JP3049669U - エアバッグの偏向取り付け具 - Google Patents
エアバッグの偏向取り付け具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバッグが燃えるのを防止しながら、エア
バッグクッションが膨張時に歪まないように膨張ガスを
方向付けする偏向取り付け具を提供すること。 【解決手段】 偏向取り付け具(10)のリテーナリン
グ(12)の内縁に隣接し連続した円形の基部壁(2
4)が上方に延伸し、4つの離間配置された偏向板(2
6)が基部壁から終端28に向かって延伸している。リ
テーナリングの外縁に隣接し円形の外側壁(30)が上
方に略垂直に延伸していて、4つの切り欠き(34)で
偏向板とオフセットしたバッフル(36)に分割されて
いる。偏向板とバッフルはインフレータ(44)の円筒
形の側壁(48)に形成された噴孔(50)から出た高
温の膨張ガス、微粒子を偏向され、エアバッグクッショ
ン(38)の絞り部(54)が燃えるのを防ぐ。
バッグクッションが膨張時に歪まないように膨張ガスを
方向付けする偏向取り付け具を提供すること。 【解決手段】 偏向取り付け具(10)のリテーナリン
グ(12)の内縁に隣接し連続した円形の基部壁(2
4)が上方に延伸し、4つの離間配置された偏向板(2
6)が基部壁から終端28に向かって延伸している。リ
テーナリングの外縁に隣接し円形の外側壁(30)が上
方に略垂直に延伸していて、4つの切り欠き(34)で
偏向板とオフセットしたバッフル(36)に分割されて
いる。偏向板とバッフルはインフレータ(44)の円筒
形の側壁(48)に形成された噴孔(50)から出た高
温の膨張ガス、微粒子を偏向され、エアバッグクッショ
ン(38)の絞り部(54)が燃えるのを防ぐ。
Description
【0001】
本考案はエアバッグモジュールに関し、特に、エアバッグクッションをエアバ ッグモジュール内に取り付け、高温の膨張ガスをエアバッグクッションの絞り部 から遠ざけるエアバッグの偏向取り付け具に関する。
【0002】
エアバッグモジュールは車両、特に自動車に採用され、衝突の際に、膨張され たエアバッグを拡張して乗員の体を物理的に拘束して乗員を負傷から保護する。 運転席側のエアバッグモジュールは通常車両のステアリングホイール内に装着さ れ、エアバッグクッションと、遠隔配置された衝突センサからの信号を受けてエ アバッグを膨張せしめるインフレータと、エアバッグクッションとインフレータ を取り付けるためのモジュールベースプレートとを有する。インフレータはモジ ュールベースプレートに固定され、円筒状の側壁を有し、側壁は膨張ガスを排出 するための噴孔を画定している。エアバッグクッションは絞り部を有し、絞り部 はインフレータの側壁を周囲し、ベースプレート上に載置されるカラーを有する 。エアバッグリテーナリングはエアバッグクッションのカラー上に配置され、エ アバッグクッションのカラーを間に挟みながらベースプレートに固定される。
【0003】 エアバッグクッションを膨張する間、高温の膨張ガスがインフレータの側壁の 噴孔を通り、通常は集中された流れで、インフレータから放射方向に排出される 。インフレータから放射方向に排出される高温の膨張ガスがカラーから延伸しイ ンフレータの側壁を被っているエアバッグクッションの絞り部を燃やすことが知 られている。
【0004】 エアバッグクッションが燃えるのを防ぐために、あるエアバッグリテーナリン グはエアバッグクッションの絞り部を保護するために膨張ガスを偏向させる少な くともインフレータの噴孔と同じ高さまで上方に延伸している連続した垂直の側 壁を有している。垂直の側壁は膨張ガスを途中で遮り、膨張ガスをインフレータ の側壁に添わせ、軸方向からエアバッグクッション内に向かうようにする。
【0005】 膨張ガスをエアバッグクッションの絞り部から離れるように向けることは好ま しいことであるが、少なくとも一部の膨張ガスを放射状にインフレータから離し てエアバッグクッション内に向けることも好ましい。エアバッグクッション内に 放射状に向けられた膨張ガスは、しばしばエアバッグクッションをステアリング ホイールの上に均等に膨張させ、車両の衝突による減速度で乗員が移動してくる 前に膨張が完了してしまう。一方、軸方向からエアバッグクッション内に向けら れた膨張ガスはエアバッグクッションを歪めて、あるいは不均等に、膨張させる ことも知られている。歪んだ膨張は好ましくない、というのは、完全に膨張する 前にエアバッグクッションの頂部が乗員に当たることを誘起するからである。ま た、歪んだ膨張は、エアバッグクッションが乗員をエアバッグクッションの側部 に押しやり、乗員がエアバッグクッションによる保護を受けることができなくす ることを誘起することもある。また、歪んだ膨張はエアバッグクッションの絞り 部とカラーに大きな応力をかけてしまう。
【0006】 エアバッグクッションが歪んで膨張される可能性を減じるために、垂直の側壁 ではなくて、外側に傾斜した側壁を有するリテーナリングもある。外側に傾斜し た側壁は、膨張ガスを遮り、軸方向および放射方向からエアバッグクッション内 に向け、歪んだ膨張を防止する。 したがって、外側に傾斜した側壁を有するリテーナリングと共に使用されるエ アバッグクッションは、さらに、エアバッグクッションの歪んだ膨張を防ぐため にクッション係止環(tether) のような構成と、エアバッグクッションが燃える ことを防ぐために絞り部の内側のまわりに配置される防護的な材料層を、組み入 れることが必要である。 したがって、エアバッグが燃えるのを防止しながら、エアバッグクッションが 膨張時に歪まないように膨張ガスを方向付けするクッションリテーナを提供する ことは有益なことである。
【0007】
本考案の大きな目的は、新しい、改善されたエアバッグモジュールを提供する ことである。 本考案の特定の目的は、新しい、改善されたエアバッグのリテーナリングを提 供することである。 本考案の他の目的は、インフレータの高温の膨張ガスからエアバッグクッショ ンを保護することのできるエアバッグリテーナリングを提供することである。 本考案の付加的な目的は、エアバッグの歪んだ膨張を助長しないエアバッグリ テーナリングを提供することである。
【0008】
本考案は、大きくは、複数の離間配置された噴孔を画定する側壁と、複数の離 間配置された噴孔の下側でインフレータの側壁を周囲するモジュールベースプレ ートとを有するインフレータを備えたエアバッグモジュールにエアバッグクッシ ョンを取り付けるためのエアバッグの偏向取り付け具を提供する。エアバッグク ッションはインフレータの側壁を周囲し、モジュールベースプレート上に載置さ れるカラーを有し、インフレータの噴孔を出たガスがエアバッグクッションを膨 張することできるような絞り部を有する。
【0009】 偏向取り付け具は、カラーの上に受容可能であり、エアバッグクッションのカ ラーを間に挟んでモジュールベースプレートに固定可能であるリテーナリングを 有する。 偏向取り付け具は、また、複数の離間配置された偏向板を有し、この偏向板は 、リテーナリングがモジュールベースプレートに固定された時にリテーナリング からインフレータ側壁の頂部と複数の噴孔の中間に位置する終端に向かって上方 に延伸する。 複数の離間配置された偏向板はインフレータ側壁とエアバッグクッションの絞 り部の間に展開していて、インフレータの複数の噴孔を出た高温の膨張ガスと固 形微粒子をエアバッグクッションの絞り部から離れるように偏向せしめる。
【0010】 本考案の一つの態様においては、リテーナリングが略平らで、複数の離間配置 された偏向板がリテーナリングに対して垂直である。 本考案の別の態様においては、偏向板と噴孔が同数あり、リテーナリングがモ ジュールベースプレートに固定された時に、複数の離間配置された偏向板が、複 数の離間配置された噴孔と同列に配置されている。 本考案の付加的な態様においては、リテーナリングが略平らで、複数の偏向板 のそれぞれがリテーナリングに対して外側に傾斜している。 本考案のさらなる態様においては、複数の偏向板のそれぞれが噴孔に対向する 横方向に凸の表面を有している。
【0011】 本考案のさらなる別の態様においては、偏向板が4つの偏向板から成り、4つ の偏向板のそれぞれが偏向板の高さにおいて延伸している。4つの偏向板のそれ ぞれの終端がリテーナリングに略垂直な偏向板の中央から、対向する傾斜した側 縁に向かって外側に押し拡げられている。 本考案の付加的な態様においては、さらに、リテーナリングから上方に上縁に 向かって延伸する外側壁を具備し、リテーナリングがベースプレートに固定され た時に、上縁は複数の噴孔よりも上方に位置する。複数の偏向板を周囲している 外側壁が複数の偏向板の間を抜けてくる高温の膨張ガスと固形微粒子を偏向せし める。
【0012】 本考案のさらなる態様においては、外側壁が外側壁の上縁から下方に複数の噴 孔よりも下側まで延伸する複数の離間配置された切り欠きを具備し、離間配置さ れた切り欠きが外側壁を、複数の偏向板からオフセットした複数の離間配置され たバッフル(baffle) に分割している。 本考案の別の態様においては、偏向取り付け具が、さらに、リテーナリングか ら上方に複数の噴孔の下まで延伸する連続した基部壁を具備し、該基部壁から上 方に複数の偏向板が延伸している。
【0013】 本考案は上述した偏向取り付け具を有するエアバッグモジュールを提供する。 エアバッグモジュールは、複数の離間配置された噴孔を画定している側壁を有 するインフレータと、複数の噴孔の下側でインフレータ側壁を周囲するモジュー ルベースプレートと、インフレータ側壁を周囲し、モジュールベースプレート上 に受容されるカラーを有し、インフレータの噴孔を出た膨張ガスがエアバッグク ッションを膨張するようにしている絞り部を備えたエアバッグクッションとを有 する。
【0014】 偏向取り付け具のリテーナリングは、エアバッグクッションのカラー上に受容 可能で、エアバッグクッションのカラーを間に挟んでモジュールベースプレート に固定される。複数の偏向板が、終端がインフレータ側壁と複数の噴孔の中間に 位置するように、インフレータ側壁とエアバッグクッションの絞り部の間に展開 していて、インフレータの複数の噴孔を出た高温の膨張ガスと固形微粒子をエア バッグクッションの絞り部から離れるように偏向せしめる。
【0015】 このように、本考案はエアバッグクッションの絞り部が燃えることを防止する 偏向取り付け具を提供する。さらに、本考案による偏向取り付け具はエアバッグ クッションが歪んで膨張することを助長しないことが確認されている。
【0016】
本考案は、以下の添付の図面を参照した説明により、本考案のさらなる目的、 構成、利点、態様とともに、より、明確に理解されるであろう。各図を通して、 同じ要素には同じ番号が付されている。 図1を参照すると、図2、3に示されるようなエアバッグクッション38をエ アバッグモジュール40に取り付けるエアバッグの偏向取り付け具10が示され ている。偏向取り付け具10は、例えば、強化ナイロンあるいは同様なプラスチ ック、あるいは、例えば、鋼またはアルミニウムの様な金属、等の強固な材料か ら形成される。偏向取り付け具10は、上面14、下面16、外縁18、内縁2 0を有する略平らな円形のリテーナリング12を有する。リテーナリング12は 締結具を受容するための4つの均等に離間配置された孔22を有するが、代わり に、公知のように、複数のボルトをリテーナリング12にインサートモールドす ることもできる。
【0017】 偏向取り付け具10は、さらに、リテーナリング12の内縁20に隣接してリ テーナリング12の上面14から上方に略垂直に延伸する連続した円形の基部壁 24を有する。4つの離間配置された偏向板26が、リテーナリング12に垂直 に、基部壁24から終端28に向かって延伸している。偏向板は基部壁と一体で あるが図示のために図1においては偏向板と基部壁の間に破線が入れられている 。円形の外側壁30がリテーナリング12の外縁18に隣接してリテーナリング 12の上面14から上方に略垂直に終端32まで延伸している。外側壁30は上 縁32から下方に延伸する4つの離間配置された切り欠き34を有し、4つの切 り欠きは外側壁を4つの離間配置されたバッフル36に分割し、それらは4つの 偏向板26に対してオフセットしている。
【0018】 図2、3を参照すると、偏向取り付け具10は膨張可能なエアバッグクッショ ン38をモジュールベースプレート42とインフレータ44を有するエアバッグ モジュール40に取り付ける。モジュールベースプレート42はインフレータを 受容する開口46を画定していて、インフレータ44の円筒形の側壁48がそこ を通って延伸しており、モジュールベースプレートはインフレータの側壁により 画定される12個の噴孔50の下側にある。エアバッグインフレータ44はフラ ンジ52を有し、フランジは側壁から外側に延伸していてモジュールベースプレ ート42に接している。エアバッグクッション38はインフレータの側壁48を 周囲する絞り部54とベースプレート42の上に載置されるカラー56を有し、 インフレータ44から出たガスはエアバッグクッションを膨張せしめる。
【0019】 偏向取り付け具10はインフレータの側壁48とエアバッグクッション38の 絞り部54の間に受容され、リテーナリング12の下面16はエアバッグクッシ ョンのカラー56の上に配置される。4本のボルト58はリテーナリング12の 締結具受容穴22を通り、エアバッグクッション38のカラー56を通り、モジ ュールベースプレート42を通り、インフレータフランジ52を通って、4個の ナット60(2個のみ図示)により締結され、偏向取り付け具10と、エアバッ グクッションと、インフレータ44をモジュールベースプレート44に固定して いる。
【0020】 連続した基部壁24はリテーナリング12から12個の噴孔50の下までしか 延伸しておらず噴孔を塞いでいない。4つの偏向板26が配置されているのはイ ンフレータの側壁48とエアバッグクッション38の絞り部54の間であって、 偏向板の終端28は噴孔50とインフレータの側壁の頂部49の間に位置してい る。好ましくは、偏向板26は全ての12個の噴孔50とエアバッグクッション 38の絞り部54の間に中間配置される。外側壁30の上縁32は噴孔50の上 まで延伸していて、外側壁は4つの偏向板26とエアバッグクッション38の絞 り部54の間に中間配置されている。
【0021】 当該業界において公知のように、インフレータ44は、例えば、固形の火工式 ガス発生剤のような膨張ガス生成手段を有している。通常、膨張可能なエアバッ グクッション38は車両の衝突の間にインフレータ44から膨張ガスを受けて膨 張し、車両乗員と車両内側部分の間にクッションを提供する。膨張ガスは高温、 高圧で12個の噴孔50を通ってインフレータ44から出ていくが、インフレー タ内での燃焼の副生物として高温の微粒子を含んでいることがある。
【0022】 エアバッグの偏向取り付け具10の4つの偏向板26はインフレータ44の1 2個の噴孔50から出た高温の膨張ガスと固形微粒子を偏向し分散する。膨張ガ スの一部が偏向板26の間放射状に通過する一方で、偏向板26は膨張ガスの一 部をインフレータ44に対して軸方向よりエアバッグクッション38内に偏向す る。周りを囲んでいるバッフル36は偏向板26の間を放射状に通過した膨張ガ スと固形微粒子を偏向し分散する。膨張ガスの一部が切り欠き34の間を放射状 に通過してエアバッグクッション内に向かう一方で、バッフル36は膨張ガスの 一部をインフレータ44に対して軸方向よりエアバッグクッション38内に偏向 する。このように、バッフル36と偏向板26は共働して殆どの固形微粒子を衝 突落下させ、エアバッグクッション38の絞り部54を高温の膨張ガスから保護 する。しかしながら、バッフル36と偏向板26は、膨張ガスの一部が放射状に エアバッグクッション38内に入ることを可能にし、インフレータの膨張を助勢 している。
【0023】 バッフル36と偏向板26のいずれか一方がインフレータ44の噴孔50と、 エアバッグクッション38の絞り部54の間に中間配置されている限り、偏向取 り付け具10のバッフル36の数は、必ずしも、偏向板26の数と等しくする必 要はないということは注意すべきである。さらに、インフレータは8から12個 の間で、どこにでも、噴孔を設けることができ、偏向取り付け具10も4個以上 の偏向板26および4個以上のバッフル36を備えることができる。
【0024】 図4から7を参照すると、本考案による別の偏向取り付け具62が示されてい る。偏向取り付け具62は、略平らな、上面66、下面68、略長方形の外縁7 0、円形の内縁72を有するリテーナリング64を備えている。リテーナリング 64は均等に離間配置された締結具受容穴74を有している。
【0025】 偏向取り付け具62も、リテーナリングの内縁72に隣接したリテーナリング 64の上面66から略垂直に上方に延伸している連続した円形の基部壁76を有 している。12個の離間配置された偏向板78が基部壁76から終端80まで延 伸している。偏向板78はそれぞれリテーナリング64に対して実際上外側に傾 斜している。実際上外側にとは、図6に示されているように、各偏向板78が約 60度から約80度の間の角度82で、好ましくは75度で、リテーナリング6 4に対して傾斜していることを意味している。さらに、各偏向板78は内側に向 いた横方向に凸の表面84を有している。
【0026】 連続した略長方形の外側壁86がリテーナリングの外縁70に隣接したリテー ナリング64の上面66から上方に上縁89まで延伸している。外側壁86はリ テーナリング64に対して実際上外側に傾斜している。実際上外側にとは、図7 に示されているように、外側壁86が約100度から約125度の間の角度88 で、好ましくは115度で、リテーナリング64に対して傾斜していることを意 味している。
【0027】 図5から7を参照すると、図2、3のエアバッグモジュール40と同じエアバ ッグモジュール63にとりつけられた偏向取り付け具62が示されている、そし て、同じエアバッグモジュールの要素には同じ番号が付されている。偏向取り付 け具62はインフレータの側壁48とエアバッグクッション38の絞り部54の 間に受容されていて、リテーナリング64の下面68がエアバッグクッションの カラー56の上面に載置されている。4本のボルト58はリテーナリング64の 締結具受容穴22を通り、エアバッグクッション38のカラー56を通り、モジ ュールベースプレート42を通り、インフレータフランジ52を通って、4個の ナット(図示せず)により締結され、偏向取り付け具62と、エアバッグクッシ ョンと、インフレータ44をモジュールベースプレート44に固定している。
【0028】 連続した基部壁76はリテーナリング64から12個の噴孔50の下までしか 延伸しておらず噴孔を塞いでいない。12個の偏向板78は12個の噴孔50と 同列配置され、12個の噴孔50とエアバッグクッション38の絞り部54の間 に中間配置され、偏向板の終端80は噴孔とインフレータの側壁48の頂部49 の間に位置している。外側壁86の上縁89は噴孔50の上まで延伸していて、 外側壁は4つの偏向板78とエアバッグクッション38の絞り部54の間に配置 されている。
【0029】 偏向取り付け具62の12個の偏向板78はインフレータ44の12個の噴孔 50から出た高温の膨張ガスと固形微粒子を偏向し分散する。外側に傾斜した偏 向板78の横方向に凸の表面84は、膨張ガスの一部を偏向板78の間をインフ レータから放射状に通過せしめる一方で、膨張ガスの一部をインフレータ44に 対して軸方向よりエアバッグクッション38内に偏向する。 周りを囲んでいる外側に傾斜した外側壁86は偏向板78の間を放射状に通過 した膨張ガスと固形微粒子を偏向し分散する。 外側壁86は膨張ガスの一部をインフレータ44に対して軸方向に偏向し、膨 張ガスの一部は放射状にエアバッグクッション38内に向かう。 このように、外側壁86と偏向板78は共働して殆どの固形微粒子を衝突落下 させ、エアバッグクッション38の絞り部54を高温の膨張ガスから保護する。 しかしながら、外側壁86と偏向板78は、膨張ガスの一部が放射状にエアバッ グクッション38内に入ることを可能にし、インフレータの膨張を助勢している 。
【0030】 図8から12を参照すると、本考案による、別の偏向取り付け具90が示され ている。偏向取り付け具90は、略平らな、上面94、下面96、略長方形の外 縁98、円形の内縁100を有するリテーナリング92を備えている。リテーナ リング92は均等に離間配置された締結具受容穴102を有している。
【0031】 偏向取り付け具90も、リテーナリング92の内縁102に隣接したリテーナ リング92の上面94から略垂直に上方に延伸している連続した円形の基部壁1 04を有している。4個の離間配置された偏向板106が基部壁104から終端 108まで延伸している。それぞれの偏向板106は偏向板の高さにおいて延伸 している。 4個の偏向板106のそれぞれの終端が、偏向板の中央110から対向してい る側縁112、114に向かって外側に押し拡げられている。偏向板106の中 央110はリテーナリング92に対して略垂直であるが、対向している側縁11 2、114はリテーナリング92に対して実際上外側に傾斜している。実際上外 側にとは、図12に示されているように、各偏向板106が約50度から約75 度の間の角度115で、好ましくは60度で、リテーナリング92に対して傾斜 していることを意味している。さらに、各偏向板78は内側に向いた横方向に凸 の表面84を有している。 連続した略長方形の外側壁106がリテーナリングの外縁98に隣接したリテ ーナリング92の上面94から上方に上縁118まで延伸している。
【0032】 図9から12を参照すると、図2、3のエアバッグモジュール40と同様なエ アバッグモジュール91に取り付けられた偏向取り付け具90がしめされていて 、エアバッグモジュールの同じ要素には同じ参照番号が付されている。 偏向取り付け具90はインフレータの側壁48とエアバッグクッション38の 絞り部54の間に受容されていて、リテーナリング92の下面96がエアバッグ クッションのカラー56の上面に載置されている。4本のボルト58はリテーナ リング92の締結具受容穴102を通り、エアバッグクッション38のカラー5 6を通り、モジュールベースプレート42を通り、インフレータフランジ52を 通って、4個のナット(1個のみ図示)により締結され、偏向取り付け具90と 、エアバッグクッションと、インフレータ44をモジュールベースプレート44 に固定している。
【0033】 連続した基部壁104はリテーナリング92からインフレータ44の12個の 噴孔50の下までしか延伸しておらず噴孔を塞いでいない。4個の偏向板106 はエアバッグクッション38の絞り部54の間に中間配置され、偏向板の終端1 08は噴孔50とインフレータの側壁48の頂部49の間に位置している。好ま しくは、偏向板106は12個の噴孔50のそれぞれとエアバッグクッション3 8の絞り部54の間に中間配置されている。外側壁116の上縁118は噴孔5 0の上まで延伸していて、外側壁は4つの偏向板106とエアバッグクッション 38の絞り部54の間に配置されている。
【0034】 偏向取り付け具90の4個の偏向板106はインフレータ44の12個の噴孔 50から出た高温の膨張ガスと固形微粒子を偏向し分散する。外側に傾斜した偏 向板106は、膨張ガスの一部をインフレータ44に対して軸方向にエアバッグ クッション38内へ偏向し、膨張ガスの一部をインフレータ44に対して放射状 にエアバッグクッション内へ偏向する。膨張ガスの一部はインフレータ44から 偏向板106の間を放射状に通過する。 周りを囲んでいる外側壁116は偏向板106の間を放射状に通過した膨張ガ スと固形微粒子をインフレータ44に対して軸方向にエアバッグクッション38 内に向けて偏向し分散する。 外側壁86は膨張ガスの一部をインフレータ44に対して軸方向に偏向し、膨 張ガスの一部は放射状にエアバッグクッション38内に向かう。 このように、外側壁116と偏向板106は共働して殆どの固形微粒子を衝突 落下させ、エアバッグクッション38の絞り部54を高温の膨張ガスから保護し 、膨張ガスの一部が放射状にエアバッグクッション38内に入ることを可能にし 、インフレータの膨張を助勢している。
【0035】 偏向取り付け具90のリテーナリング92の外縁98と外側壁116はそれぞ れ長方形ではなく円形にすることができるということに注目すべきである。円形 と長方形の外側壁のそれぞれに利点がある。円形の外側壁は膨張ガスの良好な分 散を提供し、長方形の外側壁は角部の締結具受容穴への容易なアセスを可能とし ながらより小型の偏向取り付け具を提供することができる。上述してきた10、 62、90の各偏向取り付け具は、長方形、または、円形の外側壁を備えること ができる。さらには、外側壁を、リテーナリングに対して垂直にすることも、リ テーナリングに対して基本的に外側に傾斜させることもできる。
【0036】
以上の様に、本考案は、エアバッグクッション38が燃えるのを防ぎながら、 膨張ガスをエアバッグクッションの膨張を助勢するように膨張ガスを偏向する偏 向取り付け具10、62、90を提供する。
【0037】 特定の作動要求、環境に適するように色々変更、改変されることは当業者には 明らかであるので、本考案は説明の為に選択された例に限定されるものではなく 、請求項に記載の本考案の精神と範囲を逸脱しないすべての変更、改変を含むも のである。
【図1】本考案によるエアバッグの偏向取り付け具の斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の偏向取り付け具を有するエアバッグモジ
ュールの上面図である。
ュールの上面図である。
【図3】図2の3−3線に沿って見た図2のエアバッグ
モジュールの断面図である。
モジュールの断面図である。
【図4】本考案の別のエアバッグの偏向取り付け具の斜
視図である。
視図である。
【図5】図4の偏向取り付け具を有するエアバッグモジ
ュールの上面図である。
ュールの上面図である。
【図6】図5の6−6線に沿って見た図5のエアバッグ
モジュールの部分断面図である。
モジュールの部分断面図である。
【図7】図5の7−7線に沿って見た図5のエアバッグ
モジュールの部分断面図である。
モジュールの部分断面図である。
【図8】本考案の別のエアバッグの偏向取り付け具の斜
視図である。
視図である。
【図9】図8の偏向取り付け具を有するエアバッグモジ
ュールの上面図である。
ュールの上面図である。
【図10】図9の10−10線に沿って見た図9のエア
バッグモジュールの部分断面図である。
バッグモジュールの部分断面図である。
【図11】図9の11−11線に沿って見た図9のエア
バッグモジュールの部分断面図である。
バッグモジュールの部分断面図である。
【図12】図9の12−12線に沿って見た図9のエア
バッグモジュールの部分断面図である。
バッグモジュールの部分断面図である。
10、62、90…偏向取り付け具 12、64、92…リテーナリング 24、76、104…基部壁 26、78、106…偏向板 30、86、116…外側壁 36…バッフル 38…エアバッグクッション 40、91…エアバッグモジュール 42…モジュールベースプレート 44…インフレータ 48…側壁 50…噴孔 54…絞り部 56…カラー
Claims (20)
- 【請求項1】 インフレータ側壁を周囲しモジュールベ
ースプレート上に載置されるカラー(56)を有しイン
フレータの噴孔を出た膨張ガスがエアバッグクッション
を膨張するようにしている絞り部(54)を有するエア
バッグクッション(38)を、離間配置された複数の噴
孔(50)を画定するインフレータ側壁(48)と複数
の噴孔の下側でインフレータ側壁(48)を周囲するモ
ジュールベースプレート(42)を有するインフレータ
(44)を備えたエアバッグモジュール(40、63、
91)に、取り付けるエアバッグの偏向取り付け具(1
0、62、90)であって、 エアバッグクッション(38)のカラー(56)上に受
容可能で、エアバッグクッションのカラーを間に挟んで
モジュールベースプレート(42)に固定可能なリテー
ナリング(12、62、92)と、 リテーナリングがモジュールベースプレートに固定され
た時に、リテーナリングからインフレータ側壁(48)
の頂部(49)と複数の噴孔(50)の中間に位置する
終端に向かって上方に延伸し、インフレータ側壁(4
8)とエアバッグクッション(38)の絞り部(54)
の間に中間配置されて展開され、インフレータの複数の
噴孔(50)を出た高温の膨張ガスと微粒子をエアバッ
グクッションの絞り部から離れるように偏向せしめる複
数の離間配置された偏向板(26、78、106)と、 を具備することを特徴とする偏向取り付け具。 - 【請求項2】 リテーナリング(12)が略平らで、複
数の離間配置された偏向板(26)がリテーナリングに
対して垂直であることを特徴とする請求項1に記載の偏
向取り付け具。 - 【請求項3】 偏向板(26)と噴孔(50)が同数あ
り、リテーナリングがモジュールベースプレート(4
2)に固定された時に、複数の離間配置された偏向板
が、複数の離間配置された噴孔とエアバッグクッション
(38)の絞り部(54)の間に、中間配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の偏向取り付け具。 - 【請求項4】 リテーナリング(12)が略平らで、複
数の偏向板(26)のそれぞれがリテーナリングに対し
て外側に傾斜していることを特徴とする請求項3に記載
の偏向取り付け具。 - 【請求項5】 複数の偏向板(26)のそれぞれが噴孔
(50)に対向する横に凸の表面(84)を有している
ことを特徴とする請求項4に記載の偏向取り付け具。 - 【請求項6】 偏向板(106)が4つの偏向板から成
り、4つの偏向板のそれぞれが偏向板の高さにおいて延
伸し、4つの偏向板のそれぞれの終端がリテーナリング
(92)に略垂直な偏向板の中央(108)から、対向
する傾斜した側縁(112、114)に向かって外側に
押し拡げられていることを特徴とする請求項1に記載の
偏向取り付け具。 - 【請求項7】 さらに、リテーナリング(12、64、
92)から上方に複数の噴孔よりも上方の上縁に向かっ
て延伸する外側壁(30、86、116)を具備し、該
外側壁が複数の偏向板を周囲していて複数の偏向板の間
を抜けてくる高温の膨張ガスと固形微粒子を偏向せしめ
ることを特徴とする請求項1に記載の偏向取り付け具。 - 【請求項8】 外側壁が外側壁(30)の上縁(32)
から下方に複数の噴孔よりも下側まで延伸する複数の離
間配置された切り欠き(34)を具備し、離間配置され
た切り欠きが外側壁を、複数の偏向板からオフセットし
た複数の離間配置されたバッフル(baffle) に分割して
いることを特徴とする請求項7に記載の偏向取り付け
具。 - 【請求項9】 リテーナリング(64)が略平らで、外
側壁(86)がリテーナリングに対して外側に傾斜して
いることを特徴とする請求項7に記載の偏向取り付け
具。 - 【請求項10】 さらに、リテーナリング(12、6
4、92)から上方に延伸する連続した基部壁(24、
76、104)を具備し、該基部壁から上方に複数の偏
向板が延伸していることを特徴とする請求項1に記載の
偏向取り付け具。 - 【請求項11】 エアバッグモジュールであって、 A)複数の離間配置された噴孔(50)を画定している
側壁(48)を有するインフレータ(44)と、 B)複数の噴孔の下側でインフレータ側壁(48)を周
囲するモジュールベースプレート(42)と、 C)インフレータ側壁を周囲し、モジュールベースプレ
ート上に受容されるカラー(56)を有し、インフレー
タの噴孔を出た膨張ガスがエアバッグクッションを膨張
するようにしている絞り部(54)を備えたエアバッグ
クッションと、 D)エアバッグクッション(38)のカラー(56)上
に受容可能でエアバッグクッションのカラーを間に挟ん
でモジュールベースプレート(42)に固定されるリテ
ーナリング(12、62、92)と、リテーナリングか
らインフレータ側壁(48)の頂部(49)と複数の噴
孔(50)の中間に位置する終端(28、80、10
8)に向かって上方に延伸していて、インフレータ側壁
(48)とエアバッグクッション(38)の絞り部(5
4)の間に中間配置され、インフレータの複数の噴孔
(50)を出た高温の膨張ガスと固形微粒子をエアバッ
グクッションの絞り部(54)から離れるように偏向せ
しめる複数の離間配置された偏向板(26、78、10
6)と、を有する偏向取り付け具(10、62、90)
とを、 を具備することを特徴とするエアバッグモジュール。 - 【請求項12】 偏向取り付け具(10)のリテーナリ
ング(12)が略平らで、複数の離間配置された偏向板
(26)がリテーナリングに対して垂直であることを特
徴とする請求項11に記載のエアバッグモジュール。 - 【請求項13】 偏向取り付け具の複数の離間配置され
た偏向板が噴孔と同列に配置されて同数あることを特徴
とする請求項11に記載のエアバッグモジュール。 - 【請求項14】 偏向取り付け具(10)のリテーナリ
ング(12)が略平らで、複数の偏向板(26)のそれ
ぞれがリテーナリングに対して外側に傾斜していること
を特徴とする請求項13に記載のエアバッグモジュー
ル。 - 【請求項15】 偏向取り付け具(10)の複数の偏向
板(76)のそれぞれが噴孔(50)に対向する横方向
に凸の表面(84)を有していることを特徴とする請求
項14に記載のエアバッグモジュール。 - 【請求項16】 偏向取り付け具(10)の偏向板(1
06)が4つの偏向板から成り、4つの偏向板のそれぞ
れが偏向板の高さにおいて延伸し、4つの偏向板のそれ
ぞれの終端(100)がリテーナリング(12)に略垂
直な偏向板の中央(110)から、対向する傾斜した側
縁(112、114)に向かって外側に押し拡げられて
いることを特徴とする請求項11に記載のエアバッグモ
ジュール。 - 【請求項17】 偏向取り付け具が、さらに、リテーナ
リング(12、64、92)から上方に複数の噴孔より
も上方の上縁に向かって延伸する外側壁(30、86、
116)を有し、該外側壁がインフレータ側壁(48)
とエアバッグクッション(38)の絞り部(54)の間
に中間配置され複数の偏向板の間を抜けてくる高温の膨
張ガスと固形微粒子を偏向、分散せしめることを特徴と
する請求項11に記載のエアバッグモジュール。 - 【請求項18】 偏向取り付け具の外側壁が外側壁(3
0)の上縁(32)から下方に複数の噴孔よりも下側ま
で延伸する複数の離間配置された切り欠き(34)を具
備し、離間配置された切り欠きが外側壁を、複数の偏向
板からオフセットした複数の離間配置されたバッフル
(baffle) に分割していることを特徴とする請求項17
に記載のエアバッグモジュール。 - 【請求項19】 リテーナリング(64)が略平らで、
外側壁(86)がリテーナリングに対して外側に傾斜し
ていることを特徴とする請求項17に記載エアバッグモ
ジュール。 - 【請求項20】 偏向取り付け具が、さらに、リテーナ
リング(12、64、92)から上方に噴孔(50)の
下部まで延伸する連続した基部壁(24、76、10
4)を具備し、該基部壁から上方に複数の偏向板が延伸
していることを特徴とする請求項11に記載のエアバッ
グモジュール。
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