JP3048492U - 簡易構築物および簡易構築物用カバーシート - Google Patents

簡易構築物および簡易構築物用カバーシート

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JP3048492U
JP3048492U JP1997010083U JP1008397U JP3048492U JP 3048492 U JP3048492 U JP 3048492U JP 1997010083 U JP1997010083 U JP 1997010083U JP 1008397 U JP1008397 U JP 1008397U JP 3048492 U JP3048492 U JP 3048492U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレームへのカバー材の取付作業を容易にす
る。フレームに取付けられたカバー材の一部のみを簡単
に取外し可能にする。 【解決手段】 地上に構築されたフレーム1にシート状
のカバー材3を取付けてなる。フレーム1は、カバー材
3で覆われる開放面2を規則的に配置して組付けられて
いる。カバー材3は、フレーム1の開放面2の1または
2以上を覆う面積を有して定型化されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、農業の栽培用建物等として利用され る簡易構築物と、簡易構築物を構築するための構築用資材とに係る技術分野に属 する。
【0002】
【従来の技術】 従来、簡易構築物としては、例えば、ビニルハウスと称せ られるものが知られている。
【0003】 この従来の簡易構築物は、地上に構築された金属パイプ等からなるフレームに ビニルシートのようなシート状のカバー材を取付けてなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 前述の従来の簡易構築物では、ロールに 捲回されているカバー材を繰出しながらフレームのかなり大きな面積を一挙に被 覆するようにして、フレームへカバー材を取付ける。従って、フレームへのカバ ー材の取付けに際しては、多数の作業員が必要であり、しかも取付作業の進捗に 各作業員の緊密な連係が必要である。このため、フレームへのカバー材の取付作 業が面倒であるという問題点がある。
【0005】 さらに、フレームへ取付けられたカバー材がフレームのかなり大きな面積を連 続的に被覆して一部のみを取外すことができないため、通気,温度の調整や破損 修理が困難であるという問題点がある。
【0006】 さらに、カバー材が比較的薄いため、充分な断熱性が得られないという問題点 がある。
【0007】 本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、フレームへのカバー 材の取付作業が容易で、フレームからカバー材の一部を簡単に取外すことのでき る簡易構築物を提供することを第1の目的とする。
【0008】 また、既存のカバー材の断熱性を簡単に高めることのできる簡易構築物用カバ ー材を提供することを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 前述の第1の目的を解決するため、本考案 に係る簡易構築物は、次のような手段を採用する。
【0010】 上記第1の目的は、地上に構築されたフレームにシート状のカバー材を取付け てなる簡易構築物において、フレームはカバー材で覆われる開放面を規則的に配 置して組付けられ、カバー材はフレームの開放面の1または2以上を覆う面積を 有して定型化されていることを特徴とする。
【0011】 この手段では、定型化されたカバー材が開放面の1または2以上ごとにフレー ムに取付けられる。従って、フレームへのカバー材の取付作業を一人の作業員で 実施することができる。フレームへ取付けられたカバー材は、取付けの単位であ る開放面の1または2以上ごとに取外しが可能である。
【0012】 上記第1の目的は、地上に構築されたフレームにシート状のカバー材を取付け てなる簡易構築物において、フレームはカバー材で覆われる開放面を規則的に配 置して組付けられ、カバー材は内部に空気層を内蔵した袋構造に形成されフレー ムの開放面の1または2以上を覆う面積を有して定型化されていることを特徴と する。
【0013】 この手段では、定型化されたカバー材が開放面の1または2以上ごとにフレー ムに取付けられる。従って、フレームへのカバー材の取付作業取付作業を一人の 作業員で実施することができる。フレームへ取付けられたカバー材は、空気層に よって断熱性を高める。また、フレームへ取付けられたカバー材は、取付けの単 位である開放面の1または2以上ごとに取外しが可能である。
【0014】 上記第1の目的は、地上に構築されたフレームにシート状のカバー材を取付け てなる簡易構築物において、フレームはカバー材で覆われる開放面を規則的に配 置して組付けられ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造 に形成されフレームの開放面の1または2以上を覆う面積を有して定型化されて いることを特徴とする。
【0015】 この手段では、定型化されたカバー材が開放面の1または2以上ごとにフレー ムに取付けられる。従って、フレームへのカバー材の取付作業取付作業を一人の 作業員で実施することができる。フレームへ取付けられたカバー材は、注排気栓 からの空気の注入で形成された空気層によって断熱性を高める。また、フレーム へ取付けられたカバー材は、取付けの単位である開放面の1または2以上ごとに 取外しが可能である。
【0016】 上記第1の目的は、地上に構築されたフレームにシート状のカバー材を取付け てなる簡易構築物において、フレームはカバー材で覆われる開放面を規則的に配 置して組付けられ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造 に形成されフレームの開放面の1または2以上を覆う面積を有して定型化され、 フレームに取付けられた各カバー材の隣接する注排気栓が接続されていることを 特徴とする。
【0017】 この手段では、定型化されたカバー材が開放面の1または2以上ごとにフレー ムに取付けられる。従って、フレームへのカバー材の取付作業取付作業を一人の 作業員で実施することができる。フレームへ取付けられたカバー材は、注排気栓 からの空気の注入で形成された空気層によって断熱性を高め、注排気栓の接続に よって各空気層が均質化される。また、フレームへ取付けられたカバー材は、取 付けの単位である開放面の1または2以上ごとに取外しが可能である。
【0018】 上記第1の目的は、地上に構築されたフレームにシート状のカバー材を取付け てなる簡易構築物において、フレームはカバー材で覆われる開放面を規則的に配 置して組付けられ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造 に形成され袋構造の内部に空気層を保形するスペーサを備えフレームの開放面の 1または2以上を覆う面積を有して定型化されていることを特徴とする。
【0019】 この手段では、定型化されたカバー材が開放面の1または2以上ごとにフレー ムに取付けられる。従って、フレームへのカバー材の取付作業取付作業を一人の 作業員で実施することができる。フレームへ取付けられたカバー材は、注排気栓 からの空気の注入で形成されスペーサで保形された空気層によって断熱性を高め る。また、フレームへ取付けられたカバー材は、取付けの単位である開放面の1 または2以上ごとに取外しが可能である。
【0020】 上記第1の目的は、地上に構築されたフレームにシート状のカバー材を取付け てなる簡易構築物において、フレームはカバー材で覆われる開放面を規則的に配 置して組付けられ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造 に形成され袋構造の内部に空気層を保形するスペーサを備えフレームの開放面の 1または2以上を覆う面積を有して定型化され、フレームに取付けられた各カバ ー材の隣接する注排気栓が接続されていることを特徴とする。
【0021】 この手段では、この手段では、定型化されたカバー材が開放面の1または2以 上ごとにフレームに取付けられる。従って、フレームへのカバー材の取付作業取 付作業を一人の作業員で実施することができる。フレームへ取付けられたカバー 材は、注排気栓からの空気の注入で形成されスペーサで保形された空気層によっ て断熱性を高め、注排気栓の接続によって各空気層が均質化される。また、フレ ームへ取付けられたカバー材は、取付けの単位である開放面の1または2以上ご とに取外しが可能である。
【0020】 さらに、前述の第2の目的を解決するため、本考案に係る簡易構築物用カバー 材は、次のような手段を採用する。
【0022】 上記第2の目的は、地上に構築されたフレームの組付けの間に形成された開放 面の1つを覆う面積を有して内部に空気層を内蔵した袋構造のシート状に形成さ れ、フレームに取付けられている既存のカバー材の内側に取付けられる。
【0023】 この手段では、フレームに取付けられている既存のカバー材に貼着等により取 付けられ、既存のカバー材に空気層を内蔵した袋構造を積層して断熱性を高める 。フレームの組付け間の間に形成される開放面の1つの面積を有していることか ら、フレームに制約されることなく既存のカバー材の内側に取付けられる。
【0024】 上記第2の目的は、地上に構築されたフレームの組付けの間に形成された開放 面の1つを覆う面積を有して内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造の シート状に形成され、フレームに取付けられている既存のカバー材の内側に取付 けられる。
【0025】 この手段では、フレームに取付けられている既存のカバー材に貼着等により取 付けられ、既存のカバー材に注排気栓からの空気の注入で形成された空気層をも った袋構造を積層して断熱性を高める。フレームの組付け間の間に形成される開 放面の1つの面積を有していることから、フレームに制約されることなく既存の カバー材の内側に取付けられる。
【0026】 上記第2の目的は、地上に構築されたフレームの組付けの間に形成された開放 面の1つを覆う面積を有して内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造の シート状に形成され、袋構造の内部に空気層を保形するスペーサを備えて、フレ ームに取付けられている既存のカバー材の内側に取付けられる。
【0027】 この手段では、フレームに取付けられている既存のカバー材に貼着等により取 付けられ、既存のカバー材に注排気栓からの空気の注入で形成されスペーサで保 形された空気層をもった袋構造を積層して断熱性を高める。フレームの組付け間 の間に形成される開放面の1つの面積を有していることから、フレームに制約さ れることなく既存のカバー材の内側に取付けられる。
【0028】
【考案の実施の形態】 以下、本考案に係る簡易構築物および簡易構築物用 カバー材の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0029】 図1〜図3は、本考案に係る簡易構築物の実施の形態(1)を示すものである 。
【0030】 この実施の形態では、図1に示すように、フレーム1が金属材,合成樹脂材等 で形成された丸パイプで格子状に組付けられて地上に蒲鉾形に構築されている。 従って、フレーム1の蒲鉾形の全面には、方形の開放面2が碁盤目状にほぼ規則 的に配置されている。
【0031】 この実施の形態のカバー材3は、開放面2が1方向に1列に連続する面積を有 するように帯形のシート状に形成されてなる。このカバー材3は、図2に示すよ うに、平板状の外面シート3aと凹凸状の内面シート3bとの部分的な接着等に より形成されている。内面シート3bの凸部分3dは、外面シート3aとの間で 内部に空気層4を内蔵可能な袋構造を構成している。この凸部分3bは、それぞ れ開放面2の1つに対応している。内面シート3bの端部にある凹部分3eは、 フレーム1が嵌合する湾曲形の嵌合部を構成している。なお、内面シート3bの 凸部分3dには、空気層4に対する空気の注入,排気が可能な注排気栓5が設け られている。また、内面シート3bの凸部分3dと外面シート3aとの間には、 空気層4を保形する短片板形のスペーサ6が設けられている。
【0032】 この実施の形態によると、カバー材3に設けられている注排気栓5から空気を 排出しておくことにより、カバー材3を収縮させて運搬,収納を容易にすること ができる。
【0033】 また、カバー材3をフレーム1に取付けるには、図1に示すように、開放面2 の1列に展開したカバー材3を被覆するようにする。従って、一人の作業員で取 付作業を容易に実施することができる。なお、カバー材3のフレーム1への固定 は、ベルベットファスナ,止金具等を適宜を選択して行われる。また、フレーム 1への取付が終了したカバー材3には、注排気栓5から空気が注入される。空気 が注入され空気層4を形成して膨張したカバー材3は、凹部分3eに嵌合されて いるフレーム1に圧接して固定を強化する。
【0034】 フレーム1に取付けられたカバー材3は、空気層4の存在により、単純なシー ト材に比して高い断熱性を発揮する。従って、温度管理が必要な農業の栽培用建 物として極めて有用性がある。なお、形成された空気層4は、スペーサ6によっ て保形されて簡単に崩れたり消失することはない。
【0035】 また、フレーム1に取付けられているカバー材3は、前述の取付とは逆に、開 放面2の1列ごとに取外しが可能である。従って、フレーム1の蒲鉾形の全面を 覆っているカバー材3の一部のみを取外すことができ、通気,温度の調整や破損 修理が可能になる。この取外作業についても、一人の作業員で容易に実施するこ とができる。
【0036】 図4は、本考案に係る簡易構築物の実施の形態(2)を示すものである。
【0037】 この実施の形態では、前述の実施の形態(1)の注排気栓5を注入専用の注入 口5aと排出専用の排出口5bとに分離して、隣接する注入口5a,排出口5b をチューブ7で接続してある。このチューブ7は、カバー材3がフレーム1に取 付けられる前に予め接続しておいてもよいし、カバー材3がフレーム1に取付け られた後に接続してもよい。
【0038】 また、この実施の形態では、スペーサ6を長片板形に形成して注入口5a,排 出口5bの間に千鳥状に配置してある。
【0039】 この実施の形態によると、エアポンプ,バキュームポンプ等を接続して複数の 空気層4に対して同時に空気を注入,排出することができる。従って、空気層4 に対する空気の注入,排出の作業が容易になる。
【0040】 また、簡易構築物に設備されるエアコンデショナに接続して複数の空気層4に 対して同時に温度管理された空気を注入,排出することができる。従って、温度 管理が必要な農業の栽培用建物として極めて有用性がある。なお、スペーサ6の 千鳥状の配置は、空気層4の内部における空気の流れを均質化させて空気の温度 むら解消する。
【0041】 図5は、本考案に係る簡易構築物の実施の形態(3)を示すものである。
【0042】 この実施の形態では、前述の実施の形態(1)のスペーサ6を省略している。
【0043】 この実施の形態によると、注排気栓5から空気を排出することにより、カバー 材3をより小さく収縮させることができ、運搬,収納をさらに容易にすることが できる。
【0044】 図6は、本考案に係る簡易構築物の実施の形態(4)を示すものである。
【0045】 この実施の形態では、前述の実施の形態(3)の内面シート3bの凸部分3d にさらに凹凸部分を設けている。
【0046】 この実施の形態によると、空気層4に対して温度管理された空気を注入した 場合に、簡易構築物の内部空気との接触面積を拡大して熱効率を高めることがで きる。また、凸部分3dが半球形であると、カバー材3を透過する光を拡散する こともできる。
【0047】 図7は、本考案に係る簡易構築物の実施の形態(5)を示すものである。
【0048】 この実施の形態では、フレーム1が角柱,角錐形に組付けられている。
【0049】 この実施の形態のカバー材3は、天井の三角形の1つの開放面2に対応する三 角形に形成されている。
【0050】 図8は、本考案に係る簡易構築物用カバー材の実施の形態を示すものである。
【0051】 この実施の形態では、前述の本考案に係る簡易構築物の実施の形態(4)の構 造を利用して、カバー材本体30(外面シート30a,内面シート30b,凸部 分30d,凹部分30e),空気層40,注排気栓50の各部で構成されている 。
【0052】 この実施の形態は、フレーム1の開放面2の1つの面積を有した方形のシート 状に形成され、カバー材本体30の端部の凹部分30eにフレーム1への嵌合部 が設けられず、フレーム1の間の開放面2で既存のカバー材8に貼着されるよう になっている。貼着手段としては、接着剤,両面粘着テープ,ベルベットファス ナ等が適宜選択される。
【0053】 この実施の形態によると、既存のカバー材8の内側に取付けることにより、既 存のカバー材8に空気層40を有するカバー材本体30を積層した構造とするこ とができるため、既存のカバー材8のみの場合に比して比して高い断熱性を発揮 することができる。
【0054】 また、フレーム1の間の1つの開放面2で既存のカバー材8の内側に取付ける ため、フレーム1に制約されずに取付けることができ、取付作業が容易である。 また、既存のカバー材8の必要な部分(風当たりの強い部分や日陰の部分)にの み部分的に取付けることもできる。
【0055】 なお、フレーム1によって規制される開放面2は、必ずしも規則的である必要 はない。カバー材本体30が開放面2より大きい場合には、カバー材本体30を フレーム1と既存のカバー材8との間に差込んで既存のカバー材8の内側に取付 けるようにすることができる。また、カバー材本体30が開放面2より小さい場 合には、1つの開放面2で複数枚のカバー材本体30を既存のカバー材8の内側 に取付けるようにすることができる。
【0056】 以上、図示した実施の形態の外に、本考案に係る簡易構築物および簡易構築物 用カバー材について、注排気栓5,50を設けずに空気層4,40に空気を封入 する構成にすることも可能である。
【0057】 さらに、本考案に係る簡易構築物の実施の形態(1)〜(4)について、カバ ー材3を1つの開放面2にのみ対応する方形にすることも可能である。
【0058】 さらに、本考案に係る簡易構築物用カバー材の実施の形態について、本考案に 係る簡易構築物の実施の形態のスペーサ6に対応するものを備えることも可能で ある。
【0059】
【考案の効果】 上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得 られる。 (a)本考案に係る簡易構築物は、定型化されたカバー材が開放面の1または2 以上ごとにフレームに取付けられ、フレームへのカバー材の取付作業を一人の作 業員で実施することができるため、フレームへのカバー材の取付作業が容易であ る効果がある。 (b)フレームへ取付けられたカバー材が取付けの単位である開放面の1または 2以上ごとに取外しが可能であるため、フレームからカバー材の一部を簡単に取 外すことができる。 (c)請求項2として、空気層の存在により断熱性が高くなる効果がある。 (d請求項3として、不要時に注排気栓から空気を排出しておくことができりた め、カバー材を収縮させて運搬,収納を容易にすることができる効果がある。 (e)請求項4として、注排気栓の接続によって、各空気層に対して同時に空気 を注入,排出することができ、各空気層に対して注入される空気の温度等を均質 化することができる効果がある。 (f)請求項5,6として、スペーサにより空気層が保形されるため、空気層の 機能が簡単に損なわれることがない効果がある。 (g)本考案に係る簡易構築物用カバー材は、既存のカバー材の内側に空気層を 有する袋構造を積層することができるため、既存のカバー材の断熱性を高めるこ とができる効果がある。 (h)フレームの間の1つの開放面でフレームに制約されずに既存のカバー材の 内側に取付けることができるため、取付作業が容易である。 (i)フレームの間の1つの開放面の面積を有しているため、既存のカバー材の 内側に部分的に取付けることができる効果がある。 (j)請求項8として、不要時に注排気栓から空気を排出しておくことができり ため、カバー材を収縮させて運搬,収納を容易にすることができる効果がある。 (k)請求項9として、スペーサにより空気層が保形されるため、空気層の機能 が簡単に損なわれることがない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る簡易構築物の実施の形態(1)
を示す斜視図である。
【図2】 図1の要部の拡大断面図である。
【図3】 図2の正面図である。
【図4】 本考案に係る簡易構築物の実施の形態(2)
を示す正面図である。
【図5】 本考案に係る簡易構築物の実施の形態(3)
を示す断面図である。
【図6】 本考案に係る簡易構築物の実施の形態(4)
を示す断面図である。
【図7】 本考案に係る簡易構築物の実施の形態(5)
を示す斜視図である。
【図8】 本考案に係る簡易構築物用カバー材の実施の
形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 開放面 3 カバー材 4 空気層 5 注排気栓 6 スペーサ 8 既存のカバー材

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上に構築されたフレームにシート状の
    カバー材を取付けてなる簡易構築物において、フレーム
    はカバー材で覆われる開放面を規則的に配置して組付け
    られ、カバー材はフレームの開放面の1または2以上を
    覆う面積を有して定型化されていることを特徴とする簡
    易構築物。
  2. 【請求項2】 地上に構築されたフレームにシート状の
    カバー材を取付けてなる簡易構築物において、フレーム
    はカバー材で覆われる開放面を規則的に配置して組付け
    られ、カバー材は内部に空気層を内蔵した袋構造に形成
    されフレームの開放面の1または2以上を覆う面積を有
    して定型化されていることを特徴とする簡易構築物。
  3. 【請求項3】 地上に構築されたフレームにシート状の
    カバー材を取付けてなる簡易構築物において、フレーム
    はカバー材で覆われる開放面を規則的に配置して組付け
    られ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付
    きの袋構造に形成されフレームの開放面の1または2以
    上を覆う面積を有して定型化されていることを特徴とす
    る簡易構築物。
  4. 【請求項4】 地上に構築されたフレームにシート状の
    カバー材を取付けてなる簡易構築物において、フレーム
    はカバー材で覆われる開放面を規則的に配置して組付け
    られ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付
    きの袋構造に形成されフレームの開放面の1または2以
    上を覆う面積を有して定型化され、フレームに取付けら
    れた各カバー材の隣接する注排気栓が接続されているこ
    とを特徴とする簡易構築物。
  5. 【請求項5】 地上に構築されたフレームにシート状の
    カバー材を取付けてなる簡易構築物において、フレーム
    はカバー材で覆われる開放面を規則的に配置して組付け
    られ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付
    きの袋構造に形成され袋構造の内部に空気層を保形する
    スペーサを備えフレームの開放面の1または2以上を覆
    う面積を有して定型化されていることを特徴とする簡易
    構築物。
  6. 【請求項6】 地上に構築されたフレームにシート状の
    カバー材を取付けてなる簡易構築物において、フレーム
    はカバー材で覆われる開放面を規則的に配置して組付け
    られ、カバー材は内部に空気層を内蔵可能な注排気栓付
    きの袋構造に形成され袋構造の内部に空気層を保形する
    スペーサを備えフレームの開放面の1または2以上を覆
    う面積を有して定型化され、フレームに取付けられた各
    カバー材の隣接する注排気栓が接続されていることを特
    徴とする簡易構築物。
  7. 【請求項7】 地上に構築されたフレームの組付けの間
    に形成された開放面の1つを覆う面積を有して内部に空
    気層を内蔵した袋構造のシート状に形成され、フレーム
    に取付けられている既存のカバー材の内側に取付けられ
    るようにしたことを特徴とする簡易構築物用カバー材。
  8. 【請求項8】 地上に構築されたフレームの組付けの間
    に形成された開放面の1つを覆う面積を有して内部に空
    気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造のシート状に形
    成され、フレームに取付けられている既存のカバー材の
    内側に取付けられるようにしたことを特徴とする簡易構
    築物用カバー材。
  9. 【請求項9】 地上に構築されたフレームの組付けの間
    に形成された開放面の1つを覆う面積を有して内部に空
    気層を内蔵可能な注排気栓付きの袋構造のシート状に形
    成され、袋構造の内部に空気層を保形するスペーサを備
    えて、フレームに取付けられている既存のカバー材の内
    側に取付けられるようにしたことを特徴とする簡易構築
    物用カバー材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101433679B1 (ko) 2012-11-14 2014-08-25 화신농건(주) 온실용 단열패드

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