JP2000358271A - 移動通信システムとその移動局の位置登録方法及び呼出し制御方法 - Google Patents

移動通信システムとその移動局の位置登録方法及び呼出し制御方法

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JP2000358271A
JP2000358271A JP16700599A JP16700599A JP2000358271A JP 2000358271 A JP2000358271 A JP 2000358271A JP 16700599 A JP16700599 A JP 16700599A JP 16700599 A JP16700599 A JP 16700599A JP 2000358271 A JP2000358271 A JP 2000358271A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】位置登録回数を少なくする。 【解決手段】この移動通信システムは、一局のホームメ
モリ局100と、ホームメモリ局100に接続する一局
の移動通信制御局200と、移動通信制御局200及び
無線で移動局400に接続する基地局300とを有し、
ホームメモリ局100は加入者情報メモリ101を有
し、移動通信制御局200は位置登録受付手段201、
呼び出し手段202、待ち受け番号割り当てメモリ20
3、位置コード割り当てメモリ204を有し、基地局3
00は移動局400と無線信号によって位置コード、位
置登録要求、位置登録受付、呼び出し、応答の信号を送
受信し、移動局400は位置登録手段401と待ち受け
番号メモリ402と位置コードメモリ404とを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動通信システムと
のその移動局の位置登録方法及び呼出し制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の技術について図面を参照
して説明する。
【0003】図7は従来の移動通信システムの一例を示
すブロック図,図8は図7に示した従来の移動通信シス
テムにおける移動局を呼出す場合の移動局側と基地局側
とのそれぞれの動作を示すフローチャートである。
【0004】図7,図8において、この従来例の移動通
信システムは、特開平4−123533号公報の開示内
容を示し、移動局140に対する位置登録群分け数を基
地局130側から設定できる構成である。移動局140
側は固有の群分け用番号を記憶しており、基地局130
側からの報知情報を受信し(ステップ201)、その中
の群分け数と移動局140の群分け用番号から群番号を
算出する(ステップ203)。移動局140は群番号を
算出した後、報知情報の複数の位置コードの中の自群コ
ードとそのコードか予め記憶しているコードと比較して
(ステップ205)一致していないときは位置登録要求
信号を基地局130に送信して通常の位置登録制御を行
い(ステップ207)、更新したコードを記憶する(ス
テップ209)。
【0005】従って、基地局130側で一斉呼び出しを
行う場合には、ホームメモリ局110から位置コードを
検索し(ステップ211)、位置コードの中の群分け用
番号から移動局140と同様の処理演算を行って群番号
を算出し(ステップ213)、群番号と位置コードから
その移動局140が在圏するエリア内の基地局130を
特定できるので(ステップ215)、それらの基地局1
30から一斉呼び出し信号を送出して行うことにより
(ステップ217)、位置登録エリア境界の特定のゾー
ンに位置登録トラヒックが集中することを回避する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の移動通信シ
ステムにおいては、一斉呼び出しを行う場合には位置コ
ードのみならず、群番号を使用して特定エリアの一斉呼
び出しを行っているので、群番号の算出をせねばならぬ
複雑さがあり、また、個別の移動局を呼び出す場合に
は、加入者番号を使用しているので、呼び出し信号のデ
ータ量が多く、一斉呼び出しエリアに収容可能な移動局
数を大きくできないという問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信システ
ムは、複数の基地局はそれぞれが管理するサービスエリ
アの無線ゾーンを持ち、また予め設定された複数の隣接
する前記無線ゾーンで一斉呼出エリアを構成し、総ての
一斉呼出エリアで全エリアを構成し、前記全エリアに対
して一局のホームメモリ局と、このホームメモリ局に接
続する移動局通信制御局と、この移動通信制御局に接続
する前記複数の基地局と、この複数の基地局と無線回線
で接続できる複数の移動局とを備え、前記ホームメモリ
局は前記複数の移動局のそれぞれの最新の位置情報を記
憶する加入者位置情報メモリを有し、前記移動通信制御
局は前記複数の移動局から前記複数の基地局を介して前
記複数の移動局のそれぞれの位置登録を受付る位置登録
受付手段と、前記複数の移動局を前記複数の基地局を介
して呼び出す呼び出し手段と、前記複数のそれぞれの待
ち受け状態を示す待ち受け番号をそれぞれの識別番号又
は加入者番号より少ない桁数で設定して前記一斉呼出し
エリア単位で管理して記憶している待ち受け番号割り当
てメモリと、前記複数の基地局の一斉呼出しエリアが、
どのように構成しているかを記憶する位置コード割り当
てメモリとを有し、前記複数の移動局のそれぞれは、現
在地の位置登録を行う位置登録手段と、前記位置登録の
ときに、前記基地局から送信されてくる待ち受け番号を
受信して記憶する待ち受け番号メモリと、前記基地局か
ら送信されてくる位置コードを受信して記憶する位置コ
ードメモリとを有し、前記ホームメモリ局の前記加入者
位置情報メモリは前記複数の移動局を識別する固有の識
別番号又は加入者番号に対して現在の前記一斉呼出しエ
リアを示す位置コードと、その位置コード内での待ち受
け番号とを対応付けて記憶し、前記移動通信制御局の前
記待ち受け番号割り当てメモリは、前記複数の一斉呼出
しエリアを示すそれぞれの位置コードに対応付けられて
複数の待ち受け番号の使用状態を記憶し、前記移動通信
制御局の前記位置コード割り当てメモリは、前記複数の
一斉呼出しエリアがどの前記複数の基地局で構成してい
るかを前記複数の位置コードに対応付けて記憶してい
る。
【0008】本発明の移動通信システムの移動局の位置
登録方法は、複数の基地局はそれぞれが管理するサービ
スエリアの無線ゾーンを持ち、また予め設定された複数
の隣接する前記無線ゾーンで一斉呼出しエリアを構成
し、総ての一斉呼出しエリアで全エリアを構成し、前記
全エリアに対して一局のホームメモリ局と、このホーム
メモリ局に接続する移動通信制御局と、この移動通信制
御局に接続する前記複数の基地局と、この移動通信制御
局に接続する前記複数の基地局と、この複数の基地局と
無線回線で接続できる複数の移動局とを備える移動通信
システムであって、移行時に前記移動局は前記基地局の
送出する一斉呼出しエリアを指定する位置コードを受信
し、前記移動局が有する位置コードメモリの記憶する位
置コードの内容と受信した位置コードとを比較し、等し
ければ処理を終了し待ち受けに入るが等しくない場合に
は位置登録要求を送出し、前記基地局から待ち受け番号
を含む位置登録受付信号を受信し、受信した位置コード
を位置コードメモリに待ち受け番号を待ち受け番号メモ
リに格納して待ち受け状態になり、前記移動通信制御局
は前記位置登録要求を前記基地局経由で受信すると、前
記位置登録要求を受信した前記基地局の位置コードを位
置コード割り当てメモリから検索し、前記待ち受け番号
割り当てメモリから未使用の待ち受け番号を選択し、前
記ホームメモリ局の前記基地局に対する位置コードおよ
び待ち受け番号を更新し、前記選択した待ち受け番号を
含む位置登録受付を送出する指令を前記基地局に送信す
る。
【0009】本発明の移動通信システムの移動局の呼出
し制御方法は、複数の基地局はそれぞれが管理するサー
ビスエリアの無線ゾーンを持ち、また予め設定された複
数の隣接する前記無線ゾーンで一斉呼出しエリアを構成
し、総ての一斉呼出しエリアで全エリアを構成し、前記
全エリアに対して一局のホームメモリ局と、このホーム
メモリ局に接続する移動通信制御局と、この移動通信制
御局に接続する前記複数の基地局と、この複数の基地局
と無線回線で接続できる複数の移動局とを備える移動通
信システムであって、移行時に前記移動局は前記基地局
の送出する一斉呼出しエリアを指定する位置コードを受
信し、前記移動局が有する位置コードメモリの内容と受
信した位置コードとを比較し、等しければ処理を終了し
待ち受けに入るが等しくない場合には位置登録要求を送
出し、前記基地局から待ち受け番号を含む位置登録受付
信号を受信し、受信した位置コードを位置コードメモリ
に待ち受け番号を待ち受け番号メモリに格納して、待ち
受け状態になり、前記移動通信制御局は前記位置登録要
求を前記基地局経由で受信すると、前記位置登録要求を
受信した前記基地局の位置コードを位置コード割り当て
メモリから検索し、前記待ち受け番号割り当てメモリか
ら未使用の待ち受け番号を選択し、前記ホームメモリ局
の前記基地局に対する位置コードおよび待ち受け番号を
更新し、前記選択した待ち受け番号を含む位置登録受付
を送出する指令を前記基地局に送出し、発呼を受付けた
基地局からの要求によって前記移動通信制御局は前記ホ
ームメモリ局から呼び出しを行う加入者の移動識別番号
から位置コード、待ち受け番号を読み出し、読み出した
位置コードを持つ基地局を前記位置コード割り当てメモ
リから選択し、前記選択した基地局すべてに対して前記
読出した待ち受け番号を指定して呼び出し信号を送出す
る指令を出し、前記呼び出し信号の送出を指令された基
地局から前記移動局は呼び出し信号を受信し、呼び出し
信号中の待ち受け番号と自局の待ち受け番号メモリに記
憶しているものと比較し、一致しなければ呼び出し信号
受信状態に戻り、一致した場合応答を行う。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は本発明の一実施の形態の移動通信シ
ステムにおける全エリア,一斉呼び出しエリア無線ゾー
ン及び基地局との相互関係を示す図、図2は本発明の一
実施の形態の移動通信システムの一構成を示すブロック
図である。
【0012】図1において、本実施の形態の移動通信に
おいては、基地局310,320,330,340およ
び350はそれぞれが通信制御が可能な範囲を指定する
無線ゾーン600,610,620,630および64
0を有している。
【0013】例えば基地局330の通信制御が可能な範
囲は無線ゾーン620である。また、各基地局が同一位
置コードで呼び出す一斉呼出エリアは、図1の場合、一
斉呼出エリア500では無線ゾーン620と640とで
構成し、一斉呼出エリア510では無線ゾーン600と
610とで構成している。
【0014】更に、この移動通信システムの全エリアは
一斉呼出エリア500と510とで構成して、全エリア
に1局のホームメモリ局100とこのホームメモリ10
0に接続する移動通信制御局200とを有して構成して
いる。そして、移動通信制御局200は全エリア内の基
地局300,310,320,330,340,350
に接続されている。
【0015】図2において、本実施の形態の移動通信シ
ステムの一構成は、全エリアに対して一局のホームメモ
リ局100と、ホームメモリ局100に接続する全エリ
アに一局の移動通信制御局200と、移動通信制御局2
00及び無線で移動局400に接続する基地局300と
を有し、移動通信制御局200は基地局310〜350
とも接続している。
【0016】ホームメモリ局100は加入者情報メモリ
101を有し、加入者情報メモリ101は移動局毎の加
入者番号(識別番号)、位置コード、待ち受け番号が記
憶されている。
【0017】移動通信制御局200は位置登録受付手段
201、呼び出し手段202、待ち受け番号割り当てメ
モリ203、位置コード割り当てメモリ204を有し、
待ち受け番号割り当てメモリ203は位置コード毎に待
ち受け番号が割り当てられているか否かが記憶され、位
置コード割り当てメモリ204には位置コード毎の基地
局が記憶され、基地局300は移動局400と無線信号
によって位置コード、位置登録要求、位置登録受付、呼
び出し、応答の信号を送受信し、移動局400は位置登
録手段401と待ち受け番号メモリ402と位置コード
メモリ404とを有している。
【0018】図3は本実施の形態におけるホームメモリ
局の加入者位置情報メモリの記憶構成の一例を示す図、
図4は本実施の形態における移動通信制御局の待ち受け
番号割り当てメモリの記憶構成の一例を示す図、図5は
本実施の形態における移動通信制御局の位置コード割当
てメモリの記憶構成の一例を示す図である。
【0019】図3において、ホームメモリ局100の加
入者位置情報メモリ101には本実施の形態の移動通信
システムの全エリア内に点在している総ての移動局のそ
れぞれに対する最新の位置コード及び待ち受け番号が記
憶されている。
【0020】例えば移動局(機)識別番号(加入者番号
と対応付けられている)1は位置コード1の一斉呼出し
エリア内にいて、待ち受け番号が1であることが記憶さ
れている。
【0021】図4において、移動通信制御局200の待
ち受け番号割り当てメモリ203には、一斉呼出エリア
を示す位置コード単位に割当てられた待ち受け局の使用
状態が記憶されている。
【0022】例えば、位置コード1では待ち受け番号1
は使用中であり、待ち受け番号2は未使用であることが
記憶されている。
【0023】図5において、移動通信局200の位置コ
ード割り当てメモリ204には、各位置コードはどの基
地局を含んでいるかを記憶している。
【0024】例えば、位置コード1には基地局300,
310,320を含んでいることが記憶されている。
【0025】図6は本実施の形態における動作を示すフ
ローチャートで、(a)はゾーン移動時の移動局の動作
を示すフローチャート、(b)は位置登録時の移動通信
制御局の動作を示すフローチャート、(c)は呼び出し
時の移動制御局の動作を示すフローチャート、(d)は
待ち受け時の移動局の動作を示すフローチャートであ
る。
【0026】次に、本実施の形態の移動通信システムの
動作について図1〜図6を参照して説明する。
【0027】先ず、無線ゾーン600内にいた移動局4
00が基地局310の無線ゾーン610へ移動した場合
について図6の(a)を基に説明する。
【0028】図1及び図6の(a)において、無線ゾー
ン600から無線ゾーン610へ移行時に移動局400
は基地局310の送出する位置コードを受信し(S
1)、位置コードメモリ403の内容と受信した新しい
位置コードとを比較し(S2)、等しければ処理を終了
し待ち受けに入るが等しくない場合には位置登録手段4
01によって位置登録要求を送出し(S3)、基地局3
10から待ち受け番号を含む位置登録受付信号を受信し
(S5)、新しい位置コードを位置コードメモリ3に、
待ち受け番号を待ち受け番号メモリ402に格納し(S
6)、待ち受け状態にはいる。
【0029】次に、移動局400が位置登録要求をした
場合の移動通信制御局200の動作について、図6の
(b)を基に説明する。
【0030】図1,図2及び図6の(b)において、移
動局400が無線ゾーン610へ移動したとき、移動通
信制御局200は位置登録要求を基地局310経由で受
信すると(S6)、位置登録を受信した基地局310の
位置コードを位置コード割り当てメモリ204から検索
し(S7)、待ち受け番号割り当てメモリ203から未
使用の待ち受け番号を選択し(S8)、ホームメモリ局
200に対し移動局400の位置コードおよび待ち受け
番号を更新し(S9)、S8で選択した待ち受け番号を
含む位置登録受付を送出する指令を基地局310に送出
する(S10)。
【0031】次に、無線ゾーン650内に居る移動局4
10が移動局400を呼び出す場合の動作について図6
(c)を基に説明する。
【0032】図1,図2及び図6の(c)において、移
動局410が移動局400を呼び出したとき、移動通信
制御局200は基地局350を経由で、移動局400の
位置要求を受信し、ホームメモリ局100から呼び出し
を行う加入者(移動局400)の移動局識別番号から位
置コード、待ち受け番号を読み出し(S11)、読み出
した位置コードを持つ基地局を位置コード割り当てメモ
リ204から選択し(S12)、S12の基地局すべて
に対してS11の待ち受け番号を指定して呼び出し信号
を送出する指令を出す(S13)。
【0033】次に、待ち受け状態の移動局400が呼び
出された場合の動作について図6の(d)を基に説明す
る。
【0034】移動局400が基地局310からの呼び出
し信号を受信し(S14)、呼び出し信号中の待ち受け
番号と待ち受け番号メモリ402に記憶している待ち受
け番号とを比較し(S15)、一致しなければ呼び出し
受信の状態に戻り、一致した場合には応答を行う(S1
6)。
【0035】本実施の形態においては、待ち受け番号
は、各移動局加入者番号(識別番号)よりも桁数(10
進数)が少ない桁数に設定し、例えば6桁以下に設定し
ている。
【0036】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、移動局400の呼び出し時に移動局400固有の
識別番号(加入者番号)を用いないので、従来では、移
動局400固有の識別番号は公衆移動通信では一時に1
0桁程度以上と桁数が多い場合があり、呼び出し信号の
データ量が多く、一斉呼び出しエリアに収容可能な移動
局数が大きくできず、そのため、一斉呼び出しエリアが
小さくなり、位置登録の回数が増大し、制御チャネルの
有効利用が出来なかったが、待ち受け番号の桁数を、例
えば10進数で、6桁にすると、呼び出し信号のデータ
量を小さくできることにより、制御チャネルの使用期間
率を低減して利用効率を高めることができる。
【0037】また、呼び出し信号のデータ量を少なくす
ることにより、一斉呼出エリアに収容可能な移動局数を
従来より増大することができるので、実質的に一斉呼出
エリアを拡大したのと同等にすることができ、その結
果、移動局の移動による位置登録の回数を少なくするこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数の基
地局はそれぞれが管理するサービスエリアの無線ゾーン
を持ち、また予め設定された複数の隣接する前記無線ゾ
ーンで一斉呼出エリアを構成し、総ての一斉呼出エリア
で全エリアを構成し、全エリアに対して一局のホームメ
モリ局と、このホームメモリ局に接続する移動通信制御
局と、この移動通信制御局に接続する複数の基地局と、
この複数の基地局と無線回線で接続できる複数の移動局
とを備え、前記ホームメモリ局は複数の移動局のそれぞ
れの最新の位置情報を記憶する加入者位置情報メモリを
有し、移動通信制御局は複数の移動局から複数の基地局
を介して複数の移動局のそれぞれの位置登録を受付る位
置登録受付手段と、複数の移動局を複数の基地局を介し
て呼び出す呼び出し手段と、複数の移動局のそれぞれの
待ち受け状態を示す待ち受け番号をそれぞれの識別番号
又は加入者番号より少ない桁数で設定して前記一斉呼出
しエリア単位で管理して記憶している待ち受け番号割り
当てメモリと、複数の基地局の一斉呼出しエリアがどの
ように構成しているかを記憶する位置コード割り当てメ
モリとを有すること、以下に示す効果を有することがで
きる。
【0039】移動局の呼び出し時に使用する待ち受け番
号を移動局の識別番号又は加入者番号の桁数よりも少な
く設定することにより、呼び出し信号のデータ量を少な
くできるので、制御チャネルの使用期間を低減して利用
効率を高めることができる効果がある。
【0040】また、呼び出し信号のデータ量を少なくす
ることにより、一斉呼出エリアに収容可能な移動局数を
従来より増大することができるので、実質的に一斉呼出
エリアを拡大したのと同等にすることができるので、そ
の結果移動局の移動による位置登録回数を従来より少な
くすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の移動通信システムにお
ける全エリア,一斉呼び出しエリア,無線ゾーン及び基
地局との相互関係を示す図である。
【図2】本発明の一実施の形態の移動通信システムの一
構成を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態におけるホームメモリ局の加入者
位置情報メモリの記憶構成の一例を示す図である。
【図4】本実施の形態における移動通信制御局の待ち受
け番号割り当てメモリの記憶構成の一例を示す図であ
る。
【図5】本実施の形態における移動通信制御局の位置コ
ード割り当てメモリの記憶構成の一例を示す図である。
【図6】本実施の形態における動作を示すフローチャー
トで、(a)はゾーン移動時の移動局の動作を示すフロ
ーチャート、(b)は位置登録時の移動通信制御局の動
作を示すフローチャート、(c)は呼び出し時の移動通
信制御局の動作を示すフローチャート、(d)は待ち受
け時の移動局の動作を示すフローチャートである。
【図7】従来の移動通信システムの一例を示すブロック
図である。
【図8】図7に示した従来の移動通信システムにおける
移動局を呼出す場合の移動局側と基地局側とのそれぞれ
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ホームメモリ局 101 加入者位置情報メモリ 200 移動通信制御局 201 位置登録受付手段 202 呼び出し手段 203 待ち受け番号割り当てメモリ 204 位置コード割り当てメモリ 300,310,320,330,340,350
基地局 400,410 移動局 401 位置登録手段 402 待ち受け番号メモリ 403 位置コードメモリ 500,510 一斉呼出エリア 600,610,620,630,640,650
無線ゾーン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局はそれぞれが管理するサー
    ビスエリアの無線ゾーンを持ち、また予め設定された複
    数の隣接する前記無線ゾーンで一斉呼出エリアを構成
    し、総ての一斉呼出エリアで全エリアを構成し、前記全
    エリアに対して一局のホームメモリ局と、このホームメ
    モリ局に接続する移動局通信制御局と、この移動通信制
    御局に接続する前記複数の基地局と、この複数の基地局
    と無線回線で接続できる複数の移動局とを備え、 前記ホームメモリ局は前記複数の移動局のそれぞれの最
    新の位置情報を記憶する加入者位置情報メモリを有し、
    前記移動通信制御局は前記複数の移動局から前記複数の
    基地局を介して前記複数の移動局のそれぞれの位置登録
    を受付る位置登録受付手段と、前記複数の移動局を前記
    複数の基地局を介して呼び出す呼び出し手段と、前記複
    数のそれぞれの待ち受け状態を示す待ち受け番号をそれ
    ぞれの識別番号又は加入者番号より少ない桁数で設定し
    て前記一斉呼出しエリア単位で管理して記憶している待
    ち受け番号割り当てメモリと、前記複数の基地局の一斉
    呼出しエリアが、どのように構成しているかを記憶する
    位置コード割り当てメモリとを有することを特徴とする
    移動通信システム。
  2. 【請求項2】 前記複数の移動局のそれぞれは、現在地
    の位置登録を行う位置登録手段と、前記位置登録のとき
    に、前記基地局から送信されてくる待ち受け番号を受信
    して記憶する待ち受け番号メモリと、前記基地局から送
    信されてくる位置コードを受信して記憶する位置コード
    メモリとを有することを特徴とする請求項1記載の移動
    通信システム。
  3. 【請求項3】 前記ホームメモリ局の前記加入者位置情
    報メモリは前記複数の移動局を識別する固有の識別番号
    又は加入者番号に対して現在の前記一斉呼出しエリアを
    示す位置コードと、その位置コード内での待ち受け番号
    とを対応付けて記憶していることを特徴とする請求項1
    記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記移動通信制御局の前記待ち受け番号
    割り当てメモリは、前記複数の一斉呼出しエリアを示す
    それぞれの位置コードに対応付けられて複数の待ち受け
    番号の使用状態を記憶していることを特徴とする請求項
    1記載の移動通信システム。
  5. 【請求項5】 前記移動通信制御局の前記位置コード割
    り当てメモリは、前記複数の一斉呼出しエリアがどの前
    記複数の基地局で構成しているかを前記複数の位置コー
    ドに対応付けて記憶していることを特徴とする請求項1
    記載の移動通信システム。
  6. 【請求項6】 複数の基地局はそれぞれが管理するサー
    ビスエリアの無線ゾーンを持ち、また予め設定された複
    数の隣接する前記無線ゾーンで一斉呼出しエリアを構成
    し、総ての一斉呼出しエリアで全エリアを構成し、前記
    全エリアに対して一局のホームメモリ局と、このホーム
    メモリ局に接続する移動通信制御局と、この移動通信制
    御局に接続する前記複数の基地局と、この複数の基地局
    と無線回線で接続できる複数の移動局とを備える移動通
    信システムであって、 移行時に前記移動局は前記基地局の送出する一斉呼出し
    エリアを指定する位置コードを受信し、前記移動局が有
    する位置コードメモリの記憶する位置コードの内容と受
    信した位置コードとを比較し、等しければ処理を終了し
    待ち受けに入るが等しくない場合には位置登録要求を送
    出し、前記基地局から待ち受け番号を含む位置登録受付
    信号を受信し、受信した位置コードを位置コードメモリ
    に待ち受け番号を待ち受け番号メモリに格納して待ち受
    け状態になり、 前記移動通信制御局は前記位置登録要求を前記基地局経
    由で受信すると、前記位置登録要求を受信した前記基地
    局の位置コードを位置コード割り当てメモリから検索
    し、前記待ち受け番号割り当てメモリから未使用の待ち
    受け番号を選択し、前記ホームメモリ局の前記基地局に
    対する位置コードおよび待ち受け番号を更新し、前記選
    択した待ち受け番号を含む位置登録受付を送出する指令
    を前記基地局に送出することを特徴とする移動通信シス
    テムの移動局の位置登録方法。
  7. 【請求項7】 複数の基地局はそれぞれが管理するサー
    ビスエリアの無線ゾーンを持ち、また予め設定された複
    数の隣接する前記無線ゾーンで一斉呼出エリアを構成
    し、総ての一斉呼出エリアで全エリアを構成し、前記全
    エリアに対して一局のホームメモリ局と、このホームメ
    モリ局に接続する移動通信制御局と、この移動通信制御
    局に接続する前記複数の基地局と、この複数の基地局と
    無線回線で接続できる複数の移動局とを備える移動通信
    システムであって、 移行時に前記移動局は前記基地局の送出する一斉呼出し
    エリアを指定する位置コードを受信し、前記移動局が有
    する位置コードメモリの内容と受信した位置コードとを
    比較し、等しければ処理を終了し待ち受けに入るが等し
    くない場合には位置登録要求を送出し、前記基地局から
    待ち受け番号を含む位置登録受付信号を受信し、受信し
    た位置コードを位置コードメモリに待ち受け番号を待ち
    受け番号メモリに格納して、待ち受け状態になり、 前記移動通信制御局は前記位置登録要求を前記基地局経
    由で受信すると、前記位置登録要求を受信した前記基地
    局の位置コードを位置コード割り当てメモリから検索
    し、前記待ち受け番号割り当てメモリから未使用の待ち
    受け番号を選択し、前記ホームメモリ局の前記基地局に
    対する位置コードおよび待ち受け番号を更新し、前記選
    択した待ち受け番号を含む位置登録受付を送出する指令
    を前記基地局に送出し、 発呼を受付けた基地局からの要求によって前記移動通信
    制御局は前記ホームメモリ局から呼び出しを行う加入者
    の移動識別番号から位置コード、待ち受け番号を読み出
    し、読み出した位置コードを持つ基地局を前記位置コー
    ド割り当てメモリから選択し、前記選択した基地局すべ
    てに対して前記読出した待ち受け番号を指定して呼び出
    し信号を送出する指令を出し、前記呼び出し信号の送出
    を指令された基地局から前記移動局は呼び出し信号を受
    信し、呼び出し信号中の待ち受け番号と自局の待ち受け
    番号メモリに記憶しているものと比較し、一致しなけれ
    ば呼び出し信号受信状態に戻り、一致した場合応答を行
    うことを特徴とする移動通信システムの移動局の呼出し
    制御方法。
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