JP3048375B2 - 通信リンク設定方法 - Google Patents
通信リンク設定方法Info
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- JP3048375B2 JP3048375B2 JP2148820A JP14882090A JP3048375B2 JP 3048375 B2 JP3048375 B2 JP 3048375B2 JP 2148820 A JP2148820 A JP 2148820A JP 14882090 A JP14882090 A JP 14882090A JP 3048375 B2 JP3048375 B2 JP 3048375B2
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- channels
- test
- unit
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/72—Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
- H04M1/725—Cordless telephones
- H04M1/72502—Cordless telephones with one base station connected to a single line
- H04M1/72505—Radio link set-up procedures
- H04M1/72511—Searching for available channels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、互いに対を成すべく割当てられ、一方のユ
ニットがリンクを設定するための識別コードをｎ個のチ
ャネルの内の１つのチャネルによって他方のユニットに
送出し、且つ他方のユニットが、前記識別コードを伝送
しているチャネルを探索し、また、２つのユニット間に
ｎチャネルよりも少ない数のｍ個のチャネルが優先チャ
ネルとして定められる通信装置の通信リンク設定方法に
関するものである。
ニットがリンクを設定するための識別コードをｎ個のチ
ャネルの内の１つのチャネルによって他方のユニットに
送出し、且つ他方のユニットが、前記識別コードを伝送
しているチャネルを探索し、また、２つのユニット間に
ｎチャネルよりも少ない数のｍ個のチャネルが優先チャ
ネルとして定められる通信装置の通信リンク設定方法に
関するものである。
（従来技術の説明） 互いに対を成すように割当てられる通信装置は、例え
ばベース局（ユニット）及び移動局（ユニット）が一対
の通信局を形成するコードレス電話に用いられる。べー
ス局と移動局との一対のユニットとしての結合は、これ
ら２つのユニットに共通に割当てる個々の識別コードに
よって行われる。この識別コードは、例えば、製造時に
２つのユニットの各読取専用メモリに予め記憶させてお
く２進データワードのようなものである。このようにす
ることによって、或るユニット対に割当てられる各識別
コードが他のユニットには割当てられないようにする。
移動ユニットの電力は蓄電池により給電され、蓄電池は
移動ユニットがべースユニットに載っている時に、この
ベースユニツトにより充電される。ベースユニツトは、
電話加入者からの呼が到達すると、空きの無線チャネル
によってそのベースユニット固有の識別コー一ドを送出
する。従って、移動ユニットは到達する呼を受け取るた
めに、この移動ユニットに割当てられている無線チャネ
ルを絶えずチェックして、その移動ユニット固有の識別
コードが無線チャネルによって伝送されるか否かを確か
めなければならない。
ばベース局（ユニット）及び移動局（ユニット）が一対
の通信局を形成するコードレス電話に用いられる。べー
ス局と移動局との一対のユニットとしての結合は、これ
ら２つのユニットに共通に割当てる個々の識別コードに
よって行われる。この識別コードは、例えば、製造時に
２つのユニットの各読取専用メモリに予め記憶させてお
く２進データワードのようなものである。このようにす
ることによって、或るユニット対に割当てられる各識別
コードが他のユニットには割当てられないようにする。
移動ユニットの電力は蓄電池により給電され、蓄電池は
移動ユニットがべースユニットに載っている時に、この
ベースユニツトにより充電される。ベースユニツトは、
電話加入者からの呼が到達すると、空きの無線チャネル
によってそのベースユニット固有の識別コー一ドを送出
する。従って、移動ユニットは到達する呼を受け取るた
めに、この移動ユニットに割当てられている無線チャネ
ルを絶えずチェックして、その移動ユニット固有の識別
コードが無線チャネルによって伝送されるか否かを確か
めなければならない。
ユニットの識別コードを伝送し、それが認識されるま
での経過時間は特に、テストすべき無線チャネルの数に
依存する。この時間間隔を短くするために、欧州特許出
願第EPO258739号には、各対の２つの無線局がｍ個の無
線チャネルを共通に有し、且つこれらをRAMに記憶させ
るようにする方法が記憶されている。チャネルを特定す
る際に空きであると認識される無線チャネルを選択し
て、これらのチャネルを共通の無線チャネルとして作用
させる。テストサイクルの期間中、移動ユニットは共通
の無線チャネルを探索するだけである。従って、共通チ
ャネルをテストするのに要する期間は全チャネルをテス
トするのに要する期間よりも短い。
での経過時間は特に、テストすべき無線チャネルの数に
依存する。この時間間隔を短くするために、欧州特許出
願第EPO258739号には、各対の２つの無線局がｍ個の無
線チャネルを共通に有し、且つこれらをRAMに記憶させ
るようにする方法が記憶されている。チャネルを特定す
る際に空きであると認識される無線チャネルを選択し
て、これらのチャネルを共通の無線チャネルとして作用
させる。テストサイクルの期間中、移動ユニットは共通
の無線チャネルを探索するだけである。従って、共通チ
ャネルをテストするのに要する期間は全チャネルをテス
トするのに要する期間よりも短い。
しかし、偶然又は誤動作により全ての共通チャネルが
使用中となる場合には、最早ベースユニットと移動ユニ
ットとの間にリンクを成立させることができなくなる。
使用中となる場合には、最早ベースユニットと移動ユニ
ットとの間にリンクを成立させることができなくなる。
（発明が解決しようとする課題） 本発明の目的は冒頭にて述べた種類の通信装置の通信
リンクを確実に設定する方法を提供することにある。
リンクを確実に設定する方法を提供することにある。
（課題を解決するための手段） 本発明では、通信リンク設定方法が、 （ａ）第１通信装置にて、初期期間の間、ｎ個（ｎは整
数）の無線チャネルのうちの１つのチャネルによって識
別コードを送出するステップと； （ｂ）第２通信装置にて、前記初期期間よりも短いテス
トサイクルを繰り返し適用して前記識別コードを探索
し、且つ該識別コードが見つかる場合に、前記テストサ
イクルを停止するステップであって、前記テストサイク
ルが： ｉ）ｍ個（ｍは整数で、ｍ＜ｎ）の優先チャネルから成
る或るグループを探索する第１探索ステップと； ii）第１待機時間の間待機する第１待機ステップと； iii）ｎ個の無線チャネルを全て探索する第２探索ステ
ップと； iv）第２待機時間の間待機する第２待機ステップと； を含む前記第２通信装置における識別コード探索兼テス
トサイクル停止ステップと；（ｃ）前記識別コードを見
つけた際に、前記第２通信装置をセットアップして、前
記識別コードを見つけたチャネルを用いて該第２通信装
置を作動させるステップと； を具えるようにする。
数）の無線チャネルのうちの１つのチャネルによって識
別コードを送出するステップと； （ｂ）第２通信装置にて、前記初期期間よりも短いテス
トサイクルを繰り返し適用して前記識別コードを探索
し、且つ該識別コードが見つかる場合に、前記テストサ
イクルを停止するステップであって、前記テストサイク
ルが： ｉ）ｍ個（ｍは整数で、ｍ＜ｎ）の優先チャネルから成
る或るグループを探索する第１探索ステップと； ii）第１待機時間の間待機する第１待機ステップと； iii）ｎ個の無線チャネルを全て探索する第２探索ステ
ップと； iv）第２待機時間の間待機する第２待機ステップと； を含む前記第２通信装置における識別コード探索兼テス
トサイクル停止ステップと；（ｃ）前記識別コードを見
つけた際に、前記第２通信装置をセットアップして、前
記識別コードを見つけたチャネルを用いて該第２通信装
置を作動させるステップと； を具えるようにする。
蓄電池で附勢される移動ユニットの動作時間は、この
移動ユニットがベースユニツトに載ってなく、しかもベ
ースユニツトによって附勢されない場合の限られた時間
だけである。本発明の他の目的は、移動ユニットがベー
スユニツトから外されて待機モードにない場合の移動ユ
ニットの動作時間を長くすることにある。
移動ユニットがベースユニツトに載ってなく、しかもベ
ースユニツトによって附勢されない場合の限られた時間
だけである。本発明の他の目的は、移動ユニットがベー
スユニツトから外されて待機モードにない場合の移動ユ
ニットの動作時間を長くすることにある。
このような目的を達成するために、本発明の好適例で
は、個々のテスト期間を、動作に対する即応性が極めて
低い消費電力で維持されるポーズ（休止）期問により中
断させる。動作に対する即応性を維持するのに必要な電
力消費量は極めて少なくて済み、蓄電池の電力負荷が断
続的にかなり小さくなることにより、移動ユニットの作
業時間は長くなる。
は、個々のテスト期間を、動作に対する即応性が極めて
低い消費電力で維持されるポーズ（休止）期問により中
断させる。動作に対する即応性を維持するのに必要な電
力消費量は極めて少なくて済み、蓄電池の電力負荷が断
続的にかなり小さくなることにより、移動ユニットの作
業時間は長くなる。
（実施例） 以下図面を参照して本発明を実施例につき説明する
に、通信線路に接続される第１図のベースユニツト１及
びこのベースユニツトに割当てられる移動ユニット２は
所謂コードレス電話の一対のユニットを形成する。本発
明の実施例では、ベースユニット１及びこのユニットに
割当てられる移動ユニット２に80個のデュプレックス無
線チャネルを利用することができる。第２図の左半部は
ベースユニット１が送り方向にて使用し得る80個の無線
チャネル１……80を示したものである。これらの無線チ
ャネルに割当てられ、これらのチャネルによってベース
ユニットが情報を受信する逆方向のチャネル１′……8
0′のデュプレックス間隔は45MHzである。これらの逆方
向チャネルを第２図の右半部に示してある。
に、通信線路に接続される第１図のベースユニツト１及
びこのベースユニツトに割当てられる移動ユニット２は
所謂コードレス電話の一対のユニットを形成する。本発
明の実施例では、ベースユニット１及びこのユニットに
割当てられる移動ユニット２に80個のデュプレックス無
線チャネルを利用することができる。第２図の左半部は
ベースユニット１が送り方向にて使用し得る80個の無線
チャネル１……80を示したものである。これらの無線チ
ャネルに割当てられ、これらのチャネルによってベース
ユニットが情報を受信する逆方向のチャネル１′……8
0′のデュプレックス間隔は45MHzである。これらの逆方
向チャネルを第２図の右半部に示してある。
整合するユニットだけが電話回線を設定し得るように
するために、その回線設定を開始しようとするユニット
は、空きのデュプレックスチャネルによって識別コード
を伝送する。例えば、ベースユニットが回線の設定を望
む場合には、このベースユニツトが空きの無線チャネル
を占有して、そのベースユニツトの識別コードを或るプ
リセット期間の間伝送する。この識別コードは各対の無
線局用に特定的にプリセットされているため、以後この
コードをユニットの固有識別コードと称する。パートナ
ーユニット、本例の場合には、待機モードにある移動ユ
ニットにおける受信機は、ユニットの固有識別コードを
有するRF信号用に割当てられている全ての無線チャネル
を周期的に探索する。移動ユニットがその固有の識別コ
ードを認識する場合に、この移動ユニットは逆方向のデ
ュプレックスチャネルを占有し、今度はその固有の識別
コードによって応答する。このコードが開始ユニットで
あるベースユニツトにより戻り周波数で一旦認識される
と、ユニットの固有識別コードの伝送が停止され、即ち
無線リンクが設定される。
するために、その回線設定を開始しようとするユニット
は、空きのデュプレックスチャネルによって識別コード
を伝送する。例えば、ベースユニットが回線の設定を望
む場合には、このベースユニツトが空きの無線チャネル
を占有して、そのベースユニツトの識別コードを或るプ
リセット期間の間伝送する。この識別コードは各対の無
線局用に特定的にプリセットされているため、以後この
コードをユニットの固有識別コードと称する。パートナ
ーユニット、本例の場合には、待機モードにある移動ユ
ニットにおける受信機は、ユニットの固有識別コードを
有するRF信号用に割当てられている全ての無線チャネル
を周期的に探索する。移動ユニットがその固有の識別コ
ードを認識する場合に、この移動ユニットは逆方向のデ
ュプレックスチャネルを占有し、今度はその固有の識別
コードによって応答する。このコードが開始ユニットで
あるベースユニツトにより戻り周波数で一旦認識される
と、ユニットの固有識別コードの伝送が停止され、即ち
無線リンクが設定される。
ベースユニットと移動ユニットとから成る各対の無線
局に割当てられるグループの番号に基づいて、或る特定
数の無線チャネルを無線局の対に優先チャネルとして割
当てる。このためには、無線チャネルの総数を２の累乗
に応じたチャネルグループに細分するのが好適である。
本例ではチャネル総数を８つのチャネルグループに細分
して、各チャネルグループに10個のチャネルが割当てら
れるようにする。どのチャネルグループを優先チャネル
のブロックとして無線局の対に割当てるかは、その無線
局の対のグループ番号に依存する。本例では、このグル
ープ番号を、無線局の対を製造する際にEPROMに２進表
現で記憶させる。ユニットを製造する際には、全てのグ
ループ番号を等しい頻度で割当てる。無線局の対を出荷
する際に、これらの対を混ぜ合わせるため、グループ番
号が統計的に非常に均一に分配されるようになるため、
このような無線局対の隣合うユーザはかなりの確度で異
なる優先チャネルを得るようになる。
局に割当てられるグループの番号に基づいて、或る特定
数の無線チャネルを無線局の対に優先チャネルとして割
当てる。このためには、無線チャネルの総数を２の累乗
に応じたチャネルグループに細分するのが好適である。
本例ではチャネル総数を８つのチャネルグループに細分
して、各チャネルグループに10個のチャネルが割当てら
れるようにする。どのチャネルグループを優先チャネル
のブロックとして無線局の対に割当てるかは、その無線
局の対のグループ番号に依存する。本例では、このグル
ープ番号を、無線局の対を製造する際にEPROMに２進表
現で記憶させる。ユニットを製造する際には、全てのグ
ループ番号を等しい頻度で割当てる。無線局の対を出荷
する際に、これらの対を混ぜ合わせるため、グループ番
号が統計的に非常に均一に分配されるようになるため、
このような無線局対の隣合うユーザはかなりの確度で異
なる優先チャネルを得るようになる。
チャネルグループに併合させるチャネルは直接隣接さ
せて、これらのチャネルが無線チャネルブロックFKB−
1,FKB−2,……を構成するようするのが好適である。こ
のことは特に、或る無線チャネルから直ぐ隣の無線チャ
ネルヘの変更に要するロッキング時間が、或るチャネル
から他の遠く離れたチャネルヘの変更に要するロッキン
グ時間よりも短くて済むから有利である。
せて、これらのチャネルが無線チャネルブロックFKB−
1,FKB−2,……を構成するようするのが好適である。こ
のことは特に、或る無線チャネルから直ぐ隣の無線チャ
ネルヘの変更に要するロッキング時間が、或るチャネル
から他の遠く離れたチャネルヘの変更に要するロッキン
グ時間よりも短くて済むから有利である。
呼が通信線路を経て一旦ベースユニットに到来する
と、このベースユニツトは優先チャネルの中で空きチャ
ネルを探索して、その固有の識別コードをこのチャネル
を経て或る限られた期間、所謂初期期間tEの間送出す
る。大抵の場合、空きチャネルは優先チャネルの中で見
つかることになる。しかし、トラヒック負荷が極めて大
きい場合、即ち、例えばオフィスや、取引所におけるよ
うに無線局の対が多数隣接している場合には、全ての優
先チャネルが使用中となることがある。このような、ま
れなケースではベースユニットが全無線チャネルの内か
ら空きのチャネルを探索して、この空きのチャネルを経
て固有の識別コードを送出するようにする。
と、このベースユニツトは優先チャネルの中で空きチャ
ネルを探索して、その固有の識別コードをこのチャネル
を経て或る限られた期間、所謂初期期間tEの間送出す
る。大抵の場合、空きチャネルは優先チャネルの中で見
つかることになる。しかし、トラヒック負荷が極めて大
きい場合、即ち、例えばオフィスや、取引所におけるよ
うに無線局の対が多数隣接している場合には、全ての優
先チャネルが使用中となることがある。このような、ま
れなケースではベースユニットが全無線チャネルの内か
ら空きのチャネルを探索して、この空きのチャネルを経
て固有の識別コードを送出するようにする。
ベースユニット１から取りはずした移動ユニット２
は、ベースユニット１に到来する呼が移動ユニットにも
到達するか否かを絶えずチェックすべきである。このた
めに移動ユニット２は、ベースユニットがリンク設定要
求を送出し得る関連する無線チャネルを全てテストする
必要がある。
は、ベースユニット１に到来する呼が移動ユニットにも
到達するか否かを絶えずチェックすべきである。このた
めに移動ユニット２は、ベースユニットがリンク設定要
求を送出し得る関連する無線チャネルを全てテストする
必要がある。
第１テストフェーズP1では、移動ユニット２が先ずグ
ループ番号によって予め定められた優先チャネルのブロ
ックをテスト、即ち探索する。本例ではこのブロックを
チャネルブロックFKB−２とする。移動ユニットがこの
優先チャネルブロックを探索したいずれのチャネル11…
…20でもその移動ユニット固有の識別コードを認識しな
い場合には、この移動ユニットは、或る規定された待機
期間tWの間「待機」モードに切り換わる（電力節約）。
このモードでは移動ユニットの受信段が不作動となるた
め、移動ユニットの電力消費量がかなり低減する。第１
テストフェーズに続く待機期間tWの後には第２テストフ
ェーズP2が続く。
ループ番号によって予め定められた優先チャネルのブロ
ックをテスト、即ち探索する。本例ではこのブロックを
チャネルブロックFKB−２とする。移動ユニットがこの
優先チャネルブロックを探索したいずれのチャネル11…
…20でもその移動ユニット固有の識別コードを認識しな
い場合には、この移動ユニットは、或る規定された待機
期間tWの間「待機」モードに切り換わる（電力節約）。
このモードでは移動ユニットの受信段が不作動となるた
め、移動ユニットの電力消費量がかなり低減する。第１
テストフェーズに続く待機期間tWの後には第２テストフ
ェーズP2が続く。
第２テストフェーズでは、移動ユニット２が無線チャ
ネルをテストする際に利用し得る全部で80個の無線チャ
ネルを探索する。無線チャネルを探索し終わると、移動
ユニットは再び待機期間tW・の間待機モードに変わる。
ネルをテストする際に利用し得る全部で80個の無線チャ
ネルを探索する。無線チャネルを探索し終わると、移動
ユニットは再び待機期間tW・の間待機モードに変わる。
優先チャネルFKB−２及び全部で80個の無線チャネル
１……80を交互に探索することによって、優先チャネル
によっては送られないリンク設定用の要求が移動ユニッ
トに確実に到達し得るようにする。このために、テスト
サイクルを行う時間は初期期間tEよりも短くなるように
選定する。テストサイクルはテストフェーズ（それぞれ
P1,P2）と、待機期問（それぞれtW，tW・）とから成
る。本例では初期期間tEを３秒とし、全テストサイクル
時間tPを2.5秒とする場合の第１テストフェーズを約0.2
秒とし、第２テストフェーズを約0.9秒とする。
１……80を交互に探索することによって、優先チャネル
によっては送られないリンク設定用の要求が移動ユニッ
トに確実に到達し得るようにする。このために、テスト
サイクルを行う時間は初期期間tEよりも短くなるように
選定する。テストサイクルはテストフェーズ（それぞれ
P1,P2）と、待機期問（それぞれtW，tW・）とから成
る。本例では初期期間tEを３秒とし、全テストサイクル
時間tPを2.5秒とする場合の第１テストフェーズを約0.2
秒とし、第２テストフェーズを約0.9秒とする。
第3c図は、それぞれの中間の待機期間がtW及びtW・で
ある連続する各テストフェーズP1,P2の時間線図を示
す。第3a図は初期信号の送り時間を示す。この初期信号
はここではテストフェーズP1が開始するすぐ前に開始す
る。これは有利な瞬時である。大抵の場合に、空きチャ
ネルは優先チャネルのブロックにて見つけることができ
るから、この場合にはベースユニット固有の識別コード
は第１テストフェーズにて早めにサンプルされる。しか
し、優先チャネルブロック以外の単一無線チャネルだけ
を伝送チャネルとして選択する場合にも、図3aに示すよ
うに、この無線チャネルは初期期間tEのほぼ中間の第２
テストフェーズP2の期間中にサンプルされる。従って、
平均認識時間はテスト時間tPの1/4、従って本例では0.7
5秒となる。これは完全に許容できる値である。
ある連続する各テストフェーズP1,P2の時間線図を示
す。第3a図は初期信号の送り時間を示す。この初期信号
はここではテストフェーズP1が開始するすぐ前に開始す
る。これは有利な瞬時である。大抵の場合に、空きチャ
ネルは優先チャネルのブロックにて見つけることができ
るから、この場合にはベースユニット固有の識別コード
は第１テストフェーズにて早めにサンプルされる。しか
し、優先チャネルブロック以外の単一無線チャネルだけ
を伝送チャネルとして選択する場合にも、図3aに示すよ
うに、この無線チャネルは初期期間tEのほぼ中間の第２
テストフェーズP2の期間中にサンプルされる。従って、
平均認識時間はテスト時間tPの1/4、従って本例では0.7
5秒となる。これは完全に許容できる値である。
優先チャネルに対する探索を第１フェーズP1の期間中
に限定することにより、移動ユニットは待機モードの期
間中電力をセーブすることができる。これに対し優先チ
ャネルなしで作動する装置は、完全な（第２）テストフ
ェーズP2に２度通さなければならず、また、80個の無線
チャネルの内の１つのチャネルにおけるユニット固有の
識別コードを確実に認識するのに要する平均認識時間が
かなり長くなる。本発明のように、各待機期間tW及びtW
・の期間中の電力消費を無視できる程度に小さくできる
電力節約量は となる。
に限定することにより、移動ユニットは待機モードの期
間中電力をセーブすることができる。これに対し優先チ
ャネルなしで作動する装置は、完全な（第２）テストフ
ェーズP2に２度通さなければならず、また、80個の無線
チャネルの内の１つのチャネルにおけるユニット固有の
識別コードを確実に認識するのに要する平均認識時間が
かなり長くなる。本発明のように、各待機期間tW及びtW
・の期間中の電力消費を無視できる程度に小さくできる
電力節約量は となる。
本実施例では、約39％の電力消費の縮減が果され、こ
の結果ベースユニット１から外してある移動ユニット２
の作動時間がそれ相当に長くなる。
の結果ベースユニット１から外してある移動ユニット２
の作動時間がそれ相当に長くなる。
第3b図は第１テストフェーズと第２テストフェーズと
の間にて始まる初期期間を示す。図面から明らかなよう
に、第２テストフェーズP2は初期期間が開始する瞬時に
無関係に常に初期期間内に位置し、従ってユニット固有
の識別コードは、たとえそのコードが優先チャネルのブ
ロック内になくても受信することができる。
の間にて始まる初期期間を示す。図面から明らかなよう
に、第２テストフェーズP2は初期期間が開始する瞬時に
無関係に常に初期期間内に位置し、従ってユニット固有
の識別コードは、たとえそのコードが優先チャネルのブ
ロック内になくても受信することができる。
第１図はコードレス電話の一対のユニットを示す斜視
図； 第２図は無線チャネルを表す線図； 第3a,3b及び3c図はテストサイクルの時間線図である。 １…ベースユニット ２…移動ユニット FKB−１〜FKB−８…無線チャネルブロック tE…開始期間 P1,P2…テスト期間 tW，tW・…待機期間
図； 第２図は無線チャネルを表す線図； 第3a,3b及び3c図はテストサイクルの時間線図である。 １…ベースユニット ２…移動ユニット FKB−１〜FKB−８…無線チャネルブロック tE…開始期間 P1,P2…テスト期間 tW，tW・…待機期間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−283725（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−43829（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (6)
- 【請求項１】（ａ）第１通信装置にて、初期期間の間、
ｎ個（ｎは整数）の無線チャネルのうちの１つのチャネ
ルによって識別コードを送出するステップと； （ｂ）第２通信装置にて、前記初期期間よりも短いテス
トサイクルを繰り返し適用して前記識別コードを探索
し、且つ該識別コードが見つかる場合に、前記テストサ
イクルを停止するステップであって、前記テストサイク
ルが： ｉ）ｍ個（ｍは整数で、ｍ＜ｎ）の優先チャネルから成
る或るグループを探索する第１探索ステップと； ii）第１待機時間の間待機する第１待機ステップと； iii）ｎ個の無線チャネルを全て探索する第２探索ステ
ップと； iv）第２待機時間の間待機する第２待機ステップと； を含む前記第２通信装置における識別コード探索兼テス
トサイクル停止ステップと； （ｃ）前記識別コードを見つけた際に、前記第２通信装
置をセットアップして、前記識別コードを見つけたチャ
ネルを用いて該第２通信装置を作動させるステップと； を具えている通信リンク設定方法。 - 【請求項２】前記第２通信装置をコードレス電話の移動
ユニットとし、且つ、前記テストサイクルにおける前記
第１待機時間を前記第２待機時間よりも長くして、前記
移動ユニットを再充電なしでベースユニットから離して
作動させることができる時間を増やすことを特徴とする
請求項１に記載の方法。 - 【請求項３】一対の通信装置間に通信リンクを設定する
方法であって： （ａ）前記通信装置の一方の第１ユニットから、ｎ個
（ｎは整数）の無線チャネルのうちの１つのチャネルに
よって識別コードを送出するステップと； （ｂ）他方の第２ユニットにて、前記識別コードを或る
テストサイクルに従って探索する識別コード探索ステッ
プであって、前記テストサイクルが第１テストフェーズ
及び第２テストフェーズを実行し、前記第１テストフェ
ーズがｍ個（ｍは整数で、ｍ＜ｎ）の無線チャネルを探
索し、且つ前記第２テストフェーズが、 ｉ）前記第２ユニットを第１時間間隔の間待機モードに
し； ii）前記識別コードが前記第１テストフェーズにて見つ
からない場合に、ｎ個の全ての無線チャネルを探索し；
且つ iii）前記識別コードが前記第２テストフェーズでも見
つからない場合に、前記第２ユニットを第２時間間隔の
間待機モードにし、総テストサイクルが前記識別コード
の伝送時間よりも短くなるように前記第１と第２時間間
隔を選定する、識別コード探索ステップと； を具えている通信リンク設定方法。 - 【請求項４】前記ｍ個のチャネルが前記ｎ個のチャネル
内で連続ブロックを成すようにすることを特徴とする請
求項３に記載の方法。 - 【請求項５】前記ｎ個のチャネルをｍ個（ｍはｎよりも
小さい整数）のチャネルから成る複数のブロックに分
け、これらの各ブロックが或るグループ番号に割当てら
れ、且つ、製造中に、或るグループ番号が前記第１ユニ
ット及び第２ユニットに割当てられ、前記第１テストフ
ェーズが、前記第１及び第２ユニットのグループ番号に
従って選定されるｍ個の無線チャネルを探索することを
特徴とする請求項３に記載の方法。 - 【請求項６】前記テストサイクルが前記第１及び第２テ
ストフェーズを交互に実行することを特徴とする請求項
３に記載の方法。
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