JP3049595B2 - 高強度コンクリート管製造用コンクリート定量均一投入装置、その駆動システム及びその駆動方法 - Google Patents

高強度コンクリート管製造用コンクリート定量均一投入装置、その駆動システム及びその駆動方法

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JP3049595B2
JP3049595B2 JP8280534A JP28053496A JP3049595B2 JP 3049595 B2 JP3049595 B2 JP 3049595B2 JP 8280534 A JP8280534 A JP 8280534A JP 28053496 A JP28053496 A JP 28053496A JP 3049595 B2 JP3049595 B2 JP 3049595B2
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ギ ドング ユック
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ゴン チャン ユック
ヒョン イル ギム
ヒョン ホン ギム
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート管製
造時成形モールドにコンクリートを投入するにおいて、
コンクリート投入量、投入位置、投入速度及び水噴射を
同期化して、調節可能な高強度コンクリート管製造用コ
ンクリート定量均一投入装置、その駆動システム及びそ
の駆動方法に関するものであって、一層具体的には、高
強度コンクリート管の製造時において、コンクリート管
の規格条件に合う定量のコンクリートを、一定量の水噴
射と共に調節された投入速度で、細分した投入区間に制
御された連続動作によって、均一に投入するために、コ
ンクリート定量貯蔵/放出部、コンクリート計量投入
部、水噴射装置を含むコンクリート定量投入/移動部及
び投入位置上・下移動部を含んでなる高強度コンクリー
ト管製造のためのコンクリート定量均一投入装置、及び
コンクリート放出制御部、コンクリート投入制御部、コ
ンクリート投入コンベヤの前・後進制御部、水噴射制御
部、コンクリート投入装置上・下移動制御部及び遠心回
転ホイール制御部を機能的に組合してなる高強度コンク
リート管製造のためのコンクリート定量均一投入装置の
駆動システム及びその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート投入装置は、殆どが
成形モールド内部に、単にコンクリート投入だけを目的
とする、単純機械操作形式のものとか、自動制御概念が
具体的・積極的に適用されなかったものであった。即
ち、日本国特許公告昭53−29690号公報には、ホ
ッパーが装置された投入機の下部にスクリューコンベヤ
を使用するコンクリート取出機を装着し、定量供給機構
を通じて定量供給するコンクリート供給機構が開示され
ている。この公報で示す供給機構は、単にコンクリート
供給だけを目的としており、その定量供給メカニズムに
ついては、その記載が全くない。日本国特許公告昭57
−42011号及び昭58−49731公報には、ホッ
パー、ベルトコンベヤ及びコンクリート排出機構で構成
された、コンクリート投入機構が開示されているが、こ
のコンクリート供給機構は、ホッパーのコンクリート貯
蔵量、コンクリート投入量、投入コンベヤベルト速度及
び水分供給などのための、作動メカニズムが連動式シス
テムとして構成されていないので、コンクリート管の規
格変更によって適切な投入条件を設定することができな
いようになっている。また、供給機構の制御方式も、コ
クリートが投入された位置におけるコンクリートの締固
め状態だけを、転圧ローラを通じて電気的に検出して、
コンベヤを順次移動させる方式であることだけを開示し
ているのみで、一定量のコンクリート投入のための技術
的構成は、全然開示されていない。
【0003】さらに、日本国特許公告昭57−3264
4号公報に開示されたコンクリート供給装置は、ホッパ
ーの下方に充填部と閉鎖部をそれぞれ有する進退式の定
量容器2個を構成して、ホッパーからコンクリートを定
量容器の充填部に充填して、定量容器の前進時コンベヤ
ベルトの上にコンクリートを交代に吐出する方式のもの
であるから、ホッパーから上記充填部を通じて、コンベ
ヤ上に排出されるコンクリートの量を正確に把握可能な
手段が欠如している。なお、上記コンクリート供給装置
は、単に、コンクリート投入のだめのものであって、コ
ンベヤの速度、ホッパーの投入量調節などの操業因子に
対する考慮は全くなされていない。以上の先行技術より
察した通り、従来のコンクリート投入装置は、全体投入
工程において、一貫した自動制御式駆動方法によらな
い、単に、コンクリート投入を目的としたものである。
また、かりに、遠心力を利用してもコンクリートの均一
な分散が期待できず、更に、コンクリート管の規格に合
う一定量のコンクリートを一時に投入しても、均一なコ
ンクリート分布、特に、ソケット部に対する均一な投入
を達成し得なかった。なお、遠心力によって、コンクリ
ートの均一な分散をもたらそうとしても、コンクリート
のスランプが高くなって、遠心回転時骨材分離現象によ
って強度が弱くなり、脱水現象により多量のスラッジが
生じて飛散するため、製品の品質及び外観が不均一とな
り、また廃水が発生して環境汚染を誘発する等、作業環
境も不潔であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点を解決するため、工夫を重ねた結果、従
来の高スランプコンクリートを使用して、遠心力にだけ
依存する製造方法から脱皮して、水分含量が低減された
低スランプのコンクリート、即ち、乾式コンクリートを
使用して、遠心回転する成形モールドを長手方向に細分
し、成形されるコンクリート管によって設定された区間
別に一定量のコンクリートを均一に自動定量投入すると
共に、一定量の水を自動噴射する自動制御方式を採用す
ることによって、成形モールドの遠心回転時脱水現象に
よるスラッジ及び廃水発生と、コンクリートの飛散など
による環境汚染を防止し、また骨材分離現象のない、優
れた外観を有する高品質の高強度コンクリート管製造の
ための、コンクリート定量均一投入装置、その駆動シス
テム及びその駆動方法を実現することができた。
【0005】本発明の1番目の目的は、遠心力コンクリ
ート管製造時、コンクリート定量貯蔵/放出部と、コン
クリート計量投入部と、水噴射装置を含むコンクリート
定量投入/移動部及び投入位置上・下移動部を機能的に
組合せて、コンクリート管の規格によって、所定条件に
合う一定量のコンクリートを、成形モールドの細分され
た区間に連続動作によって均一投入分布させる、高強度
コンクリート管製造用コンクリート定量均一投入装置を
提供することにある。本発明の2番目の目的は、高強度
コンクリート管製造時、コンクリート放出制御部、コン
クリート投入制御部、コンクリート投入コンベヤの前・
後進制御部、水噴射量制御部、コンクリート投入装置上
・下移動制御部及び遠心回転ホイール制御部を機能的に
組合せて、コンクリート管の規格によって所定条件に合
う一定量のコンクリートを成形モールドの細分された区
間に連続自動動作により、均一投入分布させる高強度コ
ンクリート管製造のための、コンクリート定量均一投入
装置の駆動システム及びその駆動方法を提供することに
ある。本発明の3番目の目的は、コンクリート管の規格
別製品の外観、寸法及び品質の均一性が確保される高強
度コンクリート管の連続生産が可能なコンクリート管製
造用コンクリート定量均一投入装置、その駆動システム
及びその駆動方法を提供することにある。本発明の4番
目の目的は、低スランプコンクリートを使用して、遠心
成形回転時骨材分離現象がなく、脱水現象による廃水発
生もなく、コンクリートの飛散を抑えて、コンクリート
スラッジの発生を源泉的に防止して、環境汚染の恐れが
なく、作業現場の清潔が保たれる高強度コンクリート管
製造のためのコンクリート定量投入装置、その駆動シス
テム及びその駆動方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、投入装置のフ
レーム上端に設けられ、開閉式排出口を有する定量貯蔵
ホッパーと、上記排出口を開閉する油圧シリンダーと、
コンクリート分配車から供給されるコンクリートの量と
投入ホッパーに放出するコンクリートの放出重量とを感
知する重量センサーを含む定量貯蔵/放出部;投入装置
フレーム内の小形フレーム内で、上記定量貯蔵/放出部
の下方に設けられ、投入量調節式開口部を有する投入ホ
ッパーと、計量コンベヤシステム及び重量センサーが、
小形フレームに設けられて構成される計量投入部;投入
装置フレーム内の小形フレーム内で、上記計量投入部の
下方に設けられ、ラックギアが固着された投入コンベヤ
システムと、ラックギア駆動装置及び水噴射装置を含む
定量投入/移動部;及び上記投入装置フレームの下方に
位置し、投入装置フレームを上・下移動させるスクリュ
ージャッキの駆動装置を含む投入位置上・下移動部によ
って構成されることを特徴とするコンクリート管製造用
コンクリート定量均一投入装置を提供している。
【0007】上記投入装置は、P.L.C.(プログラ
マブル ロジック コントローラ)、マイクロコンピュ
ーター、あるいは分散制御システムなどによって、各工
程の自動化が可能であるが、例えば、速度の変換はD.
C.コントローラ、可変速度(V.S.)コントローラ
(バリアブル スピード コントローラ)、インバータ
ーなどによって可能であり、位置感知は、近接センサ
ー、線形センサー、エンコーダーなどによって可能であ
る。これについての具体的なことは、次に示す本発明の
投入装置の駆動システムにおいて、更に、詳細に説明す
ることにする。なお、上述の本発明によるコンクリート
管定量均一投入装置は、1連式について説明したが、2
連式、3連式、4連式など各種連式を組合して実施する
ことができる。
【0008】本発明は、定量貯蔵ホッパーから投入ホッ
パーへコンクリートを定量放出するように制御する放出
制御部;上記投入ホッパーに貯蔵された一定量のコンク
リートを、計量コンベヤシステムのベルトによって、投
入コンベヤシステムのベルトに定量投入するための投入
制御部;投入コンベヤベルトを駆動させ、成形モールド
にコンクリートの定量投入のための段階的な投入過程を
制御するために、投入コンベヤシステムの前・後進移動
を制御する前・後進移動を制御する前・後進制御部;投
入されるコンクリートに適正量の水を供給するために水
噴射量制御のための水噴射量制御部;及び成形モールド
の規格別に中央制御部にメモリされただけ、投入コンベ
ヤシステムを上・下に移動させて、投入位置を調整する
ための上・下移動制御部を備え、上記制御部が、それぞ
れ中央制御部に接続されるコンクリート定量均一投入装
置の駆動システム及びその駆動方法を提供している。
【0009】上記の如き、本発明の高強度コンクリート
管製造のための、コンクリート定量均一投入装置及びそ
の駆動システムにおいて、中央制御部としては、マイク
ロコンピューター、モジュール化されたコンピュータ
ー、P.L.C.などを使用するのが望ましく、尚一層
望ましくはP.L.C.を使用する。なお、定量貯蔵ホ
ッパーと投入ホッパーの重量センサーとしては、ロード
セルが望ましく、上記ホッパーなどには、計量用電子天
秤が設けられるが、これらの電子天秤として望ましいも
のは、自動制御可能な自動電子天秤である。上記自動電
子天秤は、コンクリートの貯蔵/投入制御、総重量/純
重量制御に対するメモリ機能が自体に内蔵されているの
で、メモリされたコンクリートの量だけ貯蔵/投入され
ることによって、中央制御部にパルス信号を送る。
【0010】本発明において、上記駆動システムに使用
される計量コンベヤシステム、投入コンベヤシステム、
投入位置上・下移動部、水噴射装置及び遠心回転ホイー
ルなどの駆動に使用される駆動モータとしては、AC誘
導電動機、DCモータ、可変速度(V.S.)モータ
(バリアブル スピード モータ)、サーボモータなど
が使用可能であるが、望ましくは、AC3相誘導電動機
を使用する。なお、上記モータなどの駆動を制御するた
めの、各駆動制御部には電磁接触器直駆動方式、インバ
ーター(VVVF:バリアブル ボルテージ バリアブ
ル フリクエンシー)制御、DCドライブ制御、VSコ
ントローラ制御、サーボドライブ制御などが使用可能で
あるが、望ましくは、計量コンベヤシステム、投入コン
ベヤシステム、水噴射装置などの駆動制御部には、イン
バーターを使用して制御し、投入位置上・下移動部の駆
動制御部には、電磁接触器を使用する。
【0011】なお、計量コンベヤシステム、投入コンベ
ヤシステム、投入位置上・下移動部の移動速度または移
動位置を感知するために、エンコーダー、線形変位セン
サー(リニア ディスプレイスメント トランスジュー
サー)、近接センサーなどを使用し、投入コンベヤシス
テムの前進位置または後進位置と、投入位置上・下移動
部の上昇端及び下降端位置及び成形モールドの規格を感
知するために、リミットスイッチ、近接センサー、ビー
ムセンサーなどを使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンクリート定量
均一投入装置の一実施例を図1ないし図5に基づいて先
ず詳細に説明し、本発明の上記投入装置の駆動システム
及びその駆動方法の一実施例を図6ないし図14に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本発明によるコクリート
定量均一投入装置の斜視図、図2は、上記投入装置の正
面図、図3は、本発明によるコンクリート定量均一投入
装置と、遠心成形装置との関連図、図4は、本発明によ
るコンクリート定量均一投入装置の側面図、図5は、上
記投入装置の投入工程図をそれぞれ示す。図1〜図5か
ら分るように、本発明による投入装置は、大別して、投
入装置(1)のフレーム(B)上に位置する定量貯蔵/
放出部と、上記投入装置(1)が設置されるベッド
(A)上に設けられた投入位置上・下移動部と、上記移
動部と定量貯蔵/放出部間に位置し、上記投入位置上・
下移動部の雌ガイド(C451〜C454)内に投入装
置フレーム(B)の雄ガイド(C441〜C444)
が、それぞれ挿入されて上・下移動する投入装置フレー
ム(B)内に設けられた計量投入部及び定量投入/移動
部によって構成される。
【0013】コンクリート定量貯蔵/放出部は、投入装
置(1)のフレーム(B)上に位置し、油圧シリンダー
(K11、K11′)によって底面が開閉される開閉式
排出口(K12、K12′)を有する定量貯蔵ホッパー
(K1)を有し、上記ホッパー(K1)の両側には、外
側にそれぞれ延長する懸垂アーム(F1、F1′)及び
『形状のアーム(F2、F2′)がそれぞれ取付けら
れ、『形状のアーム(F2、F2′)の上・下移動を案
内するガイドレール式支持体(S、S′)が、投入装置
フレーム(B)上端にそれぞれ固着され、上記支持体
(S、S′)の上端に固着されているセンサー取付板
(P1、P2)に一側端が固着され、他の一側端は『形
状のアーム(F2、F2′)の下端部に固着された定量
貯蔵ホッパー重量センサー(L1、L2、L1′、L
2′)が、上記ホッパー(K1)の外部にそれぞれ固設
され、上記懸垂アーム(F1、F1′)の両端に、一側
端がそれぞれ固定され、他の一側端が開閉式排出口(K
12、K12′)の底面中央にそれぞれ固設された油圧
シリンダー(K11、K11′)によって構成されてい
る。
【0014】計量投入部は、上記投入装置フレーム
(B)内で、上記定量貯蔵/放出部下方に位置し、上記
フレーム(B)の上端に一側端が固設され、これに対応
して他の一側端は、上記フレーム(B)内に位置しなが
ら、上記フレーム(B)内を上・下移動自在な小形フレ
ーム(LB)の上端にそれぞれ固設された投入ホッパー
重量センサー(L3、L3′、L4、L4′)を有し、
上記小形フレーム(LB)内で、投入ホッパー取付板
(P3、P4、P5、P6)を介して、上記小形フレー
ム(LB)の上端両側に固設され、一側の底面に一定な
間隔にをもって、コンクリートの投入量を調節するよう
になっている開口部(OP)が構成された投入ホッパー
(K2)を有し、上記小形フレーム(LB)内で投入ホ
ッパー(K2)の下方に位置し、小形フレーム(LB)
内に固設された計量コンベヤシステム駆動モータ(M
1)と、ヘッドプーリ(C12)及びテールプーリ(C
14)の間で多数のローラ(C15−1〜C15−9)
が設けられ、これらを覆う計量コンベヤベルト(B1)
より成る計量コンベヤシステム(K3)が、小形フレー
ム(LB)の底面に固設され、上記ヘッドプーリ(C1
2)に取付られたチェーンギア(図示なし)と、計量コ
ンベヤシステム(K3)の駆動モータ(M1)のチェー
ンギア(C11)は、チェーン(C1C)で連結され
る。
【0015】定量投入/移動部は、上記計量投入部の下
方で計量コンベヤシステム(K3)の搬送方向と直交す
る方向に投入装置(1)のフレーム(B)内の底面上に
設けられ、投入コンベヤフレーム(C32)上で、投入
コンベヤシステムのベルト駆動モータ(以下、“ベルト
駆動モータ”という)(M2)と、ヘッドプーリ(C2
4)及びテールプーリ(C27)(図1参照)の間で、
上端に設けられた多数のキャリヤローラ(C28−1〜
C28−50)と、下端に設けられた多数のリターンロ
ーラ(C29−1〜C29−25)及びこれらを覆う投
入コンベヤベルト(B2)より成り、ヘッドプーリ(C
24)のチェーンギア(C25)と上記ベルト駆動モー
タ(M2)のチェーンギア(C21)との間のチェーン
(C2C)によって駆動連結された投入コンベヤシステ
ム(K4)を有し、投入装置フレーム(B)の底面に固
設された投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ(M
3)の軸が、投入コンベヤフレーム(C32)の中央底
面に固定されて、長手方向に設けられたラックギア(P
3)と、ピニオンギア(C31)及びアイドルギア(G
1、G2;以下、図7ではこれらを略して“G”として
示す)を介して、投入コンベヤシステム(K4)に駆動
連結され、投入コンベヤフレーム(C32)の両側底面
と接して、上記投入コンベヤフレーム(C32)の設置
方向に沿って投入装置(1)のフレーム(B)の底面両
端に固設されたガイドローラ(C26−1、C26−
2)でなる投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K
5)を有し、水貯蔵タンク(C52)、水噴射装置駆動
モータ(M5)、投入コンベヤシステム(K4)の投入
先端部に設けられた水噴射ノズル(N)、及び上記水貯
蔵タンク(C52)から水噴射ノズル(N)まで投入コ
ンベヤフレーム(C32)の側面に沿って設けられた水
供給パイプライン(Y)より成る水噴射装置(第2図及
び第3図参照)を有し、投入コンベヤフレーム(C3
2)側面に上方向に固設されて、ローラ(14−1、1
4−2)を有する支持体(C22、C22′)と、投入
コンベヤシステム(K4)と平行に投入装置(1)のフ
レーム(B)に固設されたガイドレール(C23)より
成る投入コンベヤシステム支持部で構成される。
【0016】投入位置上・下移動部(K6)は、上記定
量投入/移動部下方に位置し、投入装置設置ベッド
(A)の中央に投入位置上・下移動部駆動モータ(以
下、略して“上・下駆動モータ”という)(M4)が固
設され、上記モータ(M4)にはシャフト(C42、C
42′)に取付けられたチェーンギア(C43、C4
3′)と上・下駆動モータチェーンギア(C41)と
が、チェーン(C4C、C4C′)により連結され、投
入装置設置ベッド(A)角部にそれぞれ固設されたスク
リュージャッキ(J1、J2、J3、J4)中の2個の
スクリュージャッキ(J1、J2)は、シャフト(C4
2)によって連結される一方、反対側の他の2個のスク
リュージャッキ(J3、J4)は、シャフト(C4
2′)によって連結され、スクリュージャッキ(J1〜
J4)付近には雌ガイド(C451、C452、C45
3、C454)が、投入装置設置ベッド(A)上にそれ
ぞれ固設される。なお、上記雌ガイド(C451〜C4
54)内にそれぞれ収納される雄ガイド(C441、C
442、C443、C444)及びスクリュージャッキ
(J1〜J4)の上端は、投入装置フレーム(B)の前
面に固設されて、投入装置設置ベッド(A)と投入装置
フレーム(B)とが水平をなして構成されている。
【0017】次ぎに、以上のような構成による本発明の
コンクリート管製造用コンクリート定量均一投入装置の
動作に対し、図1ないし図5に基づいて詳細に説明す
る。成形モールド(SM)が、遠心回転ホイール(C
W、CW′)上に安置されると、成形されるコンクリー
ト管の規格によってコンクリートの投入位置を調整する
ために、上・下駆動モータ(M4)が作動される。これ
によって上・下駆動モータチェーンギア(C41)が駆
動されると、チェーン(C4C、C4C′)によって、
チェーンギア(C43、C43′)に動力が伝達され
て、シャフト(C42、C42′)が回転すると同時
に、スクリュージャッキ(J1、J2、J3、J4)が
作動し、投入装置フレーム(B)が上・下移動を開始し
て、成形されるコンクリート管のそれぞれの規格によっ
て設定された高さで停止する。
【0018】コンクリート分配車(Q)から定量貯蔵ホ
ッパー(K1)にコクリートが供給されると、定量貯蔵
ホッパー(K1)は、成形されるコンクリート管の該当
規格に付合するコンクリートの重量を、定量貯蔵ホッパ
ー重量センサー(L1、L2、L1′、L2′)で感知
し、定量を貯蔵して待機(この場合、コンクリート分配
車(Q)の供給も中断される)し、油圧シリンダー(K
11、K11′)の作動により開閉式排出口(K12、
K12′)を開閉しながら、下端の投入ホッパー(K
2)にコンクリート管の規格によって定められた一定量
を放出して貯蔵し、コンクリートを投入し得る事前条件
を整える。
【0019】遠心回転ホイール駆動モータ(M6)が作
動して、遠心回転ホイール(CW、CW′)が回転する
に伴って、成形モールド(SM)が回転すると、投入コ
ンベヤシステム(K4)のベルト駆動モータ(M2)が
作動し、これに伴って駆動モータチェーンギア(C2
1)が回転することによって、チェーン(C2C)によ
ってチェーンギア(C25)に動力が伝達されると同時
に、ヘッドプーリ(C24)の回転によって、投入コン
ベヤベルト(B2)は、成形されるコンクリート管の規
格によって5m/min〜100m/minの速度で駆
動される。これと同時に、投入コンベヤシステム前・後
進駆動モータ(M3)の作動によって、ピニオンギア
(C31)が回転すると、アイドルギア(G1、G2)
を通じて、ラックギア(R3)に動力が伝達されるとと
もに、投入コンベヤシステム(K4)は、成形されるコ
ンクリート管の規格によって、投入待機位置(2)まで
1m/min〜10m/minの速度で前進移動して、
投入準備位置(3)で停止する。前進投入時と後進投入
時の投入コンベヤシステム(K4)の移動速度は、上記
の通り1m/min〜10m/minである。
【0020】次いで、計量コンベヤシステム(K3)の
計量コンベヤシステム駆動モータ(M1)が作動して、
チェーンギア(C11)が回転しながらチェーン(C1
C)で連結されたチェーンギア(図示なし)を介して、
ヘッドプーリ(C12)に力が伝達されると、計量コン
ベヤベルト(B1)は、成形されるコンクリート管の規
格によって、1m/min〜50m/minの速度で作
動して、投入ホッパー(K2)内のコンクリートを投入
ホッパー投入量調節式開口部(OP)を通じて、駆動中
の投入コンベヤシステム(K4)の投入コンベヤベルト
(B2)上に放出する。投入コンベヤシステム(K4)
は移動しながら、成形モールド(SM)の内部にコンク
リートを投入する。
【0021】この際、投入コンベヤシステム(K4)
は、予め細分された一定区間を、コンクリートを自動的
に定量投入しながら前進する。、即ち、投入されたコン
クリートの重量を、投入ホッパー(K2)の重量センサ
ー(L3、L3′、L4、L4′)で点検して、細分さ
れた一定区間にコンクリートが定量投入された場合に
は、次の区間へ前進し、定量投入されなかった場合に
は、その区間で計量コンベヤシステム(K3)のベルト
(B1)から、投入コンベヤシステム(K4)のベルト
(B2)を通じて、コンクリートが定量投入されるまで
投入コンベヤシステム(K4)は停止し、該当区間で定
量投入が完了すると、その次の区間で再び上記定量投入
動作を操り返しながら、細分された一定区間を前進す
る。なお、この際、コンクリート投入と同時に水噴射装
置駆動モータ(M5)が作動して、水供給パイプライン
(Y)を経て、投入コンベヤシステム(K4)の先端部
に設けられたノズル(N)を通じて、成形されるコンク
リート管の規格によって1,000cc/min〜3,
000cc/min量の水を投入されるコンクリートに
噴射する。
【0022】上記動作を成形モールド(SM)内の前進
待機位置(4)まで継続した後、投入コンベヤシステム
(K4)の前進移動は停止し、これと同時に、計量コン
ベヤシステム(K3)の作動と水噴射も停止する。投入
コンベヤシステム(K4)は、成形されるコンクリート
管の規格によって、前進待機位置(4)で一定時間止ま
りながら、投入コンベヤベルト(B2)上のコンクリー
トを完全に投入した後、再び前進移動してソケット部投
入位置(SO′)で停止すると、計量コンベヤシステム
(K3)の計量コンベヤベルト(B1)は、成形される
コンクリート管の規格によって1〜20m/minの速
度でコンクリートを投入し、投入コンベヤシステム(K
4)のベルト(B2)は、成形されるコンクリート管の
規格によって5〜30m/minのソケット部(SO)
投入速度に変換作動してコンクリートを投入し、水噴射
装置駆動モータ(M5)も成形されるコンクリート管の
規格によって50cc/min〜1,000cc/mi
nのソケット(SO)の水供給速度で作動して水を噴射
する。
【0023】一定量のコンクリート投入と水を供給し
て、ソケット部(SO)の投入が完了すると、水噴射装
置駆動モータ(M5)の計量コンベヤシステム(K3)
は停止する。これと同時に投入コンベヤシステム(K
4)は、後進して設定された後進投入位置(6)で停止
し、計量コンベヤシステム(K3)は、成形モールドの
本体(SB)に対する投入速度に変換して、前進投入時
の速度と同じくコンクリートを投入し、投入コンベヤシ
ステム(K4)のベルト移動速度も本体(SB)投入時
の前進投入速度と同じく変換して、細分された一定区間
当りコンクリートの定量投入を継続しながら、投入コン
ベヤシステム(K4)は後進して、成形モールド本体
(SB)のスピゴット(SP)部に止まる。この地点
で、成形されるコンクリート管の規格別に定められた重
量の残りのコンクリートを放出すると、計量コンベヤシ
ステム(K3)が停止し、投入コンベヤシステム(K
4)は、投入コンベヤベルト(B2)上のコンクリート
残量を吐出した後、再び後進して投入待機位置(2)に
達すると、投入コンベヤベルト(B2)の回転は停止
し、コンクリートの全体投入工程を完了する。上記の前
進待機位置(4)、ソケット投入位置(SO′)及び後
進投入位置(6)は、成形されるコンクリート管の規格
によってそれぞれ設定される。
【0024】次いで、本発明のコンクリート定量均一投
入装置の駆動システムと、その駆動方法についての一実
施例を詳細に説明する。先ず、本発明による高強度コン
クリート管製造のためのコンクリート定量均一投入装置
の駆動システムの構成と概略的な駆動方法を図6及び図
7を参照しながら説明する。図6は、本発明による高強
度コンクリート管製造ためのコンクリート定量均一投入
装置の駆動システムの概略的な構成を示すブロック図で
あり、図7は、本発明による上記駆動システムの全体的
な詳細な構成を示すブロック図である。
【0025】図6に示すように、本発明の上記駆動シス
テムは、上記投入装置(1)の上端部に位置する定量貯
蔵ホッパー電子天秤(W1)を含む定量貯蔵ホッパー
(K1)を制御する放出制御部;上記放出制御部下方に
位置し、投入ホッパー電子天秤(W2)、計量コンベヤ
システム駆動モータ駆動制御部(C1)及び、投入コン
ベヤシステムのベルト駆動モータ駆動制御部(C2)を
含む投入ホッパー(K2)の制御のための投入制御部;
上記投入制御部下方に位置し、投入コンベヤシステム前
・後進移動装置(K5)と投入コンベヤシステム前・後
進駆動モータ駆動制御部(C3)とを含む前・後進制御
部;上記投入装置(1)の下端部に位置し、投入コンベ
ヤシステム(K4)の投入位置上・下移動部(K6)と
上記移動部の駆動モータ駆動制御部(C4)とを含む上
・下移動部制御部;投入コンベヤシステム(K4)の先
端の水噴射ノズル(N)と水噴射装置(K7)の駆動モ
ータ駆動制御部(C5)とを含む水噴射量制御部で構成
され、各制御部は中央制御部(C.P.U.)にそれぞ
れ接続されている。
【0026】以下、本発明の上記駆動システムの構成を
さらに詳細に説明する。高強度コンクリート管製造のた
めのコンクリート定量均一投入装置の駆動システムの運
用ソフトウェアが内蔵されている中央制御部(C.P.
U.)(以下、略して“中央制御部”という);上記中
央制御部にそれぞれ接続され、定量貯蔵ホッパー(K
1)とコンクリート分配車(第4図のQ)から定量貯蔵
ホッパー(K1)に供給され、これより放出されるコン
クリートの重量を感知する定量貯蔵ホッパー重量センサ
ー(L1、L2、L1′、L2′:図7ではL1′、L
2′を省略する)と接続され、上記定量貯蔵ホッパー重
量センサーの信号を受け、その信号を変換して中央制御
部に制御信号を出力することによって、コンクリート定
量貯蔵制御をする定量貯蔵ホッパー電子天秤(W1)及
びコンクリートの定量放出制御のための定量貯蔵ホッパ
ーゲート制御用ソレノイドバルブ(SV1)を含む放出
制御部;定量貯蔵ホッパー(K1)から放出されて投入
ホッパー(K2)に供給されるコンクリートの重量と、
投入ホッパー(K2)から投入されるコンクリートの投
入量をそれぞれ感知する投入ホッパー重量センサー(L
3、L3′、L4、L4′:図7ではL3′、L4′を
省略する)と接続され、上記投入ホッパー重量センサー
の信号を受け、その信号を変換し、上記定量貯蔵ホッパ
ー(K1)からのコンクリートの放出及び投入ホッパー
(K2)からのコンクリートの投入に対する制御信号
を、上記中央制御部に出力することによって、コンクリ
ート定量投入を制御する投入ホッパー電子天秤(W2)
を含む投入ホッパー(K2)と、計量コンベヤシステム
(K3)の計量コンベヤベルト(B1)の速度感知のた
めの速度センサー(X01)及びこの計量コンベヤシス
テム(K3)を駆動させる駆動モータ(M1)の駆動制
御部(C1)を含む投入制御部;投入コンベヤシステム
(K4)と、この投入コンベヤシステム(K4)の前・
後進移動時における前進位置を感知するリミットスイッ
チ(X02)、後進位置を感知するリミットスイッチ
(X03)及び移動位置を感知するセンサー(X04)
と、投入コンベヤシステム(K4)のコンベヤベルトを
駆動させるベルト駆動モータ(M2)と、このモータ
(M2)の駆動制御部(C2)と、投入コンベヤシステ
ム(K4)の前・後進移動のために駆動させる投入コン
ベヤシステム前・後進駆動モータ(M3)及びこのモー
タ(M3)の駆動制御部(C3)を含む前・後進制御
部;投入コンベヤシステム(K4)を上・下に移動させ
て、投入位置を調整する投入位置上・下移動部(K6)
と、この上・下移動部(K6)の上昇端を感知するリミ
ットスイッチ(X05)、下降端を感知するリミットス
イッチ(X06)及びその上・下移動位置を感知する位
置センサー(X07)と、上記移動部(K6)を上下に
駆動させる駆動モータ(M4)及びこのモータ(M4)
の駆動を制御する駆動制御部(C4)を含む上・下移動
制御部;及び水噴射装置(K7)と、この水噴射装置を
駆動させるモータ(M5)と、この駆動モータ(M5)
の駆動制御部(C5)及び上記水噴射装置の水噴射量制
御のためのソレノイドバルブ(SV2)を含む水噴射量
制御部を備えることを特徴とする。
【0027】次ぎにこの構成による本発明の駆動システ
ムについて、図7を参照して、さらに詳細に説明する。
放出制御部において、定量貯蔵ホッパー電子天秤(W
1)は、コンクリート分配車(図4のQ)から定量貯蔵
ホッパー(K1)に供給されるコンクリート量と、この
ホッパー(K1)から投入ホッパー(K2)に放出され
るコンクリート量とを、それぞれ感知する定量貯蔵ホッ
パー重量センサー(L1、L2)の重量信号を中央制御
部に入力し、中央制御部は、この入力信号を処理して、
定量貯蔵ホッパー(K1)のコンクリート放出量を調節
するための定量貯蔵ホッパーゲート制御用ソレノイドバ
ルブ(SV1)の開閉を制御する。その制御方式は、成
形モールドの規格別に放出されるコンクリート重量によ
る落差補正のために3段階(70%、95%、100
%)に区分することにより、定量貯蔵ホッパーゲート制
御用ソレノイドバルブ(SV1)を制御する。
【0028】投入制御部において、投入コンベヤシステ
ム(K4)は、中央制御部に接続されている投入コンベ
ヤシステム(K4)のベルト駆動モータ駆動制御部(C
2)の駆動命令を受けて、投入コンベヤシステム(K
4)のベルト駆動モータ(M2)を駆動させる。また、
計量コンベヤシステム駆動モータ駆動制御部(C1)の
命令を受けて、計量コンベヤシステム駆動モータ(M
1)を駆動させることによって、計量コンベヤベルト
(B1)が作動すると、計量コンベヤベルト速度センサ
ー(X01)は、計量コンベヤベルト(B1)の速度を
感知して、その信号を中央制御部に出力し、投入ホッパ
ー(K2)に一定量貯蔵されたコンクリートが、計量コ
ンベヤベルト(B1)によって、投入コンベヤベルト
(B2)上に投入され、投入ホッパー重量センサー(L
3、L4)が、投入ホッパー(K2)のコンクリート減
量を感知して、その信号を投入ホッパー電子天秤(W
2)に入力する。次いで、上記投入ホッパー電子天秤
(W2)が、パルス信号を中央制御部に入力すると、中
央制御部は、この信号を処理して前・後進制御部を制御
すると同時に、計量コンベヤベルト(B1)の移送速度
を制御する。
【0029】さらに、前・後進制御部により、投入コン
ベヤシステム前・後進駆動モータ(M3)、投入コンベ
ヤ移動用ラックギア(R3)、アイドルギア(G)及び
ピニオンギア(C31)で構成される投入コンベヤシス
テム前・後進移動装置(K5)が作動される。即ち、中
央制御部に接続された投入コンベヤシステム移動駆動モ
ータ駆動制御部(C3)に駆動命令を発して、投入コン
ベヤシステム前・後進駆動モータ(M3)を駆動するこ
とによって、投入コンベヤシステム前・後進移動装置
(K5)の投入コンベヤ移動用ラックギア(R3)を介
し、投入コンベヤシステム(K4)が前進または後進す
る。この際、投入コンベヤシステム移動位置センサー
(X04)は、投入コンベヤシステム(K4)の前進ま
たは後進位置を感知して、その信号を中央制御部に出力
し、中央制御部は、その信号と投入ホッパー電子天秤
(W2)の信号とを入力して、成形モールド(SM)に
対するコンクリートの定量投入のための段階的な投入過
程を制御する。
【0030】投入コンベヤシステム前進位置リミットス
イッチ(X02)及び投入コンベヤシステム後進位置リ
ミットスイッチ(X03)は、投入コンベヤシステム前
・後進移動装置(K5)の前進完了位置または後進完了
位置を中央制御部に通報する。上・下移動制御部におい
て、中央制御部は、投入位置上・下移動部駆動モータ駆
動制御部(C4)に駆動命令を発して、投入位置上・下
移動部駆動モータ(M4)を駆動させて、投入位置上・
下調節用スクリュージャッキ(J1、J2、J3、J
4;図7ではJ2、J4を省略)を回転させることによ
って、投入位置上・下移動部(K6)を上・下移動させ
るが、その移動距離(即ち、高さ)は、投入位置上・下
移動部位置センサー(X07)が感知する位置信号を中
央制御部で入力して、成形モールド(SM)の規格別に
中央制御部にメモリされただけ制御され、投入位置上・
下移動部上昇端リミットスイッチ(X05)または投入
位置上・下移動部下降端リミットスイッチ(X06)
は、投入位置上・下移動部(K6)の上昇完了位置また
は下降完了位置をそれぞれ中央制御部に入力する。
【0031】水噴射量制御部において、投入コンベヤシ
ステム(K4)の先端に設けられた水噴射ノズル(N)
と水供給パイプライン(Y)とを含む水噴射装置(K
7)は、定量ポンプを使用するが、水噴射装置駆動モー
タ(M5)の回転数によって、水噴射量が調節される。
中央制御部は、水噴射装置駆動モータ駆動制御部(C
5)に駆動命令を発し、水噴射装置駆動モータ(M5)
を駆動させると同時に、水噴射制御用ソレノイドバルブ
(SV2)を開放させるシーケンス命令を発する。この
際、中央制御部は水噴射装置駆動モータ駆動制御部(C
5)に、成形モールド(SM)の規格別に予め入力され
ているレファレンス値によって水噴射量を制御する。
【0032】遠心回転ホイール制御部においては、中央
制御部は成形モールド(SM)の規格別に中央制御部に
予め入力されているレファレンス値によって、遠心回転
ホイール駆動モータ駆動制御部(C6)に駆動命令を発
し、遠心回転ホイール駆動モータ(M6)を駆動させる
ことによって、遠心回転ホイール(CW、CW′)を回
転させる。
【0033】ところで、上記説明の投入装置における投
入待機位置(2)、投入準備位置(3)、前進待機位置
(4)、ソケット部投入位置(SO′)及び後進投入位
置(6)は、上記投入装置の作動時、機械的な誤差を補
正するために、駆動システムの前・後進制御部におい
て、投入待機、前進投入、ネック部(これは、ソケット
部と同じ)投入及び後進投入などの動作条件を、コンク
リート管の規格によって一定に設定した。即ち、投入待
機位置(2)は、投入コンベヤシステム後進位置リミッ
トスイッチ(X03)によって決定され、投入準備位置
(3)は、投入コンベヤベルト(B2)によるコンクリ
ート投入時の実質的なその始めの投入位置が、成形モー
ルド(SM)内のスピゴット(SP)位置であるから、
駆動システムの駆動方法においては、先端部待機位置
(WA)とする。前進待機位置(4)と、後進投入位置
(6)及びソケット部投入位置(SO′)は、投入コン
ベヤシステム(K4)を駆動制御する前・後進制御部で
制御するように全ての動作条件を設定した。よって、駆
動方法においては、上記の設定された条件の下での前・
後進動作シーケンスと関連して説明する。
【0034】上記の如く構成される本発明の高強度コン
クリート管製造のためのコンクリート定量均一投入装置
の駆動システムの自動制御動作を図8−図14に示す制
御フローチャートを参照して詳細に説明する。コンクリ
ート投入のための全体工程は、水噴射と共に、投入コン
ベヤシステム(K4)の前進移動によるコンクリートの
1次投入と、水噴射なしに、上記システムの後進移動に
よるコンクリートの2次投入とで構成される。初期化及
び準備段階で、成形モールド移送装置(図示なし)によ
って成形モールド(SM)が遠心回転ホイール(CW、
CW′)上に安置されると、成形モールド規格感知器
(X08)によって、成形モールド(SM)の規格が感
知され、感知された成形モールド(SM)の規格信号が
中央制御部に入力される。
【0035】中央制御部は成形モールド規格に合うよう
に、定量貯蔵ホッパー(K1)から投入ホッパー(K
2)に一定量のコンクリートを放出するように制御する
が、この際、投入ホッパー(K2)は、放出されるコン
クリート重量を3段階に分けて計量する。即ち、成形モ
ールド規格別にコンクリートが定量貯蔵ホッパー(K
1)から投入ホッパー(K2)に放出されると、定量貯
蔵ホッパー電子天秤(W1)のパルス信号が、中央制御
部に入力され、中央制御部は、成形モールド規格別に放
出されるコンクリート重量による落差補正のために、3
段階(70%、90%、100%)に区分して、定量貯
蔵ホッパーゲート制御用ソレノイドバルブ(SV1)を
制御する。計量完了後、中央制御部は、投入位置上・下
移動部(K6)を成形モールド規格に合う待機位置に移
動するよう制御し、投入コンベヤシステム後進位置リミ
ットスイッチ(X03)のON信号が、中央制御部に入
力されると(1−0)、本発明のコンクリート定量均一
投入装置の駆動システムの各駆動制御部はReady
On(自動起動準備条件完了)状態になると同時に、自
動起動スイッチが、ONとなる(1−1)。
【0036】中央制御部は、遠心回転ホイール駆動モー
タ駆動制御部(C6)に駆動命令を発して、遠心回転ホ
イール駆動モータ(M6)を回転させるが、この際、遠
心回転ホイール(CW、CW′)の速度は、成形される
コンクリート管の規格によって2g〜10gの遠心力と
なるようにする速度である。即ち、中央制御部は、遠心
回転ホイール駆動モータ駆動制御部(C6)に2g〜1
0gに相応するレファレンス値を出力すると、遠心回転
ホイール駆動モータ(M6)は、これに相応する速度で
回転する(1−2)。これと同時に、中央制御部は、投
入コンベヤシステムのベルト駆動モータ駆動制御部(C
2)に駆動命令を発して、投入コンベヤシステム(K
4)のベルト駆動モータ(M2)を回転させ、これによ
って、投入コンベヤベルト(B2)は、成形されるコン
クリート管の規格によって5m/min〜100m/m
inで移動する。投入コンベヤベルト(B2)の速度
は、中央制御部で投入コンベヤシステムのベルト駆動モ
ータ駆動制御部(C2)に出力されるレファレンス値に
相応する速度である(1−4)。
【0037】中央制御部は、投入コンベヤシステム(K
4)の前進移動のために、投入コンベヤシステム前・後
進駆動モータ駆動制御部(C3)に駆動命令を発して、
投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ(M3)を回
転(正回転)させるが、この際、投入コンベヤシステム
前・後進移動装置(K5)による投入コンベヤシステム
(K4)の前進移動速度は、成形されるコンクリート管
の規格によって1m/min〜10m/minである
(1−3)。投入コンベヤシステム(K4)の前進移動
によって、中央制御部は、コンベヤシステム移動位置セ
ンサー(X04)の入力信号を受け、演算データに変換
して、中央制御部に内蔵された待機位置データと現在位
置データとを比較して、投入コンベヤシステム移動セン
サー(X04)の現在位置データが、中央制御部にメモ
リされた待機位置データと等しいかそれよりも大きいと
(1−5)、中央制御部は、投入コンベヤシステムのベ
ルト駆動モータ駆動制御部(C2)に停止命令を発し
て、投入コンベヤシステムのベルト駆動モータ(M2)
を停止させる(1−6)。
【0038】一方、中央制御部は、遠心回転ホイール
(CW、CW′)にある成形モールド(SM)が、正常
的な遠心回転速度に達するときまで、投入コンベヤシス
テム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)の駆動命令
を一定時間(T秒)遅延させる(1−7)。
【0039】その後、中央制御部は、投入ホッパー電子
天秤(W2)に対し、総重量から純重量に変換するティ
ア オン(Tare On)シーケンス命令を発し(2
−1)、次いで、計量コンベヤシステム駆動モータ駆動
制御部(C1)に駆動命令を発すると、計量コンベヤシ
ステム駆動モータ(M1)は回転する。この際、計量コ
ンベヤベルト(B1)の速度は、成形されるコンクリー
ト管の規格によって1m/min〜50m/minであ
り、中央制御部は、これに相応するレファレンス値を出
力する(2−2)。同時に、中央制御部は、水噴射装置
駆動モータ駆動制御部(C5)に駆動命令を発して、水
噴射装置駆動モータ(M5)を回転させると同時に、水
噴射制御用ソレノイドバルブ(SV2)が、ONになる
シーケンス命令を発して、ソレノイドバルブ(SV2)
を開放させる。この際、水噴射装置(K7)によって水
噴射ノズル(N)から噴射される水の噴射量は、成形さ
れるコンクリート管の規格によって異なるが、通常、
1,000cc/min〜3,000cc/minの範
囲であって、中央制御部から水噴射装置駆動モータ駆動
制御部(C5)に出力されるレファレンス値に比例して
水噴射量が増減される(2−4)。なお、中央制御部
は、計量コンベヤベルト(B1)によって、コンクリー
トが投入コンベヤベルト(B2)上に放出され、移動し
て成形モールド(SM)の内壁に投入される前まで投入
コンベヤシステム前・後進駆動モータ駆動制御部(C
3)に前進移動駆動をT秒遅延させる命令を発する(2
−3)。
【0040】工程(2−5)においては、成形モールド
に対し、細分された一定投入区間別にコンクリートの投
入を始める。本発明では、成形モールド(SM)の全長
中、投入コンベヤシステム(K4)の先端部の待機位置
(WA)(以下、略して“待機位置”という)から、成
形モールド(SM)のネック部(T)までを、コンクリ
ート管の規格によって異なるが、通常、mm単位にして
5〜500等分、好ましくは10〜300等分、より好
ましくは10〜30等分するが、等分される区間のう
ち、待機位置(WA)(前進移動投入の場)またはネッ
ク部(後進移動投入の場合)からの最初の区間を投入区
間設定の最小単位“D”とし、投入移動前進時または後
進時毎に各投入区間は、[D×(n+1)]ずつ増加す
る。従って、ここで、投入移動前進時または後進時の最
初の区間は、n=0であり、その次の区間からは、(n
+1)ずつ増加する。
【0041】中央制御部は、投入コンベヤシステム前・
後進駆動モータ駆動制御部(C3)に前進駆動命令を発
して、投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ(M
3)を正回転させて、投入コンベヤシステム(K4)を
前進させ(2−5)、これと同時に、投入コンベヤシス
テム移動位置センサー(X04)の信号を受けて、待機
位置データ(WA)に投入区間(D×1)(即ち、n=
0の場合)(mm)を加えたデータの和[WA+(D×
1)]が投入コンベヤシステム移動位置センサー(X0
4)から入力された現在位置データより小さいか等しい
と、投入コンベヤシステム(K4)の移動装置(K5)
の作動を停止させることによって、投入コンベヤシステ
ム(K4)の前進移動を停止させ(2−6)、中央制御
部は、投入ホッパー電子天秤(W2)から出力されるパ
ルス累積値であるI値を比較する(2−7)。
【0042】さて、上記投入区間は、必要に応じてコン
クリート管の規格別に増減することができる。投入ホッ
パー電子天秤(W2)は、投入量に対する計量データが
内蔵されているが、内蔵された計量デーダーは、減量方
式で内蔵されたデータだけコンクリートが投入される
と、投入される時毎にパルス信号を中央制御部に出力す
る。
【0043】中央制御部は、コンクリートが計量コンベ
ヤベルト(B1)上に投入されることによって、投入ホ
ッパー電子天秤(W2)から入力されるパルス信号を演
算して累積させる。この累積値(I)を利用して中央制
御部は、成形モールド(SM)の区間別にコンクリート
量を投入するのに利用する。工程(2−7)において、
I値が1であると、中央制御部は、投入コンベヤシステ
ム前・後進移動装置(K5)を動作させて、投入コンベ
ヤシステム(K4)を前進移動させる。もしI値が1で
ない場合には、中央制御部は投入コンベヤシステム前・
後進駆動モータ駆動制御部(C3)に停止命令を発し
て、投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K5)を
停止させ(2−9)、中央制御部のI値を比較して、1
になったかを否か確認し(2−10)、1でないと、投
入コンベヤシステム前・後進移動装置(K5)の停止状
態をI=1になるまで維持し、一方、I値が1である
と、直ちに投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K
5)を動作させて、投入コンベヤシステム(K4)を前
進させる(2−8)。
【0044】中央制御部は、投入コンベヤシステム移動
位置センサー(X04)から入力される現在位置データ
値が、待機位置+投入区間(D×2)(即ち、n=1の
場合)を演算した値を比較して、現在位置データ値が、
[待機位置+投入区間(D×2)]を演算した値と同じ
かそれより大きい場合(2−11)、投入ホッパー電子
天秤(W2)から出力されるパルス累積値であるI値が
2になったか否かを確認して、I値が2になっておれば
(2−12)、投入コンベヤシステム前・後進移動装置
(K5)を動作させて、投入コンベヤシステム(K4)
の前進命令を維持する(2−13)。
【0045】一方、工程(2−12)において、I値が
2にならない場合、中央制御部は、投入コンベヤシステ
ム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に停止命令を
発して、投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K
5)を停止させる(2−14)。次いで、投入ホッパー
電子天秤(W2)から出力されるパルス累積値であるI
値が2になったとき(2−15)、中央制御部は、投入
コンベヤシステム(K4)の前進移動のために、投入コ
ンベヤシステム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)
に起動命令を発して、投入コンベヤシステム前・後進駆
動モータ(M3)を回転(正回転)させることによっ
て、投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K5)を
動作させて、投入コンベヤシステム(K4)を前進移動
させる(2−13)。
【0046】以後の工程、即ち、(2−16)から(2
−60)までの工程は、下記表1に示す条件の下で、上
記(2−8)ないし(2−15)の工程をループ制御を
通じて操り返しながら、コンクリートの投入のために、
投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K5)を動作
させて、投入コンベヤシステム(K4)を前進移動させ
る。
【0047】
【表1】
【0048】上記投入コンベヤシステム(K4)の投入
移動前進工程(2−58)が終わると、次いで、中央制
御部は、投入コンベヤシステム移動位置センサー(X0
4)から入力される位置データと成形モールドネック部
(T)位置データとを比較して、現在位置データ値が、
中央制御部に内蔵されている成形モールドネック部
(T)位置データと等しいかそれより大きい場合(2−
61)、中央制御部は、投入ホッパー電子天秤(W2)
から出力されるパルス累積値であるI値が12になった
かを確認して、I値が12になっていたら(2−6
2)、計量コンベヤシステム駆動モータ駆動制御部(C
1)に停止命令を発して、計量コンベヤシステム駆動モ
ータ(M1)を停止させる(2−63)。
【0049】一方、(2−62)工程において、I値が
12になっていない場合、中央制御部は、投入コンベヤ
システム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に停止
命令を発して、投入コンベヤシステム前・後進移動装置
(K5)を停止させ(2−65)、Iが12になるまで
待つ。I値が12になれば(2−66)、中央制御部
は、投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ駆動制御
部(C3)に駆動命令を発して、投入コンベヤシステム
前・後進駆動モータ(M3)を正回転させることによ
り、投入コンベヤシステム(K4)を前進移動させ(2
−64)、中央制御部は、投入コンベヤベルト(B2)
上の残りのコンクリートを投入するためにT秒間維持し
た後(2−67)、水噴射装置駆動モータ駆動制御部
(C5)に停止命令と、水噴射量制御用ソレノイドバル
ブ(SV2)にOFFシーケンス命令を発する(2−6
8)。これと同時に、投入コンベヤシステム前・後進駆
動モータ駆動制御部(C3)に停止命令を発して、投入
コンベヤシステム前・後進移動装置(K5)を停止させ
(2−69)、T秒間遅延(2−70)させる。
【0050】次いで、中央制御部は、投入コンベヤシス
テム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に駆動命令
を発して、投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ
(M3)を正回転させて前進させた後(3−1)、投入
コンベヤシステム移動位置センサー(X04)から入力
される現在位置データと中央制御部に内蔵されているソ
ケット部投入位置(SO′)データとを比較して、現在
位置データ値がソケット部(SO)位置データ値と等し
いかそれより大きい場合(3−2)、水噴射装置駆動モ
ータ駆動制御部(C5)に駆動命令を発して、水噴射装
置駆動モータ(M5)を駆動させると同時に、水噴射量
制御用ソレノイドバルブ(SV2)を開放させるシーケ
ンス命令を発する(3−3)。この時の水噴射装置(K
7)によって、水噴射ノズル(N)から噴射される水の
噴射量は、中央制御部から水噴射装置駆動モータ駆動制
御部(C5)に出力されるレファレン値に比例し、この
時の水噴射量は、成形されるコンクリート管の規格によ
って異なるが、通常、50cc/min〜1,000c
c/minの範囲、好ましくは100cc/min〜8
00cc/minの範囲、より好ましくは200cc/
min〜600cc/minの範囲である。
【0051】同時に中央制御部は、投入コンベヤシステ
ム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に停止命令を
発して、投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K
5)を停止させるとともに、停止状態の投入コンベヤシ
ステム(K4)の投入コンベヤベルト(B2)だけを動
作するようにし(3−4)、計量コンベヤシステム駆動
モータ駆動制御部(C1)に駆動命令を発して、計量コ
ンベヤシステム駆動モータ(M1)を駆動させて、計量
コンベヤベルト(B1)を動作させることによって、ソ
ケット部(SO)にコンクリートを投入する(3−
5)。計量コンベヤベルト(B1)の速度は、成形され
るコンクリート管の規格によって、通常、ソケット部
(SO)投入の場合1m/min〜20m/minの範
囲、好ましくは3m/min〜18m/minの範囲、
より好ましくは5m/min〜15m/minの範囲で
あって、ソケット部投入時に限って適用される。
【0052】中央制御部から計量コンベヤシステム駆動
モータ駆動制御部(C1)に出力される命令によって、
計量コンベヤシステム駆動モータ(M1)が回転すると
同時に、計量コンベヤベルト(B1)が回転する。中央
制御部は、投入ホッパー電子天秤(W2)から出力され
るパルス累積値であるI値が13になったかを確認し
て、I=13である場合(3−6)には、中央制御部か
ら投入コンベヤシステムのベルト駆動モータ駆動制御部
(C2)に出力されるレファレンス値を変更して、投入
コンベヤベルト(B2)の速度を、成形されるコンクリ
ート管の規格によって5m/min〜30m/minの
低速に変更した後(3−7)、投入ホッパー電子天秤
(W2)から出力されるパルス累積値であるI値が14
になったか否かを判断して、I値が14になると(3−
8)、水噴射装置駆動モータ駆動制御部(C5)に停止
命令を発し、同時に、水噴射量制御用ソレノイドバルブ
(SV2)にOFFシーケンス命令を発して、水噴射装
置(K7)を停止させる(3−9)。
【0053】これと同時に、投入コンベヤシシステムの
ベルト駆動モータ駆動制御部(C2)に出力されるレフ
ァレンス値を変更して、投入コンベヤベルト(B2)の
速度を、成形されるコンクリート管の規格によって10
m/min〜100m/minの高速に変更した後(3
−10)、投入ホッパー電子天秤(W2)から出力され
るパルス累積値であるI値が15になったか否かを判断
して、I値が15になったら(3−11)、中央制御部
は、計量コンベヤシステム駆動モータ駆動制御部(C
1)に停止命令を発して、計量コンベヤシステム(K
3)を停止させ(3−12)、投入コンベヤベルト(B
2)上にあるコンクリート残量を成形モールド(SM)
のソケット部(SO)に投入するためにT秒間現状態を
維持する(3−13)。
【0054】ソケット部(SO)に対するコンクリート
投入が完了することによって、成形モールド(SM)に
対するコンクリートの1次投入が完了すると同時に、コ
ンクリートの2次投入のためのコンベヤシステム(K
4)の後進移動が始まる。投入コンベヤシステム(K
4)の後進速度は、前進時の速度と同じである。中央制
御部は、計量コンベヤシステム駆動モータ駆動制御部
(C1)に駆動命令を発して、計量コンベヤシステム駆
動モータ(M1)を回転させて、コンクリートをコンベ
ヤシステム(K4)の投入コンベヤベルト(B2)上に
投入する(4−1)。この際、計量コンベヤベルト(B
1)の速度は、成形されるコンクリート管の規格によっ
て異なるが、通常、1m/min〜50m/minの範
囲、好ましくは10m/min〜40m/minの範
囲、より好ましくは15m/min〜35m/minの
範囲であり、中央制御部から計量コンベヤシステム駆動
モータ駆動制御部(C1)に出力されるレファレンス値
に相応する速度である。この際、中央制御部は、計量コ
ンベヤベルト(B1)から投入コンベヤベルト(B2)
上に投入されたコンクリートが、成形モールド(SM)
内に所要量だけ投入されるようにT秒間現状態を維持す
る(4−2)。
【0055】次いで、中央制御部は、投入コンベヤシス
テム(K4)の後進のために、投入コンベヤシシステム
前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に逆回転駆動命
令を発して、投入コンベヤシシステム前・後進駆動モー
タ(M3)を逆回転させることによって、投入コンベヤ
システム前・後進移動装置(K5)を動作させて、投入
コンベヤシステム(K4)を後進移動させる(4−
3)。この際、中央制御部は、投入コンベヤシステム移
動位置センサー(X04)から入力される現在位置デー
タと、[ソケット部投入位置(SO′)−投入区間(D
×1)]を演算した値とを比較して、現在位置データ値
が、[ソケット部投入位置(SO′)−投入区間(D×
1)]を演算した値と等しいかそれより小さいと(4−
4)、投入ホッパー電子天秤(W2)から出力されるパ
ルス累積値であるI値が16になったかどうか確認する
(4−5)。I値が16である場合には、投入コンベヤ
システム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に出力
される逆回転駆動命令を維持し(4−6)、I値が16
になっていない場合には、投入コンベヤシステム前・後
進駆動モータ駆動制御部(C3)に停止命令を発して、
投入コンベヤシシステム前・後進移動装置(K5)を停
止させ(4−7)、投入ホッパー電子天秤(W2)から
出力されるパルス累積値であるI値が16になるまで待
ち、I値が16になると、投入コンベヤシステム(K
4)のその次の投入移動(後進工程)に連なる(4−
8)。
【0056】次いで、中央制御部は、投入コンベヤシス
テム移動位置センサー(X04)から入力される現在位
置データと、[ソケット部の投入位置(SO′)−投入
区間(D×2)]を演算した値とを比較して、現在位置
データ値が、[ソケット部の投入位置(SO′)−投入
区間(D×2)]を演算した値と等しいかそれより小さ
いと判断した後(4−9)、投入ホッパー電子天秤(W
2)から出力されるパルス累積値であるI値が17にな
ったか否かを確認し、I=17である場合には(4−1
0)、投入コンベヤシステム(K4)の後進のための、
上記前・後進移動装置(K5)の動作命令を維持する
(4−11)。なお、(4−10)工程において、I値
が17になっていない場合、中央制御部は、投入コンベ
ヤシステム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に停
止命令を発して、投入コンベヤシステム前・後進移動装
置(K5)を停止させた後(4−12)、投入ホッパー
電子天秤(W2)から出力されるパルス累積値であるI
値が17になったとき(4−13)、投入コンベヤシス
テム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に逆回転起
動命令を発して、投入コンベヤシステム前・後進駆動モ
ータ(M3)を逆回転(投入コンベヤシステム(K4)
の後進)させる。
【0057】以後の段階的後進移動投入工程において、
[ソケット部投入位置(SO′)−投入区間(D×3〜
11)]及び投入ホッパー電子天秤(W2)から出力す
るパルス累積値I=18〜26までの工程が下記表2の
条件の下で、ループ制御を通じて上記各工程(4−4)
〜(4−8)及び(4−9)〜(4−13)と同一に操
り返す。
【0058】
【表2】
【0059】次いで、中央制御部は、投入コンベヤシス
テム位置センサー(X04)から入力される現在位置デ
ータと、[ソケット投入位置(SO′)−待機位置]を
演算した値とを比較して、現在位置データ値が、[ソケ
ット投入位置(SO′)−待機位置]を演算した値と等
しいそれより小さいことが判断されると(4−59)、
投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ駆動制御部
(C3)に停止命令を発して、投入コンベヤシステム前
・後進移動装置(K5)を停止させ(4−60)、投入
ホッパー電子天秤(W2)から出力されるパルス累積値
であるI値が27になったかどうかを判断する(4−6
1)。I=27である場合には、中央制御部は、投入ホ
ッパー電子天秤(W2)に、コンクリート投入モードO
FF命令と純重量OFFシーケンス命令とを発する(4
−62)と同時に、計量コンベヤシステム駆動モータ駆
動制御部(C1)に停止命令を発して、計量コンベヤシ
ステム(K3)を停止させ(4−63)、さらに投入コ
ンベヤシステム(K4)の後進を一定時間遅延させ(4
−64)、投入コンベヤシステム(K4)上にあるコン
クリート残量を投入した後、投入コンベヤシステム(K
4)を後進させる(4−65)。
【0060】そして、投入コンベヤ移動後進位置リミッ
トスイッチ(X03)の信号が、中央制御部に通報され
ると(4−66)、中央制御部は、投入コンベヤシステ
ム前・後進駆動モータ駆動制御部(C3)に停止命令を
発して、投入コンベヤシステム前・後進移動装置(K
5)を停止させた後(4−67)、T秒間遅延させるこ
とによって(5−1)、コンクリートの2次投入(後進
移動)は完了する。
【0061】次いで、中央制御部は、遠心回転ホイール
駆動モータ駆動制御部(C6)に出力されるレファレン
ス値を変更して、遠心回転ホイール(CW、CW′)上
の成形モールド(SM)の遠心回転速度を、成形される
コンクリート管の規格によって5g〜25gの遠心力に
なるようにする速度に変更し、T秒間維持した後、遠心
回転ホイール駆動モータ駆動制御部(C6)に出力され
るレファレンス値を変更して、遠心回転ホイール(C
W、CW′)の速度を20g〜30gの遠心力になるよ
うにする速度(中速)に増加して、T秒間維持した後、
遠心回転ホイール(CW、CW′)の速度を30g〜4
5gの遠心力になるようにする速度(高速)に変更し
(5−2)、T秒間維持した後(5−3)、遠心回転ホ
イール(CW、CW′)を停止させる(5−4)。これ
で、本発明によるコンクリート管定量自動均一投入装置
の駆動システムの全体動作が完了する(5−5)。
【0062】
【発明の効果】以上、説明の通り、本発明による高強度
コンクリート管製造用コンクリート定量均一投入装置、
その駆動システム及びその駆動方法によると、水分含量
が低減された低スランプの乾式コンクリートを使用する
ことができ、コンクリート定量貯蔵/放出部、計量投入
部、水噴射装置を含む定量投入/移動部及び投入位置上
・下移動部より成るコンクリート定量均一投入装置にお
いて、放出制御部の定量貯蔵ホッパー、投入制御部の投
入ホッパー、投入コンベヤシステム及び計量コンベヤシ
ステムなどによって、設定量のコンクリートを正確に貯
蔵及び投入することができ、これと同時に前・後進制御
部によって、投入コンベヤシステムを、細分した一定区
間を制御された条件の下で正確に移動させることがで
き、なお、上・下移動制御部によっては、成形されるコ
ンクリート管の規格によって適切な投入位置(高さ)を
調節することができる。
【0063】更に、投入コンベヤシステムの前進移動時
には、投入されるコンクリートに水噴射量制御部によっ
て、設定量の水を噴射することによって、コンクリート
に過剰の水を加えることなしに、適正水準のコンクリー
トのスランプを維持することができる。従って、上記の
如き本発明のコンクリート定量均一投入装置、その駆動
システム及びその駆動方法を構成することによって、細
分した一定区間を制御された条件の下で前・後進しなが
ら、設定量の水噴射と同時に、コンクリートの定量投入
が可能であって、コンクリートの無駄がなく、成形モー
ルドの遠心回転時において、脱水によるスラッチ及び廃
水の発生と、コンクリートの飛散などがないので、環境
汚染を防止することができ、骨材の分離現象もない優れ
た外観を有する高強度コンクリート管の製造が可能にし
て、この分野における産業上大なる貢献を期待すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンクリート定量均一投入装置の
斜視図。
【図2】本発明によるコンクリート定量均一投入装置の
正面図。
【図3】本発明によるコンクリート定量均一投入装置と
遠心成形装置との関連図。
【図4】本発明によるコンクリート定量均一投入装置の
側面図。
【図5】本発明によるコンクリート定量均一投入装置の
投入工程図。
【図6】本発明によるコンクリート定量均一投入装置の
駆動システムの概略的な構成を示すブロック図。
【図7】本発明によるコンクリート定量均一投入装置の
駆動システムの具体的な構成を示すブロック図。
【図8】本発明によるコンクリート定量均一投入装置の
駆動システムの制御フローチャート。
【図9】図8から続く制御フローチャート。
【図10】図9から続く制御フローチャート。
【図11】図10から続く制御フローチャート。
【図12】図11から続く制御フローチャート。
【図13】図12から続く制御フローチャート。
【図14】図13から続く制御フローチャート。
【符号の説明】 1:投入装置 B1:計量コンベヤベルト B2:投入コンベヤベルト K1:定量貯蔵ホッパー K2:投入ホッパー K3:計量コンベヤシステム K4:投入コンベヤシステム K5:投入コンベヤシステム前・後進移動装置 K6:投入位置上・下移動部 K7:水噴射装置 M1:計量コンベヤシステム駆動モータ M2:投入コンベヤシステムベルト駆動モータ M3:投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ M4:投入位置上・下移動部駆動モータ M5:水噴射装置駆動モータ C.P.U.:中央制御部 L1、L2、L1′、L2′:定量貯蔵ホッパー重量セ
ンサー(第7図ではL1′、L2′省略) L3、L4、L3′、L4′:投入ホッパー重量センサ
ー(第7図ではL3′、L4′省略) W1:定量貯蔵ホッパー電子天秤 W2:投入ホッパー電子天秤 C1:計量コンベヤシステム駆動モータ駆動制御部 C2:投入コンベヤシステムのベルト駆動モータ駆動制
御部 C3:投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ駆動制
御部 C4:投入位置上・下移動部駆動モータ駆動制御部 C5:水噴射装置駆動モータ駆動制御部 C6:遠心回転ホイール駆動モータ駆動制御部 X01:計量コンベヤベルト速度センサー X02:投入コンベヤシステム前進位置リミットスイッ
チ X03:投入コンベヤシステム後進位置リミットスイッ
チ X04:投入コンベヤシステム移動位置センサー X05:投入位置上・下移動部上昇端リミットスイッチ X06:投入位置上・下移動部下降端リミットスイッチ X07:投入位置上・下移動部位置センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユック ゴン チャン 大韓民国 チョンラブクド チョンジュ シ ワンサング ヒョザドン1ガ344− 3 サムホ エイピーティ 2ドン202 ホ (72)発明者 ギム ヒョン イル 大韓民国 チョンラブクド イリシ ド ンサンドン1041バンチ3ホ (72)発明者 ギム ヒョン ホン 大韓民国 チョンラブクド チョンジュ シ ドックジング ウアドン3ガ750− 72 (56)参考文献 特開 平7−266323(JP,A) 特開 昭57−212014(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 21/32 B28B 13/02 B28B 1/20

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入装置(1)のフレーム(B)の上端
    に設けられ、開閉式排出口(K12、K12′)を有す
    る定量貯蔵ホッパー(K1)と、上記排出口を開閉する
    油圧シリンダー(K11、K11′)及びコンクリート
    の放出重量を感知する定量貯蔵ホッパー重量センサー
    (L1、L2、L1′、L2′)を含む定量貯蔵/放出
    部;投入装置フレーム(B)内の小形フレーム(LB)
    内で、上記定量貯蔵/放出部の下方に設けられ、投入量
    調節式開口部(OP)を有する投入ホッパー(K2)
    と、計量コンベヤシステム(K3)及び投入ホッパー重
    量センサー(L3、L3′、L4、L4′)が小形フレ
    ーム(LB)に設けられて構成される計量投入部;投入
    装置フレーム(B)内の小形フレーム(LB)内で、上
    記計量投入部の下方に設けられ、ラックギア(R3)が
    固着された投入コンベヤシステム(K4)と、ラックギ
    ア駆動装置及び水噴射装置を含む定量投入/移動部;及
    び上記投入装置フレーム(B)の下方に位置し、投入装
    置フレーム(B)を上・下移動させるスクリュージャッ
    キ(J1、J2、J3、J4)の駆動装置を含む投入位
    置上・下移動部;とにより構成されることを特徴とする
    高強度コンクリート管製造用コンクリート定量均一投入
    装置。
  2. 【請求項2】 上記定量貯蔵/放出部は、油圧シリンダ
    ー(K11、K11′)により底面が開閉される開閉式
    排出口(K12、K12′)を有する定量貯蔵ホッパー
    (K1)を有し、上記ホッパー(K1)の両側には外側
    にそれぞれ延長する懸垂アーム(F1、F1′)及び
    『形状のアーム(F2、F2′)がそれぞれ取付けら
    れ、 『形状のアーム(F2、F2′)の上・下移動を案内す
    るガイドレール式支持体(S、S′)が、投入装置フレ
    ーム(B)上端に固着され、 上記支持体(S、S′)の上端に固着されているセンサ
    ー取付板(P1、P2)に一側端が固着され、他の一側
    端は『形状のアーム(F2、F2′)の下端部に固着さ
    れた定量貯蔵ホッパー重量センサー(L1、L2、L
    1′、L2′)が、上記ホッパー(K1)の外部に固設
    され、 上記懸垂アーム(F1、F1′)の両端に一側端がそれ
    ぞれ固定され、他の一側端が開閉式排出口(K12、K
    12′)の底面中央にそれぞれ固設された油圧シリンダ
    ー(K11、K11′)によって構成されることを特徴
    とする請求項1記載のコンクリート管製造用コンクリー
    ト定量均一投入装置。
  3. 【請求項3】 上記計量投入部は、上記投入装置フレー
    ム(B)内において、上記定量/放出部の下方に位置
    し、上記フレーム(B)の上端に一側端がそれぞれ固設
    され、これに対応して他の一側端は、上記フレーム
    (B)内に位置しながら、上記フレーム(B)内を上・
    下移動自在な小形フレーム(LB)の上端にそれぞれ固
    設された投入ホッパー重量センサー(L3、L3′、L
    4、L4′)を有し、上記小形フレーム(LB)内にお
    いて、投入ホッパー取付板(P3、P4、P5、P6)
    を介して、上記小形フレーム(LB)の上端両側に固設
    され、一側の底面に一定な間隔で開放された開口部(O
    P)が構成された投入ホッパー(K2)を有し、上記小
    形フレーム(LB)内において、投入ホッパー(K2)
    の下方に位置し、小形フレーム(LB)内に固設された
    計量コンベヤシステム駆動モータ(M1)と、ヘッドプ
    ーリ(C12)及びテールプーリ(C14)の間で多数
    のローラ(C15−1〜C15−9)が設けられ、これ
    らを覆う計量コンベヤベルト(B1)より成る計量コン
    ベヤシステム(K3)が、小形フレーム(LB)の底面
    に固設され、上記ヘッドプーリ(C12)に取付けられ
    たチェーンギアと、計量コンベヤシステム(K3)の駆
    動モータ(M1)のチェーンギア(C11)は、チェー
    ン(C1C)で連結されることを特徴とする請求項1記
    載のコンクリート管製造用コンクリート定量均一投入装
    置。
  4. 【請求項4】 上記定量投入/移動部は、上記計量投入
    部の下方で計量コンベヤシステム(K3)の搬送方向と
    直交する方向に投入装置(1)のフレーム(B)内の底
    面上に設けられ、投入コンベヤフレーム(C32)上で
    投入コンベヤシステムのベルト駆動モータ(M2)と、
    ヘッドプーリ(C24)及びテールプーリ(C27)の
    間で、上端に設けられた多数のキャリヤローラ(C28
    −1〜C28−50)と、下端に設けられた多数のリタ
    ーンローラ(C29−1〜C29−25)及びこれらを
    覆う投入コンベヤベルト(B2)より成り、ヘッドプー
    リ(C24)のチェーンギア(C25)と上記駆動モー
    タチェーンギア(C21)との間のチェーン(C2C)
    によって駆動連結された投入コンベヤシステム(K4)
    を有し、投入装置フレーム(B)の底面に固設された投
    入コンベヤシステム前・後進駆動モータ(M3)の軸
    は、投入コンベヤフレーム(C32)の中央底面に固定
    されて、長手方向に設けられたラックギア(R3)と、
    ピニオンギア(C31)及びアイドルギア(G1、G
    2)を介して駆動連結され、投入コンベヤフレーム(C
    32)の両側底面と接し、上記投入コンベヤフレーム
    (C32)の設置方向に沿って投入装置フレーム(B)
    底面の両端に固設されたガイドローラ(C26−1、C
    26−2)でなる投入コンベヤシステム前・後進移動装
    置(K5)を有し、水貯蔵タンク(C52)、水噴射装
    置駆動モータ(M5)、投入コンベヤシステム(K4)
    の投入先端部に設けられた水噴射ノズル(N)、及び上
    記水貯蔵タンク(C52)から水噴射ノズル(N)まで
    投入コンベヤフレーム(C32)の側面に沿って設けら
    れた水供給パイプライン(Y)より成る水噴射装置を有
    し、投入コンベヤフレーム(C32)側面に上方向に固
    設されて、ローラ(14−1、14−2)を有する支持
    体(C22、C22′)と、投入コンベヤシステム(K
    4)と平行に投入装置(1)のフレーム(B)に固設さ
    れたガイドレール(C23)より成る投入コンベヤシス
    テムフレーム支持部で構成されることを特徴とする請求
    項1記載のコンクリート管製造用コンクリート定量均一
    投入装置。
  5. 【請求項5】 上記投入位置上・下移動部は、上記定量
    投入/移動部の下方に位置し、投入装置設置ベッド
    (A)中央に投入位置上・下移動部駆動モータ(M4)
    が固設され、上記モータ(M4)には、シャフト(C4
    2、C42′)に取付けられたチェーンギア(C43、
    C43′)と上・下駆動モータチェーンギア(C41)
    とが、チェーン(C4C、C4C′)で連結され、投入
    装置設置ベッド(A)の角部にそれぞれ固設されたスク
    リュージャッキ(J1、J2、J3、J4)中の2つの
    スクリュージャッキ(J1、J2)は、シャフト(C4
    2)によって連結される一方、反対側の2つのスクリュ
    ージャッキ(J3、J4)は、シャフト(C42′)に
    よって連結され、スクリュージャッキ(J1〜J4)近
    傍には雌ガイド(C451、C452、C453、C4
    54)が投入装置設置ベット(A)上にそれぞれ固設さ
    れ、上記雌ガイド(C451〜C454)内にそれぞれ
    収納される雄ガイド(C441、C442、C443、
    C444)及びスクリュージャッキ(J1〜J4)の上
    端は、投入装置フレーム(B)の底面に固設されて、投
    入装置設置ベッド(A)と投入装置フレーム(B)とが
    水平をなしながら構成されることを特徴とする請求項1
    記載のコンクリート管製造用コンクリート定量均一投入
    装置。
  6. 【請求項6】 定量貯蔵ホッパー(K1)から投入ホッ
    パー(K2)へコンクリートを定量放出するように制御
    する放出制御部;上記投入ホッパーに貯蔵された一定量
    のコンクリートを計量コンベヤシステム(K3)のベル
    ト(B1)によって、投入コンベヤシステム(K4)の
    ベルト(B2)に定量投入するための投入制御部;投入
    コンベヤベルト(B2)を駆動させ、成形モールド(S
    M)にコンクリートの定量投入のための段階的な投入過
    程を制御するために、投入コンベヤシステム(K4)の
    前・後進移動を制御する前・後進制御部;投入されるコ
    ンクリートに適正量の水を供給するための水噴射制御
    部;及び成形モールドの規格別に中央制御部(C.P.
    U.)にメモリされただけ投入コンベヤシステム(K
    4)を上・下に移動させて、投入位置を調整するための
    上・下移動制御部;を備え、 上記各制御部がそれぞれ中央制御部に接続されるコンク
    リート定量均一投入装置の駆動システム。
  7. 【請求項7】 上記放出制御部は、定量貯蔵ホッパー
    (K1);コンクリート分配車(Q)から定量貯蔵ホッ
    パー(K1)に供給され、上記ホッパー(K1)より放
    出されるコンクリートの重量を感知する定量貯蔵ホッパ
    ー重量センサー(L1、L2、L1′、L2′)と接続
    され、上記定量貯蔵ホッパー重量センサーの信号を受
    け、その信号を変換し、中央制御部(C.P.U.)に
    制御信号を出力することによって、コンクリート定量貯
    蔵制御をする定量貯蔵ホッパー電子天秤(W1);及び
    コンクリートの定量放出制御のための定量貯蔵ホッパー
    ゲート制御用ソレノイドバルブ(SV1);を含んで構
    成されることを特徴とする請求項6記載のコンクリート
    定量均一投入装置の駆動システム。
  8. 【請求項8】 上記投入制御部は、定量貯蔵ホッパー
    (K1)から放出されて投入ホッパー(K2)に供給さ
    れるコンクリートの重量と投入ホッパー(K2)から投
    入されるコンクートの投入量とをそれぞれ感知する投入
    ホッパー重量センサー(L3、L3′、L4、L4′)
    と接続され、上記投入ホッパー重量センサーの信号を受
    け、その信号を変換し、上記定量貯蔵ホッパー(K1)
    からのコンクリートの放出及び投入ホッパー(K2)か
    らのコンクリートの投入に対する制御信号を、上記中央
    制御部(C.P.U.)に出力することによって、コン
    クリート定量投入制御をする投入ホッパー電子天秤(W
    2);計量コンベヤシステム(K3)の計量コンベヤベ
    ルト(B1)の速度感知のための速度センサー(X0
    1);及びこの計量コンベヤシステム(K3)を駆動さ
    せる駆動モータ(M1)の駆動制御部(C1);を含ん
    で構成されることを特徴とする請求項6記載のコンクリ
    ート定量均一投入装置の駆動システム。
  9. 【請求項9】 上記前・後進制御部は、投入コンベヤシ
    ステム(K4)と、この投入コンベヤシステム(K4)
    の前・後進移動時の前進位置を感知するリミットスイッ
    チ(X02)、後進位置を感知するリミットスイッチ
    (X03)及び移動位置を感知するセンサー(X04)
    と、投入コンベヤシステム(K4)のコンベヤベルトを
    駆動させる駆動モータ(M2)と、このモータ(M2)
    の駆動制御部(C2)と、投入コンベヤシステム(K
    4)の前・後進移動のために駆動させる投入コンベヤシ
    ステム前・後進駆動モータ(M3)及びこのモータ(M
    3)の駆動制御部(C3)を含んで構成されることを特
    徴とする請求項6記載のコンクリート定量均一投入装置
    の駆動システム。
  10. 【請求項10】 上記水噴射量制御部は、水噴射装置
    (K7)と、この水噴射装置を駆動させるモータ(M
    5)と、この駆動モータ(M5)の駆動制御部(C5)
    及び上記水噴射装置の水噴射量制御のためのソレノイド
    バルブ(SV2)を含んで構成されることを特徴とする
    請求項6記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 上記上・下移動制御部は、投入コンベ
    ヤシステム(K4)を上・下に移動させて投入位置を調
    整する投入位置上・下移動部(K6)と、この上・下移
    動部(K6)の上昇端を感知するリミットスイッチ(X
    05)、下降端を感知するリミットスイッチ(X06)
    及びその上・下移動位置を感知する位置センサー(X0
    7)と、上記移動部(K6)を上・下に移動させる駆動
    モータ(M4)及びこのモータ(M4)を駆動させる駆
    動制御部(C4)を含んて構成されることを特徴とする
    請求項6記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 中央制御部は、マイクロコンピュータ
    ー、モジュール化されたコンピューターまたはP.L.
    C.(プログラマブル ロジック コントロラー)であ
    ることを特徴とする請求項6記載のコンクリート定量均
    一投入装置の駆動システム。
  13. 【請求項13】 上記定量貯蔵ホッパー(K1)と、投
    入ホッパー(K2)の重量センサー(L1、L2、L
    1′、L2′、L3、L3′、L4、L4′)は、ロー
    ドセルであり、上記ホッパー(K1、K2)の電子天秤
    (W1、W2)は、自動制御可能な自動電子天秤である
    ことを特徴とする請求項6ないし8中のいずれか1つの
    項に記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動システ
    ム。
  14. 【請求項14】 計量コンベヤシステム駆動モータ(M
    1)、投入コンベヤシステムのベルト駆動モータ(M
    2)、投入コンベヤシステム前・後進駆動モータ(M
    3)、投入位置上・下移動部駆動モータ(M4)、水噴
    射装置駆動モータ(M5)は、AC3相誘導電動機、D
    Cモータ、可変速度モータまたはサーボモータであるこ
    とを特徴とする請求項6ないし11中のいずれか1つの
    項に記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動システ
    ム。
  15. 【請求項15】 計量コンベヤシステム駆動モータ駆動
    制御部(C1)、投入コンベヤシステムのベルト駆動モ
    ータ駆動制御部(C2)、投入コンベヤシステム前・後
    進駆動モータ駆動制御部(C3)、投入位置上・下移動
    部駆動モータ駆動制御部(C4)、水噴射装置駆動モー
    タ駆動制御部(C5)は、電磁接触器直駆動方式、イン
    バーター制御方式、DCドライブ制御方式、VSコント
    ローラ制御または、サーボドライブ制御方式を採用する
    ことを特徴とする請求項6ないし11中のいずれか1つ
    の項に記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動シス
    テム。
  16. 【請求項16】 計量コンベヤベルト速度センサー(X
    01)、投入コンベヤシステム移動位置センサー(X0
    4)及び投入位置上・下移動部位置センサー(X07)
    は、エンコーダー、線形変位センサーまたは近接センサ
    ーであることを特徴とする請求項6ないし11中のいず
    れか1つの項に記載のコンクリート定量均一投入装置の
    駆動システム。
  17. 【請求項17】 計量コンベヤシステム前進位置リミッ
    トスイッチ(X02)、投入コンベヤシステム後進位置
    リミットスイッチ(X03)、投入位置上・下移動部上
    昇端リミットスイッチ(X05)、投入位置上・下移動
    部下降端リミットスイッチ(X06)及び成形モールド
    規格感知器(X08)は、リミットスイッチ、近接セン
    サーまたはビームセンサーであることを特徴とする請求
    項6ないし11中のいずれか1つの項に記載のコンクリ
    ート定量均一投入装置の駆動システム。
  18. 【請求項18】 自動起動スイッチがONになる準備段
    階(1);遠心回転ホイール(CW、CW′)を回転さ
    せ、投入コンベヤベルト(B2)を駆動させる段階
    (2);中央制御部(C.P.U.)にメモリされた待
    機位置まで投入コンベヤシステム(K4)を移動させる
    段階(3);定量貯蔵ホッパー(K1)から投入ホッパ
    ー(K2)への投入モード転換段階(4);計量コンベ
    ヤシステム(K3)を駆動し、水噴射装置(K7)を駆
    動する段階(5);投入コンベヤシステム(K4)が段
    階的に前進移動しながら、水噴射装置(K7)からの水
    噴射と共に成形モールド(SM)に対し、細分された一
    定投入区間別にコンクリートを投入する1次投入段階
    (6);投入コンベヤシステム(K4)が段階的に後進
    移動しながら、水噴射なしに成形モールドに対し、細分
    された一定投入区間別にコンクリートを投入する2次投
    入段階(7);投入コンベヤシステム(K4)の後進
    が、後進位置リミットスイッチ(X03)によって感知
    されると、投入コンベヤシステムの移動が停止される段
    階(8);遠心回転ホイールの速度を所定段階に上昇さ
    せた後、停止す段階(9);を経ることを特徴とするコ
    ンクリート定量均一投入装置の駆動システムの駆動方
    法。
  19. 【請求項19】 上記準備段階(1)は、成形モールド
    規格感知器(X08)によって、成形モールドの規格が
    中央制御部に入力され、定量貯蔵ホッパー(K1)から
    投入ホッパー(K2)にコンクリートが3段階で一定量
    投入され、投入位置上・下移動部(K6)が、成形モー
    ルドの規格に合うように、待機位置に自動移動した後、
    投入コンベヤシステム(K4)の後進リミットスイッチ
    (X03)がONになる段階を経ることを特徴とする請
    求項18記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動シ
    ステムの駆動方法。
  20. 【請求項20】 上記1次投入段階(6)は、投入区間
    を5〜500区間に等分し、各区間毎に投入ホッパー電
    子天秤(W2)から出力されるパルス累積値であるI値
    を比較して、Iが所定の対応値になったとき、投入コン
    ベヤシステム(K4)を、次の段階に前進移動させ、投
    入コンベヤシステム(K4)の現在位置が、あらかじめ
    設定されたソケット部投入位置(SO′)データー値と
    等しいかそれより大きくなれば、ソケット部(SO)に
    コンクリートを投入し、I値が15になれば、計量コン
    ベヤシステム(K3)を停止させ、投入コンベヤベルト
    (B2)上のコンクリート残量を成形モールドに投入す
    る段階を経ることを特徴とする請求項18記載のコンク
    リート定量均一投入装置の駆動システムの駆動方法。
  21. 【請求項21】 ソケット部(SO)の投入は、計量コ
    ンベヤベルト(B1)の速度を1m/min〜20m/
    minに制御して行うことを特徴とする請求項18また
    は19記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動シス
    テムの駆動方法。
  22. 【請求項22】 上記2次投入段階(7)は、上記各段
    階毎に投入ホッパー電子天秤(W2)から出力されるパ
    ルス累積値であるI値を比較して、Iが所定の対応値に
    なったとき、投入コンベヤシステム(K4)を、次の段
    階に後進移動させ、投入コンベヤシステム(K4)の現
    在位置値が、[ソケット部投入位置(SO′)−待機位
    置]を演算した値と等しいかそれより小さければ、投入
    コンベヤシステム(K4)の前・後進移動装置(K5)
    を停止させ、I値が27になれば、投入ホッパー(K
    2)の投入モードをOFFさせると同時に、計量コンベ
    ヤシステム(K3)の駆動を停止させ、投入コンベヤシ
    ステム(K4)上のコンクリート残量を投入した後、投
    入コンベヤシステム(K4)の前・後進移動装置(K
    5)を後進させる段階を経ることを特徴とする請求項1
    8記載のコンクリート定量均一投入装置の駆動システム
    の駆動方法。
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