印刷時の中
間色の表現をより最適化することができる。
【0028】さらに、用紙の色にあわせた色の修正計算
を画像作成装置で行うことにより、プリンタ装置として
は指定された色を印刷することができる最低限の構成と
することができるため、プリンタ装置に高速なF/Wや
大容量のメモリが必要ないということである。これによ
り、プリンタ装置の製造コストを下げることができるよ
うになる。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例の構成について図面を
参照して詳細に説明する。本実施例では、用紙の色を識
別するセンサ10として、例えば光源があり、用紙に対
して光を放ったとき、光の反射によってR,G,Bの各
3原色に分けて色を識別することができる構造を取る。
このため、色情報は、RGBで表される。
【0030】プリンタドライバ4は、印刷時の色の決定
を行う色変換テーブルを含む。例えば、画像データがR
GBのときにCMYKに変換するためのテーブルであ
る。さらに、本実施例では、アプリケーションは、画像
データをRGBで作成する。従って、色調補正部は、セ
ンサ10からのRGBによる色情報に基づいて、RGB
による画像データの色調から用紙色分のRGB成分を削
減する。その後、プリンタドライバ4は、RGBをCM
YKに変換する。本実施例では、RGBでの色調の調整
をした後にCMYKに変換するため、中間調の表現が豊
かになる。
【0031】また、計算などの負荷の大半は画像作成装
置1にかかるため、プリンタ装置2に備えられているC
PU8はそれほど高速でない、安価な16ビットのチッ
プでも十分である。
【0032】次に、本発明の実施例の動作について、図
2を参照して詳細に説明する。画像作成装置から印刷が
実行されたとき(S11)、プリンタドライバは双方向
通信可能なインタフェースを通じてプリンタ装置固有の
Device−IDを取得して、現在接続されているプ
リンタの確認を行う(S12)。Device−IDは
プリンタ装置のF/Wに書き込まれているものであり、
プリンタドライバはDevice−ID取得用のコマン
ドを使用して取得する。Device−IDにはプリン
タメーカ名、プリンタ名など、プリンタ装置固有の情報
が含まれている。
【0033】取得したDevice−IDの情報を照合
し、もしプリンタ装置が不適合だった場合は、プリンタ
ドライバが印刷の中止を促す警告メッセージを画像作成
装置のモニタ上に表示する(S13)。接続されている
プリンタ装置が適合することが確認された場合に限り、
プリンタドライバはプリンタ装置に用紙の色を取得する
コマンドを送信する(S14)。
【0034】プリンタ装置はそのコマンドを受けて、用
紙吸入口付近に装備されているセンサを使用して用紙の
色の検出を行う(S15)。この用紙色を取得するため
にプリンタ装置に送信されるコマンドは印刷実行時に送
信される描画もしくは制御の各種コマンドとは違うもの
とする。こうすることで本コマンドが送信された場合に
プリンタ装置が誤動作することを防ぐ。
【0035】次にプリンタ装置から、取得した用紙の色
情報を双方向通信可能なインタフェースを通じて画像作
成装置に送信する(S16)。プリンタドライバは既に
登録されている色情報テーブルの中から今回取得した色
情報と合致するものを検索する(S17)。検索の結
果、もし合致するものが無い場合は新規に色情報テーブ
ルを作成し保存する(S18)。
【0036】また、色情報テーブルを保存する場所とし
ては画像作成装置に付いているハードディスクやフラッ
シュメモリなど、画像作成装置本体の電源を切断しても
記憶が消去されないような記憶装置が望ましい。色情報
を保存している理由は、次回に今回と同色の用紙を使用
した場合に計算処理を高速化するためである。よって画
像作成装置に色情報を保存するだけの十分な空き容量が
無い場合は無理に保存しない。ただしこの場合は次回に
今回と同色の用紙を使用した場合、色情報を保存した場
合に比べ計算処理が遅くなる。逆に十分な空き容量があ
る場合、あらかじめプリンタドライバが持っている数種
類の色情報テーブルに加えて多種の色情報テーブルを用
意し、画像作成装置にコピーを行うことで印刷対象の用
紙が変更された場合でも、かなり高い確率で複雑な計算
を行うことなく既存の色情報テーブルを使用することが
できる。すなわち印刷データ作成にかかる時間を短縮す
ることができる。
【0037】その後、今回の色情報テーブルを計算に用
いて最適な色変換を行い、印刷データの作成を行う(S
19)。作成した印刷データをプリンタ装置に送信し
(S20)、印刷の実行を行う(S21)。
【0038】
【発明の他の実施の形態】次に、本発明の第2の実施の
変形例として、図3に示すような画像作成装置22また
はプリンタ装置23のいずれかまたは両方が双方向通信
可能なインタフェースを備えていない場合について説明
する。このような実施形態の場合、プリンタ装置23に
備えられているセンサ30によって取得した用紙情報を
画像作成装置側のプリンタドライバ23は取得すること
ができない。よって、画像作成装置で印刷を開始したと
き、プリンタドライバは画像作成装置22とプリンタ装
置23が双方向通信可能かどうかを調べ、不可能であっ
た場合は画像作成装置22のモニタ26にユーザに用紙
の色を手動で入れるように促すメッセージを表示し、キ
ーボードやマウスなどの入力装置27から入力させる。
一般的に印刷用紙の色をユーザの目によって数百・数千
段階に設定することは不可能であるため、数段階の色指
定が行えるようにしておく。
【0039】このように画像作成装置22とプリンタ装
置23が双方向通信不可能な場合はプリンタ装置23に
セットされている用紙の色に最適な色変換は行えない
が、むしろ数段階分の色変換テーブルを使用するだけな
ので、時間のかかる計算を済ませたテーブルを用意すれ
ばプリンタドライバ25で処理する計算時間が大幅に短
縮することができるようになる。
【0040】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、記録用紙色検出部が、プリンタ装
置に装着された記録用紙の表面の色を検出し、色情報送
信部は、この色情報をプリンタドライバに送信するた
め、プリンタドライバは、この色情報に基づいて、アプ
リケーションから出力される画像データの色調を補正
し、その後に印刷データへ変換することができ、このた
め、プリンタ装置の解像度や線数に応じて画像データを
印刷データに変換する前に、プリンタ装置に装着した記
録用紙の色に応じた色調の変更を行うことができ、この
ため、中間調の再現性が高まり色彩表現を最適化するこ
とができる従来にない優れたプリンタシステムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示した構成による動作例を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の他の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図4】従来の技術を示す動作例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像作成装置(ホストコンピュータ) 2 プリンタ装置 3 プリンタケーブル 4 プリンタドライバ 4a 色調補正部 5 CPU(画像作成装置側) 6 双方向対応インタフェース(画像作成装置側) 7 双方向対応インタフェース(プリンタ装置側) 8 CPU(プリンタ装置側) 9 ROM 10 用紙色検出用センサ 22 画像作成装置(ホストコンピュータ) 23 プリンタ装置 24 プリンタケーブル(片方向) 25 プリンタドライバ 26 モニタ 27 入力装置 28 片方向インタフェース(画像作成装置側) 29 片方向インタフェース(プリンタ装置側) 30 用紙色検出用センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/525 B41J 21/00 B41J 29/38 G06F 3/12 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを作成するアプリケーション
    と、このアプリケーションから出力された画像データを
    印刷データに変換するプリンタドライバとを有する画像
    作成装置を備えると共に、この画像作成装置から出力さ
    れる前記印刷データを印刷するプリンタ装置を備えたプ
    リンタシステムにおいて、 前記プリンタ装置が、当該プリンタ装置に装着された記
    録用紙の色を検出する記録用紙色検出部と、この記録用
    紙色検出部によって検出された前記記録用紙の色情報を
    前記プリンタドライバに送信する色情報送信部とを備
    え、 前記プリンタドライバが、前記色情報送信部から送信さ
    れた記録用紙の色情報に基づいて前記アプリケーション
    から出力された画像データの色調を補正する色調補正部
    を備えると共に、当該プリンタドライバは、この色調補
    正部によって色調が補正された画像データを印刷データ
    に変換する機能を備えたことを特徴とするプリンタシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記プリンタドライバが、前記アプリケ
    ーションからカラー画像データを受信したときに前記記
    録用紙色検出部を動作させる制御をする印刷実行時検出
    機能を備えたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ
    システム。
  3. 【請求項3】 前記色調補正部が、前記色情報送信部か
    ら送信された色情報に基づいて通常の色から当該色情報
    による色調分を削減する色との対応表である色変換テー
    ブルを生成する色変換テーブル生成機能と、この色変換
    テーブル生成機能によって生成された色変換テーブルに
    基づいて前記アプリケーションから出力される画像デー
    タの色調を補正するテーブル使用変換機能とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプリンタシステム。
  4. 【請求項4】 前記プリンタドライバが、前記色調補正
    部によって前記色変換テーブルが生成されたときに当該
    色変換テーブルと当該色変換テーブルに対応した色情報
    とを不揮発的に記憶する色変換テーブル記憶部と、前記
    色情報送信部から色情報が送信されたときに当該色変換
    テーブル記憶部から当該色情報を検索すると共に当該色
    情報がなかった場合に前記色変換テーブル生成機能を動
    作させ当該色情報があった場合には当該色情報に対応し
    た色変換テーブルを再利用させる色変換テーブル再利用
    機能とを備えたことを特徴とする請求項1記載のプリン
    タシステム。
  5. 【請求項5】 前記プリンタドライバが、前記アプリケ
    ーションから画像データが出力された場合に前記色調補
    正部にって当該画像データの色調が補正された後に当該
    補正後の画像データに対してディザ処理を行うディザ処
    理部を備えたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ
    システム。
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