JP3049161U - 帽 子 - Google Patents

帽 子

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JP3049161U
JP3049161U JP1997008996U JP899697U JP3049161U JP 3049161 U JP3049161 U JP 3049161U JP 1997008996 U JP1997008996 U JP 1997008996U JP 899697 U JP899697 U JP 899697U JP 3049161 U JP3049161 U JP 3049161U
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JP
Japan
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band
sweat
guard band
sun visor
inner peripheral
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Expired - Lifetime
Application number
JP1997008996U
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English (en)
Inventor
日出子 金川
Original Assignee
株式会社大喜商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャップやサンバイザーにおいて、装着時に額
が触れる部分が汚れやすかった。 【解決手段】キャップやサンバイザー1等の内縁部を含
む吸汗帯としての内周面5に、ガード帯2を装着する。
内周面5は起毛状の布で構成されているから、ガード帯
2の装着面6に、多数の鉤状小突起7を植立する。これ
により、多数の鉤状小突起7が内周面5の起毛に引っ掛
かり、ガード帯2が装着される。 【効果】ガード帯2は着脱自在であり、汚れた場合に、
キャップやサンバイザー1から取り外して、容易に洗濯
できる。従って、帽子やサンバイザーを清潔に使用でき
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は帽子に関し、特に、庇付帽子(キャップ)やサンバイザー等の帽子 に関する。
【0002】
【従来の技術】
キャップやサンバイザーは、運動時や屋外での日除け防止のために着用するの で、着用者の額部分が接触する内縁部には、通常、吸汗帯が備えられている。吸 汗帯は、吸汗性および装着時の感触が良いように、起毛状の布で構成されている ものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
吸汗帯は、その性質上、着用者の額や頭部から発する汗を吸い取るので、汚れ やすい。また、着用者が女性で、顔にファンデーション等の化粧をしていた場合 、額部分に接触する吸汗帯は、汗のみでなくファンデーションの付着等により非 常に汚れやすい。
【0004】 吸汗帯の汚れがひどくなった場合は、帽子全体を洗濯すればよいが、洗濯の頻 度が高いと、庇の形崩れを起こすなどの弊害も生じる。 そこでこの考案は、汚れやすい吸汗帯の構成が改良された新規な帽子を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる考案は、着用者の少なくとも額部分に接触し得る内縁部に起 毛状の吸汗帯が備えられた帽子において、前記吸汗帯に対して着脱可能なガード 帯が設けられ、ガード帯の、吸汗帯に対向する面には、吸汗帯の起毛に引っ掛か る多数の小突起が設けられており、多数の小突起の起毛への引っ掛かりにより、 ガード帯が吸汗帯に対して装着できるようにされていることを特徴とするもので ある。
【0006】 上記の構成によれば、吸汗帯に対してガード帯を装着しておくことにより、ガ ード帯が着用者の額部分等に接触し、吸汗帯を汚れから守る。ガード帯は、吸汗 帯に対して着脱可能であり、取り外すことによって簡単に洗濯ができる。 ガード帯の吸汗帯への装着は、吸汗帯の起毛に対してガード帯に設けられた多 数の小突起(たとえば一例として、マジックテープ(商品名)の鉤状小突起を備 えた雄帯を利用することができる)を引っ掛けることにより実現される。従って 、吸汗帯にガード帯を装着しても、厚みが厚くならず、帽子の内径が小さくなら ない。
【0007】 ガード帯の、吸汗帯に対向する側と反対面(額部分等に接触し得る面)を起毛 状の布で形成すれば、装着感覚が良く、吸汗性も損なわれない。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下には、図面を参照して、この考案が適用されたサンバイザーを例にとって 具体的構成について説明する。なお、この考案は、以下に説明するサンバイザー に限らず、キャップ、鍔付帽子等の他の種類の帽子にも適用可能であることを予 め確認しておく。
【0009】 図1は、この考案の一実施形態にかかるサンバイザー1の斜視図であり、ガー ド帯2が取り外された状態が示されている。 サンバイザー1は、前庇3および前庇3の後縁に取り付けられた係止体4を有 している。係止体は、着用者の頭部に係止可能なように、C字形板ばね(図1に は表われていないが、図3に9で示す。)が内蔵されている。従って、係止体4 は、内径が縮小する方向に弾力性が持たされている。
【0010】 係止体4の内縁部を含む内周面5は、吸汗帯となっていて、着用者の額部分お よび頭部に接触するので、装着感覚が良く、かつ、吸汗性が良いように、起毛状 の布で作られている。 ガード帯2は、上記内周面5に装着されるものである。そのため、ガード帯2 は、その幅が内周面5の幅(高さ)とほぼ等しく、その長さが内周面5の長さと ほぼ等しくされている。
【0011】 ガード帯2の、上記内周面5に対向する装着面6には、多数の鉤状小突起7が 植立されている。この鉤状小突起7は、より具体的には、たとえばマジックテー プ(商品名)を構成する雌帯(表面に多数のループ状の引っ掛かり部が設けられ た帯)および雄帯(表面に多数の鉤状小突起が設けられた帯)の対のうちの、雄 帯により構成することができる。
【0012】 ガード帯2の、内周面5に張り付けられる面と反対側の着用面8は、起毛状の 布で構成されている。具体的には、起毛状の布帯の一方面に、上記マジックテー プ(商品名)の雄帯が縫い合わされた構成とされている。 なおさらに好ましくは、着用者が使用する際に、着用面8の表面から取り外し 可能なように、着用面8が薄いビニールシート等で覆われていてもよい。
【0013】 図2は、ガード帯2が装着された状態のサンバイザー1を下方から見た図であ り、図3は、図2のA−Aに沿う断面図である。 図2および図3に示すように、ガード帯2の内周面5への装着は、内周面5を 形成する起毛状の布に対して、ガード帯2の装着面6に備えられた多数の鉤状小 突起7が引っ掛かることにより実現されているので、内周面5に対するガード帯 2の装着のための構成が簡単である。従って、ガード帯2を装着しても、係止体 4の内周面の径があまり狭くならない。
【0014】 よって、着用者は、不自然さを感じることなく、ガード帯2が装着されたサン バイザー1を被ることができる。 また、サンバイザー1の着用時に、着用者の額部分に接触するガード帯2の着 用面8は、汗やファンデーション等で非常に汚れやすい。しかし、汚れた場合に は、ガード帯2をサンバイザー1から取り外して、ガード帯2だけを洗濯すれば よく、汚れの少ないサンバイザー1全体を洗濯しなくても済む。よって、前庇3 等が傷みにくい。
【0015】 さらに、ガード帯2を複数個準備しておけば、1つのガード帯2を洗濯してい る場合に、他のガード帯2をサンバイザー1に装着して、サンバイザー1を着用 することができる。 さらに、サンバイザー1全体が使い古されてきた場合には、ガード帯2を装着 することなく、サンバイザー1を着用することもできる。
【0016】 また、ガード帯2は、一番汚れやすい着用者の額部分に接触する位置に設けら れていればよく、上述の実施形態のように、内周面5全体に取り付けられていな い構成でもよい。
【0017】
【考案の効果】
この考案によれば、サンバイザー等の帽子において、着用により汚れが付着し やすい部分に対して、着脱可能なガード帯を設けたので、汚れた場合には、ガー ド帯を取り外して洗濯すればよく、清潔に使用できる帽子を提供できる。 また、ガード帯の装着は、帽子の吸汗帯に備えられた起毛に対して引っ掛かる 多数の小突起により実現されているので、ガード帯が厚くならず、ガード帯が装 着されていても、着用に違和感のない帽子とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施形態にかかるサンバイザーの
斜視図であり、ガード帯が取り外された状態が示されて
いる。
【図2】この考案の一実施形態にかかるサンバイザーを
下から見た図である。
【図3】図2のA−Aに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 サンバイザー 2 ガード帯 4 係止帯 5 内周面(吸汗帯) 6 装着面 7 鉤状小突起 8 着用面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】着用者の少なくとも額部分に接触し得る内
    縁部に起毛状の吸汗帯が備えられた帽子において、 前記吸汗帯に対して着脱可能なガード帯が設けられ、ガ
    ード帯の、吸汗帯に対向する面には、吸汗帯の起毛に引
    っ掛かる多数の小突起が設けられており、多数の小突起
    の起毛への引っ掛かりにより、ガード帯が吸汗帯に対し
    て装着できるようにされていることを特徴とする帽子。
  2. 【請求項2】前記ガード帯の、吸汗帯に対向する面と反
    対面は起毛状の布で形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の帽子。
JP1997008996U 1997-10-09 1997-10-09 帽 子 Expired - Lifetime JP3049161U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020143392A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 株式会社サンロード 衛生キャップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020143392A (ja) * 2019-03-06 2020-09-10 株式会社サンロード 衛生キャップ
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