JP3048145U - 携帯通信機器の表示部用保護板 - Google Patents

携帯通信機器の表示部用保護板

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JP3048145U JP1997008355U JP835597U JP3048145U JP 3048145 U JP3048145 U JP 3048145U JP 1997008355 U JP1997008355 U JP 1997008355U JP 835597 U JP835597 U JP 835597U JP 3048145 U JP3048145 U JP 3048145U
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JP1997008355U
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洋三 石岡
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の携帯通信機器の表示部に取付けられる
透光性の保護板においては、透光性の材料を用いて形成
されているため、単調な透明板にすぎず、意匠制に乏し
く、商品価値が低いという問題点があった。 【解決手段】 本考案により、携帯通信機器である携帯
電話機2の表示部3に取付けられる保護板1に着色層8
が形成されたことで、表示部3を保護するとともに、意
匠性に富んだ商品価値の高い保護板を提供でき、課題を
解決するものとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯通信機器(携帯電話機、メッセージ表示型の携帯用小型無線呼 び出し器(通称ポケット・ベル))の表示部に取付けられる透光性の保護板に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯通信機器20には図7、図8に示すが如く、前面側に液晶表示器 等からなる表示部21が設けられており、必要に応じた各種情報を表示するよう にされている。
【0003】 又、符号22で示すものは、電源のオン・オフ、電話番号等を入力する各種操 作ボタン、符号23で示すものは通話用マイク、符号24で示すものは受話用ス ピーカーである。
【0004】 この種の携帯通信機器20においては、持ち歩く際にそのままの状態か携帯ケ ース又は鞄等に入れられることが多い。この際の露出又は出し入れにより、携帯 通信機器20の表示部21は外部より加えられる衝撃などによる損傷又は、すり 傷等が付きやすく、各種情報の表示が見にくくなるという問題があったため、透 明樹脂等による保護板25を表示部21に後付けすることにより表示部21を保 護し、すり傷等が付いた場合でも保護板25のみを取り替えることにより、各種 情報の表示が見にくくなるという問題を解決し、表示部21を交換するという比 較的高価となる手間を省くものとしていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記保護板25は表示部21の各種情報の表示を邪魔することがな いように、透光性の材料を用いて形成されているため、単調な透明板にすぎず、 意匠性に乏しく、商品価値の低いものとなっていた。 本考案は上記のような従 来技術の問題点を解決するためのものであって、その目的とするところは、表示 部を保護するとともに、意匠性に富んだ、商品価値の高い保護板を提供すること にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を実現するためになされた本考案による保護板は、表面又は裏面の全 周又は一部に所定幅の着色層が形成されてなるものである。又、保護板が透光性 材料により積層構造とされており、少なくとも1つの前記層と層の間の外周縁全 周又は一部に所定幅の着色層が形成されている。さらに、これらの着色層は蛍光 インク又は畜光剤を含んだインクで行なうことを、その特徴とするものである。
【0007】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施例を図1〜図4に沿って説明する。図1、図2は本考案の 保護板1が取付けられた携帯通信機器である携帯電話機2であり、前面側に液晶 表示器等からなる表示部3が設けられており、必要に応じた各種情報を表示する ようにされている。 又、符号4で示すものは、電源のオン・オフ、電話番号等 を入力する各種操作ボタン、符号5で示すものは通話用マイク、符号6で示すも のは受話用スピーカーである。
【0008】 そして携帯電話機2の表示部3に保護板1が取付けられていることまでは、従 来例で説明したものと同様である。
【0009】 本考案においては、前記した保護板1の構成に特徴を有するものであり、図3 〜図4に基づいてさらに詳細に説明する。
【0010】 図3に符号1で示すものは本考案の保護板であり、透光性樹脂からなる保護層 7の裏面外周縁全周に透光性の蛍光インクを所定幅で塗着し着色層8を形成する とともに、前記着色層8を含む前記保護層の裏面に透光性の接着剤(例えばアク リル系粘着剤)により接着剤層9を設けている。本実施例では、保護板1の実質 的な材料となる保護層7を透光性樹脂により形成しているが、これに限らず透光 性を有していればガラス等を用いることも可能である。さらに前記接着剤層9が 露出する面には剥離シール10を添着して、前記接着剤層9を保護しておき、表 示部3に接着する際に前記剥離シール10を剥がして押し付けることにより取付 けることができる。
【0011】 この保護板1の表示部3への取付けは以上のように接着剤層9により行われ確 実に固定されるものであるが、保護板1にすり傷等が付いた場合に交換が可能な ように剥がすことができるものとなっている。
【0012】 以上のように構成された保護板1においては、外周縁に透光性の蛍光インクに よる着色層8が形成されているため、携帯電話機2の表示部3に取付けた際、表 示部の外周を囲うものとなり装飾性に優れるものとなる。
【0013】 なお、上記実施例においては、着色層8に透光性の蛍光インクを使用している が、これに限らず蛍光でない通常の着色インクを用いても良く、さらに透光性の ものでも、不透光性のものでも良い。そして、装飾性を高めるために着色層8の 材料に畜光剤を混ぜたインクを用いるなども自由である。
【0014】 又、着色層8を設ける幅は表示部の各種情報の表示を邪魔しないよう、所定の 幅で設けられ、通常のものであれば1mm以下であれば問題ないものとなる。
【0015】 さらに、上記実施例においては、着色層8を保護層7の裏面側に設けているが 、これとは逆に保護層7の表面側の外周縁に設けても良い。要は保護板の外周縁 の全周又は一部に着色層が設けられていれば良く、上記の実施例に限定されるも のではない。
【0016】 次に、図5〜図6に示すものは本考案の他の実施例であり、本実施例において は、保護板1が透光性樹脂よりなる基材11と、同じく透光性樹脂よりなる保護 層7の2層構成となるものである。この基材11と保護層7は同一の材料で構成 しても良く、又、各々異なる材料(例えば基材11にはポリエステルフィルムを 用い、保護層7にはビトロ材と呼ばれる樹脂を用いる)を用いても良い。又、透 光性であれば樹脂に限定されることなくガラス等でも良い。
【0017】 そして、上記した保護板1の基材11と保護層7の間には、外周縁全周又は一 部に所定幅の着色層8が形成されている。本実施案においては、この着色層8も 2層構造に形成されており、基材11の上であるとともに外周縁全周又は一部に 、まず不透光性材料からなる白色インクを所定幅に塗布し下地層8aを形成し、 続いて前記下地層8aの上に透光性材料である蛍光インクよりなる発色層8bが 形成されている。
【0018】 さらに本実施例の保護板1の基材11裏面には、前の実施例と同様に接着剤層 9が設けられるとともに、この接着剤層9が露出する面を剥離シール10により 保護している。なお、本実施例の保護板1の表示部3への取付けは、前の実施例 と同様であるので説明は省略する。
【0019】 本実施例は以上のように、着色層8が透光性材料により積層構造とされた保護 板1の層と層の間に形成されているため、容易に剥がれたりせず、耐久性に優れ るものとなる。
【0020】 本実施例においては、着色層を2層構造とした例を示したが、これに限らず、 蛍光インクのみからなる1層の着色層でも何ら問題ない。又、着色層8を形成す る形成する材料についても、不透光性材料でも、透光性材料でも使用可能である 。
【0021】 さらに、本実施案においても、着色層8の材料に畜光剤を混ぜたインクを用い ることにより、暗闇での使用において、残光するものとなり、表示品位の優れる ものとなる。
【0022】 なお、本実施例においても前の実施例と同様着色層8の幅は1mm以下が適し ており、保護板1の材料となる基材11、保護層7は透光性を有していればガラ ス等を用いることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、保護板1の表面又は裏面の外周縁全周又は一部 に所定幅で着色層8を形成したため、表示部に装飾性を与え、意匠性に富んだ商 品価値の高いものとなる。 又、保護板1を積層構造とし層と層の間の外周縁全 周又は一部に所定幅で着色層8が形成されているため、着色層が容易に剥がれて しまうことがなく、耐久性に優れるものとなる。
【0024】 そして、着色層8の材料として、蛍光インク又は畜光剤を含んだインクを用い ることによりさらに装飾性に富むものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る保護板を取付けた携帯電話機を
示す正面図である。
【図2】 同じく本考案に係る保護板を取付けた携帯電
話機を示す側面図である。
【図3】 本考案に係る保護板の一実施例を示す断面図
である。
【図4】 同じく本考案に係る保護板の一実施例を示す
上面図である。
【図5】 本考案に係る保護板の他の実施例を示す断面
図である。
【図6】 同じく本考案に係る保護板の他の実施例を示
す上面図である。
【図7】 従来の保護板を取付けた携帯電話機を示す正
面図である。
【図8】 同じく従来の保護板を取付けた携帯電話機を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 保護板 2 携帯電話機 3 表示部 7 保護層 8 着色層 8a 下地層 8b 発色層 9 接着剤層 10 剥離シール 11 基材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯通信機器の表示部に取付けられる透
    光性の保護板において、前記保護板の表面又は裏面の外
    周縁全周又は一部に所定幅の着色層が形成されているこ
    とを特徴とする携帯通信機器の表示部用保護板。
  2. 【請求項2】 携帯通信機器の表示部に取付けられる透
    光性の保護板において、前記保護板は透光性材料により
    積層構造とされており、少なくとも1つの前記層と層の
    間の外周縁全周又は一部に所定幅の着色層が形成されて
    いることを特徴とする携帯通信機器の表示部用保護板。
  3. 【請求項3】 前記保護板の着色層は、蛍光インク又
    は、畜光剤を含んだインクで行われていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の携帯通信機器の表示部用保護
    板。
JP1997008355U 1997-09-04 1997-09-04 携帯通信機器の表示部用保護板 Expired - Lifetime JP3048145U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055565A1 (ja) * 2008-11-13 2010-05-20 パイオニア株式会社 光学フィルタおよび表示装置
WO2010055564A1 (ja) * 2008-11-13 2010-05-20 パナソニック株式会社 光学フィルタおよび表示装置
JP2011118409A (ja) * 2011-01-19 2011-06-16 Hitachi Ltd 表示装置及びこれを備える機器

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