JP3049815B2 - ディジタルマイクロホン - Google Patents
ディジタルマイクロホンInfo
- Publication number
- JP3049815B2 JP3049815B2 JP10536091A JP10536091A JP3049815B2 JP 3049815 B2 JP3049815 B2 JP 3049815B2 JP 10536091 A JP10536091 A JP 10536091A JP 10536091 A JP10536091 A JP 10536091A JP 3049815 B2 JP3049815 B2 JP 3049815B2
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- JP
- Japan
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- signal
- frequency
- unit
- digital
- capacitance
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- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はディジタルマイクロホン
に関し、特に音波を直接ディジタル音声信号に変換する
ディジタルマイクロホンに関する。
に関し、特に音波を直接ディジタル音声信号に変換する
ディジタルマイクロホンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のマイクロホンは、音波を直接アナ
ログ音声信号に変換している。したがって、ディジタル
システムの中で使用するときは、このマイクロホンのア
ナログ音声信号を増幅し、その後アナログ−ディジタル
変換器によってディジタル音声信号に変換している。
ログ音声信号に変換している。したがって、ディジタル
システムの中で使用するときは、このマイクロホンのア
ナログ音声信号を増幅し、その後アナログ−ディジタル
変換器によってディジタル音声信号に変換している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロホンで
は、アナログ−ディジタル変換器を通してディジタル音
声信号を得ているために、アナログ−ディジタル変換器
の性能によって忠実度が左右されるという問題点があ
る。また、マイクロホンの他に増幅器，アナログ−ディ
ジタル変換器等が必要となり、構成が複雑になるという
欠点を有している。
は、アナログ−ディジタル変換器を通してディジタル音
声信号を得ているために、アナログ−ディジタル変換器
の性能によって忠実度が左右されるという問題点があ
る。また、マイクロホンの他に増幅器，アナログ−ディ
ジタル変換器等が必要となり、構成が複雑になるという
欠点を有している。
【０００４】本発明の目的は、音波を直接ディジタル音
声信号に変換するディジタルマイクロホンを提供するこ
とにある。
声信号に変換するディジタルマイクロホンを提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタルマイ
クロホンは、対向する電極を有し音波に応じてキャパシ
タンスが変化する受音部と、この受音部を共振回路のキ
ャパシタンスとして発振して発振信号を送出する発振部
と、無音状態における前記発振信号の周波数とほぼ等し
い周波数の基準信号を生成する基準周波数発生部と、前
記発振信号および前記基準信号を受けて混合し両信号の
差の周波数の信号を生成する混合部と、この混合部の出
力信号の周波数を計数して計数値をディジタルデータと
して出力するカウンタ部と、前記ディジタルデータを所
定のシリアルディジタル音声信号に変換する手段とを備
えている。
クロホンは、対向する電極を有し音波に応じてキャパシ
タンスが変化する受音部と、この受音部を共振回路のキ
ャパシタンスとして発振して発振信号を送出する発振部
と、無音状態における前記発振信号の周波数とほぼ等し
い周波数の基準信号を生成する基準周波数発生部と、前
記発振信号および前記基準信号を受けて混合し両信号の
差の周波数の信号を生成する混合部と、この混合部の出
力信号の周波数を計数して計数値をディジタルデータと
して出力するカウンタ部と、前記ディジタルデータを所
定のシリアルディジタル音声信号に変換する手段とを備
えている。
【０００６】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を示すマイクロホ
ンのブロック図である。受音部１は、導電性の受音用振
動板１１と、これに対向して配置された導電性固定板１
２とを有してコンデンサとして機能し、音圧によって振
動板１１が振動することにより、静電容量が変化する。
発振部２は、受音部１を共振回路のキャパシタンスとし
て発振し、信号Ｓ１を出力する。
ンのブロック図である。受音部１は、導電性の受音用振
動板１１と、これに対向して配置された導電性固定板１
２とを有してコンデンサとして機能し、音圧によって振
動板１１が振動することにより、静電容量が変化する。
発振部２は、受音部１を共振回路のキャパシタンスとし
て発振し、信号Ｓ１を出力する。
【０００８】基準周波数発生部３は、無音時の発振信号
Ｓ１の周波数に近い周波数の信号Ｓ３を出力する。混合
部４は、信号Ｓ１とＳ３との周波数の差の信号Ｓ２を出
力する。周波数カウンタ部５は、信号Ｓ２の周波数をカ
ウントし、そのディジタルデータＤ１を出力する。標本
化クロック発生部６は、ディジタル音声信号の標本化周
波数のクロックＣを出力する。ゲート部７は、周波数カ
ウンタ５からのディジタルデータＤ１をクロックＣで切
り出してディジタルパラレル信号Ｄ２を出力する。パラ
レル−シリアル変換部８は、ディジタルパラレル信号Ｄ
２を、例えばＡＥＳ／ＥＢＵまたはＥＩＡＪのフォーマ
ットに変換し、シリアルディジタル音声信号Ｄ３として
出力する。
Ｓ１の周波数に近い周波数の信号Ｓ３を出力する。混合
部４は、信号Ｓ１とＳ３との周波数の差の信号Ｓ２を出
力する。周波数カウンタ部５は、信号Ｓ２の周波数をカ
ウントし、そのディジタルデータＤ１を出力する。標本
化クロック発生部６は、ディジタル音声信号の標本化周
波数のクロックＣを出力する。ゲート部７は、周波数カ
ウンタ５からのディジタルデータＤ１をクロックＣで切
り出してディジタルパラレル信号Ｄ２を出力する。パラ
レル−シリアル変換部８は、ディジタルパラレル信号Ｄ
２を、例えばＡＥＳ／ＥＢＵまたはＥＩＡＪのフォーマ
ットに変換し、シリアルディジタル音声信号Ｄ３として
出力する。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、音波で振
動してキャパシタンスが変化する対向電極を共振回路の
一部として発振させて、音波に応じて周波数が変化する
発振信号を生成し、一方、無音状態における発振信号の
周波数とほぼ等しい周波数の基準信号を生成し、発振信
号および基準信号の差の周波数の信号を生成し、この差
の周波数を計数してディジタルデータを生成し、このデ
ィジタルデータを所定のシリアルディジタル音声信号に
変換することにより、音波を直接ディジタル音声信号に
変換できるので、従来のように、アナログ音声信号をア
ナログ−ディジタル変換器によってディジタル音声信号
に変換する必要がなく、変換器による特性劣化がなく、
更にディジタル音声システムに直接インターフェースす
ることができるという効果を有する。
動してキャパシタンスが変化する対向電極を共振回路の
一部として発振させて、音波に応じて周波数が変化する
発振信号を生成し、一方、無音状態における発振信号の
周波数とほぼ等しい周波数の基準信号を生成し、発振信
号および基準信号の差の周波数の信号を生成し、この差
の周波数を計数してディジタルデータを生成し、このデ
ィジタルデータを所定のシリアルディジタル音声信号に
変換することにより、音波を直接ディジタル音声信号に
変換できるので、従来のように、アナログ音声信号をア
ナログ−ディジタル変換器によってディジタル音声信号
に変換する必要がなく、変換器による特性劣化がなく、
更にディジタル音声システムに直接インターフェースす
ることができるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
１ 受音部 ２ 発振部 ３ 基準周波数発生部 ４ 混合部 ５ カウンタ部 ６ 標本化クロック発生部 ７ ゲート部 ８ パラレル−シリアル変換部 Ｓ１ 発振信号 Ｓ３ 基準信号 Ｄ１ ディジタルデータ Ｄ３ シリアルディジタル音声信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04R 3/00 320 H03M 1/60
Claims (1)
- 【請求項１】 対向する電極を有し音波に応じてキャパ
シタンスが変化する受音部と、この受音部を共振回路の
キャパシタンスとして発振して発振信号を送出する発振
部と、無音状態における前記発振信号の周波数とほぼ等
しい周波数の基準信号を生成する基準周波数発生部と、
前記発振信号および前記基準信号を受けて混合し両信号
の差の周波数の信号を生成する混合部と、この混合部の
出力信号の周波数を計数して計数値をディジタルデータ
として出力するカウンタ部と、前記ディジタルデータを
所定のシリアルディジタル音声信号に変換する手段とを
備えることを特徴とするディジタルマイクロホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10536091A JP3049815B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | ディジタルマイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10536091A JP3049815B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | ディジタルマイクロホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334297A JPH04334297A (ja) | 1992-11-20 |
| JP3049815B2 true JP3049815B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=14405562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10536091A Expired - Fee Related JP3049815B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | ディジタルマイクロホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3049815B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2555936B2 (ja) * | 1993-06-30 | 1996-11-20 | 日本電気株式会社 | ディジタルマイクロホン |
| JP3456924B2 (ja) * | 1999-07-01 | 2003-10-14 | アオイ電子株式会社 | マイクロホン装置 |
| JP5162796B2 (ja) * | 2008-03-11 | 2013-03-13 | 株式会社オーディオテクニカ | デジタルマイクロホン |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP10536091A patent/JP3049815B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04334297A (ja) | 1992-11-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000229 |
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