JP3049399U - 望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ - Google Patents

望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ

Info

Publication number
JP3049399U
JP3049399U JP1997011894U JP1189497U JP3049399U JP 3049399 U JP3049399 U JP 3049399U JP 1997011894 U JP1997011894 U JP 1997011894U JP 1189497 U JP1189497 U JP 1189497U JP 3049399 U JP3049399 U JP 3049399U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
telescope
finder
view
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1997011894U
Other languages
English (en)
Inventor
章吾 山崎
Original Assignee
久保光学株式会社
章吾 山崎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 久保光学株式会社, 章吾 山崎 filed Critical 久保光学株式会社
Priority to JP1997011894U priority Critical patent/JP3049399U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3049399U publication Critical patent/JP3049399U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telescopes (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Viewfinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 望遠鏡の視界とほぼ同一の縮小視界をカメラ
フアインダからより大きく、より鮮明に目視することが
できる望遠鏡−カメラ結合ホルダを提供する。 【解決手段】 望遠鏡4とカメラ5を結合するホルダの
カメラ保持用枠体2に、カメラフアインダレンズ10の
前面に対向するフレームを一体に設け、このフレームの
カメラフアインダレンズ10同心位置に、望遠鏡4の視
界とほぼ同一範囲の縮小視界を覗くことができる調整フ
アインダ12を開口させる。フレーム前方に延びる筒体
に形成し、この筒体フレームの先端に前記調整フアイン
ダ12を形成する。上記の調整フアインダ12は、該調
整フアインダ12形成位置におけるカメラフアインダレ
ンズ10の画角巾寸法を望遠鏡の倍率で除した値の寸法
にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は望遠鏡や双眼鏡などの望遠光学機械にカメラを接続して望遠写真を撮 影するための望遠鏡−カメラ結合ホルダに関し、詳細には、カメラのフアインダ を通して望遠鏡の視界をとらえることができるようにした望遠鏡−カメラ結合ホ ルダに関する。
【0002】
【考案の技術的背景】
望遠鏡とカメラで望遠写真を撮影する場合、結合ホルダを用いて望遠鏡の接眼 部にカメラのレンズ部を接続している。 この場合、カメラを保持する結合ホルダによってカメラのフアインダが塞がれ てしまうため、従来は、望遠鏡で被写体を実視した後、望遠鏡を動かさないよう に固定し、しかる後、カメラを保持した結合ホルダを望遠鏡の接眼部に連結して いた。従って、一旦、望遠鏡にカメラを結合してしまうと望遠鏡及びカメラフア インダを通して被写体を視ることができず、また、望遠鏡を動かすことができな かった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、望遠鏡を動かさないようにしてカメラを結合することは、熟練 者にとってもきわめて困難な作業であり、また、カメラを結合したあとに被写体 を確認できないのは不安である。 さらに、被写体を覗きながら撮影することができないので被写体の動きにそっ て追うことが不可能であった。
【0004】 他方、ホルダのカメラフアインダにあたる部分を切り開くことにより、フアイ ンダを通して被写体を見ることができるようにしたとしても、望遠鏡とカメラの フアインダは視界が異なるため、カメラのフアインダから望遠鏡の撮影視界を正 確に知ることができない。
【0005】 従って、本考案の第1の目的は、カメラフアインダから覗いたときに望遠鏡の 視界とほぼ同じ範囲の縮小視界を目視することができる望遠鏡−カメラ結合ホル ダを提供することにある。
【0006】 本考案の他の目的は、望遠鏡の視界とほぼ同一の縮小視界をより大きく、より 鮮明に目視することができる望遠鏡−カメラ結合ホルダを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本考案の望遠鏡−カメラ結合ホルダは、望 遠鏡の接眼部にカメラを結合して望遠撮影をするための望遠鏡−カメラ結合ホル ダにおいて、結合ホルダのカメラ保持用枠体に、カメラフアインダレンズの前面 に対向するフレームを一体に設け、このフレームのカメラフアインダレンズ同心 位置に、望遠鏡の視界とほぼ同一範囲の縮小視界を覗くことができる調整フアイ ンダを開口させたことを特徴とする。
【0008】 上記第2の目的を達成するために、本考案の結合ホルダは、望遠鏡の接眼部に カメラを結合して望遠撮影をするための望遠鏡−カメラ結合ホルダにおいて、結 合ホルダのカメラ保持用枠体に、カメラフアインダレンズの前面に対向する任意 の長さの筒体フレームを一体に設け、この筒体フレームの先端のカメラフアイン ダレンズ同心位置に、望遠鏡の視界とほぼ同一範囲の縮小視界を覗くことができ る調整フアインダを開口させたことを特徴とする。
【0009】 上記の調整フアインダを形成するには、調整フアインダの寸法を、該調整フア インダ形成位置におけるカメラフアインダレンズの画角巾寸法を望遠鏡の倍率で 除した値にすればよい。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。 本考案の望遠鏡−カメラ結合ホルダ1は、望遠鏡の接眼レンズとカメラの対物 レンズが同心になるようにして望遠鏡とカメラを着脱自在に結合するもので、図 1及び図2に示すように、上下挾持片2a、2bの間にカメラを挿入して支持す るカメラ保持用枠体2と、望遠鏡の接眼部鏡筒に外側から嵌合される筒状の結合 部材3を一体に有している。
【0011】 図3は結合ホルダ1を介して望遠鏡4とカメラ5を結合した状態を示すもので 、カメラ5をその対物レンズ6が結合部材3の中央開口7に対向するようにして 結合ホルダ1の枠体2に挿入するとともに、結合ホルダ1の結合部材3を望遠鏡 4の接眼部8に外嵌することにより、望遠鏡4とカメラ5が、望遠鏡の接眼レン ズ9とカメラの対物レンズ6を同心にして結合される。
【0012】 本考案の結合ホルダ1は、カメラ2のフアインダレンズ10と対向するフレー ム11を前記枠体2と一体に備えており、このフレーム11はフアインダレンズ 10と同心的に対向する部所に、望遠鏡4の視界とほぼ同じ範囲の縮小された視 界を覗くことができる調整フアインダ12を開口させてある。
【0013】 図1〜図3の実施例は前記フレーム11を前方に延長させた任意の長さの筒体 に形成し、この筒対フレーム11の先端に前記調整フアインダ12を開口させて ある。 しかしながら、本考案による結合ホルダ1のフレーム11は上記のように筒体 に限るものではなく、図4のように枠体2のたて板2cと同じ面であってもよい 。
【0014】 カメラ5のフアインダレンズ10を通して望遠鏡4の視界とほぼ同一の範囲の 視界を覗くことができるようにするためには調整フアインダの寸法を、調整フア インダ12の形成位置におけるフアインダレンズ10の画角巾寸法を望遠鏡4の 倍率で除した値にすればよい。
【0015】 例えば望遠鏡4の倍率を6倍とすると、図3の実施例では筒体フレーム11の 調整フアインダ12設置位置におけるフアインダレンズ10の画角縦巾寸法2B は図面上50mmであるから、調整フアインダ12の開口縦寸法は図面上50mm/ 6で約8.3mmとなる。 横寸法も同様にして求められる。
【0015】 また、図4の実施例では調整フアインダ12の設置位置におけるフアインダレ ンズ10の画角縦巾寸法2B´は図面上18mmであるから、調整フアインダ12 の開口縦寸法は図面上20mm/6で約3.3mmとなる。
【0016】 このように調整フアインダ12の寸法は、フアインダレンズ10からの距離に よって異なり、フアインダレンズ10から前方に離れるに従って調整フアインダ 12の開口寸法を大きくして望遠撮影の視界をとらえることができる。 また、調整フアインダ12は開口寸法が大きくなるほど輪郭が鮮明になること が実験により確認されている。
【0017】 従って、本考案の結合ホルダ1は調整フアインダ12を形成するフレーム11 を筒状にし、調整フアインダ12をできるだけフアインダレンズ10から前方に 離して設けるのが望ましい。但し、無制限に延長させると成形コスト等の別の面 で不都合が生じるので、筒体フレーム11の先端は図のように結合部材3の先端 まで延長させるのが実用的である。 また、図3のようにフレーム11を筒体にする場合は、筒体の中空内部寸法は フアインダレンズ10の有効巾寸法にするのが望ましい。
【0018】 尚、図の実施例では望遠鏡4の接眼鏡筒13の外側に遮光スリーブ14を前後 移動自在に螺着し、この遮光スリーブ14の外側に結合ホルダ1の結合部材3を 嵌合している。 また、結合部材3の先端側に切り込み15を形成し、望遠鏡4に形成した突起 (図示せず)をこの切り込み15に係合させることにより、結合ホルダ1及びカ メラ2が望遠鏡4に対して自由回転しないようにしてある。 図中、符号16は結合ホルダ1を望遠鏡4の接眼部8に固定するための止めね じである。
【0019】
【効果】
本考案はカメラのフアインダを通して望遠鏡と同じ視界をとらえることができ るので目的の被写体を正確に目視して望遠写真をとることができる。 また、望遠鏡を固定する必要がなく、さらには被写体の動きを追いながら正確 な望遠撮影ができる。
【0020】 フアインダレンズの前方に延びる筒体フレームの先端に調整フアインダを設け ることにより、望遠鏡の視界に対応する範囲の縮小視界をより大きくしてとらえ ることができるとともに、フアインダから見た視界の輪郭が鮮明になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による望遠鏡−カメラ結合ホルダの正
面図
【図2】 本考案による望遠鏡−カメラ結合ホルダの側
面図
【図3】 望遠鏡に結合した状態の結合ホルダの図1A
BCD線断面図
【図4】 本考案の他の実施形態の図3相当図
【符号の説明】
1…結合ホルダ 2…カメラ保持用枠体 2a…上挾持片 2b…下挾持片 2c…たて板 3…筒状結合部材 4…望遠鏡 5…カメラ 6…対物レンズ 7…中央開口 8…接眼部 9…接眼レンズ 10…フアインダレンズ 11…フレーム 12…調整フアインダ 13…接眼鏡筒 14…遮光スリーブ 15…切り込み 16…止めねじ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 望遠鏡の接眼部にカメラを結合して望遠
    撮影をするための望遠鏡−カメラ結合ホルダにおいて、
    結合ホルダのカメラ保持用枠体に、カメラフアインダレ
    ンズの前面に対向するフレームを一体に設け、このフレ
    ームのカメラフアインダレンズ同心位置に、望遠鏡の視
    界とほぼ同一範囲の縮小視界を覗くことができる調整フ
    アインダを開口させたことを特徴とする望遠撮影用の望
    遠鏡−カメラ結合ホルダ
  2. 【請求項2】 望遠鏡の接眼部にカメラを結合して望遠
    撮影をするための望遠鏡−カメラ結合ホルダにおいて、
    結合ホルダのカメラ保持用枠体に、カメラフアインダの
    前面に対向する任意の長さの筒体フレームを一体に設
    け、この筒体フレームの先端のカメラフアインダレンズ
    同心位置に、望遠鏡の視界とほぼ同一範囲の縮小視界を
    覗くことができる調整フアインダを開口させたことを特
    徴とする望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ
  3. 【請求項3】 望遠鏡の接眼部にカメラの鏡筒部を結合
    して望遠撮影をするための望遠鏡−カメラ結合ホルダに
    おいて、結合ホルダのカメラ保持用枠体に、カメラフア
    インダの前面に対向する任意の長さの筒体フレームを一
    体に設け、この筒体フレームの先端のカメラフアインダ
    レンズ同心位置に、該筒体フレームの先端位置における
    カメラフアインダレンズの画角巾寸法を望遠鏡の倍率で
    除した寸法の調整フアインダを開口させたことを特徴と
    する望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ
JP1997011894U 1997-11-27 1997-11-27 望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ Expired - Lifetime JP3049399U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011894U JP3049399U (ja) 1997-11-27 1997-11-27 望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1997011894U JP3049399U (ja) 1997-11-27 1997-11-27 望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3049399U true JP3049399U (ja) 1998-06-09

Family

ID=43183646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1997011894U Expired - Lifetime JP3049399U (ja) 1997-11-27 1997-11-27 望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3049399U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4067027A (en) Binocular telescope containing a camera
US7178997B2 (en) Arrangement for holding a camera behind a monocular or binocular
US20150070580A1 (en) Phone camera mount
JP3082330B2 (ja) 顕微鏡
JPH11160815A (ja) 2台のカメラによる立体写真撮影装置
JP3049399U (ja) 望遠撮影用の望遠鏡−カメラ結合ホルダ
JPH049018A (ja) ファインダ装置およびファインダ装置を備えたカメラ
US2933026A (en) Microfilm camera detachably connected with a field glass
JPH0933823A (ja) 写真撮影システム
JP2002350740A (ja) 顕微鏡用カメラアダプタ
JPS63189848A (ja) 接写撮影装置
CN216052417U (zh) 一种可上下调节的手机拍照架结构
JPS5816168B2 (ja) 高倍率フアインダ付望遠レンズ
JPS63115118A (ja) ビデオカメラ
JP3050014U (ja) 拡大光学機械とカメラホルダの連結機構
JPS6027370Y2 (ja) カメラ付双眼鏡
KR200208705Y1 (ko) 현미경 대안렌즈를 이용한 관찰영상 촬영장치
JPS5840722B2 (ja) 接眼レンズの位置決め装置
JPS6126029A (ja) フアインダ−を有する交換レンズ
JP2006039191A (ja) 顕微鏡用カメラアダプタ
JPH0125941Y2 (ja)
JPH055545Y2 (ja)
JPH0142092Y2 (ja)
GB1594669A (en) Binocular/detachable camera arrangement
JP3032420U (ja) ネガ修整用ルーペ