JP3049905U - ダクトのミツイハゼ締め機 - Google Patents
ダクトのミツイハゼ締め機Info
- Publication number
- JP3049905U JP3049905U JP1997011539U JP1153997U JP3049905U JP 3049905 U JP3049905 U JP 3049905U JP 1997011539 U JP1997011539 U JP 1997011539U JP 1153997 U JP1153997 U JP 1153997U JP 3049905 U JP3049905 U JP 3049905U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- honey
- tightening
- goby
- frame
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Duct Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は仮組立てしたダクトを騒音と振動を
生ぜずに、且つ熟練度を要せずにミツイハゼの突出し締
め代をハゼ締めすることのできるダクトのミツイハゼ締
め機を新規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案はフレームに載上する移動可能な数個
の分割台座上に挿込み連結した四辺のミツイハゼの突出
した締め折り代の両端部分の起こし締めにより仮組立て
してなる角筒形のダクトを倒置載上し、該ダクトを手動
を含む前後の固定具の両端内進入により固定しておいて
該フレームの一側側面に設けるラックアンドピニオンの
噛合機構にて往復走行する横行台車の上端に調整自在に
並設するハゼ起こし用のガイドロールと折曲用ロールお
よびプレス用ロールの回転走行にて前記ダクトの両端間
のミツイハゼの突出し締め代を一辺づつ順次折り起こし
締めすることを特徴とするダクトのミツイハゼ締め機に
ある。
生ぜずに、且つ熟練度を要せずにミツイハゼの突出し締
め代をハゼ締めすることのできるダクトのミツイハゼ締
め機を新規に提供することを目的とするものである。 【構成】 本考案はフレームに載上する移動可能な数個
の分割台座上に挿込み連結した四辺のミツイハゼの突出
した締め折り代の両端部分の起こし締めにより仮組立て
してなる角筒形のダクトを倒置載上し、該ダクトを手動
を含む前後の固定具の両端内進入により固定しておいて
該フレームの一側側面に設けるラックアンドピニオンの
噛合機構にて往復走行する横行台車の上端に調整自在に
並設するハゼ起こし用のガイドロールと折曲用ロールお
よびプレス用ロールの回転走行にて前記ダクトの両端間
のミツイハゼの突出し締め代を一辺づつ順次折り起こし
締めすることを特徴とするダクトのミツイハゼ締め機に
ある。
Description
【０００１】
この考案はダクトのミツイハゼ締め機、詳しくは仮組立てしたダクトの突出し 締め折り代を横行台車の走行により一辺づつ順次折り起こし締めするようにした ダクトのミツイハゼ締め機に関するものである。
【０００２】
従来は挿込み連結した四辺のミツイハゼの突出した締め折り代のうち、両端部 分を起こし締めして仮組立てした角筒形のダクトをハンマーまたは圧力エアを用 いた手持ち形のハゼ倒し機により両端間の突出した締め折り代を一辺づつ順次折 り起こし締めしてきたものである。
【０００３】
しかしながら、ハンマーやハゼ倒し機によるミツイハゼの締めには熟練を要す ほか、叩打音などの騒音が激しく発生して作業環境を悪化させ、また叩打に伴う 振動が作業者の身体に好ましくない影響を与えているという課題があった。
【０００４】
本考案は叩打による折り起こし締めにかえてロールの回転走行により折り起こ し締めするようにして、かかる課題を解決するようにしたのである。
【０００５】
四角枠状の横長形フレーム１の扁平な上面に分割台座として一側台座2a，中間 台座2bおよび他側台座2cを載着する。このうち一側台座2aはフレーム１に固着し ており、中間台座2bと他側台座2cは図４に示すように固定具3a，3bの弛緩にて移 動自在に固定するようにしている。また中間台座2bは取外すこともできるように なっている。
【０００６】 該台座2a，2b，2c上に仮組立てした角筒形のダクト４を倒置載上する。
【０００７】 ダクト４は図５に示すように四辺の全長に設けるミツイハゼ５のダブル（受口 ）5aにシングル（挿片）5bを挿嵌し、図１に示すようにダブル5aの突出した締め 折り代5cのうち両端部分を折り起こし締めして仮組立てされている。なおダクト が長尺のときは中間の数箇所に折り起こし締めを施すこともある。
【０００８】 ダクト４の長さに応じて中間台座2b、他側台座2cは移動調整してそれぞれダク ト４の中間下と他端下に配置してダクト４を支持し、ダクト４が両端にとも板フ ランジ6a，6bを有すときは一側台座2aと他側台座2cの外側に位置させてフレーム １に当たらないようにする。またダクト４が短いときは中間台座2bは取外して両 側台座2a，2c間の距離がつまるようにするのである。
【０００９】 ７はダブル5aをさけるための切欠7aを下面端に設けた四角厚板形をした一側の ダクト固定具で、エアシリンダ7bにて進退し、前進によって図３および図８に示 すようにダクト４の一端内に進入してダクト４の一端を固定する。８は他側の固 定具で、図７に示すようにハンドル8bの操作にてフレーム１上を移動自在にして ダクト４側に移動させることによりダクト４の他端内に進入してダクト４の他端 を固定する。8aはダブル5aをさけるための切欠、8cはハンドルネジ式の固定具ス トッパである。なおダクト４の固定具７，８の先部下はダクト４内への進入を円 滑にするためのガイド斜面を設けている。
【００１０】 フレーム１の一側側面の全長に垂直板９を取付け、該垂直板９の外面上部の両 側方向に下面ギア10a付のラック10を取付け、該ラック10に噛合するピニオン11a とラック10上に接面するローラー11bと垂直板９の内面上部に接面する抑えロー ラー11cおよび垂直板９の外面下部に接面する当接ローラー11dとを有す横行台車 12を取付ける。13はモータであり、ピニオン11aを回転させる歯車ボックス14に 連結している。また15は電源ケーブル、16はケーブルベア、17は制御盤ボックス 、18は横行台車12を始動する足踏スイッチ、19a，19bはフレーム１の他側に取付 けた大きなダクト用の延長フレームで、取外して折畳み、フレーム１の他側下部 に設けた収納部19cに収納することができる。なお前記した他側の固定具８もラ ック10を利用したラックアンドピニオンの移動手段を採用している。
【００１１】 横行台車12は歯車ボックス14のフレーム１側上に取付板20を設け、該取付板20 のフレーム１側に前後位置等調整自在とするハゼ起こし用のガイドロール21と折 曲用ロール22およびプレス用ロール23を並設している。
【００１２】 フレーム１の台座2a，2b，2c上に倒置載上し、両端内に進入するダクト固定具 ７，８によって固定された仮組立てのダクト４は四辺にミツイハゼ５のダブル（ 受口）5aより伸びる突出した締め折り代5cが仮組立てのための折り起こし締めし た両端を除いて突出しており、横行台車12に面す一辺の突出した締め折り代5cは ハゼ起こし用のガイドロール21以下に喰込む形で相対している。
【００１３】 足踏スイッチ18を踏みモータ13を起動して横行台車12をラックアンドピニオン の歯車噛合機構により走行させると、仮組立てのための起こし締めした端部をガ イドにして図８乃至図９に示すようにハゼ起こし用のロール21、折曲用ロール22 およびプレス用ロール23の回転当接にて突出し締め代5cを順次折り起こし折曲し てダクト４面に押当て締めすることとなる。横行台車12は終端に達すると他側台 座2cに設けた終点用リミットスイッチ24により反転走行してプレス用ロール23に て重ね締めすることとなる。始点用リミットスイッチ25により停止した横行台車 12は次の作業に備えるのである。
【００１４】 かようにして一辺の突出した締め折り代5cを折り起こし締めしたならば、ダク ト４の固定を解いて他の一面が正対するように反転させて次なる一辺の突出し締 め代5cを締める要領にて四辺すべてを折り起こし締めするのである。
【００１５】
本考案は以上のようにして、仮組立てしたダクト四辺のミツイハゼより突出す る突出した締め折り代を複数個のロールにて順次折り起こし締めするようにした ので、従来の折り起こし締めによって生じていた騒音と震動を解消するとともに 熟練度を要せずして凸凹のない折り起こし締めを形成することができるという効 果を生ずる。
【００１６】 震動によって生じていた作業者の健康を害することもすべて解消するという効 果を生ずる。
【図１】 ミツイハゼによるダクトの仮組立て状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図２】 ミツイハゼ締め機の斜視図である。
【図３】 ミツイハゼ締め機にダクトを載上し固定した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図４】 他側台座を示す部分断面図である。
【図５】 ダブル（受口）にシングル（挿片）を挿込み
した状態のミツイハゼ部分を示すダクトの部分拡大側断
面図である。
した状態のミツイハゼ部分を示すダクトの部分拡大側断
面図である。
【図６】 横行台車部分の側断面図である。
【図７】 他側のダクト固定具部分の拡大正面図であ
る。
る。
【図８】 横行台車の移動により突出した締め折り代を
折り起こし締めしてゆく状態を示す部分斜視図である。
折り起こし締めしてゆく状態を示す部分斜視図である。
【図９】 同、(a)はガイドロール、(b)は折曲用ロー
ル、(c)はプレスロールによる各作業を示す拡大側断面
図である。
ル、(c)はプレスロールによる各作業を示す拡大側断面
図である。
１はフレーム 2aは一側台座 2bは中間台座 2cは他側台座 3a，3bは台座の固定具 ４はダクト ５はミツイハゼ 5aはミツイハゼのダブル（受口） 5bはミツイハゼのシングル（挿片） 5cは締め折り代 6a，6bはとも板フランジ ７は一側のダクト固定具 7aは切欠 7bはエアシリンダ ８は他側のダクト固定具 8aは切欠 8bは操作用のハンドル 8cは固定具ストッパ ９は垂直板 10はラック 10aはギア 11aはピニオン 11bはローラー 11cは抑えローラー 11dは当接ローラー 12は横行台車 13はモータ 14は歯車ボックス 15は電源ケーブル 16はケーブルベア 17は制御盤ボックス 18は足踏スイッチ 19a，19bは延長フレーム 19cは収納部 20は取付板 21はガイドロール 22は折曲用ロール 23はプレスロール 24は終点用リミットスイッチ 25は始点用リミットスイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 フレームに載上する移動可能な数個の分
割台座上に挿込み連結した四辺のミツイハゼの突出した
締め折り代の両端部分の起こし締めにより仮組立てして
なる角筒形のダクトを倒置載上し、該ダクトを手動を含
む前後の固定具の両端内進入により固定しておいて該フ
レームの一側側面に設けるラックアンドピニオンの噛合
機構にて往復走行する横行台車の上端に調整自在に並設
するハゼ起こし用のガイドロールと折曲用ロールおよび
プレス用ロールの回転走行にて前記ダクトの両端間のミ
ツイハゼの突出した締め折り代を一辺づつ順次折り起こ
し締めすることを特徴とするダクトのミツイハゼ締め機
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997011539U JP3049905U (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | ダクトのミツイハゼ締め機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1997011539U JP3049905U (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | ダクトのミツイハゼ締め機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3049905U true JP3049905U (ja) | 1998-06-30 |
Family
ID=43184130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1997011539U Expired - Lifetime JP3049905U (ja) | 1997-12-17 | 1997-12-17 | ダクトのミツイハゼ締め機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3049905U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101080913B1 (ko) | 2011-03-31 | 2011-11-08 | 유원엔지니어링(주) | 덕트용 압착장치 |
-
1997
- 1997-12-17 JP JP1997011539U patent/JP3049905U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101080913B1 (ko) | 2011-03-31 | 2011-11-08 | 유원엔지니어링(주) | 덕트용 압착장치 |
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