JP3050070U - 2線式ビデオフォーン - Google Patents

2線式ビデオフォーン

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JP3050070U
JP3050070U JP1997011634U JP1163497U JP3050070U JP 3050070 U JP3050070 U JP 3050070U JP 1997011634 U JP1997011634 U JP 1997011634U JP 1163497 U JP1163497 U JP 1163497U JP 3050070 U JP3050070 U JP 3050070U
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JP
Japan
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frequency
video phone
circuit
tuning circuit
receiver
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Application number
JP1997011634U
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English (en)
Inventor
民洙 金
Original Assignee
韓国通信株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で値段が安く、誤動作がなく安定
的に周波数を変換できる周波数変換機能を有するビデオ
フォーンを提供する。 【解決手段】 同調回路2と、同調回路2から出力され
る発振周波数をバッファリングするためのバッファ部4
と、バッファ部4を通過した信号を増幅して出力するた
めの増幅部5と、周波数を変換させるための周波数変換
回路1と、周波数変換回路1を制御するためのマイクロ
プロセッサ3とを複数のビデオフォーンの送信機および
受信機に各々設け、通常の送受信時には、同調回路2に
より送信機の周波数を第1周波数に維持すると共に受信
機の周波数を第2周波数に維持し、周波数の変換が必要
な場合には、マイクロプロセッサ3の制御信号に基づい
て周波数変換回路1を動作させることによって、送信機
の周波数を第2周波数に変換すると共に受信機の周波数
を第1周波数に変換する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、2線式ビデオフォーンに関し、特に、ビデオフォーンの間の通話の ために送信および受信周波数を変換させる回路をICおよびマイクロプロセッサ を利用して簡単に構成した変換機能を有する2線式ビデオフォーンに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来の2線式ビデオフォーンは、音声および画像信号を転送するために信号を FM方式に変調して送受信を行なうようにしている。また、送信信号と受信信号 とを分離するためにFDM(Frequency Division Multiplexing)方式を使用して いる。すなわち、ビデオフォーンは、周波数(A)で信号を送信し、カメラは周 波数(A)で信号を受信する。逆に、カメラは周波数(B)で信号を送信し、ビ デオフォーンは周波数(B)で信号を受信する。これによって、両信号の間の周 波数干渉を起こさずに通話ができるようにしている。
【0003】 しかし、このような方式を使用する2線式ビデオフォーンにおいては、ビデオ フォーン同士で通話をしようとする場合には、互いに同一の周波数で送信および 受信することになって通話ができないという問題点がある。したがって、一方の 送受信周波数を互いに交換する必要があり、このような問題点を解決するために 従来においては、複数(送信しようとする側の数だけ)の発振器を備え、信号を 送る側から手動で送受信周波数を変更するか、リレーなどを利用して周波数を変 更するなどの方式を採用しているのが実状である。
【0004】
【考案が解決しようとする技術的課題】
しかしながら、送受信周波数を交換するために従来使用された技術は、既述の 如く発振器を複数個備えなければならないので費用が嵩むこととなる上に、使用 者が手動で周波数を変換して送信しなければならないという操作上の不便さがあ る。また、手動による切換および機械的な駆動を利用して周波数の変換をするよ うにしているので、誤動作の発生のおそれがある。
【0005】 本考案は、上述した従来の技術の問題点を解決するためになされたものであっ て、その目的は、ICチップおよびマイクロプロセッサを利用して簡単な回路を 具現することによって、簡単な構成で値段が安く、誤動作がなく安定的に周波数 を変換できる周波数変換機能を有するビデオフォーンを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明においては、発振器と中間周波変成器と キャパシタンスとから成る同調回路と、前記同調回路から出力される発振周波数 をバッファリングするためのバッファ部と、前記バッファ部を通過した信号を増 幅して出力するための増幅部と、トランジスタとキャパシタンスとを有し、周波 数を変換させるための周波数変換回路と、前記周波数変換回路を制御するための マイクロプロセッサとを複数のビデオフォーンの送信機および受信機に各々設け 、通常の送受信時には、前記同調回路により送信機の周波数を第1周波数に維持 すると共に受信機の周波数を第2周波数に維持し、周波数の変換が必要な場合に は、マイクロプロセッサの制御信号に基づいて前記周波数変換回路を動作させる ことによって、送信機の周波数を第2周波数に変換すると共に受信機の周波数を 第1周波数に変換するように構成している。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
【0008】 図1は本考案の一実施形態に係る2線式ビデオフォーンの構成を示すものであ る。この2線式ビデオフォーンは、図1に示すように、複数のビデオフォーンの 送信および受信側に配設される発振器,中間周波変成器(IFT (Intermediate Frequency Transformer) )およびキャパシタンスから成る同調回路2と、この 同調回路2より発振される周波数をバッファリングするためのバッファ部4と、 このバッファ部4を通過した信号を増幅して出力するための増幅部5と、トラン ジスタおよびキャパシタンスを有し、周波数を変換するための周波数変換回路1 と、この周波数変換回路1を制御するためのマイクロプロセッサ3とをそれぞれ 具備している。かくして、本実施形態の2線式ビデオフォーンにあっては、通常 の送受信時には、同調回路2により送信機の周波数を第1周波数に維持すると共 に受信機の周波数を第2周波数に維持し、周波数の変換が必要な場合には、マイ クロプロセッサ3からの制御信号に基づいて周波数変換回路1を動作させること によって送信機の周波数を第2周波数に変換すると共に受信機の周波数を第1周 波数に変換する構成となされている。
【0009】 図2は上述の同調回路2の一実施例を示し、図3は上述の周波数変換回路1の 一実施例を示している。図2および図3に示した構成は、各ビデオフォーンの送 信機および受信機にそれぞれ設けられる。なお、同調回路2の中間周波変成器6 の周辺回路、すなわち、同調回路2のキャパシタンスC2,C3や周波数変換回 路)は、構成が簡単なものであり、ICチップ(IC回路)にて簡単に構成する ことが可能なものである。
【0010】 以下、図2及び図3を参照して本実施形態の2線式ビデオフォーンの構成及び 作用を詳細に説明する。図2に示すように、中間周波変成器(IFT)6と、キ ャパシタンス(C2,C3)と、発振器7とで同調回路2が構成されており、こ の同調回路2から発振周波数が出力される。発振周波数は、通常の使用の際、す なわち、カメラとビデオフォーンとの間の送受信時には、ビデオフォーンの送信 周波数が例えば5.5MHzに維持され、ビデオフォーンの受信周波数が例えば 4.5MHzに維持されるようになっている。一方、カメラの受信周波数と送信 周波数は、ビデオフォーンとの送受信のために各々4.5MHzと5.5MHz に維持されるようになっている。
【0011】 同調回路2から出力された発振周波数は、バッファ部4においてバッファリン グされた後、増幅部5において増幅されて出力部(変調器/復調器)に出力され る。
【0012】 この場合、キャパシタンス(C2,C3)の容量値と中間周波変成器(IFT )6のインダクタンス値を調整して、ビデオフォーンの送信および受信周波数を 各々5.5MHzと4.5MHzに設定して維持させる。そのように設定すれば 、ビデオフォーンは5.5MHzの周波数で送信し、カメラは5.5MHzの周 波数で受信することとなる。逆に、カメラは4.5MHzの周波数で送信し、ビ デオフォーンは4.5MHzの周波数で受信する。このため、ビデオフォーンと カメラの間の通話が行われる。
【0013】 一方、周波数を変調して送出しようとする場合、すなわち、ビデオフォーンの 間で通話をしようとする場合には、マイクロプロセッサ3の制御によりFCP番 端子からハイ値(H値)を出力する。マイクロプロセッサの制御により出力され たハイ値は、図3の抵抗R1を介してNPNトランジスタQ1のベースに印加さ れ、これに応じてNPNトランジスタQ1が導通状態に切換えられる。このトラ ンジスタQ1が導通状態に切換えられると、キャパシタンス(C1,VC1,C 2,C3)は中間周波変成器(IFT)6のインダクタンスとの並列回路により 送信器の発振周波数が4.5MHzに変換される。なお、図3のキャパシタンス VC1は、同調回路2から出力される発振周波数を精密に設定するためのもので あり、製品の出荷前に工場においてキャパシタンスVC1の調整を行なうことに より正確な周波数を生成できるようになっている。また、上記と類似した回路構 成を有する受信機は、上記と同じ作用にて受信機の発振周波数が5.5MHzに 変換される。
【0014】 このように、ビデオフォーンの送信側の送信および受信周波数を4.5MHz および5.5MHzに各々変換させることによって他のビデオフォーンとの送受 信が可能になる。
【0015】
【考案の効果】 本考案は上述したように、発振器と中間周波変成器とキャパシタンスとから成 る同調回路と、前記同調回路から出力される発振周波数をバッファリングするた めのバッファ部と、前記バッファ部を通過した信号を増幅して出力するための増 幅部と、トランジスタとキャパシタンスとを有し、周波数を変換させるための周 波数変換回路と、前記周波数変換回路を制御するためのマイクロプロセッサとを 複数のビデオフォーンの送信機および受信機に各々設け、通常の送受信時には、 前記同調回路により送信機の周波数を第1周波数に維持すると共に受信機の周波 数を第2周波数に維持し、周波数の変換が必要な場合には、マイクロプロセッサ の制御信号に基づいて前記周波数変換回路を動作させることによって、送信機の 周波数を第2周波数に変換すると共に受信機の周波数を第1周波数に変換するよ うに構成したものであるから、本考案によれば、このような周波数変換機能を信 頼度の高いマイクロプロセッサと中間周波変成器(IFT)の周囲回路(IC回 路にて構成可能)とで簡単にかつ安定に具現することにより、簡単な操作により 速やかでしかも正確に安定良くビデオフォーンの周波数の変換を行なうことが可 能な2線式ビデオフォーンを提供することができる。すなわち、本発明によれば 、簡単な構成で値段が安く、誤動作がなく安定的に周波数を変換できる周波数変 換機能を有するビデオフォーンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係る2線式ビデオフォー
ンの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の2線式ビデオフォーンに設けられる同調
回路の一実施例を示す回路図である。
【図3】図1の2線式ビデオフォーンに設けられる周波
数変換回路の一実施例を示す顔路図である。
【符号の説明】
1 周波数変換回路 2 同調回路 3 マイクロプロセッサ 4 バッファ部 5 増幅部 6 中間周波変成器(IFT) 7 発振器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振器と中間周波変成器とキャパシタン
    スとから成る同調回路と、前記同調回路から出力される
    発振周波数をバッファリングするためのバッファ部と、
    前記バッファ部を通過した信号を増幅して出力するため
    の増幅部と、トランジスタとキャパシタンスとを有し、
    周波数を変換させるための周波数変換回路と、前記周波
    数変換回路を制御するためのマイクロプロセッサとを複
    数のビデオフォーンの送信機および受信機に各々設け、
    通常の送受信時には、前記同調回路により送信機の周波
    数を第1周波数に維持すると共に受信機の周波数を第2
    周波数に維持し、周波数の変換が必要な場合には、マイ
    クロプロセッサの制御信号に基づいて前記周波数変換回
    路を動作させることによって、送信機の周波数を第2周
    波数に変換すると共に受信機の周波数を第1周波数に変
    換するように構成したことを特徴とする2線式ビデオフ
    ォーン。
JP1997011634U 1996-12-26 1997-12-19 2線式ビデオフォーン Expired - Lifetime JP3050070U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
KR57371/1996 1996-12-26
KR9657371 1996-12-26

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JP3050070U true JP3050070U (ja) 1998-06-30

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ID=43184293

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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