JP3049021U - 床構造用合板 - Google Patents

床構造用合板

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JP3049021U
JP3049021U JP1997010263U JP1026397U JP3049021U JP 3049021 U JP3049021 U JP 3049021U JP 1997010263 U JP1997010263 U JP 1997010263U JP 1026397 U JP1026397 U JP 1026397U JP 3049021 U JP3049021 U JP 3049021U
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JP
Japan
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plywood
floor structure
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horizontal member
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Application number
JP1997010263U
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Inventor
隆 川村
Original Assignee
株式会社 カワムラ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】頭部付き打設止着具を用いて現場で止着する時
に合板本体と横架材を簡単に密着させることができ、床
きしみの発生を防ぎ、建物の水平剛性を高め安定した床
構造を作ることことができる床構造用合板を提供するこ
とにある。 【解決手段】所定の間隔で架設される大引等の横架材１
の上に直に張り、木ねじや釘等の頭部付き打設止着具３
で固定して、建物の水平剛性を高めた床構造を作る厚さ
の厚い床構造用の合板であって、この合板本体２ａの前
記横架材１に対する止着部に前記止着具３のねじ部径又
は軸部径より少し大径で頭部径より小径なバカ孔４を予
め一定間隔で穿設して置くことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】
本考案は厚さの厚い例えば厚さ２８mmの床構造用合板に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、所定の間隔で架設される梁・大引等の横架材１の上に厚さの厚い例えば 厚さ２８mmの床構造用合板２を直に張り、木ねじや釘等の頭部付き打設止着具３ で固定して、建物の水平剛性を高め安定した床構造（２階床）を作ることは一般 に知られている。この工法は２階床が建て方と同時に施工されるため、現場での 作業がし易く安全である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記のような２階床を作る従来の床構造用合板は、木ねじをね じ込んだり釘を打ち付けたりして横架材１の上に止着される無孔合板として構成 されていたので、厚さの厚い例えば厚さ２８mmの床構造用合板２が図３の如く反 っていると、木ねじや釘等の頭部付き打設止着具３で止める時に前記合板２が横 架材１から図３のように浮いたまま固定され、後で床のきしみなどが発生すると いう問題があった。
【０００４】 本考案は前記従来の問題を解消するために案出されたもので、その目的は木ね じや釘等の頭部付き打設止着具を用いて現場で止着する時に合板本体と横架材を 簡単に密着させることができ、床きしみの発生を防ぎ、建物の水平剛性を高め安 定した床構造を作ることことができる実用価値の高い床構造用合板を提供するこ とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案による床構造用合板は、厚さの厚い合板 本体の横架材に対する止着部に、頭部付き打設止着具のねじ部径又は軸部径より 少し大径で頭部径より小径なバカ孔を予め一定間隔で穿設して置くことを特徴と する。
【０００６】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図１及び図２に従い具体的に説明する。 図中１は所定の間隔例えば９０cm〜1000cmの間隔で架設される梁及び大引から なる横架材、２はこの横架材１の上に直に張られる厚さの厚い例えば厚さ２８mm の床構造用合板で、木ねじや釘等の頭部付き打設止着具３で横架材１の上に固定 することにより、根太を省略し建物の水平剛性を高め安定した床構造を作るよう になっている。
【０００７】 而して、この考案は前記のような厚さの厚い合板本体２ａの前記横架材１に対 する止着部に、前記打設止着具３のねじ部径（打設止着具３が釘の場合には釘軸 部径）より少し大径で頭部径より小径なバカ孔４を予め一定間隔で穿設しておく ことを特徴とするもので、前記バカ孔４の開口端には止着具頭部３ａの皿形受座 面４ａを形成している。 なお、前記止着具３が釘の場合には前記受座面４ａを省略し、釘頭部を合板本 体２ａの上面に当接係止させるようにすることも可能である。
【０００８】
【考案の効果】
この考案の床構造用合板は、前述したように厚さの厚い合板本体２ａの横架材 １に対する止着部に、頭部付き打設止着具３のねじ部径又は軸部径より少し大径 で頭部径より小径なバカ孔４を予め一定間隔で穿設して置くものであるから、現 場でビス止め又は釘止めすることにより合板本体２ａと横架材１を簡単に密着さ せることができ、このため床きしみの発生を防ぎ、建物の水平剛性を高め安定し た床構造を作ることことができるという優れた実用上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例による床構造用合板を横架材
との関係で示した斜視図。
【図２】本考案の床構造用合板を横架材の上に固定した
状態を示す要部の拡大断面図。
【図３】従来の床構造用合板を横架材の上に固定した状
態を示す要部断面図。
【符号の説明】
１…横架材、２…床構造用合板、２ａ…同合板本体、３
…頭部付き打設止着具、３ａ…同止着具の頭部、４…バ
カ孔、４ａ…頭部受座面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 所定の間隔で架設される大引等の横架材
    の上に直に張り、木ねじや釘等の頭部付き打設止着具で
    固定して、建物の水平剛性を高めた床構造を作る厚さの
    厚い床構造用の合板であって、この合板本体の前記横架
    材に対する止着部に前記止着具のねじ部径又は軸部径よ
    り少し大径で頭部径より小径なバカ孔を予め一定間隔で
    穿設して置くことを特徴とする床構造用合板。
JP1997010263U 1997-11-19 1997-11-19 床構造用合板 Expired - Lifetime JP3049021U (ja)

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