JP3049746B2 - ラビング装置、ラビング装置の製造方法及び液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
ラビング装置、ラビング装置の製造方法及び液晶表示装置の製造方法Info
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- JP3049746B2 JP3049746B2 JP22194590A JP22194590A JP3049746B2 JP 3049746 B2 JP3049746 B2 JP 3049746B2 JP 22194590 A JP22194590 A JP 22194590A JP 22194590 A JP22194590 A JP 22194590A JP 3049746 B2 JP3049746 B2 JP 3049746B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ラビング装置、ラビング装置の製造方法及
び液晶表示装置の製造方法に関する。詳しくは、回転ド
ラム外周に繊維を有する回転ラビング装置及びその製造
方法並びに液晶表示装置の製造方法に関する。
び液晶表示装置の製造方法に関する。詳しくは、回転ド
ラム外周に繊維を有する回転ラビング装置及びその製造
方法並びに液晶表示装置の製造方法に関する。
従来、基板上の配向膜のラビング処理は、コア部に繊
維を巻き付けた後回転ドラムに設けた凹部に凸状の治工
具で接合した回転ドラムを一定方向に回転させ、この回
転ドラム外周の繊維を基板に軽く接触させる方法が一般
的であった。
維を巻き付けた後回転ドラムに設けた凹部に凸状の治工
具で接合した回転ドラムを一定方向に回転させ、この回
転ドラム外周の繊維を基板に軽く接触させる方法が一般
的であった。
しかし、前述の回転ドラムのコア部と繊維の接合方法
で配向膜をラビング処理すると、回転ドラムが回転する
ことによって繊維が回転ドラムから浮き上がり、配向膜
に繊維が当たる強さが部分的に変化し、回転ドラムの回
転数と基板の移動スピードと相関する規則的な配向の違
う領域が発生し、均一な配向を得ることが困難であっ
た。
で配向膜をラビング処理すると、回転ドラムが回転する
ことによって繊維が回転ドラムから浮き上がり、配向膜
に繊維が当たる強さが部分的に変化し、回転ドラムの回
転数と基板の移動スピードと相関する規則的な配向の違
う領域が発生し、均一な配向を得ることが困難であっ
た。
そこで本発明は上記欠点を除去するためになされたも
のであり、その目的とするところは回転ラビング法にお
いて均一な配向を得ることができる液晶表示装置の製造
方法を提供することにある。
のであり、その目的とするところは回転ラビング法にお
いて均一な配向を得ることができる液晶表示装置の製造
方法を提供することにある。
本発明のラビング装置は、基板上に形成した配向膜を
ラビングするためのラビング装置において、回転ドラム
と、前記回転ドラムの外周部にらせん状に貼り付けられ
た両面テープと、前記両面テープに植毛されて前記回転
ドラムの外周部に接着固定された繊維と、を具備するこ
とを特徴とする。
ラビングするためのラビング装置において、回転ドラム
と、前記回転ドラムの外周部にらせん状に貼り付けられ
た両面テープと、前記両面テープに植毛されて前記回転
ドラムの外周部に接着固定された繊維と、を具備するこ
とを特徴とする。
本発明のラビング装置は、両面テープと両面テープの
間隔が5mm以下であることを特徴とする。
間隔が5mm以下であることを特徴とする。
本発明のラビング装置の製造方法は、基板上に形成し
た配向膜をラビングするためのラビング装置の製造方法
において、回転ドラムの外周部に両面テープをらせん状
に貼り付ける工程と、しかる後前記両面テープに繊維を
植毛して当該繊維を前記回転ドラムの外周部に接着固定
する工程と、を有することを特徴とする。
た配向膜をラビングするためのラビング装置の製造方法
において、回転ドラムの外周部に両面テープをらせん状
に貼り付ける工程と、しかる後前記両面テープに繊維を
植毛して当該繊維を前記回転ドラムの外周部に接着固定
する工程と、を有することを特徴とする。
本発明のラビング装置の製造方法は、両面テープと両
面テープの間隔が5mm以下であることを特徴とする。
面テープの間隔が5mm以下であることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置の製造方法は、基板上に形成し
た配向膜をラビングする工程を有する液晶表示装置の製
造方法において、回転ドラムの外周部にらせん状に貼り
付けられた両面テープに植毛されて前記回転ドラムの外
周部に接着固定された繊維を具備したラビング装置によ
って前記配向膜をラビングすることを特徴とする。
た配向膜をラビングする工程を有する液晶表示装置の製
造方法において、回転ドラムの外周部にらせん状に貼り
付けられた両面テープに植毛されて前記回転ドラムの外
周部に接着固定された繊維を具備したラビング装置によ
って前記配向膜をラビングすることを特徴とする。
参考例1 第1図を用いてせつめいする。回転ドラム1の外周部
に接着体2として例えばアクリル系接着剤を塗布したの
ち、静電植毛によってナイロン繊維を植毛した回転ドラ
ムを用いて、配向膜を塗布した基板を回転ラビング処理
した。かかる基板を用いて液晶表示装置を構成したとこ
ろ均一な配向を有する液晶表示装置が得られた。
に接着体2として例えばアクリル系接着剤を塗布したの
ち、静電植毛によってナイロン繊維を植毛した回転ドラ
ムを用いて、配向膜を塗布した基板を回転ラビング処理
した。かかる基板を用いて液晶表示装置を構成したとこ
ろ均一な配向を有する液晶表示装置が得られた。
参考例2 回転ドラム1の外周部に接着体2として市販の両面テ
ープを用い両面テープと両面テープの間隔が5mm以下と
なる様に回転ドラムに貼付け、その後繊維3を接着した
回転ドラム1によって配向膜を塗布した基板を回転ラビ
ング処理した。
ープを用い両面テープと両面テープの間隔が5mm以下と
なる様に回転ドラムに貼付け、その後繊維3を接着した
回転ドラム1によって配向膜を塗布した基板を回転ラビ
ング処理した。
かかる基板を用いて液晶表示装置を構成したところ参
考例1と同様に均一な配向が得られた。
考例1と同様に均一な配向が得られた。
実施例 回転ドラム1の外周部に両面テープを実施例2と同様
に両面テープと両面テープの間隔が5mm以下となる様に
らせん状に回転ドラムに貼り付け、その後繊維3を接着
した回転ドラム1によって配向膜を塗布した基板を用い
て液晶表示装置を構成したところ、参考例1と同様の結
果を得た。
に両面テープと両面テープの間隔が5mm以下となる様に
らせん状に回転ドラムに貼り付け、その後繊維3を接着
した回転ドラム1によって配向膜を塗布した基板を用い
て液晶表示装置を構成したところ、参考例1と同様の結
果を得た。
参考例3 回転ドラム1の外周部に両面テープと両面テープの間
隔が30mmとなる様に貼り付け、その後繊維3を接着した
回転ドラム1によって配向膜を塗布した基板を用いて液
晶表示装置を構成したところ、ラビング方向と垂直に規
則的な配向の他の異なる領域が発生し均一な配向が得ら
れなかった。
隔が30mmとなる様に貼り付け、その後繊維3を接着した
回転ドラム1によって配向膜を塗布した基板を用いて液
晶表示装置を構成したところ、ラビング方向と垂直に規
則的な配向の他の異なる領域が発生し均一な配向が得ら
れなかった。
以上述べた様に本発明によれば、回転ドラムに繊維を
接着することによって、高回転で回転ドラムを回転した
場合においても繊維が回転ドラムから浮き上がることな
く、配向膜への当りムラも発生せず、均一な配向膜を得
ることができる。
接着することによって、高回転で回転ドラムを回転した
場合においても繊維が回転ドラムから浮き上がることな
く、配向膜への当りムラも発生せず、均一な配向膜を得
ることができる。
第1図は本発明の1実施例である回転ドラムを示す模式
図。第2図は従来技術の回転ドラムの模式図。 1……回転ドラム 2……接着体 3……繊維 4……凸状押え治具
図。第2図は従来技術の回転ドラムの模式図。 1……回転ドラム 2……接着体 3……繊維 4……凸状押え治具
Claims (5)
- 【請求項1】基板上に形成した配向膜をラビングするた
めのラビング装置において、回転ドラムと、 前記回転ドラムの外周部にらせん状に貼り付けられた両
面テープと、 前記両面テープに植毛されて前記回転ドラムの外周部に
接着固定された繊維と、 を具備することを特徴とするラビング装置。 - 【請求項2】両面テープと両面テープの間隔が5mm以下
であることを特徴とする請求項1に記載のラビング装
置。 - 【請求項3】基板上に形成した配向膜をラビングするた
めのラビング装置の製造方法において、 回転ドラムの外周部に両面テープをらせん状に貼り付け
る工程と、 しかる後前記両面テープに繊維を植毛して当該繊維を前
記回転ドラムの外周部に接着固定する工程と、 を有することを特徴とするラビング装置の製造方法。 - 【請求項4】両面テープと両面テープの間隔が5mm以下
であることを特徴とする請求項2に記載のラビング装置
の製造方法。 - 【請求項5】基板上に形成した配向膜をラビングする工
程を有する液晶表示装置の製造方法において、回転ドラ
ムの外周部にらせん状に貼り付けられた両面テープに植
毛されて前記回転ドラムの外周部に接着固定された繊維
を具備したラビング装置によって前記配向膜をラビング
することを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22194590A JP3049746B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | ラビング装置、ラビング装置の製造方法及び液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22194590A JP3049746B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | ラビング装置、ラビング装置の製造方法及び液晶表示装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104126A JPH04104126A (ja) | 1992-04-06 |
JP3049746B2 true JP3049746B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=16774619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22194590A Expired - Fee Related JP3049746B2 (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | ラビング装置、ラビング装置の製造方法及び液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049746B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6123982A (en) | 1998-09-01 | 2000-09-26 | Colgate-Palmolive Company | Dental floss |
US11528792B2 (en) | 2004-02-25 | 2022-12-13 | Lynk Labs, Inc. | High frequency multi-voltage and multi-brightness LED lighting devices |
US11638336B2 (en) | 2004-02-25 | 2023-04-25 | Lynk Labs, Inc. | AC light emitting diode and AC LED drive methods and apparatus |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP22194590A patent/JP3049746B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6123982A (en) | 1998-09-01 | 2000-09-26 | Colgate-Palmolive Company | Dental floss |
US11528792B2 (en) | 2004-02-25 | 2022-12-13 | Lynk Labs, Inc. | High frequency multi-voltage and multi-brightness LED lighting devices |
US11638336B2 (en) | 2004-02-25 | 2023-04-25 | Lynk Labs, Inc. | AC light emitting diode and AC LED drive methods and apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04104126A (ja) | 1992-04-06 |
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