JP3049460U - 餅包装容器 - Google Patents
餅包装容器Info
- Publication number
- JP3049460U JP3049460U JP1997010681U JP1068197U JP3049460U JP 3049460 U JP3049460 U JP 3049460U JP 1997010681 U JP1997010681 U JP 1997010681U JP 1068197 U JP1068197 U JP 1068197U JP 3049460 U JP3049460 U JP 3049460U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice cake
- simulated
- mochi
- packaging container
- mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cereal-Derived Products (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】餅を鏡餅とすることなく取り扱い易い形態にし
て容器に収め、その容器を鏡餅風に仕立てて、床の間な
どの据え置くスペースを要することなく柱や壁などに取
り付けることができるようにし、正月に適する餅を用い
たお供えが簡単に行えるようにする。 【解決手段】前方に膨出形成させた模擬鏡餅部5と模擬
三方部6とからなる収納部2に、餅を包装してなる複数
の包装体7を収納して背板3により収納部2を閉じ、背
板3の上端に連接した飾り板12を模擬鏡餅部5が前方
に突出配置するようにしてその模擬鏡餅部5のフランジ
8に被せ付け、背板3と飾り板12と模擬鏡餅部のフラ
ンジ8とに貫通する透孔13に紐部材14を通し、模擬
三方部6に、三方の正面形状を象った化粧部材4を被せ
付けた。
て容器に収め、その容器を鏡餅風に仕立てて、床の間な
どの据え置くスペースを要することなく柱や壁などに取
り付けることができるようにし、正月に適する餅を用い
たお供えが簡単に行えるようにする。 【解決手段】前方に膨出形成させた模擬鏡餅部5と模擬
三方部6とからなる収納部2に、餅を包装してなる複数
の包装体7を収納して背板3により収納部2を閉じ、背
板3の上端に連接した飾り板12を模擬鏡餅部5が前方
に突出配置するようにしてその模擬鏡餅部5のフランジ
8に被せ付け、背板3と飾り板12と模擬鏡餅部のフラ
ンジ8とに貫通する透孔13に紐部材14を通し、模擬
三方部6に、三方の正面形状を象った化粧部材4を被せ
付けた。
Description
【0001】
本発明は餅を包装してなる包装体を収納する餅包装容器に関するものである。
【0002】
従来から日本の正月でのお祝い事の一つとして鏡餅を供えることが習慣とされ ているが、昨今の一般家庭において居住空間が狭くなって床の間を設けない傾向 にある点や洋風仕立ての居住空間が多くなるなどして生活様式が変化しているこ とから、鏡餅を供えるために適したスペースを確保し難くなってきており、また 、核家族化が進んでいる現状から鏡餅のような大型の餅を食し切れず、よって、 鏡餅を供えないということも多くなってきている。 そこで、本考案は上記した事情に鑑み、餅を鏡餅とすることなく取り扱い易い 形態にして容器に収め、その容器を鏡餅風に仕立てて、床の間などの据え置くス ペースを要することなく柱や壁などに取り付けることができるようにすることを 課題とし、正月に適する餅を用いたお供えが簡単に行えるようにすることを目的 とする。
【0003】
本考案は上記課題を考慮してなされたもので、鏡餅を使用したお供え物の正面 形状を象って樹脂板を前方に膨出形成させた模擬鏡餅部からなる収納部に、餅を 包装してなる複数の包装体を収納し、前記収納部の背面側に位置する開放面に、 該開放面の周辺に亘るフランジの外周形状に対応した形状に設けられて開放面を 覆う背板を配置して、収納部の底部側のフランジと両側部側のフランジとに設け た折り返し片に前記背板を掛け止めしたことを特徴とする餅包装容器を提供して 、上記課題を解消するものである。 そして、本考案にあっては、上記収納部には、鏡餅とその鏡餅の上に置く飾り を模した色彩が施されていることが良好である。また、上記模擬鏡餅部には、鏡 餅を乗せ置く三方を象って上記樹脂板を前方に膨出形成させた模擬三方部が連設 さられていることが良好である。さらに、本発明にあっては、上記収納部には、 三方の正面形状を象った化粧部材が取り付けられていることが良好である。そし て、上記模擬鏡餅部の外周形状に対応する切り欠きを備えた飾り板を上記背板の 上端に折り部を介して連接して、該飾り板を、前記切り欠きから模擬鏡餅部を前 方に突出配置させるようにして模擬鏡餅部のフランジに被せ付けることが良好で あり、上記背板と飾り板と模擬鏡餅部のフランジとには同位置で貫通する透孔が 設けられて、該透孔に紐などからなる吊り下げ部材が通されていることが良好で ある。
【0004】
つぎに本考案を図1から図3に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。 図中1は餅収納容器で、該餅収納容器1は収納部2と背板3と化粧部材4とを 具備してなるものである。前記収納部2は透明な合成樹脂板を真空成形して得ら れ、三方に鏡餅を乗せてなるお供え物の正面形状を象って前方に膨出形成させた 模擬鏡餅部5を有してなるものであり、そして、同様にして三方の正面形状を象 って膨出形成し前記模擬鏡餅部5の下部に連続させるようにして設けられた模擬 三方部6をも併せ持つようにしたものであり、模擬鏡餅部5にあっては上下三段 にして膨出され、凹面側から上一段目の凹部5aに鏡餅の上に置くミカンを模し た色彩が施され、下二段目、三段目の凹部5bには鏡餅を模した色彩が施されて いる。 背板3は上記収納部2の背面側に位置する開放面2aを覆うもので、この背板 3と収納部2とから構成された閉空間に、餅を真空包装してなる包装体7が複数 個収納され、そして、背板3を取り外すことで開放面2aが開いて前記包装体7 を取り出すことができるように設けられている。 また、この背板3は、収納部2の該開放面2aの周辺に亘って外方に張り出た フランジ8の外周形状に対応する形状に設けられており、図3に示すように、模 擬三方部6での底部側のフランジ8aと両側部側のフランジ8bとに設けた折り 返し片9に、前記背板3の底部側を差し入れるようにすることで掛け止められ、 この背板3が収納部2に取り付けられている。
【0005】 さらに、背板3の上部両側にあっては側方に延設された飾り部3aが設けられ ているとともに、背板3の上端に折り部10を介して、模擬鏡餅部5の上部外周 の形状に対応する切り欠き11を備えた飾り板12が連接されている。前記飾り 板12は折り部10を中心にして模擬鏡餅部5側に折り倒され、前記切り欠き1 1から模擬鏡餅部5の一段目の凹部5aと二段目の凹部5bとを前方に突出配置 させるようにして模擬鏡餅部5の周りのフランジ8に被せ付けられて接着固定さ れている。 上述したように模擬鏡餅部5の周りのフランジ8に被せ付けられる飾り板12 は略扇状に形成されており、この略扇状とされた飾り板12の形状に対応するよ うに背板3とこの背板3の両側に延設された飾り部3aが設けられている。そし て、飾り板12と背板3とこの両者に挟まれる模擬鏡餅部5の上部側フランジ8 cとには同位置にして貫通する透孔13が設けられており、この透孔13に紐部 材などからなる吊り下げ部材14を通してこの餅収納容器1が柱や壁に留め付け ることができるようにしている。
【0006】 上記化粧部材4は三方の正面形状を象るようにして組み起こされた紙製のもの であって、この化粧部材4が上記収納部2における模擬三方部6に被せ付けられ て接着固定されている。このように収納部2とは別部材として設けられた化粧部 材4を取り付けることで三方形状をよりリアルに表現するとともに、膨出した模 擬三方部6がこの化粧部材4を内方側から補強する構造となり、さらには模擬三 方部6を有することで収納部2の収納空間が広くなるように図られている。 さらにこの餅収納容器1にあっては鏡餅の飾り付けである海老などを模した飾 り付け15も適宜の手段により取り付けられている。 なお、上記した例において吊り下げできる形態を示しているが自立状態で置く ことも可能であって、上記底部側フランジ8aの高さ寸法を小さくして、この底 部フランジ8aと化粧部材4の前縁とが接地した状態で前傾が大きくならないよ うに設けられている。
【0007】
以上説明したように、本考案の餅収納容器によれば、鏡餅を使用したお供え物 の正面形状を象って樹脂板を前方に膨出形成させた模擬鏡餅部からなる収納部に 、餅を包装してなる複数の包装体を収納し、前記収納部の背面側に位置する開放 面に、該開放面の周辺に亘るフランジの外周形状に対応した形状に設けられて開 放面を覆う背板を配置して、収納部の底部側のフランジと両側部側のフランジと に設けた折り返し片に前記背板を掛け止めしたことを特徴とするものである。こ のように餅収納容器の背部側が平坦なものとなっており、鏡餅を模したお供えと して壁や柱に取り付けることができ、従来のような鏡餅を置くための特別なスペ ースを特に必要とするとがない。さらに、餅収納容器の内部に包装された状態で 餅が収納されているため、個々の餅を鏡餅の形状に制限されることなく食し易い 大きさや形状の餅として提供できるなど、実用性に優れた効果を奏するものであ る。
【図1】本考案に係る餅収納容器の一例を示す説明図で
ある。
ある。
【図2】一例を分離して示す説明図である。
【図3】一例を背板側から示す説明図である。
1…餅収納容器 2…収納部 3…背板 4…化粧部材 5…模擬鏡餅部 6…模擬三方部 7…収納体 9…折り返し片 11…切り欠き 12…飾り板 13…透孔 14…吊り下げ部材
Claims (6)
- 【請求項1】鏡餅を使用したお供え物の正面形状を象っ
て樹脂板を前方に膨出形成させた模擬鏡餅部からなる収
納部に、餅を包装してなる複数の包装体を収納し、 前記収納部の背面側に位置する開放面に、該開放面の周
辺に亘るフランジの外周形状に対応した形状に設けられ
て開放面を覆う背板を配置して、収納部の底部側のフラ
ンジと両側部側のフランジとに設けた折り返し片に前記
背板を掛け止めしたことを特徴とする餅包装容器。 - 【請求項2】上記収納部には、鏡餅とその鏡餅の上に置
く飾りを模した色彩が施されている請求項1に記載の餅
包装容器。 - 【請求項3】上記模擬鏡餅部には、鏡餅を乗せ置く三方
を象って上記樹脂板を前方に膨出形成させた模擬三方部
が連設さられている請求項1または2に記載の餅包装容
器。 - 【請求項4】上記収納部には、三方の正面形状を象った
化粧部材が取り付けられている請求項1に記載の餅包装
容器。 - 【請求項5】上記模擬鏡餅部の外周形状に対応する切り
欠きを備えた飾り板を上記背板の上端に折り部を介して
連接して、該飾り板を、前記切り欠きから模擬鏡餅部を
前方に突出配置させるようにして模擬鏡餅部のフランジ
に被せ付けた請求項1から4のいずれか一項に記載の餅
包装容器。 - 【請求項6】上記背板と飾り板と模擬鏡餅部のフランジ
とには同位置で貫通する透孔が設けられて、該透孔に紐
などからなる吊り下げ部材が通されている請求項5に記
載の餅包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010681U JP3049460U (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 餅包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997010681U JP3049460U (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 餅包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3049460U true JP3049460U (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=43183705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997010681U Expired - Lifetime JP3049460U (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | 餅包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049460U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017039520A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 梅田真空包装株式会社 | 包装用容器 |
JP2022076848A (ja) * | 2020-11-10 | 2022-05-20 | 押尾産業株式会社 | 鏡餅型装飾具 |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP1997010681U patent/JP3049460U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017039520A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 梅田真空包装株式会社 | 包装用容器 |
JP2022076848A (ja) * | 2020-11-10 | 2022-05-20 | 押尾産業株式会社 | 鏡餅型装飾具 |
JP7560106B2 (ja) | 2020-11-10 | 2024-10-02 | 押尾産業株式会社 | 鏡餅型装飾具 |
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