JP3050035B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3050035B2
JP3050035B2 JP1853294A JP1853294A JP3050035B2 JP 3050035 B2 JP3050035 B2 JP 3050035B2 JP 1853294 A JP1853294 A JP 1853294A JP 1853294 A JP1853294 A JP 1853294A JP 3050035 B2 JP3050035 B2 JP 3050035B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば文字や図形を
表示するフラットディスプレイからなる表示部と、この
表示部と一体装着された座標検出装置であるタブレット
からなり、タブレットに手書きで文字や図形を入力する
ことが可能な情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25は例えば、ソニー(株)から発売
されている製品「PalmTop」の構成図であり、図
において、1は文字や図形を表示するための表示部(フ
ラットディスプレイ)、2はペンを用いてデータを入力
するためのタブレット、3は表示部1を制御するための
表示コントローラ、4はタブレット2を制御するための
タブレットコントローラ、5はタブレット2に入力され
た座標データを保持しておくための座標メモリ、6は座
標メモリ5のデータから入力文字を認識する文字認識
部、8は入力された文字データを保持しておく文字デー
タメモリ、9は入力されたイメージデータを保持してお
くイメージデータメモリ、11は全体を制御する制御
部、12は制御部11からの起動通知を受けてから一定
時間経過したことを制御部11に知らせるタイマ部であ
る。
【0003】以下、動作について説明する。図26は、
表示部1を正面からみたときの図であり、イメージデー
タの入力を行なうときの画面の変化の様子を示した図で
ある。図26において、使用者がイメージデータの入力
を行なおうとする場合、まずイメージ入力プレート表示
アイコン102をペンで押し、イメージ入力プレート1
03を表示部1に表示させる。そのイメージ入力プレー
ト103に描かれている描画種選択ボタン109を押し
て描画モードを設定し、イメージデータ表示部101に
ペンで図形を描く。この際に、描画した図形の位置調整
は、描画するときに使用者が注意を払って描画するか、
あるいは描画した後にイメージ入力プレート103上に
描かれている移動ボタン104、複写ボタン105など
を用いて編集し直すことによって行なうことができる。
イメージの入力を終了したならば、イメージ入力プレー
ト103に描かれているイメージ入力プレート終了ボタ
ン108を押すことによって、イメージ入力プレートを
消去させる。また、おもにイメージデータを扱う情報処
理装置においては、イメージデータを入力しやすいよう
にあらかじめガイドラインを背景として表示するものも
あるが、このガイドラインは常に表示されているため
に、イメージデータの入力を行なわない場合、例えば文
字の入力を行なう場合にはわずらわしく感じる。
【0004】図27は、表示部1を上からみたときの図
であり、ページめくりを行なうときの画面に表示される
様子を示したものである。従来からの情報処理装置にお
いて、文字や図形のデータをページを1単位として記憶
しておく手段が用いられており、そのような情報処理装
置においては、画面の切り替えを行なう手段としてペー
ジめくりが行なわれる。図27において、現在表示され
ているページの後ろのページを表示したい場合には、正
方向ページめくりボタン200をペンで押すことによっ
て1ページ後ろのページを表示させることができる。ま
た、現在表示されているページの前のページを表示した
い場合には、負方向ページめくりボタン201をペンで
押すことによって1ページ前のページを表示させること
ができる。このように前後に1ページずつページをめく
ることによって使用者の希望するデータを表示させるこ
とができる。
【0005】また、特開平4−86951号公報に示さ
れた画像検索装置においては、表示中読み飛ばすべきペ
ージ数をダイヤル装置で設定して、複数のページを1度
にめくる方法が示してある。
【0006】図28は、表示部1を正面からみたときの
図であり、文字データの範囲指定を行なうときの画面に
表示される様子を示したものである。入力された文字デ
ータに対して移動、複写、削除などの編集を行なう場合
には、対象となる文字データを指定するために範囲指定
を行なう必要がある。文字表示部300に表示されてい
る文字データの編集を行なう場合には、文字入力プレー
ト表示アイコン301をペンでタッチすると、表示部1
に文字入力プレート302を表示する。文字入力プレー
ト302が表示されている状態で文字データ編集が可能
となるように制御されており、文字データの範囲指定を
行なうことができる。図28において、例えば、「う」
から「そ」までの文字データの範囲指定を行ないたい場
合、まず、文字「う」の位置をペンでタッチし(ペンダ
ウンを行ない)、ペンを文字表示部300にタッチした
ままの状態で文字「そ」の位置までペンを移動し(ドラ
ッグを行ない)、文字「そ」の位置でペンを文字表示部
300から離す(ペンアップを行なう)。そのような動
作を行なうと、文字「う」から文字「そ」までの範囲が
網掛けなどの表示となり、文字データの範囲指定が行な
われたことが確認できる。その状態で、文字入力プレー
ト302に表示されている移動ボタン303、複写ボタ
ン304、削除ボタン305をペンでタッチして、それ
ぞれのボタンに対応した編集を行なう。範囲指定の領域
を間違って指定した場合には取り消しボタン306をペ
ンでタッチして範囲指定状態を解除する。文字編集が終
わったなら、文字入力プレート終了ボタン307をペン
でタッチして文字入力プレート302を表示部1から消
去する。
【0007】また、図29は、表示部1を正面からみた
ときの図であり、文字列の左位置の変更を行なうときの
画面の様子を示したものである。文字表示部400に表
示されている文字データの編集を行なう場合には、文字
入力プレート表示アイコン401をペンでタッチする
と、表示部1に文字入力プレート402が表示される。
文字入力プレート402が表示されている状態で、文字
データ編集が可能となるように制御されている。図29
において、例えば、2行目の「内容」という文字列を、
1行目の「タイトル」という文字列と左位置を揃えて表
示したい場合には、2行目の文字列「内容」の前に空白
を3文字分挿入して、表示位置の調整を行なわなければ
ならない。具体的には、カーソル406を文字列「内
容」の「内」の位置に合わせて、文字入力プレート40
2の文字入力枠403に空白を示す文字を手書きで3文
字書き込み、書き込みボタン404にタッチして空白3
文字を文字列「内容」の前に挿入する。そして、文字入
力プレート402の文字入力プレート終了ボタン405
をタッチして文字入力プレート402を表示部1から消
去し、文字編集を終了する。
【0008】複数行の文字列の左位置を揃えたい場合に
は、上で述べた処理を繰り返すか、あるいは上で挿入し
た空白部分を複写することによって、複数行の文字列の
左位置を揃えることができる。
【0009】また、従来の情報処理装置で、いわゆる
「ワードプロセッサー」と呼ばれる情報処理装置におい
ては、文字列の左位置を揃える機能として「インデン
ト」と呼ばれるものがある。例えば、シャープ(株)か
ら発売されているワープロ「ペン書院WD−A751」
にも「インデント」機能が用意されている。
【0010】以下、「ペン書院WD−A751」の「イ
ンデント」機能について、動作を説明する。図30は、
表示部1を正面からみたときの図であり、文字列の左位
置の変更を行なうときの画面の様子を示したものであ
る。図30において、例えば、2行目の「内容」という
文字列を、1行目の「タイトル」という文字列と左位置
を揃えて表示したい場合には、まず、カーソル406を
文字列「内容」の「内」の位置に合わせ、空白を(この
場合は2文字分)挿入する。次に、「インデント」の機
能を選択しインデントマーク410を設定する。そし
て、文字列「内容」の次の位置にカーソル406を合わ
せて「インデント解除」機能を選択しインデント解除マ
ーク411を設定する。以上のような手順で、文字列の
左位置を揃えることができる。
【0011】「ペン書院WD−A751」では、文字列
をインデント設定マークとインデント解除マークで囲む
ことによって、インデントの設定を行なうため、複数行
の左位置を揃えたい場合にも、同様の手順で行なうこと
ができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置は
以上のように構成されているため、イメージデータの入
力を行なう際に、例えば、表のような、多数の直線が規
則正しく配置される図形を描画する場合、直線の位置を
ペンで調節しながら描画しなければならず、描画しづら
いという問題点があった。
【0013】また、従来の情報処理装置において、ペー
ジめくりを行なう場合には、1ページずつページをめく
るような構成になっているため、多数のページをめくる
場合には同じ操作をくり返し行なわなければならず非常
に時間がかかってしまうという問題点があった。
【0014】また、特開平4−86951号公報に示さ
れた画像検索装置によれば、複数のページを一度にめく
ることが可能であり、連続的にページをめくるような構
成になっているが、ページめくりを指定する手段と読み
飛ばすべきページ数を指定する手段が異なるため、読み
飛ばすべきページ数を変えながらページめくりを行なう
場合には、読み飛ばすべきページ数を指定した後ページ
めくり手段を指定しなければならず、2回の操作が必要
であった。
【0015】従来の情報処理装置において、文字データ
の範囲指定を行なう場合には、文字入力プレートを一旦
表示させて文字編集モードに設定してから、行なわなけ
ればならない。また、文字データの範囲指定領域の先頭
位置と終了位置のどちらか一方の指定を間違えた場合に
も、もう一度先頭から終了位置までペンでなぞるという
操作を行なわなければならず、範囲指定領域の先頭位置
もしくは終了位置の一方だけを変更することはできなか
った。
【0016】また、文字列の左位置揃えを行なう場合に
は、いくつかの空白を挿入するか、あるいは「インデン
ト」等の機能を用いたとしても、カーソルを変更したい
文字列に合わせた上でインデントの設定を行なわなけれ
ばならず、インデントの開始位置と終了位置を指定する
必要があるために少なくとも2回の操作が必要であっ
た。
【0017】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、イメージデータの入力位置を
使用者がそれほど注意を払わずとも描画でき、かつイメ
ージデータの入力を行なわない場合にわずらわしさを感
じさせず、複数のページをめくる操作がペンの簡単な操
作で行なうことができ、また、文字データの範囲指定が
ペンの動きのみで行え、かつ範囲指定領域の変更も簡単
にできる情報処理装置を得ることを目的としている。ま
た、文字列の左位置揃えをペンの簡単な動きのみで行な
うことができる情報処理装置を得ることを目的としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の情報処理
装置は、文字や図形を表示するための表示部と、文字を
入力するための文字入力手段と、前記文字入力手段によ
って入力された文字データを蓄えておくための文字デー
タメモリと、イメージデータを入力するためのイメージ
データ入力手段と、前記イメージデータ入力手段によっ
て入力されたイメージデータを蓄えておくためのイメー
ジデータメモリと、前記文字データメモリと前記イメー
ジデータメモリからデータを読み込んで前記表示部に文
字や図形を表示する制御部とを備え、前記イメージデー
タ入力手段が起動されている場合、前記表示部のイメー
ジデータ入力可能位置にイメージ描画のためのガイドラ
インとなる格子状の線を表示し、イメージデータ入力手
段が起動されていない場合、格子状の線を消去するよう
に制御するものである。
【0019】請求項2記載の情報処理装置は、文字や図
形を表示するための表示部と、前記表示部に文字や図形
を表示するなどの処理を行なう制御部とを備え、文字デ
ータや図形データをページ番号とともにページ単位で記
憶する記憶手段と、ページ番号を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定されたページの文字データ及び
イメージデータを前記表示部に表示する表示手段とを設
け、前記指定手段が現在表示しているページからの相対
ページ数を指定するものであって、相対ページ数指定部
を設け、その相対ページ数指定部のいずれかをタッチす
ることによって相対ページ数を指定するように構成した
ものである。
【0020】請求項3記載の情報処理装置は、文字や図
形を表示するための表示部と、前記表示部に文字や図形
を表示するなどの処理を行なう制御部とを備え、文字デ
ータや図形データをページ番号とともにページ単位で記
憶する記憶手段と、ページ番号を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定されたページの文字データ及び
イメージデータを前記表示部に表示する表示手段とを備
え、前記指定手段が現在表示しているページからの相対
ページ数を指定するものであって、所望の相対ページ数
だけ所定の入力処理の回数によって指定するように構成
したものである。
【0021】請求項4記載の情報処理装置は、タブレッ
トと、前記タブレット上で押下された点の座標位置を検
出する座標位置検出部と、前記座標位置検出部で検出さ
れた座標データより入力文字を認識する文字認識部と、
前記タブレットと一体装着され文字や図形を表示するた
めの表示部と、前記座標位置検出部で検出された座標デ
ータを受け取り前記表示部に文字や図形を表示するなど
の処理を行なう制御部とを備え、文字データや図形デー
タをページ番号とともにページ単位で記憶する記憶手段
と、ページ番号を指定する指定手段と、前記指定手段に
より指定されたページの文字データ及びイメージデータ
を前記表示部に表示する表示手段とを備え、前記指定手
段は、現在表示しているページからの相対ページ数を指
定するものであって、前記表示部に設けられた相対ペー
ジ数指定領域にペンを用いて手書きで数字を入力するこ
とによって指定するように構成したものである。
【0022】請求項5記載の情報処理装置は、タブレッ
トと、前記タブレット上で押下された点の座標位置を検
出する座標位置検出部と、前記座標位置検出部で検出さ
れた特定の筆跡による座標データを受けて認識しその認
識結果として編集コマンドを出力するジェスチャー認識
部と、前記タブレットと一体装着され文字や図形を表示
するための表示部と、前記表示部に文字を入力するため
の文字入力部と、前記ジェスチャー認識部で出力された
編集コマンドを受け取り前記表示部に表示されている文
字や図形の編集処理を行なう制御部とを備え、上記ジェ
スチャー認識部が特定の筆跡を文字データの範囲開始位
置指定を行なう編集コマンドと認識し、かつ別の特定の
筆跡を文字データの範囲終了位置指定を行なう編集コマ
ンドと認識するように制御するものである。
【0023】請求項6記載の情報処理装置は、タブレッ
トと、前記タブレット上で押下された点の座標位置を検
出する座標位置検出部と、前記座標位置検出部で検出さ
れた特定の筆跡による座標データを受けて認識しその認
識結果として編集コマンドを出力するジェスチャー認識
部と、前記タブレットと一体装着され文字や図形を表示
するための表示部と、前記表示部に文字を入力するため
の文字入力部と、前記ジェスチャー認識部で出力された
編集コマンドを受け取り前記表示部に表示されている文
字や図形の編集処理を行なう制御部とを備え、上記ジェ
スチャー認識部が特定の筆跡を文字列データの左位置揃
えを行なう編集コマンドと認識するように制御するもの
である。
【0024】
【作用】この発明の情報処理装置においては、イメージ
描画のためのガイドランとなる格子状の線をイメージデ
ータ入力手段が起動されている場合のみ表示し、他の場
合には表示しないでおくことができる。
【0025】また、ページめくり操作を行なう時、現在
表示しているページからの相対ページ数を指定する指定
手段を設けたことにより、その相対ページ数指定部のい
ずれかをタッチするだけで、所望のページめくりを行な
うことできる。
【0026】また、相対ページ数を指定する指定手段に
より、相対ページ数指定領域をページ数だけタッチする
ことによって、所望のぺージめくりを行なうことができ
る。
【0027】さらに、相対ページ数指定領域に、ペンを
用いて手書きで数字を入力することによって所望のペー
ジ数を指定することができる。
【0028】また、文字データの範囲開始位置指定及び
範囲終了位置指定がペンの動きのみで行えるため、操作
性が向上し、文字データの編集時間を短縮できる。
【0029】また、この発明による情報処理装置は、文
字列の左位置揃えがペンの動きのみで行なうことができ
るため、文字列の配置整形に関する操作性が向上する。
【0030】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の第1の発明に係わる一実施
例を図について説明する。図1はこの発明の一実施例の
構成図であり、1は文字や図形を表示するための表示
部、2はペンを用いてデータを入力するためのタブレッ
ト、3は表示部1を制御するための表示コントローラ、
4はタブレット2を制御するためのタブレットコントロ
ーラ、5はタブレット2に入力された座標データを保持
しておくための座標メモリ、6は座標メモリ5のデータ
から入力文字を認識する文字認識部、7は座標メモリ5
のデータから特定の筆跡で入力された編集コマンドを認
識するジェスチャー認識部、8は入力された文字データ
を保持しておく文字データメモリ、9は入力されたイメ
ージデータを保持しておくイメージデータメモリ、10
は表示部1に背景を表示するためのデータを保持してお
く背景データメモリ、11は全体を制御する制御部、1
2は制御部11からの起動通知を受けてから一定時間経
過したことを制御部11に知らせるタイマ部である。
【0031】次に、動作について図とフローチャートを
用いて説明する。図2はイメージデータの入力を行なう
場合の表示部1の変化の様子を示したものであり、図3
はそのときの制御動作を示すフローチャートである。図
2において、イメージ入力プレート表示アイコン102
をペンでタッチする。つまり、図3のS200のタッチ
情報待ちの状態にペンダウンが入力される。すると、こ
のときの座標はイメージ入力プレート表示アイコン上で
あるので、S201、S202を経由してS203に制
御が移る。S203では表示部1に既にイメージ入力プ
レートが表示中であるかどうかを判断する。図2の上図
の状態のときはイメージ入力プレート103が表示され
ていないので、S204に制御が移る。S204では、
背景データメモリ10からデータを読み込み表示部1の
イメージデータ入力可能部分にイメージ入力のガイドラ
インとなる背景を表示する。S205では、その上から
イメージ入力プレート103を表示部1に表示する。そ
のあと、制御はS200に移る。このときの表示部1
は、例えば図2の下図のようにイメージデータ表示部の
101上に、背景と入力プレートが表示されている。
【0032】図2の下図の状態から描画を行なう場合に
は、まず描画種選択ボタン109のa〜eのいずれかを
ペンでタッチして描画の種類を制御部に通知する。この
ときの制御はS201・S206・S207・S208
・S209を経由してS214に移り描画の種類が設定
される。描画種を選択した後、表示部1内のイメージ入
力可能位置に背景となっているガイドラインを参照しな
がらペンで描画を行なう。このときの制御はS201・
S206・S207・S212を経由してS213で描
画処理を行なう。ここで行なう描画処理はイメージデー
タを表示部1に描画するとともにイメージデータメモリ
9にもデータを書き込む。
【0033】イメージデータの入力が終了したならば、
イメージ入力プレート103上に描かれたイメージ入力
プレート終了ボタン108をペンでタッチすると、S2
01・S206・S207・S208・S209を経由
してS210に移る。S210では、表示部1からイメ
ージ入力プレート103を消去する。S211では、表
示部1からイメージ入力用背景の消去を行なうが、実際
には文字データメモリ8及びイメージデータメモリ9の
データを表示部1に表示し続けているので見かけ上背景
が消去されるように動作する。
【0034】以上のように実施例1では、文字や図形を
表示するための表示部と、文字を入力するための文字入
力手段と、前記文字入力手段によって入力された文字デ
ータを蓄えておくための文字データメモリと、イメージ
データを入力するためのイメージデータ入力手段と、前
記イメージデータ入力手段によって入力されたイメージ
データを蓄えておくためのイメージデータメモリと、上
記文字データメモリと上記イメージデータメモリからデ
ータを読み込んで上記表示部に文字や図形を表示する制
御部とを備える情報処理装置において、前記イメージデ
ータ入力手段が起動されている状態であるイメージデー
タ入力モードと、このイメージデータ入力手段が起動さ
れていない状態である編集モードを設け、イメージデー
タ入力モードになると前記表示部にイメージデータ入力
可能位置にイメージデータ描画のためのガイドラインと
なる格子状の線を表示し、編集モードになるとその格子
状の線を消去することを特徴とする情報処理装置につい
て説明した。
【0035】実施例2.実施例1では、イメージデータ
をタブレット上に入力する例を示したが、これはCRT
など、別の媒体でもよい。
【0036】実施例3.この発明の第2の発明に係わる
一実施例を図について説明する。構成図は、図1で示さ
れる。構成図の説明は実施例1で行なったので、ここで
は省略する。動作について、図4及び図5、図6を用い
て説明する。図4は、この発明の第2の発明によって、
ページめくりを行なう場合の表示部1に表示される画面
例であり、図5はそのときの制御動作を示すフローチャ
ートである。図4において、例えば5ページ後ろのペー
ジを表示部1に表示させたい場合、複数ある正方向ペー
ジめくり数指定領域200のうち+5ページに対応する
領域(ここでは200b)をペンでタッチする。S30
1でペンダウンが通知されると、S302でその座標が
ページめくり領域内かどうか判断し、S303でその座
標に対応するページめくり数を求める。制御部は例えば
図6(a)に示されるテーブルを用いて領域を管理して
おり、通知された座標がどのページめくり領域にあるの
か、あるいはページめくり領域外なのかを知ることがで
きる。
【0037】ここで、座標について具体的に説明する。
例えば図6(b)に示すような座標に、−10のページ
めくり領域が配置されていたとすると、ページめくり領
域の始点(Xs ,Ys )と終点(Xe ,Ye )の範囲
内、すなわち、(Xs ≦X≦Xe ,Ys ≦Y≦Ye )で
タッチされれば、−10ページめくりの指示と判断する
ことができる。同様に、他のページめくりの指示につい
ても、図6(a)に示すようなテーブルを用いて判断す
ることができる。
【0038】次に、S304で、制御部は例えば図7に
示されるように現在表示されているページ番号とページ
毎に管理されたデータのテーブルをもっており、指定さ
れたページ数だけ後ろ(または前)のデータを知ること
ができ、そのデータを表示部1に表示することでページ
めくりの処理を行なう。また、5ページ前のデータを表
示部1に表示させたい場合は、複数ある負方向ページめ
くり数領域201のうち、−5ページに対応する領域
(ここでは201b)をペンでタッチする。
【0039】このように、実施例3では、タブレット
と、前記タブレット上で押下された点の座標位置を検出
する座標位置検出部と、前記タブレットと一体装着され
文字や図形を表示するための表示部と、前記座標位置検
出部で検出された座標データを受け取り前記表示部に文
字や図形を表示するなどの処理を行う制御部とを備えた
情報処理装置において、文字データや図形データをペー
ジ番号とともにページ単位で記憶する記憶手段と、ペー
ジ番号を指定する指定手段と、前記指定手段により指定
されたページの文字データ及びイメージデータを前記表
示部に表示する表示手段とを備え、前記指定手段が現在
表示しているページからの相対数を指定するものであっ
て、前記表示部に複数の相対ページ数指定領域を設け、
その相対ページ数指定領域のいずれかにペンでタッチす
ることによって指定することを特徴とする情報処理装置
について説明した。
【0040】実施例4.上記実施例3では、タブレット
上にペンを用いてデータを入力する例を示したが、これ
は、CRTなど他の表示装置でもよく、入力方法もペン
に限らない。図8(a)は、CRTによりページ数指定
領域が出力されたものであり、画面上部のページ数指定
領域をマウスなどでタッチすることにより、実施例3と
同様の処理を行うことができる。また、図8(b)は、
ワープロなどのメニューの選択によりプルダウンメニュ
ーとしてページ指定の画面が出力されたものであり、カ
ーソルを動かすことにより使用者の指定するページ数の
指定を行うことができる。
【0041】実施例5.実施例3では、指定するページ
数を+1,−1,+5,−5,+10,−10に限って
例示したが、ページ数を限定しなくてもよい。図9は、
現在表示されているページから指定できるページ数の最
大ページを表示するようにしたものである。例えば、4
ページ目が表示されているとき、全体のページ数が6ペ
ージとすると、負のページ数としては−3ページが表示
できる一番大きい値であり、同様に、正のページ数とし
ては+2ページである。このとき、ページの表示欄に→
と←のマークを付加するようにして、TOPとENDを
知ることができる。使用方法については、実施例3と同
様であるので、ここでは説明を省略する。
【0042】実施例6.図10は、ページ数表示欄の別
の表示方法を示したものである。この例では、現在表示
されているページから比例分配することにより、どのペ
ージが指定されても効率よいページの呼び出しができる
ように考慮したものである。例えば、現在、全体が12
ページのデータの4ページ目を表示中であるとき、負の
ページ指定としては−3ページが指定できる最大の値で
あり、負のページの指定の中間点は−2ページである。
同様に、正ページ指定としては+8ページが指定できる
最大の値であり、正ページの中間点は+4ページであ
る。このように、表示中のページにより、ページ数指定
領域を算出して可変にすることにより、とびとびのペー
ジをアクセスするのに効率よく指定することができる。
【0043】実施例7.この発明の第3の発明に係わる
一実施例を図について説明する。構成図は、図1で示さ
れる。構成図の説明は実施例1で行なったので、ここで
は省略する。動作について、図11及び図12を用いて
説明する。図11は、この発明の第3の発明によって、
ページめくりを行なう場合の表示部1に表示される画面
例であり、図12はそのときの制御動作を示すフローチ
ャートである。図11において、例えば5ページ後ろの
ページを表示部1に表示させたい場合、正方向ページめ
くり数指定領域200にペンである程度すばやく5回タ
ッチする。S401ではページめくり数の初期化を行
う。S402でペンダウンが通知されると、S403を
経由し、S404でタイマ部12にタイマ停止を通知す
る。S405では座標が正方向ページめくり領域200
内かどうかを判断し、領域内であればS406でページ
めくり数を1増加する。次にS402でペンアップが通
知されると、S403・S409を経由し、S410で
タイマ部12にタイマ起動を通知する。以上のように1
回のペンダウンと1回のペンアップでページめくり数が
1増加されることになる。5回タッチした場合は上記の
処理を5回繰り返すことになる。5回目のペンアップの
後、ある所定の時間が経過するとタイマ部12からタイ
ムアップが通知され、S402でタイムアップを受け取
る。S403・S409・S411を経由しS412で
指定されたページ数だけのページめくり処理を行なう。
また、5ページ前のデータを表示部1に表示させたい場
合は、負方向ページめくり数領域201にペンである程
度すばやく5回タッチする。
【0044】このように、実施例7では、タブレット
と、タブレット上で押下された点の座標位置を検出する
座標位置検出部と、前記タブレットと一体装着され文字
や図形を表示するための表示部と、前記座標位置検出部
で検出された座標データを受け取り前記表示部に文字や
図形を表示するなどの処理を行う制御部とを備えた情報
処理装置において、文字データや図形データをページ番
号とともにページ単位で記憶する記憶手段と、ページ番
号を指定する指定手段と、前記指定手段により指定され
たページの文字データ及びイメージデータを前記表示部
に表示する表示手段とを備え、前記指定手段は、現在表
示しているページからの相対ページ数を指定するもので
あって、前記表示部に設けられた相対ページ数指定領域
に所望の相対ページ数だけタッチすることによって指定
することを特徴とする情報処理装置について説明した。
【0045】実施例8.実施例7では、タブレットによ
りデータを入力する例を示したが、これはキーボード入
力、マウス入力などでもよい。
【0046】実施例9.この発明の第4の発明に係わる
一実施例を図について説明する。構成図は、図1で示さ
れる。構成図の説明は実施例1で行なったので、ここで
は省略する。動作について、図13及び図14、図15
を用いて説明する。図13は、この発明の第4の発明に
よって、ページめくりを行なう場合の表示部1に表示さ
れる画面例であり、図14及び図15はそのときの制御
動作を示すフローチャートである。図13において、例
えば5ページ後ろのページを表示部1に表示させたい場
合、正方向ページめくり数指定領域200にペンを用い
て手書きで数字の5を書き込む。S501でペンダウン
が通知されると、S502・S503を経由し、S50
7でタイマ部にタイマ停止を通知し、S506で座標デ
ータとペン情報(ペンアップ・ペンドラッグ・ペンダウ
ン)を座標メモリ5に書き込む。S501でペンドラッ
グが通知されると、S502・S503・S504を経
由し、S506で座標データとペン情報を座標メモリ5
に書き込む。S501でペンアップが通知されると、S
502・S503・S504を経由し、S505でタイ
マ部12にタイマ起動を通知し、S506で座標データ
とペン情報を座標メモリ5に書き込む。1回のペンダウ
ンと複数回のペンドラッグと1回のペンアップで構成さ
れる、文字の1ストロークが以上のような処理で座標メ
モリ5に蓄えられる。文字のストローク数分、以上の処
理が繰り返されて1文字分のデータとなる。文字を書き
終えると、S501でタイマ部12からのタイムアップ
が検出され、S502・S508を経由し、S601に
移る。S601では、座標メモリ5のデータが正方向ペ
ージめくり領域200内にあるかどうかを判断し、領域
内にある場合S603でページめくり方向を正方向に設
定する。S605で文字認識部6に文字認識を依頼する
と、文字認識部6は座標メモリ5の座標データより入力
文字を認識し認識結果を制御部11に通知する。S60
6で認識結果が数字であるかどうかの判断をし、数字で
あった場合には、S607でページめくりの処理を行な
う。また、5ページ前のデータを表示部1に表示させた
い場合は、負方向ページめくり数領域201にペンを用
いて手書きで数字の5を書き込む。
【0047】以上のように実施例9では、タブレット
と、前記タブレット上で押下された点の座標位置を検出
する座標位置検出部と、前記座標位置検出部で検出され
た座標データより入力文字を認識する文字認識部と、前
記タブレットと一体装着され文字や図形を表示するため
の表示部と、前記座標位置検出部で検出された座標デー
タを受け取り前記表示部に文字や図形を表示するなどの
処理を行う制御部とを備えた情報処理装置において、文
字データや図形データをページ番号とともにページ単位
で記憶する記憶手段と、ページ番号を指定する指定手段
と、前記指定手段により指定されたページの文字データ
及びイメージデータを前記表示部に表示する表示手段と
を備え、前記指定手段が現在表示しているページからの
相対数を指定するものであって、前記表示部に設けられ
た相対ページ数指定領域にペンを用いて手書きで数字を
入力することによって指定することを特徴とする情報処
理装置について説明した。
【0048】実施例10.この発明の第4の発明に係わ
る別の一実施例を図について説明する。実施例9におい
ては、正方向ページめくり数指定領域200と、負方向
ページめくり数指定領域201を別に設けたが、図16
に示すように、ページめくり方向指定領域202と、ペ
ージめくり数指定領域203を設けるように構成しても
よい。図16において、例えば5ページ後ろのページを
表示部1に表示させたい場合、ページめくり数指定領域
203にペンを用いて手書きで数字の5を書き込む。ま
た、5ページ前のデータを表示部1に表示させたい場合
は、ページめくり方向指定領域202に手書きで「−」
を書き込んでから、ページめくり数指定領域203に手
書きで数字の5を書き込む。以下の処理は、実施例9の
図14、図15に示した図と同様なので、ここでは説明
を省略する。
【0049】実施例11.この発明の第5の発明に係わ
る一実施例を図について説明する。構成図は、図1で示
される。構成図の説明は実施例1で行なったので、ここ
では省略する。動作について、図17及び図18、図1
9を用いて説明する。図17は、この発明の第5の発明
によって、文字データの範囲指定を行なう場合の表示部
1に表示される画面例であり、図18、図19はそのと
きの制御動作を示すフローチャートである。図17にお
いて、例えば文字「う」から文字「そ」までの文字デー
タを範囲指定したい場合、文字「う」の位置で、範囲始
点を指定する特定の筆跡(ジェスチャー)を書き込み、
文字「そ」の位置で、範囲終点を指定する特定の筆跡
(ジェスチャー)を書き込む。図18における制御動作
は、実施例9で示した図14と同じであるので、ここで
は、座標メモリ5にジェスチャーの筆跡の座標データが
蓄えられた後の動作について図19を用いて説明する。
【0050】文字「う」の位置で、範囲始点を指定する
ジェスチャー(ここでは「)を書き込むと、S801に
制御が移り、制御部11はジェスチャー認識部7に認識
を依頼する。ジェスチャー認識部7は、座標メモリ5の
データより入力されたジェスチャーを認識し、S802
で制御部11に認識結果を通知する。S803では、認
識結果が範囲始点を指定するジェスチャー(ここで
は「)かどうかを判断し、S804で範囲始点を設定す
る。S805で範囲始点が範囲終点より後ろであるかど
うか判断し、後ろと判断された場合はS806で範囲終
点を範囲始点と同じ位置に設定する。S807で範囲と
なった文字データを反転表示する。このときは、文字
「う」が反転表示されることになる。
【0051】次に、文字「そ」の位置で、範囲終点を指
定するジェスチャー(ここでは」)を書き込むと、S8
01に制御が移り、S802・S803を経由してS8
09に移る。S809では、認識結果が範囲終点を指定
するジェスチャー(ここでは」)かどうかを判断し、S
810で座標が範囲始点より後ろであるかどうか判断
し、後ろと判断された場合はS811で範囲終点を設定
する。S807で範囲となった文字データを反転表示の
処理を行ない、文字「う」から文字「そ」の範囲が反転
表示されることになる。
【0052】このように、実施例11では、タブレット
と、前記タブレット上で押下された点の座標位置を検出
する座標位置検出部と、前記座標位置検出部で検出され
た特定の筆跡による座標データを受けて認識しその認識
結果として編集コマンドを出力するジェスチャー認識部
と、前記タブレットと一体装着され文字や図形を表示す
るための表示部と、前記表示部に文字を入力するための
文字入力部と、前記ジェスチャー認識部で出力された編
集コマンドを受け取り前記表示部に表示されている文字
や図形の編集処理を行う制御部とを備えた情報処理装置
において、上記ジェスチャー認識部が特定の筆跡を文字
データの範囲開始位置指定を行う編集コマンドと認識
し、かつ別の特定の筆跡を文字データの範囲終了位置指
定を行う編集コマンドと認識することを特徴とする情報
処理装置について説明した。
【0053】実施例12.実施例11では、範囲始点と
範囲終点を指定するジェスチャーの文字として「」を用
いたが、これは、→ ←、また( )など、別の文字、
図形であってもよい。
【0054】実施例13.上記実施例は、それぞれ独立
して説明したが、各例組み合わせて可能なものを選んで
用いてもよい。例えば、図20は実施例3の図6と実施
例10の図16に示したページめくりの指定方法を組み
合わせたものである。この例では、図6に示した表を用
いて座表を検出し、相対ページ数指定の領域からの入力
であれば図5の処理フローによりページを呼び出し、手
書き入力領域からの入力であれば図14、図15に示し
た処理フローにより動作し、指定ページ数を表示する。
【0055】実施例14.以下、この発明の第6の発明
に係わる一実施例を図について説明する。構成図は実施
例1と同じく図1で示されるものであるので、説明は省
略する。動作について、図とフローチャートを用いて説
明する。図21及び図24は、文字列の左揃えを行なう
場合の表示部1の様子を示したものであり、図22及び
図23は、そのときの制御動作を示すフローチャートで
ある。図21において、例えば、2行目の「内容」とい
う文字列を、1行目の「タイトル」という文字列と左位
置を揃えて表示したい場合には、文字「内」を表示した
い位置(この場合は2行目で文字「タ」の下の位置)
に、左位置揃えを指定する特定の筆跡(ジェスチャー)
を書き込む。この実施例においてはジェスチャーとし
て、例えば、図21に示すようなアルファベットのLの
ような形を用いることとする。このときの制御動作を図
22、図23を用いてフローチャートの流れに沿って説
明する。S101は、ペンのタッチ情報(ペンダウン・
ペンドラッグ・ペンアップ)あるいはタイマ部12から
のタイムアップが通知されるのを待つ。S101でペン
ダウンが通知されると、S102・S103を経由し、
S107でタイマ部12にタイマ停止を通知し、S10
6で座標データとペン情報(ペンアップ・ペンドラッグ
・ペンダウン)を座標メモリ5に書き込む。S101で
ペンドラッグが通知されると、S102・S103・S
104を経由し、S106で座標データとペン情報を座
標メモリ5に書き込む。S101でペンアップが通知さ
れると、S102・S103・S104を経由し、S1
05でタイマ部12にタイマ起動を通知し、S106で
座標データとペン情報を座標メモリ5に書き込む。1回
のペンダウンと複数回のペンドラッグと1回のペンアッ
プで構成されるジェスチャーの1ストロークが以上のよ
うな処理で座標メモリ5に蓄えられる。ジェスチャーの
ストローク数分、以上の処理が繰り返されて、一つのジ
ェスチャーのデータとなる。ジェスチャーを書き終える
と、S101でタイマ部12からのタイムアップが検出
され、S102・S108を経由し、図23のS121
に移る。S121で制御部11はジェスチャー認識部7
に認識を依頼する。ジェスチャー認識部7は座標メモリ
5のデータより入力されたジェスチャーを認識し、S1
22で制御部11に認識結果を通知する。S123で
は、認識結果が左位置揃えを指定するジェスチャー(こ
こではL)かどうかを判断し、左位置揃えを指定するジ
ェスチャーであれば以下の処理を行なう。S124で
は、座標メモリ5のデータから左揃え位置を求める(ジ
ェスチャーがLの場合はペンダウンのX座標から求めら
れる)。S125では、座標メモリ5のデータから左揃
えを行なう文字列を求める(ジェスチャーがLの場合は
ペンダウンのY座標とペンアップのY座標から求められ
る)。そして、S126で、求められた左揃え位置に文
字列を配置し直して、図21の下図のように表示する。
このときに、文字データメモリ8の文字列に空白を挿入
することによって図21の下図のように配置しても良い
し、文字データメモリ8にインデント情報を書き込むこ
とによって図21の下図のように配置してもよい。
【0056】図24は、複数行の文字列の左位置を揃え
たい場合の表示部1の様子を示したものである。図24
において、例えば、2行目の「内容1」という文字列と
3行目の「内容2」という文字列を、1行目の「タイト
ル」という文字列と左位置を揃えて表示したい場合に
は、図21の場合と同様に、文字列の先頭文字を表示し
たい位置(この場合は2行目で文字「タ」の下の位置)
から、複数行にわたって、左位置揃えを指定する特定の
筆跡(ジェスチャー)を書き込む。このときの制御動作
は、図21の場合と全く同様に、図22及び図23で示
される。
【0057】このように、実施例14では、タブレット
と、前記タブレット上で押下された点の座標位置を検出
する座標位置検出部と、前記座標位置検出部で検出され
た特定の筆跡による座標データを受けて認識しその認識
結果として編集コマンドを出力するジェスチャー認識部
と、前記タブレットと一体装着され文字や図形を表示す
るための表示部と、前記表示部に文字を入力するための
文字入力部と、前記ジェスチャー認識部で出力された編
集コマンドを受け取り前記表示部に表示されている文字
や図形の編集処理を行なう制御部とを備えた情報処理装
置において、上記ジェスチャー認識部が特定の筆跡を文
字列データの左位置揃えを行なう編集コマンドと認識す
ることを特徴とする情報処理装置について説明した。
【0058】実施例15.実施例14では、文字列の左
位置揃えを指定するジェスチャーとして、Lを用いた
が、これは別の文字、図形であってもよい。
【0059】実施例16.実施例1においては、イメー
ジデータ入力になると表示部にイメージデータ描画のた
めのガイドラインとなる格子状の線を表示し、編集モー
ドになるとその格子状の線を消去する例を示したが、表
示・非表示は使用者が選択して設定できるように、ガイ
ドライン表示設定部を設けてもよい。
【0060】
【発明の効果】第1の発明の情報処理装置によれば、イ
メージデータ入力手段が起動されている状態であるイメ
ージデータ入力モードと、このイメージデータ入力手段
が起動されていない状態である編集モードを設け、イメ
ージデータ入力モードになると表示部のイメージデータ
入力可能位置にイメージ描画のためのガイドラインとな
る格子状の線を表示し、編集モードになるとその格子状
の線を消去するように制御するように構成したので、イ
メージデータの入力がしやすく、かつ編集モードでは画
面にわずらわしさを感じないという効果を有する。
【0061】第2の発明の情報処理装置によれば、相対
ページ数を指定することにより、複数ページのページめ
くりが行えるため、表示中のページと離れたページのア
クセスが簡単に行える。
【0062】また、第3の発明の情報処理装置によれ
ば、表示部に設けられた相対ページ数指定領域に所望の
相対ページ数だけペンでタッチすることによって指定す
るように構成したので、ペンによる簡単な操作で複数ペ
ージのページめくりが行えるという効果を有する。
【0063】また、第4の発明の情報処理装置によれ
ば、指定手段が現在表示しているページからの相対数を
指定するものであって、前記表示部に設けられた相対ペ
ージ数指定領域にペンを用いて手書きで数字を入力する
ことによって指定するように構成したので、ペンによる
簡単な操作で複数ページのページめくりが1度に装置に
標準装備したページ数に依存しないで行えるという効果
を有する。
【0064】また、第5の発明によれば、ペンの動きだ
けで簡単に文字データの範囲指定が行え、かつ範囲指定
領域の変更も容易に行えるという効果を有する。
【0065】また、第6の発明によれば、文字列の左位
置揃えがペンの動きのみで行なうことができるため、文
字列の左位置を簡単に揃えることができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成図である。
【図2】この発明の一実施例における表示部の画面表示
例を示した図である。
【図3】この発明の一実施例における制御部の動作を示
すフローチャート図である。
【図4】この発明の一実施例における表示部の画面表示
例を示した図である。
【図5】この発明の一実施例における制御部の動作を示
すフローチャート図である。
【図6】この発明の一実施例における領域管理のテーブ
ルの構成例と座標を示した図である。
【図7】この発明の一実施例におけるページ毎にデータ
を管理するテーブルの構成例を示した図である。
【図8】この発明の一実施例における表示部の画面表示
例を示した図である。
【図9】この発明の一実施例における表示部の画面表示
例を示した図である。
【図10】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図11】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図12】この発明の一実施例における制御部の動作を
示すフローチャート図である。
【図13】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図14】この発明の一実施例における制御部の動作を
示すフロチャート図である。
【図15】この発明の一実施例における制御部の動作を
示すフロチャート図である。
【図16】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図17】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図18】この発明の一実施例における制御部の動作を
示すフローチャート図である。
【図19】この発明の一実施例における制御部の動作を
示すフローチャート図である。
【図20】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図21】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図22】この発明の一実施例における制御部の動作を
示すフローチャート図である。
【図23】この発明の一実施例における制御部の動作を
示すフローチャート図である。
【図24】この発明の一実施例における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図25】従来の情報処理装置における構成図である。
【図26】従来の情報処理装置における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図27】従来の情報処理装置における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図28】従来の情報処理装置における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図29】従来の情報処理装置における表示部の画面表
示例を示した図である。
【図30】従来の情報処理装置における表示部の画面表
示例を示した図である。
【符号の説明】
1 フラットディスプレイ(表示部) 2 タブレット 4 タブレットコントローラ(座標位置検出部) 6 文字認識部 7 ジェスチャー認識部 8 文字データメモリ 9 イメージデータメモリ 11 制御部 12 タイマ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 17/22 G06K 9/62 G 17/25 G06F 15/20 502Z G06K 9/62 542G (72)発明者 石井 薫 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 パーソナル情報機器開発研究所 内 (72)発明者 三枝 一主 鎌倉市大船五丁目1番1号 三菱電機株 式会社 パーソナル情報機器開発研究所 内 (56)参考文献 特開 平3−296857(JP,A) 特開 昭63−68974(JP,A) 特開 平6−214982(JP,A) 特開 平5−48876(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/27 G06F 3/03 380 G06F 3/14 360 G06K 9/62

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や図形を表示するための表示部と、
    文字を入力するための文字入力手段と、前記文字入力手
    段によって入力された文字データを蓄えておくための文
    字データメモリと、イメージデータを入力するためのイ
    メージデータ入力手段と、前記イメージデータ入力手段
    によって入力されたイメージデータを蓄えておくための
    イメージデータメモリと、上記文字データメモリと上記
    イメージデータメモリからデータを読み込んで上記表示
    部に文字や図形を表示する制御部とを備える情報処理装
    置において、上記制御部は、前記イメージデータ入力手
    段が起動されている場合、前記表示部にイメージデータ
    入力可能位置にイメージ描画のためのガイドライン情報
    を表示し、このイメージデータ入力手段が起動されてい
    ない場合、そのガイドライン情報を消去することを特徴
    とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 文字や図形を表示するための表示部と、
    前記表示部に文字や図形を表示する処理を行なう制御部
    とを備えた情報処理装置において、文字データや図形デ
    ータをページ単位で記憶する記憶手段と、ページ番号を
    指定する指定手段と、前記指定手段により指定されたペ
    ージの文字データ及びイメージデータを前記表示部に表
    示する表示手段とを備え、前記指定手段は、現在表示し
    ているページからの相対ページ数を指定するものであっ
    て、異なる相対ページ数を割り当てた複数の相対ページ
    数指定部を設け、その相対ページ数指定部のいずれかの
    選択によって相対ページ数を指定することを特徴とする
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 文字や図形を表示するための表示部と、
    前記表示部に文字や図形を表示する処理を行なう制御部
    とを備えた情報処理装置において、文字データや図形デ
    ータをページ単位で記憶する記憶手段と、ページ番号を
    指定する指定手段と、前記指定手段により指定されたペ
    ージの文字データ及びイメージデータを前記表示部に表
    示する表示手段とを備え、前記指定手段は、現在表示し
    ているページからの相対ページ数を指定するものであっ
    て、相対ページ数を所定の入力処理の回数によって相対
    ページ数を指定することを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 タブレットと、前記タブレット上で押下
    された点の座標位置を検出する座標位置検出部と、前記
    座標位置検出部で検出された座標データより入力文字を
    認識する文字認識部と、前記タブレットと一体装着され
    文字や図形を表示するための表示部と、前記座標位置検
    出部で検出された座標データを受け取り前記表示部に文
    字や図形を表示する処理を行なう制御部とを備えた情報
    処理装置において、文字データや図形データをページ単
    位で記憶する記憶手段と、ページ番号を指定する指定手
    段と、前記指定手段により指定されたページの文字デー
    タ及びイメージデータを前記表示部に表示する表示手段
    とを備え、前記指定手段は、現在表示しているページか
    らの相対ページ数を指定するものであって、前記表示部
    に設けられた相対ページ数指定領域にペンを用いて手書
    きで数字を入力することによって相対ページ数を指定す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 タブレットと、前記タブレット上で押下
    された点の座標位置を検出する座標位置検出部と、前記
    座標位置検出部で検出された特定の筆跡による座標デー
    タを受けて認識しその認識結果として編集コマンドを出
    力するジェスチャー認識部と、前記タブレットと一体装
    着され文字や図形を表示するための表示部と、前記表示
    部に文字を入力するための文字入力部と、前記ジェスチ
    ャー認識部で出力された編集コマンドを受け取り前記表
    示部に表示されている文字や図形の編集処理を行なう制
    御部とを備えた情報処理装置において、上記ジェスチャ
    ー認識部が特定の筆跡を文字データの範囲開始位置指定
    を行なう編集コマンドと認識し、かつ別の特定の筆跡を
    文字データの範囲終了位置指定を行なう編集コマンドと
    認識することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 タブレットと、前記タブレット上で押下
    された点の座標位置を検出する座標位置検出部と、前記
    座標位置検出部で検出された特定の筆跡による座標デー
    タを受けて認識しその認識結果として編集コマンドを出
    力するジェスチャー認識部と、前記タブレットと一体装
    着され文字や図形を表示するための表示部と、前記表示
    部に文字を入力するための文字入力部と、前記ジェスチ
    ャー認識部で出力された編集コマンドを受け取り前記表
    示部に表示されている文字や図形の編集処理を行なう制
    御部とを備えた情報処理装置において、上記ジェスチャ
    ー認識部が特定の筆跡を文字列データの左位置揃えを行
    なう編集コマンドと認識することを特徴とする情報処理
    装置。
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