JPH04309098A - スピーカシステム - Google Patents

スピーカシステム

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Publication number
JPH04309098A
JPH04309098A JP9970491A JP9970491A JPH04309098A JP H04309098 A JPH04309098 A JP H04309098A JP 9970491 A JP9970491 A JP 9970491A JP 9970491 A JP9970491 A JP 9970491A JP H04309098 A JPH04309098 A JP H04309098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
speaker
mechanical
speaker system
bass
Prior art date
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Pending
Application number
JP9970491A
Other languages
English (en)
Inventor
Keijiro Maeda
前田 敬二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9970491A priority Critical patent/JPH04309098A/ja
Publication of JPH04309098A publication Critical patent/JPH04309098A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スピーカの低音出力
を増強するバスレフキャビネットのスピーカシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スピーカの低音出力を増強するためには
、一般的にスピーカの背面より放出される音響出力を位
相反転して前面側に誘導することが行われている。  
図3は筺体10の前面側に放音用のスピーカ20を配置
し、音響ダクト30によって位相反転バフルを構成した
従来のスピーカシステムである。この位相反転バフルシ
ステムは、音響ダクト30の長さを大きくすることによ
って、より低音の出力を増強することが知られているが
、音響ダクト30の長さが音響波出力の波長λの1/2
 となる周波数の点fa で、図4に示すようにスピー
カシステムの音圧周波数特性に鋭いディプpを生じ、こ
の周波数の落込みが300〜500サイクル近傍にくる
と、低音の放音特性を著しく劣化するという問題がある
【0003】そこで音響ダクト30に代えて、図5に示
すように筺体10の前面側にバスレフ開口部40を設け
、このバスレフ開口部40に振動板50をエッジ60に
よって取り付け、この振動板50の質量と、筺体10内
の空気容量が共振することにより、低音の音響出力を増
強するパッシブラジエタ方式のバスレフ型スピーカシス
テムが知られている知られている。
【0004】このバスレフ方式のスピーカシステムの電
気的な等化回路は、図6に示すように駆動信号源Vがボ
イスコイルのインダクタンスr,lを介して電気ー音響
変換トランスTSで音圧に変換され、放音出力PS と
なると同時に、筺体内のコンプライアンスの等価的なイ
ンピーダンスL及び振動板50の質量を示しているイン
ピーダンスCから成るローパス回路を介してバスレフ開
口部40から位相反転出力PR が出力され、低音周波
数が増強される。 (等価回路は速度−電圧変換回路としている。)なお、
Dはスピーカの振動特性を機械的インピーダンスr1 
,C1 ,L1 で示したものでり、Eは振動板50の
エッジ60の機械的インピーダンスr2,L2を等価的
に示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この回路構
成から理解されるようにより低音の出力を得るためには
、筺体10の容量を大きくしてコンプライアンスを大き
くするか、パッシブラジエータとなる振動板50の質量
を大きくする必要があるが、小型のスピーカシステでは
容量を大きくすることはできないので、低音出力をさら
に増強するためにはパッシブラジエータの質量を大にす
ることが要請される。
【0006】しかしながら、パッシブラジエータの質量
を大にすると、このパッシブラジエータを支持して粘弾
性材料で構成されているエッジ60がたわみ、このたわ
みを抑えるためにエッジの材質を堅くすると、エッジの
コンプライアンスが無視できなくなり良好な低域特性が
得られない。すなわち、その機械的インピーダンスr2
 ,L2 が位相反転出力PR の特性を劣化するとい
う問題があった。また、この時にエッジから異音を発生
することがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題点を
解決するためになされたもので、パッシブラジエータと
成る振動板に対して機械ー電気変換装置を取り付け、振
動板の機械的な特性を電気的回路素子によって補正する
ことにより実質的に振動板の質量を増大するようにした
ものである。
【0008】
【作用】振動板の動きを電気的な出力として取り出し、
この信号出力に対して容量性のインピーダンスを接続す
ることにより、振動板の質量を実質的に高くすることが
出来る。
【0009】
【実施例】図1は本発明のスピーカシステムの概要を示
している断面図である。この図において10は密閉型の
筺体を示し、その前面側には放音用のスピーカ20が取
り付けられている。筺体10の前面側には前記第5図と
同様にバスレフ開口部40を設け、このバスレフ開口部
40にはエッジ60によって取り付けられている振動板
50を備えている。
【0010】70は前記振動板50の振動を電気的な出
力に変換する機械ー電気変換器であり、例えば、振動板
に取り付けたコイルと、このコイルに磁界を印加する磁
気装置によって構成され、振動板が振動した時にコイル
に誘起起電圧が発生するように構成されている。そして
、その出力端子にはコンデンサcを接続している。
【0011】図2は上記のスピーカシステムにおける電
気的な等価回路を示したもので、図5の場合と同様にT
Sは音響信号を音圧に変換する仮装的なトランスである
。Dはスピーカ20のコンプライアンス、ボイスコイル
の質量、機械的な抵抗成分を示す等価回路であり、Pは
パッシブラジエータと成る振動板50のコンプライアン
ス、コイルの質量、振動板の機械的な抵抗成分の等価回
路を示している。Lは筺体10内部の空気バネ成分を示
すコンプライアンスを示し、70は振動板50の振動を
電気信号に変換する仮装的なトランスであって、前記機
械−電気変換器70を示し、このトランスの2次側に大
容量のコンデンサCを接続している。
【0012】従って、筺体10のコンプライアンスLと
この外付けされたコンデンサCを所望の低音共振周波数
となるように設定すると、スピーカの低音出力が向上し
、バスレフ効果が生じる。この場合、振動板50の実質
的な質量は従来のパッシブラジエータと同程度であれば
よく、この振動板を支持するエッジも比較的柔らかい材
料とすることができるから、エッジ60の影響が音質を
損ねるということがない。
【0013】外付けされるコンデンサCの容量は小型な
スピーカで低音部を強調する際に比較的大容量ものが必
要になるが、例えば図2の(b)に示されているように
、増幅器Aの帰還回路にコンデンサCを挿入するミラー
回路を使用した容量増倍回路を利用することによって、
小容量のコンデンサで振動板の質量を大きく増大させる
ような効果をあげることが出来る。また、この図2の回
路で、抵抗VRを変化させると低音の出力を所望の特性
となるように調整することが出来るようになる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスピーカ
システムは、従来のパッシブラジエータと成る振動板に
対して機械ー電気変換器を設け、この機械ー電気変換器
の出力端子に容量性のインピーダンス素子を接続するこ
とによってパッシブラジエータとなる振動板の質量が高
くなるようにしているので、振動板を担持しているエッ
ジの抵抗成分を増加させることなく振動板の質量を実質
的の高くすることが出来る。そのため、従来のバスレフ
方式の小型のスピーカシステムにおいて、より低音の出
力を改善することが可能になると同時に異音の発生を防
止することが出来るという効果ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピーカシステムを示す概要図である
【図2】本発明のスピーカシステムにおける等価回路図
である。
【図3】バスレフスピーカシステム従来例の説明図であ
る。
【図4】スピーカの放音特性図である。
【図5】パッシブラジエータ型のスピーカシステムの概
要図である。
【図6】パッシブラジエータ方式の音響等価回路図であ
る。
【符号の説明】
10  スピーカ筺体 20  スピーカ 30  音響ダクト 40  バスレフ開口部 50  振動板 60  エッジ 70  機械−電気変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  筺体の前面側に放音用のスピーカと、
    バスレフ開口部を備えているスピーカシステムに於て、
    前記バスレス開口部にパッシブラジエータを取り付ける
    と共に、このパッシビラジエータの振動を電気信号に変
    換する機械−電気変換装置を設け、該機械電気変換装置
    の出力端子に対して、容量性インピーダンスを付加した
    ことを特徴とするスピーカシステム。
JP9970491A 1991-04-05 1991-04-05 スピーカシステム Pending JPH04309098A (ja)

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JP9970491A JPH04309098A (ja) 1991-04-05 1991-04-05 スピーカシステム

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JP9970491A JPH04309098A (ja) 1991-04-05 1991-04-05 スピーカシステム

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JPH04309098A true JPH04309098A (ja) 1992-10-30

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ID=14254451

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JP9970491A Pending JPH04309098A (ja) 1991-04-05 1991-04-05 スピーカシステム

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JP (1) JPH04309098A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017511090A (ja) * 2014-02-26 2017-04-13 デヴィアレ ラウドスピーカを制御するためのデバイス
JP2017511091A (ja) * 2014-02-26 2017-04-13 デヴィアレ ラウドスピーカを制御するためのデバイス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017511090A (ja) * 2014-02-26 2017-04-13 デヴィアレ ラウドスピーカを制御するためのデバイス
JP2017511091A (ja) * 2014-02-26 2017-04-13 デヴィアレ ラウドスピーカを制御するためのデバイス

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