JP3049355U - バレル装置 - Google Patents

バレル装置

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JP3049355U
JP3049355U JP1997009039U JP903997U JP3049355U JP 3049355 U JP3049355 U JP 3049355U JP 1997009039 U JP1997009039 U JP 1997009039U JP 903997 U JP903997 U JP 903997U JP 3049355 U JP3049355 U JP 3049355U
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JP
Japan
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barrel
basket
frame
inner basket
section
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997009039U
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English (en)
Inventor
和雄 長井
正夫 田中井
公治 近藤
Original Assignee
株式会社コンドウ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 修復を簡単に行えるバレル装置を提供するこ
と。 【構成】 上部に提手4を設け且つバレル1を駆動する
電動機5を備えた台板6上に回転自在に取付けるバレル
1を、周囲に開口2bを備えた横断面多角形の樹脂製の
篭状枠2と、上面にワーク出入口3aを備えた該篭状枠
2に内接する横断面多角形の内篭3とで構成し、内篭を
多少可撓性があり且つ一定の形状を保ち得る樹脂製の網
で構成し、または、バレル1を、周囲に開口2bを備え
た横断面円形の樹脂製の篭状枠2と、上面にワーク出入
口3aを備えた該篭状枠2に内接する横断面円形の内篭
3とでバレルを形成し、且つ該内篭は一定の形状を保ち
得る樹脂製の網で構成し、該内篭3を篭状枠2に、結着
手段としてのクリップ14と押え板15とで着脱可能に
結着したこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案が属する技術分野】
本考案は、バレル並びにバレル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバレルは、アクリル、ポリ塩化ビニル等の樹脂製の篭状枠に、樹脂製の 網片を接着して取付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般にバレルが使用できなくなる原因は、バレルに張った網が摩耗したり破れ たりすることによる。
【0004】 この場合、網の張り替えを行なえば修復できる。しかし、従来のものは、篭状 枠に樹脂製の網片を接着しているため、該網を剥がす作業が大変でこれに多くの 時間を要する。このため修復に時間と手間がかかるという不具合がある。
【0005】 本発明はかかる不具合のないバレル並びに該バレルを用いたバレル装置を提供 することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1記載の考案はかゝる課題を達成するため、周囲に開口を備えた 横断面多角形の樹脂製の篭状枠と、上面にワーク出入口を備えた該篭状枠に内接 する横断面多角形の内篭とでバレルを形成し、該内篭は多少可撓性があり且つ一 定の形状を保ち得る樹脂製の網で構成したことを特徴とし、かかる構成を備える ことで、簡単に篭状枠に内篭を取付け取り外すことができる。しかも内篭は可撓 性を有し且つ一定の形状を保ち得る樹脂製の網で構成したため、内篭を押潰した 状態で篭状枠内に簡単に取付けられ、しかも両者が多角形であるため、取付けた 後は内篭が篭状枠に対し移動することがない。
【0007】 請求項2記載の考案は、周囲に開口を備えた横断面円形の樹脂製枠と、周囲に 開口を備えた横断面円形の樹脂製枠と、上面にワーク出入口を備えた該樹脂製枠 に内接する横断面円形の内篭とでバレルを形成し、且つ該内篭を一定の形状を保 ち得る樹脂製の網で構成し、該内篭をバレル枠に結着手段で着脱可能に結着した ことを特徴とし、かかる構成を備えることで、簡単に篭状枠に内篭を取付け取り 外すことができる。しかも内篭をバレル枠に結着手段で着脱可能に結着すること で、内篭が妄りに移動することがない。
【0008】 本考案の実施の形態を図に付いて説明する。
【0009】 図面で1はバレルを示し、図1に示すバレル1は、上面にワークの出入口2 aを備え周囲に複数の開口2bを備えた横断面多角形の篭状枠2と、上面にワー ク出入口3aを備えた、該篭状枠2に内接する横断面多角形の内篭3とで形成さ れ、該内篭3は可撓性を有し且つ一定の形状を保ち得る樹脂網とで構成される。 これを更に説明すると、篭状枠2は、図3に示すごとく、ポリプロピレン、ポ リ塩化ビニル、アクリル等の樹脂で構成した梁2cで中間の横断面が最も大きく なるように構成した横断面6角型に構成し、各梁2c間に開口2bを形成した。
【0010】 内篭3は、直径0.5 mm程度のポリエステル樹脂繊維で織った厚さ約1mmの樹脂 製の網で篭状枠2に内接する横断面6角型に構成した。
【0011】 このようにして構成した内篭3は、多少可撓性があり且つ一定の形状を保ち得 るため、該内篭3を多少押潰すことができるため、容易に篭状枠2の出入口2a から篭状枠2内に押込むことができ、しかも一定の形状を保ち得るため、該内篭 3は篭状枠2内に装着後は篭状枠2の内面に密着し該篭状枠2内に固定される。
【0012】 このバレル1は、図1に示すごとく、上部に提手4を備え、且つ該バレル1を 駆動する電動機5を備えた台板6上に、該バレル1の底部で回転自在に取付けた 。
【0013】 なお、バレル1の底部と一体の歯車7を備え、該歯車7をバレル1上に設けた 中間歯車8を介して電動機5に設けた歯車9と噛合せて該バレル1を駆動するよ うにした。
【0014】 バレル1の台板6への取付けは、篭状枠2の底板2dに設けた透孔2eと内篭 3の底面3bに設けた透孔3cを挿通する段付ボルト11とこれに螺合するナッ ト12とで、回転自在に台板6に取付けた。なお、Cはめっき処理槽Aに設けた 陽極電極を示す。
【0015】 なお、図示する実施の形態は、めっき処理槽Aの上部に設けた陰極バーBに, 電動機5の上部に設けた導電性の掛鉤10で係止して、めっき処理槽Aのめっき 液中にその下半部が浸漬する状態に取り付けて使用するもので、該掛鉤10に該 バレル1内に先端が臨む陰極線13を取り付けた。
【0016】 しかし、該バレル装置を無電解めっきに使用するときは、陰極線13は不要で あり、又は無電解研磨に使用するときは陽極電極Cも不要である。
【0017】 上記するバレル1は、篭状枠2と内篭3とを多角形に構成したので、内篭3を 篭状枠2内に嵌めるだけで、篭状枠2に対し内篭3を回転しないように取付けら れるが、篭状枠2と内篭3が図4、図5に示すごとく、横断面円形の場合単に内 篭3を篭状枠2内に嵌めるだけでは回転してしまう。
【0018】 そこでこの実施の形態では、該内篭3を篭状枠2内に嵌め込んだ後、該篭状枠 2と内篭3の開口を挟む環状のクリップ14を取付けると共に、内篭3の底内面 に押え板15を前記段付ボルト11を利用して締付けることで、内篭3を篭状枠 2に対し回転しないように取付けた。
【0019】 なお、この実施の形態では、篭状枠2と内篭3とを、中間の径が最も大きい形 状が、これは円筒状等であっても良い。
【0020】 なお、歯車7は、篭状枠2の底面に取付けた取付片2fに、ビス2gで締付け 固定するようにした。
【0021】
【考案の効果】
本願の請求項1記載の考案によるときは、篭状枠に設けた開口から篭状枠内に 内篭を嵌めるだけで簡単に内篭を取付け取り外すことができて修復を簡単に行う ことができ、特に篭状枠と内篭を横断面多角形に構成したので、篭状枠内に内篭 を嵌めるだけで内篭が篭状枠内で回転しないように取付けられる。
【0022】 本願の請求項2記載の考案によるときは、篭状枠内に設けた開口から篭状枠内 に内篭を嵌めるだけで簡単に内篭を取付け取り外すことができて修復を簡単に行 うことができ、しかも、内篭をバレル枠に結着手段で着脱可能に結着することで 、篭状枠内に内篭を回転しないように取付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の使用状態を示す一部を載断した
側面図
【図2】 図1に使用するバレルの載断側面図
【図3】 図2にバレルの分解図
【図4】 他の実施の形態を示すバレルの載断側面図
【図5】 図4のバレルの分解図
【符号の説明】
1 バレル 2 篭状枠 3 内
篭 4 提手 5 電動機 6 台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に提手を設け且つ該バレルを駆動す
    る電動機を備えた台板上に、回転自在に取付けるバレル
    において、該バレルを、周囲に開口を備えた横断面多角
    形の樹脂製の篭状枠と、上面にワーク出入口を備えた該
    篭状枠に内接する横断面多角形の内篭とで構成し、該内
    篭は多少可撓性があり且つ一定の形状を保ち得る樹脂製
    の網で構成したことを特徴とするバレル装置。
  2. 【請求項2】 上部に提手を設け且つ該バレルを駆動す
    る電動機を備えた台板上に、回転自在に取付けるバレル
    において、周囲に開口を備えた横断面円形の樹脂製の篭
    状枠と、上面にワーク出入口を備えた該篭状枠に内接す
    る横断面円形の内篭とでバレルを形成し、且つ該内篭は
    一定の形状を保ち得る樹脂製の網で構成し、該内篭を篭
    状枠に結着手段で着脱可能に結着したことを特徴とする
    バレル装置。
JP1997009039U 1997-10-13 1997-10-13 バレル装置 Expired - Lifetime JP3049355U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6276454B1 (ja) * 2017-05-26 2018-02-07 高島産業株式会社 バレルめっき装置およびめっき方法
JP2021172881A (ja) * 2020-04-17 2021-11-01 孝志 上市 メッキ装置

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